マデイラ(マチカネエンジイロの09) 第31戦


キャロ愛馬第13号は第1.5次募集で購入。

父クロフネと母父サンデーサイレンスの組み合わせは2歳GTを制したフサイチリシャールなど成功例が多く期待。

母は3勝馬だが、藤沢和雄厩舎に預託されるなど馬主の期待の大きかった馬。その母の繁殖黄金期である8歳の時の仔とくれば期待は高まるばかり。・・・と書いていたら、弟のゴットフリートは新馬戦と500万特別を快勝し、重賞でも2着と完全にオープン馬。やはり母は高性能。

しかし、マデイラはデビュー戦は快勝もそこから気難しい面を見せるようになり大敗続き。道中は掛かったり、内にササッてまともに追えなかったり、走るのをやめてしまったりとこれは大変重症。

しばらくいいところがなかったが、2013年4月にミルコ・デムーロ騎手が騎乗すると最後まで気を抜かせずに走らせてくださり、そこから復活!!得意の夏の北海道では気難しい馬を動かす力に長けている大野拓弥騎手を鞍上に芝の2000mに出走してみたら3着と新馬戦以来の馬券圏内確保!!そして特別戦2着、平場2着ともうこれは本物。

北海道で計6戦走るも結局9、3、2、2、8、7着と優勝には届かず。しかし、獲得賞金はそれまでの772万円から1642万円と飛躍的にアップ。

そして、本州に戻って来て叩き2走目で超一流のクリストフ・ルメール騎手が空いているレースにルメール騎手で出走。抜群の騎乗で1度使われて息も持ち、優勝!!実に新馬戦以来18戦ぶりの美酒。

そこからなんとなんと3戦で1000万クラスを卒業し、連勝で準オープンも突破しついに夢のオープン入り!!4勝すべてが京都競馬場と京都巧者。

オープンでは完全に力負けをしているが、賞金が有効で走れる時に重賞を走るのは賛成。そろそろ最後に賞金を加算した昨年の5月3日から1年が経ち、賞金不足での除外が多くなって来そう。


長期に渡るリフレッシュを経て、状態はすこぶる良くなったが、それでもオープンでは力不足を露呈。平地力からも私は入障を望む。


前走後、ここまでしばらくトレセンで調整を続けていたし、4月16日にノーザンファームしがらきへリフレッシュ放牧に出されました。

6月26日に栗東トレセンに帰厩しました。


7月12日 福島11R サマー2000シリーズ 第51回 七夕賞 GV 芝2000m 国際 ハンデに出走!!

フルゲート16頭のところに第1回特別登録完了馬は20頭。マデイラは出走賞金順位16番手で同率のヴィクトリースターと最後の椅子を2分の1で分け合う存在。水曜日の想定段階では想定数は16頭。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジ。そりゃ、想定段階では出走順位15番手ですからほぼ出走は大丈夫でしょう。これは嬉しい。結局想定通りの16頭で確定。

鞍上は手の合う大野拓弥騎手確保で楽しみ。


3着/16番人気。

ハンデ52.0キロでも16番のシンガリ人気という屈辱を覆す重賞3着!!最低人気のマデイラの激走で3連単は100万円超え。

オープンに昇格後大敗続きで、いつ引退の文字が出てもおかしくない状況の中、この1レースで少なくとも故障がない限りあと1年は現役期間が延びただろう。また来年の七夕賞もと思える好走。

これで獲得本賞金も3着賞金1000万円を加算し7252万円となり一時的ではあるが弟のゴットフリートの6320万円を抜いた。正直、マデイラが本賞金を加算できることはもうないと思っていたので、これもとんでもなく嬉しい。

今回、掲示板に載った別の4頭は全て負担斤量が56.0キロ以上。ハンデ52.0キロだったマデイラとは4キロ以上の差があり、定量戦ではまるで歯が立たないと思われるが、それにしても走破時計は速く優秀で、今後もハンデは1キロ増える程度だろうし、また出番があるかもと期待させる。

各専門誌は今回のマデイラの追い切りから低い評価だったが、私は調子は良いと判断し「A−」と高い判定だった。ただ、状態がいくら良くても持っている能力の限界を超えることは出来ないし、昨年のこのレースも状態はすこぶる良かったが13着だったことから強気にはなれなかった。

大野拓弥騎手の全く無駄のない抜群の騎乗も評価されるべき。やはり乗り難しい馬を扱うのには長けている素晴らしい騎手。これからもマデイラの主戦でいて欲しい。


レース回顧と時計の分析、レース後の大野拓弥騎手と荒川義之調教師のコメントを掲載。

(2015年7月13日完結)

2015年4月17日立ち上げ

●前走後、ここまでしばらくトレセンで調整を続けていたし、4月16日にノーザンファームしがらきへリフレッシュ放牧に出されました

 オープンに上がってから完全に力負けを露呈している我らが愛馬マデイラ。しかし、そもそも500万クラスで長いこと勝ち上がれず、準オープンを勝ったこと自体が奇跡なくらいです。その準オープンを勝った時の賞金が有効で走れる時に重賞を走りまくっていますが、最高でハンデに恵まれて8着でした。

 ここ3戦は長期に渡るリフレッシュを経て、状態はすこぶる良くなりましたが、それでもオープンでは力不足を露呈。平地ではもう限界で、この先は種牡馬入りなどの選択肢がないので基本引退しかありませんが、私は平地力から入障を望みます。そこにすぐに行かない理由はマデイラの激しすぎる気性と折り合いの悪さ。長距離を走る障害戦では致命傷ですが、もはやそこしかマデイラが活躍出来るところはないと思います。

 もちろん、このままいつまでも歯が立たなくてもオープンで走り続けることも賛成です。私はマデイラが競走馬としてやっていけるのなら、基本どんな道でも良いと思っています。地方へ行くのも悪くありません。


 以下は4月15日に更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告です。

「前々で運ぶことができれば理想的だったのですが、スタートもあまり良くなく後ろからのポジションになってしまいました。一気に捲っていくことでもできれば良かったのですが、相手もいることなのでなかなかそう簡単に思うようにはいきませんからね。それでも最後までしっかりと頑張って走ってくれていると思います。レース後、軽く動かしてみても馬体に大きなダメージや異常はありませんが、ここまでしばらくトレセンで調整を続けていましたし、このタイミングで一度リフレッシュさせてあげたいと思います」(佐藤助手)16日にNFしがらきへ放牧に出る予定です。

 ということで、この翌日の4月16日に予定通りノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。放置プレイ気味の長い放牧にならなければ良いのですが。北海道で滞在競馬をして欲しいですね。取りあえず引退ではないようなので一安心です。ただ、牧場でそれなりの怪我でもすれば昨今の競走成績や年齢から即引退になるでしょうし、牧場でも怪我などせず順調に行って欲しいですね。

これ以降は2015年6月26日に作成

●6月26日に栗東トレセンに帰厩しました

 前走後、4月16日からリフレッシュ放牧に出ていたマデイラですが、6月26日に臨時更新されましたクラブ公式HPによりますと、6月26日に栗東トレセンに帰厩したと言うことです。

 私は時期的にも北海道に渡るのかと思っていましたが、栗東トレセンに入厩しました。帰厩のタイミングからは昨年に続き七夕賞でしょうか。

これ以降は2015年7月6日に作成

●気になる特別登録表(7月12日 福島11R 第51回 七夕賞 GV)

特別登録表 7月12日 福島11R 第51回 七夕賞 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ

第1回登録完了馬 全20頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
トウケイヘイロー 柴田善臣 58.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 10 11
メイショウナルト 津村明秀 57.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 15
レコンダイト ミルコ・デムーロ 55.0  5/31 目黒GU 東京芝2500
フラアンジェリコ 田辺裕信 54.0  4/05 ダーGV 中山芝1600 10 13 11
クランモンタナ 田中勝春 55.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 11
ステラウインド 蛯名正義 56.0  5/31 目黒GU 東京芝2500 12
アルフレード 北村宏司 56.0  5/10 新潟GV 新潟芝2000
ゲシュタルト 吉田豊 53.0  6/14 エプGV 東京芝1800 13 13 15
マイネルディーン 柴田大知 54.0  5/10 新潟GV 新潟芝2000 10 13
グランデッツァ 川田将雅 57.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000
トラストワン 松岡正海 54.0  5/31 目黒GU 東京芝2500 15 10 17
フィロパトール 石川裕紀人 52.0  6/14 マーGV 阪神芝2000 14 14 12
ゼンノルジェロ 熊沢重文 53.0  3/01 中山GU 中山芝1800 10 10 10
ユールシンキング 内田博幸 56.0  6/14 エプGV 東京芝1800 18 17
グランデスバル 江田照男 52.0  5/31 目黒GU 東京芝2500 16 16 15 11
以下、抽選対象馬(1/2)
ヴィクトリースター 52.0  4/25 メトOP 東京芝2400 15
マデイラ 大野拓弥 52.0  4/12 福島OP 福島芝2000 10 13 11 16
以下、除外対象馬
バーバラ 52.0  4/25 福島GV 福島芝1800 12 16 15 12 13
ヒラボクディープ 横山典弘 56.0  6/14 エプGV 東京芝1800
ブロードスター 50.0  4/19 難波16下 阪神芝1800 15 13 12 11

フルゲート16頭のところに第1回特別登録完了馬は20頭。マデイラは出走賞金順位16番手で同率のヴィクトリースターと2分の1の抽選です。

デイリー馬三郎 特別登録段階でのみどころ

 サマー2000シリーズの開幕戦。11年は東日本大震災の影響で中山で行われた。文字通りの七夕決戦だった13年は@番人気のマイネルラクリマが勝ったが、直近5回の勝ち馬はJFM@D番人気とハンデ戦らしく波乱模様。世代別では5歳馬の活躍が目立つ。

 一頓挫があって都大路Sから戦線に戻ったグランデッツァ。復帰後はAD着で、前走の鳴尾記念はスムーズさを欠く競馬だった。12年皐月賞の1番人気馬。再びGTに臨むためにも勝利が欲しい。

 GT馬アルフレードが復調。11年の朝日杯FSを制し、12年NHKマイルCでA着して以降は苦しんだが、東京新聞杯A着、新潟大賞典B着と息を吹き返した。完全復活を告げる勝利をつかむ。

 昇級後、レコンダイトは大阪―ハンブルクCA着、目黒記念A着と充実ぶりを感じさせる。前走は0秒2差で敗れたが、いくらか距離が長い印象もあった。小回りに変わってタイトル獲得を狙う。

 鳴尾記念のトウケイヘイローは長期休養明けで息切れ。I着でも悲観する必要はない。13年には函館記念、札幌記念を連勝。洋芝での実績には事欠かない。復帰2戦目でジャンプアップを狙う。

 ステラウインドの今年の4戦は全て二千五百以上の距離だった。万葉Sを勝ったとはいえ、本質的には中距離馬。設定変更は望むところだ。重賞B着が2回。小回りも歓迎でV争いに絡んでくる。

 新潟大賞典E着のマイネルディーンは勝ち馬と並ぶ2位タイの上がりを記録し、A着馬とは0秒1差で着順以上の評価が必要。着実に力をつけてきており、ローカルのGV戦なら十分に通用する。

 昨年の新潟記念A着が示すように、クランモンタナは直線の長いコースがベター。舞台設定&精彩を欠く近況は気掛かりだが、前記のレースが勝ち馬と同タイムで力はある。きっかけをつかみたい。

競馬ブック 有力馬のポイント

グランデッツァは昨春、都大路Sを1800メートル1分43秒9の驚異的なJRAレコード。札幌2歳Sでゴールドシップを、スプリングSではのちのダービー馬ディープブリランテを負かし、潜在能力は計りしれない。今季は都大路Sで強敵エイシンヒカリの2着したあと、前走の鳴尾記念は追い出しを待たされながらの5着。近況は決して悪くない。2000メートル以上では少し詰めが甘くなっているが、皐月賞5着だし前走内容からも距離克服のメドは立った。京都金杯が57.5キロで0秒3差。同程度のハンデなら。

 レコンダイトは前々走の大阪−ハンブルクCで逃げたサトノシュレンにクビ差及ばず、前走目黒記念は積極的なレースをしたが、内枠得意のヒットザターゲットにうまく乗られた。自身、2500メートル2分29秒9の好時計をマークし、惜しいレースが続いている。オークス馬の弟であり血統面の良さがようやく出てきた。2000メートルで3勝し、距離には問題がない。小倉で勝っているので、小回りもまず大丈夫。

 トウケイヘイローは一昨年に重賞4勝。鳴尾記念から札幌記念まで3連勝した。2、3歳時には新潟で勝ち、この時季の良績が目を引く。鳴尾記念で9カ月半ぶりに復帰し、さすがに息切れしたもののスピードは健在。デビュー以来、最高馬体重だったし、1度使われて上積みは大きいだろう。

 フラアンジェリコは昨秋、福島記念で2着。コース巧者のメイショウナルトに先着した。当時が54キロのハンデ。前走、ダービー卿CTではスタート直後に挟まれ、スピード勝負のマイル戦で苦戦したが、距離延びてレースはしやすい。

 ユールシンギングはセントライト記念、新潟大賞典の2重賞を制し、力の見劣りは感じられない。近走、今ひとつのレースが多いが、前々走では出遅れて0秒5差。小回り克服なら。

 ステラウインドは3000メートルで万葉Sを勝ち、ダイヤモンドS4着。スタミナ豊富な一方、折り合いに苦労する面があり、中距離の方がレースはしやすいだろう。東京巧者だが、中山で2勝。福島の小回りにも対応できそうだ。

 メイショウナルトは昨年当レースの勝ち馬。秋には福島記念で3着。小倉記念勝ちもあり、小回りで自分の型に持ち込めば相当に渋太い。近走、ハンデ戦では57.5キロを背負うので楽ではないが、馬場状態を問わず前残りに注意。

 マイネルディーンの新潟大賞典は勝ち馬と互角の上がり32秒9。あれ以上は難しかっただろう。前々走の福島民報杯で3着しており、適度に上がりがかかれば。

JRA−HP 出走馬情報

七夕賞は、福島・芝2000mで争われるハンデキャップレースで、『サマー2000シリーズ』の第1戦。2006年から始まった『サマー2000シリーズ』は今年で区切りの10回目を迎えるが、本レースの出走馬から、ユメノシルシ(2007年3着)、ミヤビランベリ(2008年優勝)、ホッコーパドゥシャ(2009年3着)、イタリアンレッド(2011年優勝)の4頭が見事チャンピオンに輝いている。今年も、『サマー2000シリーズ』の栄冠を、そして秋以降の飛躍を目指す個性豊かな実力馬が集結。熱い戦いが期待できそうだ。

近走の充実ぶりが目立つレコンダイト(牡5・音無秀孝)。重賞初挑戦となった前走の目黒記念は、ゴール前でヒットザターゲット(1着)に交わされたものの、中身の濃い競馬で0秒2差の2着に好走。コースレコード(2分29秒6)に0秒3まで迫る2分29秒9という本馬の走破タイムも優秀と言える。この中間は本レースを照準に入念な乗り込みを重ねており、2日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン51秒7の好時計をマーク。併走馬のクランモンタナ(古馬オープン)に0秒3遅れたものの、全身を使った躍動感あふれる動きで、目下の好調ぶりをアピールしている。今回、優勝争いに加わってくる公算は大きい。

トウケイヘイロー(牡6・清水久詞)は、これまで重賞4勝をマーク。2013年の国際G1・香港カップ(シャティン・芝2000m)でも2着に入るなど、実績では抜けている一頭だ。屈腱炎による約9か月半の休養からの復帰初戦となった前走の鳴尾記念は、デビュー以来最も重い馬体重(プラス12キロの510キロ)が示すとおり若干の太め残り。最後の直線で失速して10着に敗れたが、すんなり先手を奪ったスピードは健在で、今回につながる競馬はできたと見ていいだろう。2日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、6ハロン83秒1、ラスト1ハロン11秒8と、シャープな伸び脚を披露。休み明けを1度使われた上積みが十分に感じられる今回は、能力全開のシーンが期待できる。

メイショウナルト(せん7・武田博)は、昨年の本レースを鮮やかに逃げ切って優勝。今年は連覇を目指しての登場となる。3か月半の休み明けで臨んだ前走の鳴尾記念は、レースの前半1000m通過タイムが59秒5という緩みのない流れになり、2番手追走から最後の直線で失速して9着に敗れた。2日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、馬場の大外を回って6ハロン81秒7の好時計をマーク。ラスト1ハロンは11秒6と最後までスピードが緩まず、実戦を1度使われた上積みが感じられる動きを披露した。これまでの成績が示す通り、すんなり先手を取れた時はいつも以上に力を発揮できる馬。今回、巻き返しがあってもいいだろう。

アルフレード(牡6・手塚貴久)は、2歳時の2011年に朝日杯フューチュリティSを制した実績馬。前走の新潟大賞典では、4コーナー12番手から、出走メンバー中最速の上がり3ハロン32秒7(推定)を繰り出して3着に好走した。1日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは、ラスト1ハロンを12秒4で駆け抜ける迫力満点の動きを披露しており、状態はさらに上昇カーブを描いている様子。500キロを優に超える大型馬で器用さに欠ける面があり、今回は小回りの福島・芝コースへの対応が鍵になるが、スムーズな競馬ができれば、差はないはずだ。

グランデッツァ(牡6・平田修)は、前走の鳴尾記念で勝ち馬のラブリーデイから0秒5差の5着に敗退。しかし、直線の入り口で前が壁になり、追い出しを待たされるシーンがあっての結果で、スムーズな競馬ならもっと差は縮まっていたはずだ。本馬は、芝1600m〜1800mの距離がベストだが、今回の芝2000mまでは十分に対応可能。1日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、スピード感あふれる動きで4ハロン54秒0、ラスト1ハロン12秒4をマークしており、力を出せる仕上がりで出走できそうだ。昨年のマイルチャンピオンシップで3着に入った実績が示すとおり、実力は一枚上の存在。上位争いは必至だろう。

ユールシンギング(牡5・勢司和浩)も、侮れない一頭。前走のエプソムCは、それまでよりも前めのポジションでレースを運んだ分、最後の直線で伸び切れず8着に敗れたが、勝ち馬のエイシンヒカリから0秒7差と大きくは負けていない。この中間は、速い時計こそ出していないが熱心な乗り込みを重ねており、1日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは、力強いフットワークで5ハロン69秒7をマーク。近走の成績はひと息でも、一時のスランプからは脱してきた様子で、上位進出も可能だろう。

フラアンジェリコ(牡7・斎藤誠)は、キャリア31戦目となった昨夏の1600万下・五稜郭S(函館・芝1800m)を勝ってオープンクラス入りを果たすと、秋には福島記念で2着に好走した。前走のダービー卿チャレンジTで10着に敗れた後は放牧で立て直され、美浦トレーニング・センターへ帰厩してからは、本レースを目標に乗り込みが重ねられている。実績がある福島・芝コースに替わる今回、上位争いが期待される。

ステラウインド(牡6・尾関知人)は、一昨年に、キズナの帯同馬としてフランスへ遠征し、凱旋門賞の前哨戦にあたる国際G2・フォワ賞(ロンシャン・芝2400m)で5着に入った馬。今年初戦のオープン特別・万葉S(京都・芝3000m)優勝をはじめ、近走は芝2500m以上のレースを使われているが、折り合い面を考えれば、芝2000mへの距離短縮はプラス材料だろう。今回、重賞タイトルに手が届いても不思議ではない。

マイネルディーン(牡6・鹿戸雄一)は、前々走のオープン特別・福島民報杯(福島・芝2000m)で3着に好走し、前走の新潟大賞典では、勝ち馬のダコールから0秒3差の6着に入っている。差し馬だが、小回りコースでの好走歴がある点は心強く、今回、上位争いに加わってくるかもしれない。

クランモンタナ(牡6・音無秀孝)は、昨年7月に1600万下のマレーシアC(中京・芝2000m)を勝った後は勝ち星こそ挙げられていないものの、続く新潟記念では、残り200m付近で一旦先頭の場面を作って2着に好走した。2日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン51秒4の好時計をマーク。状態面は良さそうで、今回、うまくレースを運ぶことができれば、それほど差はないはずだ。

これ以降は2015年7月8日に作成

●気になる出馬想定表(7月12日 福島11R 第51回 七夕賞 GV)

出馬想定表 7月12日 福島11R 第51回 七夕賞 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ フルゲート 16頭 想定数16頭 
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
トウケイヘイロー 柴田善臣 58.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 10 11
メイショウナルト 津村明秀 57.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 15
レコンダイト ミルコ・デムーロ 55.0  5/31 目黒GU 東京芝2500
フラアンジェリコ 田辺裕信 54.0  4/05 ダーGV 中山芝1600 10 13 11
クランモンタナ 田中勝春 55.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 11
ステラウインド 蛯名正義 56.0  5/31 目黒GU 東京芝2500 12
アルフレード 北村宏司 56.0  5/10 新潟GV 新潟芝2000
ゲシュタルト 吉田豊 53.0  6/14 エプGV 東京芝1800 13 13 15
マイネルディーン 柴田大知 54.0  5/10 新潟GV 新潟芝2000 10 13
グランデッツァ 川田将雅 57.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000
フィロパトール 石川裕紀人 52.0  6/14 マーGV 阪神芝2000 14 14 12
ゼンノルジェロ 熊沢重文 53.0  3/01 中山GU 中山芝1800 10 10 10
ユールシンキング 内田博幸 56.0  6/14 エプGV 東京芝1800 18 17
グランデスバル 江田照男 52.0  5/31 目黒GU 東京芝2500 16 16 15 11
マデイラ 大野拓弥 52.0  4/12 福島OP 福島芝2000 10 13 11 16
ヒラボクディープ 横山典弘 56.0  6/14 エプGV 東京芝1800

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在16頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジです。そりゃ、想定段階では出走順位15番手ですからほぼ出走は大丈夫でしょう。

これ以降は2015年7月9日に作成

●追い切り情報(7月9日更新)

前走前 4月8日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
5F 66.2
4F 50.9
3F 37.4
1F 11.4[9]



6月28日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
5F 74.0
4F 56.7
3F 40.4
1F 14.1[8]


7月1日 栗東CW 不良馬場 稍一杯に追う

助手
6F 84.0
5F 69.0
4F 53.9
3F 39.3
1F 12.5[6]


7月5日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
5F 73.1
4F 56.5
3F 40.0
1F 14.4[8]


7月8日 栗東CW 不良馬場 一杯に追う

助手
6F 80.9
5F 66.7
4F 52.9
3F 39.3
1F 12.9[8]
 6月28日、26日に帰厩後ニューポリトラックでハロン14秒程度で追い切られました。放牧期間もそこそこ長かったですし、しっかりと乗り込んでいかないといけませんね。

 7月1日、ウッドチップで長めをしっかりと追い切られました。馬場の悪い中、最後までしっかりと伸びていて流石ですね。
 競馬ブックでは”平凡な動き”、デイリー馬三郎では”変わらずC”という低評価ですが、そりゃ、まだそれなりの期間の放牧からの帰厩後の実質1本目のような時計ですからねぇ。これからです。
 以下は7月2日に更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告です。
「先週の金曜日に無事帰厩しています。今週の追い切りは水曜日にCWコースで行いました。かなり雨が降っていて馬場状態が悪くなっていたのですが、そんな中でも全体が84秒台、終いも12秒5。少しトモは甘いかなという感じはしたものの、道中の行きっぷりは抜群で抑え切れないほどでしたし、動きもしっかりとしていて良かったですよ。休み明けで最初の調教としては上々の内容でしょう。相変わらず元気いっぱいで体調面の不安も皆無です。ここに来て馬っ気が強くなっているのは、やや気になるところではありますが、調教師からはもし出られるようならば七夕賞も選択肢に入っていると聞いていますし、こちらもそのつもりで接していきたいと思います」(西山助手)場合によっては見送る場合もありますが、今のところは12日の福島競馬(七夕賞・芝2000m)に特別登録を行う考えです。
 私と同じで陣営も良い評価ですね。ただ、馬っ気が強くなって来ているということで次の放牧時には去勢されてしまいそうな感じですね。それとも今回も進展が見られなかったら引退??
 とりあえず次走の予定が出ました。7月12日 福島11R サマー2000シリーズ 第51回 七夕賞 GV 芝2000m 国際 ハンデに特別登録予定ということです。出られるかどうか微妙ですが、昨年出走した七夕賞を目指すようですね。私的には北海道に渡って今週の巴賞で良かったと思うのですが。滞在競馬も洋芝も合いますしねぇ。

 7月5日、おそらく出走が叶いそうな七夕賞に向けて特別登録されると共に、それなりの速いところを乗られました。少し終いの1ハロンの時計が掛かっているのが気がかりですが、水曜日の動き次第ですね。

 7月8日、福島までの輸送があるにもかかわらず一杯に追いきられました。6ハロンの時計はかなり優秀で、それでいて終いも12秒台でまとめています。これはかなり調子が良さそうですね。昨年の七夕賞の時も状態はかなり良かったものの大敗でしたから、結果的にそうなるかも知れませんが、一発大駆けがあっても不思議ではない態勢です。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。直前での輸送があるにもかかわらず一杯に追い切れていることや、ニューポリトラックではなくコースで追い切られていること、そして日曜日にもそこそこの時計を出しているにもかかわらず、水曜日に長めを目一杯にやられていることなどから、相当状態は良いと判断します。
 ここまで仕上げてダメなら、下手をすれば大敗後”引退”の文字が出てくるかも知れません。
 競馬ブックでは”内へモタれ”、デイリー馬三郎では”平行線C”と共に厳しい評価です。モタれているのは良くないですが、それでいてこれだけの時計を計時しているのは悪くないと思います。大野拓弥騎手はこういう悪癖のある馬の矯正は上手な騎手ですし期待しています。
 以下は7月9日に更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告です。
「昨日、CWコースで追い切っています。とにかく元気が良すぎるため、今回はかなりハードに攻めてみました。さすがに最後はモタれ気味で脚も上がっていましたが、こうしてCWコースでビッシリとやったことで、馬にとっても良い負荷がかかっているでしょうからね。最近の成績がちょっと振るわないので決して大きなことは言えませんが、体調自体は本当に文句無しの状態です。52キロという軽ハンデでもありますし、すんなりと前目でスムーズな競馬をして浮上のキッカケを掴んでほしいと思います」(西山助手)12日の福島競馬(七夕賞・芝2000m)に大野騎手で出走いたします。
 マデイラを担当してくれているクラブ会報エクリプスにも登場された西山助手は”文句無しの状態”とかなり手応えを掴んでおられるようです。私も良い状態だと思うんですがねぇ。

●出馬確定表

出馬確定表 7月12日 福島11R 第51回 七夕賞 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ 出走数16頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
トウケイヘイロー 柴田善臣 58.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 10 11
メイショウナルト 津村明秀 57.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 15
レコンダイト ミルコ・デムーロ 55.0  5/31 目黒GU 東京芝2500
フラアンジェリコ 田辺裕信 54.0  4/05 ダーGV 中山芝1600 10 13 11
クランモンタナ 田中勝春 55.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000 11
ステラウインド 蛯名正義 56.0  5/31 目黒GU 東京芝2500 12
アルフレード 北村宏司 56.0  5/10 新潟GV 新潟芝2000
ゲシュタルト 吉田豊 53.0  6/14 エプGV 東京芝1800 13 13 15
マイネルディーン 柴田大知 54.0  5/10 新潟GV 新潟芝2000 10 13
グランデッツァ 川田将雅 57.0  6/06 鳴尾GV 阪神芝2000
フィロパトール 石川裕紀人 52.0  6/14 マーGV 阪神芝2000 14 14 12
ゼンノルジェロ 熊沢重文 53.0  3/01 中山GU 中山芝1800 10 10 10
ユールシンキング 内田博幸 56.0  6/14 エプGV 東京芝1800 18 17
グランデスバル 江田照男 52.0  5/31 目黒GU 東京芝2500 16 16 15 11
マデイラ 大野拓弥 52.0  4/12 福島OP 福島芝2000 10 13 11 16
ヒラボクディープ 横山典弘 56.0  6/14 エプGV 東京芝1800

表中 騎手の太字は乗り替わり

想定そのままで確定しました。

●福島芝2000mコース解説

 フルゲートは16頭。スタート地点はホームストレッチの右端。4コーナーのポケット。高低差はそれほどないが坂の頂上に位置し、スタンド前の直線は谷を下って上るような感じになる。
 最初の1コーナーまでの距離は約500m。
 枠順はフラット。十分距離はあるが、1コーナーまでの攻防は忙しくなりやすく、前半600mまでのラップが速くなる。全体的に平均ペース以上の流れになり、最後はスタミナも要する消耗戦。特に開催後半で馬場が荒れ出すと、その傾向が顕著。芝2200m〜2500mといった、芝2000mよりも少し長めの距離実績がある馬に注意。加えて、小回り向きの先行力が必要になり、粘り込んで穴をあけるシーンも。七夕賞や福島記念に代表されるように波乱傾向が強い。ハンデ重賞だからという面もあるが、多頭数になったら人気サイドでは簡単に決まらないと考えていいだろう。

有利な枠順 3〜6枠
有利な脚質 先行〜差し
ポイント コース適性、スタミナ
種牡馬ベスト ステイゴールド、ハーツクライ、チチカステナンゴ
連対騎手ベスト 吉田隼人、柴田大知、蛯名正義、大野拓弥、北村宏司
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 2分03秒5 2分04秒8 2分05秒4 2分06秒8
3歳500万 2分02秒0 2分03秒9 2分04秒7
古馬500万 2分01秒9 2分03秒8 2分03秒7 2分04秒6
古馬1000万 2分01秒8 2分02秒4 2分03秒7
古馬1600万 1分59秒1 2分00秒7
古馬オープン 2分00秒7 2分02秒3 2分03秒9

●騎手は大野拓弥騎手 ほっさん評価「C」

 今回のマデイラの鞍上は一昨年の夏に4戦連続でマデイラに騎乗していただき、マデイラ再生のきっかけを作ってくださった騎手の1人・大野拓弥騎手です。そして昨年の七夕賞も大野拓弥騎手でそれ以来1年ぶりのコンビとなります。ここ2年は七夕賞だけの間柄ってなんだかロマンを感じますね。

 大野拓弥騎手は難しい馬を動かす技術に長けており、また馬を押さえ込むこともできます。気難しいマデイラには最適の騎手と思います。追えるジョッキーですし、難しい馬をある程度乗りこなしてくれるので期待が持てます。

 ただ、オープン入りしてからのマデイラは騎手云々に関係なく力不足を露呈しており、今回のようにハンデ52キロでも上位は厳しいと思われます。大野拓弥騎手は万馬券を演出することで有名ですし、荒れる七夕賞です。無理を承知で大駆けをお願いしたいですね。


 私ほっさん愛馬では2012年11月18日に愛馬プリュムを見事に優勝に導き、2勝目を挙げてくれました(4番人気)。また、それ以外の愛馬ではマデイラ同様気難しくて低迷していたフランベルジェを抜群の騎乗で6着に持って来てくださいましたし、エクストラシチーにも2度騎乗していただきましたが、2度とも人気よりも上の着に持って来てくださいました。中央場所では影が薄いものの、ローカルなら期待の大きい騎手です。良い走りを期待したいですね。


 2015年7月9日現在、中央通算294勝、勝率4.6パーセント、連対率10.2パーセント。重賞は7勝。内2度は2012年度サマーチャンピオンに輝いたキャロットクラブのトランスワープでのもの。GTは2014年スプリンターズステークスをスノードラゴンで勝ち1勝。
 昨年(2014年)は中央40勝、勝率5.6パーセント、連対率11.6パーセントにGTを含む重賞2勝と通算成績を大きく上回った。本年(2015年)はここまで11勝、勝率3.0パーセント、連対率7.7パーセントと絶不調。



 大野 拓弥(おおの たくや)は1986年9月8日生まれの28歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している11年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。現在はフリー。


 小学校6年生のときに乗馬クラブに行き、乗馬を始めたことがきっかけで騎手を目指す。

 2002年21期生として競馬学校に入学。同期には小島太一、鮫島良太、塚田祥雄らがいる。目標とする騎手は横山典弘騎手。また、騎手のなかでは、比較的珍しい左利きである。ペンも箸も左手で持つ。

 2005年に杉浦宏昭厩舎所属でデビュー。初騎乗は3月5日、中京第1競走でナンヨージルバに騎乗したが、スタート直後に馬が躓いて落馬し競走中止。3月13日に中山第4競走のフレンチクルーラーで初勝利。この年は11勝を挙げ、民放競馬記者クラブ賞を受賞した。

 2006年は31勝と勝ち星を伸ばす。4月23日、フローラステークスでミルキーウェイに騎乗し、重賞初騎乗(18番人気で6着)。この年の新潟2歳S(騎乗馬マイネルーチェ)では鼻づらを合わせて入線して重賞初勝利を決めたかと思われたが、写真判定でハナだけ負けていた(勝ち馬は安藤勝己のゴールドアグリ)。

 2007年は28勝。5月20日、優駿牝馬でマイネルーチェに騎乗し、GT初騎乗(15番人気で6着)。

 2008年7月16日、フリーに転身した。この年は23勝。

 2009年3月に通算100勝を達成。この年は17勝。

 2010年5月8日、新潟競馬3歳未勝利 マシアに騎乗し、単勝33150円、3連単6711890円の新潟競馬史上最高払戻金となる。この年14勝。

 2011年1月23日、小倉競馬2歳未勝利 ゴールドロジャーに騎乗し、デビューから7年連続・JRA現役騎手最多となる9回目の単勝万馬券を記録する。そのことで単勝万馬券男として週刊Gallop 7月10日号で「7年連続で単勝万馬券を出してる男、知ってる?」という表題で取り上げられる。(9回の単勝万馬券はJRA現役騎手最多、7年連続は新記録)人気薄の馬を馬券に絡めるので「穴男」「穴の大野」として知られ、特に福島競馬場や中京競馬場、小倉競馬場の小回りを得意とする。

 2011年12月10日、第47回中日新聞杯(小倉競馬場)で11番人気のコスモファントムに騎乗、1着となり初の重賞競走勝利を挙げた。

 2012年9月2日、第48回新潟記念(新潟競馬場)で7番人気のトランスワープで優勝し同馬での重賞競走2勝目。この函館記念、新潟記念の2勝でトランスワープを2012サマー2000シリーズのチャンピオンに引き上げた。10月27日の新潟競馬第1Rでウインバーディが1着となり、4450戦目でJRA通算200勝を達成。

 2012年12月26日、日刊スポーツ新聞社制定、日本中央競馬会協賛の「中央競馬騎手年間ホープ賞」を受賞する。受賞理由は「トランスワープで重賞2勝をあげ、2012サマー2000シリーズチャンピオンに導いたこと、自身最多となる48勝を挙げトップジョッキーの仲間入りとなったこと、今年更なる飛躍が期待できること」などがあげられている。

 2014年10月5日、第48回スプリンターズステークスを13番人気のスノードラゴンで優勝。GT10回目の挑戦で初勝利を挙げた。

「2011年1月23日、小倉2Rで単勝10460円(13番人気)のゴールドロジャーに騎乗して差し切り勝ちを決めた。デビューから毎年続いていた単勝万馬券での勝利を継続させた。連続7年で総数は9回にもなる。2010年の単勝万馬券は33150円だった。最強の穴メーカーと言って差し支えないだろう。結果を出そうという強い意欲が伝わってくる騎乗ぶり。先行する場合は積極的に出し、差す場合は決め撃ち的なイン狙いが多く見られる。道中で持って行かれるケースがあるが、基本的に騎乗馬と呼吸を合わせるのはヘタではない。人気馬に乗る機会は多くない。活躍の場は裏開催に限られ、新潟、福島、小倉で結果か出ている。騎乗馬に何かしら買える要素があったら、積極的に狙っていくことをすすめたい。キッカケさえつかめば飛躍する可能性がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期)

 ほっさん愛馬での成績(9戦1勝)

 2010年 3月28日 エクストラシチー 500万下         中京ダ1000m 9着/10番人気
 2010年 5月23日 エクストラシチー 500万下         新潟ダ1200m 8着/12番人気
 2012年10月13日 フランベルジェ  500万下         新潟ダ1200m 6着/7番人気
 2012年11月18日 プリュム      500万下         福島ダ1700m 1着/4番人気
 2013年 6月15日 マデイラ      木古内特別 500万下 函館ダ1700m 9着/12番人気
 2013年 6月22日 マデイラ      500万下         函館芝2000m 3着/5番人気
 2013年 7月 7日 マデイラ      臥牛山特別 500万下 函館芝2000m 2着/8番人気
 2013年 7月21日 マデイラ      500万下         函館芝1800m 2着/4番人気
 2014年 7月13日 マデイラ      第50回 七夕賞 GV 福島芝2000m 13着/11番人気


2014年7月13日 福島11R 第50回 七夕賞 GVでマデイラに騎乗する大野拓弥騎手(11番人気/13着)。

これ以降は2015年7月11日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「昨年は1分58秒7、一昨年は1分58秒9の決着。開催2週目に行われるようになった13年から、明らかに高速化が進んだ。それはそうだろう。2週目と4週目では、馬場差があって当然。とすれば、勝ち馬像も以前とは違ってくる。昨年のメイショウナルトは小倉記念を1分57秒1でレコード勝ち、一昨年のマイネルラクリマは京都金杯を1分32秒9で優勝。ズバリ、近年の七夕賞で要求されるものはスピード。それは持ちタイムとマイル実績が指針となる。グランデッツァは京都芝1800メートル1分43秒9のレコードホルダー。昨秋のマイルCSを1分31秒7で走破。勝ち馬像に最も近い。トウケイヘイローはダービー卿CTの優勝馬。函館記念を57.5キロで優勝しており、58キロは他馬との比較からは恵まれた。特注は福島1週目に障害を含めて芝4勝を挙げたゼンノロブロイ産駒、ステラウインド。」


短評は「高配含み」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
マイネルディーン
アルフレード △△
フラアンジェリコ △△
グランデスバル
レコンダイト △△
マデイラ
メイショウナルト
ゲシュタルト
トウケイヘイロー
グランデッツァ
ステラウインド △△
ヒラボクディープ
フィロパトール
二重△は△△で処理
あとは無印


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
マデイラ 87 83 74 82
メイショウナルト 95 90 79 83
レコンダイト 92 85 91 92
アルフレード 94 84 91 91
クランモンタナ 91 82 88 88
グランデッツァ 99 89 93 90

デイリー馬三郎

本紙の見解

「夏馬◎メイショウナルトがひと叩きで思惑通りの良化ぶり。自分のリズムで走らせないともろい馬だが、直線の短い福島なら強気な競馬で早めに動くことが可能。連覇へ。実力馬○グランデッツァは続けての2000mで前進。〈加藤〉」

◎ メイショウナルト
○ グランデッツァ
▲ アルフレード
× レコンダイト
☆ フラアンジェリコ
△ マイネルディーン
△ クランモンタナ


マデイラはもちろん本紙無印(>_<)


マデイラは全23記者中 オール無印(T_T)

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

マデイラ(10着)

 「先生と相談してできれば前目の位置から積極的な競馬をしたいと考えていました。しかし、出負けしてしまい、速くなかったことから挟まれて位置取りが後ろになってしまいました。道中でもう少し前のポジションにつけられたらと思いましたが、小脚を使ってポジションを上げていけるような器用なタイプではないので、少しでも気分よく走らせることを意識して運ぶようにしました。勝負どころではハミを取って勢いに乗せていけそうな感じはありましたが、最後はジリジリとしか伸びませんでした。やはりいい形に持ち込みたかったと改めて思いましたし、今日は最初のポジション取りがうまくいかなかったことが全てでした。騎乗依頼をいただいたのに、いい競馬ができなくて悔しいです。本当に申し訳ありません」(松若風馬騎手・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

マデイラ

 「体つきは変わらない。レースでも大きな変動があるタイプではないからね。」(佐藤助手・デイリー馬三郎)

 「もともと二の脚の速い馬ではないが、オープンに入ってから自分の競馬をさせてもらえない。52`とはいえ、変わり身はどうか。」(佐藤助手・デイリー馬三郎)

 「オープンではなかなか自分の競馬をさせてもらえない。成績的にも大きな変わり身は。」(佐藤助手・競馬ブック)

●ほっさん予想

 マデイラはサマー2000シリーズのチャンピオンを目指すべく今年も七夕賞から始動します。表現の自由を強く主張します。えっ!?出走賞金順位もビリの16番手でしかも2分の1での抽選だった??そりゃ、ここ1年、1円も本賞金を加算していないですから(T_T)。

 今年はついに52キロ。私が目指すカシノコールミーの毎回出てくればハンデ50キロまであと少しです。

 鞍上は昨年の七夕賞以来の大野拓弥騎手。以前北海道でマデイラの主戦だった騎手で、手の合う騎手です。大野拓弥騎手と言えば万馬券の立役者。そしてマデイラは目一杯に追い切れるほどの状態の良さ。一発あってもなんら不思議はありませんが、もっとも大切な”能力”という要素がオープンクラスでは大きく不足していますので、力を出し切ったとしても・・・。

 それにしても大野拓弥騎手とマデイラは七夕賞でしか会えないなんてなんともロマンチックです(笑)。


 ただ、そこは荒れる七夕賞。マデイラはここは一発、ツインターボ並みの逃げを打ち、レース後”平成の逃亡者”と呼んでいただきましょう。何?行ききれる脚がない??それを言っちゃあお終いだ><。弱いんだから仕方がないでしょッ!!

これ以降は2015年7月13日に作成

●パドック

 マデイラの馬体重は前走プラス4キロの496キロ。輸送があってのプラス体重は好感が持てますね。パドックでは相も変わらずクビを上下に激しく動かして煩いところを見せていました。ただ、調教でデキの良さを感じていたように馬体はピカピカで素晴らしい状態にあり、マデイラ的には力の出せる状態だと思いました。

●レース 

 ゲート内で脇見をしていたマデイラでしたが、ちょうど前を向いた時にゲートオープン。ポンと良いスタートから、隣のゲートの1番人気馬レコンダイトがスタート直後、前をカットされる不利を受けて失速したこともあり、そんなに労せず4番手内の絶好ポジションが取れました。これまでは鞍上が押っつけてポジションを取りに行こうとしても馬が動きませんでしたからねぇ。このポジションが取れたことは大きかったですね。

 鞍上の大野拓弥騎手は道中は馬を気分良く走らせることに専念し、折り合いもしっかりとついていました。トウケイヘイローが単騎に逃げる展開になりますが、後ろの有力馬が牽制し合っていたこともあり、全体のペースが遅く、これなら斤量の軽いマデイラがある程度残るだろうなとワクワクしながらレースを見ていました。

 4コーナーの勝負どころでペースが上がっても、マデイラは楽な手応えで先頭のトウケイヘイローとの差を詰めていきます。こんなに凜々しいマデイラを見るのは久しぶりですね。しかもここは重賞ですよ。

 4コーナーでも最内を距離ロスなく進み、しかも追い出しを待つ余裕もあり、これはもしかすると上位もあるのではないかと見ている方も緊張してきました。

 上手く前も空き、残り200mを切ったところでは突き抜ける勢い。ただ少し前にいたグランデッツァの伸びは凄まじく、これには届きそうもありません。それでもすぐ前のトウケイヘイローは脚色が悪く捉える勢い。これは2着もあるのか?と思いました。後ろからは1頭ステラウインドが凄い脚で伸びてきます。これにはアッサリと交わされて後ろからは前年の覇者メイショウナルトと2歳チャンピオンのアルフレードが猛然と迫って来ますが、マデイラは脚色劣勢ながらギリギリ凌いで3着!!ハンデ戦とは言えフルゲート16頭立ての重賞で3着ですよ。これは凄いことです。応援馬券で買っていた複勝の配当が4000円もついてくれました。

●これで獲得本賞金は7252万円となり、一時的に弟ゴートフリートを抜く

 これでマデイラの獲得した本賞金はこれまでの6252万円から3着賞金の1000万円が加算されて7252万円となり、一時的ではありますが弟のゴットフリートの6320万円を抜きました。

 弟はまだ5歳ですから、これからバリバリと稼ぐと思いますし、すぐに抜かれてしまうでしょうが、マデイラはもう本賞金加算はないだろうと思っていましたので、1000万円も上積みできたことは大きいですね。

●時計の評価

 今回のマデイラの走破時計は1分58秒5良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分58秒3、勝ち馬の時計が1分58秒2でした。

 実に想定された通りの高速決着。その中でマデイラが上位にいるということは、これまでの持ち時計からしてもなんとも不思議なことです。

 ただ、周りは1着馬が負担斤量57.0キロ。2着馬が56.0キロ。4着馬が57.0キロ、5着馬が56.0キロと3着のマデイラ52.0キロよりも4キロ以上の差があり、ハンデ差の影響を大きく受けたことは間違いありません。定量戦ならここまでの浮上はなかったでしょう。昨今負け続けてハンデがかなり軽かったことが浮上の大きな一因ですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

マデイラ(3着)

 「休み明けでしたが、状態は良さそうでした。今日はスタートから進んでいってくれましたし、うまく立ち回ることもできました。斤量が軽かったとはいえ、この時計でよく走ってくれました。」(大野拓弥騎手・競馬ブック)

 「状態がよさそうだと感じました。スタートから進んでいってくれて、うまく立ち回ることができました」(大野拓弥騎手・ラジオNIKKEI)

 「馬の状態が良かった。その分、スタートから進んで行ってくれて、うまく立ち回れました」(大野拓弥騎手・デイリー馬三郎)

 「今日は跨がった感じからもとにかく状態が良さそうでしたし、以前騎乗させてもらったときと比べても成長しているのがよく分かりました。近走の成績からもどれくらいやれるのだろうと内心楽しみにしていたのですが、勝ち切れなかったものの、いい走りをしてくれましたね。道中も上手く運ぶことができましたし、今日はよく最後まで頑張ってくれました。今日のレースのように気持ちを大切にしながら乗るのがこの馬には合いそうですし、またチャンスがあれば騎乗したいですね」(大野拓弥騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「自分のペースで走れればしぶとい馬ですし、流れが向いてくれればと思っていましたが、うまく前が引っ張ってくれてかからずに進められたのが良かったですね。敗れたとはいえ、状態の良さを活かせるレースができたのは良かったです。できればサマー2000シリーズに行きたいところですが、賞金的に希望どおり出走するのは難しそう。馬の状態を見て、問題なければ福島のオープン特別かなと思っています」(荒川義之調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

マデイラ(3着)

 「チークピーシズ。仕上がる。好位のインを確保し、道中はソツのない立ち回り。直線はトウケイヘイローを交わして、アワヤ2着のシーン。52キロのハンデも好走の要因だが、重賞でこれだけ走れば、内容は評価できる。」(競馬ブック)

 最低人気マデイラ3着で100万馬券/最低人気のマデイラが3連単100万円を演出した。好スタートを決めて3、4番手で流れに乗ると、4角からは早めに動いて3着確保。大野騎手は「状態は良さそうだったし、スタートから進んでいってくれた。この時計で走れれば」と振り返った。(日刊スポーツ)

●気になる賞金は

 本賞金は1000万円。500万特別の優勝賞金1050万円に匹敵する大きな金額です。付加賞が8.3万円。特別出走手当が41.2万円に平地の芝1800m以上ですから3万円が増額。合計1052.5万円。1口で割りますと16000円程度になると思われます。

 正直、マデイラがここでこんなに稼いでくれるとは思いませんでしたので有り難いですね。嬉しすぎる誤算です。

●今後の展望

 さっそく、レース後次走は7月26日 福島11R 福島テレビオープン 3歳上オープン 芝1800m 国際 別定を予定と発表になりました。

 本来、サマー2000シリーズの初戦で3位と4ポイントを獲得したわけですから、そのまま昨年度同様にサマー2000シリーズを渡り歩きたいところですが、ここ1年以上収得賞金を1円も加算できておらず、賞金不足で重賞に出られる可能性はかなり低い状態です。今回の七夕賞も特別登録の段階で出走確定賞金順位は同率の16番手でしかも抽選対象でしたもんね。

 ですので、出走できる可能性が高いオープン特別に出すというのは常道ですね。しかも中1週でハードローテですが、やはり今回好走した福島は走る可能性が高いですし、そこを目指すというのも納得ですね。

 ただ、オープン特別とはいえ別定重量戦で他馬との斤量差がなくなりますし、正直、今回ほどの着は難しいでしょうね。勝って賞金を加算し堂々とサマー2000シリーズに行ければいうことありませんが・・・。次も上位なら完全本格化と言えそうですが。

●最後に

 マデイラはハンデ52.0キロと軽斤量でも16番人気のシンガリ人気という屈辱。オープンに昇格してからは大敗続きで完全に頭打ちでした。

 そんないつ引退の文字が出てもおかしくない状況の中、今回の重賞3着の激走で少なくとも故障がない限り、あと1年は現役期間が延びたと思います。

 馬は6歳とは言えまだまだ元気です。今回の走りがあれば、ここからまた低迷しても、また来年の七夕賞もと思えますもんね。引退回避を決定づけただけでも大きな大きな1戦だったと思います。


 最低人気のマデイラの激走で3連単は100万円超え。しかもあわや2着に残るかという走りで、2着で本賞金加算が出来れば随分と楽になっていました。そこまで言ったら、贅沢過ぎますね。


 これで獲得本賞金も3着賞金1000万円を加算し7252万円となり一時的ではありますが、弟のゴットフリートの6320万円を抜きました。正直、マデイラが本賞金を加算できることはもうないと思っていたので、これもとんでもなく嬉しいですね。


 今回、掲示板に載った別の4頭は全て負担斤量が56.0キロ以上。ハンデ52.0キロだったマデイラとは4キロ以上の差があり、定量戦ではまるで歯が立たないと思われます。

 それにしても走破時計は速く優秀で、今後もハンデは1キロ増える程度でしょうし、また出番があるかもと期待させてくれる走りでした。


 各専門誌は今回のマデイラは追い切りの動きから低ーーーい評価でしたが、私は追い切りの内容から調子・状態は良いと判断し「A−」と高い判定でした。ただ、状態がいくら良くても持っている能力の限界を超えることは出来ませんし、昨年のこのレースも状態はすこぶる良かったですが13着と全く出番がなかったことから強気にはなれませんでした。


 大野拓弥騎手の全く無駄のない抜群の騎乗も評価されるべきですね。やはり乗り難しい馬を扱うのには長けている素晴らしい騎手です。これからもマデイラの主戦でいて欲しいですね。


 当日は後がない3歳未勝利の愛馬ベルディーヴァが10着と大敗して嫌〜なムードが漂っていましたが、このマデイラの激走で救われました。まさかまさかですね。

 これからは福島中心にコツコツと走り、負けても負けても諦めず、どこかでまた大駆けしてくれることを心待ちにしています。マデイラはいつも諦めた頃に素晴らしい走りを見せてくれる復活の星です。今回も低迷が長かっただけに、喜びもひとしおですね。いやぁ〜、良い走りでした。

 いつまでも故障なく現役で走り続けて欲しいですね。頑張れマデイラ!!今回も感動を有り難う。

最後までご愛読ありがとうございました

2015年4月17日立ち上げ 6月26日、28日、7月1日、3日、6日、8日、9日、11日、13日加筆

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る

マデイラの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2015年 4月12日 第30戦 福島民報杯 4歳上オープン 福島芝2000m (10着/13番人気)

2015年 3月 8日 第29戦 大阪城ステークス 4歳上オープン 阪神芝1800m (9着/16番人気)

2015年 2月22日 第28戦 第49回 小倉大賞典 GV 4歳上オープン 小倉芝1800m (11着/15番人気)

2014年 9月 7日 第27戦 第50回 新潟記念 GV 3歳上オープン 新潟芝2000m (16着/16番人気)

2014年 8月10日 第26戦 第50回 小倉記念 GV 3歳上オープン 小倉芝2000m (8着/11番人気)

2014年 7月13日 第25戦 第50回 七夕賞 GV 3歳上オープン 福島芝2000m (13着/11番人気) 松嶋屋様撮影現地写真多数付

2014年 5月17日 第24戦 都大路S 4歳上オープン 京都芝1800m (15着/6番人気)

2014年 5月 3日 第23戦 下鴨S 1600万下 京都芝2000m (1着/6番人気)

2014年 2月22日 第22戦 稲荷特別 1000万下 京都芝2000m (1着2番人気

2014年 2月 9日 第21戦 壇之浦特別 1000万下 小倉芝2000m (6着/3番人気)

2014年 1月26日 第20戦 北大路特別 1000万下 京都芝2000m (2着/5番人気)

2014年 1月11日 第19戦 500万下 京都芝2200m (1着/5番人気)

2013年12月15日 第18戦 栄特別 500万下 中京芝2000m (7着/12番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2013年 8月18日 第17戦 定山渓特別 500万下 函館芝2000m (7着/6番人気)

2013年 8月 3日 第16戦 陸奥湾特別 500万下 函館芝2000m (8着/3番人気)

2013年 7月21日 第15戦 500万下 函館芝1800m (2着/4番人気)

2013年 7月 7日 第14戦 臥牛山特別 500万下 函館芝2000m (2着/8番人気)

2013年 6月22日 第13戦 500万下 函館芝2000m (3着/5番人気)

2013年 6月15日 第12戦 木古内特別 500万下 函館ダ1700m (9着/12番人気)

2013年 4月20日 第11戦 500万下 京都ダ1800m (7着/9番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2013年 4月 7日 第10戦 500万下 福島芝1200m (12着/7番人気)

2012年11月 8日 第9戦 JRA指定交流 門別ダ1200m (4着2番人気

2012年 7月 8日 第8戦 500万下 函館芝1200m (10着/7番人気)

2012年 6月23日 第7戦 500万下 函館芝1200m (7着/2番人気

2012年 6月10日 第6戦 500万下 函館芝1200m (5着/6番人気)

2012年 3月17日 第5戦 3歳500万下 阪神芝1400m (11着/10番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2012年 2月18日 第4戦 こぶし賞 3歳500万下 京都芝1600m (12着/6番人気)

2012年 2月 5日 第3戦 第52回 きさらぎ賞 GV 京都芝1800m (12着/12番人気) 写真多数掲載

2011年11月19日 第2戦 第16回 東京スポーツ杯2歳ステークス GV 東京芝1800m (8着/8番人気) ルクソール様撮影 現地写真掲載

2011年10月30日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m (1着/8番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート