マデイラ（マチカネエンジイロの０９）　第１０戦


キャロ愛馬第１３号は第１．５次募集で購入。

父クロフネと母父サンデーサイレンスの組み合わせは２歳Ｇ�Tを制したフサイチリシャールなど成功例が多く期待。

母は３勝馬だが、藤沢和雄厩舎に預託されるなど馬主の期待の大きかった馬。その母の繁殖黄金期である８歳の時の仔とくれば期待は高まるばかり。


デビュー戦は快勝もそこから気難しい面を見せるようになり大敗続き。
道中は掛かったり、内にササッてまともに追えなかったり、走るのをやめてしまったりとこれは大変重症。

そうこうしている間に弟は新馬戦と５００万特別を快勝し、昨年の２歳チャンピオン・アルフレードと同じ道を歩もうとしている。弟の活躍からも兄の秘めたる能力は間違いない。難しい気性を上手く矯正してあと１、２勝して欲しい。


前走は交流戦で初ダートだったが、やはりクロフネ産駒と言ってもトモが弱いためにダートで激変とは行かない。しかし、全くダートが走らないということでもなさそう。

ということで、ダート戦に出走想定。


１１月１８日　京都７Ｒ　５００万下　ダート１８００ｍに出馬投票も非当選除外！！

想定段階ではフルゲート１６頭のところに想定数は１４頭だったが、割り込まれてアウト。５分の１の狭き門だった。


１１月１７日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。

１２月５日に栗東トレセンに帰厩。

右前脚の異常で１２月８日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

３月２８日に栗東トレセンに帰厩しました。


４月７日　福島７Ｒ　５００万下　芝１２００ｍに出走！！

１２着／７番人気。

北海道での芝の３戦は全ていい内容だったし、初めてのコースは比較的気持ちよく走るマデイラにとって初めての地・福島。相手も見事な弱面揃いで好走が期待されたが、短距離戦で出遅れて終了。また４角では内の馬が膨らんできて馬体が接触し、更に終了。

全く、何をやっているのだか。


レース回顧と時計の分析、レース後の松山弘平騎手と荒川義之調教師のコメントを掲載。

（２０１３年４月９日完結）

２０１２年１１月１５日立ち上げ

• ●前走門別遠征後、１１月１０日に栗東トレセンに帰厩しました
• ●気になる出馬想定表（１１月１８日　京都７Ｒ）
• ●想定されていたレースに出馬投票するも割り込まれて非当選除外
• これ以降は２０１２年１１月１７日に作成
• ●１１月１７日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました
• これ以降は２０１２年１２月４日に作成
• ●１２月５日に栗東トレセンに帰厩予定
• これ以降は２０１２年１２月６日に作成
• ●１２月５日に栗東トレセンに帰厩しました
• これ以降は２０１２年１２月１０日に作成
• ●１２月８日に右前脚の異常でノーザンファームしがらきに放牧へ
• これ以降は２０１３年３月２８日に作成
• ●３月２８日に栗東トレセンに帰厩しました
• これ以降は２０１３年４月３日に作成
• ●追い切り情報（４月３日更新）
• ●気になる出馬想定表（４月３日　福島７Ｒ）
• これ以降は２０１３年４月４日に作成
• ●出馬確定表
• ●阪神芝１４００ｍコース解説
• これ以降は２０１３年４月５日に作成
• ●騎手は松山弘平騎手　ほっさん評価「Ｂ−」
• これ以降は２０１３年４月６日に作成
• ●専門誌の印と評価
• ●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント
• ●各陣営のコメント
• ●ほっさん予想
• これ以降は２０１３年４月９日に作成
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●気になる賞金は
• ●今後の展望
• ●最後に

●前走門別遠征後、１１月１０日に栗東トレセンに帰厩しました

　１１月１１日に更新されましたクラブ公式ＨＰマデイラの近況報告によりますと、我らが愛馬マデイラは門別から１１月１０日に栗東トレセンに帰厩したということです。

　１１月８日のレース後の荒川義之調教師のコメントでは「この後については一度栗東トレセンに連れて帰りますが、この夏の北海道の走りからも詰めて使うよりはフレッシュな状態で競馬に向かうほうがまだ良さそうに感じますし、現状ではひと息入れる可能性が高いと思います」ということでしたので、数日様子を見て放牧かと思っていましたが、１１月１８日に出馬想定されています。

　私は前走後、マデイラの北海道での３戦を挙げ、マデイラは一見休養明けの方が走る馬に見えるが、実は内容的に３戦目が一番力を出しているということを書きました。普通の馬と同様にマデイラも馬格がある馬ですから、使われた方が動きが良くなるのは当然です。ですので、今回の放牧には反対と言っていましたので、続戦なら嬉しいです。

　しかし、北海道への遠征後の連闘には疑問です。

●気になる出馬想定表（１１月１８日　京都７Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　青字は１０００万クラスでの成績　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１６頭のところに現在１４頭出馬想定されています。このままですと、もっとも出走間隔のないマデイラでも出走できそうですが。

●想定されていたレースに出馬投票するも割り込まれて非当選除外

　マデイラは想定されていた１１月１８日　京都７Ｒに出馬投票をしましたが、非当選除外となりました。最終的に１つの枠を５頭で争う抽選となり、４頭が非当選除外となりました。これは仕方ないですねぇ。

　以下は本日（１１月１５日）更新されましたクラブ公式ＨＰマデイラの近況報告です。
「先週の門別競馬は申し訳ありませんでした。抜群の手応えで直線を向いたのに、そこから気の難しいところを見せてしまった感じです。土曜日に無事栗東に帰厩し、乗り出してからも大きな疲れは見せていません。レース直後は間を空ける考えでいたのですが、これまでと少し違うことをしていこうということで、間隔を詰めて今週の競馬に使うことを決めたのものの、残念ながら非当選除外になってしまいました。来週は２場開催ですから、１週延ばして確実に入るということは言えません。中京までこのまま待つか、短期放牧に出して中京開催中に使うか、あるいは少しリフレッシュさせるか、いくつか選択肢がありますので、少し考えさせてください」（荒川師）
　ということで、今後については全くの未定です。

これ以降は２０１２年１１月１７日に作成

●１１月１７日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました

　８日に門別に遠征後、連闘で今週出走予定も非当選の除外となった我らが愛馬マデイラですが、１１月１７日に臨時更新されました近況報告によりますと、同日ノーザンファームしがらきに短期放牧に出たということです。以下がその近況報告です。

「今週の競馬を除外になってしまったことでいろいろと考えたのですが、短期で放牧に出してすぐに競馬を使うというパターンは試したことがなかったので、今回それをやってみようと思います。ノーザンファームしがらきでガス抜きをして、短期で戻して中京競馬を目指します。気性の難しさが影響している現状なので、いろいろなパターンを試してみるつもりです」（荒川師）１７日にＮＦしがらきへ放牧に出ました。

　ということで、暮れの中京を目指すようで、それは嬉しいですね。中京ならコースや距離などいろいろと選択できますからねぇ。

これ以降は２０１２年１２月４日に作成

●１２月５日に栗東トレセンに帰厩予定

　１１月１７日にノーザンファームしがらきに短期の予定で放牧に出された我らが愛馬マデイラですが、明日（１２月５日）帰厩予定と発表になりました。以下は１２月４日に更新されましたクラブ公式ＨＰマデイラの近況報告です。

「明日の帰厩が決まりましたので、今朝は坂路で１５−１４ぐらいのところをしっかりと乗りました。馬体は前走時までは戻り切っていないのですが、逆に言えば帰厩して１０日で競馬に向かえるだけの仕上がりにはありますから、トレセンで２本ぐらい時計を出せば態勢は整うはずです」（ＮＦしがらき担当者）５日に栗東トレセンへ帰厩する予定です。

　ということで、１５日或いは１６日の中京で使うようですね。ダート１８００ｍでしょうか。

これ以降は２０１２年１２月６日に作成

●１２月５日に栗東トレセンに帰厩しました

　１２月５日に更新されましたクラブ公式ＨＰマデイラの近況報告によりますと、我らが愛馬マデイラは予定通り１２月５日に栗東トレセンに帰厩したということです。

　１２月１５、１６日のどちらかの中京戦で使う予定ですが、詳細は今晩発表されると思いますのでまた夜更新する予定です。

これ以降は２０１２年１２月１０日に作成

●１２月８日に右前脚の異常でノーザンファームしがらきに放牧へ

　１２月５日に短期放牧から帰厩して１２月１５、１６日のどこかのレースに出走する予定だった我らが愛馬マデイラですが、１２月６日に次のような発表がありました。以下は１２月６日に更新されたクラブ公式ＨＰマデイラの近況報告です。

「今朝、調教に向かう前に厩舎内で輪乗りをしている際、歩様が乱れていることに気づきました。脚元を触っていると右前脚の蹄に熱を持っていたので、夜のうちに馬房でバタバタしてどこかにぶつけたのかもしれません。もう１、２日様子を見て、良化が見られないようなら再度放牧に出すことになるかと思います。ご心配をおかけして申し訳ありません」（荒川師）

　ということで、１２月８日に残念ながらノーザンファームしがらきに放牧に出されました。なんとも無駄な時間を使うことになり残念です。まだ詳細な症状が報告されていません。たいしたことがなければ良いのですが。

これ以降は２０１３年３月２８日に作成

●３月２８日に栗東トレセンに帰厩しました

　昨年１２月８日から放牧に出されていた我らが愛馬マデイラですが、よーやく３月２８日に栗東トレセンに帰厩しました。思ったよりも随分と時間がかかったものです。

　この休養で成長してくれていれば良いんですけどね。弟はオープンで頑張っていますし、兄も軌道に乗って欲しいですね。もちろん、初戦から期待しております。まずは追い切りの動きからです。

これ以降は２０１３年４月３日に作成

●追い切り情報（４月３日更新）

前走前　１１月３日　栗東坂路　良馬場　馬なり余力
１回
助手
４Ｆ　５７．４
３Ｆ　４１．６
２Ｆ　２６．６
１Ｆ　１３．０



３月３１日　栗東ニューポリトラック　良馬場　馬なり余力

助手
５Ｆ　６９．３
４Ｆ　５３．８
３Ｆ　３８．３
１Ｆ　１２．２［９］


４月３日　栗東坂路　不良馬場　一杯に追う
１回
助手
４Ｆ　５６．７
３Ｆ　４２．３
２Ｆ　２８．８
１Ｆ　１５．２

　３月３１日、久々にトレセンでの時計を計時しました。終い重点ですが、良い伸びです。これから見違えるような動きを見せてくれませんかねぇ。元々調教は動かない馬ですが・・・。

　４月３日、相変わらず終いの伸びを欠きますねぇ。ポリトラックだとある程度最後に伸びますし、やはり軽い芝向きと考えます。追い切りの動きからはあまり成長を感じることができずに残念です。
　私ほっさんの追い切り評価は「Ｃ」です。今週出走するようですが、この動きならもう１週待って欲しいですね。

●気になる出馬想定表（４月３日　福島７Ｒ）

表中　「優」は前４節以内の優先出走権を持つ馬　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１６頭のところに出走数は１９頭です。期間の空いているマデイラの出走は確実です。

これ以降は２０１３年４月４日に作成

●出馬確定表

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬　騎手の太字は乗り替わり

優先権持ちのディザイラブル（前走４番人気３着）らが消えましたが、前走２番人気４着のダイワミストレスが想定外から入って来ました。しかし、全体的には弱そうなメンバーに感じます。マデイラも案外いいところまで来るのではないでしょうか。。

●福島芝１２００ｍコース解説

　スタート地点は向正面の２コーナー奥にあるポケット。スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
　福島コースは３コーナーのカーブが緩やかで、３コーナーに入ってからもかなりスピードが出る。従って、自然と競り合う距離も長くなる。
　かつては開催が進むごとに内の馬場が悪化。特に秋の福島開催は、完全に外差しの馬場になりやすかったが、現在はそれも解消。開催日程の変更があり、最終週になってもそれほど内が悪くならなくなり、直線はバラける傾向にある。
　逃げ・先行馬が開催を通じて活躍できる。福島芝１２００ｍの攻略ポイントは、各馬のコース適性を見極めること。クラスを問わず過去に同レースで好走実績がある馬は要注意。いわゆる福島巧者が穴をあける。
　枠順はほぼフラット。開幕週時はできれば内目を引きたいが、あまり気にしなくていい。

有利な枠順	フラット
有利な脚質	逃げ、先行
ポイント	コース適性
種牡馬ベスト	断トツでサクラバクシンオー
連対騎手ベスト	後藤浩輝、柴田善臣、蛯名正義、中舘英二、北村宏司
推定勝ちタイム	良馬場	稍重馬場	重馬場	不良馬場
２歳新馬	１分１１秒２	１分１１秒９
２歳未勝利	１分１０秒７	１分１２秒１	１分１２秒２
２歳５００万	１分１１秒０	１分１２秒０
２歳オープン	１分１０秒７
３歳新馬	１分１１秒２	１分１０秒１
３歳未勝利	１分１０秒９	１分１１秒５	１分１１秒１	１分１２秒６
３歳５００万	１分０９秒８	１分１０秒４		１分１１秒８
古馬５００万	１分０９秒６	１分１０秒４	１分１１秒４	１分１０秒４
古馬１０００万	１分０９秒３	１分１０秒１	１分１０秒９	１分１０秒６
古馬１６００万	１分０８秒９	１分０９秒３	１分０９秒６
古馬オープン	１分０８秒４	１分１０秒８	１分１０秒６	１分１０秒１

これ以降は２０１３年４月５日に作成

●騎手は松山弘平騎手　ほっさん評価「Ｂ−」

　今回のマデイラの鞍上は松山弘平騎手です。マデイラは北海道で３戦５着７着１０着とまずまずの善戦をして、ダートの交流戦ではイマイチでしたが、芝なら以前ほど走るのをやめていませんし、新馬勝ちをしたようにもう少しやれると思います。

　そんな期待のマデイラの久々の復帰戦ですから、だれを乗せてくれるのかとドキドキしていましたが、乗れている若手の松山弘平騎手でした。第三場（福島）で松山弘平騎手ならもっとも期待できる騎手の１人で本当に嬉しいです。

　デビュー年から時々驚くくらいの素晴らしい騎乗を見せてくれており、また騎乗馬の質はお世辞にも良いとは言えませんが時々固め勝ちをされるように技術は相当で、その活躍は目立っております。減量の取れた昨年（２０１２年）で７４勝（全国騎手リーディング１３位）、今年もここまで２６勝で全国騎手リーディングの堂々９位です。主場でも期待できる騎手ですが、裏開催の第三場となればその期待度は格別です。おそらくそんなに人気にならないであろうマデイラも人気を大きく上回る好結果を出して欲しいですね。期待させますねぇ。


　私ほっさん愛馬では過去に今回と同じ福島芝１２００ｍでクリンゲルベルガーに騎乗していただきましたが、８番人気５着と掲示板を確保。出遅れて最後方から素晴らしい脚を引き出し５着まで押し上げていただきました。今回も似たような人気になると思いますが、同じく掲示板をお願いしたいですね。


　２０１３年４月３日現在、ＪＲＡ通算１９２勝、重賞３勝、Ｇ�T勝ちはない。勝率７．０パーセント、連対率１３．１パーセントだが、昨年（２０１２年）は７４勝、勝率９．３パーセント、本年（２０１３年）はここまで２６勝、勝率１１．０パーセントと生涯成績を大きく上回り絶好調。減量がなくなってからもこれだけの成績を残しているのは素晴らしい。


　松山弘平（まつやま　こうへい）は１９９０年３月１日生まれの２３歳。日本中央競馬会（ＪＲＡ）栗東トレーニングセンター所属する５年目の騎手である。騎手免許は平地競走と障害免許を有するが、今のところ障害戦での騎乗はない。デビューは池添兼雄厩舎、現在はフリー。

　阪神競馬場内にある乗馬センターで乗馬を学び、２００６年４月にＪＲＡ競馬学校騎手課程第２５期生として入学。

　２００９年２月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得する。目標とする騎手は福永祐一騎手と池添謙一騎手。同期には小野寺祐太、国分恭介、国分優作、丸山元気　各騎手がいる。卒業供覧模擬レースではグランプリペガサスに騎乗し勝利した。

　２００９年３月１日、池添兼雄厩舎所属としてデビュー。小倉競馬場第１レースでトミケンプライマリに騎乗し、１９歳の誕生日に初勝利。初騎乗・初勝利は内田博幸騎手以来４４人目で、競馬学校卒業生では藤岡康太騎手以来８人目。また第９レースではニューロザリオで勝利、デビュー日の２勝は福永祐一騎手以来１３年ぶりの記録、競馬学校卒業生では２人目。

　８月２日、小倉記念でアンノルーチェに騎乗し重賞初騎乗（１０着）。同年は計３６勝を挙げ、ＪＲＡ賞最多勝利新人騎手と中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

　２０１０年７月１８日にシンガポール、クランジ競馬場で実施された国際見習騎手招待シリーズ・アジアヤングガンズチャレンジ２０１０に中央競馬代表として名古屋競馬所属の阪野学騎手と共に出場のため遠征。７月１６日第８競走Ｃｌａｓｓ４一般戦で高岡秀行厩舎所属のＭａｋｅ　Ａ　Ｒｅｔｕｒｎに騎乗（１２頭立て７着）し、海外競馬初騎乗。アジアヤングガンズチャレンジでは結果９位だった（１０人中）。

　８月１１日、園田競馬場で条件クラスの交流競走に騎乗すると共に、「修行のため」として岩田康誠騎手を介して当日の平場競走３鞍に騎乗した。関東では松岡正海騎手らＪＲＡの若手騎手が南関東で何度もエキストラ騎乗をしているが、園田競馬場では元兵庫県所属の小牧太、岩田康誠、赤木高太郎　各騎手を除くと初めて。

　２０１１年２月２１日にフリーに転身。

　２０１２年３月４日、改装された中京競馬場での最初の重賞となった第４８回中日新聞杯をスマートギアで制覇した。 さらに、３月２５日に中京競馬場で開催された第４２回高松宮記念でレジェトウショウに騎乗し、Ｇ�T初騎乗（１０着）。

　また、同年にはデビュー年から乗り続けていたドリームバレンチノで函館スプリントステークスを制し、さらに同馬に騎乗したスプリンターズステークスで３着に入った。 最終的に、２０１２年はデビューからの３年間の勝利数に迫る７４勝を挙げ、関西リーディング７位（全国リーディング１３位）に入るなど、松山にとって躍進の年となった。

　ほっさん愛馬での成績（１戦０勝）

　２０１０年１０月２３日　クリンゲルベルガー　５００万下　福島芝１２００ｍ　５着／８番人気

２０１２年１０月６日　京都５Ｒ　ジュピタードリームに騎乗する松山弘平騎手。（８着／１６番人気）

これ以降は２０１３年４月６日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「戦ってきた相手を見れば、ダイワミストレスはこのクラスにいるのが不思議なくらい。勝ちあぐねている印象だが、このメンバーならハッキリ力が上。気配も良く、当然中心視。アドマイヤシャドウとドウデスの２頭は中央の５００万下でもいきなり通用しそう。マックスストレインも上位争い可能。」


短評は「中心不動」


予想家の印

馬名	吉田幹	林茂徳	吉岡哲	ＣＰＵ
テイケイフロックス	△△	◎	◎	○
イッセキニチョウ	△	△	△△	穴
カノヤミノリ				△△
ワイルドジョイ				穴
マデイラ	△	△△
トーセンサイクロン			▲
マックストレイン		△	△	△
ダイワミストレス	○	○	○	◎
オウケンハナミズキ	▲
ドウデス	◎	▲	△
アドマイヤシャドウ		△	△	▲
レイズオブザサン		△

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
ダイワミストレス	２．９
テイケイフロックス	４．４
アドマイヤシャドウ	７．２
ドウデス	７．８
マックスストレイン	１０．２
マデイラ	１０．６
イッセキニチョウ	１５．５
オウケンハナミズキ	１５．５
カノヤミノリ	２１．３

以下２５倍以上省略



スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
マデイラ	７７	６８	６４	７１
ダイワミストレス	８４	５８	６０	７５
テイケイフロックス	７１	６９	７１	６９
アドマイヤシャドウ	８０	５０	３９	４２
ドウデス	７２	７２	６５	６２
マックストレイン	７６	７１	６６	５３

デイリー馬三郎

　本紙の見解

「休養明けで道中の行きっぷりがひと息だった前走の◎ダイワミストレス。位置取りも悪くなってしまったが、直線で見せた伸びは見どころ十分だった。叩かれた上積みは大きく、今回は首位争い。中央再転入となる○アドマイヤシャドウも好仕上がり。〈石渡〉」

◎　ダイワミストレス
○　アドマイヤシャドウ
▲　マデイラ
×　マックスストレイン
☆　テイケイフロックス
以下省略


マデイラは全１３記者中　◎（本命）印　なし、〇（対抗）　１記者、▲（３番手）　４記者、×（４番手評価）　なし、☆（５番手評価）　１記者、△（６番手以下評価）　２記者。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

マデイラ（４着）

　「出は悪かったのですが、それでも楽に好位に付けられましたし勝負どころの手応えが抜群で、直線ではどこからでも突き抜けられると思っていたほどでした。ただし、いざ追い始めてもなかなか加速せずに、しかりつけてようやくギアがひとつ入ったくらいでした。跨った感触から調子は良さそうでしたし、普通なら楽に勝ってもおかしくないのですが、さあこれからと言うところで思ったようにギアが上がらないというか、気持ちがまったく乗って来ませんでした。決して力負けではないですし、まともに走ってくれさえすればこんなはずはないのですが…。申し訳ありません」（川田将雅騎手・キャロットクラブ公式ＨＰ）

　「しがらきでしっかり乗ってもらっていましたし、休み明けの方が具合を良く見せるくらいの馬ですから、トレセンから送り出すタイミングでもいい状態で臨めると思っていました。その後の門別への輸送も問題なくこなしてくれましたし、パドックでの様子を見てもこれはいいぞと思えるデキでしたし、メンバーを考えても自信はあったのですが…。直線ではジョッキーがしかりつけて少し伸びようとしたくらいで、自分から伸びようとするところがほとんどありませんでした。初めてのダートがダメと言うことはなさそうですし、条件云々というよりもやはり気持ちの面なのか。今回は勝ちにこの門別まで連れてきましたし、結果を出せずに申し訳ありませんが、思ったように力を出し切れない現状は悩ましいですね。この後については一度栗東トレセンに連れて帰りますが、この夏の北海道の走りからも詰めて使うよりはフレッシュな状態で競馬に向かうほうがまだ良さそうに感じますし、現状ではひと息入れる可能性が高いと思います」（荒川義之調教師・キャロットクラブ公式ＨＰ）

●各陣営のコメント

マデイラ

　「いい感じで運んでもやめるところがある。ケイコでも真面目に走れていない。」（佐藤助手・デイリー馬三郎）

　「攻めでもやめようやめようとしている。真面目に走れば通用する力はあるんだけど。」（佐藤助手・競馬ブック）

●ほっさん予想

　マデイラは、追い切りの動きは相変わらず終いの時計を要してイマイチですが、ポリトラックですとしっかりと終いまで脚を伸ばしておりやはり芝向きです。今回芝のレースですしある程度やれると思います。随分と実戦から遠ざかっており追い切り本数が足りないと思いますが、わざとメンタル面を重視して、帰厩後最短でレースに向かうということですから、これも１つの手だと思います。馬が調教を積んで精神的に追い込まれてしまうので走るのをやめてしまっていたのかも知れませんからね。いろいろと工夫していただけるのは嬉しいですね。

　また、鞍上に乗れる若手の松山弘平騎手を確保してくれているのが嬉しいですね。彼の技術ならもしかすると勝ち負けまでもと思ってしまいます。掲示板に載ってくれたら御の字ですが、あくまでも３戦した北海道では５着や７着のレースよりも１０着に敗れたレースの方が時計・内容的に評価できるものであり、間違いなく以前よりも力をつけていました。或いは北海道の洋芝が合うだけかも知れませんが、私はそれよりもマデイラが以前よりもしっかりと走ってくれているのだと思っています。

　今回は福島ですが、初めての競馬場は走る傾向ですし、そういう意味でも期待しております。相手にも恵まれていますし、今回も人気にはならないでしょうが、大きな期待をしています。

　私は総合的に判断して掲示板は外さないと思っていますが、世間的には８番人気８着くらいの馬なんでしょうね。

　頑張れ、マデイラ！！期待しているぞ。

これ以降は２０１３年４月９日に作成

●レース　

　マデイラは煽るようなスタートになりいきなり出遅れます。競馬ブックでも１馬身の出遅れとあります。そもそも馬場の悪い芝の短距離で出遅れたらもう負けですよね。

　結局１５番手を追走します。４角で差を詰めにかかりますが直線手前で内のオレンジの馬がコーナーで膨らみぶつけられます。当日臨場していた阪神競馬場でこのシーンを見て、あっちゃーと思いましたね。そのせいかそこからはいつもの走るのをやめてしまったようで、ほとんど伸びずに１２着で入線。１２着もこれで３回目ですね＞＜。

●時計の評価

　今回のマデイラの走破時計１分１１秒９重馬場は、福島芝１２００ｍの５００万クラスの平均勝ちタイムが１分１１秒４重馬場ですからやはりパンチ不足ですね。

　競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で１分０８秒８、重不良馬場で１分１０秒３。これと比べると余計にさっぱりなことがわかります＞＜。

●レース後の騎手・調教師のコメント

マデイラ（１２着）

　「ゲートがソロッという感じで後ろからになってしまいましたし、理想はもう少し前から運びたかったです。道中で少しだけ力んだタイミングはありましたが、制御が利かないと言うことはありませんでしたし勝負どころでは勢いがつきかけたものの、最後はふわふわしてしまいました。気難しいところはありますが何とか力を引き出したかったです。申し訳ありません」（松山弘平騎手・キャロットクラブ公式ＨＰ）

　「もう少し前から運べるのに越したことはないけど、道中は３コーナーで少し頭を高くしたくらいで極端にうるさくなってはいませんでしたし、休み明けがいいほうに出たかと思ったら、やはり最後は走るのを止めている感じでした。入線後に鞍を降ろしているときもそんなに息が乱れていないんですよね。抜けた相手がいない組み合わせでしたし、力を出しさえすればチャンスはあると思っていたのですが…。申し訳ありません。条件云々だけではありませんが、何かしら変化をつけていかなければなりませんし、状態を見ながら改めてどうするか考えて次に向かいたいと思います」（荒川義之調教師・キャロットクラブ公式ＨＰ）

●気になる賞金は

　１２着ということで特別出走手当が３８１０００円の２５０００円引きですから、３５６０００円。１口で割りますと８５０円程度だと思われます。取りあえず貰えるだけ有り難いですね。どんどん出走してこんな小銭でも稼いで欲しいです。

●今後の展望

　短距離向きなのに出遅れていてはどうしようもありません。これだけの弱面でいいところがなかったということは本当に残念です。なんとか、しっかりと最後まで走るように矯正して欲しいですね。

●最後に

　当日は４頭出しの私でしたが、最初に登場したデスティニーシチーは６着と自身過去最高着と躍進。続くこのマデイラも相手関係から掲示板に載ってくれればと期待しておりましたが、なんのなんの轟沈でした。

　勝った馬は１４番人気の馬。マデイラは７番人気ですから、なんとも不甲斐ない。 ただ、この馬が一番大敗してくれても仕方の無いと思っていた馬ですから納得することにします。

　同日４頭出しの我が愛馬の内、プリュムとフロアクラフトは人気の一角でしたし、人気のないデスティニーシチーは未勝利馬ですから、まずは１つ勝たないといけませんし、いいところを見せて貰わなければいけませんでした。

　マデイラもあと１つ勝てば夏のクラス再編で降級できるようになりますから頑張って欲しいのですが、すでに１つ勝っている身ですからよほどのことが無い限りはすぐに引退ということはないでしょうし、慌てませんから一番被害は少ない馬です。

　同節に出走した弟（ゴットフリート）共々、今週はいいところがありませんでした。競馬なので仕方がないですね。


　いずれ復活してくれることを期待して今回の特集を終わらせていただきたいと思います。とにかく結果よりもまずはコンスタントに走ること。今回みたいな内容でも１口８００円程度の収入はあるわけですから。

　次走も期待しているぞ、頑張れマデイラ！！

最後までご愛読ありがとうございました

２０１２年１１月１５日立ち上げ　１７日、１２月４日、６日、１０日、２０１３年３月２８日、４月１日、３日、４日、５日、６日、９日加筆

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マデイラの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２０１２年１１月　８日　第９戦　ＪＲＡ指定交流　門別ダ１２００ｍ　（４着／２番人気）

２０１２年　７月　８日　第８戦　５００万下　函館芝１２００ｍ　（１０着／７番人気）

２０１２年　６月２３日　第７戦　５００万下　函館芝１２００ｍ　（７着／２番人気）

２０１２年　６月１０日　第６戦　５００万下　函館芝１２００ｍ　（５着／６番人気）

２０１２年　３月１７日　第５戦　３歳５００万下　阪神芝１４００ｍ　（１１着／１０番人気）　写真多数付き　現地観戦レポート

２０１２年　２月１８日　第４戦　こぶし賞　３歳５００万下　京都芝１６００ｍ　（１２着／６番人気）

２０１２年　２月　５日　第３戦　第５２回　きさらぎ賞　Ｇ�V　京都芝１８００ｍ　（１２着／１２番人気）　写真多数掲載

２０１１年１１月１９日　第２戦　第１６回　東京スポーツ杯２歳ステークス　Ｇ�V　東京芝１８００ｍ　（８着／８番人気）　ルクソール様撮影　現地写真掲載

２０１１年１０月３０日　デビュー戦　２歳新馬　京都芝１６００ｍ　（１着／８番人気）　写真多数付き　現地観戦レポート