プリュム(ピューリティーの09) 第22戦


キャロ愛馬第15号はもしかすると超お得馬。

母ピューリティーは伊の1勝馬で不安要素が一杯だったが、初仔のピュアブリーゼはオークスで2着!!クラシック2着馬の下ということで期待は高まるばかり。

また、父ダイワメジャーも種牡馬として非常に素晴らしい結果を残している。姉は持ち込み馬で牝馬で1口60000円と高額だったが、本馬は牝馬で1口35000円と安価。

9戦目にして2勝目を挙げ500万クラスを脱出。1000万クラスでも4着、3着、4着と安定勢力だったが、結局クラス編成までに3つ目は勝てずに500万クラスに降級。

そこから1年間で僅か3戦と立て直しに時間を要す。しかし、徐々に間隔を詰めて走れるようになり、私が新馬戦後から熱望していた短距離に転じた3走前は2着、そして前々走は1着と完全復活。短距離なら最後まで気を抜かずに走れるし、6歳末の引退期限まであと4か月ほどのところでようやく適正な条件にたどり着いた。

正直、遅すぎる短距離路線変更だが、それでもないまま終わって2勝止まりよりもよほど良い。前走は久々に1000万特別に出走。前に行った分甘くなり決め手の差で6着。しかし、牡馬との定量戦で勝ち馬からも0秒6差。牝馬限定戦やハンデ戦なら更に上位が望めるだろう。16頭立ての6着。悪くない。


前走後、ここまで4戦使い詰めだったことから12月10日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

1月11日に栗東トレセンに帰厩しました。


予定通り1月24日 京都12R 1000万下 ダート1200m 定量に出走!!

フルゲート16頭のところに想定数は17頭。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”の評価で出走は確実。結局16頭で確定。

鞍上は不振のグランデアモーレに復活のきっかけとなる2勝目をプレゼントしてくれた北村友一騎手で期待大。

9着/11番人気。

好スタートから労せず馬なりで6番手の絶好位につけ、道中も4コーナーもラチ沿いを距離ロスなく走り、重心の低い素晴らしい走りで折り合いもピッタリついたものの9着。これだけの要素が揃っていれば、もう少し着順を上げて欲しかったが、事前の追い切りの動きはダメダメで休養明けで馬体重も前走12キロのふっくら仕上げ。しかもそれでいて勝ち馬からは0秒3なら悪くないとも言える。

1度使われて次は追い切りの動きも良化するだろうし次とその次が勝負。引退期限までにあと1つ勝ちたい。


レース回顧と時計の分析、レース後の北村友一騎手のコメントを掲載。

(2015年1月26日完結)

2014年12月12日立ち上げ

●前走後、ここまで4戦使い詰めだったことから12月10日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました

 前走は久々に1000万クラスを走った我らが愛馬プリュム。プリュムは約2年前に中京でこの1000万特別を4着3着と好走したことがあります。そのこともあって、私は中京は合うと思っていましたし、1000万クラスでも力上位だと思っていましたので、勝ち負けの自信がありました。

 結果的に6着でしたが、終わって見て冷静に考えると、その時の4着の時はハンデ51キロと軽く勝ち馬から0秒7差。3着だった時は52キロとこれまたハンデ戦で軽く、勝ち馬から0秒5差でした。

 今回6着でしたが、勝ち馬から0秒6差ですし、何よりも牡馬相手に定量戦の55キロでした。2年前の好走時よりも評価してあげていいのではないでしょうか。

 これなら牝馬限定戦やハンデ戦だともっと上位が期待出来ます。次走が楽しみです。


 前走後、4戦使い詰めということもあり、12月10日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

 引退期限まであと4か月。1戦でも多くその勇姿を見たいですね。

これ以降は2015年1月12日に作成

●1月11日に栗東トレセンに帰厩しました

 1月12日に臨時更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告によりますと、プリュムは1月11日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 今年3月が引退期限ですから、最後の数戦に戻って来たということです。多くて3戦、少なくて2戦くらいでしょうから、1つ1つ噛みしめてプリュムの勇姿を焼き付けたいですね。何せ新馬戦から現地で観戦し、ドキドキしていた馬です。引退して居なくなるのは寂しいですからね。

 帰厩時期から言って、次走は1月24日 中京12R 伊良湖特別 1000万下 ダート1400m 混合 ハンデが濃厚と思われます。確かにプリュムにとって実績のあるコースですし、最良の条件でしょうね。

これ以降は2015年1月22日に作成

●追い切り情報(1月22日更新)

前走前 12月3日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
6F 77.7
5F 62.6
4F 49.4
3F 37.1
1F 12.5[7]



1月15日 栗東CW 重馬場 一杯追いバテる

助手
6F 81.8
5F 67.6
4F 54.7
3F 42.3
1F 15.5[7]
インカンテーション(古馬オープン)バテるの外を0.5秒先行4F付け2.6秒遅れ


1月17日 栗東CW 重馬場 馬なり余力

助手
4F 60.1
3F 44.9
1F 14.5[6]


1月18日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
5F 71.4
4F 56.8
3F 42.6
1F 14.0[9]


1月21日 栗東CW 稍重馬場 追って一杯

助手
6F 84.2
5F 67.9
4F 52.8
3F 39.3
1F 13.5[6]
ブレーヴマン(3歳未勝利)叩き一杯の内を1.1秒追走0.7秒遅れ

 1月15日、格上馬相手とは言え、バテた相手から2.6秒も遅れての入線と何ともチグハグな調教です。そもそも全体の時計が速く、最初が飛ばしすぎです。もっとテンにゆっくり、終いを伸ばすようにできれば良いのですが、プリュムもまた難しい馬ですからねぇ。これで来週出走予定ですから、息が持たないのではないかと思ってしまいます。
 競馬ブックでは”テンから飛ばす”、デイリー馬三郎では”終いバテD”とそのままです(笑)。
 以下は同日(1月15日)に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「先週の日曜日に無事帰厩しています。今朝はCWコースで併せて追い切りました。3頭併せで先行したのですが、直線では1頭が完全に抜け出してしまって、最後は脚が上がってしまいました。決して褒められる動きではありませんが、直線で前と離れてしまったということもあるでしょうし、元々がコースではいつもこんな感じですからね。全体の時計は81秒台としっかり出しているので、そんなに心配することはないでしょう。放牧から戻ってきて馬の雰囲気もいいですし、今のところは来週の競馬を使う予定でいます」(羽月師)24日の京都競馬(4歳上1000万下・ダ1200m)に北村友騎手で出走を予定しています。
 確かにいつもこんな感じなんですけどね。私は心配してしまいます。私の予想では中京の1400mのハンデ戦でしたが、1200mにこだわり、平場のレースを使うようですね。確かにハンデが軽くなると言っても、今は1200mの方が良いですよね。騎手も腕のある中堅の北村友一騎手を確保してくださっているようですし、楽しみですね。後は、もう少しまともな調教ができればですね。1月24日 京都12R 1000万下 ダート1200m 定量を北村友一騎手で出走予定です。

 1月17日、短めですが、少し終いを伸ばす感じの15−15です。

 1月18日、今回もテンはゆっくり、終いのラップを伸ばすように慎重に乗られています。この感じで仕上げて行くのがベストですね。水曜日か木曜日にしっかりとした動きの追い切りができたら良いですね。

 1月21日、格下の未勝利馬相手に最後は0.7秒も離されてしまいました。しかも内を追走してのものですから、調教で走らないと言っても高い評価は付けようがないですね。
 競馬ブックでは”平凡な動き”、デイリー馬三郎では”動き平凡D”とどちらも”平凡”という文字が並んでいます。
 以下は同日(1月21日)に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「今朝はCWコースで3頭併せで追い切りました。内から追走し、最後まで差を詰め切ることはできませんしたが、時計的にはまずまずといったところでしたね。コースでビシッと追うと、終いは脚が上がってしまうパターンが多かったのですが、今日はこの馬としてはまだ動けていた方だと思いますよ。帰厩後も順調で状態も変わらず良好ですし、予定どおり今週の競馬に向かいます。前走は昇級初戦でメンバーも強力でしたが、それでも見せ場はありましたし、クラスにメドの立つレース内容でしたからね。当然、ここは前進を期待していますよ」(羽月師)24日の京都競馬(4歳上1000万下・ダ1200m)に北村友騎手で出走を予定しています。
 とにかく引退期限がありますから、急仕上げの感は否めませんが仕方ありません。私ほっさんの追い切り評価は「C」です。プリュムの水準よりもまだ動きは悪いと感じます。しかし、こんな状態でもレースに行くと頑張って走ってくれたりしますので、好走を期待します。

●気になる出馬想定表(1月24日 京都12R)

出馬想定表 1月24日 京都12R 1000万下 ダート1200m 定量 フルゲート16頭 想定数17頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アサケゴマ 幸英明  1/11 1000万 京都ダ1400
エイシンパラダイス 藤田伸二 11/30 1000万 京都ダ1200 13 15
エルウェーオージャ 松山弘平 12/13 高砂10下 阪神ダ1200 10 12 10
カジキ 岩崎翼 12/28 1000万 阪神ダ1200 12
ゴーインググレート 和田竜二  1/10 天ヶ10下 京都ダ1200
サトノスパークル 岩田康誠  1/10 天ヶ10下 京都ダ1200
タッチシタイ 池添謙一  1/10 天ヶ10下 京都ダ1200
デンコウデア 川島信二 10/12 1000下 京都ダ1400 17 15 15
ドニカナルボーイ 川田将雅  1/10 天ヶ10下 京都ダ1200
ハニードント 国分恭介  1/11 1000万 京都ダ1400 11 13 15
ビタミンエース 藤岡佑介  1/05 1000万 京都ダ1400 14 14
プリュム 北村友一 12/07 鳴海10下 中京ダ1200 10
フレンチトースト 義英真 11/23 枚方10下 京都ダ1400 11 10
ヤマニンメンヒル 丸田恭介  1/05 1000万 京都ダ1400 15 16 10 13 10
ラヴァーズポイント 酒井学  1/11 1000万 京都ダ1400 10
ローレルボルケーノ 11/30 1000万 京都ダ1200 12 14
ワンダーフォルテ 竹之下智昭 11/01 1000万 京都ダ1200 11 14 11 11

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在17頭が出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”という判定ですし、節も空いていますから、まず出走は確実でしょう。

●出馬確定表

出馬確定表 1月24日 京都12R 1000万下 ダート1200m 定量 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
エイシンパラダイス 藤田伸二 11/30 1000万 京都ダ1200 13 15
エルウェーオージャ 松山弘平 12/13 高砂10下 阪神ダ1200 10 12 10
カジキ 岩崎翼 12/28 1000万 阪神ダ1200 12
サトノスパークル 岩田康誠  1/10 天ヶ10下 京都ダ1200
ジョージジョージ 後藤浩輝  1/04 1000万 中山ダ1200 12 14
セイユウスマイル バルジュー 12/06 1000万 中山ダ1200 10
デンコウデア 川島信二 10/12 1000下 京都ダ1400 17 15 15
ドニカナルボーイ 川田将雅  1/10 天ヶ10下 京都ダ1200
ハニードント 国分恭介  1/11 1000万 京都ダ1400 11 13 15
ビタミンエース 藤岡佑介  1/05 1000万 京都ダ1400 14 14
ヒラボクダッシュ 福永祐一  1/04 1000万 中山ダ1200
プリュム 北村友一 12/07 鳴海10下 中京ダ1200 10
フレンチトースト 義英真 11/23 枚方10下 京都ダ1400 11 10
ヤマニンメンヒル 丸田恭介  1/05 1000万 京都ダ1400 15 16 10 13 10
ローレルボルケーノ 秋山真一郎 11/30 1000万 京都ダ1200 12 14
ワンダーフォルテ 竹之下智昭 11/01 1000万 京都ダ1200 11 14 11 11

前走4着〜6着とプリュムと同程度の力量と思われる馬4頭が非当選除外で消えてくれました。これでなんとかプリュムは掲示板には載りたいですね。

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

●京都ダ1200mコース解説

 スタート地点は向正面の2コーナー出口。
 3コーナーまでは約400mあり、なだらかな上り坂になっている。
 芝コースと同様に3コーナーが坂の頂上で、3〜4コーナーの下り坂を経てから最後の直線勝負になる。
 ダートの短距離戦は、テンのダッシュ力と先行力が命。スタート直後から激しい先行争いになり、3コーナーを過ぎても収まらないことがある。直線が平坦コースなので、なかなか前が止まらない。道中4〜5番手につけ、直線入り口までに1〜2番手に押し上げられる形が最も理想。
 1頭あるいは2頭が飛ばして逃げ、4コーナー出口で2番手集団を少し離しているようだと、そのまま前が残りやすい。差し馬を本命にする場合は、展開をよく考えたい。
 枠順はできれば真ん中より内が欲しい。多頭数の大外は、差し馬以外は少し不利だ。
 また、京都のダートは時計が速いので、高速決着への対応力も問われる。
有利な枠順 内枠〜中枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 先行力、高速決着への対応力
種牡馬ベスト フォーティーナイナー、アフリート、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、四位洋文、小牧太、河北通、岩田康誠
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分13秒4 1分13秒7 1分13秒2 1分12秒9
2歳未勝利 1分13秒7 1分13秒2 1分13秒9 1分13秒3
3歳新馬 1分14秒1 1分13秒9 1分12秒8 1分13秒7
3歳未勝利 1分13秒8 1分13秒4 1分12秒4 1分12秒9
3歳500万 1分12秒8 1分12秒1 1分12秒2 1分12秒3
古馬500万 1分12秒6 1分12秒3 1分12秒1 1分11秒8
古馬1000万 1分11秒9 1分11秒8 1分10秒8 1分11秒6
古馬1600万 1分11秒2 1分09秒9 1分10秒7 1分11秒2
古馬オープン 1分11秒0 1分10秒0 1分10秒1 1分10秒6

●騎手は北村友一騎手 ほっさん評価「B+」

 今回のプリュムの鞍上はプリュムとは初コンビとなる北村友一騎手です。ここのところプリュムは小崎綾也騎手が担当してくれていましたが、当日は中京で騎乗ということで乗り替わりになりました。北村友一騎手は不振のグランデアモーレを勝ち上げていただき、その後の快進撃に結びつけてくれました。僅か1勝しかできなかったエクストラシチーを素晴らしい騎乗で7番人気ながら勝ち上げてくれたのも北村友一騎手です。

 ここ最近は少し他の騎手に押され気味で勝ち数も減ってきていますが、以前よりも経験も豊富になり、以前にもまして期待のできる騎手に成長されています。今回も人気は低いでしょうが、アッと驚く走りを見せて欲しいですね。


 2015年1月22日現在、中央通算414勝、勝率7.5パーセント、連対率15.0パーセント、GT勝ちはまだありませんが、重賞8勝されています。
 昨年(2014年)は中央43勝で全国騎手リーディングの18位でした。勝率5.9パーセント、連対率13.9パーセントは通算成績を下回る不振。本年(2014年)はここまで1勝、勝率7.7パーセント、連対率7.7パーセントと昨年に続き出脚は良くない。



 北村 友一(きたむら ゆういち)は1986年10月3日生まれの28歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターに所属する10年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。障害競走は一度も騎乗しないまま免許を返納している。現在はフリー。

 2006年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得、田島良保厩舎所属騎手としてデビューした。同期には田中博康、的場勇人、千葉直人、黛弘人、田中克典、田村太雅、船曳文士らがいる。初年度は14勝を挙げ中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

 2007年、第1回新潟競馬に於いて11勝(愛馬エクストラシチーによる7番人気での優勝も含む)、2着5回、3着3回の成績で初の開催リーディングジョッキーを獲得。田島良保師とは関係がうまくいかず、9月1日付けでフリーに転身。10月8日京都12Rで走行妨害を受け落馬。当初JRAより頭部外傷と発表されたが、その後の精密検査で右手首骨折が判明。手術を受け年内復帰は絶望視されていたが、12月8日復帰、15日に復帰後初勝利を記録している。この年は初年度の3倍以上となる45勝を挙げた。

 2008年10月4日札幌3Rにて通算100勝を達成、仲の良い藤岡佑介騎手がプラカードを持った。10月18日、デイリー杯2歳ステークスをシェーンヴァルトで制し、デビュー3年目にして重賞競走を初制覇した。また同馬にて翌年の皐月賞・東京優駿に騎乗し4着・6着と結果を残す。この年は53勝と更に勝ち星を伸ばした。

 2009年ミヤビランベリで目黒記念・七夕賞を優勝する等、7月まで39勝を挙げる活躍を見せるも、7月19日札幌12Rにて落馬のため左上腕骨を骨折。プレートを入れる手術の為12月12日の復帰まで長期休養となる。それでもこの年も41勝を挙げている。

 2010年春にはプレートの除去手術を行い1か月ほど戦線離脱。そんな苦労がありながら夏の小倉で10勝を挙げる活躍を見せた。11月6日京都4Rで通算200勝を達成。この年も53勝を挙げている。

 2012年夏の小倉開催では北九州記念に優勝し、JRA通算300勝を達成するなど活躍したことが評価され、小倉ターフ賞を受賞した。


 「着実にステップアップしているものの、技術レベルは今一歩といった印象。頑張って抑え込もうとしているが、まだ持って行かれるシーンが見られる。ダノンヨーヨーなど、かなりのパワーがあって気性の悪い馬に乗ることがあり、なおさら強く感じるのかもしれない。馬を伸ばす迫力は少しずつ強化している。評価できるのは、ロスなく丁寧に、そして展開を考えて乗っていること。レース前の段階でどんな騎乗をするのかを正直に話してくれるので、展開がハマりそうだったら勝負する手がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年)

 ほっさん愛馬での成績 (15戦2勝)

 2007年 2月24日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利      阪神ダ1400m  7着/9番人気
 2007年 5月12日 エクストラシチー   3歳未勝利      新潟ダ1200m  1着/7番人気
 2007年 6月16日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  7着/3番人気
 2007年 6月30日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  4着/7番人気
 2008年11月30日 エクストラシチー   500万下       京都ダ1200m  13着/12番人気
 2009年 6月28日 ペルシステンテ   3歳未勝利      札幌ダ1700m   8着/6番人気
 2011年 7月10日 バノックバーン    3歳未勝利      京都ダ1400m  14着/8番人気
 2011年 8月13日 バノックバーン    3歳未勝利      小倉芝1200m  9着/5番人気
 2011年 8月27日 バノックバーン   500万下 格上挑戦 小倉芝1200m  5着/13番人気
 2011年10月 2日 エイコーンキッド  500万下 格上挑戦 中山ダ1800m 12着/10番人気
 2013年 6月16日 デスティニーシチー 3歳未勝利      函館芝2000m  11着/7番人気
 2013年11月30日 グランデアモーレ  500万下       中京ダ1400m   1着/4番人気
 2013年12月 1日 ハルシュタット    500万下       中京ダ1200m   9着/7番人気
 2013年12月21日 グランデアモーレ  1000万下      阪神ダ1400m  10着/10番人気
 2014年 2月23日 デスティニーシチー 500万下       小倉ダ1700m  8着/
2番人気


2012年9月15日 阪神9R 甲武特別を10番人気プロフェッサーで勝利し表彰台に上がる北村友一騎手

これ以降は2015年1月23日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ダートではまだ崩れたことがなく、着実に力もつけているドニカナルボーイが中心。中1週で使える今回はもうひと押しを期待。決め手あるサトノスパークル、ひと叩きしたカジキ、立て直したフレンチトーストも争覇圏。」


短評は「上位拮抗」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
プリュム
セイユウスマイル △△
フレンチトースト △△ △△
サトノスパークル
ヒラボクダッシュ △△
ビタミンエース
ハニードント
エイシンパラダイス
カジキ
デンコウデア
ドニカナルボーイ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ドニカナルボーイ 3.3
サトノスパークル 4.3
カジキ 7.5
エイシンパラダイス 8.3
ヒラボクダッシュ 8.5
ライユウスマイル 12.2
ビタミンエース 13.0
フレンチトースト 13.0
ジョージジョージ 27.7
ローレルボルケーノ 29.8
ハニードント 29.8
エルウェーオージャ 29.8
プリュム 30.6
ヤマニンメンヒル 34.0
デンコウデア 37.2
ワンダーフォルテ 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
プリュム 79 75 75 76
ドニカナルボーイ 81 76 76 81
サトノスパークル 79 75 77 77
カジキ 75 57 73 75
エイシンパラダイス 81 73 75 81
ヒラボクダッシュ 80 78 78 73


デイリー馬三郎

本紙の見解

「出遅れた前走の◎エイシンパラダイスだが、今までにない末脚を発揮してB着に食い込んだ。これは地力強化を物語るもの。再度同じ舞台なら期待は大きく、展開も向くとみて本命視。○ドニカナルボーイの前走も中身は濃い。〈浜口〉」

◎ エイシンパラダイス
○ ドニカナルボーイ
▲ サトノスパークル
× カジキ
☆ ヒラボクダッシュ

以下省略

プリュムは無印(>_<)


プリュムは全13記者中 △(6番手以下評価) 3記者、無印 10記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

プリュム(6着)

 「無理することなく思惑通りのポジションを取ることができましたし、道中もとてもスムーズに運ぶことができました。そのぶんいい手応えで直線に向くことができたのですが、踏ん張りきれませんでした。馬は頑張っていますが、昇級初戦で直線が長く、坂もある中京はちょっとタフでしたね。それでも崩れてはいませんし、ここまでやれたことは収穫だったと思います」(小崎綾也騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「福島で勝った時と比べてクラスが上がっているぶん、相手関係は大幅に強化されましたが、そんな厳しい条件の中にあってもまずまずの競馬はできたのではないかと思います。最良の結果ではないので手放しに喜ぶことはできませんが、このクラスにある程度のメドが立ったことは収穫でした。年齢を考えてもこれからは一戦一戦が勝負。一戦も無駄にはできませんから、大事にしていきたいですね。優先権が獲れなかった状況でだらだら調整していくのはそういった意味でも得策ではないですし、節を稼ぐ意味でもフレッシュな状態で次走に向かうためにもいったん放牧に出させていただこうと考えています」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

プリュム

 「昇級戦の前走が悪くない内容。馬体が充実している。平たんの京都もプラス。」(羽月友彦調教師・デイリー馬三郎)

 「昇級戦の前走でも悪くない内容でした。引き続き馬は元気一杯です。出たなりでうまくタメが利けば。」(羽月友彦調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 私はプリュムの短距離戦は自信がありましたし、元々このクラスは3着4着と軽ハンデであったり、牝馬限定だったりしたものの実績のあるクラスです。今回は牡馬との一般戦でしかも定量ですから5〜8着くらいと思っていました。

 しかし、追い切りでは動かないプリュムとはいえ動きが悪すぎます。今回は休養明けですし、まだ馬がボッーとしている感じで迫力を感じません。ですので大敗もありうると懸念しています。

 掲示板確保なら万歳、出走奨励金確保ならホッとと言うところです。メンバー的にも追い切り的にも勝ち負けまでは厳しいでしょうね。しかし、有利な枠を引きましたし、距離ロスなく回って来て脚を溜め、直線で前が開けば、内からスルスルと伸びてきても不思議はありません。また北村友一騎手ならそういう一発を狙って勝ちに行く競馬をしてくれると思います。楽しみですね。

●せっかくの地元・京都での愛馬の出走ですが仕事で行けません

 プリュムはもうあと2、3戦で引退期限ですし、ましてや地元の京都に登場ということで現地で応援したかったのですが、残念ながらこの週末は土日共仕事で応援に行くことができません。

 日曜日に京都に出走するグリューヴァインと共に、前走6着7着とパンチ不足もまずまずの内容で、今回は掲示板だ勝ち負けだと期待しているのですが、何分忙しい時期で都合がつきません。先週の18日や次週の31日なら行くことができたのですが、上手く愛馬の出走と私の休日が噛み合いません。

 しかも仕事なので、私がプリュムのレースの結果を知るのは約1時間後の17時頃です。なんとも寂しい話です。しかし、結果が良ければなんでも良いので、頑張って欲しいですね。

これ以降は2015年1月24日に作成(一部26日に追記)

●パドック

 プリュムの馬体重は前走プラス12キロの462キロ。昨年の勝った時が454キロでしたし、馬体重からは叩いて次が勝負という仕上げのように感じました。

 やや太目に見えましたが、競走に影響するほどとは思えず、1度使われて馬が締まり次は追い切りの動きも良くなるのではないでしょうか。

 踏み込みや歩様は良く、物見はしていたものの気合いも乗っていて良い状態だと思いました。

●レース 

 いつも比較的スタートの速いプリュムですが、今回は特に最内枠ですし、出遅れると包まれて最後に進路がなくなる恐れもありましたから、ゲートを気にして見ていましたが、駐立は良く、ポンと好スタートを切ります。あとは出たなりで楽に6番手の位置が取れ、これでラチ沿いを距離ロスなく走れたら、勝ち負けできるのではないかと思うほどでした。

 道中も重心の低い素晴らしい走りでガッチリと折り合い、これで昨冬に勝った時のような末脚を炸裂させれば、このクラスでも結果はついてくるとワクワクしていました。

 後ろから来られるとパタッと止まってしまうことのあったプリュムですが、4コーナーでは周囲に他の馬はおらず、ここでも最内を距離ロスなく回り、抜群の手応えで直線に向きます。

 ギリギリまで追い出す余裕もあったのですが、追い出してからスパッと切れずにジリジリと脚を伸ばす程度。逆にこのクラスですから、後ろから切れる馬に交わされて9着で入線。勝ち馬からは0秒3差とそんなに離されてはいないのですが、走ってきたコースや展開を考えると完敗です。

●時計の評価

 今回のプリュムの走破時計は1分11秒3重馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは重不良馬場で1分10秒8、勝ち馬の時計は1分11秒0でした。

 ほぼ平均的なレースで勝ち馬から0秒3差ですから、まずまずの時計で走っているのですが、最内を距離ロスなく走ってきたことを考慮すると、たいした時計ではありませんね。外を回ってのこの時計なら価値も高いですが。

●レース後の騎手・調教師のコメント

プリュム(9着)

 「スタートは良かったのですが、行きすぎると終いが甘くなると聞いていたので、出たなりで進めました。こちらがなにもしなくても、しっかりハミを取ってくれて、最後まで一生懸命走ってくれましたが、追ってからはちょっとジリジリした脚になってしまいました。それでもしぶとく差を詰めているので、もう少し積極的に進めても良かったのかもしれません」(北村友一騎手・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 特別出走手当が404000円。1口で割りますと910円程度になると思われます。あとハナ差で出走奨励金が貰えただけに悔しいですね。

●今後の展望

 今回は引退期限が迫っている中でのやや急仕上げの出走というのが戦前の私の見解ですから、その割りに勝ち馬との差は小さく、やはりこの距離では良い走りを見せてくれると思います。

 馬体重も前走プラス12キロとややふっくら仕上げで、もうこのまま引退期限まであと2、3走して次の放牧がすなわち引退と言ったシナリオなのでしょう。次とその次が勝負だと思いますし、そこでなんとかあと1勝を挙げて欲しいですね。上手く嵌まれば不可能ではないと思います。

●最後に

 今回は牡馬との一般戦でしかも定量戦ですから、9着とはいえ勝ち馬0秒3差はやはりクラスでは上位の力と言って良いと思います。引退期限まであと2、3戦しかできませんし、次で勝って準オープンの走りも見てみたいというのが願いですね。

 まだまだ走る力も賞金を稼ぐだけの能力もありますし、引退は勿体ない気がしますが、決まりだから仕方がありません。繁殖入りする為にもあと1つ勝って欲しいですね。そりゃ、募集総額的にはもう十分以上の活躍をしてくれている大孝行馬で、これ以上を望むのは贅沢過ぎますが・・・。

 頑張れプリュム!!引退期限までしっかりと走りきって繁殖入りしてくれッ!!おそらくその子は安価だと思うし、絶対に買うぞー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年12月12日立ち上げ 2015年1月12日、19日、22日、23日、24日、26日加筆

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プリュムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

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2014年11月16日 第20戦 500万下 福島ダ1150m (1着2番人気

2014年11月 2日 第19戦 500万下 福島ダ1150m 牝馬限定戦 (2着/4番人気)

2014年10月12日 第18戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (5着/8番人気)

2014年 8月17日 第17戦 500万下 札幌ダ1700m 牝馬限定戦 (6着/2番人気

2014年 8月 2日 第16戦 500万下 札幌ダ1700m 牝馬限定戦 (4着/3番人気)

2014年 1月25日 第15戦 500万下 中京ダ1400m (8着/2番人気

2013年 7月28日 第14戦 500万下 小倉ダ1700m (11着/1番人気

2013年 5月 4日 第13戦 1000万下 京都ダ1400m (9着/2番人気

2013年 4月 7日 第12戦 天王寺特別 1000万下 阪神ダ1400m (4着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2013年 3月16日 第11戦 矢作川特別 1000万下 中京ダ1400m (3着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年12月 9日 第10戦 大須特別 1000万下 中京ダ1400m (4着/5番人気)

2012年11月17日 第9戦 500万下 福島ダ1700m 牝馬限定戦 (1着/4番人気)

2012年10月27日 第8戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (4着/3番人気)

2012年10月14日 第7戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (9着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 9月15日 第6戦 500万下 阪神ダ1400m 牝馬限定戦 (5着1番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 5月19日 第5戦 3歳500万下 東京ダ1400m (2着/3番人気)

2012年 4月 1日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1400m (1着/3番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2011年12月11日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1400m (4着2番人気

2011年11月20日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着/4番人気)

2011年11月 5日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着2番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート