マデイラ（マチカネエンジイロの０９）　第３０戦


キャロ愛馬第１３号は第１．５次募集で購入。

父クロフネと母父サンデーサイレンスの組み合わせは２歳Ｇ�Tを制したフサイチリシャールなど成功例が多く期待。

母は３勝馬だが、藤沢和雄厩舎に預託されるなど馬主の期待の大きかった馬。その母の繁殖黄金期である８歳の時の仔とくれば期待は高まるばかり。・・・と書いていたら、弟のゴットフリートは新馬戦と５００万特別を快勝し、重賞でも２着と完全にオープン馬。やはり母は高性能。

しかし、マデイラはデビュー戦は快勝もそこから気難しい面を見せるようになり大敗続き。道中は掛かったり、内にササッてまともに追えなかったり、走るのをやめてしまったりとこれは大変重症。

しばらくいいところがなかったが、２０１３年４月にミルコ・デムーロ騎手が騎乗すると最後まで気を抜かせずに走らせてくださり、そこから復活！！得意の夏の北海道では気難しい馬を動かす力に長けている大野拓弥騎手を鞍上に芝の２０００ｍに出走してみたら３着と新馬戦以来の馬券圏内確保！！そして特別戦２着、平場２着ともうこれは本物。

北海道で計６戦走るも結局９、３、２、２、８、７着と優勝には届かず。しかし、獲得賞金はそれまでの７７２万円から１６４２万円と飛躍的にアップ。

そして、本州に戻って来て叩き２走目で超一流のクリストフ・ルメール騎手が空いているレースにルメール騎手で出走。抜群の騎乗で１度使われて息も持ち、優勝！！実に新馬戦以来１８戦ぶりの美酒。

そこからなんとなんと３戦で１０００万クラスを卒業し、連勝で準オープンも突破しついに夢のオープン入り！！４勝すべてが京都競馬場と京都巧者。

オープンでは完全に力負けをしているが、賞金が有効で走れる時に重賞を走るのは賛成。そろそろ最後に賞金を加算した昨年の５月３日から１年が経ち、賞金不足での除外が多くなって来そう。


しかし、長期に渡るリフレッシュを経て、状態はすこぶる良く、前々走は苦手の重馬場でも最後までしっかりと走り着ほど悪くない内容だった。叩き良化型のマデイラだし、１度使われて期待された前走はオープン特別にもかかわらず最軽量のハンデでシンガリ人気。９着と人気を７つも上回ってくれたが、最高の状態でこの結果。現状ではオープンで完全に頭打ち。平地力からも私は入障を望む。


前走後、在厩で調整され続戦。

４月１２日　福島１１Ｒ　福島民報賞　４歳上オープン　芝２０００ｍ　国際　別定に出走！！

フルゲート１６頭のところに特別登録数は１９頭。水曜日の想定段階では１５頭。信頼できるクラブ公式ＨＰでも”出走可能Ａ”のジャッジで出走は確実。結局想定通りの１５頭で確定。

鞍上は松若風馬騎手。

まずは福島での出走に向けて３月２２日の中山１０Ｒ　千葉ステークスに出馬投票し、非抽選除外となり、除外権を１つ獲得しました。


１０着／１３番人気。

やはりオープンでは注文通り前に行くことも出来ず、抜群の状態で文句のない騎乗でも１０着。

そりゃ、最低ハンデの時でも上位に来られない訳だし、力不足は明白。

しかし、引退を望むものではなく、こんな形でもいつまでも走って欲しい。

募集総額１８００万円の安価なオープン馬。すでに４勝と本賞金だけで６０００万円以上を獲得し文句のない功労馬。これ以上を望むのは酷。


レース回顧と時計の分析、レース後の松若風馬騎手のコメントを掲載。

（２０１５年４月１３日完結）

２０１５年３月２３日立ち上げ

• ●前走後、在厩で調整され次走は４月１２日　福島１１Ｒ　福島民報賞　４歳上オープン　芝２０００ｍ　国際　別定を予定
• ●除外権確保の為、３月２２日　中山１０Ｒ　千葉ステークスに特別登録されました
• これ以降は２０１５年４月６日に作成
• ●気になる特別登録表（４月１２日　福島１１Ｒ　福島民報賞　４歳上オープン）
• これ以降は２０１５年４月８日に作成
• ●追い切り情報（４月８日更新）
• ●気になる出馬想定表（４月１２日　福島１１Ｒ　福島民報賞　４歳上オープン）
• これ以降は２０１５年４月９日に作成
• ●出馬確定表
• ●福島芝２０００ｍコース解説
• ●騎手は松若風馬騎手　ほっさん評価「Ｃ」
• これ以降は２０１５年４月１１日に作成
• ●専門誌の印と評価
• ●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント
• ●各陣営のコメント
• ●ほっさん予想
• これ以降は２０１５年４月１３日に作成
• ●パドック
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●気になる賞金は
• ●今後の展望
• ●最後に

●前走後、在厩で調整され次走は４月１２日　福島１１Ｒ　福島民報賞　４歳上オープン　芝２０００ｍ　国際　別定を予定

　オープンに上がってから完全に力負けを露呈している我らが愛馬マデイラ。しかし、そもそも５００万クラスで長いこと勝ち上がれず、準オープンを勝ったこと自体が奇跡なくらいです。その準オープンを勝った時の賞金が有効で走れる時に重賞を走りまくっていますが、最高でハンデに恵まれて８着でした。前走はオープンの中では比較的メンバーの落ちるオープン特別に出走。中でも最軽量のハンデでしたが、屈辱の１６番人気。結果は９着と人気ほど酷いものではありませんでしたが、本来得意の叩き２走目で追いきりの動きも過去最高に匹敵するくらい良く、しかも最軽量のオープン特別での大敗に、もう万策尽きた感があります。

　私は平地力から障害戦への参戦を希望しますが、陣営は更に相手の落ちるであろうローカルのオープン特別に出してくれようとしています。


　以下は３月１８日に更新されましたクラブ公式ＨＰマデイラの近況報告です。

「レース後、ここまでは脚元や馬体に傷みもなく順調にきています。今朝は坂路でサッと乗っていますが、相変わらず元気いっぱいでいい動きをしていましたね。状態に関しては特に問題ありませんし、お伝えしたとおり、このまま続戦していきたいと思います。福島開催の２日目にオープン特別がありますので、今のところはそこを目標に調整していきます。想定などを確認しながらになりますが、まずは今週の中山の特別戦で除外権利を確保し、その上で目標に向けて少しずつピッチを上げていくつもりですよ」（荒川師）２２日の中山競馬（千葉Ｓ・ダ１２００ｍ）に投票する見込みです。

　ということで、前走後在厩で調整され、次走は４月１２日　福島１１Ｒ　福島民報賞　４歳上オープン　芝２０００ｍ　国際　別定に出走予定。

　ローカルのオープン特別ですが、別定戦で、ハンデ戦で最軽量でも９着だったマデイラにとって楽なレースでないことは明らかです。それでも諦めずにきっかけを掴もうと努力してくれている厩舎陣営は有り難いですね。

　次走はマデイラが最も得意とする叩き３走目。福島は七夕賞以来ですが、あまり得意なコースとは思えませんが、贅沢は言えませんし、無事出走して何かきっかけを掴んで欲しいですね。

●除外権確保の為、３月２２日　中山１０Ｒ　千葉ステークスに特別登録されました

　マデイラは３月２２日　中山１０Ｒ　千葉ステークス　４歳上オープン　ダート１２００ｍに特別登録されました。これは出走目的ではなく上記荒川義之調教師のコメントにもありますように除外権狙いのものです。

　フルゲート１６頭のところに４７頭が特別登録されています。マデイラは出走馬決定順位３５番手で除外確実です。

　そして出馬投票され、無事除外権を獲得しました。実に２８頭が非抽選除外に。なんとも準オープン以上は番組数が少なく大変です。そろそろ最後に賞金を加算した昨年の５月３日から１年が経ち、賞金不足での除外が多くなって来そうでこういう努力は大切ですね。

これ以降は２０１５年４月６日に作成

●気になる特別登録表（４月１２日　福島１１Ｒ　福島民報賞　４歳上オープン）

フルゲート１６頭のところに１９頭が特別登録されています。マデイラは除外権がありますし、出走は可能でしょう。鞍上は既報通り松若風馬騎手です。

これ以降は２０１５年４月８日に作成

●追い切り情報（４月８日更新）

前走前　３月４日　栗東ニューポリトラック　良馬場　馬なり余力

助手
５Ｆ　６５．５
４Ｆ　５０．５
３Ｆ　３７．０
１Ｆ　１１．７［９］



３月１１日　栗東プール　４周


４月１日　栗東ニューポリトラック　良馬場　末強め余力

助手
５Ｆ　６６．０
４Ｆ　５１．０
３Ｆ　３７．６
１Ｆ　１１．６［９］


４月２日　栗東プール　４周


４月５日　栗東ニューポリトラック　良馬場　馬なり余力

助手
３Ｆ　４３．４
１Ｆ　１３．４［８］


４月８日　栗東ニューポリトラック　良馬場　馬なり余力

助手
５Ｆ　６６．２
４Ｆ　５０．９
３Ｆ　３７．４
１Ｆ　１１．４［９］

　４月１日、次週は輸送がありますので、実質の最終追い切りでしっかりと追い切られました。動きは良くもなく悪くもなくいつものマデイラです。叩き３走目がもっとも力を出せるマデイラですから、今回前進を期待しているのですが、ハンデ戦で最軽量でもシンガリ人気になるほどの馬です（苦笑）。ハンデ戦ではないここでは単勝３万馬券くらいでしょうね。いや、前走は人気こそシンガリ人気でしたが、着は９着とほぼ真ん中。次の目標は出走奨励金の貰える８着以内ですね。
　競馬ブックでは”さほど良化なく”、デイリー馬三郎では”前走並みＣ”とどちらも低評価です。
　以下は４月１日更新されましたクラブ公式ＨＰマデイラの近況報告です。
「今朝はポリトラックコースで追い切りました。道中をサッと乗って上がりに重点を置くという内容でしたが、しっかりと動くことができていましたし、悪くなかったと思います。前走後から大きな調子の変動もなく、ここまでは順調に調整が進められていますよ。鞍上については、阪神と中山で重賞が行われる中での裏開催ということで余計に確保が難しかったのですが、松若が空いているとのことなので、今回は彼にお願いしました。前走はテンから押しても進んでいかず、前へつけることができませんでしたが、終いにジリジリと伸びてくる展開。とはいえ、前々へ行って粘りこむ形がこの馬にとってはベストでしょうから、今回もそういう競馬を指示するつもりです」（荒川師）１２日の福島競馬（福島民報杯・芝２０００ｍ）に松若騎手で出走を予定しています。
　次走の鞍上が松若風馬騎手を確保していることが発表になりました。ハンデ戦でもなく平場でもないので減量の恩恵も何もないですが、乗れている良い騎手を確保していただいた方だと思います。これで新味が出てくれればいいのですが。

　４月５日、終い重点で短いところを乗られました。水曜日にある程度負荷をかけて福島までの輸送でしょうね。使い詰めですしそんなに時計は必要ありません。順調で何よりです。

　４月８日、福島までの遠征はありますし、使い詰めですので終い重点で追い切られました。終いは１１秒４と切れまくり素晴らしい状態だと思います。追い切りの本数や経過もこれで良いと思いますし、力の出せる状態でしょう。
　私ほっさんの追い切り評価は「Ａ−」です。状態は素晴らしいのですが、オープンでは正直能力的に厳しいと思われます。それでもこうやって状態が良ければ、もしかすると！？と思えますし、負けても負けても立ち向かって行って欲しいですね。
　競馬ブックでは”フットワーク軽快”、デイリー馬三郎では”素軽さ出Ｂ”とどちらもかなり高い評価です。

●気になる出馬想定表（４月１２日　福島１１Ｒ　福島民報賞　４歳上オープン）

表中　騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート１６頭のところに現在１５頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式ＨＰでも”出走可能Ａ”のジャッジで出走は確実です。

これ以降は２０１５年４月９日に作成

●出馬確定表

表中　騎手の太字は乗り替わり

●福島芝２０００ｍコース解説

　スタート地点はホームストレッチの右端。４コーナーのポケット。高低差はそれほどないが坂の頂上に位置し、スタンド前の直線は谷を下って上るような感じになる。
　最初の１コーナーまでの距離は約５００ｍ。
　枠順はフラット。十分距離はあるが、１コーナーまでの攻防は忙しくなりやすく、前半６００ｍまでのラップが速くなる。全体的に平均ペース以上の流れになり、最後はスタミナも要する消耗戦。特に開催後半で馬場が荒れ出すと、その傾向が顕著。芝２２００ｍ〜２５００ｍといった、芝２０００ｍよりも少し長めの距離実績がある馬に注意。加えて、小回り向きの先行力が必要になり、粘り込んで穴をあけるシーンも。七夕賞や福島記念に代表されるように波乱傾向が強い。ハンデ重賞だからという面もあるが、多頭数になったら人気サイドでは簡単に決まらないと考えていいだろう。

有利な枠順	フラット
有利な脚質	先行〜差し
ポイント	コース適性、スタミナ
種牡馬ベスト	サンデーサイレンス、トニービン、ダンスインザダーク
連対騎手ベスト	蛯名正義、後藤浩輝、柴田善臣、芹沢純一、中舘英二
推定勝ちタイム	良馬場	稍重馬場	重馬場	不良馬場
３歳未勝利	２分０３秒５	２分０４秒８	２分０５秒４	２分０６秒８
３歳５００万	２分０２秒０	２分０３秒９		２分０４秒７
古馬５００万	２分０１秒９	２分０３秒８	２分０３秒７	２分０４秒６
古馬１０００万	２分０１秒８	２分０２秒４	２分０３秒７
古馬１６００万	１分５９秒１	２分００秒７
古馬オープン	２分００秒７	２分０２秒３	２分０３秒９

●騎手は松若風馬騎手　ほっさん評価「Ｃ」

　今回のマデイラの鞍上は松若風馬騎手です。現在ＪＲＡ通算６０勝でまだ減量の恩恵を受けている騎手で、こういう特別戦ですと、その減量の効果もありませんしお得感はありませんが、Ｇ�T開催の裏の第三場でそんなに有力な騎手は来ていませんから、若手の有望株を確保してくれたことに感謝したいですね。とはいえ、乗り難しいマデイラですから、全く動かせずに終わってしまう懸念はかなりあります。

　いろいろと心配を挙げれば切りがないですが、マデイラ自身もオープンでは完全に頭打ち状態ですし、何か新味が出ればと思います。

　我が軍団では昨年にラフェドフルールに騎乗していただきましたが、あの時はバクシンオー産駒なのに無謀な１８００ｍ挑戦でしたし、結果は１５着でしたが、ジョッキーが云々と言うつもりはありません。ここからお互いの歴史を作って欲しいですね。


　２０１５年４月６日現在、ＪＲＡ通算６０勝。勝率７．８パーセント、連対率１４．３パーセントと２年目にしては素晴らしい数字。昨年（２０１４年）は４７勝、勝率７．８パーセント、連対率１５．０パーセント。デビューイヤーの新人としては破格の数字。本年（２０１５年）はここまで１３勝、勝率７．６パーセント、連対率１１．８パーセント。


　松若風馬（まつわか　ふうま）は１９９５年９月４日生まれの１９歳。日本中央競馬会（ＪＲＡ）栗東トレーニングセンター所属する２０１４年３月デビューの２年目の騎手である。騎手免許は平地競走と障害免許を有しているが、障害戦での騎乗は１度もない。音無秀孝厩舎所属。父は装蹄師で、サクセスブロッケン、ローレルゲレイロ、アンライバルドなどの装蹄を担当した松若勝。

　滋賀県出身。装蹄師である父に連れられ幼い頃から競馬場に通い、小学校から乗馬を始めた。デビュー前の抱負では、内田博幸騎手を目標とするジョッキーとして挙げていた。

　２０１４年２月に競馬学校を３０期生として卒業し騎手免許を取得する。同期は小崎綾也、義英真、木幡初也、井上敏樹、石川裕紀人、そして騎手免許を再取得した柴田未崎がいる。

　２０１４年３月１日、音無秀孝厩舎所属としてデビュー。阪神８Ｒでサンライズマーチに騎乗し、１６頭立ての４着。初勝利は翌３月２日、小倉２Ｒでトレノカチドキで優勝。デビュー２戦目で初勝利を挙げた。その約２０分前に行われた阪神１Rで同期の義英真が初勝利を挙げたため、新人一番乗りの勝利は逃している。


　２０１４年７月２０日、中京９Rのマカオジョッキークラブトロフィーでホープタウンに騎乗。当初騎乗予定だった武豊が６Ｒで落馬負傷し、急遽乗り替わりとなった代役で特別レース初勝利を挙げた。

　２０１４年は最終的に４７勝を挙げ、関西新人騎手の中で最多勝かつ騎乗停止処分がなかったことが評価され、中央競馬関西放送記者クラブ賞新人賞を受賞した（この年は小崎も、同期よりも２ヶ月程度遅い４月１９日デビューの状況下で３８勝を挙げ、「新人特別賞」を受賞。２名の受賞となった。）。また、関東新人騎手を含めても最多勝かつ３０勝以上のため、ＪＲＡ賞最多勝利新人騎手も受賞した。ＪＲＡ賞最多勝利新人騎手は、２０１０年の高倉稜が受賞して以来、３０勝以上をあげた新人騎手がいなかったため、４年ぶりの対象者となった。


　２０１４年デビューの新人騎手６人の２０１５年４月８日までの騎乗成績は以下のとおりです。

松若風馬　　６０勝
小崎綾也　　５２勝
義英真　　　２１勝
石川裕紀人　２０勝
木幡初也　　１５勝
井上敏樹　　　９勝

　ということで、同期の中でも最も勝ち数を伸ばしています。

　ほっさん愛馬での成績（１戦０勝）

　２０１４年　５月２４日　ラフェドフルール　３歳未勝利　　　　　　　　　　　　新潟ダ１８００ｍ　１５着／１２番人気

２０１４年６月２８日　阪神１２Ｒ　５００万下でアップアンカーに騎乗する松若風馬騎手（１０番人気／１３着）。

これ以降は２０１５年４月１１日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「中日新聞杯３着のマイネルミラノが再度マイペースに。小回り福島に替われば押し切れそう。レッドレイヴンは昨年当レースの勝ち馬。２着に３馬身半差の強い勝ちっぷりだった。前走は外枠から追い上げに脚を使った。見直す手。マイネルフロストはＧ�Uで連続４着。斤量増でも有力には違いない。まだ強くなりそうなヒュウマを加えての上位争いに。」


短評は「先行有利」


予想家の印

馬名	吉田幹	林茂徳	吉岡哲	ＣＰＵ
ムーンリットレイク			△	△△
マイネルフロスト	△△	▲	▲	▲
マイネルミラノ	○	△△	○	△
レッドレイヴン	▲	△	◎	○
ヒラボクディープ				穴
ラブイズブーシェ		△
マデイラ
アンコイルド			△
テイエムイナズマ	◎	△
アロマカフェ	△	◎	△△
ダコール	△	△		◎
ヒュウマ		○	△	穴

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
レッドレイヴン	３．６
マイネルミラノ	３．７
マイネルフロスト	４．３
ダコール	１１．３
アロマカフェ	１１．８
ヒュウマ	１１．８
テイエムイナズマ	１６．２
ムーンリットレイク	２０．３
ラブイズブーシェ	２３．１
ヒラボクディープ	２４．１
カネトシイナーシャ	２６．６
マデイラ	３０．５
アンコイルド	３０．５
メイショウウズシオ	３３．５
マイネルディーン	４５．１

スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
マデイラ	８７	７７	８３	７４
レッドレイヴン	９２	８７	９２	８５
マイネルミラノ	９０	８４	８７	９０
マイネルフロスト	９２	９２	８９	９０
ダコール	９２	８９	９０	９１
アロマカフェ	９２	８８	８１	８５

デイリー馬三郎

本紙の見解

「近２走の内容に確かな復調がうかがえる◎マイネルフロスト。前走は４コーナーで窮屈になるシーンがありながらも、レースをやめなかった。精神面も強くなった印象を受ける。オープン特別なら。好調を保つ○ダコールが相手。〈石渡〉」

◎　マイネルフロスト
○　ダコール
▲　マイネルミラノ
×　レッドレイヴン
☆　ヒュウマ
△　アロマカフェ

マデイラはもちろん無印

マデイラは全１３記者中　全記者無印(T_T)

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

マデイラ（９着）

　「できればもっと前で競馬をしたかったのですが、反応が鈍くてなかなか進んでいってくれないと思ったら、今度は行きたがって抑えが利かなくなったりして、少し乗り難しい印象を受けました。それでも直線は手応えのわりにはジリジリと脚を使ってくれているんですけどね。もう少しフワッと行かせることができれば、また違ってくると思います」（和田竜二騎手・キャロットクラブ公式ＨＰ）

　「ジョッキーには行ってほしいと伝えていたのですが、馬が進んでいかないような感じでしたね。それに道中は馬群の中で揉まれてしまうというこの馬にとっては苦しい展開になってしまいました。ただ、そんな形になりながらも馬は辛抱してくれていましたし、直線もそれなりには伸びてくれていますから、悪くはないレースだったと思いますよ。調子もいいので、できればこのまま続けて使っていきたいのですが、まずは状態を確認してから判断していきます」（荒川義之調教師・キャロットクラブ公式ＨＰ）

●各陣営のコメント

マデイラ

　「体調は悪くないが、オープンでは簡単に自分のレースをさせてもらえない。」（加納助手・デイリー馬三郎）

　「いろいろと注文がつく現状。オープンに上がってからは、結果も出ていないだけに・・・。」（加納助手・競馬ブック）

●ほっさん予想

　私は５００万クラスでもさっぱりの走りの連続だったマデイラですから、１０００万クラスは勝てても準オープンは突破出来ないと思っていました。それが準オープンも突破してくれて現在オープン馬。オープン入りをしてからは力不足は明白で、福島も七夕賞でイマイチの走りでしたから、特に福島巧者というわけでもなく今回も大敗必至です。特に前走マデイラが９着だった時の３着馬テイエムイナズマは前走マデイラが負担斤量５３キロ、今回３キロ増の５６キロなのに対し、前走５４キロ、今回５６キロとどう考えても着が入れ替わることはなく、同様に前々走の小倉大賞典３着馬に対しても斤量差が減っていますので、出番はないでしょう。

　しかし、状態は良いですし、マデイラの最も得意の叩き３走目。少しでも上の着に入って欲しいですね。もちろん、最下位でもなんの不思議もありません。

これ以降は２０１５年４月１３日に作成

●パドック

　マデイラの馬体重は前走マイナス４キロの４９２キロ。細くは見えませんでしたね。いつものように煩いマデイラでした。馬体を見ても煩さを見ても状態は非常に良かったと思います。

●レース　

　終いに切れる脚がないので、前々につけて粘り込みたいマデイラですが、今回も、出も若干遅く、二の脚も遅く前目のポジションどころか１２番手の位置取りになってしまいます。

　準オープンや１０００万特別を勝った時に逃げ切りでしたが、やはりオープンの層は厚く、簡単に良いポジションを獲らせてくれません。この時点ですでにオープンでは力不足です。

　しかし、道中は前に馬を置いてしっかりと折り合いをつけ、できるだけ脚を溜め、終いにかける競馬をします。若いですが、松若風馬騎手は腹の据わった良い判断だったと思います。

　そして切れずバテずのマデイラですから、松若風馬騎手は３コーナー手前辺りから早めに仕掛けてスルスルとポジションを上げ、４コーナーでは大外に持ち出します。この時点で前との差は詰まっており、もしかするとスルスルと伸びて上位に来てくれるかも？と少し思いました。

　結果的にバテてはいないのですが、ほぼそのままのポジションで１０着入線。状態は良かったですし、力は出し切ったと思います。良い走りでした。松若風馬騎手はさすがに前評判通り、なかなか乗れる騎手ですね。

●時計の評価

　今回のマデイラの走破時計は２分００秒３良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で１分５８秒５、勝ち馬の走破時計が１分５９秒１でした。

　オープンでのパンチ不足は自他共に認めるところです。今回も当然水準の勝ちタイムには遠く及ばず、１０着という結果が示すとおりの走りでした。ここまで登り詰めてくれたわけですし、これ以上を望むのは酷ですよね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

マデイラ（１０着）

　「先生と相談してできれば前目の位置から積極的な競馬をしたいと考えていました。しかし、出負けしてしまい、速くなかったことから挟まれて位置取りが後ろになってしまいました。道中でもう少し前のポジションにつけられたらと思いましたが、小脚を使ってポジションを上げていけるような器用なタイプではないので、少しでも気分よく走らせることを意識して運ぶようにしました。勝負どころではハミを取って勢いに乗せていけそうな感じはありましたが、最後はジリジリとしか伸びませんでした。やはりいい形に持ち込みたかったと改めて思いましたし、今日は最初のポジション取りがうまくいかなかったことが全てでした。騎乗依頼をいただいたのに、いい競馬ができなくて悔しいです。本当に申し訳ありません」（松若風馬騎手・キャロットクラブ公式ＨＰ）

●気になる賞金は

　特別出走手当が３９．６万円。ここから芝１８００ｍ以上の競走と言うことで３万円が増額されますから４２．６万円。１口で割りますと９５０円程度になると思われます。

●今後の展望

　オープンに入ってからは完全に頭打ちですが、この先は基本引退しかありません。もちろん種牡馬入りなどできませんから、少しでも長く競走馬として走らせて欲しいですね。

　私は４戦４勝の相性抜群の京都でもう少し前進が出来ないかと思っていますが、もちろん、基本オープンでは結果が出せないことは重々承知です。それでも負けても負けても走り続けて欲しいですね。

●最後に

　マデイラは募集総額１８００万円の馬で、４勝して獲得本賞金も６０００万円を超える功労馬ですから、これ以上を望むものではないですが、私は平地力を生かして入障して欲しいと思っております。

　もちろん、すぐにそこに行かない理由は気性面だと思います。折り合いが難しいマデイラですから、長距離を走る障害戦は最も危険な選択肢でしょう。それでも、平地ではもうこれ以上はないと思います。

　これだけ結果が出なくてもオープンで何度も挑戦させていただいて、しかも馬自身の状態も良く、乗り方も抜群で、これで結果が出ないのですから基本どうしようもありません。

　まだ６歳で引退は惜しいですしまだダートという選択肢がありますが、クロフネ産駒と言ってもどちらかと言えば芝馬だと思います。


　いつ引退の文字が出ても不思議でないマデイラですが、１戦でも多く、どんな形でも現役を続けてくれればと思っています。

　頑張れマデイラ！！引退の文字が出ないようにどこかで１度だけでも大駆けして欲しいゾ！！

最後までご愛読ありがとうございました

２０１５年３月２３日立ち上げ　４月１日、６日、８日、９日、１１日、１３日加筆

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る

マデイラの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２０１５年　３月　８日　第２９戦　大阪城ステークス　４歳上オープン　阪神芝１８００ｍ　（９着／１６番人気）

２０１５年　２月２２日　第２８戦　第４９回　小倉大賞典　Ｇ�V　４歳上オープン　小倉芝１８００ｍ　（１１着／１５番人気）

２０１４年　９月　７日　第２７戦　第５０回　新潟記念　Ｇ�V　３歳上オープン　新潟芝２０００ｍ　（１６着／１６番人気）

２０１４年　８月１０日　第２６戦　第５０回　小倉記念　Ｇ�V　３歳上オープン　小倉芝２０００ｍ　（８着／１１番人気）

２０１４年　７月１３日　第２５戦　第５０回　七夕賞　Ｇ�V　３歳上オープン　福島芝２０００ｍ　（１３着／１１番人気）　松嶋屋様撮影現地写真多数付

２０１４年　５月１７日　第２４戦　都大路Ｓ　４歳上オープン　京都芝１８００ｍ　（１５着／６番人気）

２０１４年　５月　３日　第２３戦　下鴨Ｓ　１６００万下　京都芝２０００ｍ　（１着／６番人気）

２０１４年　２月２２日　第２２戦　稲荷特別　１０００万下　京都芝２０００ｍ　（１着／２番人気）

２０１４年　２月　９日　第２１戦　壇之浦特別　１０００万下　小倉芝２０００ｍ　（６着／３番人気）

２０１４年　１月２６日　第２０戦　北大路特別　１０００万下　京都芝２０００ｍ　（２着／５番人気）

２０１４年　１月１１日　第１９戦　５００万下　京都芝２２００ｍ　（１着／５番人気）

２０１３年１２月１５日　第１８戦　栄特別　５００万下　中京芝２０００ｍ　（７着／１２番人気）　写真多数付現地観戦レポート

２０１３年　８月１８日　第１７戦　定山渓特別　５００万下　函館芝２０００ｍ　（７着／６番人気）

２０１３年　８月　３日　第１６戦　陸奥湾特別　５００万下　函館芝２０００ｍ　（８着／３番人気）

２０１３年　７月２１日　第１５戦　５００万下　函館芝１８００ｍ　（２着／４番人気）

２０１３年　７月　７日　第１４戦　臥牛山特別　５００万下　函館芝２０００ｍ　（２着／８番人気）

２０１３年　６月２２日　第１３戦　５００万下　函館芝２０００ｍ　（３着／５番人気）

２０１３年　６月１５日　第１２戦　木古内特別　５００万下　函館ダ１７００ｍ　（９着／１２番人気）

２０１３年　４月２０日　第１１戦　５００万下　京都ダ１８００ｍ　（７着／９番人気）　写真多数付き　現地観戦レポート

２０１３年　４月　７日　第１０戦　５００万下　福島芝１２００ｍ　（１２着／７番人気）

２０１２年１１月　８日　第９戦　ＪＲＡ指定交流　門別ダ１２００ｍ　（４着／２番人気）

２０１２年　７月　８日　第８戦　５００万下　函館芝１２００ｍ　（１０着／７番人気）

２０１２年　６月２３日　第７戦　５００万下　函館芝１２００ｍ　（７着／２番人気）

２０１２年　６月１０日　第６戦　５００万下　函館芝１２００ｍ　（５着／６番人気）

２０１２年　３月１７日　第５戦　３歳５００万下　阪神芝１４００ｍ　（１１着／１０番人気）　写真多数付き　現地観戦レポート

２０１２年　２月１８日　第４戦　こぶし賞　３歳５００万下　京都芝１６００ｍ　（１２着／６番人気）

２０１２年　２月　５日　第３戦　第５２回　きさらぎ賞　Ｇ�V　京都芝１８００ｍ　（１２着／１２番人気）　写真多数掲載

２０１１年１１月１９日　第２戦　第１６回　東京スポーツ杯２歳ステークス　Ｇ�V　東京芝１８００ｍ　（８着／８番人気）　ルクソール様撮影　現地写真掲載

２０１１年１０月３０日　デビュー戦　２歳新馬　京都芝１６００ｍ　（１着／８番人気）　写真多数付き　現地観戦レポート