マデイラ(マチカネエンジイロの09) 第35戦


キャロ愛馬第13号は第1.5次募集で購入。

父クロフネと母父サンデーサイレンスの組み合わせは2歳GTを制したフサイチリシャールなど成功例が多く期待。

母は3勝馬だが、藤沢和雄厩舎に預託されるなど馬主の期待の大きかった馬。その母の繁殖黄金期である8歳の時の仔とくれば期待は高まるばかり。・・・と書いていたら、弟のゴットフリートは新馬戦と500万特別を快勝し、重賞でも2着と完全にオープン馬。やはり母は高性能。

しかし、マデイラはデビュー戦は快勝もそこから気難しい面を見せるようになり大敗続き。道中は掛かったり、内にササッてまともに追えなかったり、走るのをやめてしまったりとこれは大変重症。

しばらくいいところがなかったが、2013年4月にミルコ・デムーロ騎手が騎乗すると最後まで気を抜かせずに走らせてくださり、そこから復活!!得意の夏の北海道では気難しい馬を動かす力に長けている大野拓弥騎手を鞍上に芝の2000mに出走してみたら3着と新馬戦以来の馬券圏内確保!!そして特別戦2着、平場2着ともうこれは本物。

北海道で計6戦走るも結局9、3、2、2、8、7着と優勝には届かず。しかし、獲得賞金はそれまでの772万円から1642万円と飛躍的にアップ。

そして、本州に戻って来て叩き2走目で超一流のクリストフ・ルメール騎手が空いているレースにルメール騎手で出走。抜群の騎乗で1度使われて息も持ち、優勝!!実に新馬戦以来18戦ぶりの美酒。

そこからなんとなんと3戦で1000万クラスを卒業し、連勝で準オープンも突破しついに夢のオープン入り!!4勝すべてが京都競馬場と京都巧者。

しかしオープンでは完全に力負け。小倉記念の8着が最高で軽ハンデも見せ場なし状態が1年以上続いた。その間収得賞金の加算はなく、ついに3走前の七夕賞では出走確定賞金順位も同率の16番手で、レースに出ること自体も難しくなってきた。

いつ引退宣言が出されてもおかしくない中、なんとか出走できた七夕賞で16番人気の最低評価ながら3着と激走!!収得賞金こそ加算できなかったが、アワヤ2着の内容で、走破時計も抜群に速く勝ち馬との差も僅か0秒3だった。競馬ブックのスピード指数も91.8とこれまでの80前後から飛躍的に上昇。数字だけなら重賞の勝ち負け水準。この1走で引退が延びたことは確実で本当に嬉しい。

それ以降は、スタート直後に躓いて後方からになったりしながらも8着7着とオープンでも堅実に出走奨励金を持って帰って来てくれるようになった。勝ち負けまでは遠いかも知れないが、何よりも重度の走るのを止めちゃう症候群だったマデイラが最後までしっかりと走ってくれていることは有り難いし嬉しい。


前走後、さすがに在厩のまま4戦したので9月4日にノーザンファームしがらきへリフレッシュ放牧に出されました。

10月28日に栗東トレセンに帰厩しました。


11月15日 福島11R 第51回 福島記念 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデに出馬投票も賞金順位で下回り非抽選除外。

仕切り直して11月21日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデに出走!!

フルゲート18頭のところに特別登録数は11頭と美味しい少頭数。この時点でマデイラの出走確定でメイチに仕上げられる。水曜日の想定段階でも11頭。結局11頭で確定。

そしてメンバーもかなり弱面揃い。4勝全てを挙げている京都で軽ハンデなら一発あると思う。

鞍上は前走と同じ酒井学騎手を確保しているが、素晴らしい騎乗でマデイラを勝ち上げてくれたクリストフ・ルメール騎手や復帰の道筋をつけてくれたミルコ・デムーロ騎手が余っており、そこは残念。

気になるハンデは52.0キロとこのメンバーでも最弱認定(>_<)。いや、軽くても賞金は同じだし有り難いこと。結果を出して賞金加算して欲しいなぁ〜。


10着/5番人気。

ゲートの出は悪く、道中もかかってしまい巧く制御出来ずとチグハグな競馬でブービー負け。やはり騎手不安が的中した形で非常に残念。


レース回顧と時計の分析、レース後の酒井学騎手と荒川義之調教師のコメントを掲載。

(2015年12月15日完結)

2015年9月15日立ち上げ

●前走後、さすがに在厩で4戦したので9月4日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました

 オープンに上がってから完全に力負けを露呈していた我らが愛馬マデイラ。しかし、そもそも500万クラスで長いこと勝ち上がれず、準オープンを勝ったこと自体が奇跡なくらいの存在でした。その準オープンを勝った時の賞金が有効で走れる時に重賞を走りまくっていましたが、最高で小倉記念のハンデに恵まれて8着でした。

 オープンでは見せ場なし状態が1年以上続き、当然その間収得賞金の加算はなく、ついに3走前の七夕賞では出走確定賞金順位も同率の16番手で、レースに出ること自体も難しくなってきました。

 そんな、いつ引退宣言が出されてもおかしくない中、なんとか出走できた七夕賞で16番人気の最低評価ながら3着と激走!!収得賞金こそ加算できませんでしたが、アワヤ2着の内容で、走破時計も抜群に速く勝ち馬との差も僅か0秒3と素晴らしい内容でした。競馬ブックのスピード指数も91.8とこれまでの80前後から飛躍的に上昇。数字だけなら重賞の勝ち負け水準です。この1走で引退が延びたことは確実でこれは本当に嬉しいですね。

 それ以降は、スタート直後に躓いて後方からになったりしながらも8着7着とオープンでも堅実に出走奨励金を持って帰って来てくれるようになりました。勝ち負けまでは遠いかも知れないですが、何よりも重度の”走るのを止めちゃう症候群”だったマデイラが最後までしっかりと走ってくれていることは有り難いし嬉しいことですよね。


 前走後、さすがに在厩のまま4戦したのでレース後馬体に大きな傷みなどはないものの9月4日にノーザンファームしがらきへリフレッシュ放牧に出されました。しっかりと数ヶ月リフレッシュして、またコンスタントに3、4戦走って欲しいですね。

これ以降は2015年10月30日に作成

●10月28日に栗東トレセンに帰厩しました 次走は11月15日 福島11R 第51回 福島記念 GVを予定

 以下は10月29日に更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況更新です。


28日に栗東トレセンへ帰厩しました。29日は軽めの調整を行いました。「昨日、無事に帰厩しています。前走後は牧場サイドでしっかりとケアをしてもらっていたおかげで、疲れなどまるで感じさせず、いい状態で戻ってきてくれました。本当に夏場に競馬を使っていたのかと思うほど元気いっぱいですよ。調教師からは福島記念を目標にしていると聞いていますが、まだちょっと体には余裕がありますので、これから乗り込んで少しずつ絞っていきたいですね」(西山助手)11月15日の福島競馬(福島記念・芝2000m)を目標にしています。

 ということで、前走後9月4日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されていたマデイラですが、10月28日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 また、次走予定は大方の想像通り11月15日 福島11R 第51回 福島記念 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデということです。 3着と激走した七夕賞と同じ舞台です。

 このように、好走実績のあるコースを狙って走らせてくれるのは嬉しいですね。先週のグリューヴァインのように負けてもなんら文句はありません。

 ・・・とはいえ、七夕賞が出走賞金順位16番手とギリギリの滑り込みだったように、長ーーーーーーーいこと収得賞金が加算できていませんので出られるかというところから勝負なんですけどね(苦笑)。

 それでも当然狙って欲しいレースです。楽しみです。

これ以降は2015年11月9日に作成

●気になる特別登録表(11月15日 福島11R 第51回 福島記念 GV)

特別登録表 11月15日 福島11R 第51回 福島記念 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ

第1回登録完了馬 全20頭 フルゲート 16頭 出走決定賞金順位順  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ミトラ 柴山雄一 57.5  9/27 オーGU 中山芝2200
フラアンジェリコ 丸山元気 55.0 10/04 スプGT 中山芝1200 15 13 11 10
マイネルミラノ 柴田大知 56.0  9/27 オーGU 中山芝2200 11
メイショウナルト 幸英明 57.0  9/27 オーGU 中山芝2200 14 12
ヤマカツエース 石橋脩 54.0 10/24 富士GV 東京芝1600 13 13
ステラウインド 北村友一 56.0 10/18 アイOP 東京芝2000 14 12
メイショウカンパク 古川吉洋 53.0 10/12 京都GU 京都芝2400 13 13 14
メイショウスザンナ 鮫島克駿 54.0  8/02 クーGV 札幌芝1800 10
ノットフォーマル 黛弘人 51.0 10/18 秋華GT 京都芝2000 15 17 15 13
アンコイルド 55.0 10/25 ブラOP 東京ダ2100 14 10
バロンドゥフォール 石橋脩 54.0  7/11 阿武16下 福島芝1800 10
ファントムライト 吉田隼人 55.0 10/18 アイOP 東京芝2000 16
フレイムコード 菱田裕二 52.0 10/17 府中GU 東京芝1800 17 13
セキショウ 勝浦正樹 51.0 10/18 アイOP 東京芝2000 12 15 12
シャイニープリンス 松若風馬 56.0 10/24 富士GV 東京芝1600
フィロパトール 51.0  7/26 福島OP 福島芝1800 12 15 14
アロマカフェ 54.0 10/18 アイOP 東京芝2000 11 11 14
パワースポット 大野拓弥 52.0 10/17 府中GU 東京芝1800 13
マデイラ 丸田恭介 52.0  8/30 小倉OP 小倉芝1800 13
ネコタイショウ 51.0  9/27 ムー16下 阪神芝2000 13 10

フルゲート16頭のところに特別登録数は20頭。マデイラは出走賞金順位19番手です。うーーん、このままで投票となると除外ですねぇ。上位馬の回避に期待します。


気になるハンデは52.0キロでメンバー中最弱評価です(>_<)。もちろん、それで有り難いんですけどね。何キロで好走しても賞金は一緒ですから。

デイリー馬三郎 特別登録段階でのみどころ

 秋の福島(11年は新潟で施行)の名物ハンデ重賞。13年はダイワファルコンがレコード勝ちした。直近10年で3勝の富士Sなど重賞組が幅を利かせる。また、51キロが2勝と軽ハンデ馬にも注目。世代別では5歳が7連対だが、3歳馬の好走確率も高い。

 中距離戦線への転身でアッと言わせてから1年が経過し、ミトラはAJCCA着、前走のオールカマーでもB着。この路線の主役級のポジションを確固たるものにした。地力からも連覇が濃厚だ。

 安定感に欠ける面こそあれ、自分の競馬ができればマイネルミラノは巻き返せる。新潟記念では頭差のA着。前走は連戦の疲れもあったか。リフレッシュして臨む今回は本来の姿を取り戻していい。

 今年は得意の季節に輝けなかったメイショウナルトだが、オールカマーがしぶとく粘ってE着。内容は悪くない。昨年の福島記念が57・5キロでB着。先行力の生きる小回りでチャンスをにらむ。

 安定感には欠けるが、クイーンSでGT馬を下したメイショウスザンナも有力候補と言える。福島牝馬SB着と好戦しているコースに加えて、フレッシュな状態の方が走れるクチ。重賞連勝もある。

 京成杯AHを制したフラアンジェリコは続くスプリンターズSでN着。初のスプリント戦がGTではさすがに厳しかった。一気の距離延長は課題だが、昨年のA着馬。反撃には格好の舞台と言える。

 新潟記念、アイルランドTとファントムライトは連続B着。2走前は道悪のアシストがあったように少しジリっぽい。一方でオープンでもコンスタントに結果を出せたのは地力強化の証しだろう。

 札幌記念M着、アイルランドTではH着とステラウインドが精彩を欠いている。前走は58キロを背負って序盤に掛かったことも多分に影響した印象。七夕賞A着の舞台で本来の力を発揮したい。

競馬ブック 有力馬のポイント

 昨年の福島記念が重賞初制覇となったミトラ。オールカマーでは牝馬2頭に後れを取ったが、6カ月半ぶりのGUで3着は上首尾。夏場休みなく使われていた昨年に比べて、8キロ増で復帰した今年は体調面での上積みを大いに期待できる。57.5キロの中日新聞杯で5着と伸び悩み、ハンデが気になる点は否めないが、底力の違いで。

 ファントムライトは新潟記念3着に続き、別定のアイルランドTでも3着。オープンで戦えるだけの力をつけた。小回りに替わるが、阪神2勝、中山1勝と右回りには問題がない。祖母にダイナカールの活気がある血筋。ハンデ差を生かせば好勝負に持ち込める。

 ヤマカツエースは波が大きく掴みづらい面はあるが、富士Sでは何度か前が詰まって満足に力を出していない。函館記念3着、札幌記念4着が示す通り小回り2000メートルは守備範囲。函館記念が53キロのハンデだったので、今回も斤量差を見込める。3歳の上昇度に注目。

 メイショウナルトは昨年の3着馬。福島2000メートルでは昨年七夕賞を勝っており、不振の近走でも七夕賞では4着に健闘している。オールカマーで同斤のミトラと0秒4差。少しでもハンデ差が開くようなら上位争いに持ち込めそう。

 メイショウスザンナはクイーンSでレッドリヴェール相手に重賞初制覇。福島では準オープンのテレビユー福島賞を勝ち、福島牝馬S3着の良績がある。牡馬との斤量差を見込めるので要注意。

 フラアンジェリコは昨年2着。前走のスプリンターズSはさすがに距離が忙しかった。牡馬相手に京成杯AHを勝ち、近況は悪くない。安定味に欠けるが、嵌まった際の決め手は脅威になる。

 ステラウインドは3000メートルの万葉Sを勝っているが、折り合いを考慮すればやはり中距離向き。七夕賞2着、函館記念3着はこの距離。前走のアイルランドTでも行きたがる素振りがあった。小回りの速い流れで一考を要する。

 シャイニープリンスは掲示板に一歩届かないが、走破時計は安定している。小回りで一瞬の脚を生かすタイプ。距離克服なら。

 マデイラは七夕賞3着。当時が3カ月ぶりだった。近走、後手に回って今ひとつだが、立て直した効果に注意したい。

これ以降は2015年11月12日に作成

●気になる出馬想定表(11月15日 福島11R 第51回 福島記念 GV)

出馬想定表 11月15日 福島11R 第51回 福島記念 GV 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ フルゲート 16頭 想定数18頭 出走決定賞金順位順  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ミトラ 柴山雄一 57.5  9/27 オーGU 中山芝2200
フラアンジェリコ 丸山元気 55.0 10/04 スプGT 中山芝1200 15 13 11 10
マイネルミラノ 柴田大知 56.0  9/27 オーGU 中山芝2200 11
メイショウナルト 幸英明 57.0  9/27 オーGU 中山芝2200 14 12
ヤマカツエース 津村明秀 54.0 10/24 富士GV 東京芝1600 13 13
ステラウインド 北村友一 56.0 10/18 アイOP 東京芝2000 14 12
メイショウカンパク 古川吉洋 53.0 10/12 京都GU 京都芝2400 13 13 14
メイショウスザンナ 鮫島克駿 54.0  8/02 クーGV 札幌芝1800 10
ノットフォーマル 黛弘人 51.0 10/18 秋華GT 京都芝2000 15 17 15 13
アンコイルド 中谷雄太 55.0 10/25 ブラOP 東京ダ2100 14 10
バロンドゥフォール 石橋脩 54.0  7/11 阿武16下 福島芝1800 10
ファントムライト 吉田隼人 55.0 10/18 アイOP 東京芝2000 16
フレイムコード 菱田裕二 52.0 10/17 府中GU 東京芝1800 17 13
セキショウ 勝浦正樹 51.0 10/18 アイOP 東京芝2000 12 15 12
シャイニープリンス 松若風馬 56.0 10/24 富士GV 東京芝1600
フィロパトール 藤懸貴志 51.0  7/26 福島OP 福島芝1800 12 15 14
アロマカフェ 54.0 10/18 アイOP 東京芝2000 11 11 14
マデイラ 丸田恭介 52.0  8/30 小倉OP 小倉芝1800 13

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在18頭出馬想定されています。マデイラは水曜日現在出走賞金順位は最下位で除外対象です。もちろん、信頼できるクラブ公式HPでは”除外対象C”のジャッジです。

マデイラよりも上位ではマデイラの主戦・大野拓弥騎手でエリザベス女王杯と両睨みだったパワースポットがエリ女行きを決定。福島記念の出馬想定では名前が消えました。大野拓弥騎手も空いているのですが、そもそもマデイラ自身が賞金不足でレースに出走できません。

●福島記念に出馬投票も賞金が足らず非抽選除外

 結局、予定通り11月15日 福島11R 第51回 福島記念 GVに出馬投票しましたが、先述のパワースポット以外の上位回避馬は出ず、出走決定賞金順位18番手で非抽選除外となりました。

 荒川義之調教師は早速次週11月21日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデを予定にしていくとクラブ公式HPでおっしゃっています。

 マデイラにとっては好走実績のある福島は捨てがたいですが、4勝全てを挙げている京都で軽ハンデなら一発あると思います。私は輸送のある福島よりもむしろ京都の方がマデイラは走ると思っています。鞍上も乗り難しいマデイラを巧くコントロールしてくれそうな良い騎手が空いていそうですし楽しみです。

これ以降は2015年11月16日に作成

●気になる特別登録表(11月21日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン)

特別登録表 11月21日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ

第1回登録完了馬 全11頭 フルゲート 18頭
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アクションスター 北村友一 54.0  3/08 大阪OP 阪神芝1800 10 16 13
アルバートドック 川田将雅 54.0 10/25 菊花GT 京都芝3000 12 13
アロマカフェ 武幸四郎 54.0 10/18 アイOP 東京芝2000 11 11 14
ケツァルテナンゴ アンドレシュ・シュタルケ 53.0 10/31 八坂16下 京都芝1800
サンライズタイセイ 池添謙一 52.0 10/31 八坂16下 京都芝1800
トウシンモンステラ 武豊 54.0 11/01 カシOP 京都芝1800 10
トラストワン 岩田康誠 54.0 10/18 アイOP 東京芝2000 10 10 10
ドリームバスケット 53.0  8/30 小倉OP 小倉芝1800 11 14 11
トーセンレーヴ ボウマン 57.0  7/26 中京GV 中京芝1600 12 11 14
マデイラ 酒井学 52.0  8/30 小倉OP 小倉芝1800 13
メイショウウズシオ 秋山真一郎 53.0  4/25 メトOP 東京芝2400 12 12 13

フルゲート18頭のところに特別登録数は11頭。マデイラは出走確定ですね(笑)。ホッとします。

鞍上は前走と同じ酒井学騎手で想定されていますが、素晴らしい騎乗でマデイラを勝ち上げてくれたクリストフ・ルメール騎手や復帰の道筋をつけてくれたミルコ・デムーロ騎手が余っておりますぞ!!

気になるハンデは52.0キロとこのメンバーでも最弱認定(>_<)。いや、軽くても賞金は同じですし有り難いことです。結果を出して賞金加算して欲しいなぁ〜。

これ以降は2015年11月18日に作成

●追い切り情報(11月18日更新)

前走前 8月26日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
6F 67.8
5F 51.2
4F 37.3
1F 12.0[9]



9月2日 栗東プール 4周

9月3日 栗東プール 4周



11月1日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
4F 60.3
3F 42.9
1F 14.7[7]


11月4日 栗東CW 良馬場 稍一杯に追う

助手
6F 84.8
5F 70.0
4F 55.6
3F 41.9
1F 13.7[6]


11月5日 栗東プール 4周


11月11日 栗東ニューポリトラック 良馬場 強め余力

助手
5F 65.7
4F 50.1
3F 36.2
1F 12.0[9]


11月15日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
5F 75.8
4F 58.5
3F 43.8
1F 14.3[8]


11月18日 栗東ニューポリトラック 良馬場 

川島信二
5F 67.7
4F 51.5
3F 37.3
1F 11.5[8]
 11月1日、帰厩後初めての追い切り時計を計時しました。15日の本番に向けてやや太いこともあり、ハードに追われていくのでしょうね。

 11月4日、次週出走ですが、遠征がありますので、実質最終追い切りみたいなものと思われますが、全体の時計を要している割りには終いの時計が13秒後半と遅く、未勝利クラスの馬でも「あれれ?」と思うほどの時計です。
 競馬ブックでは”時計平凡”とななんと滅多に出ない右下がりの矢印です。重賞1週間前の追い切りとしては評価は低いですね。
 以下は同日(11月4日)更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況更新です。
「今朝はCWコースで追い切りました。道中はずっと気を抜いているのかマジメに走っていない様子で、4コーナーあたりからようやくちゃんと走ってくれたという感じでした。それでもCWコースでしっかりと追い切ってモタれずに走ることができていましたし、調教の内容としては決して悪いものではなかったと思います。先週末に私が跨った時はちょっとまだ体が重くて、いかにも休み明けといった感じがしたので、あとはこれから追い切りを重ねることでどれだけ絞れてくるか、そしてどれだけ中身が伴ってくるかといったところですね。とはいえ、体調の問題はまったくないのでしっかりと追い切って仕上げていきたいと思います」(佐藤助手)15日の福島競馬(福島記念・芝2000m)に丸田騎手で出走を予定しています。
 ということで、陣営としてはそんなに悪いという感触ではなさそうですね。まあ、多少叩いて次という感は否めませんが、マデイラは叩き良化型ですし、それで良いですね。
 鞍上が丸田恭介騎手であることが発表になりました。大野拓弥騎手は京都でGTですかねえ。乗ってくれないみたいですね。しかし、第三場で丸田恭介騎手と言えば私はかなり良い騎手を確保していただいた印象ですし期待しております。

 11月11日、先週、競馬ブックが滅多に出さない右下がりの低い調教評価を出して来たマデイラですが、それよりは1週たって見られる時計になってきました。しかし、専門誌は競馬ブックでは”もう一追い欲しい”、デイリー馬三郎では”完調手前C”とどちらも今一歩評価です。
 時計だけなら前走前よりも良化していますが、時計以上に動きが重いのでしょうね。どうやら福島記念は除外される見通しですし、それならそれをプラスに考えて次週以降万全の状態で出走と行きたいですね。21日の京都のアンドロメダSがありますし。

 11月15日、ハロン14秒程度で調整されています。先週は除外でしたが、一追い足りませんでしたし、今週特別登録されているアンドロメダSは特別登録数が11頭と少頭数で美味しいレースとなりそうです。次の水曜日の追い切りで仕上がるでしょうしハンデも軽いでしょうし、期待出来そうですね。

 11月18日、荒川義之厩舎の調教などを手伝ってくれている川島信二騎手に追い切りをつけていただきました。時計の出るニューポリトラックとは言え、終いまでしっかりと伸びて良い動きです。やはり一週延びたのは結果的に良かったと思います。遠征もないですし、11頭と少頭数ですし、4勝を挙げている得意の京都ですし、相手もこちらの方が福島記念よりもはるかに弱面ですし、それでいてハンデは同じく52キロですし、調教の動きのみならず、いろんな意味で延びたことは良かったと思います。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。
 競馬ブックでは”攻量の割に仕上る”、デイリー馬三郎では”仕上上々B”と共に先週と違って高評価です。
 以下は本日(11月18日)更新されましたクラブ公式HPマデイラの近況報告です。
「今朝は川島騎手に跨ってもらってポリトラックで追い切りました。ジョッキーが乗ったことが刺激になったのか、普段は人を少しナメるようなところのある馬が、今日は乗り手の指示にスムーズに従っていい動きを見せてくれていました。先週と比べても動きは良くなっていると思いますし、馬自身かなりピリッとしてきています。福島記念を除外になったことで1週延びましたが、その分乗り込めたので結果的には良かったのかもしれません。今度は相性のいい京都コースになりますし、52キロの軽ハンデに加えて少頭数になりそうなのも歓迎材料。あとはスタートを決めて道中で揉まれずスムーズに走ることができればいいですね」(佐藤助手)21日の京都競馬(アンドロメダS・芝2000m)に酒井騎手で出走を予定しています。
 なんだか、酒井学騎手よりも川島信二騎手の方が良いように感じますね(笑)。とにかく状態は良さそうですし得意のコースで上位を期待したいですね。鞍上はクラブ公式HPでも酒井学騎手と発表になりました。余っているミルコやクリストフではなさそうです。

●気になる出馬想定表(11月21日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン)

出馬想定表 11月21日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ フルゲート 18頭 想定数11頭
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アクションスター 北村友一 54.0  3/08 大阪OP 阪神芝1800 10 16 13
アルバートドック 川田将雅 54.0 10/25 菊花GT 京都芝3000 12 13
アロマカフェ 武幸四郎 54.0 10/18 アイOP 東京芝2000 11 11 14
ケツァルテナンゴ アンドレシュ・シュタルケ 53.0 10/31 八坂16下 京都芝1800
サンライズタイセイ 池添謙一 52.0 10/31 八坂16下 京都芝1800
トウシンモンステラ 武豊 54.0 11/01 カシOP 京都芝1800 10
トラストワン 岩田康誠 54.0 10/18 アイOP 東京芝2000 10 10 10
ドリームバスケット 53.0  8/30 小倉OP 小倉芝1800 11 14 11
トーセンレーヴ ボウマン 57.0  7/26 中京GV 中京芝1600 12 11 14
マデイラ 酒井学 52.0  8/30 小倉OP 小倉芝1800 13
メイショウウズシオ 秋山真一郎 53.0  4/25 メトOP 東京芝2400 12 12 13

はっきり言って特別登録段階での発表と全く同じです。やはりマデイラは酒井学騎手で出走ですね。

これ以降は2015年11月19日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 11月21日 京都11R アンドロメダステークス 3歳上オープン 芝2000m 国際 ハンデ 出走数11頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アクションスター 北村友一 54.0  3/08 大阪OP 阪神芝1800 10 16 13
アルバートドック 川田将雅 54.0 10/25 菊花GT 京都芝3000 12 13
アロマカフェ 武幸四郎 54.0 10/18 アイOP 東京芝2000 11 11 14
ケツァルテナンゴ アンドレシュ・シュタルケ 53.0 10/31 八坂16下 京都芝1800
サンライズタイセイ 池添謙一 52.0 10/31 八坂16下 京都芝1800
トウシンモンステラ 武豊 54.0 11/01 カシOP 京都芝1800 10
トラストワン 岩田康誠 54.0 10/18 アイOP 東京芝2000 10 10 10
ドリームバスケット 熊沢重文 53.0  8/30 小倉OP 小倉芝1800 11 14 11
トーセンレーヴ ボウマン 57.0  7/26 中京GV 中京芝1600 12 11 14
マデイラ 酒井学 52.0  8/30 小倉OP 小倉芝1800 13
メイショウウズシオ 秋山真一郎 53.0  4/25 メトOP 東京芝2400 12 12 13

表中 騎手の太字は乗り替わり

●京都芝2000mコース解説

 フルゲートはA〜Cコース使用時は18頭、Dコース使用時は16頭。春季開催(重賞除く)はA・Bコース使用時は16頭、C・Dコース使用時は14頭。スタート地点は、メインスタンドの目の前。
 GT秋華賞の際には大勢のファンの歓声が飛び交うので、音や雰囲気に敏感な馬にとっては心配の種。
 スタートして間もなく1コーナーにさしかかるので、内枠の馬が有利に見えるが、外から被されやすいので良し悪しは微妙。先行馬でも揉まれない外枠がいい場合もある。
 全般的にはテンからペースはよどみなく流れ、厳しい流れになりやすい。ペースが上がればマクリ差しも決まる。
 最後の直線距離も内回りは328mと阪神よりも短いが、早めに各馬が仕掛けるため、4コーナーはゴチャつきやすく、不利も受けやすい。
 揉まれない競馬がベストだが、多頭数で外目に位置していると、コーナーリングで外に振られる懸念も。
 ローカル競馬場同様に、好位抜け出しの競馬ができればベスト。
 ペース・展開の読みが重要で、騎手の手腕が問われるコースだ。

有利な枠順 中枠〜外
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 4コーナーの位置取り、コース取り
種牡馬ベスト ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ
連対騎手ベスト 川田将雅、福永祐一、浜中俊、岩田康誠、武豊
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 2分04秒4 2分05秒7 2分08秒7
2歳未勝利 2分02秒9 2分02秒2 2分05秒3
2歳オープン 2分02秒7 2分06秒8
3歳新馬 2分05秒2 2分06秒3 2分08秒6
3歳未勝利 2分02秒8 2分03秒3 2分04秒3 2分05秒4
3歳500万 2分02秒5 2分03秒6 2分03秒5 2分05秒6
3歳1000万 2分01秒8 2分03秒1
古馬500万 2分01秒4 2分02秒9 2分02秒8 2分05秒3
古馬1000万 2分01秒0 2分00秒7 2分04秒5
古馬1600万 2分00秒5 2分00秒3
古馬オープン 2分00秒6 2分03秒2

●騎手は酒井学騎手 ほっさん評価「B−」

 今回もマデイラの鞍上は酒井学騎手です。月曜日からずっと叫んでいましたが、このレースでは素晴らしい騎乗でマデイラを勝ち上げてくれたクリストフ・ルメール騎手や復帰の道筋をつけてくれたミルコ・デムーロ騎手が余っているんですよね。

 ここ2戦続けてマデイラは酒井学騎手でしたから、同じ騎手でというのもわからなくはないですが、そんなに際だって良い騎乗だったとは思えません。そこに来ると上記の2騎手はマデイラの能力以上のものを出してくれた印象です。世間の評でも酒井学騎手とこの両外国人騎手だと大きく評価が異なるところだと思います。余っているのに依頼しないのはなんとも残念です。

 また、酒井学騎手はマデイラが出負けするとすぐに”腹を括って”末脚勝負に賭けようとしてしまいます。ジタバタ足掻くことが良いとは言いませんが、マデイラは如何にも終いに切れる脚がなく、オープンのメンバーでの後方待機では小銭を稼ぐことはあっても勝つ見込みがありません。今回は特に軽ハンデですから、行ききって最後まで渋太く粘らせる騎乗をして欲しいですね。

 酒井学騎手にはそんな私の失望感を結果で払拭し、マデイラの主戦として君臨して欲しいです。


 酒井学騎手は2012年のニホンピロアワーズでのジャパンカップダート優勝のように、いい馬に乗せれば力を出してくれる騎手です。全体的な騎乗馬の質が悪すぎて成績は低いですが、私はなかなか乗れる騎手だという評価です。ただ、そんなにアッと驚くような凄い騎乗はあまりないですけどね。

 昨年は重賞3勝と活躍し、私のランキング評価も今までの「C」評価からついに「B−」になりました。そんな上り調子の騎手ですから、当然期待しております。


 2015年11月20日現在、JRA通算257勝、勝率4.6パーセント、連対率9.8パーセントと低い。重賞は13勝。GTは2012年ジャパンカップダート(ニホンピロアワーズ)と2014年菊花賞(トーホウジャッカル)の2勝。昨年(2014年)は29勝、勝率4.4パーセント、連対率9.5パーセント。重賞3勝と好成績。一昨年(2013年)も重賞を4勝しており、ここにきて大舞台で活躍が目立つようになってきた。本年(2015年)はここまで16勝、勝率3.1パーセント、連対率8.1パーセントと低い数字で苦労している。



 酒井 学(さかい まなぶ)、1980年2月4日生まれの35歳、JRA(日本中央競馬会)の栗東トレーニングセンター所属の18年目の騎手である。現在はフリー。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持していたが、障害競走への騎乗経験はないまま障害免許を返上している。父親が公営新潟競馬で厩務員をしていたことから幼少時から競馬が身近な環境であった。また、実兄は公営・川崎八木仁厩舎所属の酒井忍である。


 競馬学校卒業(第14期生)を経て、1998年に騎手免許を取得。同期に池添謙一らがいる。同年3月1日の中京1Rにショウワヒカルに騎乗しデビューして4着。同年3月8日中京12Rのマチカネヒガノボルに騎乗、初勝利を挙げる。

 2001年10月20日、カブトヤマ記念を最軽量48キロのタフネススターで勝利し初の重賞タイトルを獲得。なお負担斤量50キロ未満の馬の重賞制覇は1991年ダイヤモンドステークスのノースシャトル(49キロ)以来、48キロは1976年ステイヤーズステークスのホッカイノーブル以来の記録である。

 2006年は11月まで勝利がなかったため収入が激減し生活苦に陥る。本人は後に「あまりの生活苦で、手持ちのCDを中古CDショップに売りに行ったほど」「一時は家賃が3割ほど安い家に引っ越そうとアパマンショップに申し込みに行った」などと当時を振り返っている。12月にようやく1勝を挙げることができたが、それがニホンピロ・レーシングの馬(ニホンピロコナユキ)だったことが契機となりニホンピロとのつながりができ、現在ではニホンピロ・レーシングの主戦騎手を務めるまでになっている。

 2009年8月2日に通算100勝を達成。その2週間後となる8月16日、北九州記念をサンダルフォンで制覇し、8年ぶり2度目の重賞勝利を記録した。

 2010年8月1日、小倉記念をニホンピロレガーロで制覇。また、中央開催最終日の2010アンコールステークスを勝ち、九州競馬記者クラブ「小倉ターフ賞」を受賞した。

 また2011年の中央開催最終日の2011アンコールステークスも、サンダルフォンで連覇。2010年の同レース、2009年の尾張ステークスに続き、中央開催最終日の第三場最終競走3連覇を果たした。

 2012年12月2日のジャパンカップダートをニホンピロアワーズで勝利し、JRA GT初制覇を飾った。

 2014年7月1日、西園正都厩舎所属からフリーになる。
 ほっさん愛馬での成績 (5戦0勝)

 2014年 1月13日 ハルシュタット   500万下              京都ダ1200m 12着/8番人気
 2015年 3月14日 グランデアモーレ うずしおステークス 1600万下 阪神芝1400m 11着/11番人気
 2015年 8月 9日 マデイラ      第51回 小倉記念 GV     小倉芝2000m 7着/12番人気
 2015年 8月16日 グリューヴァイン 500万下               小倉芝1200m 12着/6番人気
 2015年 8月30日 マデイラ      小倉日経オープン          小倉芝1800m 13着/9番人気

2012年12月2日 阪神11R ジャパンカップダートGTをニホンピロアワーズで優勝し、表彰台に上がる酒井学騎手。

これ以降は2015年11月20日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ケツァルテナンゴが再びオープンへ。折り合い面で春より成長を示し、今ならアルバートドックとの逆転がある。そのアルバートドックも有望。ここ2走は折り合いを欠いたが、2000メートルならその不安は薄れる。オープン特別なら。トウシンモンステラの前走は、久々とやや短い距離を考えれば上等。叩いた効果と1ハロン延長で。トーセンレーヴは立て直した効果で。」


短評は「先行警戒」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
ケツァルテナンゴ
アルバートドック
メイショウウズシオ
トラストワン
トウシンモンステラ △△
アロマカフェ
サンライズタイセイ
マデイラ △△
トーセンレーヴ △△ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
アルバートドック 2.9
ケツァルテナンゴ 3.2
トウシンモンステラ 4.9
トーセンレーヴ 6.5
トラストワン 9.7
アロマカフェ 13.5
マデイラ 17.4
サンライズタイセイ 22.0
アクションスター 30.9
以下36倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
マデイラ 92 84 88 82
アルバートドック 88 85 82 85
ケツァルテナンゴ 88 80 87 88
トウシンモンステラ 93 88 88 89
トーセンレーヴ 93 83 90 83
トラストワン 89 77 89 77


デイリー馬三郎

本紙の見解

「神戸新聞杯と菊花賞で少し行きたがる面が見られた◎アルバートドック。クラシック最後の1冠を目指した近2走はうまく走りがかみ合っていなかった感。今回は適距離からの再スタート。オープン特別で相手関係が緩和、斤量も減って状況全てが好転する。もともと春にはGUでB着し、オープン特別を勝っている実力馬。古馬との初対戦とはいえ、ここなら底力は一枚上だろう。調教の動きも引き続き良好で巻き返しが濃厚とみる。
 好調な○ケツァルテナンゴが2番手。テンションの高さは相変わらずだが、レース運びは以前よりも上達してきた。自在性を生かして今回も上位に。▲マデイラは流れに乗れずに不完全燃焼な競馬が続く。軽ハンデ&立て直した効果で一変がありそう。〈浜口〉」

◎ アルバートドック
○ ケツァルテナンゴ
▲ マデイラ
× アクションスター
☆ トーセンレーヴ
△ トウシンモンステラ



マデイラは全13記者中 ◎(本命)印 1記者、〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 4記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 5記者


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舞台適性と軽ハンデで浮上◎マデイラ

内回り+ハンデ戦と紛れが生じる設定。力量比較よりも適性や斤量を重視して予想を組み立てる。
 この京都2000m戦で1000万下→準オープンと連勝した経験がある◎マデイラを狙う。昇級後は7戦続けて1秒2以上の大敗。不振を極めたが、条件戦時代とは全く異なるレース運びからも完全にスランプに陥っていた。しかしながら今夏を境に復調ムード。16番人気の七夕賞でB着と激走し、小倉記念での0秒6差F着も上等な部類。これが今回と同じハンデ52キロの2000m戦。同等の走りをすれば、オープン特別なら十分に勝ち負けになる計算が立つ。低迷期は覇気がなかったが、本質的には前向きなタイプ。心身ともにフレッシュな休み明けは狙い時でもある。相手の本線は○ケツァルテナンゴ。スローの外枠でも我慢が利いた前走に成長の跡。再度のシュタルケなら信頼できる。単勝&3連単◎○マルチ。


◎ マデイラ
○ ケツァルテナンゴ
▲ アルバートドック
× トーセンレーヴ
☆ アロマカフェ

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

マデイラ(13着)

 「ゲートの中でソワソワしていて立ち遅れたけど、出たところで焦らず運ぼうと思っていました。ただ、向正面で前の馬を追いかけようとしてしまいました。その馬がマクッてからは問題なく運べていましたが、斤量が増えた分、前走よりもモタれていました。」(酒井学騎手・競馬ブック)

 「ゲートの中でソワソワしてちょっと立ち遅れてしまいましたが、スタートがあまり良くないのは前走でも分かっていましたし、腹をくくってじっくり構えようと切り替えました。ただ、外に1頭馬がいて、それを気にしてちょっと力んでいたのが誤算でした。その馬が向こう正面で動いてくれてからはまたリズムを取り戻してくれたのですが、斤量が重くなった分もあってか、直線追い出してから内にモタれてしまい伸び切れませんでした。スタートで少し遅れたにしても、もう少しムキにならずスムーズに運べて流れに乗れていたらまた違ったと思います。続けて乗せていただいたのにいい結果を出せず申し訳ありません」(酒井学騎手・キャロットクラブ公式HP)
 「チークピーシズ。リングハミ。イレ込み気味。アオッて後方から。無理せず追走して終いに賭けたが、上がりの速い流れでなかなか差が詰まらなかった。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

マデイラ

 「器用に立ち回れるタイプではないだけに少頭数は歓迎。ハンデを生かして。」(佐藤助手・デイリー馬三郎)

 「除外で延びたが、その分、稽古を積めたのはいいと思う。そう器用に立ち回れる馬ではないし、頭数が少ないのも魅力だね。」(佐藤助手・競馬ブック)

●ほっさん予想

 11頭と少頭数で確定しましたし、しかも重賞よりもかなり弱面揃い。そんな弱面揃いでも古馬でハンデ52キロと無事最弱評価をいただいての最軽量(>_<)。耐えがたきを耐え・・・。巧く前につけて残して欲しいところですが、今回も鞍上の酒井学騎手はそんなにスタートが巧くない上に、出負けするとすぐに腹を決めて末脚勝負に賭けてしまう(-_-)ので、上位に持って来れません。何せ切れる馬ではないですからねぇ。

 今回はスタートを決めて押してポジションを取りに行き、軽ハンデを生かして残して欲しいですね。

 とにかく、アテにならなさすぎる馬です。ただし、京都は4勝共を挙げている舞台で良い走りを期待しています。

これ以降は2015年11月21日に作成(一部12月15日加筆)

●パドック

 マデイラの馬体重は前走プラス8キロの500キロちょうど。いつもの煩いマデイラでしたね。毛づやは良くデキは良いと思いました。

●レース 

 先行して逃げ切りたいマデイラでしたが、ダッシュが悪く最後方に。・・・ということでこれで基本大敗確定です。それにしても酒井学騎手、スタートが上手じゃないですねぇ。

 それでも8番手までは押し上げます。道中は大外を通りますが、行きたがりブレーキをかけとチグハグ。準オープンを勝ったときなどは行きたがるのをそのまま行かせ、剛腕で残したんですよね。ペースが遅かったですしある程度上げても良かったのかと思います。もちろん、結果論ですが。

 4角ではポジションをあげ、前を射程圏内に入れかけますが、各馬が仕掛けたところで切れ負けし10着とブービー負け。着ほど負けてないとは言え、最軽量でしたからねぇ。

●時計の評価

 今回のマデイラの走破時計は2分01秒3良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分59秒3、勝ち馬の走破時計は2分00秒6でした。

 全体的にスローペースで流れ、遅い時計となりました。マデイラはあんなに後ろの位置では届くはずもないですよね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

マデイラ(10着)

 「ゲートをポンと出てくれればハナへ行くことも考えていたのですが、そこまで速いスタートではありませんでしたし、行かせようと促してもなかなか勢いがつきませんでした。それでもいい手応えで直線へ向かうことができたので、どこまで伸びてくれるかなと思ったのですが、ビュッと切れるような脚は使えずあまり差を詰めることができなくて…。ところどころで抜けるような場面はあったので見た目ほど引っ掛かっているというわけではなかったのですが、結果的にはやはり外枠でうまく前に壁を作れなかったことが大きかったように思います。申し訳ありません」(酒井学騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「夏場からの休み明けでしたが、調教もよく動いていましたしいい状態で出走させることができたと思います。ただ、今日は外枠からのスタートでしたし、道中はなかなか馬の後ろにつけることができずに少し行きたがってしまいましたね。これが内目の枠ならまた展開も違っていたのでしょうが、こればかりは仕方ありません。この後は馬の状態と番組を見ながら検討していきます」(荒川義之調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

マデイラ(10着)

 「若干、余裕残し。中団追走も少し力んでいた。直線は伸びを欠いていいところなし。叩いて絞れてくれば、変わり身も見込めそうだが。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 特別出走手当が41.8万円。そこに1800m以上の平地の競走ですから3万円アップ。しかし、9着以降ですので1万円減額されます。・・・ということで合計43.8万円。1口で割りますと1010円程度になると思われます。

●今後の展望

 状態は間違いなく良かったですし、ハンデも軽く、相手にも恵まれ、ここはなんとかして欲しかったですね。それが消極騎乗で台無し。過去乗り難しいマデイラを巧く乗ったことのあるミルコ・デムーロ騎手やクリストフ・ルメール騎手が余っていたのに頼まなかったことも残念です。

 酒井学騎手は今回でマデイラには2度目ですが、彼では一発がある気がしません。やはり大野拓弥騎手や外国人騎手など力を出してくれる騎手で走って欲しいですね。

●最後に

 正直、4勝を挙げている得意の京都でメンバーも軽く、その中で最軽量の52キロでしたから期待していました。それがスタートしてあの位置ですから、ガッカリしたのなんの。

 タラレバは行けませんが、空いていたクリストフ・ルメール騎手やミルコ・デムーロ騎手ならここまで酷い着にはなっていなかったはずです。

 次は酒井学騎手には申し訳ないですが、2回続けてさっぱり結果が出せませんでしたし、違う騎手にお願いしていただき、前進したいですね。いくらなんでももう少しはやれる馬です。


 それでもなんでも無事に1周回って来てくれましたし、いつまでもこうやって現役で走り続けてくれれば結果は次で良いですよね。次も一発を期待しております。引退勧告を出されないように、適度に好走して欲しいですね。

 頑張れマデイラ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2015年9月15日立ち上げ 10月30日、11月5日、9日、12日、16日、18日、25日、12月15日加筆

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マデイラの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2015年 8月30日 第34戦 小倉日経オープン 3歳上オープン 小倉芝1800m (13着/9番人気)

2015年 8月 9日 第33戦 第51回 小倉記念 GV 3歳上オープン 小倉芝2000m (7着/12番人気)

2015年 7月26日 第32戦 福島テレビオープン 3歳上オープン 福島芝1800m (8着/6番人気)

2015年 7月12日 第31戦 第51回 七夕賞 GV 3歳上オープン 福島芝2000m (3着/16番人気)

2015年 4月12日 第30戦 福島民報杯 4歳上オープン 福島芝2000m (10着/13番人気)

2015年 3月 8日 第29戦 大阪城ステークス 4歳上オープン 阪神芝1800m (9着/16番人気)

2015年 2月22日 第28戦 第49回 小倉大賞典 GV 4歳上オープン 小倉芝1800m (11着/15番人気)

2014年 9月 7日 第27戦 第50回 新潟記念 GV 3歳上オープン 新潟芝2000m (16着/16番人気)

2014年 8月10日 第26戦 第50回 小倉記念 GV 3歳上オープン 小倉芝2000m (8着/11番人気)

2014年 7月13日 第25戦 第50回 七夕賞 GV 3歳上オープン 福島芝2000m (13着/11番人気) 松嶋屋様撮影現地写真多数付

2014年 5月17日 第24戦 都大路S 4歳上オープン 京都芝1800m (15着/6番人気)

2014年 5月 3日 第23戦 下鴨S 1600万下 京都芝2000m (1着/6番人気)

2014年 2月22日 第22戦 稲荷特別 1000万下 京都芝2000m (1着2番人気

2014年 2月 9日 第21戦 壇之浦特別 1000万下 小倉芝2000m (6着/3番人気)

2014年 1月26日 第20戦 北大路特別 1000万下 京都芝2000m (2着/5番人気)

2014年 1月11日 第19戦 500万下 京都芝2200m (1着/5番人気)

2013年12月15日 第18戦 栄特別 500万下 中京芝2000m (7着/12番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2013年 8月18日 第17戦 定山渓特別 500万下 函館芝2000m (7着/6番人気)

2013年 8月 3日 第16戦 陸奥湾特別 500万下 函館芝2000m (8着/3番人気)

2013年 7月21日 第15戦 500万下 函館芝1800m (2着/4番人気)

2013年 7月 7日 第14戦 臥牛山特別 500万下 函館芝2000m (2着/8番人気)

2013年 6月22日 第13戦 500万下 函館芝2000m (3着/5番人気)

2013年 6月15日 第12戦 木古内特別 500万下 函館ダ1700m (9着/12番人気)

2013年 4月20日 第11戦 500万下 京都ダ1800m (7着/9番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2013年 4月 7日 第10戦 500万下 福島芝1200m (12着/7番人気)

2012年11月 8日 第9戦 JRA指定交流 門別ダ1200m (4着2番人気

2012年 7月 8日 第8戦 500万下 函館芝1200m (10着/7番人気)

2012年 6月23日 第7戦 500万下 函館芝1200m (7着/2番人気

2012年 6月10日 第6戦 500万下 函館芝1200m (5着/6番人気)

2012年 3月17日 第5戦 3歳500万下 阪神芝1400m (11着/10番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2012年 2月18日 第4戦 こぶし賞 3歳500万下 京都芝1600m (12着/6番人気)

2012年 2月 5日 第3戦 第52回 きさらぎ賞 GV 京都芝1800m (12着/12番人気) 写真多数掲載

2011年11月19日 第2戦 第16回 東京スポーツ杯2歳ステークス GV 東京芝1800m (8着/8番人気) ルクソール様撮影 現地写真掲載

2011年10月30日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m (1着/8番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート