マデイラ(マチカネエンジイロの09) 第23戦


キャロ愛馬第13号は第1.5次募集で購入。

父クロフネと母父サンデーサイレンスの組み合わせは2歳GTを制したフサイチリシャールなど成功例が多く期待。

母は3勝馬だが、藤沢和雄厩舎に預託されるなど馬主の期待の大きかった馬。その母の繁殖黄金期である8歳の時の仔とくれば期待は高まるばかり。・・・と書いていたら、弟のゴットフリートは新馬戦と500万特別を快勝し、重賞でも2着と完全にオープン馬。やはり母は高性能。

しかし、マデイラはデビュー戦は快勝もそこから気難しい面を見せるようになり大敗続き。道中は掛かったり、内にササッてまともに追えなかったり、走るのをやめてしまったりとこれは大変重症。

しばらくいいところがなかったが、2013年4月にミルコ・デムーロ騎手が騎乗すると最後まで気を抜かせずに走らせてくださり、そこから復活!!得意の夏の北海道では気難しい馬を動かす力に長けている大野拓弥騎手を鞍上に芝の2000mに出走してみたら3着と新馬戦以来の馬券圏内確保!!そして特別戦2着、平場2着ともうこれは本物。

北海道で計6戦走るも結局9、3、2、2、8、7着と優勝には届かず。しかし、獲得賞金はそれまでの772万円から1642万円と飛躍的にアップ。

そして、本州に戻って来て叩き2走目で超一流のクリストフ・ルメール騎手が空いているレースにルメール騎手で出走。抜群の騎乗で1度使われて息も持ち、優勝!!実に新馬戦以来18戦ぶりの美酒。

更に昇級戦の1000万特別では軽ハンデながらいきなりの2着と存在感を見せ、その2戦後に勝ち上がり準オープンクラスまで昇格。


前走後、休養明けから5戦使われていたこともあり、2月26日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されましたが、4月18日に栗東トレセンに帰厩しました。

5月3日 京都10R 下鴨ステークス 1600万下 芝2000m 混合 定量に出走!!

フルゲート18頭のところに特別登録数は11頭だったが、想定数は10頭と更に美味しいレースに。結局10頭で確定。

そして前走1000万特別を勝ち上げていただいた川田将雅騎手が他馬に取られているために特別登録の段階では未定だった鞍上は期待大の浜中俊騎手に。

1着/6番人気。

まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。して早速たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございました。

叩き良化型のマデイラの初戦で追い切りも比較的緩く、まさかいきなりからとは思ってもみなかったが、終わって見れば連勝で一気にオープン入り!!

これで4勝目!!すべてが京都競馬場と京都巧者。2勝目までは2年以上の年月を要したが、そこから僅か4か月で3勝!!凄すぎる!!

これで獲得本賞金も6252万円で我が軍団2位のステップシチーの同5920万円を抜き単独2位!!(1位は10億超えのエスポワールシチー)


レース回顧と時計の分析、レース後の浜中俊騎手のコメントを掲載。

(2014年5月5日完結)

2014年2月28日立ち上げ

●前走後、休養明けから5戦使われていたこともあり、2月26日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました

 前走3勝目を挙げ、1000万クラスを僅か3戦で卒業してくれた我らが愛馬マデイラですが、休養明けから5戦連続で走っていたこともあり、2月26日にリフレッシュの為にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

 今週からは阪神開催になりますから、次は2開催後の京都または函館で復帰でいいですよね。私がずっと言い続けているシナリオ通りで嬉しいですね。そして結果も残してくれていますし。

 マデイラは1番人気になったことがないように、3勝しているものの、いつも勝ちっぷりはギリギリと言った感じで、準オープンでは苦しそうな気がしますが、ここまで相手なりに走っているので、もしかすると上位に来てくれるかも知れません。未知数ですが楽しみですね。

これ以降は2014年4月18日に作成

●4月18日に栗東トレセンに帰厩しました

 前走で3勝目を挙げ、2月26日からノーザンファームしがらきへリフレッシュ放牧に出ていた我らが愛馬マデイラですが、4月18日に臨時更新されましたクラブ公式HPのマデイラの近況報告によりますと、4月18日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 てっきり、しがらきでのペースが遅かったですし、函館へ直接入場かと思っていましたが、3勝ともを挙げている京都開催に合わせて戻されました。ということは次走は5月3日 京都10R 下鴨ステークス 1600万下 芝2000m 混合 定量が目標でしょうね。そのあとは5月25日の京都11R 烏丸ステークス 1600万下 芝2400m 混合 ハンデでしょうか。

 得意の京都で準オープンでどこまでやれるか楽しみですね。

これ以降は2014年4月30日に作成

●追い切り情報(4月30日更新)

前走前 2月19日 栗東ニューポリトラック 良馬場 末強め余力

助手
5F 67.5
4F 51.6
3F 37.6
1F 12.1[7]



4月20日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
4F 59.1
3F 43.3
1F 14.9[7]


4月23日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
5F 65.0
4F 50.2
3F 37.3
1F 12.7[8]


4月24日 栗東プール 2周


4月27日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
5F 73.8
4F 55.6
3F 40.6
1F 13.3[9]


4月30日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
5F 67.6
4F 52.2
3F 38.0
1F 11.8[9]
 4月20日、帰厩後さっそく短いところを乗られています。てっきり函館直行かと思っていましたが、3戦3勝の最も実績のある京都で出走するようですね。

 4月23日、まだ追い切り本数はそんなにないですが、良い動きが出ました。競馬ブックでも”動きスムーズ”と高い評価をいただいております。出走予定と思われるレースまであと10日ほどありますし、仕上がりそうですね。

 4月27日、終いを伸ばす調教をされました。水曜日に速めをやって来週出走でしょうね。

 4月30日、全体の時計は自己ベストに比べてひと息ですが、終いの伸びは相変わらず素晴らしいですね。最近はレースでも最後までしっかりと走ってくれますし、叩き3走目が一番走る馬ですが、いい走りを期待したいですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。追い切り本数や全体の時計は不満ですが、帰厩日数から言って仕方のないところですし、叩いて次の烏丸Sが本線と思います。力は出せる状態で、昇級初戦でどこまでやれるのかは何とも言えないですが、頭数も10頭程度ですし、少なくとも出走奨励金の貰える8着以内には入って欲しいですね。

●気になる特別登録表(5月3日 京都10R 下鴨ステークス)

特別登録表 5月3日 京都10R 下鴨ステークス 1600万下 芝2000m 混合 定量

第1回登録完了馬 全11頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
オールアズワン 国分恭介 57.0  4/20 難波16下 阪神芝1800 11 11 11
クッカーニャ 55.0  4/20 難波16下 阪神芝1800 14 14 11
サフランディライト 和田竜二 57.0  2/23 アメ16下 東京芝2000 12
ジェントルマン 福永祐一 57.0  1/19 初富16下 中山芝1800 11
スミデロキャニオン 川田将雅 57.0  4/05 仲春10下 阪神芝2000
ダノンフェニックス ウィリアムズ 57.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200
トラストワン 武豊 57.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200 15 15
ヒルノドンカルロ 藤田伸二 57.0  9/22 神戸GU 阪神芝2400 17
ヒロノプリンス 57.0  3/23 但馬16下 阪神芝2000 13
マデイラ 57.0  2/22 稲荷10下 京都芝2000
リメインサイレント 幸英明 55.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200 13

マデイラの鞍上はこの時点では未定です。マデイラを前走勝ち上げていただいた川田将雅騎手はすでに音無秀孝先生に確保されてしまっています。当日京都で騎乗する上記以外の有力騎手と言えば、浜中俊、シュタルケ各騎手などがおりますが、良い騎手を乗せてくれるでしょうね。

●気になる出馬想定表(5月3日 京都10R 下鴨ステークス)

出馬想定表 5月3日 京都10R 下鴨ステークス 1600万下 芝2000m 混合 定量
全10頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
オールアズワン 国分恭介 57.0  4/20 難波16下 阪神芝1800 11 11 11
サフランディライト 和田竜二 57.0  2/23 アメ16下 東京芝2000 12
ジェントルマン 福永祐一 57.0  1/19 初富16下 中山芝1800 11
スミデロキャニオン 川田将雅 57.0  4/05 仲春10下 阪神芝2000
ダノンフェニックス ウィリアムズ 57.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200
トラストワン 武豊 57.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200 15 15
ヒルノドンカルロ 藤田伸二 57.0  9/22 神戸GU 阪神芝2400 17
ヒロノプリンス 57.0  3/23 但馬16下 阪神芝2000 13
マデイラ 浜中俊 57.0  2/22 稲荷10下 京都芝2000
リメインサイレント 幸英明 55.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200 13

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在10頭出馬想定されています。特別登録の段階からはクッカーニャが1頭消えて10頭立ての美味しいレースとなりそうです。なんとか2頭交わして出走奨励金を確保して欲しいですね。

マデイラの鞍上は残っている騎手の中では一番期待の高い浜中俊騎手でした。これは嬉しいですねえ。もはや、日本のトップジョッキーですからねぇ。良い走りを期待しちゃいますね。

これ以降は2014年5月1日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月3日 京都10R 下鴨ステークス 1600万下 芝2000m 混合 定量
全10頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
オールアズワン 国分恭介 57.0  4/20 難波16下 阪神芝1800 11 11 11
サフランディライト 和田竜二 57.0  2/23 アメ16下 東京芝2000 12
ジェントルマン 福永祐一 57.0  1/19 初富16下 中山芝1800 11
スミデロキャニオン 川田将雅 57.0  4/05 仲春10下 阪神芝2000
ダノンフェニックス ウィリアムズ 57.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200
トラストワン 武豊 57.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200 15 15
ヒルノドンカルロ 藤田伸二 57.0  9/22 神戸GU 阪神芝2400 17
ヒロノプリンス モッセ 57.0  3/23 但馬16下 阪神芝2000 13
マデイラ 浜中俊 57.0  2/22 稲荷10下 京都芝2000
リメインサイレント 幸英明 55.0  4/12 湾岸16下 中山芝2200 13

表中 騎手の太字は乗り替わり

●京都芝2000mコース解説

 スタート地点は、メインスタンドの目の前。
 GT秋華賞の際には大勢のファンの歓声が飛び交うので、音や雰囲気に敏感な馬にとっては心配の種。
 スタートして間もなく1コーナーにさしかかるので、内枠の馬が有利に見えるが、外から被されやすいので良し悪しは微妙。先行馬でも揉まれない外枠がいい場合もある。
 全般的にはテンからペースはよどみなく流れ、厳しい流れになりやすい。ペースが上がればマクリ差しも決まる。
 最後の直線距離も内回りは328mと阪神よりも短いが、早めに各馬が仕掛けるため、4コーナーはゴチャつきやすく、不利も受けやすい。
 揉まれない競馬がベストだが、多頭数で外目に位置していると、コーナーリングで外に振られる懸念も。
 ローカル競馬場同様に、好位抜け出しの競馬ができればベスト。
 ペース・展開の読みが重要で、騎手の手腕が問われるコースだ。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 4コーナーの位置取り、コース取り
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、ダンスインザダーク
連対騎手ベスト 武豊、佐藤哲三、四位洋文、安藤勝己、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 2分04秒4 2分05秒7 2分08秒7
2歳未勝利 2分02秒9 2分02秒2 2分05秒3
2歳オープン 2分02秒7 2分06秒8
3歳新馬 2分05秒2 2分06秒3 2分08秒6
3歳未勝利 2分02秒8 2分03秒3 2分04秒3 2分05秒4
3歳500万 2分02秒5 2分03秒6 2分03秒5 2分05秒6
3歳1000万 2分01秒8 2分03秒1
古馬500万 2分01秒4 2分02秒9 2分02秒8 2分05秒3
古馬1000万 2分01秒0 2分00秒7 2分04秒5
古馬1600万 2分00秒5 2分00秒3
古馬オープン 2分00秒6 2分03秒2

これ以降は2014年5月2日に作成

●騎手は浜中俊騎手 ほっさん評価 中央 2012年「B+」→2013年「A−」→2014年「A+」

 今回のマデイラの鞍上はもはや日本競馬界のトップジョッキーと言っても過言ではない浜中俊騎手です。私のランキングでも上記のように2012年は「B+」でしたが、2013年は「A−」、2014年は「A+」と着実にランクアップされています。そりゃ、2012年は全国リーディングトップの勝ち数でしたし、2013年も100勝を超え全国リーディング堂々の3位。元々の追う力強さに巧さが増し、抜群に信頼の持てる騎手です。

 マデイラは前走は川田将雅騎手に1000万クラスを勝ち上げていただきましたが、その川田将雅騎手はすでに音無秀孝厩舎のスミデロキャニオンで押さえられており、特別登録の段階ではマデイラの鞍上は未定でした。当日京都競馬場で騎乗予定の騎手の中で、下鴨ステークスの特別登録に名前のなかった有力騎手となるとこの浜中俊騎手やシュタルケ騎手ということになりますが、そりゃ、浜中俊騎手が一番実績がありますし、もっともお願いして欲しい騎手でした。その浜中俊騎手に依頼していただき荒川義之先生にも感謝です。さすがに今年は特に好調の厩舎ですね。良い騎手に依頼できれば、それだけ好走する確率も上がりますもんね。


 私の愛馬と浜中俊騎手と言えば、過去12度騎乗していただいておりますが、前回はちょうど1年前のエスポワールシチーまで遡ります。その時は2着でしたが、負けた相手がホッコータルマエですから仕方がありません。騎乗は申し分ないものでした。


 他の愛馬との相性も抜群で、ズブいアルマニャックに3度騎乗していただきましたが、11番人気4着、7番人気5着、9番人気3着といずれも低評価を覆し掲示板を確保してくれています。ステップシチーの躍進のきっかけとなる500万クラス勝利をもたらせていただいたのも浜中俊騎手であり、クレセントシチーも11番人気4着と浮上のきっかけを掴んでいただき、次走で勝ち上がることができました。

 このように我がほっさん愛馬との相性はかなりいい騎手ですし、いつも書いていますように敵に回すと人気薄でも勝ちあげてしまうので厄介な騎手です。私ほっさんはかなり昔から高い評価をしている騎手です。当然、乗って貰って嬉しいですし、相当な期待をしています。


 2014年5月2日現在、JRA通算586勝、GT2勝(2009年 菊花賞 スリーロールス、2013年 フェブラリーS グレープブランデー)、重賞25勝。勝率10.4パーセント、連対率20.0パーセントとかなりの数字を残している。本年(2014年)は38勝、勝率12.9パーセント、連対率23.1パーセントと超一流の数字を残している。騎手の全国リーディング堂々の4位である。

 昨年(2013年)は、119勝(重賞5勝)。勝率13.8パーセント、連対率25.5パーセントで全国騎手リーディングの3位だった。



 浜中 俊(はまなか すぐる)は1988年12月25日生まれの25歳、JRA(日本中央競馬会)の8年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持していたが、後に騎乗機会ゼロのまま障害免許は返上している。所属はデビュー以来、栗東の坂口正大厩舎だったが、2011年2月、坂口正大調教師の定年に伴う引退によって解散した為に3月1日付けでフリーとなった。

 JRAおよびマスコミ各社の表記ルールにより「浜中」となっているが、濱中俊が正しい戸籍上の氏名表記である。

 故郷である福岡・小倉で乗馬を始め、2004年4月に競馬学校へ入学。同期には藤岡康太、宮崎北斗、丸田恭介らがいる。2007年、騎手免許を取得。3月3日中京第4競走コレクトシチーで初騎乗(16頭立て10着)、同年4月7日福島第7競走トシツカサオーで初勝利を挙げる。デビュー年は20勝を挙げ、同期では藤岡康太の24勝に次ぐ成績を収める。

 2008年9月7日、小倉2歳ステークス GVをデグラーティアで優勝、中央競馬の重賞初制覇。この他中京や地元・小倉などの西日本のローカル開催を中心に騎乗し、前年度を大きく上回る73勝を挙げる。

 2009年2月28日、小倉第2競走ウォークラウンでJRA通算100勝達成(競馬学校23期生で1番早く100勝達成)。同年10月25日、菊花賞を8番人気のスリーロールスでハナ差優勝、中央競馬のGT競走初制覇。

 2012年9月22日には自身初の年間100勝を達成。デビューから6年目での達成は、史上4位タイの記録である。最終的に131勝をあげ武豊(1989年、当時20歳)・福永洋一(1970年、当時22歳)に次ぐ24歳の若さで自身初の全国リーディングジョッキーを獲得。また、グレード制導入以降で当該年GT未勝利リーディングジョッキーは岡部幸雄(1987年)、柴田政人(1988年)以来24年ぶり3人目(浜中に関しては2着も0回)。ただし、地方交流競走との合算勝利数では岩田康誠が上回ったため、JRA賞最多勝利騎手の受賞はならなかった。

 2013年1月23日、TCK女王盃をメーデイアで大井競馬場初騎乗初勝利を果たす。7月20日、中京2Rをトウカイバイタルで制しJRA通算500勝を達成した。



 「印象的なのは、勝負機とみたら一気に決めにいく思い切りの良さと、激しく追ってくる姿。アクションが大きくても騎座が乱れることはなく、馬が疲れると少し体を起こし腰を使って押してくる。2011年に入って重賞を5勝。特にイタリアンレッドでの小倉記念勝ちは、4角から大外を動き、長く追ってレコード走に導くインパクト大の騎乗だった。2011年の59勝のうち18勝が単勝1000円以上になり、最高配当は9410円。単勝平均配当は1108円で、回収率は122パーセントと高率になっている。一方で、1番人気馬でも[24・9・8・18]の勝率.407、連対率.559と成績優秀だ。コース別では出身地の小倉で気合が入り、2011年の夏は川田将雅と開催リーディングを争った(1勝差で2位)。デビュー時から所属していた坂口正大厩舎は2011年2月に定年で解散。石坂正厩舎の主戦を勝ち取っていて、2011年に[11・11・3・27]の連対率.423と立派な成績を残している。他、宮本博、藤原英昭、佐々木晶三、西浦勝一、須貝尚介など多くの厩舎で連対率が良い。デビュー5年目で22歳。川田将雅と共に次代のジョッキー界を引っ張っていくことになるだろう。」(2012年上半期・佐藤祐樹元公営騎手)
 ほっさん愛馬での成績 (12戦2勝)

 2008年 5月11日 ステップシチー  春日山特別 500万下  新潟芝2000m 1着/4番人気
 2010年 6月12日 ステップシチー  御陵S    1600万下 京都ダ1800m 15/13番人気
 2011年 4月 2日 アルマニャック  3歳未勝利         阪神ダ1800m  4着/11番人気
 2011年 4月17日 アルマニャック  3歳未勝利         阪神ダ1800m  5着/7番人気
 2011年 5月 7日 クレセントシチー 3歳未勝利         京都ダ1800m  4着/11番人気
 2011年 8月20日 アルマニャック  3歳未勝利         札幌ダ1700m  3着/9番人気
 2012年 4月 1日 プリュム      3歳未勝利         阪神ダ1200m  1着/3番人気
 2012年 9月15日 プリュム      500万下          阪神ダ1400m  5着1番人気
 2012年10月27日 プリュム      500万下          京都ダ1400m  4着/3番人気
 2012年11月 4日 フロアクラフト   2歳新馬           東京芝1600m 非当選除外
 2012年11月18日 フロアクラフト   2歳未勝利         京都芝1600m  13着/2番人気
 2012年12月15日 フロアクラフト  2歳未勝利          阪神芝1600m  2着/3番人気
 2013年 5月 6日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnT  船橋ダ1600m  2着/3番人気


2011年 4月 2日 愛馬アルマニャックに跨る浜中俊騎手(11番人気4着)

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「サフランディライトは現級で安定。1800メートル戦とはいえ1分45秒8と速い持ち時計があり、高速決着は望むところ。あとひと押し。ダノンフェニックスは2勝2着3回と京都巧者。遠征が続いたが、近場なら輸送減りはない。ジェントルマンはこれまでメイショウナルト、カレンミロティックといった現重賞勝ち馬と互角以上に戦ってきた。実力は折り紙つき。」


短評は「波乱含み」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
ダノンェニックス △△
スミデロキャニオン △△ △△
ヒルノドンカルロ
トラストワン
マデイラ
リメインサイレント
ジェントルマン
オールアズワン
サフランディライト △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ダノンフェニックス 3.1
ジェントルマン 3.9
スミデロキャニオン 4.1
サフランディライト 6.0
トラストワン 10.9
マデイラ 11.1
リメインサイレント 12.9
ヒロノプリンス 17.7
ヒルノドンカルロ 20.7
オールアズワン 31.4



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
マデイラ 81 81 80 81
ダノンフェニックス 85 83 83 85
ジェントルマン 87 84 84 83
スミデロキャニオン 83 80 80 83
サフランディライト 86 84 86 83
トラストワン 85 85 72 82


デイリー馬三郎

本紙の見解

「ゴール前で勢いが鈍った前走から、やはり◎ダノンフェニックスは平たんコースでこそのタイプ。過去に5連対と最も得意な京都で巻き返しが必至。前走が好内容だった○スミデロキャニオン、久々でも能力上位の▲も上位争い。〈浜口〉」

◎ ダノンフェニックス
○ スミデロキャニオン
▲ ジェントルマン
× サフランディライト
☆ リメインサイレント
△ トラストワン


マデイラは本紙無印(>_<)


マデイラは全13記者中 ▲(3番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 10記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

マデイラ(1着)

 「1角でハミを噛んだので、無理に抑えずに行かせました。行けば落ち着いてくれましたし、今日のところはこれで良かったと思います。4角の手応え通り、終いもしっかりと伸びてくれました。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

 「前半は力んで走っていましたが、ハナへ行かせると落ち着いてくれました。4角での手応えが良かったですし、最後まで頑張ってくれました」(川田将雅騎手・デイリー馬三郎)

 「1コーナーでハミを噛んで、ゆがみながら走り出したので行かせることにしました。ハナに立ってからは落ち着いてくれて、4コーナーでもいい手応えでした。最後も一生懸命走っていました。」(川田将雅・ラジオNIKKEI)

 「返し馬からかなり行きたがっていて、用心はしたのですが、1コーナーでハミを噛んでちょっと歪んだ格好になってきたため控えずに行かせました。結果的にそれが良かったようで、1頭になってからはうまくハミが抜けて落ち着きましたし、4コーナーでもいい手応え。最後までよく踏ん張ってくれました。ありがとうございました」(川田将雅騎手・キャロットクラブ公式HP)
 「チークピーシズ。リングハミ。外から被せられたこともあってガツンと行きたがったので、無理に抑えず2角手前でハナへ。行ききってからは折り合いもつき、タメが利いた。最後は半馬身差まで詰め寄られたが、危なげはなし。京都コースと相性がいい。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

マデイラ

 「久々の実戦だとテンションが上がるところがある。使った方がいいのかも。」(佐藤助手・デイリー馬三郎)

 「精神面の成長は窺えるが、それでも、久々だとテンションの高いところがある。昇級戦でもあるし、1度使った方がいいかも。」(佐藤助手・競馬ブック)

 「今週の京都競馬を目標に調整を進めていますが、休養明けとしては調教で悪くない動きを見せていますね。フレッシュな分、もちろん馬は元気ではあるのですが、前回の休み明けは元気すぎると言うか必要以上にテンションが高くなっていましたから、今回も競馬に行って気持ちの面がどう出るかでしょう。その点はやはり一度使って適度にガスが抜けたほうがいいかなという気もしますが、以前と比べれば安定している面があって今年に入ってから悪くない競馬が続いていますから、もちろんここでも次につながる走りを期待したいですね」(荒川義之調教師・キャロットクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 マデイラは昇級初戦でどこまでやれるかさっぱりわかりませんが、10頭と美味しいレースで、どう考えても弱そうな馬もおり、最低でも8着。目標は掲示板です。

 いつもは強気の私ですが、マデイラは叩き3走目がもっとも走り、次が4走目以下5走目、6走目で休養です(笑)。初戦はイマイチ走らず、かつ今回は追い切りも緩めで、明らかに京都2戦で函館まで計算に入れられたローテです。

 あわよくば次の烏丸Sで上位。烏丸Sはハンデ戦ですから、今回大敗しても次走は軽ハンデで出られますし、またまた美味しいレースとなるわけですね(笑)。まさか連勝で一気にオープン入りというのはないでしょう。ただ、本格化している今なら勝って次は重賞、秋には天皇賞から始動・・・(眠)。

●休日ですが、所用で現地観戦出来るかどうかわかりません

 当日5月3日は珍しく私は休日ですが、朝から滋賀県の山奥に遠出をいたしますので、間に合えば競馬場に寄りたいと思いますが、わかりません。

 そんなことから、口取りも応募しませんでした。勝つところまであると心では思っているのですが、権利を取って現地に居ないではいけません。ということで、口取りの権利は取得していません。ギリギリでも行きたいのですが・・・。

 行くことが出来れば、”いずれ”現地観戦レポートをアップしたいと思います。

これ以降は2014年5月5日に作成

●パドック

 結局、当初の予定では、朝早くに出発し、昼の12時には現地を出て競馬場に向かう予定でしたが、自宅から車で2時間予定が、ほとんど徐行運転で4時間超え。到着したのが13時を過ぎており、この時点で現地入りは断念しました。さすがにGWですねぇ。高速だけでなく、一般道路を含めほとんどすべてOUTでした。
 そんなこんなで、競馬場には行けていません。結果的に勝って3名での口取りでしたから、こんなに目立つ機会は少ないですし、是非とも”4人目”として口取りに参加したかったですね。仕方ない。

 マデイラの馬体重は前走プラス6キロの490キロ。結果論で嫌なのですが、パドックでのテンションが予想されたように高くなかったので、最初は自信がなく買うつもりはなかったのですが、急遽単複の馬券を電投で購入しました。

 マデイラはとにかく煩い馬で、不遇の時代はトレセンでも煩くどんどんと馬体を減らすような馬でした。私が現地観戦した昨年の北海道帰りの初戦の中京戦の栄特別でもいつものようにパドックでも煩すぎるマデイラで、果敢に先手を取りますが、最後に失速し7着でした(この時まだ500万クラス)。

 その後、1度使われてある程度ガスが抜け、そこから4戦2勝2着1回と抜群の成績を挙げてくれるわけですが、今回も毎度のパターンだと思っていました。

 ところがパドックでは煩すぎない。そして馬体重は前走プラス6キロ。これは覇気がなく大人しすぎるのか、逆にマデイラとしては落ち着いているのかの二択です。私は過去のマデイラの状態から今回は後者だと思いました。そんなこんなで、馬券を厚めに買い(痛恨は単複しか買っていなかったことです。しかし、欲張りを言うのはやめましょう。かなり得したわけですから。)ました。


当日は私は競馬場に間に合いませんでしたが、リメインサイレントをお持ちの風雷坊様が東京から応援にお越しで写真をいただきました。ありがとうございます。(写真は風雷坊様撮影)



いつもは初戦はテンションが高いのに、今回は随分とマシだったよう。(写真は風雷坊様撮影)



そして愛馬マデイラと浜中俊騎手。もはや日本のトップジョッキーですからねぇ。彼に乗って貰うと期待値がグンと上がりますねぇ。(写真は風雷坊様撮影)

●レース 

 マデイラの一完歩目は両隣の枠の馬よりも遅く、下がってしまう懸念がありましたが、隣のリメインサイレントが前を主張してくれたために包まれて下がることなく3番手に付くことができます。

 1コーナーではマデイラは掛かってしまい行きたがったので、前走同様浜中俊騎手も無理に抑え込まずに馬の気に任せて行かせてしまいます。その結果、前走同様、早めにハナに立つことになります。私はこの時点で、腕っ節が強く、押っつける力は抜群の鞍上・浜中俊騎手ですから、ある程度は残してくれるのではないかと思いました。

 ハナを奪ってからは終始折り合いもつき手応えも良く、後は垂れないように祈るだけです。

 4コーナーでも楽な手応えで、浜中俊騎手はまだ追い出しを待つ余裕があります。切れる脚がないマデイラですので、直線に向いて満を持して仕掛けられると後ろのリメインサイレントにはジリジリと詰め寄られるものの渋太く粘り前2頭の一騎打ちになります。

 そこから腕っ節の強い浜中俊騎手が最後までしっかりと目一杯追ってくださり馬を持たせ、いつもの0.1秒差ながら凌ぎきり見事連勝にて悲願のオープン入りを決めてくれました!!


(写真は風雷坊様撮影)なお、風雷坊様は愛馬のリメインサイレントを撮っておられたわけでして・・・。



それにしても、まさかマデイラがこの時計で走れるとは・・・ですね。(写真は風雷坊様撮影)

●4勝目を挙げ、ついにオープン入り!!

 新馬戦優勝後、500万クラスで2年以上の永きに渡って低迷していた我らが愛馬マデイラですが、ついに4勝目を挙げ、なんとなんとオープン入りをしてくれました!!私は準オープンの脱出には大きな壁があって、厳しいと思っていましたから、まさかその大きな壁をたった1回で破ってくれるとはです。

 そしてご存じの通り4勝すべて京都なんですよね。京都と言えば私のホームグラウンド。ここでこれだけ活躍してくれることは本当に有り難いですね。愛馬フロアクラフトも京都の芝の中距離で2勝。現在準オープンですので、番組数の少ない準オープンのことですし、どこかでぶつかるのではと懸念していましたが、マデイラがオープン入りをしてくれたので、その心配もほぼなくなりました。オープンでの対戦は望むところです。

 そして今回の本賞金1790万円を加算して、マデイラの獲得した本賞金は6252万円になりました。これが募集総額4000万円(1口10万円)程度の募集馬なら、「やっと黒字が出た」と言うところですが、マデイラは募集総額1800万円の安価な馬。言うことありません。 

●獲得本賞金は6252万円でついに弟のゴットフリートを抜く!!

 マデイラは今回の本賞金1790万円加算で、ついに獲得本賞金は6252万円になりました。これは10億円以上を稼ぎ出した愛馬エスポワールシチーには遠く届かないものの、次位だった愛馬ステップシチーの5920万円を上回り現在ほっさん軍団2位の活躍です。

 ちなみにこの本賞金6252万円というのは、キャロットクラブの現役馬でもすぐ上は準オープンのアンヴァルトの6858万円。下にはなんとレックスパレードが6160万円でいます。レックスパレードと言えば1000万クラスで滅法強い勝ち方をしていた馬で、あれだけ活躍していた馬よりも稼いでいるなんて、なんだか不思議です。更に下には弟のゴットフリート、愛馬のフロアクラフト、ローガンサファイア、ジャイアントリープ、ピグマリオンなどのそうそうたる顔ぶれが並びます。

 もうオープンまで上がってしまって、これ以上はないかも知れませんが、募集総額1800万円の馬として十分過ぎる働きです。

 また、デビューから活躍していた弟のゴットフリートの同5900万円も一時的とは言え抜きました。ゴットフリートは新馬戦から連勝で朝日杯FS GTでも3着。続く共同通信杯GVも2着と早々にオープン入りをしていました。まさかその大活躍の弟の獲得本賞金を一時的とはいえ抜くなど想像も出来なかったですね。何せ、弟が活躍している当時はマデイラは500万クラスで”頭打ち”状態でしたからね。やはり私が睨んだとおり、藤沢和雄厩舎に預けられた母マチカネエンジイロの底力はただ者ではなかったですね。

●ほっさん軍団本年早くも6勝目!!

 昨年に続き年間10勝を目指す安価な集団の我が軍団は、昨年は最終的に9勝を挙げたものの、1月に1勝してから2勝目はななんと8月でした(T_T)。それが今年はもう5月最初で6勝!!ずっと月換算で貯金”1”がある状態をキープしています。

 しかもこの”6”という数字の中にマデイラが3勝。なかなか1年で3つも勝てませんよ。しかも僅か4か月の間にです。マデイラはタフで休養明けから5、6戦は走れますし、それでいてこの活躍。凄いことです。


 これで、僅か4か月と少しで年間目標の半分以上を達成しました。デスティニーシチーやグランデアモーレ、フロアクラフトと言った現4歳組は夏の番組再編でいずれもすでに勝ち星を挙げた1つ下のクラスに降級できます。そうなるとそれぞれもう1つ勝てる可能性は極めて高くなりますし、全馬が順調に勝てば少なくともあと3勝が上乗せされることになります。2歳新馬も今年は4頭いますし、今年は年間目標が達成出来そうですね。大将のエスポワールシチー引退初年度の今年はどうなることかと思っていましたが、素晴らしい成績です。

●時計の評価

 今回のマデイラの走破時計は1分59秒2良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分58秒5ですから、全体的に平凡だったということになるのでしょうが、マデイラとしては今回が過去最高の時計での好走ですし、5歳になってもまだパフォーマンスを上げて行っていることは素晴らしいことです。今回は不得意な叩き1走目でしたし、叩かれて次はもっと走れるのではないかと期待してしまいます。

●レース後の騎手・調教師のコメント

マデイラ(1着)

 「1角から掛かり気味だったので、前走と似たような競馬になりましたが、行き切るとリラックスして走れていました。ラストも渋太く頑張ってくれましたね。」(浜中俊騎手・競馬ブック)

 「1角で掛かったので、前回と似たような競馬になりました。それでも行かせて1頭になるとリラックスしていましたし、最後もしぶとかったですね」(浜中俊騎手・デイリー馬三郎)

 「1コーナーで引っ掛かってしまって前回と同じように先頭に立つレースになってしまいました。しかし、先頭で1頭になるとリラックスして走ってくれて、最後はしぶとく粘ってくれました」(浜中俊騎手・ラジオNIKKEI)

 「前走勝った川田先輩からハミを噛み出したらしつこくジワーッとモタれると聞いていました。さらに今日は久々でややテンションが高く、前半からハミを噛んでしまったので、前走と同じような進め方をしたんです。いろいろ課題はありますが、昇級すぐに勝つのですから力はありますし、なかなかしぶとい脚を持っていますね。今日はありがとうございました」(浜中俊騎手・キャロットクラブ公式HP)

リメインサイレント(2着)

 「前めでレースをして欲しい、という話でしたが、スタートが良すぎてハナに行きそうになるところをなだめました。そこで一気に外から勝ち馬(マデイラ様)に行かれて、そこで少しハミを噛んでしまいました。その分、最後交わし切れなかった感じです。スムースなら違ったと思います」(幸英明騎手・ラジオNIKKEI)

●専門誌のレース評価

マデイラ(1着)

 「仕上がる。リングハミ。チークピーシズ。馬の行く気に逆らわず2角でハナに立つ。その後は折り合い良く進み、4角でも手応えに余裕。そのまま危なげなく押し切った。うまく乗られたこともあるが、確実に力をつけている。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 1着賞金が1790万円。付加賞が21.7万円。距離別出走奨励賞が100万円。特別出走手当が41.8万円。計1953.5万円。1口で割りますと32000円程度にはなるのではないでしょうか。

●今後の展望

 てっきり、ここを叩いて5月25日の烏丸Sに出走だと思っていましたから、勝ち上がってくれてアテが外れました(笑)。こうなると得意の京都ですと5月17日の都大路Sということになりそうですね。いつもの中1週ですし出そうですね(笑)。

●最後に

 まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございました。そして早速たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございました。

 それにしても今回は私が珍しく休日だったのに、別件で競馬場に行けずに、愛馬の貴重な準オープン優勝の瞬間に立ち会えませんでしたのは残念です。ただ、まさか勝つまではと思っていましたし、家庭の事情を優先させたために万事すべてが上手く行きました。強行で競馬場に行って、マデイラが大敗なら目も当てられません(笑)。そして、4月20日の皐月賞に続き5月25日のオークスも東京に遠征するという肩身の狭さ。さすがに全土日休みを競馬場入りしていると、もうその趣味をやめろと言われてしまいます(^_^;)。

 昨年軍団大将のエスポワールシチーが引退して上のクラスは準オープンのフロアクラフトだけでした。あとはすべて500万下クラス以下。それがあれよあれよとバウンスシャッセが重賞を勝ってオープン入り、そしてこのマデイラが年明け3勝目でオープン入りともうオープン馬が2頭です。年に3頭ほどしか出資しない私としては凄すぎる成績です。しかもバウンスシャッセは4歳夏までに収得賞金が加算できなければ準オープンに降級になりますが、このマデイラはもう降級はありませんから、”真のオープン馬”ということになります。オープン馬というのは1つの大きな夢であり目標ですからねぇ。それが叶って本当に嬉しいです。

 また、キャロットクラブの馬で1頭の愛馬で4勝したのもこれが初めてです。何せフロアクラフトが昨年3勝目を挙げてくれるまで、2勝馬まではいるものの3勝馬はキャロットクラブの愛馬ではいませんでしたからねぇ。それが今はバウンスシャッセも含めて実に3頭!!

 どこまでこの快進撃が続くかわかりませんが、しばらくは愛馬の重賞出走の夢が見れそうです。今までは2歳重賞や3歳重賞でしたが、これからは古馬の芝の重賞という新たなエリアに踏み込んで行くことになります。

 マデイラは5歳ですが、牡馬ですし、牝馬と違って6歳春の引退期限はありません。今年もそして来年も得意の京都や北海道で大暴れして欲しいですね。

 頑張れマデイラ!!とにかくいつまでも怪我なく元気で走ってくれ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年2月28日立ち上げ 4月18日、23日、30日、5月1日、2日、3日、5日加筆

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マデイラの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年 2月22日 第22戦 稲荷特別 1000万下 京都芝2000m (1着2番人気

2014年 2月 9日 第21戦 壇之浦特別 1000万下 小倉芝2000m (6着/3番人気)

2014年 1月26日 第20戦 北大路特別 1000万下 京都芝2000m (2着/5番人気)

2014年 1月11日 第19戦 500万下 京都芝2200m (1着/5番人気)

2013年12月15日 第18戦 栄特別 500万下 中京芝2000m (7着/12番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2013年 8月18日 第17戦 定山渓特別 500万下 函館芝2000m (7着/6番人気)

2013年 8月 3日 第16戦 陸奥湾特別 500万下 函館芝2000m (8着/3番人気)

2013年 7月21日 第15戦 500万下 函館芝1800m (2着/4番人気)

2013年 7月 7日 第14戦 臥牛山特別 500万下 函館芝2000m (2着/8番人気)

2013年 6月22日 第13戦 500万下 函館芝2000m (3着/5番人気)

2013年 6月15日 第12戦 木古内特別 500万下 函館ダ1700m (9着/12番人気)

2013年 4月20日 第11戦 500万下 京都ダ1800m (7着/9番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2013年 4月 7日 第10戦 500万下 福島芝1200m (12着/7番人気)

2012年11月 8日 第9戦 JRA指定交流 門別ダ1200m (4着2番人気

2012年 7月 8日 第8戦 500万下 函館芝1200m (10着/7番人気)

2012年 6月23日 第7戦 500万下 函館芝1200m (7着/2番人気

2012年 6月10日 第6戦 500万下 函館芝1200m (5着/6番人気)

2012年 3月17日 第5戦 3歳500万下 阪神芝1400m (11着/10番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2012年 2月18日 第4戦 こぶし賞 3歳500万下 京都芝1600m (12着/6番人気)

2012年 2月 5日 第3戦 第52回 きさらぎ賞 GV 京都芝1800m (12着/12番人気) 写真多数掲載

2011年11月19日 第2戦 第16回 東京スポーツ杯2歳ステークス GV 東京芝1800m (8着/8番人気) ルクソール様撮影 現地写真掲載

2011年10月30日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m (1着/8番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート