マデイラ(マチカネエンジイロの09) 第42戦


キャロ愛馬第13号は第1.5次募集で購入。

父クロフネと母父サンデーサイレンスの組み合わせは2歳GTを制したフサイチリシャールなど成功例が多く期待。

母は3勝馬だが、藤沢和雄厩舎に預託されるなど馬主の期待の大きかった馬。その母の繁殖黄金期である8歳の時の仔とくれば期待は高まるばかり。・・・と書いていたら、弟のゴットフリートは新馬戦と500万特別を快勝し、重賞でも2着と完全にオープン馬。やはり母は高性能。

しかし、マデイラはデビュー戦は快勝もそこから気難しい面を見せるようになり大敗続き。道中は掛かったり、内にササッてまともに追えなかったり、走るのをやめてしまったりとこれは大変重症。

しばらくいいところがなかったが、2013年4月にミルコ・デムーロ騎手が騎乗すると最後まで気を抜かせずに走らせてくださり、そこから復活!!得意の夏の北海道では気難しい馬を動かす力に長けている大野拓弥騎手を鞍上に芝の2000mに出走してみたら3着と新馬戦以来の馬券圏内確保!!そして特別戦2着、平場2着ともうこれは本物。

北海道で計6戦走るも結局9、3、2、2、8、7着と優勝には届かず。しかし、獲得賞金はそれまでの772万円から1642万円と飛躍的にアップ。

そして、本州に戻って来て叩き2走目で超一流のクリストフ・ルメール騎手が空いているレースにルメール騎手で出走。抜群の騎乗で1度使われて息も持ち、優勝!!実に新馬戦以来18戦ぶりの美酒。

そこからなんとなんと3戦で1000万クラスを卒業し、連勝で準オープンも突破しついに夢のオープン入り!!4勝すべてが京都競馬場と京都巧者。

しかしオープンでは完全に力負け。小倉記念の8着が最高で軽ハンデも見せ場なし状態が1年以上続いた。その間収得賞金の加算はなく、ついに七夕賞では出走確定賞金順位も同率の16番手で、レースに出ること自体も難しくなってきた。

いつ引退宣言が出されてもおかしくない中、なんとか出走できた七夕賞で16番人気の最低評価ながら3着と激走!!収得賞金こそ加算できなかったが、アワヤ2着の内容で、走破時計も抜群に速く勝ち馬との差も僅か0秒3だった。競馬ブックのスピード指数も91.8とこれまでの80前後から飛躍的に上昇。数字だけなら重賞の勝ち負け水準。この1走で引退が延びたことは確実で本当に嬉しい。

それ以降は、浮沈はあるものの近走は別定戦で4着5着と掲示板を確保。主戦の大野拓弥騎手の素晴らしい騎乗もあってのものだが、ここへ来ての安定感は有り難い。


今年は私の希望通り北海道へ。滞在競馬2戦目の函館記念GVは有利な最内枠を引き、抜群のスタートから3番手の絶好位を確保しラチ沿いをロスなく回る。直線入り口では手応え抜群で一瞬勝つのかと夢を見られたほど。結局4着だったが、16頭立ての重賞での4着という立派な成績。

もちろん、枠に恵まれ、軽ハンデの恩恵を受け、前残りの展開も味方しと数々の要素が味方をしてのものだが、まともならパンチ不足のマデイラ。どんなにラッキーでも好走してくれることにより引退が遠ざかるし有り難い。もちろん、全く能力がなければこれだけ恵まれても上位はないだろう。

重い洋芝のしかも稍重馬場の芝2000mで2分を切る時計は優秀。

しかし、続く札幌日経オープンでは道中かかり、長距離戦で外々回りとロスしまくりでシンガリ負け。ううーーん、騎手不安が的中した形だが、それにしても格下馬にも先着を許し脆いときは脆すぎる。

前走後、左前脚が跛行気味ということで8月13日にノーザンファーム空港牧場に放牧に出されました。9月29日にノーザンファーム天栄、10月1日にノーザンファームしがらきへ移動しました。

11月4日に栗東トレセンに帰厩しました。

11月19日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 国際 ハンデに出馬投票するもフルゲート18頭のところに出走賞金順位19番手で非抽選除外。ううーーん、厳しいなぁ〜。

仕方なく11月26日 東京11R キャピタルステークス 3歳上オープン 芝1600m 国際 別定に出走!!

フルゲート18頭のところに特別登録数は18頭でここならマデイラも出走は確実。想定段階では15頭。結局15頭で確定。

鞍上はななんと蛯名正義騎手!!

ただしハンデ戦ではなく別定戦でしかも1600mとスピード不足のマデイラには厳しい条件。


12着/13番人気。

直線では前が詰まり、更にウチパク斜行で不利がありとロスしまくりで大敗。まともならもう少しは上位に来ていたはずで、マイルでもある程度走れれば選択肢も増えていただけにこんな形での大敗は残念。

レース回顧と時計の分析、レース後の蛯名正義騎手と荒川義之調教師のコメントを掲載。

(2016年12月2日完結)

2016年10月5日立ち上げ

●前走後、左前脚が跛行気味ということで8月13日にノーザンファーム空港牧場に放牧に出されました。その後9月29日にノーザンファーム天栄、10月1日にノーザンファームしがらきへ移動しました

 オープンに上がってから完全に力負けを露呈していた我らが愛馬マデイラ。しかし、そもそも500万クラスで長いこと勝ち上がれず、準オープンを勝ったこと自体が奇跡なくらいの存在でした。その準オープンを勝った時の賞金が有効で走れる時に重賞を走りまくっていましたが、最高で小倉記念のハンデに恵まれて8着でした。

 オープンでは見せ場なし状態が1年以上続き、当然その間収得賞金の加算はなく、ついに昨年の七夕賞では出走確定賞金順位も同率の16番手で、レースに出ること自体も難しくなってきました。

 そんな、いつ引退宣言が出されてもおかしくない中、なんとか出走できた七夕賞で16番人気の最低評価ながら3着と激走!!収得賞金こそ加算できませんでしたが、アワヤ2着の内容で、走破時計も抜群に速く勝ち馬との差も僅か0秒3と素晴らしい内容でした。競馬ブックのスピード指数も91.8とこれまでの80前後から飛躍的に上昇。数字だけなら重賞の勝ち負け水準です。この1走で引退が延びました。

 それ以降は、浮沈はあるものの近走は別定戦で4着5着と掲示板を確保。主戦の大野拓弥騎手の素晴らしい騎乗もあってのものですが、ここへ来ての安定感は有り難いし嬉しいですね。


 今年は私の希望通り北海道で滞在競馬に挑んでくれました。北海道での滞在競馬2戦目の函館記念GVは有利な最内枠を引き、抜群のスタートから3番手の絶好位を確保し、ラチ沿いをロスなく回ってきます。直線入り口では手応え抜群で一瞬勝つのかと夢を見られたほどでした。結局4着でしたが、16頭立ての重賞で4着という成績は大変立派なものです。

 もちろん、枠に恵まれ、軽ハンデの恩恵を受け、前残りの展開も味方しと数々の要素が味方をしてくれての好走ですが、まともならどう考えてもオープンではパンチ不足のマデイラ。どんなにラッキーでも好走してくれることにより引退が遠ざかることは有り難いことです。とはいえ、全く能力がなければこれだけ恵まれてもこのクラスでの上位はないでしょう。

 重い洋芝のしかも稍重馬場の芝2000mで2分を切る時計は優秀です。これで獲得本賞金は620万円を加算し8462万円と8000万円を突破!!募集価格1800万円の安価な馬にとって文句なしの大活躍です。


 しかし、期待を持って臨んだ前走の札幌日経オープンでは道中かかり、長距離戦で外々回りとロスしまくりでシンガリ負けを喫します。鞍上がベテランの古川吉洋騎手から先約があるということで若手でまだまだ頼りない菱田裕二騎手に変更したことで、乗り難しいマデイラを上手く捌けるのかと事前に最も懸念していた不安が的中した形ですが、それにしてもマデイラも格下馬にも先着を許し、脆いときは脆すぎる姿を露呈します。


 前走後、左前脚が跛行気味ということで8月13日にノーザンファーム空港牧場に放牧に出されました。その後9月29日にノーザンファーム天栄へ移動、10月1日にノーザンファームしがらきへ移動しました。

これ以降は2016年11月8日に作成

●11月4日に栗東トレセンに帰厩しました

 11月4日に臨時更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告によりますと、前走後、左前脚が跛行気味ということで8月13日からノーザンファーム空港牧場に放牧に出されていたマデイラですが、ペースアップにも柔軟に対応してくれていて、背腰の状態も良好ということで11月4日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 もう1日帰厩が早ければ11月13日 福島11R 福島記念GVもあるのかな?と思っていましたが、4日の帰厩なら10日ルールで出走できませんし最初からそこが目標ではなかったということですね。特別登録を見てみるとフルゲート16頭のところに特別登録数が21頭いて、やはり賞金不足のマデイラは除外対象でしたね。

 ということは昨年同様11月19日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 国際 ハンデへの出走が濃厚ですね。

これ以降は2016年11月15日に作成

●気になる特別登録表(11月19日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン)

特別登録表 11月19日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ

第1回登録完了馬 全23頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ウインリバティ 松若風馬 51.0 10/30 カシOP 京都芝1800 10 11 13
エキストラエンド 57.0  9/04 新潟GV 新潟芝2000 18 10
オリオンザジャパン 浜中俊 53.0 10/23 ブラOP 東京ダ2100
クラリティシチー 松田大作 56.0 10/30 カシOP 京都芝1800 14
ダイシンサンダー ミルコ・デムーロ 55.0 10/30 カシOP 京都芝1800 16
デウスウルト 武豊 53.0 10/30 カシOP 京都芝1800 11 10 17
トウシンモンステラ 54.0  5/14 都大OP 京都芝1800 11
ドレッドノータス 藤岡康太 53.0  4/17 皐月GT 中山芝2000 15 13
トーセンビクトリー 53.0 10/10 ジェ16下 京都芝2000 17
ニシノビークイック 国分恭介 51.0 10/16 信越OP 新潟芝1400 13 15 12 11
ニューダイナスティ 53.0  8/06 札幌OP 札幌芝2600 11 12 10 10 11
プランペスカ 幸英明 53.0  8/28 小倉OP 小倉芝1800 10
フレイムコード 菱田裕二 51.0  7/03 巴賞OP 函館芝1800 10 10 12 14
プロモントーリオ 柴山雄一 55.0  4/10 大阪OP 阪神芝2400 11
マイネルディーン 和田竜二 54.0  9/04 新潟GV 新潟芝2000 13 15 13
マイネルフロスト アンドレアシュ・シュタルケ 57.0 10/16 アイOP 東京芝2000 12
マデイラ 古川吉洋 52.0  8/06 札幌OP 札幌芝2600 14 13 13
マドリードカフェ 川島信二 54.0  5/29 目黒GU 東京芝2500 12 11 15
ミヤジタイガ 54.0 10/30 カシOP 京都芝1800 12 10 11
メドウラーク 54.0  7/17 ジュOP 中京ダ1800 10
ヤマニンボワラクテ 藤懸貴志 55.0  7/10 七夕GV 福島芝2000 10 17
リヤンドファミユ 佐藤友則 53.0 10/16 アイOP 東京芝2000 14 13 12 18 14
レッドソロモン 福永祐一 55.0  8/21 札幌GU 札幌芝2000 12

フルゲート18頭のところに特別登録数は23頭で賞金の少ないマデイラは除外の確率が少なくないですね。気になるハンデはいつもの52キロでした。

これ以降は2016年11月16日に作成

●気になる出馬想定表(11月19日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン)

出馬想定表 11月19日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ フルゲート 18頭 想定数21頭 
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ウインリバティ 松若風馬 51.0 10/30 カシOP 京都芝1800 10 11 13
エキストラエンド アッゼニ 57.0  9/04 新潟GV 新潟芝2000 18 10
オリオンザジャパン 浜中俊 53.0 10/23 ブラOP 東京ダ2100
クラリティシチー 松田大作 56.0 10/30 カシOP 京都芝1800 14
ダイシンサンダー ミルコ・デムーロ 55.0 10/30 カシOP 京都芝1800 16
デウスウルト 武豊 53.0 10/30 カシOP 京都芝1800 11 10 17
トウシンモンステラ 54.0  5/14 都大OP 京都芝1800 11
ドレッドノータス 藤岡康太 53.0  4/17 皐月GT 中山芝2000 15 13
トーセンビクトリー 川田将雅 53.0 10/10 ジェ16下 京都芝2000 17
ニューダイナスティ 松山弘平 53.0  8/06 札幌OP 札幌芝2600 11 12 10 10 11
プランペスカ 幸英明 53.0  8/28 小倉OP 小倉芝1800 10
フレイムコード 菱田裕二 51.0  7/03 巴賞OP 函館芝1800 10 10 12 14
プロモントーリオ 柴山雄一 55.0  4/10 大阪OP 阪神芝2400 11
マイネルディーン 和田竜二 54.0  9/04 新潟GV 新潟芝2000 13 15 13
マイネルフロスト アンドレアシュ・シュタルケ 57.0 10/16 アイOP 東京芝2000 12
マデイラ 古川吉洋 52.0  8/06 札幌OP 札幌芝2600 14 13 13
マドリードカフェ 川島信二 54.0  5/29 目黒GU 東京芝2500 12 11 15
メドウラーク 池添謙一 54.0  7/17 ジュOP 中京ダ1800 10
ヤマニンボワラクテ 藤懸貴志 55.0  7/10 七夕GV 福島芝2000 10 17
リヤンドファミユ 佐藤友則 53.0 10/16 アイOP 東京芝2000 14 13 12 18 14
レッドソロモン 福永祐一 55.0  8/21 札幌GU 札幌芝2000 12

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在21頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”除外対象C”のジャッジです。やはり除外されそうですね。マデイラは2年間も収得賞金を加算していませんからねぇ。

これ以降は2016年11月18日に作成

●予定通り11月19日 京都11R アンドロメダステークスに出馬投票するも非抽選除外

 マデイラは予定通り11月19日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 国際 ハンデに出馬投票しましたが、フルゲート18頭のところに出走賞金順位19番手で非抽選除外になりました。さすがに2年以上も収得賞金を加算できていないですし厳しいですよね。

 以下は11月17日に更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告です。

「水曜日にCWコースで追い切っています。先週は終いに時計を要してしまったのですが、今思えば前半にちょっといいペースで行き過ぎたところもありましたから、昨日はややゆったりめに入ってラストをしっかりと伸ばしました。正直なところ動きは少し重たいかなという感じではあるものの、見た目に太目感もありませんし、このひと追いでさらに動けるようになってくるでしょうからね。しんどくなっても自分から走るのを止めたりせず最後まで諦めずに走ってくれていますし、馬にはやる気があって状態は悪くなかったのですが、残念ながら除外となってしまいました。この後は状態を見ながら番組を検討していくことになります」(西山助手)19日の京都競馬(アンドロメダS・芝2000m)は非抽選除外となりました。この後は状態を見ながら番組を検討していきます。

 ということで、やはり西山助手から見ても動きはイマイチだったようですね。私も今回はいつになく動きが悪いと思っていましたし、除外をプラスに考え、次は更に良い状態で出走に漕ぎ着けたいですね。しかし、いい番組がないんですよねぇ。金鯱賞も出られないでしょうし・・・。

これ以降は2016年11月22日に作成

●気になる特別登録表(11月26日 東京11R キャピタルステークス 3歳上オープン)

特別登録表 11月26日 東京11R キャピタルステークス 3歳上オープン 芝1600m 国際 別定

第1回登録完了馬 全18頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アロマカフェ 田辺裕信 56.0 10/16 信越OP 新潟芝1400 12 16 17 11
ウインガニオン 津村明秀 56.0 11/13 オーOP 東京芝1400 14
キャンディバローズ 53.0 10/16 信越OP 新潟芝1400 16 16 13
ケントオー 松岡正海 56.0  8/14 関屋GV 新潟芝1600
コスモゾーンパーク 56.0 10/30 カシOP 京都芝1800 12 13
タガノエスプレッソ 内田博幸 56.0  7/24 中京GV 中京芝1600 15
タガノグランパ 石川裕紀人 56.0  8/09 小倉GV 小倉芝2000 10 12
ダノンリバティ ライアン・ムーア 56.0  9/11 京成GV 中山芝1600 10 12
ダンツプリウス 丸山元気 57.0 10/30 カシOP 京都芝1800
テイエムイナズマ 古川吉洋 56.0 10/22 富士GV 東京芝1600 10 10
ブラックムーン 戸崎圭太 56.0 10/22 富士GV 東京芝1600
フルーキー 57.0 10/22 富士GV 東京芝1600
ブレイブスマッシュ 横山典弘 55.0  5/29 ダーGT 東京芝2400 18 17 12
マイネルラフレシア 柴田大知 55.0 10/23 甲斐16下 東京芝1800 14
マデイラ 56.0  8/06 札幌OP 札幌芝2600 14 13 13
マテンロウボス 56.0 10/02 ポーOP 阪神芝1600 13 13
メドウラーク 56.0  7/17 ジュOP 中京ダ1800 10
レッドライジェル 56.0 10/16 1000万 東京芝1800 12

フルゲート18頭のところに特別登録数は18頭でここでは出走は確実です。ただ、距離は短く忙しそうですし、別定戦でハンデも恩恵もありません。うーーん、残念。

これ以降は2016年11月23日に作成

●気になる出馬想定表(11月26日 東京11R キャピタルステークス 3歳上オープン)

出馬想定表 11月26日 東京11R キャピタルステークス 3歳上オープン 芝1600m 国際 別定 フルゲート 18頭 想定数15頭
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アロマカフェ 田辺裕信 56.0 10/16 信越OP 新潟芝1400 12 16 17 11
ウインガニオン 津村明秀 56.0 11/13 オーOP 東京芝1400 14
ケントオー 松岡正海 56.0  8/14 関屋GV 新潟芝1600
コスモゾーンパーク 56.0 10/30 カシOP 京都芝1800 12 13
タガノエスプレッソ 内田博幸 56.0  7/24 中京GV 中京芝1600 15
タガノグランパ 石川裕紀人 56.0  8/09 小倉GV 小倉芝2000 10 12
ダノンリバティ ライアン・ムーア 56.0  9/11 京成GV 中山芝1600 10 12
ダンツプリウス 丸山元気 57.0 10/30 カシOP 京都芝1800
テイエムイナズマ 古川吉洋 56.0 10/22 富士GV 東京芝1600 10 10
ブラックムーン 戸崎圭太 56.0 10/22 富士GV 東京芝1600
フルーキー 吉田隼人 57.0 10/22 富士GV 東京芝1600
ブレイブスマッシュ 横山典弘 55.0  5/29 ダーGT 東京芝2400 18 17 12
マイネルラフレシア 柴田大知 55.0 10/23 甲斐16下 東京芝1800 14
マデイラ 56.0  8/06 札幌OP 札幌芝2600 14 13 13
メドウラーク 松田大作 56.0  7/17 ジュOP 中京ダ1800 10

特別登録から3頭減って想定段階では15頭になりました。1頭でも少ない方が良いですね。

これ以降は2016年11月25日に作成

●追い切り情報(11月25日更新)

前走前 8月3日 札幌ダート 稍重馬場 馬なり余力

助手
5F 67.9
4F 53.0
3F 39.1
1F 12.1[8]



11月6日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
5F 72.9
4F 56.9
3F 42.8
1F 13.1[9]


11月9日 栗東CW 稍重馬場 一杯追いバテ

助手
6F 82.5
5F 68.5
4F 55.5
3F 42.6
1F 14.8[8]


11月13日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
5F 73.0
4F 58.0
3F 43.0
1F 14.6[7]


11月10日 栗東プール 4周


11月16日 栗東CW 重馬場 一杯に追う

助手
6F 83.7
5F 68.5
4F 53.9
3F 40.0
1F 12.8[8]


11月23日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯に追う

助手
5F 63.6
4F 49.0
3F 36.4
1F 11.5[9]
 11月6日、4日に帰厩後最初の追い切り時計を計時しました。状態面が気になるところですが今のところ順調のようです。あんまり時間を要したり結果が出ないと引退になりかねない年齢と状況ですし、去年の今頃オープンで4着に好走したように今年も上位に食い込んで欲しいですね。

 11月9日、コースで一杯に追い切られましたが終いで脚が上がってしまいました。ありゃりゃ、こんな感じの馬ではないんですけどね。少し心配ですね。
 競馬ブックでは”反応ひと息”、デイリー馬三郎では”動き一息D”といずれも低い評価です。そりゃそうですよね。
 以下は同日(11月9日)更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告です。
「先週の金曜日に無事帰厩しています。前走後は脚元に疲れが見られたのですが、放牧に出してケアを行ってもらったおかげで、今はもう歩様も問題ありませんし、状態はすっかり良くなって戻ってきてくれました。ただ、帰厩時から体には少し余裕があるので、先週末、そして今朝とCWコースでしっかりと負荷をかけて追い切っています。今日はラスト1ハロンに14秒ほどかかってしまうなど、動きはまだ良化途上かなという感じではありますが、これでまたピリッとしてきてくれるでしょう。調教師からは去年と同じくアンドロメダSを目標にしていると聞いていますが、馬は相変わらずうるさいくらいで元気いっぱいですし、手加減せずにビシビシ進めていきたいと思います」(西山助手)19日の京都競馬(アンドロメダS・芝2000m)に古川騎手で出走を予定しています。
 最も信頼できる西山助手もまだ良化途上という感想でここから良くなって来て欲しいですね。鞍上は北海道でマデイラを重賞4着に導いてくださったベテランの古川吉洋騎手ということで楽しみです。

 11月13日、馬なりで追い切られましたが、まだ終いの脚が上がっています。水曜日のひと追いでどうかですが、正直もう少し乗り込んで方が良い気がします。ただ、陣営の本戦が昨年4着に好走したディセンバーステークスだと言うのなら、ここは1度使って叩いて良化策は常道ですよね。元々叩き良化型の馬ですし1戦目はイマイチですから。

 11月16日、コースで一杯に追い切られ時計的には随分と見られるようになりましたが、競馬ブックでは”気性難見せる”、デイリー馬三郎では”動き平凡D”とからっきしだったようです。どうも今週のアンドロメダステークスは除外対象のようですし、状態もイマイチですから目標を変えた方が良いような気がしますね。ただ、あまり気性面で問題を起こすようですと引退宣言が出されてしまうかも知れませんし上手く行って欲しいですね。

 11月23日、ニューポリトラックで追い切られ、ななんと自己ベストを更新しました!!本来出走予定の先週は動きがイマイチだと私は言い切りましたが、結果的に除外されて1週伸びて状態は格段に良くなったと思います。2015年2月に出した自己ベスト5F63.7−11.7[8]と比べて馬場の外々を通っての自己ベスト更新に終いの伸びも優秀です。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。最高評価と言いたいところですが、先週までがイマイチで、ようやくこれ1本ですのでその分割り引きますが超一流の蛯名正義騎手が乗ってくださいますし、マイルでもやれるところを見せて欲しいですね。
 競馬ブックでは”マズマズ仕上がる”、デイリー馬三郎では”仕上がるC”と専門誌は先週に引き続き低評価です。・・・っていうか、マイルだし本番で走る訳ないじゃんと言った評価を含んでいるような気がしますがね。
 以下は11月24日に更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告です。
「先週は残念ながら除外となってしまったので、この後をどうしようかと考えていたのですが、去年4着と好走したディセンバーSまでなかなか合うような番組がありません。仮にそこまで待つとなると、もともと先週使うつもりで調整を続けていたことを考えても間隔が空きすぎてしまいますし、今週のキャピタルSへ登録させていただきました。出走に向けて今週は水曜日にポリトラックで追い切っています。乗っていた助手に話を聞いても『道中はいい行きっぷりで、直線もスムーズに加速していい動きでした』と言っていましたし、いつもどおり元気があっていい状態で仕上がったんじゃないかなと思います。1800mより短い距離に使うのはかなり久々ですが、東京コースは悪くないと思うので、あとはリズム良く走らせることができればいいですね」(荒川師)26日の東京競馬(キャピタルS・芝1600m)に蛯名騎手で出走いたします。
 ということでやはり本戦のディセンバーSまでに1度使って調子を上げておこうという出走のようです。私もこの出走は大賛成です。最下位でも構いません。そして何よりも蛯名正義騎手を確保というのが嬉しいですね。良い騎手が乗ってくれればマデイラは走りますよ。蛯名正義騎手なら道中しっかりと抑え込んでくれると思いますし、最後に追う力もあります。楽しみです。

●出馬確定表

出馬確定表 11月26日 東京11R キャピタルステークス 3歳上オープン 芝1600m 国際 別定 出走数15頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アロマカフェ 田辺裕信 56.0 10/16 信越OP 新潟芝1400 12 16 17 11
ウインガニオン 津村明秀 56.0 11/13 オーOP 東京芝1400 14
ケントオー 松岡正海 56.0  8/14 関屋GV 新潟芝1600
コスモゾーンパーク 丹内祐次 56.0 10/30 カシOP 京都芝1800 12 13
タガノエスプレッソ 内田博幸 56.0  7/24 中京GV 中京芝1600 15
タガノグランパ 石川裕紀人 56.0  8/09 小倉GV 小倉芝2000 10 12
ダノンリバティ ライアン・ムーア 56.0  9/11 京成GV 中山芝1600 10 12
ダンツプリウス 丸山元気 57.0 10/30 カシOP 京都芝1800
テイエムイナズマ 古川吉洋 56.0 10/22 富士GV 東京芝1600 10 10
ブラックムーン 戸崎圭太 56.0 10/22 富士GV 東京芝1600
フルーキー 吉田隼人 57.0 10/22 富士GV 東京芝1600
ブレイブスマッシュ 横山典弘 55.0  5/29 ダーGT 東京芝2400 18 17 12
マイネルラフレシア 柴田大知 55.0 10/23 甲斐16下 東京芝1800 14
マデイラ 蛯名正義 56.0  8/06 札幌OP 札幌芝2600 14 13 13
メドウラーク 松田大作 56.0  7/17 ジュOP 中京ダ1800 10

表中 騎手の太字は乗り替わり

●東京芝1600mコース解説

 フルゲートはA〜Cコース18頭、Dコースは16頭。春季開催(重賞競走を除く)時は16頭。スタート地点は向正面奥。バックストレッチは緩やかな下り坂になっており、あまりペースは緩まず、縦長の馬群で平均ペース以上になりやすい。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。
 最後の直線が長いので、3〜4コーナーでは馬群が凝縮せずに、追い出しにかかるのは直線に入ってからになる。逆に言えば、直線に入った直後はインコースで馬群が密集しやすい。ここを上手に捌けるかがポイント。
 マイル戦としては、日本一タフなコースで、逃げ切るのはかなり難しい。上のクラスになればなるほど差しが決まる。かといって、追い込み一辺倒でも厳しく、ある程度先行力と末脚の持続力が必要。
 マイル以上の距離適性が求められ、中距離もこなせるスタミナを持つ馬の方が心強い。
有利な枠順 5枠以降
有利な脚質 先行〜差し
ポイント マイル以上の距離適性、末脚の持続力
種牡馬ベスト ディープインパクト、ステイゴールド、デュランダル
連対騎手ベスト 北村宏司、福永祐一、蛯名正義、横山典弘、三浦皇成
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分37秒3 1分37秒7 1分38秒0 1分40秒1
2歳未勝利 1分36秒6 1分36秒9 1分37秒6 1分39秒6
2歳500万 1分36秒1 1分36秒9 1分39秒7
2歳オープン 1分36秒0
3歳新馬 1分37秒7 1分37秒9 1分40秒2
3歳未勝利 1分35秒8 1分36秒4 1分36秒8 1分37秒2
3歳500万 1分35秒1 1分35秒2 1分36秒8 1分37秒2
古馬500万 1分35秒1 1分35秒6 1分36秒1 1分37秒9
古馬1000万 1分34秒6 1分34秒8 1分36秒0 1分39秒1
古馬1600万 1分34秒1 1分34秒1 1分35秒6 1分37秒2
古馬オープン 1分33秒8 1分33秒6 1分37秒6 1分37秒6

●騎手は蛯名正義騎手 ほっさん評価「S」

 今回のマデイラの鞍上は実に5年以上前にマデイラに騎乗していただいた蛯名正義騎手です。その前回の騎乗は今回と同じ東京競馬場の東京スポーツ杯2歳S GVでした。8番人気8着でしたね。勝ち馬は翌年のダービー馬となるディープブリランテ。今では種牡馬として活躍していますね。

 蛯名正義騎手は大ベテランですが、その腕は落ちることなく近年でも101勝、116勝、95勝、123勝、86勝、107勝、87勝と文句なく関東のトップジョッキーです。彼が地元関東で騎乗してくれて期待が出来ないはずがありません。


 以前は13番人気の愛馬アイオロスシチーを優勝させていただいたこともありました。経験、腕っ節の強さ、判断力などいずれも超一流で、彼で負けたら仕方がないと思える騎手です。


 2016年11月25日現在、中央通算2450勝、勝率12.4パーセント、連対率23.3パーセント。GTは天皇賞秋(バブルガムフェロー)、ジャパンカップ(エルコンドルパサー)、有馬記念(マンハッタンカフェ、マツリダゴッホ)など26勝。またアパパネによる牝馬3冠がある。他に海外ではサンクルー大賞(エルコンドルパサー)。重賞は実に125勝。

 昨年(2015年)は中央87勝、勝率11.2パーセント、連対率20.0パーセント。2014年の107勝、勝率12.9パーセント、連対率22.6パーセントと比べて成績が下降している。今年(2016年)はここまで59勝、勝率8.8パーセント、連対率16.0パーセントと昨年よりも更に成績は落ちている。



 蛯名 正義(えびな まさよし)は1969年3月19日生まれの47歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している30年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。現在はフリー。愛称は「エビショー」。同会の騎手・調教師であった蛯名信広は遠縁にあたる。夫人は元タレントでテレビ東京の土曜競馬中継(現在のウイニング競馬)の司会者だった石森かずえ(本名・一枝)。

 小学校の時、菊花賞をグリーングラスが勝利したレースをテレビ中継で見て騎手を志し、中学校から乗馬を始める。

 1987年に美浦の矢野進厩舎所属でデビュー。同期に武豊・塩村克己(引退)・合谷喜壮(引退)らがいる。デビュー初年度30勝を挙げ民放競馬記者クラブの関東新人騎手賞を獲得。

 重賞初勝利は1992年のフェブラリーハンデキャップのラシアンゴールド。ラシアンゴールドとのコンビで当時は中央交流競走の1つだった帝王賞も制する。

 1995年は七夕賞、中山記念を制していたフジヤマケンザンとのコンビで香港国際カップ(現在の香港カップ)に勝利した。

 1996年にバブルガムフェローとのコンビで天皇賞(秋)を制し、初めてのGT制覇となる。この時の騎乗は、同馬の主戦騎手であった岡部幸雄がタイキブリザードとのコンビでブリーダーズカップクラシックに出走する事による代打騎乗であった。

 1998年にエルコンドルパサーとのコンビでジャパンカップを制覇。自身2つめのGTタイトルを獲得。このコンビで翌1999年、フランスのサンクルー大賞を世界の強豪相手に快勝し、凱旋門賞では逃げ切るかというシーンをつくってモンジューの2着に健闘した。またウメノファイバーとのコンビで優駿牝馬(オークス)、エアジハードとのコンビで安田記念、マイルチャンピオンシップを制した。

 2000年にはアメリカ合衆国の東海岸地方への遠征を敢行。一方でファストフレンドに騎乗するため帰国し、帝王賞や東京大賞典を制した。

 2001年にはトロットスターで高松宮記念、スプリンターズステークスを制覇。さらにマンハッタンカフェで菊花賞や有馬記念を制し、またキャリア最多の133勝を挙げて最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手の2冠を獲得した。この年の秋に年間1000勝に到達。

 2002年にはマンハッタンカフェとのコンビで天皇賞(春)を制した。

 中央GTタイトルは2002年のトウカイポイント(マイルチャンピオンシップ)以来勝ち星を挙げていなかったが、2006年12月10日の朝日杯フューチュリティステークスでドリームジャーニーの勝利で挙げた。12月22日には自身6度目となる中央競馬年間100勝を達成した。なおこれはこの年9人目の達成となり、年間100勝を達成した人数の史上最多記録となった。12月23日の有馬記念をマツリダゴッホ鞍上で勝利し、マンハッタンカフェ以来2回目の勝利を飾った。

 2007年2月、1500勝に到達。

 2009年12月13日の第61回阪神ジュベナイルフィリーズをアパパネで優勝し、JRAのGT競走通算14勝目を挙げた。

 2010年3月20日の中京第1競走・3歳未勝利にはバイブレイションズで1着となり、JRA史上7人目、現役では4人目となる通算1800勝を達成すると、4月11日の桜花賞をアパパネで優勝し、JRAのGT競走通算15勝目となった。なお、関東所属騎手による桜花賞の勝利は1985年の木藤隆行以来、25年ぶり。

 2010年5月23日の第71回優駿牝馬に桜花賞に続きアパパネに騎乗。直線、横山典弘騎手騎乗のサンテミリオンとの叩きあいの末、横一線でゴール板を通過。およそ10分ほど写真判定を行った後に蛯名、横山のGT初となる同着優勝を飾る珍事を起こす。ゴール板を通過した際に、当時サンテミリオンに歩があったと思っていた蛯名は、同着確定後のインタビューで横山と笑顔で抱き合い、「負けなくてよかったです。」と語った。

 2010年10月3日、凱旋門賞をナカヤマフェスタで2度目の2着。10月17日の第15回秋華賞をアパパネで勝利を収め、初の秋華賞勝利。加えてこの年の牝馬三冠を成し遂げる。なおアパパネは史上3頭目となる牝馬三冠馬となる。その活躍が認められ、東京競馬記者クラブ賞の特別賞を受賞した。この賞の特別賞には過去に野平祐二、サンデーサイレンス、岡部幸雄、横山典弘が受賞しているのだが、野平祐二と岡部幸雄は引退した年、サンデーサイレンスは亡くなった年にそれぞれ選出されているため、現役での特別賞への選出は史上2人目である。

 2012年1月21日、中山3RでJRA通算2000勝を達成(通算騎乗15913戦)。


 パチスロ好きで大の読売ジャイアンツファン。



 「エージェントに力があって有力馬が集まっており、全体の流れが良い。馬と呼吸を合わせるのがうまく、折り合いを欠くシーンはあまり見られない。「強引にマクッて止まる」という悪いイメージがついて回るが、最近はテンから終いまで丁寧に乗っている感じだ。栗東の厩舎で騎乗した時も注意が必要だ。人柄的には気づかいができて気さく。同期の武豊とは親友という間柄で、後藤浩輝とも仲が良い。コメントは自身の考えを端的に話すことが多く、わかりやすくて信頼できる。」(2012年上半期・佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (17戦1勝)

 2006年 6月25日 アドリアシチー  3歳未勝利          福島ダ1700m 3着/4番人気
 2007年 6月30日 マイセンシチー  3歳未勝利          福島芝2000m 10着/9番人気
 2007年12月22日 アイオロスシチー 2歳新馬           中山ダ1200m 12着/5番人気
 2008年 1月19日 アイオロスシチー 3歳未勝利          中山ダ1200m 1着/13番人気
 2008年 2月23日 アイオロスシチー 3歳500万下         東京ダ1400m 2着/3番人気
 2008年 3月30日 アイオロスシチー 3歳500万下         中山ダ1200m 9着/3番人気
 2008年 6月14日 アイオロスシチー 3歳500万下         東京ダ1400m 7着/8番人気
 2009年 1月 5日 アイオロスシチー 500万下           中山ダ1200m 16/8番人気
 2009年 2月 7日 アルアインシチー 3歳未勝利          東京ダ1400m  9着/3番人気
 2009年 9月 5日 レイアシチー    3歳未勝利          新潟芝1000m  9着/1番人気
 2011年11月19日 マデイラ      東スポ杯2歳S GV     東京芝1800m 8着/8番人気
 2012年 1月21日 エスペランサシチー 3歳未勝利          中山ダ1200m 5着/7番人気
 2012年10月 8日 エスペランサシチー 500万下           東京ダ1300m 7着/6番人気
 2013年 4月 7日 フロアクラフト    デイジー賞 3歳500万下 中山芝1800m 2着2番人気

 2013年 4月13日 スピカシチー    500万下            中山ダ1800m 7着/4番人気
 2013年 7月14日 スピカシチー    南相馬特別 500万下    福島芝2000m 7着/8番人気
 2015年10月18日 フロアクラフト   白秋ステークス 1600万下 東京芝1400m  3着/6番人気


2014年4月13日 阪神11R 桜花賞でフォーエバーモアに騎乗する蛯名正義騎手(3番人気/8着)

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「左回りのマイルでは崩れていないダノンリバティ。鞍上にムーアを迎えて関屋記念の決め手を見直す。太目を叩いたフルーキーの巻き返しも十分で、これを相手の筆頭に。割って入れば外差しの馬場でケントオー。3歳ダンツプリウスは57キロが鍵に。切れ味鋭いブラックムーン、先行しタガノエスプレッソ、自在性高いマイネルラフレシアも侮れないところ。」


短評は「追い比べ」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
タガノエスプレッソ
ダンツプリウス △△
マデイラ
フルーキー
ケントオー △△
マイネルラフレシア
テイエムイナズマ
ブレイズスマッシュ
ブラックムーン △△
ダノンリバティ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ダノンリバティ 3.7
フルーキー 4.6
ケントオー 5.1
ブラックムーン 5.8
ダンツプリウス 7.7
マイネルラフレシア 10.7
ブレイズスマッシュ 16.1
タガノエスプレッソ 22.4
テイエムイナズマ 23.1
ウインガニオン 25.2
マデイラ 36.8
アロマカフェ 41.2
タガノグランパ 41.9
メドウラーク 46.1
コスモソーンパーク 47.3



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
マデイラ 92 77 88 75
ダノンリバティ 93 87 93 93
フルーキー 94 91 89 90
ケントオー 90 90 88 88
ブラックムーン 93 93 88 90
ダンツプリウス 91 89 91 88


デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎フルーキーの前走は16`増で本来の鋭い脚を使えずじまい。また直線で前の馬が終始外にきて、動きづらい場面もあった。参考外だ。昨冬のチャレンジCを勝ち、今春は新潟大賞典とエプソムCでA着。57`で出走できるオープン特別なら勝機だ。前走の○ダノンリバティは外枠から前に出して行ってためが利かなかった。反撃といく。〈加藤〉」

◎ フルーキー
○ ダノンリバティ
▲ テイエムイナズマ
× ブラックムーン
☆ ダンツプリウス
△ ケントオー


マデイラは本紙無印(>_<)


マデイラは全13記者中 △(6番手以下評価) 1記者、無印 12記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

マデイラ(14着)

 「ゲートはそれなりに出てくれましたし、好位でリズム良く運びたかったのですが、序盤から掛かり気味に走ってしまいました。行きたがったこととまわりの馬の動きもあって外を回ることになり、結果的には上手く息を入れられなかったことで終いは余裕がありませんでした。もっとスムーズな競馬ができていればと思うと悔しいです。申し訳ありません」(菱田裕二騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「先週の競馬は、道中で外を回って折り合いを欠いたことで最後まで伸び切れずに終わってしまいました。距離延長で前進を図ることができればと思っていたのですが、このような結果になってしまい申し訳ありません。現地のスタッフによるとレースを終えて上がってきた時などは特に問題なかったのですが、翌日動かそうとすると出がけの歩様が硬く、特に左前脚が少しハ行気味とのことでした。レース後は函館競馬場へと移動しており、いったんNF空港へと放牧に出した上でしっかりと検査を行ってもらう予定です」(荒川義之調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

マデイラ

 「距離は問題ない。除外で乗り込めたのはいいが、使った方がいいタイプで。」(佐藤助手・デイリー馬三郎)

 「力んで走ってしまうところがあるし、いろいろと注文がつく。1度使えば、ガス抜きもできるだろうが、いきなりとなると・・・。」(佐藤助手・競馬ブック)

これ以降は2016年12月2日に作成

●パドック

 マデイラの馬体重は前走同様の492キロ。いつものように煩いマデイラでした。他の馬はさすがにオープンの古馬で落ち着いており、無駄な体力は使っていないのにマデイラだけが2歳新馬のような暴れっぷり。我々馬主はいつものことなのでなんとも思いませんが、基本パドックでは”消し”ですよね。

 しかし、馬体はきっちりと出来上がっていました。毛づやも良く走れそうな感じでした。

●レース 

 マデイラはスタートはやや出遅れ気味。マイルの速い流れについていけるかと心配しましたが、鞍上の蛯名正義騎手が押っつけると加速し6番手の良い位置を確保します。

 このパターンですとそのまま行きたがって掛かってしまうおそれのあるマデイラですが、そこは超一流の蛯名正義騎手。巧く抑え込んで折り合い良く道中を進めます。好枠ということもあり道中はラチ沿いを距離ロスなく回り好走したレースの再現を見せてくれるのかと期待は高まります。

 道中は速いペースで流れ前は潰れそうでしたから、マデイラの位置は絶好に見えます。ところが直線に向くと前に1頭、左右にそれぞれ1頭馬がいて、完全に”出るとこない状態”(T_T)。

 ようやく進路ができて、さあこれから脚を伸ばしてというところで左前を走っていたウチパク騎乗のタガノエスプレッソがマデイラのいる外側に斜行。マデイラは一気に走る気を失い、鞍上もここで勝負ありということで追わずに流して投了。12着と大敗しました。

●時計の評価

 今回のマデイラの走破時計は1分35秒3馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分34秒2、勝ち馬の走破時計が1分33秒5でした。

 勝ち馬の時計は優秀ですが、不利があったとはいえマデイラの時計は遅く、とてもマイルのオープンでは通用するものではありません。

●レース後の騎手・調教師のコメント

マデイラ(12着)

 「切れるタイプではないので、ゲートを出たらある程度促してほしいと調教師から言われていました。久しぶりのマイル戦になったようですが、前目を極端に戸惑うことなく追走することができましたし、悪くない手応えで直線へ向かえましたが、ちょっとワンペースなところがあってジリジリした脚でした。また、そうこうしていると他馬に寄られて狭くなって、そこで勢いを削がれてしまったのは痛かったです。今日はいい結果を出せず申し訳ありません」(蛯名正義騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「ゲート次第ではあるものの、できるだけ前で流れに乗って運びたいと考えていましたから、途中までは悪くないなと見ていました。直線では休み明けの影響もあるのかモコモコしてしまいましたが、前の馬がフラフラして進路を塞がれたのも響きましたね。今日はいい走りをお見せできず申し訳ありませんが、一度使って上向いてくれる面もあるでしょうし、次はスムーズな競馬で良さを発揮したいですね」(荒川義之調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 特別出走手当が41.6万円。1口で割りますと960円程度になると思われます。

●今後の展望

 計画通りここを1度使いましたから次は目標の昨年4着と好走した12月18日の中山11R ディセンバーステークスです。予定通りなのですが、何せ2年間1円も収得賞金を加算できていない賞金不足のマデイラ。ディセンバーステークスも頭数が集まれば除外になりかねません。どこぞに特別登録して除外権でも取得した方が良い気がしますがいかがなものでしょう。

●最後に

 元々昨年4着と好走した12月18日の中山11R ディセンバーステークスが本戦のマデイラで、叩き良化型ですからその前に先週のアンドロメダステークスを使って状態を良くしておこうという腹でした。

 しかし、昨年は出走出来たアンドロメダステークスに今年は頭数が集まりギリギリのところで非抽選除外に。仕方なく距離は微妙なものの出走確実なキャピタルステークスに出走した経緯があります。なので大敗は織り込み済みなのですが、負け方がスッキリとしないですよね。せっかく剛腕の蛯名正義騎手騎乗でマイルでもそこそこやれないかと少し期待もあっただけに消化不良の大敗は残念です。

 しかし、これも競馬。この負け方が目標のディセンバーステークスなら目も当てられませんが、取りあえずひと叩きする為に出走したレースですし良かったとすることにしておきます。

 次のディセンバーステークスは良い状態で出走し去年同様結果を残したいですね。

 頑張れマデイラ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2016年10月5日立ち上げ 11月8日、15日、16日、18日、22日、25日、12月1日、2日加筆

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マデイラの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2016年 8月 6日 第41戦 札幌日経オープン 3歳上オープン 札幌芝2600m (14着/13番人気) 

2016年 7月17日 第40戦 第52回 函館記念 GV 3歳上オープン 函館芝2000m (4着/16番人気)

2016年 7月 3日 第39戦 巴賞 3歳上オープン 函館芝1800m (9着/11番人気)

2016年 4月10日 第38戦 福島民報杯 4歳上オープン 福島芝2000m (13着/16番人気)

2016年 1月30日 第37戦 白富士ステークス 4歳上オープン 東京芝2000m (5着/10番人気)

2015年12月20日 第36戦 ディセンバーステークス 3歳上オープン 中山芝2000m (4着/8番人気)

2015年11月21日 第35戦 アンドロメダステークス 3歳上オープン 京都芝2000m (10着/5番人気)

2015年 8月30日 第34戦 小倉日経オープン 3歳上オープン 小倉芝1800m (13着/9番人気)

2015年 8月 9日 第33戦 第51回 小倉記念 GV 3歳上オープン 小倉芝2000m (7着/12番人気)

2015年 7月26日 第32戦 福島テレビオープン 3歳上オープン 福島芝1800m (8着/6番人気)

2015年 7月12日 第31戦 第51回 七夕賞 GV 3歳上オープン 福島芝2000m (3着/16番人気)

2015年 4月12日 第30戦 福島民報杯 4歳上オープン 福島芝2000m (10着/13番人気)

2015年 3月 8日 第29戦 大阪城ステークス 4歳上オープン 阪神芝1800m (9着/16番人気)

2015年 2月22日 第28戦 第49回 小倉大賞典 GV 4歳上オープン 小倉芝1800m (11着/15番人気)

2014年 9月 7日 第27戦 第50回 新潟記念 GV 3歳上オープン 新潟芝2000m (16着/16番人気)

2014年 8月10日 第26戦 第50回 小倉記念 GV 3歳上オープン 小倉芝2000m (8着/11番人気)

2014年 7月13日 第25戦 第50回 七夕賞 GV 3歳上オープン 福島芝2000m (13着/11番人気) 松嶋屋様撮影現地写真多数付

2014年 5月17日 第24戦 都大路S 4歳上オープン 京都芝1800m (15着/6番人気)

2014年 5月 3日 第23戦 下鴨S 1600万下 京都芝2000m (1着/6番人気)

2014年 2月22日 第22戦 稲荷特別 1000万下 京都芝2000m (1着2番人気

2014年 2月 9日 第21戦 壇之浦特別 1000万下 小倉芝2000m (6着/3番人気)

2014年 1月26日 第20戦 北大路特別 1000万下 京都芝2000m (2着/5番人気)

2014年 1月11日 第19戦 500万下 京都芝2200m (1着/5番人気)

2013年12月15日 第18戦 栄特別 500万下 中京芝2000m (7着/12番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2013年 8月18日 第17戦 定山渓特別 500万下 函館芝2000m (7着/6番人気)

2013年 8月 3日 第16戦 陸奥湾特別 500万下 函館芝2000m (8着/3番人気)

2013年 7月21日 第15戦 500万下 函館芝1800m (2着/4番人気)

2013年 7月 7日 第14戦 臥牛山特別 500万下 函館芝2000m (2着/8番人気)

2013年 6月22日 第13戦 500万下 函館芝2000m (3着/5番人気)

2013年 6月15日 第12戦 木古内特別 500万下 函館ダ1700m (9着/12番人気)

2013年 4月20日 第11戦 500万下 京都ダ1800m (7着/9番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2013年 4月 7日 第10戦 500万下 福島芝1200m (12着/7番人気)

2012年11月 8日 第9戦 JRA指定交流 門別ダ1200m (4着2番人気

2012年 7月 8日 第8戦 500万下 函館芝1200m (10着/7番人気)

2012年 6月23日 第7戦 500万下 函館芝1200m (7着/2番人気

2012年 6月10日 第6戦 500万下 函館芝1200m (5着/6番人気)

2012年 3月17日 第5戦 3歳500万下 阪神芝1400m (11着/10番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2012年 2月18日 第4戦 こぶし賞 3歳500万下 京都芝1600m (12着/6番人気)

2012年 2月 5日 第3戦 第52回 きさらぎ賞 GV 京都芝1800m (12着/12番人気) 写真多数掲載

2011年11月19日 第2戦 第16回 東京スポーツ杯2歳ステークス GV 東京芝1800m (8着/8番人気) ルクソール様撮影 現地写真掲載

2011年10月30日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m (1着/8番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート