プリュム(ピューリティーの09) 第19戦


キャロ愛馬第15号はもしかすると超お得馬。

母ピューリティーは伊の1勝馬で不安要素が一杯だったが、初仔のピュアブリーゼはオークスで2着!!クラシック2着馬の下ということで期待は高まるばかり。

また、父ダイワメジャーも種牡馬として非常に素晴らしい結果を残している。姉は持ち込み馬で牝馬で1口60000円と高額だったが、本馬は牝馬で1口35000円と安価。

9戦目にして2勝目を挙げ500万クラスを脱出。1000万クラスでも4着、3着、4着と安定勢力だったが、結局クラス編成までに3つ目は勝てずに500万クラスに降級。

そこから1年間で僅か3戦と立て直しに時間を要す。しかし、ここ3戦はコンスタントに出走。4角までは抜群の手応えでいつも勝ったと思うのだが、そこから最後に”走るのを止めちゃう症候群”を発症し失速。

それでも4着6着5着と悪いなりに上位に来てくれている。そりゃ、上のクラスでも3着4着など安定勢力だった馬。毎回期待している。なんとか引退期限の来年3月までにあと1つ勝ちたい。


前走もいつもの4角までは抜群の手応えながら、手応えほど伸びずに5着。優先出走権を確保したことから在厩にて続戦。


11月2日 福島6R 500万下 ダート1150m 牝馬限定 定量に出走!!

鞍上は前走に引き続き期待の新人・小崎綾也騎手で楽しみ。


2着/4番人気。

新馬戦の2着以降、私はプリュムは短距離でこそだと訴え続けていたが、19戦目にしてようやく実現。やはり素晴らしい走りで僅差の2着!!減量3キロの小崎綾也騎手はさすがの騎乗。

これで待望の3勝目が見えて来た。引退期限の来年3月までになんとかあと1つは勝ちたい。

これで獲得本賞金は270万円を加算して3372万円に。募集総額1400万円の馬として十分過ぎる働き。


レース回顧と時計の分析、レース後の小崎綾也騎手のコメントを掲載。

(2014年11月4日完結)

2014年10月22日立ち上げ

●前走優先権を確保したことから在厩で調整され、次走は11月2日 福島6Rを予定

 帰厩後、3戦を消化している我らが愛馬プリュムですが、前走5着と優先出走権を確保できたことから、在厩で調整され、続戦の予定です。

 以下は10月16日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。

「先週の競馬では決して悪いと言う訳ではないものの、これまでの走り同様に追い出してからもうひとつピリッとしきれないところはありました。チークもすごく効いたとは言いにくいですが、ブリンカーでも似たような感じもありますね。そのあたりは今後の状態を見ながらつけるかどうかを決めていきますが、このクラスでは勝てる力は持っていますし、何とか結果に結びつけていきたいですね。今後は一度勝っている福島も視野に入れているのですが、北海道の時の走りからもやはり1700m戦がすごく良いとまでは感じませんし、前走の内容からも一度距離を短縮してちょっと変化を付けてみるのもありかなと考えています。今のところは中2週くらいで次を狙う予定です」(羽月師)11月2日の福島競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1150m)を目標のひとつにして調整していきます。

 ということで、次走は11月2日 福島6R 500万下 ダート1150m 牝馬限定 定量に出走予定ということです。

 新馬戦の時から私は1400mか1200mの馬だと思っていました。ようやく初めて短いところを試していただけて有り難いのですが、22日の追い切りを見ていると酷い状態で、優先権は勿体ないですが、放牧に出した方が良いような気もします。

これ以降は2014年11月1日に作成

●追い切り情報(11月1日更新)

前走前 10月9日 栗東CW 良馬場 一杯追いバテる

6F 82.2
5F 67.4
4F 53.9
3F 40.7
1F 13.7[5]



10月15日 栗東プール

10月16日 栗東プール


10月22日 栗東CW 良馬場 一杯追いバテる

助手
6F 84.5
5F 69.1
4F 54.6
3F 40.6
1F 14.2[6]
サンディークス(2歳新馬)一杯の内を0.8秒追走3F併0.9秒遅れ


10月29日 栗東CW 良馬場 一杯追いバテる

羽月友彦調教師
6F 83.7
5F 67.3
4F 53.2
3F 39.6
1F 13.9[6]
ヒロフォーシーズン(2歳新馬)馬なりの外を0.5秒追走3F併せ0.8秒遅れ
 10月22日、2歳新馬に千切られています(T_T)。競馬ブックでは”動き緩慢”で左下がりの矢印と最低評価、デイリー馬三郎も”ウルさいD”とこれまた初めて見た文言による最低評価です。今週出走するわけではないからマシですが、厳しいですねぇ。
 以下は10月23日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「水曜日はCWコースで併せて追い切りました。相手は新馬のサンディークスでしたが、追走していって最後も突き放されてしまいました。ただ、すごく調子のいい時でもCWコースで追う時はいつもこんな感じなので、それほど気になりません。体調や普段の調教でのキャンターの感じなどは問題ありませんし、予定どおり来週の競馬に向けて調整を進めていきます」(羽月師)11月2日の福島競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1150m)に小崎騎手で出走を予定しています。
 羽月友彦先生的には”いつもこんな感じなので、それほど気にならない”ようですね。それほどというところがポイントだと思いますが(汗)。
 鞍上が発表になり、前走に引き続き期待の新人で減量3キロの小崎綾也騎手を確保してくれているようです。嬉しいですね。

 10月29日、相変わらず2歳新馬と併せられて千切られています(>_<)。前走前よりも状態が悪く感じるのは私だけでしょうか。
 競馬ブックでは「ややスタミナ不足」、デイリー馬三郎では「前走並みC」となんだか前走前よりも少し評価が上がっている気がします。
 私ほっさんの追い切り評価は「C」です。もっと動ける馬でしたからねぇ。

●気になる出馬想定表(11月2日 福島6R)

 水曜日は山梨県河口湖近郊の旅館に宿泊していたのですが、部屋にネット環境のないところで、プリュムが11月2日 福島6Rに想定されているのは確認していましたが、詳細な情報の取得と更新ができませんでした。よって、今回は省略させていただきます。

●出馬確定表

出馬確定表 11月2日 福島6R 500万下 ダート1150m 牝馬限定 定量 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
グラスルノン 的場勇人 10/19 500万 福島ダ1150 11 15 13
ヒアルロンサン 田中博康  7/26 500万 福島ダ1700 15 12 14 11 12
テイエムリヴィエラ 中井裕二  7/19 タイ5下 中京芝1400 15 14
ソロデビュー 城戸義政 10/19 500万 福島ダ1700 11
パイメイメイ 原田和真 10/12 500万 東京ダ1300 10
ショウナンランパダ 津村明秀  9/07 未勝利 小倉ダ1000
バーニングハート 伴啓太 10/26 秋元5下 福島芝1200 15 10
アワーズヒロイン 吉田隼人  5/18 はや5下 新潟芝1000 13 14
コグノセンティ 勝浦正樹  9/06 500万 新潟ダ1200
ファインスカイ 松田大作  6/07 500万 阪神ダ1200
タカラジェニファ 伊藤工真 10/18 500万 福島芝1200 15
プリュム 小崎綾也 10/12 500万 京都ダ1400 11
ディオレサンス 丸山元気  8/03 500万 札幌ダ1000
エゴイスト 松若風馬 10/14 500万 京都ダ1200 13
エクスシア 井上敏樹 10/26 秋元5下 福島芝1200 12 16
マウントフジ 丸田恭介 10/14 500万 京都ダ1200

表中 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績

●福島ダート1150mコース解説

 スタート地点は向正面の2コーナーの外側。04年の秋の開催から誕生した条件。スタート地点は芝コースになってしまったが、フルゲートは16頭取れるようになった。
 ちょうど中山のダート1200mのような雰囲気で、斜めに走る芝とダートと境目を横切って本コースに入る。そうなると枠順の有利・不利が生じやすそうだが、実際にはそうでもない。中山ダート1200mのように外枠有利ということはなく、気持ち内目の方がいいぐらいだ。
 それよりもダッシュ力、スピードが命。前に行けない馬では勝負にならない。血統的には面白い特徴があり、サクラバクシンオー、エンドスウィープ、ボストンハーバー、メジロライアンといった芝適性がある種牡馬が上位に来ている。ただし、サクラバクシンオーは勝ち鞍は多いが、連対率は高くなく、穴も望みにくいので注意。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント
ダッシュ力、スピード
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳未勝利
3歳未勝利 1分09秒9 1分10秒4 1分09秒6 1分09秒0
古馬500万 1分09秒0 1分08秒9 1分08秒3 1分08秒5
古馬1000万 1分07秒6

●騎手は小崎綾也騎手 ほっさん評価「E」

 今回もプリュムの鞍上は前走に引き続き小崎綾也騎手です。前走は8番人気ながら3キロ減量の負担斤量を生かし5着と掲示板まで持って来てくれました。前走の騎乗前に技術があり期待出来る新人だと書きましたが、期待通りの騎乗ぶりでした。今回は2度目の騎乗ということで、更なる上位入線を期待します。現在26勝で、あと4勝で減量3キロから2キロになってしまいます。そこそこ経験もあり減量3キロで今一番お得な騎手であると言えます。

 私はずっとプリュムには短距離と言い続けてきましたし、待望の短距離に期待の新人でお得な減量3キロの小崎綾也騎手とくれば、勝ち負けも大いにありうると思っています。楽しみです。

 小崎憲調教師のご子息である小崎綾也騎手は乗り方が上手く、ここまで26勝と本年4月のデビューを考えると非常に優秀で、しかも初勝利が11番人気だったように、良い馬ばかりに乗せてもらっているわけでもありません。私の中でも松若風馬騎手と並び、将来の期待が大きい”乗れる騎手”で、その期待は大きいです。


 2014年11月1日現在、JRA通算26勝、勝率7.0パーセント、連対率12.7パーセントとなかなかのもの。重賞未勝利。


 小崎 綾也(こざき りょうや)は1995年5月13日生まれの19歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターに所属する1年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。村山明厩舎所属。父はJRAの小崎憲調教師。

 2014年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得。3月にデビューする予定だったが、免許交付を間近に控えた2月19日、調教中に馬が暴れて頭部が顔面を直撃、眼底骨折の診断で入院しデビューが遅れた。4月19日に村山明厩舎所属騎手としてデビューした。同期には松若風馬、義英真、石川裕紀人、木幡初也、井上敏樹ら新人5人と2度目の騎手免許交付となった柴田未崎がいる。同日、父の管理するケルンフォーティー(11番人気)でJRA初勝利を挙げた。


 2014年デビューの新人騎手6人の2014年10月14日終了時点での騎乗成績は以下のとおりです。

松若風馬  35勝
小崎綾也  26勝
義英真   15勝
石川裕紀人 9勝
木幡初也  9勝
井上敏樹  7勝

 ということで、同期の中ではデビュー前から最も評判の高かった松若風馬騎手には勝ち星で及ばないものの、順調に勝ち星を挙げています。また、本年2月の調教中の怪我(眼底骨折)でデビューが1か月以上も遅れた分もあります。

 ほっさん愛馬での成績 (1戦0勝)

 2014年10月12日 プリュム 500万下 京都ダ1400m 5着/8番人気

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ファインスカイの復帰戦の当舞台で現級勝ちは、自ら勝ちに行って着差以上に強い競馬。1000万でも差がなかった実力馬だが、使い込むより久々が狙い目。競り込まれたタカラジェニファがダートで反撃。前走は久々でハイペースのエゴイスト。実績ある福島でショウナンランパダのスピードが怖い。」


短評は「大駆警戒」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
グラスルノン △△
ソロデビュー
パイメイメイ
ショウナンランパダ △△
バーニングハート
コグノセンティ △△
ファインスカイ
タカラジェニファ
プリュム
エゴイスト △△
マウントフジ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ファインスカイ 3.3
パイメイメイ 4.4
タカラジェニファ 6.4
エゴイスト 8.7
プリュム 11.7
ショウナンランパダ 12.2
コグノセンティ 12.2
グラスルノン 13.1
マウントフジ 13.6
以下24倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
プリュム 79 70 68 70
ファインスカイ 75 72 75 74
パイメイメイ 78 74 72 76
タカラジェニファ 78 78 69 59
エゴイスト 78 78 68 51
ショウナンランパダ 77 75 75 77

デイリー馬三郎

本紙の見解

「1000万条件でも小差のB着の実績がある◎ファインスカイ。この舞台で現級勝ちの実績があって、小回り向きの器用さを兼ね備える。仕上がりも良好なだけに初戦から狙う。安定感を増してきた○パイメイメイが相手の筆頭。〈石渡〉」

◎ ファインスカイ
○ パイメイメイ
▲ マウントフジ
× プリュム
☆ エゴイスト

以下省略


プリュムは全13記者中 ◎(本命)印 1記者、×(4番手評価) 3記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 2記者、無印 6記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

プリュム(5着)

 「いつも手応えの割には伸び切れませんが、距離を詰めた今回でも同じような感じでしたね。ただ、今日に関してはもう1列前でレースがしたかったです。動きたくても動けない場面がありましたから。それでも崩れないように力はある馬ですね。」(小崎綾也騎手・競馬ブック)

 「この距離でも、4コーナーまでは持ったままで回ってくるのですが、いざ追い出すと手応えほど伸びてくれません。もう少し促して行ければ良かったのですが、前もごちゃついていてなかなか動けず、行きたいところで行けませんでした。もうひとつ内で我慢できれば違ったかもしれません。うまく乗れず申し訳ありません」(小崎綾也騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「何か変化をつけてみるということでチークピーシズを着用しました。期待したほどレースではそんなに効果はありませんでしたが、堅実に走ってくれているように、力があるのは確かです。今日のレース内容ならば距離を更に詰めてみても対応してくれそうですね。権利も取ることができましたし、来週から福島開催が始まるので京都と合わせてどの番組を使っていくか検討します」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「チークピーシズ着用。スタートは決まったが、スッと行けなかった。4角では手応えは十分。その割には追われてジリジリ。あまり速い脚がない。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

プリュム

 「どうしても直線で伸び切れないので距離を短縮する。自分の競馬ができれば。」(羽月友彦調教師・デイリー馬三郎)

 「手応えの割に伸び切れない現状。距離を更に詰めてみます。先行力を生かしてどこまで。」(羽月友彦調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 私はプリュムのデビュー戦のあとからこの馬は短距離(1000m〜1200m)ならかなり強いだろうと、そこへの出走を希望していました。今回19戦目にして初めてその短距離に出走させていただくわけで、私の中では激アツです。

 特に福島はプリュムが2勝目を挙げた舞台で相性も良く、鞍上の小崎綾也騎手は現在26勝の減量3キロの新人騎手で、負担斤量が軽い割に経験も豊富で非常に美味しい騎手と言えます。あと4勝を挙げ30勝になると負担斤量は減量2キロになってしまいます。この1キロの差は大きいですからね。

 また、福島ダート1150mというのは実はダイワメジャー産駒はかなり走っているコースで、JRA−VANのコース解説でも

種牡馬成績ベスト5

1 スウェプトオーヴァーボード 7−6−2−38(勝率13.2%)
2 ダイワメジャー 6−4−2−21(勝率18.2%)
3 サクラバクシンオー 5−4−3−38(勝率10.0%)
4 サウスヴィグラス 5−2−5−55(勝率7.5%)
5 フジキセキ 4−2−1−19(勝率15.4%)


対象期間2011年1月1日〜2014年7月31日

 と短距離に実績のある種牡馬を差し置いて6勝を挙げています。そして何よりも勝率は18.2パーセントを誇ります。このように、父ダイワメジャー自身が皐月賞や天皇賞秋を勝っているからか産駒も中距離のような印象を受けますが、豊富なスピード能力を生かし短距離に目を向けると結構良績を残しています。

 また、福島ダート1150mは逃げ馬の複勝率が55パーセントと非常に高いことでもわかるように逃げ・先行の有利なコースです。先行力のあるプリュムですからデータ的にはかなりやれるはずです。

 問題は追われてからの”走るのを止めちゃう症候群”ですが、短距離で新味が出て克服できれば勝ち負けだと思っています。

これ以降は2014年11月2日に作成(一部3、4日に加筆)

●パドック

 プリュムの馬体重は前走マイナス2キロの452キロ。馬体はギリギリに見えましたね。さすがに福島までの遠征ですからねぇ。気配は前進気勢が旺盛で無駄な動きもなく良い感じに見えました。

●レース 

 プリュムは一完歩目は出負けしていないのですが、スピードがなく(あれれ?)押しても前が取れずに8番手になります。断トツで逃げ先行馬の勝率・連対率の良いコースですから少し後ろ過ぎてどうかな?と思っていました。減量3キロですし前が取れれば粘り込んでという青写真だったんですが、やはりずっとゆったりと走れる距離を使われてきましたし仕方がないですね。

 最後の直線も速い脚のないプリュムですから心配していましたが、いつものように抜群の手応えで追い出されると今回は勝負どころでもしっかりと加速して前を射程圏内に捉え、1番人気のファインスカイと共に次々と他馬を抜かしていきます。最後までプリュムは伸びて前を行く1番人気馬ファインスカイよりもプリュムの方が脚色が良いのですが、僅かに届かず2着!!力を出し切り良い内容でした。

●時計の評価

 今回のプリュムの走破時計は1分08秒8良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分08秒5、勝ち馬の時計が1分08秒7ですから、いつものようにほぼ推定タイム通り。プリュムはそこからコンマ1秒差ですから、十分この条件で勝ち負けできるでしょう。

●レース後の騎手・調教師のコメント

プリュム(2着)

 「抑えるとあまり良くないタイプです。1150メートル向きのスピードがあるわけではないのですが、抑えずにレースができるので、この距離が合っている感じがします。」(小崎綾也騎手・競馬ブック)

 「正直な感想では1150mがピッタリというスピードの馬ではないのかなと思うのですが、中距離などに比べると抑えて脚を溜めようとしてくてよく、引っ張る必要のない中で流れに乗れるこの条件は乗りやすいと思うんです。今日も流れに任せて手綱を引かずに走らせることができました。頭が低くトモをしっかりと使い切れないところがあるため直線も右手前のままになり、惰性で押し切ろうとする競馬になりましたが、あの手応えでしたからね。勝ち馬についていってうまく行ったか、勝てると思えたのですが最後は捕らえきれませんでした。気持ちが途切れることなく頑張ってくれただけに勝たせてあげたかったです。申し訳ありません」(小崎綾也騎手・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

プリュム(2着)

 「中団の外目を楽な感じでの追走。3〜4角でジワッと押し上げ、直線は外から伸びてきて、ゴール前際どく迫ったが、あと一歩届かず。ただ、相手は現級勝ち馬だし、この距離の起用は正解だろう。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金は270万円。特別出走手当は39.2万円。計309.2万円。1口で割りますと5500円程度になると思われます。新馬戦の2着の時が賞金計315.7万円で1口5984円でしたから、それよりも少し少ないくらいでしょう。

●今後の展望

 やはり短距離は走りましたね。もう引退期限間近になっての良い舞台の発見ですが、そのまま短距離を使われずに引退するくらいならこんな時期でも試していただけて有り難いです。また、ダイワメジャーの産駒が好走しているように福島ダート1150mは確率的にも合う舞台です。・・・と言ってもプリユムの引退期限の来年3月までにはあと2週しか福島での開催がありません。かなり強行軍になるとは思いますが、中1週の牝馬限定戦か若手騎手限定戦に出走させて欲しいですね。もちろん、馬体がガレているようなら、それを望みませんが・・・。

●最後に

 私はプリュムには短距離、愛馬デスティニーシチーには芝の中距離、そしてハルシュタットには福島ダート1150mとずっーーーーと訴えてきましたが、多くの管理馬を抱える厩舎では、1頭1頭の馬にそこまで時間を割いて分析する時間はなく、また調教師のご判断で出走させて貰えませんでした。

 今回プリュムが19戦目にして初めて短距離に出走させていただき、予想通りの結果を出してくれました。これは本当に嬉しいですね。私は素人ですが、根拠もなくここに出してくれと言っているわけではなくデータの裏付けに基づいて言っています。今回、プリュムが私の思う好舞台の短距離戦で勝ち負けの走りを見せてくれたことは本当に嬉しいですね。


 引退期限まで残り時間は少ないですが、現級勝ちがあるように、また1000万クラスでも3着など上位で活躍していたように、500万クラスは勝てる力のある馬です。なんとか引退までにあと1勝して欲しいですね。


 私は愛馬バウンスシャッセ(重賞ウィナー)、フロアクラフト(3勝馬)、グランデアモーレ(4勝馬)の子を持つことが夢ですが、プリュムも繁殖入りできそうですし当然その子も欲しいですね。

 ただ、他3頭が芝の中距離を走れるのに対し、プリュムは短距離路線でその産駒もクラシックには縁がないでしょうから少し優先順位は下がるかな?その分、母同様産駒は安価になりそうですしやはり惹かれますねぇ。

 あと1勝すれば繁殖入りは当確でしょうし、そういう意味でもあと1つ勝ちたいですね。


 頑張れプリュム!!疲労もあると思うが、あと1勝を期待しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年10月22日立ち上げ 24日、11月1日、2日、3日、4日加筆

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プリュムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年10月12日 第18戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (5着/8番人気)

2014年 8月17日 第17戦 500万下 札幌ダ1700m 牝馬限定戦 (6着/2番人気

2014年 8月 2日 第16戦 500万下 札幌ダ1700m 牝馬限定戦 (4着/3番人気)

2014年 1月25日 第15戦 500万下 中京ダ1400m (8着/2番人気

2013年 7月28日 第14戦 500万下 小倉ダ1700m (11着/1番人気

2013年 5月 4日 第13戦 1000万下 京都ダ1400m (9着/2番人気

2013年 4月 7日 第12戦 天王寺特別 1000万下 阪神ダ1400m (4着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2013年 3月16日 第11戦 矢作川特別 1000万下 中京ダ1400m (3着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年12月 9日 第10戦 大須特別 1000万下 中京ダ1400m (4着/5番人気)

2012年11月17日 第9戦 500万下 福島ダ1700m 牝馬限定戦 (1着/4番人気)

2012年10月27日 第8戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (4着/3番人気)

2012年10月14日 第7戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (9着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 9月15日 第6戦 500万下 阪神ダ1400m 牝馬限定戦 (5着1番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 5月19日 第5戦 3歳500万下 東京ダ1400m (2着/3番人気)

2012年 4月 1日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1400m (1着/3番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2011年12月11日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1400m (4着2番人気

2011年11月20日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着/4番人気)

2011年11月 5日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着2番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート