マデイラ(マチカネエンジイロの09) 第8戦


キャロ愛馬第13号は第1.5次募集で購入。

父クロフネと母父サンデーサイレンスの組み合わせは2歳GTを制したフサイチリシャールなど成功例が多く期待。
母は3勝馬だが、藤沢和雄厩舎に預託されるなど馬主の期待の大きかった馬。
その母の繁殖黄金期である8歳の時の仔とくれば期待は高まるばかり。


デビュー戦は快勝もそこから気難しい面を見せるようになり大敗続き。道中は掛かったり、内にササッてまともに追えなかったりとこれは大変重症。

しかし、それらを考慮して北海道に渡り滞在競馬を実施した前々走は5着と掲示板を確保!!慣れた前走は北海道でも気難しい面を見せ逆戻り。うーーん。

あてにはならないが次ももしかしたらと楽しみにしている。


7月8日 函館7R 500万下 芝1200mに出走!!

10着/7番人気。

ついに二桁着順で出走奨励金を逃すも、内容としては函館3戦の内、今回が一番良かったと思う。

全体的に速い馬場とはいえ、時計も今までで最速だし、勝ち馬からも0.5秒差と着ほど悪くない。

やはり北海道はマデイラに合っている気がする。まだまだ頑張ってほしい。


レース回顧と時計の分析、レース後の吉田隼人騎手と荒川義之調教師のコメントを掲載。

(2012年7月11日完結)

2012年7月4日立ち上げ

●次走は7月7日 函館10R または8日 函館7Rを予定

 6月27日に更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告は次の通りです。

「先週の競馬は、この馬の気難しさが出てしまったような内容でした。パドックからの気配は良く、ジョッキーも『これなら』と思ったようですが、こちらも気性を分かっているだけに『安心するなよ』と言っていたんです。結果、道中は抜群の手応えなのに、直線追い出すとスカスカでまったく伸びてくれないというレース。ジョッキーもびっくりしていました。ただ、まともに走っていないだけに疲れがないのが救いです。馬自身も元気いっぱいですし、このまま調整していきます。中1週ではありますが、来週なら1200m戦が2鞍組まれているので、使えそうなら使っていきます」(荒川師)7月7日の函館競馬(下北半島特別・芝1200m)もしくは8日の函館競馬(3歳上500万下・芝1200m)に出走を予定しています。

 ということで、中1週で7月7日 函館10R 下北半島特別 500万下 芝1200m 混合戦を吉田隼人騎手で出走、或いは7月8日 函館7R 500万下 芝1200m を予定ということです。

 アテにはならない馬ですが、上手く走ればこのクラスで勝ち負けできる能力はありますし、期待したいですね。

●気になる特別登録(7月7日 函館10R 下北半島特別)

特別登録表 7月7日 函館10R 下北半島特別 500万下 芝1200m 定量 混合戦

第1回登録完了馬 全28頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アイシークレット 55.0  3/24 500万 中山ダ1200 11 15 15
アランルース   57.0  5/12 1000万 東京ダ1400
ヴィーヴァサルーテ 藤岡佑介 57.0  6/16 500万 函館芝1200 13 11
オビーディエント 川島信二 54.0  6/24 長万5下 函館芝1200 11 10 13
グレイホーク  57.0  5/06 飛竜5下 新潟芝1000 11
クレバーアポロ 勝浦正樹 54.0  6/23 500万 函館ダ1000
サニーエリザベス 丸田恭介 55.0  6/17 500万 函館芝1200 15 13 12
サンライズサルーテ 丹内祐次 57.0  6/23 500万 函館芝1200 13
シゲルシバグリ 川須栄彦 54.0  6/23 500万 函館芝1200 11
スリーバリアント 武英智 57.0  6/23 500万 函館芝1200 15
タイヨウパフューム 秋山真一郎 55.0  6/24 長万5下 函館芝1200 12 17
タツストロング 54.0  6/24 長万5下 函館芝1200
ダブルスパーク 川須栄彦 52.0  6/16 未勝利 函館ダ1000
デイジーバローズ 古川吉洋 52.0  6/23 500万 函館芝1200
ナイキトリック 四位洋文 55.0  6/17 500万 函館芝1200 12
ニコールバローズ 岩田康誠 52.0  6/17 500万 函館芝1200
ネオザミスティック 55.0  7/01 七重5下 函館芝1200 13 13 12 10
ノッティングガール 横山和生 55.0  6/17 500万 函館芝1200 11 17 14
フィロパトール 52.0  6/16 500万 福島芝1200 10
フクノハツヒメ 丸山元気 52.0  3/03 チュGV 阪神芝1600 12 10 14
フジドリーム 丸田恭介 52.0  6/17 奥尻5下 函館芝1800 10 11
ブリージーデイズ 57.0  6/09 南港5下 阪神芝1600 11 11 12
マデイラ 吉田隼人 54.0  6/23 500万 函館芝1200 11 12
マリエンベルク 57.0  7/01 500万 函館芝1800 10 10 13
メジロツボネ 黛弘人 55.0  6/17 500万 函館芝1200 13 10
ヤマニンシバルリー 57.0  6/10 500万 東京芝1400 12 14 15 10
ユキノラムセス 池添謙一  57.0  6/23 500万 函館芝1200 12
ラブチャーミー 荻野琢真 57.0  7/01 七重5下 函館芝1200 14

 吉田隼人騎手を押さえていますし、特別戦の方が出走間隔関係なしの抽選ですから、こちらに出る可能性が高いのでしょうね。フルゲート16頭に28頭が登録していますが、この内何頭かは8日の平場と両睨みでしょうし、そちらに回る馬も数頭はいるはずです。そんなことから、マデイラはかなりの確率でこのレースに出走できると思います。しかし、全体的に相手が揃っていますねぇ。さすがは特別戦と言ったところです。このくらいのメンバーで確定するならば、出走奨励金の貰える8着以内も厳しいかもしれません。

●追い切り情報(7月4日作成)

前走前 6月20日 函館ウッドチップ 不良馬場 馬なり余力

吉田隼人
5F 69.9
4F 55.2
3F 41.3
1F 13.7[7]



7月4日 函館ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
キリ
12.6
 7月4日、はっきりと言って、これだけの情報ではさっぱりとわかりません。ただ、良馬場ということもあり、終いはなかなかの伸びを見せていますね。競馬ブックでは”徐々に良化みせる”ですし、デイリー馬三郎では”状態良好 B”ということで、専門誌の評価は高いようですし、そちらを信じることにしましょう。
 私ほっさんの追い切り評価はさすがに人任せにはできませんので、「B−」と平均値を出します。これだけの情報ではよくわかりません。

●気になる出馬想定表(7月7日 函館10R 下北半島特別)

出馬想定表 7月7日 函館10R 下北半島特別 500万下 芝1200m 定量 混合戦

水曜日の時点での出馬想定表 全17頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アランルース 大野拓弥 57.0  5/12 1000万 東京ダ1400
オビーディエント 川島信二 54.0  6/24 長万5下 函館芝1200 11 10 13
グレイホーク 三浦皇成 57.0  5/06 飛竜5下 新潟芝1000 11
サニーエリザベス 黛弘人 55.0  6/17 500万 函館芝1200 15 13 12
スリーバリアント 武英智 57.0  6/23 500万 函館芝1200 15
タツストロング 四位洋文 54.0  6/24 長万5下 函館芝1200
ダブルスパーク 川須栄彦 52.0  6/16 未勝利 函館ダ1000
デイジーバローズ 古川吉洋 52.0  6/23 500万 函館芝1200
ナイキトリック 四位洋文 55.0  6/17 500万 函館芝1200 12
ニコールバローズ 岩田康誠 52.0  6/17 500万 函館芝1200
フィロパトール 宮崎北斗 52.0  6/16 500万 福島芝1200 10
フクノハツヒメ 丸山元気 52.0  3/03 チュGV 阪神芝1600 12 10 14
フジドリーム 丹内祐次 52.0  6/17 奥尻5下 函館芝1800 10 11
マデイラ 吉田隼人 54.0  6/23 500万 函館芝1200 11 12
ヤマニンシバルリー 柴山雄一 57.0  6/10 500万 東京芝1400 12 14 15 10
ユキノラムセス 池添謙一 57.0  6/23 500万 函館芝1200 12
ラブチャーミー 荻野琢真 57.0  7/01 七重5下 函館芝1200 14

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在17頭出馬想定されています。ただし、平場に以下に書くような強いメンバーが移動予定ですので、平場をやめて特別戦にに戻ってくることも予想されます。

特別登録段階から、前走2着のサンライズサルーテと同3着のシゲルシバグリ及びメジロツボネ、同5着のノッティングガールが消え、8日の平場に回りました。

これ以降は2012年7月5日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 7月8日 函館7R 500万下 芝1200m 全16頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ウインラーニッド 三浦皇成 57.0  6/09 基坂5下 函館芝1200 12 13 14
ヴィーヴァサルーテ 藤岡佑介 57.0  6/16 500万 函館芝1200 13 11
クレバーアポロ 勝浦正樹 54.0  6/23 500万 函館ダ1000
サウスピクトル 丸田恭介 54.0  6/16 500万 函館芝1200
シゲルシバグリ 川須栄彦 54.0  6/23 500万 函館芝1200 11
ジュピタードリーム 荻野琢真 55.0  6/16 500万 函館芝1200 13
ジョーアカリン 古川吉洋 55.0  4/29 鷹ヶ10下 京都芝1400 14 18
タツストロング 四位洋文 54.0  6/24 長万5下 函館芝1200
デイジーバローズ 古川吉洋 52.0  6/23 500万 函館芝1200
ノッティングガール 横山和生 55.0  6/17 500万 函館芝1200 11 17 14
フィロパトール 宮崎北斗 52.0  6/16 500万 福島芝1200 10
ブリージーデイズ 丸山元気 57.0  6/09 南港5下 阪神芝1600 11 11 12
ボーシュヴァル 大野拓弥 55.0  6/17 500万 函館芝1200 10 13 16
マデイラ 吉田隼人 54.0  6/23 500万 函館芝1200 11 12
メジロツボネ 黛弘人 55.0  6/17 500万 函館芝1200 13 10
ヤマニンシバルリー 柴山雄一 57.0  6/10 500万 東京芝1400 12 14 15 10

表中 騎手の太字は乗り替わり

●函館芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。
 スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
 函館の芝は重い洋芝で、非常に時計がかかる。1000万クラスでも1分10秒台の決着は当たり前で、開催時期が早い古馬重賞の函館スプリントステークスでないと10秒台はなかなか切れない。
 そのため、時計が出る別の競馬場で苦戦していた馬でも対応が可能
 穴馬の台頭が多く、予想も難しい。
 函館の芝に合った馬を見つけることがポイントになってくる。
 脚質の有利不利は開催日によってかなり違う。開催序盤は逃げ・先行馬が有利だが、少しでも開催が進むと馬場が痛み出し、一気に逃げ・先行馬が苦しくなる。
 8月の開催になると完全に差し馬有利になる

 そして、枠順にも大きな特徴がある。コース形態のせいか、全般的に外枠有利。特に8枠の連対率は20パーセント弱でトップ。脚質に関係なく外が強い。

有利な枠順 外枠
有利な脚質 開催前半は逃げ・先行、後半は差し
ポイント 脚質、枠順
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、サクラバクシンオー、フジキセキ
連対騎手ベスト 横山典弘、四位洋文、藤田伸二、武幸四郎、小野次郎
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分11秒8 1分13秒6 1分12秒4 1分14秒6
2歳未勝利 1分11秒8 1分12秒4 1分12秒8
2歳オープン 1分10秒8 1分13秒0
3歳未勝利 1分11秒2 1分12秒4 1分12秒1 1分12秒9
古馬500万 1分10秒6 1分12秒1 1分13秒7 1分13秒0
古馬1000万 1分10秒1 1分11秒6 1分10秒6 1分10秒6
古馬1600万 1分09秒7
古馬オープン 1分09秒4 1分09秒5

●騎手は吉田隼人騎手 ほっさん評価「B−」

 今回もマデイラの鞍上は、吉田隼人騎手です。前々走ではマデイラを上手くコントロールし、最後までまっすぐ、力強く走らせてくれました。前走はいつもの走るのをやめちゃう癖に対応できずに馬群に沈みましたが、そういった経験から今回はもっと上手く乗ってくれると思います。やはり、北海道なら彼は断然主役級の騎手です。なかなか確保は難しいですが、ずっと乗ってくれることは嬉しいですし頼もしいですね。
 吉田隼人騎手と言えば、昨年は年間80勝、勝率も10パーセント超えと大ブレーク。今年もすでに43勝で全国騎手リーディングの堂々9位です。今年は愛馬ハルシュタットを福島で圧勝で勝ちあげてくれています。

 ほっさん愛馬への騎乗は実に11度めですが、毎回騎乗内容には概ね満足しています。ただ人気通りと言った感じで、崩れないものの勝ち切れない印象はあります。今回も人気以上の走りをお願いします。



 吉田 隼人(よしだ はやと)は1983年12月20日生まれの28歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属の9年目の騎手である。デビュー当時は堀井雅広厩舎所属で、2007年4月からフリーになる。兄の吉田豊もJRA美浦所属の騎手である。8歳上の兄の活躍を見て騎手を目指すようになった。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。

 2012年7月4日現在、中央445勝、勝率7.7パーセント、連対率15.0パーセントとまずまずの成績。重賞はほとんど人気薄ばかりの6勝(7、11、7、3、11、8番人気)。GT勝ちはない(2007年の天皇賞秋アグネスアークと2009年の菊花賞フォゲッタブルの2着が最高)。騎乗馬の質の割に良く頑張っていると言える。昨年(2011年)は実に80勝で勝率は10.2パーセントと10台の大台を超えた。今まさにブレイクしている騎手と言える。
 本年度もここまで43勝、勝率10.0パーセントで全国騎手リーディング9位と好調維持。ギリギリながらも勝率10パーセント超えは素晴らしい。


 2004年に競馬学校第20期生として卒業し、騎手免許を取得(同期には藤岡佑介、津村明秀、川田将雅、水出大介、丹内祐次、高野和馬、上野翔らがいる)。美浦の堀井雅広厩舎所属でデビュー。初騎乗は同年3月6日中山競馬第1競走でトーセンルドルフに騎乗して4着(12頭立て)であった。4月24日の東京競馬第3競走でスターオブアディラに騎乗し初勝利を挙げる。デビュー年はわずか3勝の成績に終わる。

 2005年は23勝と勝ち星を量産。成長の跡を見せた。また朝日杯フューチュリティステークスに出走したアポロノサトリはそれまで吉田が騎乗し2戦2勝の好相性であったが、その時点での通算勝利数は26勝であり、GT騎乗可能となる通算勝利数(31勝)を満たせていなかったため、蛯名正義に乗り替わりとなる試練もあった(結果は8着)。

 2006年4月9日の中山競馬で中央競馬通算31勝目をあげ、晴れてGTへの騎乗が可能となった。さらに、4月22日の福島競馬第11競走福島牝馬ステークスをロフティーエイムで優勝し重賞初制覇。この勝利で史上初の兄弟の初重賞制覇が共に牝馬限定の重賞となった。兄・豊の重賞初制覇は、1996年に行われたメジロドーベルでの阪神3歳牝馬ステークスである。また同年は60勝を挙げ、年間勝ち数で兄・豊(57勝)を上回った。

 2007年4月にフリーに転身。この年は自己最多の73勝を挙げる。減量が取れてからの飛躍は素晴らしい。

 2008年は66勝と安定した成績を残す。

 2009年1月は落馬して頭部外傷、左肘部挫創というケガを負った影響があり、45勝に終わる。11月21日の福島記念でサニーサンデーで重賞制覇したが2着に兄・豊のトウショウシロッコが入り吉田兄弟で初の重賞ワン・ツー・フィニッシュを達成した。

 2010年7月3日に通算300勝を達成。この年は52勝だった。


 「2009年の菊花賞では関西馬のフォゲッタブルに騎乗してハナ差の2着(勝ち馬スリーロールス)。大きなチャンスを逃したが、落ち着いた手綱捌きで成長をアピールした。センスは上々で、インにこだわったり、有力馬をマークしたり臨機応変に競馬ができる。馬をしっかりと御すことができるし、追いに関しても上々。騎乗技術は水準のモノがある。問題は騎乗センスだ。インに入る形だと、怖がっているのか腰を上げて手綱を引っ張ってヒドい格好になることが多い。勝負どころの捌きも甘く、減速して大外まで持ち出して競馬を終わらせてしまうことがある。また、気のいい馬に乗った時に抑え込まずスイスイと走らせる傾向があり、当然のこと直線で伸び脚が鈍る結果になる。1番人気での成績は2009年が連対率.486、2010年が連対率.585、2・3番人気で[13・7・13・37]の勝率.186、連対率.286、4・5番人気で[6・17・6・45]の勝率.081、連対率.311となっており、中穴級での連対率の良さが目立つ。コース別では小倉と新潟で成績が良い。ただし、裏開催での結果である。伊藤圭三厩舎で主戦をつとめているが、同厩舎は2011年に4勝と低迷。2011年は中川公成厩舎で[4・3・2・6]の連対率.467と好成績を残しており、今後も注目する必要があるだろう。鮫島一歩、矢作芳人、服部利之など、多くの栗東の厩舎で結果を出している点は見逃せない。芯がシッカリしていて強気な性格。コメントは無難なものが多いが、取捨に関してはハッキリと話す。トップクラスのジョッキーは年齢が若くなく、世代交代が起こる頃に飛躍する可能性がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)

ほっさん愛馬での成績 (11戦1勝)

 2007年 5月20日 マイセンシチー   3歳未勝利 新潟芝2400m 9着/6番人気
 2007年 6月 7日 マイセンシチー   3歳未勝利 東京芝2500m 8/6番人気
 2009年 3月22日 レイアシチー    3歳新馬   中山ダ1200m 3着/5番人気
 2009年 5月30日 レイアシチー    3歳未勝利 東京ダ1300m 4着/3番人気
 2009年 6月27日 レイアシチー    3歳未勝利 福島ダ1150m 4着/4番人気
 2009年 7月18日 レイアシチー    3歳未勝利 新潟ダ1200m 5着/4番人気
 2011年 6月19日 フェーラシュヴァル 3歳未勝利 函館ダ1700m 10着/7番人気
 2011年 9月17日 フェーラシュヴァル 3歳未勝利 札幌芝1200m 4着/11番人気
 2012年 4月28日 ハルシュタット    3歳未勝利 福島ダ1150m 1着1番人気
 2012年 6月10日 マデイラ       500万下 函館芝1200m  5着/6番人気

 2012年 6月23日 マデイラ       500万下 函館芝1200m  7着/2番人気

これ以降は2012年7月12日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「好スタートから下げて少し脚を余した感のあった前走のサウスビクトル。函館2走目で上積みが見込めそうなだけにスムーズに運べればチャンス。タツストロングはテンに急がせると良くないタイプ。どうしてもロスが多くなるが、明らかに地力上位。地力あるジョーアカリン、メジロツボネも怖い。」


短評は「高配含み」



予想家の印
馬名 小原靖 高柳利 井尻恵 CPU
ヴィーヴァサルーテ △△
メジロツボネ △△ △△
マデイラ
サウスビクトル
シゲルシバグリ
デイジーバローズ △△
ヤマニンシバルリー
ジョーアカリン
タツストロング
二重△は△△で処理
あとは無印


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
マデイラ 77 59 68 64
メジロツボネ 83 74 66 77
ジョーアカリン 81 80 71 69
タツストロング 82 71 73 75

デイリー馬三郎

森元要輔 本紙の見解

「控えても競馬ができるメジロツボネだが、ハナに立った方がより持ち味が生きるタイプ。今回は単騎で行けそうなメンバー構成で、まんまと押し切る。」

◎ メジロツボネ
○ タツストロング
▲ ジョーアカリン

以下省略

マデイラは無印


マデイラは全13記者中 ◎(本命)印 なし、〇(対抗) なし、▲(3番手) 2記者、×(4番手評価) なし、☆(5番手評価) 4記者、△(6番手評価) 2記者とボチボチ印をいただいております。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

マデイラ(7着)

 「ゲートはあんなもの。、射程圏に入れて競馬はできていたんですが、直線は全く反応してくれませんでした。気難しい面が出たんでしょうか・・・。」(吉田隼人騎手・競馬ブック)

 「スタートは前走と同じようにゆっくりめでしたが、道中の感じは悪くなかったですし、勝負どころでは楽に上がっていけました。これならと思っていたら、ギアがまったく替わらず、むしろ手応えが急になくなってしまいました。どこかでモタれたとかはなかったですし、前走の感覚からはこんなはずではないのですが、どこかで気持ちが切れてしまったのか…。結果を残せず申し訳ありません」(吉田隼人騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「これまでは競馬を使うとトモやテンション面など波が出やすかったのですが、滞在の効果なのか前走の反動がなく、いい状態でレースに臨めたと思います。それだけに首を傾げてしまうような結果になってしまいました。少頭数でしたから、馬の後ろに付けて回って最後に伸ばすという乗り方は問題なかったと思います。外から見ている限りでは4コーナーでは勝ったかと思ったほどでしたからね。気性面はいつ悪い方にスイッチが入るか分からないですし、厩舎スタッフはもちろん、隼人にもそこは気を付けるように言ってありました。競馬の中では前走も、今日もかかったりヨレたりしていないですし、正直どこで歯車が狂ったのか判断が難しいですね。レース後に馬体を見てもやはりどこかを悪く見せている感じはないですし、やはり気持ちの面なのでしょうか。今後については数日はどのような変化があるかしっかりと見たいと思いますが、今日はまともに走っていないと思いますし、心身に反動がなければ間隔を空けずにもう一度競馬を使いたいと考えています」(荒川義之調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「スタート直後に躓くような感じでダッシュがつかず。外を回って押し上げたが、直線も前走ほどの伸びは見られなかった。馬体減りもなく、気配は良かったが・・・。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

マデイラ

 「前走は早めに動いていく形で悪い内容ではなかった。発馬さえ決まればチャンスはある。」(大林助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

好走は微妙ですし、出走奨励金を逃す程度と思っています。それ以上の成績なら万歳です。(6日 ほっさんの独り言より)

●レース 

 今回のマデイラはスタート良く、これは!?と思わせますが、前に行くと終いが甘くなるのでいつもの後方に陣取ります。道中は14番手。

 4角では前走のように抜群の手応えで外目を進出しますが、ほとんど前と同じ脚色で10着入戦。しかし、走破時計は今までで最高で、勝ち馬からも0.5秒しか離されていません。着ほど内容は悪くなかったと思います。上がりも34.9秒と伸びてきて5着だった2走前の35.4秒よりも優秀です。何が違ったかって、前が止まらなかっただけということです。

●時計の評価

 今回のマデイラの走破時計1分10秒0良馬場は、函館芝1200mの古馬500万下クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分10秒6良馬場ですから、それを上回る優秀な時計です。しかし、この節は全体的に時計が速いことから、芝が短く刈り込んであり、時計が出やすい馬場だったと言えます。

同節の函館芝1200m戦の勝ち時計 ()は過去10年間の平均勝ちタイム

7月7日 函館3R 3歳未勝利   1分09秒3 良馬場(1分11秒2)
7月7日 函館5R 2歳新馬     1分11秒0 良馬場(1分11秒8)
7月7日 函館10R 500万特別  1分09秒1 良馬場(1分10秒6)
7月8日 函館1R 2歳未勝利   1分10秒8 良馬場(1分11秒8)
7月8日 函館7R 500万下    1分09秒5 良馬場(1分10秒6)
7月8日 函館12R 1000万特別 1分08秒7 良馬場(1分10秒1)

 全体的に()内に記載している過去10年間の平均勝ちタイムよりも1秒程度速い時計ですね。そう考えますと、マデイラの時計はまだ500万クラスの勝ち負けレベルには匹敵しないことがわかります。

 それでも5着だった2走前は全体の時計が1分10秒8良馬場で上がりが35.4秒。今回は全体の時計が1分10秒0良馬場で上りが34.9秒ですから、開催が進んでいることからも時計を短縮し優秀だと私は考えます。事実10着ですが、勝ち馬からは0.5秒しか離されていません。紙一重だったと言えると思います(もっとも、全体的にレベルの低いレースだったと言えますが)。

 また、マデイラは大外ブン回しだったことから、どの馬よりも距離を走っていますし、上手く内でも突くことができれば、もっと際どい勝負になると思います

●レース後の騎手・調教師のコメント

マデイラ(10着)

 「う〜ん、難しいです。前向きさに欠けるところがありますし、人を下に見させないためにゲート裏で上下関係をわからせるようにコミュニケーションを取ってレースに臨んだんです。行かせると脚がなくなるのでゆったり走らせ終いを頑張るように仕向けたのですが、手応えは残っているのに他の馬と脚色が同じになってしまいました。前残りの展開だから仕方ない部分もあるのですが、もっといい脚を使えるはずなだけに歯痒いです。ゲート入りを少し拒んだりもしていましたし、肉体的には悪くないけどリフレッシュを図るのも一つの手なのかもしれません。上手く行かずに申し訳ありません」(吉田隼人騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「馬の具合はいいし、もっとやれるはずなんですけどね。前に出していくと味がなくなるし、後方待機はこの馬の作戦。勝ち馬を見てわかるように今日は前が残る展開だったから後ろからいくこの馬にとって厳しかったのは確かだと思います。少しイライラしたところもあるからもしかしたらひと息入れるかもしれませんが、今日は力を出し切れてないように感じるし、何とか巻き返したいです」(荒川義之調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

マデイラ(10着)

 「いつもよりスタートは良かったが、ダッシュはひと息で後方からの追走。馬群が密集していたため、3角過ぎに外に出して上がって行くが、4角は大外を回らされてしまった。テンに行けないだけにどうしてもロスが多くなる。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 特別出走手当が346000円。1口で割りますと823円程度の配当になると思われます。出走奨励金を逃したことは残念ですが、着ほど負けていませんし、私は満足しております。

●今後の展望

 からっきしダメということはなく、毎回もしかするとまた上位に来てくれるかもという期待ができますし、レースが楽しみですね。すでに北海道に渡って3戦も走ってくれているということが嬉しいですね。走れる馬は走ってナンボですからね。

 そりゃ、未勝利なら、この時期しっかりとレースを見極めて、勝つことだけを考えなければいけませんが、マデイラは1つ勝っていて時間に余裕がありますし、このレースを使いながら覚えるということが馬主にとっても多少の賞金も獲得でき最高です。

 洋芝は合っていますし、比較的頭数の少ない北海道でのんびりとしながら、札幌も含め、あと2、3戦して帰ってきてくれればと思います。勝ち負けは展開やメンバー次第ですし、こだわるつもりはありません。

●最後に

 今回は7日出走の愛馬リバイヴエンブレムの観戦の為に中京競馬場に遠征していて、レース前の専門誌の印と評価などが事後報告となりました。お待ちいただいた方々、すみませんでした。

 そのリバイヴエンブレムの走りはさっぱりで、私が狙っている世代(2009年産愛馬)勝ち上がり率100パーセントは無理でしょうが、このマデイラを含め、フランベルジェ、ハルシュタット、プリュムと4頭が勝ち上がってくれています。かなり上手くいっている方だと思います。あとはこの1勝馬4頭に来年6月のクラス編成までにあと1つの勝ち星を望むわけですが、マデイラとフランベルジェは現状で微妙です。

 こういった微妙な馬たちが勝ち上がってくれるとその喜びも大変大きいのですが、その日が来ることを気長に待っています。

 頑張れマデイラ!!次走も当然期待半分不安半分で見守っているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年7月4日立ち上げ 5日、11日加筆

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マデイラの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 6月23日 第7戦 500万下 函館芝1200m (7着/2番人気

2012年 6月10日 第6戦 500万下 函館芝1200m (5着/6番人気)

2012年 3月17日 第5戦 3歳500万下 阪神芝1400m (11着/10番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2012年 2月18日 第4戦 こぶし賞 3歳500万下 京都芝1600m (12着/6番人気)

2012年 2月 5日 第3戦 第52回 きさらぎ賞 GV 京都芝1800m (12着/12番人気) 写真多数掲載

2011年11月19日 第2戦 第16回 東京スポーツ杯2歳ステークス GV 東京芝1800m (8着/8番人気) ルクソール様撮影 現地写真掲載

2011年10月30日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m (1着/8番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート