プリュム(ピューリティーの09) 第9戦


キャロ愛馬第15号はもしかすると超お得馬。

母ピューリティーは伊の1勝馬で不安要素が一杯だったが、初仔のピュアブリーゼはオークスで2着!!クラシック2着馬の下ということで期待は高まるばかり。

また、父ダイワメジャーも種牡馬として非常に素晴らしい結果を残している。姉は持ち込み馬で牝馬で1口60000円と高額だったが、本馬は牝馬で1口35000円と安価。

デビュー戦から芝で2、2、4着と超安定勢力で、前々走4戦目にダート変わりで快勝。芝でもダートでも走れることを確認。

そして、昇級初戦はレース前抜群の追い切りの動きで勝ち馬から僅かクビ差の2着。
そこから夏を成長を促す為の休養に充てて復帰するも5着9着4着とひと息だが、時計は悪くなく特に前走は素晴らしい内容だった。

主場でそれだけ走れる馬が今回は満を持してローカルに出走。

相手も軽くなるし、直線の短いローカルは抜群の先行力のあるプリュムにとっては超有利。

ここで勝って、来夏の降級の権利を確保しておきたい。


11月17日 福島2R 500万下 ダート1700m 牝馬限定戦に出走!!

1着/4番人気!!

まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。そして、早速たくさんのお祝いメッセージをありがとうございました。

前走掲示板が15頭中13頭(地方戦も含む)と超ハイレベルな中、最後は強い馬を競り落としての2勝目。

これで最悪でも来夏のクラス編成で500万クラスに降級できる。この時期の2勝目はそういった意味でも本当に大きいし嬉しい。

陣営の努力と大野拓弥騎手の好騎乗が光った。

私の望む安価な2、3勝馬。この投資は大成功。

ただ、今までの時計から、1000万クラスでは厳しいと思われる。さて、次走我が軍団久々の1000万クラスでどのような走りを見せてくれるのか。


レース回顧と時計の分析、レース後の大野拓弥騎手と羽月友彦調教師のコメントを掲載。

(2012年11月19日完結)

2012年11月7日立ち上げ

●次走は中1週で京都か新潟を予定

 10月31日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告は次の通りです。

「先週の競馬は好位からレースを進めて最後もパタッとは止まっていませんでしたし、ブリンカーを着けたことはプラスになっていると思えるレースをしてくれました。ただ、追ってからの感じやスタート後の脚を見てもいくらかズブさは出てきているように思いますので、次は福島の1700m戦を使ってみようと考えています。小回りコースですし、距離延長にも対応できるのではないでしょうか。ジョッキーは大野騎手に依頼しています」(羽月師)11月17日もしくは18日の福島競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1700m)に大野騎手で出走を予定しています。

 ということで、前走後トレセンで調整されている我らが愛馬プリュムですが、次走は中2週で、

11月17日 福島2R 500万下 ダート1700m 牝馬限定戦
11月18日 福島2R 500万下 ダート1700m 牝馬限定戦


に出走予定ということです。

 主場でも上位の力のあるプリュムがついにローカルで出走!!ここなら賞金は少し安いものの、メンバーも軽くなりますし、何よりも直線が短いために前にいる馬が大変有利です。プリュムは抜群の先行力がありますから、ローカルは鬼に金棒ですね。

 ここを勝って、なんとか来夏のクラス再編の時に降級の恩恵を受けられるようになって欲しいですね。

 鞍上もローカルでは主役の大野拓弥騎手で期待は高まります。最近大野拓弥騎手は上手く乗れていますからねぇ。先月は愛馬フランベルジェでもいい走りを見せてくださいました。楽しみです。優先権があるのでいい騎手を確保できて嬉しいですね。

これ以降は2012年11月15日に作成

●追い切り情報(11月15日更新)

前走前 10月24日 栗東CW 重馬場 追って一杯

羽月友彦調教師
6F 82.6
5F 66.6
4F 52.6
3F 40.2
1F 13.5[5]
シンシャ(2歳新馬)直線強めの内を0.2秒先行5F付アタマ遅れ



11月7日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.7
3F 44.9
2F 29.4
1F 14.6


11月8日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
1回
助手
4F 53.4
3F 39.0
2F 26.2
1F 13.7
サンライズウェイ(2歳新馬)一杯を0.8秒追走0.3秒先着


11月13日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.9
3F 45.4
2F 30.7
1F 15.9


11月14日 栗東坂路 重馬場 末強め追う
1回
助手
4F 57.0
3F 41.4
2F 27.1
1F 13.8
コアレスドラゴン(2歳未勝利)稍一杯を0.5秒追走0.6秒先着
 11月7日、15−15で追い切られました。使い詰めですし、もうそんなに強くばかり追う必要もないでしょう。出走は17日、18日の予定でまだ日にちがありますし、福島への遠征となりますから、日曜日に強めに追い切るのでしょうか。それとも14日にそこそこ追い切って輸送でしょうか。

 11月8日、プリュムの坂路での自己ベストは昨年12月の4F54.1−13.6ですから、更新しましたね。これでも使い詰めだから軽めにやっているということで、調子も良く、馬体も以前よりもパワーアップしている証拠だと思います。
 以下は11月8日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「今朝は坂路でサッと時計を出しました。使ってきているので余力を残した内容ですが、動きはしっかりしていましたし、順調に来ていますね。コンスタントにレースを消化しても疲れがなく馬は元気いっぱい。ピリピリしてこないあたりは、大人になって図太くなってきたのかもしれません。来週は一杯に追い切る予定です」(羽月師)
 ということで陣営としても手応えは良いようです。メンバーの落ちる福島で決めたいですね。

 11月13日、ハロン15秒を切っていないので時計にならない15−15です。この程度の追い切りはかなりの頻度でやっていますよね。

 11月14日、使い詰めなので終いだけ伸ばす軽めの調教です。
 以下は11月14日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。相手に合わせた感じの内容なので、時計自体はそれほど出ていませんが、体を並べている間の手応えは本当にいいですし、目いっぱいはやるつもりもなかったのでこれで十分でしょう。具合自体はこれまでで一番と言っていいぐらいいいので、あとは追い出してからの集中力がどうかだと思います。距離を延ばしてズブいところがプラスに出てくれればと期待しています」(山下助手)
 ということで、使い込んでいますし、輸送がありますから、これで十分でしょう。さすがにこのレースのあとは休養でしょうから、勝って休養に入りたいですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。これだけの使い詰めにしては先週などもしっかりと強く追えていますし、調教量としては十分だと思います。力は出せる状態だと思います。あとは距離延長がどうかですね。ローカルですし、大丈夫と思いますが。また、山下助手の「これまでで一番と言っていいぐらいいい」という言葉が頼もしくワクワクしますね。

●気になる出馬想定表(11月18日 福島2R)

出馬想定表 11月18日 福島2R 500万下 ダート1700m 牝馬限定戦 フルゲート15頭 想定数28頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
ウインジュピリー 杉原誠人  5/20 500万 東京ダ1400 11
エーシンジェネシス 松岡正海 11/03 500万 京都ダ1800 16 15
キョウエイヒドラ 勝浦正樹 11/03 500万 福島ダ1700 14 14
キングダンサー 丸山元気 10/14 500万 東京ダ1600 13 10
シェーンレーヴェ 杉原誠人  9/30 未勝利 中山ダ1800 13
ショウナンガーデン 嶋田純次 10/27 500万 新潟ダ1800
シーキングザスター 西村太一 11/03 500万 福島芝1200 15 14 17 11
シーズガレット 藤懸貴志 10/08 500万 京都ダ1800 12
スカルラット 平野優 10/27 500万 新潟ダ1800 13 10 11 10
タケデンサイレント 黛弘人 10/27 500万 新潟ダ1800
タマモクララ 藤岡佑介 10/20 500万 京都ダ1800 13
タンゴグラチア 津村明秀  9/15 犬吠5下 中山芝1600 15
ダーリブ 10/28 500万 新潟ダ1800
チェルカトローバ 古川吉洋 11/04 500万 福島ダ1700 11
ツィンクルブーケ 水口優也 11/03 500万 京都ダ1800 10
トーアティアレ 西田雄一郎 10/28 500万 東京ダ1600 10 13
トーセンエトワール 伊藤工真 10/20 500万 東京ダ1600 11 15
トーホウビューティ  9/22 500万 中山ダ1800
パーティブロッサム 松山弘平 10/28 500万 新潟ダ1200 10 12
ピンクデージー 藤懸貴志  8/11 500万 小倉ダ1700
フジキラメキ 田中勝春  9/02 500万 札幌ダ1700 12
プリュム 大野拓弥 10/27 500万 京都ダ1400 B+
マヤノポルカ 菱田裕二 10/16 地方 門別ダ1700
ミエノグレース 田中勝春 11/03 500万 東京ダ1400 11
ミラクルフラッグ 田中博康 11/04 500万 福島ダ1700 10
ラヴェンナ 西村太一 11/03 500万 福島ダ1700 14 12
レッドハート 10/10 地方 浦和ダ1600
ローゼズガーランド 11/10 500万 東京ダ1600 13 14

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「未」は未勝利身分の馬 青字は1000万クラスでの成績 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート15頭のところに現在28頭出馬想定されています。

我らが愛馬プリュムは前走4着で優先出走権がありますから、投票すれば出走は確実です。

●出馬確定表

出馬確定表 11月18日 福島2R 500万下 ダート1700m 牝馬限定戦 出走数15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ウインジュピリー 杉原誠人  5/20 500万 東京ダ1400 11
エーシンジェネシス 中舘英二 11/03 500万 京都ダ1800 16 15
オギノシュタイン 津村明秀 10/07 500万 東京ダ1600 15
オーシュペール 柴山雄一  9/02 500万 札幌ダ1700
キョウエイヒドラ 勝浦正樹 11/03 500万 福島ダ1700 14 14
スカルラット 平野優 10/27 500万 新潟ダ1800 13 10 11 10
タマモクララ 藤岡佑介 10/20 500万 京都ダ1800 13
チェルカトローバ 古川吉洋 11/04 500万 福島ダ1700 11
パーティブロッサム 松山弘平 10/28 500万 新潟ダ1200 10 12
ピンクデージー 藤懸貴志  8/11 500万 小倉ダ1700
フジキラメキ 田中勝春  9/02 500万 札幌ダ1700 12
プリュム 大野拓弥 10/27 500万 京都ダ1400 B+
マリーズタイム 嘉藤貴行  8/25 500万 新潟ダ1800 13 15 12
メイショウミフユ 鮫島良太  8/22 地方 姫路ダ1400
レッドハート 村田一誠 10/10 地方 浦和ダ1600

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

ルクソールさんの愛馬レッドデセーオは牝馬限定戦を回避して一般戦を選びましたが、その理由は”比較的メンバーが手薄そう”ということで、中でもこの18日の福島2Rは牝馬限定戦ながら、メンバーが揃いすぎている気がするんですけどねぇ。前走掲示板が15頭中13頭(地方戦も含む)。うーーん、なんだか勝てる気がしなくなってきた。仕方ないですね。早くから大野拓弥騎手をここで確保していたわけですし。

●福島ダート1700mコース解説

 スタート地点はホームストレッチの右端。4コーナーを曲がり終えてすぐのところ。最初の1コーナーまでは338m。スタート直後に上り、1コーナーから下るのが特徴。
 先行争いが激しい上、2コーナーまで加速がつきながら隊列が動く。それでも前へ行っている馬が有利。福島のダートは砂厚8cmのスタミナを要する馬場なので、最後は各馬脚が上がってしまう。
 逃げ馬の連対率が約38%と最も高く、回収率も200%を超える数字。人気薄の逃げ馬の大駆けが炸裂しやすいコースだ。
 枠順は内枠が強い。特に1枠が唯一20%を超える連対率。1枠を引いた逃げ馬には要注意だ。
 血統的にはアフリート、コマンダーインチーフ、メジロライアンといった種牡馬の成績が優秀。
 軽くてスピードがあるタイプよりも、スタミナとパワーに富むタイプがいい。このあたりは馬場の特徴を良く表わしている。

有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 脚質、パワー
種牡馬ベスト アフリート、ブライアンズタイム、サンデーサイレンス
連対騎手ベスト 柴田善臣、蛯名正義、中舘英二、石橋脩、江田照男
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 1分48秒4 1分48秒4 1分47秒3 1分47秒8
3歳500万 1分47秒1 1分46秒9 1分46秒8 1分46秒5
古馬500万 1分46秒8 1分46秒3 1分45秒6 1分46秒8
古馬1000万 1分45秒7 1分45秒2 1分45秒2 1分45秒2
古馬1600万 1分44秒7 1分44秒6 1分43秒6

●騎手は大野拓弥騎手 ほっさん評価「C」

 今回のプリュムの鞍上は万馬券男の大野拓弥騎手です。大野拓弥騎手と言えばデビューから7年連続単勝万馬券を出しているという万馬券記録男で、それ以外にも人気よりも上に持って来てくれる頼れる騎手です。

 私ほっさん愛馬では本年10月13日に愛馬フランベルジェに騎乗していただきましたが、低迷するフランベルジェを抜群の騎乗で6着に持って来てくださいました。

 それ以外には過去にエクストラシチーに2度騎乗していただきましたが、2度とも人気よりも上の着に持って来てくださいました。今回はプリュムは上位の人気になるでしょうが、今回も人気よりも上の着に持って来て欲しいですね。

 中央場所では影が薄いものの、ローカルなら期待の大きい騎手です。今回も大きな期待をしております。


 2012年11月15日現在、中央通算201勝、勝率4.5パーセント、連対率9.8パーセント。重賞は3勝。内2度は本年度サマーチャンピオンに輝いたキャロットクラブのトランスワープでのもの。GTは未勝利。


 昨年(2011年)は中央34勝、勝率5.2パーセントで初重賞制覇など好調。本年は更に好調で、すでに好調だった昨年を上回る43勝、勝率6.3パーセント、連対率13.7パーセントと生涯成績を大きく上回り、ブレーク寸前。要因は有力厩舎の安田隆行厩舎などの信用を得たこと。これからの活躍が楽しみな騎手てある。



 大野 拓弥(おおの たくや)は1986年9月8日生まれの26歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している8年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。現在はフリー。


 小学校6年生のときに乗馬クラブに行き、乗馬を始めたことがきっかけで騎手を目指す。

 2002年21期生として競馬学校に入学。同期には小島太一、鮫島良太、塚田祥雄らがいる。目標とする騎手は横山典弘騎手。また、騎手のなかでは、比較的珍しい左利きである。ペンも箸も左手で持つ。

 2005年に杉浦宏昭厩舎所属でデビュー。初騎乗は3月5日、中京第1競走でナンヨージルバに騎乗したが、スタート直後に馬が躓いて落馬し競走中止。3月13日に中山第4競走のフレンチクルーラーで初勝利。この年は11勝を挙げ、民放競馬記者クラブ賞を受賞した。

 2006年は31勝と勝ち星を伸ばす。4月23日、フローラステークスでミルキーウェイに騎乗し、重賞初騎乗(18番人気で6着)。この年の新潟2歳S(騎乗馬マイネルーチェ)では鼻づらを合わせて入線して重賞初勝利を決めたかと思われたが、写真判定でハナだけ負けていた(勝ち馬は安藤勝己のゴールドアグリ)。

 2007年は28勝。5月20日、優駿牝馬でマイネルーチェに騎乗し、GT初騎乗(15番人気で6着)。

 2008年7月16日、フリーに転身した。この年は23勝。

 2009年3月に通算100勝を達成。この年は17勝。

 2010年5月8日、新潟競馬3歳未勝利 マシアに騎乗し、単勝33150円、3連単6711890円の新潟競馬史上最高払戻金となる。この年14勝。

 2011年1月23日、小倉競馬2歳未勝利 ゴールドロジャーに騎乗し、デビューから7年連続・JRA現役騎手最多となる9回目の単勝万馬券を記録する。そのことで単勝万馬券男として週刊Gallop 7月10日号で「7年連続で単勝万馬券を出してる男、知ってる?」という表題で取り上げられる。(9回の単勝万馬券はJRA現役騎手最多、7年連続は新記録)人気薄の馬を馬券に絡めるので「穴男」「穴の大野」として知られ、特に福島競馬場や中京競馬場、小倉競馬場の小回りを得意とする。

 2011年12月10日、第47回中日新聞杯(小倉競馬場)で11番人気のコスモファントムに騎乗、1着となり初の重賞競走勝利を挙げた。

 2012年トランスワープで重賞2勝し、トランスワープを見事サマーチャンピオンに引き上げた。10月27日の新潟競馬第1Rでウインバーディが1着となり、4450戦目でJRA通算200勝を達成。


「2011年1月23日、小倉2Rで単勝10460円(13番人気)のゴールドロジャーに騎乗して差し切り勝ちを決めた。デビューから毎年続いていた単勝万馬券での勝利を継続させた。連続7年で総数は9回にもなる。2010年の単勝万馬券は33150円だった。最強の穴メーカーと言って差し支えないだろう。結果を出そうという強い意欲が伝わってくる騎乗ぶり。先行する場合は積極的に出し、差す場合は決め撃ち的なイン狙いが多く見られる。道中で持って行かれるケースがあるが、基本的に騎乗馬と呼吸を合わせるのはヘタではない。人気馬に乗る機会は多くなく、2010年と2011年の合算で1番人気馬での成績は[3・2・2・8]の連対率.333。これは評価できる数字ではない。活躍の場は裏開催に限られ、新潟、福島、小倉で結果か出ている。芝・ダート別では、芝で連対率が良い。高木登、松山将樹、牧光二という若手の厩舎で穴を出すケースが多くなっており、今後もこの線には注目すべきだ。2011年は騎乗馬の平均人気が9.3という大きい数字で、平均着順を8.5まで上げている。騎乗馬に何かしら買える要素があったら、積極的に狙っていくことをすすめたい。キッカケさえつかめば飛躍する可能性がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
 ほっさん愛馬での成績(3戦0勝)

 2010年 3月28日 エクストラシチー 500万下 中京ダ1000m 9着/10番人気
 2010年 5月23日 エクストラシチー 500万下 新潟ダ1200m 8着/12番人気
 2012年10月13日 フランベルジェ  500万下 新潟ダ1200m 6着/7番人気

これ以降は2012年11月17日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「タマモクララは逃げる形を確立して、すっかり安定。小回りコースも望むところ。同じくスピードのあるエーシンジェネシス。オーシュペールは中間の動きが不満で▲の評価まで。パーティブロッサムが適条件で反撃。」


短評は「紐さがし」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
フジキラメキ
ピンクデージー △△
オーシュペール
エーシンジェネシス
チェルカトローバ
キョウエイヒドラ △△
プリュム △△
スカルラット
タマモクララ △△
ウインジュビリー
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
オーシュペール 3.5
タマモクララ 4.2
ウインジュビリー 6.4
プリュム 6.5
エーシンジェネシス 7.0
バーティブロッサム 13.1
フジキラメキ 15.9
ピンクデージー 20.4
キョウエイヒドラ 20.8
以下23倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
プリュム 76 72 66 76
オーシュペール 83 74 75 82
ウインジュビリー 77 77 68 71
エーシンジェネシス 79 45 57 75
タマモクララ 79 76 78 79

デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎オーシュペール。間隔はあいたがしっかりと乗り込まれ、力を出せる状態に仕上がった。主導権争いが激しくなりそうな組み合わせだけに、好位から差す脚を持っている当馬が中心となる。相手は好調キープの○プリュム。この距離にも対応可能だ。〈石渡〉」

◎ オーシュペール
○ プリュム
▲ エーシンジェネシス

以下省略


プリュムは全13記者中 ◎(本命)印 なし、〇(対抗) 5記者、▲(3番手評価) 1記者、×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 3記者、△(6番手評価) 1記者。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

プリュム(4着)

 「好位からの競馬で結果が出ていませんでしたし、今日は1番枠でもあり、ハナへ行きました。交わされてからもバテてはいませんし、この馬なりに頑張ってくれています。この競馬がきっかけになってくれれば。」(浜中俊騎手・競馬ブック)

 「最近は番手からの競馬でもうひとつ良さが出ていなかったので、今日は内枠ということもあって多少無理をしてもハナに行こうと思っていました。行き脚がつくまでちょっとモタついたように、少しズブいところが出てきている感じはしますが、その分最後もしぶとく粘っています。外から来られてもパッタリ止めてませんし、ブリンカーもプラスにはなっている感じ。押して逃げる競馬をしたことが次につながればと思います」(浜中俊騎手・キャロットクラブ公式HP)。

 「先週の競馬は好位からレースを進めて最後もパタッとは止まっていませんでしたし、ブリンカーを着けたことはプラスになっていると思えるレースをしてくれました。ただ、追ってからの感じやスタート後の脚を見てもいくらかズブさは出てきているように思いますので、次は福島の1700m戦を使ってみようと考えています。小回りコースですし、距離延長にも対応できるのではないでしょうか。ジョッキーは大野騎手に依頼しています」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「初ブリンカー。スタートは速くなかったが、押して押して二の脚でハナへ。道中の行きっぷりは良かった。ただ、前半3ハロンが34秒1。手応えを残して4角を回ったものの、ハイペースが祟ってひと押しが利かなかった。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

プリュム

 「馬体に張りがあって引き続き出来はいい。距離も問題ないので集中して走れるかが鍵。」(山下助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 前走は浜中俊騎手が見事なエスコートで4着。今回は大野拓弥騎手ですが、ローカルでは主役級もやはり、全国騎手リーディングを走る浜中俊騎手と比べると追いや判断で見劣りすることは否めません。その大野拓弥騎手がどれだけ上手く乗ってくれるかだと思います。

 メンバーの軽いローカルに来たはずですが、メンバーは揃いに揃っており、このメンバーで勝ち負けするようですと完全復活と言っても過言ではないでしょう。前走の内容は専門誌でも非常に評価の高いものでした。あれが本物なら今回も勝ち負けできると思います。

 メンバーは強いと言っても、少なくとも掲示板は死守して欲しいですね。

これ以降は2012年11月19日に作成

●レース 

 プリュムのスタートは抜群で、実況でもまず最初に好スタートはプリュムと名前が出ます。しかし、なんとしてもハナを主張したいタマモクララがハナを主張します。プリュムは2番手に控えます。

 タマモクララはルクソールさんの愛馬レッドデセーオを最後に引き離した強敵で、プリュムはしっかりとマークし後ろから突きます。人気のオーシュペールは出遅れて後ろから。道中で一気にポジションを上げて来ます。

 プリュムは抜群の手応えでタマモクララをピッタリとマーク。直線に入ってすぐにタマモクララが仕掛けられると、1馬身2馬身と差が開きかかりますが、最後まで渋太く脚を伸ばし、ゴール直前で捉えて優勝!!差も僅かでしたが、勝ちに変わりなく、嬉しい2勝目となりました。

●2勝目!!

 今回の勝利でプリュムは本年4月1日以来の2勝目となります。この時期の2勝目の意味は大きく、来夏のクラス再編で、4歳馬は獲得賞金が半減され、2勝以上している馬は降級できる場合があります。プリュムの場合はこのまま最悪1000万クラスで歯が立たなかったとしても、来夏以降は500万クラスに降級して戦えますから、このクラスなら力上位ですし、また楽しめますよね。もちろん、もう1つ勝って、1000万クラスに降級なんていうのは最高ですが・・・。ただ、走りや時計からして、現状では一杯一杯に思えます。

●我がほっさん軍団 本年8勝目!!

 本年(2012年)は年間10勝を目標に掲げる我が軍団ですが、今回のプリュムの勝利で8勝目ということになります。

 内、エスポワールシチーとプリュムが2勝ということで大きく貢献してくれています。プリュムは使い詰めですから、おそらく勝ったご褒美に放牧だと思います。他の馬であと2つ勝ちたいですね。

●時計の評価

 今回のプリュムの走破時計1分47秒2稍重馬場は、福島ダート1700mの古馬500万クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分46秒3稍重馬場ですから、時計的にはたいしたことがありません。

 ただ、同日のダート1700mの勝ち時計が

18日 3R 500万下 若 1分47秒5 稍重馬場
18日 9R 500万下    1分47秒5 稍重馬場

ですから、もっとも速い勝ち時計ということになります。全体に稍重馬場ですが、走りにくく、前が残りやすい馬場だったようです。

●レース後の騎手・調教師のコメント

プリュム(1着)

 「距離が延びたことでスムーズに運ぶことができました。直線で一旦離され気味になりましたが、また伸びてくれました。1700メートルでもムキにならずに走れたのは収穫でしたね。」(大野拓弥騎手・競馬ブック)

 「初の千七でしたが、道中ムキになることはなくスムーズに運べました。最後2着の逃げ馬にいったん離されたけど、そこから盛り返したのだから、いいしぶとさも見せてくれましたね」(大野拓弥騎手・デイリー馬三郎)

 「好スタートから無理をせずに好位につけられましたが、控えてもムキになることはありませんでしたね。距離的なこともあるのか勝負どころの手応えは決して余裕があった訳でないのですが、直線では一度離されてから盛り返してくれましたし、最後まで気持ちを切らさずに頑張ってくれました。1700mと前走より距離は延びていましたが、小回りと言うことで上手く対応してくれましたね。いいときに乗せていただいてありがとうございます」(大野拓弥騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「最近はズブいところが見られましたし、なかなかスッキリしない走りが続いていたので条件を変えて福島の1700m戦を使わせてもらいました。今日は番手からになりましたが、変に気負うことなく進めることができていたと思いますし、スムーズに運べましたね。直線で離されたときは正直厳しいかもと感じたのですが、そこからはジリジリとはいえ本当に粘り強い走り。最後まで集中して走れた結果ですし、素直にうれしいですね。距離に関しては極端に延びるのはどうかとは思いますが、今日は小回りを上手く味方にしてくれましたし、この結果は今後の番組選択の幅を広げてくれたと思います。この後についてはまずはレース後の状態を確認してからになりますが、ここまで競馬を使って来ていますし状態次第では一息入れることも考えていきます」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

プリュム(1着)

 「2番手を追走して、渋太い逃げ馬をゴール前で競り落とした。降雨の影響のある馬場で、行った行ったの展開利はあったが、意外とこのぐらいの距離がいいのかも知れない。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 1着賞金は主場と違って減額されていますから、670万円(主場は720万円)。特別出走手当が371000円ですから、併せて707.1万円ということになり、1口ですと12000円程度の配当と思われます。

 以前と違って、主場よりも減額されるのは残念ですが、その分相手関係も楽ですし、仕方がないですね。何よりも金額よりも1つ勝てたことが大きいですね。

●今後の展望

 8月29日に入厩してから4戦使われていますし、ここらで勝ったご褒美も兼ねて休養に出されるでしょう。私もそれに賛成です。年明けに次走を迎えると思いますが、1000万クラスでどの程度やれるのか楽しみです。ただ、ここまでの持ち時計から言うと、1000万クラスでは厳しい気がしますが。

 しかし、1000万クラスだとハンデ戦もありますから、先行力のあるプリュムですし、軽ハンデなら渋太く上位に残ってくれる気がします。ダートの中距離もまだ試したいですし、芝もそろそろと思ったりします。いろいろと楽しみが多いですね。

●最後に

 まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。そして、早速たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございました。

 この日はどちらかというと新馬戦2着だったフロアクラフトの方が勝つ可能性が高いと思っていましたし、そのフロアクラフトが2番人気でまさかまさかの13着大敗で本来なら落ち込んで暗い気分になるところですが、このプリュムの1勝ですべてが救われました。この1つの優勝は本当に価値がありますからね。


 私が最も望む安価な2、3勝馬。それをまさに達成してくれたのがこのプリュムです。プリュムは早くから、私が軍団の大将・エスポワールシチーの引退後の後継馬に指名していた馬。正直、今日のレースからももう能力的に一杯一杯と思いますが、私がもっとも望む1000万クラスに昇格してくれました。

 あとはハンデ戦でもなんでも出走奨励金に食い込んでくれれば、賞金も高いですしもう言うことありません。そして、このまま来夏の降級になって、500万クラスで暴れるも良しです。

 そんなこんなを言っていますが、私の愛馬は降級してから500万を勝てた試しがありません。クリンゲルベルガー、ダブルダンスシチー、ディヴァインシチーと降級後は500万クラスでもいいところがなく寂しく引退していく馬ばかりです。それでも、常にもしかしたらあと1勝と思えますもんね。

 最も2勝目に早く到達するだろうと思っていた馬が順当に勝ち上がったわけですが、目の前で見た9着失速の時は、競馬場からの帰りは抜け殻でしたからねぇ。

 プリュムに関しては羽月友彦先生への感謝の気持ちが大きいですね。諦めずに4走使い続けてくれたこと。ブリンカーの使用や、細心の注意を払って自らが調教に跨がったり、調教では本番で効果が薄れることを嫌ってブリンカーを外したりと大変気を遣っていただきました。

 また、前走の浜中俊騎手の枠を考えた乗り方も素晴らしかったです。もちろん、今日の大野拓弥騎手も素晴らしい騎乗でした。

 大野拓弥騎手はフランベルジェを6着に持って来ていただいたように、とにかく騎乗馬の研究が素晴らしい。彼のレース後のコメントは、私たち所持者程度の知識で語られていることが多く、良く知っているなぁと感心させられます。

 そんな彼ですから、ローカルでは主役級と期待はしていましたが、期待違わぬいい騎乗でした。

 プリュムの走破時計は他のこの節の同級のレースとほぼ変わらずに平凡ですが、ルクソールさんもおっしゃっていただいたように、メンバー的には一番揃っていたダート1700mのレースだったと思います。このメンバーで勝てたことがまた嬉しいですね。せっかく福島まで遠征するもこのメンバーでは歯が立たないのではないかと心配していました。

 結果論ですが、ハルシュタットも福島に出ていれば、前進があった気がしてなりません。早くからこのレースを目標に、大野拓弥といういい騎手を確保して、予定通りに調整され、見事に能力を出し切らせていただいた陣営の勝利でしょう。本当に感謝です。


 さあ、次走は我が軍団としては久々の1000万クラス。楽しみです。私は現状、このクラスで歯が立たないと考えておりますから、上位にでも食い込めば万々歳。出走奨励金確保が目標となります。それでも元々の賞金が大きいクラスですから、金額もそれなりですからねぇ。

 いつまでも元気で頑張れプリュム!!次回は是非競馬場で応援したいぞ。

最後までご愛読ありがとうございました

2012年11月7日立ち上げ 9日、15日、16日、17日、19日加筆

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プリュムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年10月27日 第8戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (4着/3番人気)

2012年10月14日 第7戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (9着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 9月15日 第6戦 500万下 阪神ダ1400m 牝馬限定戦 (5着1番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 5月19日 第5戦 3歳500万下 東京ダ1400m (2着/3番人気)

2012年 4月 1日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1400m (1着/3番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2011年12月11日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1400m (4着2番人気

2011年11月20日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着/4番人気)

2011年11月 5日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着2番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート