プリュム(ピューリティーの09) 第12戦


キャロ愛馬第15号はもしかすると超お得馬。

母ピューリティーは伊の1勝馬で不安要素が一杯だったが、初仔のピュアブリーゼはオークスで2着!!クラシック2着馬の下ということで期待は高まるばかり。

また、父ダイワメジャーも種牡馬として非常に素晴らしい結果を残している。姉は持ち込み馬で牝馬で1口60000円と高額だったが、本馬は牝馬で1口35000円と安価。

9戦目にして2勝目を挙げ500万クラスを脱出。これで最悪でも来夏の降級の権利をゲット。それでももう1つと欲は深まる。

初の1000万特別戦は前の馬をしっかり捉えての4着、クラス2走目となる前走は包まれる不利がありながらも3着とハンデは軽いものの素晴らしい内容。

次走は休養明け2走目で更に期待は高まる。


4月7日 阪神8R 天王寺特別 1000万下 ダート1400m 牝馬限定戦に出走!!

4着/5番人気!!

これまで1000万クラスでは4着3着だがいずれも51キロ、52キロと軽ハンデのものだった。今回牝馬限定戦とはいえ負担斤量は定量の55キロで多少心配されたが、なんのなんの。

4着と言っても勝ち馬からはクビクビクビ差の僅かにコンマ1秒差。大外枠での不利を考えると枠が違えば勝っていたレース。

これで完全にクラス上位の力が証明され、あとは順番を待つばかり。


これだけの馬が夏に降級して500万クラスを走るのは勿体ない。なんとか夏の降級時までにもう1つ勝って1000万クラスに降級したい。


レース回顧と時計の分析、レース後の三浦皇成騎手と羽月友彦調教師のコメントを掲載。

写真多数付現地観戦レポート。

(2013年4月9日完結)

2013年3月28日立ち上げ

●在厩で調整され、次走は4月7日 阪神8R 天王寺特別 に出走予定

 3月21日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告は次の通りです。

「先週の競馬は直線前が壁になるシーンはありましたが、昇級後もレベルの高い競馬ができているのはいいですね。放牧を挟んで馬がきっちりと立ち直ったし、これからまだまだ良くなってきそうですよ。レース後も特にダメージはありませんし、今のところ阪神の牝馬限定戦に向かう予定です」(田崎助手)4月7日の阪神競馬(天王寺特別・牝馬限定・ダ1400m)に上村騎手で出走を予定しています。

 前走直後は「レースによる心身のダメージ、特に精神面の変化は見ていかなければいけないでしょう。今後もこれまでと同様にレース後の状態をよく見たうえで判断していきます」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)ということでどうなるかと思っていましたが、21日の更新では続戦する予定だということが発表になっていました。

 次走は 4月7日 阪神8R 天王寺特別 1000万下 ダート1400m 牝馬限定戦を上村洋行騎手で予定ということでした。

 今まで1000万クラスではハンデ戦に2度出走。51キロ、52キロと軽ハンデでしたが、4着3着と好走。牡馬との一般戦でこの着です。今回は55キロとなりますが、牝馬相手なら大威張りでしょう。阪神のダート1400mという舞台も強い相手に勝ち上がった相性の良い舞台ですし、楽しみですね。


 続いて3月28日の近況更新は追い切りの方に掲載しますので、ここでは割愛しますが、鞍上は上村洋行騎手が中山で騎乗することになり、乗れないということで三浦皇成騎手になりました。

 一般的には上村洋行騎手よりも三浦皇成騎手なんでしょうが、私はプリュムは上村洋行騎手の手が合うと思いますし、熱心に考えてやってくれていますから、この乗り替わりは大変残念です。上村洋行騎手も今回は勝ち負けだと思っておられるでしょうから痛恨でしょう。

 関東の三浦皇成騎手を乗せる辺り、代打騎乗は明白ではっきりしているのが良いですね。これなら上村洋行騎手も安心して代打の三浦皇成騎手にプリュムの癖や特長を伝えることができますし、乗り難しい馬ですが、三浦皇成騎手にはしっかりとプリュムを把握して上手く乗って欲しいですね。

 まだメンバーがわかりませんが、どのような相手だったとしても勝ち負けを期待しています。

これ以降は2013年4月1日に作成

●気になる特別登録表(4月7日 阪神8R 天王寺特別)

特別登録表 4月7日 阪神8R 天王寺特別 1000万下 ダート1400m 牝馬限定戦

第1回登録完了馬 全30頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アルディートプリエ 三浦皇成 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 11 11
アートオブビーン 水口優也 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 13
ガールズストーリー 55.0  3/09 鈴鹿10下 中京芝1400 18 17
キクノレジーナ 幸英明 55.0  3/03 1000万 阪神ダ1400 14 15 14 10
ケイト 秋山真一郎 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
サンマルリジイ 55.0  3/24 四国10下 阪神芝1800 10 10 14
シニスタークイーン 岩崎翼 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 15 10
シャイニイチカ 伴啓太 55.0  3/10 1000万 中山ダ1200 15 16 15
シルクミライ 55.0  1/20 500万 中山ダ1200
スノーレガーロ 55.0 12/22 赤穂10下 阪神ダ2000 11
スフィンクス 55.0  3/03 1000万 中山芝1600 14
セイラ 川田将雅 55.0  3/24 1000万 阪神ダ1400 13
ゼフィランサス 55.0  3/17 500万 中京ダ1800
ツルマルワンピース クリスチャン・デムーロ 55.0  3/09 500万 阪神ダ1400 11 13
デアリングプライド 岩田康誠 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
トップオブザヘヴン 太宰啓介 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
ナムラアピア 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 16 16 13
パーティブロッサム ミルコ・デムーロ 55.0  2/09 500万 小倉ダ1700 10 12
パールブロッサム 秋山真一郎 55.0 12/09 大須10下 中京ダ1400
ピュアマリーン 佐久間寛志 55.0  3/09 1000万 阪神ダ1800 15 15 13 13 11
ピンクデージー 55.0  3/24 瀬戸10下 中京ダ1800 12 13 13
プリュム 三浦皇成 55.0  3/16 矢作10下 中京ダ1400
プロッケン 戸崎圭太 55.0 11/03 500万 東京ダ1400
ボストンサクラ 和田竜二 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 14 10
マイユクール 酒井学 55.0  2/16 1000万 京都ダ1400
ラヴィーズバード 丸山元気 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
ラパヌイ 小牧太 55.0  2/09 1000万 東京ダ1600 14 11
リアライズキボンヌ 55.0  3/16 1000万 中山ダ1800
リバーキャッスル 55.0  3/16 淡路10下 阪神芝2200 10 10 14
ワイキキブリーズ 川島信二 55.0  3/10 1000万 阪神ダ1200 14 12

フルゲート16頭のところに30頭が特別登録しています。前走は前2着馬2頭が除外され美味しいレースとなりましたが、今回はどういうメンバーで確定するでしょうか。

●騎手は三浦皇成騎手 ほっさん評価「B+」

 今回のプリュムの鞍上は三浦皇成騎手です。今回もプリュムの鞍上はここ2戦手綱を取り上手くリードしていただいた上村洋行騎手を確保していたのですが、急遽中山で乗ることになり、変更になりました。

 世間的にはどちらかというと地味な上村洋行騎手よりも三浦皇成騎手の方が華やかで期待が高いとおっしゃるでしょうが、プリュムに関しては上村洋行騎手は随分と考えて上手く乗ってくださいましたし、結果も残してくれていましたから、だれに乗り替わってもマイナスだと思います。

 しかし、上村洋行騎手が中山に行くからには仕方が無いので、羽月友彦先生も代打騎乗ということで関東の三浦皇成騎手を選んでくださいました。これはベストな選択ですね。代打というすみ分けがはっきりとしていますから、上村洋行騎手もプリュムについてしっかりと引き継ぐことが出来、三浦皇成騎手も考えて騎乗することができます。これが関西の有力ジョッキーでしたら、上村洋行騎手もお手馬を捕られやしないかとあまり詳細まで引き継ぐことができないかも知れません。

 三浦皇成騎手は腕は間違いないですし、いい走りを期待しています。


 私の愛馬では昨年末にフロアクラフトの鞍上を予定していたのですが、除外対象となりレースを変更し、結局相棒として成立しなかった過程があります。

 それ以外に7回愛馬に騎乗していただいております。

 三浦皇成騎手とほっさん愛馬と言えば、まず真っ先に思い浮かぶのがクリンゲルベルガーの新馬戦8馬身差の圧勝です。この年はルーキーイヤーでしたが、すでに大物ぶりを発揮しており、騎乗してくれるだけでも嬉しかったです。更に、その時の優勝ゼッケンにも当選させていただき、思い出深いレースとなっています。

 ただ、他6戦は人気通りか人気を裏切る結果となっており、決して相性が良い騎手とは言えません(笑)。しかし、追える騎手ですし、期待のかなり高い騎手であることは間違いありません。


 2013年4月1日現在、中央通算374勝、勝率8.8パーセント、連対率17.4パーセント、重賞は7勝、GTは未勝利です。

 昨年(2012年)は中央77勝、勝率8.3パーセントと後述のゴタゴタで成績を極端に落とした2010年と比べると元の状態に戻った感。今年(2013年)はここまで15勝、勝率6.9パーセントと少し出負け気味。先週の騎乗は元気がなかった。


 三浦 皇成(みうら こうせい)は1989年12月19日生まれの23歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している6年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。現在は鹿戸雄一厩舎所属。

 座右の銘は「気魄」、目標とする騎手は田中勝春、クリストフ・ルメール。


 5歳の時に大井競馬場でのポニー試乗イベントで、騎手の格好をしてポニーに乗ったことがきっかけで騎手を目指すようになり、5歳から騎手を目指してトレーニングを始めるようになる。器械体操、トランポリン、水泳、キックボクシング、剣道など多くのスポーツを経験する。2009年5月17日に放送された「ジャンクSPORTS」では、7歳にして腹筋が割れている写真が紹介された。

 小学5年生の時、電車で1人の女性の孫娘に席を譲った。その女性は「オメガ」の冠号で知られる馬主の原禮子であった。原は右手を怪我していながらも席を譲る三浦に感心し、話をすると三浦が騎手を目指していると知った。そこで原は自分の所有馬がプリントされているQUOカードを渡し、将来騎手になったら乗ってくれるように言った。この時に三浦は自分の名前を伝えていなかったが、その後騎手となり原の元に挨拶に行くと、原は驚くと同時に三浦のバックアップをすることを約束した。初めて重賞を制したフィフスペトルを管理する加藤征弘に三浦を紹介したのは原である。

 2003年全日本ジュニア馬場馬術大会ではファイナルに進出する。2004年に日本中央競馬会競馬学校の入学試験に合格。2005年4月より同校へ第24期生として入学した。なお同期入学には大江原圭・伊藤工真・平野優など8人入学していた。

 2008年2月12日に同校を卒業した。同日に行われた卒業記念模擬レースではジーガーユタカオーに騎乗して2着で、同日の謝恩会では「スポーツマン大賞」を受賞した。卒業時の同期には大江原圭と伊藤工真がいる。この年の卒業者で騎手になった数は3人で、競馬学校史上最も少ない人数となった。2月14日、2008年度JRA騎手免許試験に合格し3月1日付で騎手免許を交付、同年の新人騎手は前述の2人に加え地方競馬より移籍の内田博幸と鷹野宏史がいる。

 特に競馬サークルでの縁故のない三浦に河野厩舎への所属を提案したのは競馬学校教官の蓑田早人である。

 2008年、河野通文厩舎所属としてデビュー。3月1日に中山競馬場で行われた第1競走で中央競馬初騎乗、自厩舎のモエレロングランに騎乗して3番人気で6着。同期の伊藤、さらに内田・鷹野もこの競走で中央競馬初騎乗を果たしており1着は内田だった。同日第10競走の潮来特別を自厩舎のフェニコーンに騎乗して6番人気で勝利、デビュー当日の3戦目で初勝利を挙げた。なお3戦目での特別競走勝利は、1994年の植野貴也と並んで最速タイ。
 
 その翌日の落馬事故で、騎乗していたアドマイヤベッカムの馬主である近藤利一が馬の故障(落馬の原因)を知り、「人はどうでもええ!馬はどうなっとるんや!」と非情な発言したことにより師匠の河野が激怒、河野厩舎に預託されていた近藤の4頭の馬は別厩舎に移った。その後、近藤利一の所有馬には乗った記録は無い。

 4月20日に福島競馬場において、1日全12競走への騎乗を達成。

 5月24・25日には新潟競馬場においてJRA史上4人目の1節における全24競走完全騎乗を達成した。両記録はJRA競馬学校卒業生新人騎手では史上初である。

 8月10日に行われた第40回函館2歳ステークスでフィフスペトルに騎乗して優勝し、デビュー5ヶ月目で重賞競走を制覇。

 9月21日の札幌競馬で通算59勝とした。これで加賀武見(1960年に58勝)を抜き、デビュー年の勝利数で歴代2位となった。

 9月28日に騎乗機会8連続連対を達成した。なお最多記録は武豊(2002年)、安藤勝己(2005年)が持つ9連続連対。

 10月5日に行われたスプリンターズステークスでプレミアムボックスにてGT初騎乗を最速で果たす(結果は14着)。

 10月11日の東京競馬場第2レースでマイネルクロッシュに騎乗してデビューからの騎乗回数が555回となり、武豊が持っていた新人騎手年間最多騎乗回数の554回を超えた。過去に新人騎手で500鞍以上の騎乗を行なったのは武豊(1987年、554回)、福永祐一(1996年、518回)、池添謙一(1998年、522回)の3人。

 また同日のメインレース・ペルセウスステークスでバンブーエールに騎乗して勝利し、武豊の持つ新人年間最多勝記録(69勝)に並んだ。そして10月25日の福島競馬場第1競走2歳未勝利(芝1200m)で所属の河野厩舎アドバンスヘイローに騎乗して70勝目をあげ、新人年間最多勝記録を更新した。

 札幌競馬場の第2回開催において13勝をマークして開催リーディングを獲得。また福島競馬場第3回開催において14勝を挙げ中舘英二と勝利数で並んだが2着の差で上回り開催リーディングを獲得した。


 2009年、2月7日東京競馬場第4競走でインフィニットエアに騎乗して1着となり、JRA通算100勝を達成した。2月8日に通算101勝を挙げたため規定により2月14日から減量騎手ではなくなる。デビュー1年未満で減量騎手でなくなるのはJRA史上初。

 春にほしのあきとの熱愛騒動を起こす。

 9月12日、英国のフォスラス競馬場で行われたトートスポートドットコムハンデキャップで海外初騎乗。ロイヤルダイアモンドに騎乗し優勝。海外初騎乗初勝利を果たした。

 10月30日、河野厩舎を離れ、フリーに転向。


 2010年、1月11日、第1回中山競馬第4競走の3歳新馬戦(ダート1800メートル)で、ノボプロジェクトに騎乗した際、第4コーナーで斜行し隣の馬が転倒、それが引き金となり中央競馬史上最多である9頭が落馬する事故を引き起こし失格となる。今回の件で開催日4日間の騎乗停止の処分を受けた。その後騎乗停止明け翌週の2月6日に小倉大賞典でマイネルスターリーに騎乗するが、斜行により再度開催日4日間の騎乗停止処分を受ける。

 6月15日〜8月8日の日本の夏競馬期間には、昨年に引き続き英国での騎乗を行った。

 9月25日2回札幌5日目1Rサラ2歳牝未勝利・リアライズノユメで1着となり、現役では56人目となるJRA通算200勝を達成した。2008年3月1日のデビューから2年6カ月25日での200勝は、武豊騎手(2年0カ月4日)に次ぐ、史上2番目のスピード記録となった。

 11月7日、アルゼンチン共和国杯勝利。直後に自身のブログでほしのあきとの交際を発表。

 2011年9月25日、交際・婚約していたほしのあきと入籍した。12月19日、22歳の誕生日にほしのあきとの披露宴を都内のホテルで競馬界、財界、芸能界の各界の著名人600人が招待された。徳光和夫の司会で衣装は神田うのScena D'uno、ティアラ(2億円)、総額2億5千万円以上の派手婚はマスコミを一切シャットアウトした中で行われた。招待客は新郎の友人のセロ、伊藤英明、武豊、深田恭子、神田うの、紗栄子、DAIGO、熊田曜子、スザンヌ。SMAP、Mr.Childrenの桜井和寿らのお祝い映像メッセージが寄せられた。

 2012年3月1日付けで鹿戸雄一厩舎所属になる。



 「騎乗技術を論じる場でこんなことは書きたくないのだが、某グラビアアイドルとのくだらないスキャンダル問題で出世に歯止めがかかってしまった。そのことが原因でデビュー時の所属厩舎で大きなサポートをしてくれた河野通文師との関係が切れた。非凡な素質を持っているのは間違いない。幼い頃からジョッキーになりたいという夢を持ち、器械体操、水泳、剣道など、さまざまなスポーツを経験して体を鍛え上げた。騎座がしっかりしていて馬上でブレがない。勝負どころで馬を加速させる能力は高いし、最後まで追い切るスタミナがある。スタートセンスが良く、馬への当たりも良いので運びはスムーズだ。2009年には札幌で31勝しており、機を見て敏に動くレース運びが光った。信頼を取り戻し、ふたたび脚光を浴びる存在になってもらいたいもの。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (7戦1勝)

 2008年 6月21日 ダブルダンスシチー 木古内特別 500万下 函館ダ1700m 5着2番人気
 2008年 7月 5日 ダブルダンスシチー 500万下         函館ダ1700m 2着1番人気
 2008年 7月19日 ダブルダンスシチー 500万下         函館ダ1700m 8着/1番人気
 2008年11月 8日 クリンゲルベルガー 2歳新馬          福島芝1200m 1着1番人気
 2011年 8月 4日 アルマニャック    3歳未勝利         札幌ダ1700m 10着/7番人気
 2012年 3月17日 クリンゲルベルガー 500万下          中山ダ1200m 12着/14番人気
 2012年 5月26日 エスペランサシチー 3歳500万下        東京ダ1400m 9着/10番人気

これ以降は2013年4月3日に作成

●追い切り情報(4月3日更新)

前走前 3月13日 栗東CW 良馬場 一杯追いバテる

助手
6F 81.5
5F 66.0
4F 52.0
3F 39.3
1F 14.0[8]
サクラヴィクトリー(古馬500万下)一杯の内を0.8秒先行3F付1.0秒遅れ



3月17日 栗東プール
3月19日 栗東プール
3月20日 栗東プール


3月22日 栗東CW 稍重馬場 馬なり楽走

助手
4F 56.2
3F 42.0
1F 14.4[7]


3月28日 栗東ニューポリトラック 良馬場 追って一杯

羽月友彦調教師
6F 76.6
5F 62.8
4F 49.7
3F 36.9
1F 12.1[8]
サンライズドバイ(古馬500万下)一杯の内わ0.7秒追走0.4秒先着


4月3日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯に追う

助手
6F 78.5
5F 62.2
4F 48.4
3F 36.3
1F 12.3[8]
サンライズドバイ(古馬500万下)一杯の外を0.3秒追走3F併せクビ先着
 3月22日、レースからまだ6日ですが早くも15−15を切る程度で追い切られました。

 3月28日、羽月調教師を背に素晴らしい追い切りの動きを見せました。栗東のニューポリトラックで6Fの時計ですと水木全体の2番時計!!5Fだと水木全体の9番時計となる素晴らしい動きでした。このコースの1番時計のリュンヌという馬の時計は無茶苦茶です。6F 73.9−11.8という時計です。こんなの滅多に見ないですねぇ。この馬の時計だけが飛び抜けて速いですもんね。だれがこんな猛時計で追い切っているのかと思ったら関東の村田一誠騎手。オーバーワークじゃないのかなぁ〜。
 話が逸れましたが、プリュムは終いまでしっかりと伸びて言うことなし。これは来週よほどのことが無い限り追い切り評価は「A」が出せるでしょう。
 以下は3月28日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「今朝はPコースで併せて追い切りました。走りやすいポリトラックだったこともありますが、今朝は終いまで集中していましたし、時計も76秒台からラスト1ハロン12秒1で相手にも2馬身ほど先着。馬自身も元気いっぱいです。使いつつだいぶ行きっぷりが良くなってきているので、ブリンカーはもう外してもいいかなと思っているぐらいなのですが、着用してからの成績が安定しているので、いきなり外すことはせず、浅いブリンカーにしてレースに臨もうと思っています。前走同様上村騎手にお願いしていたのですが、来週中山に行くことになってしまったとのことでしたので、今回は三浦騎手にお願いしました」(羽月師)
 最後まで集中して走れているのは良いですね。早くもレースが楽しみです。

 4月3日、今回も78秒台と非常に優秀な時計を計時しています。最後までしっかりと伸びていますし抜群ですね。今までで最高の状態だと思います。このデキなら、今回でクラス突破をして欲しいですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「A+」です。文句なしの最高の状態だと思います。

●気になる出馬想定表(4月7日 阪神8R)

出馬想定表 4月7日 阪神8R 天王寺特別 1000万下 ダート1400m 牝馬限定戦
想定数 23頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アルディートプリエ 大野拓弥 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 11 11
アートオブビーン 水口優也 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 13
ガールズストーリー 中井裕二 55.0  3/09 鈴鹿10下 中京芝1400 18 17
キクノレジーナ 幸英明 55.0  3/03 1000万 阪神ダ1400 14 15 14 10
ケイト 菱田裕二 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
シニスタークイーン 岩崎翼 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 15 10
スノーレガーロ 福永祐一 55.0 12/22 赤穂10下 阪神ダ2000 11
セイラ 川田将雅 55.0  3/24 1000万 阪神ダ1400 13
ツルマルワンピース クリスチャン・デムーロ 55.0  3/09 500万 阪神ダ1400 11 13
デアリングプライド 岩田康誠 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
トップオブザヘヴン 太宰啓介 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
ナムラアピア 幸英明 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 16 16 13
パーティブロッサム ミルコ・デムーロ 55.0  2/09 500万 小倉ダ1700 10 12
パールブロッサム 秋山真一郎 55.0 12/09 大須10下 中京ダ1400
ピュアマリーン 小林徹弥 55.0  3/09 1000万 阪神ダ1800 15 15 13 13 11
ピンクデージー 中井裕二 55.0  3/24 瀬戸10下 中京ダ1800 12 13 13
プリュム 三浦皇成 55.0  3/16 矢作10下 中京ダ1400
プロッケン 戸崎圭太 55.0 11/03 500万 東京ダ1400
ボストンサクラ 和田竜二 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400 14 10
マイユクール 酒井学 55.0  2/16 1000万 京都ダ1400
ラヴィーズバード 蛯名正義 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
ラパヌイ 小牧太 55.0  2/09 1000万 東京ダ1600 14 11
ワイキキブリーズ 川島信二 55.0  3/10 1000万 阪神ダ1200 14 12

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在23頭出馬想定されています。

信用できるクラブ公式HPでは、出走可能Aということで、出走は確実でしょう。

これ以降は2013年4月4日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 4月7日 阪神8R 天王寺特別 1000万下 ダート1400m 牝馬限定戦
全16頭  
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
ガールズストーリー 藤岡佑介 55.0  3/09 鈴鹿10下 中京芝1400 18 17
キクノレジーナ 幸英明 55.0  3/03 1000万 阪神ダ1400 14 15 14 10
ケイト 菱田裕二 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
シャイニイチカ 田中勝春 55.0  3/10 1000万 中山ダ1200 15 16 15
スノーレガーロ 福永祐一 55.0 12/22 赤穂10下 阪神ダ2000 11
セイラ 川田将雅 55.0  3/24 1000万 阪神ダ1400 13
ツルマルワンピース クリスチャン・デムーロ 55.0  3/09 500万 阪神ダ1400 11 13
トップオブザヘヴン 太宰啓介 55.0  3/16 1000万 阪神ダ1400
パーティブロッサム ミルコ・デムーロ 55.0  2/09 500万 小倉ダ1700 10 12
パールブロッサム 秋山真一郎 55.0 12/09 大須10下 中京ダ1400
ピュアマリーン 佐久間寛志 55.0  3/09 1000万 阪神ダ1800 15 15 13 13 11
プリュム 三浦皇成 55.0  3/16 矢作10下 中京ダ1400
プロッケン 戸崎圭太 55.0 11/03 500万 東京ダ1400
マイユクール 酒井学 55.0  2/16 1000万 京都ダ1400
ラパヌイ 小牧太 55.0  2/09 1000万 東京ダ1600 14 11
ワイキキブリーズ 川島信二 55.0  3/10 1000万 阪神ダ1200 14 12

表中 騎手の太字は乗り替わり

前走1番人気3着のデアリングプライドが消えました。

●阪神ダート1400mコース解説

 スタート地点は2コーナーの奥のポケットの芝の部分。ただし、芝1800mや芝1400mよりも内側にあり、芝コースの本線とは重ならない。ダート1200mのスタート地点からそのまま左に200m延長したところにある。
 3コーナーまでの距離は542m。内と外では距離が違うが、かなり芝部分を走ることになる。
 テンからペースが厳しくなり、前半の方が確実に流れが速い。ラスト1ハロンのところでグイと13秒台まで時計がかかり、そこでの凌ぎ合いが見もの。
 逃げ馬は苦戦傾向。上位3頭は逃げ、先行馬同士ではなかなか決まらず、1頭は差し馬が突っ込んでくる。そのあたりを考えて馬券作戦を立てたい。
 枠順は揉まれやすい最内が不利。あとはほぼフラットだが、外枠が若干有利なのが特徴。多頭数になった方がその傾向は強い。
 最近はクロフネ、フレンチデピュティといったヴァイスリージェント系の種牡馬の活躍が目立つ。

有利な枠順 最内不利で外有利
有利な脚質 先行
ポイント 先行力、枠順
種牡馬ベスト アフリート、ジェイドロバリー、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、藤田伸二、福永祐一、四位洋文
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分26秒8 1分26秒8 1分26秒5
2歳未勝利 1分26秒7 1分26秒6 1分26秒4 1分25秒4
2歳オープン 1分25秒4 1分25秒8
3歳新馬 1分27秒2 1分26秒9 1分26秒6 1分25秒7
3歳未出走 1分27秒1 1分26秒5 1分27秒2 1分26秒1
3歳未勝利 1分26秒6 1分26秒3 1分25秒8 1分25秒5
3歳500万 1分25秒5 1分26秒0 1分25秒0 1分24秒8
古馬500万 1分25秒3 1分24秒7 1分24秒0 1分24秒7
古馬1000万 1分24秒5 1分24秒6 1分24秒0 1分24秒5
古馬1600万 1分23秒8 1分23秒6 1分24秒1 1分23秒2
古馬オープン 1分23秒3 1分22秒8 1分22秒2 1分22秒2

これ以降は2013年4月6日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ケイトは4カ月ぶりの前走で3着同着。距離短縮にも対応して能力の一端を示した。叩き2走目、中2週で更に前進。マイユクールは取消後なのがどうかだが、ここなら実績は断然。阪神とも好相性。トップオブザヘヴンは前走でケイトに先着。引き続き限定戦ならチャンス。ツルマルワンピースはダート路線に切り替えて結果を出した。昇級でもその勢いに注目。」


短評は「混戦模様」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
スノーレガーロ △△
パープルブロッサム
マイユクール
トップオブザヘヴン
ブロッケン
パーティブロッサム
セイラ △△
ツルマルワンピース △△
ラパヌイ
ケイト
プリュム △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ケイト 3.6
マイユクール 4.3
セイラ 8.1
ツルマルワンピース 9.8
トップオブザヘヴン 10.5
パールブロッサム 11.8
プリュム 13.7
ラパヌイ 15.6
パーティブロッサム 17.3
スノーレガーロ 17.6
ブロッケン 18.9
以下20倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
ケイト 83 82 74 79
マイユクール 81 73 79 81
セイラ 80 75 77 80
ツルマルワンピース 78 64 71 76
トップオブザヘヴン 80 76 72 80
プリュム 79 78 79 75


デイリー馬三郎

 本紙の見解

「取消明けの一戦になる◎マイユクールだが、今週の調教ではその影響を感じさせない俊敏な動きを披露した。牝馬同士なら一枚上の存在で力の違いを見せつける。休み明けでも好仕上がりの○パールブロッサム。前走が好内容で相手の筆頭に指名する。〈浜口〉」

◎ マイユクール
○ パールブロッサム
▲ トップオブザヘヴン
× ケイト
☆ スノーレガーロ
△ セイラ
△ ツルマルワンピース
△ プリュム




プリュムは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、〇(対抗) なし、▲(3番手) 2記者、×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) なし、△(6番手以下評価) 5記者。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

プリュム(3着)

 「前走は前へ行って気分よく走らせたのですが、最後は止まってしまった。今日は終いの脚に賭けましたが、馬ごみで追えませんでした。ただ、手応えもありましたし、収穫のあるレースだったと思います」(上村洋行騎手・ラジオNIKKEI)

 「前回は気分良く行って甘くなったので、前に馬を置く形で運びました。最後は窮屈になりましたが、何とか捌いて脚を使ってくれましたね。」(上村洋行騎手・競馬ブック)

 「前走が気分良く行かせて甘くなったので、きょうは前に馬を置いて運んだ。最後は追えずにもったいない競馬だったが、収穫はあった」(上村洋行騎手・デイリー馬三郎)

 「悔しいですし、もったいない競馬になってしまいました。申し訳ありません。スタートが良かったですし、リズムよく走らせたかったので逃げた馬が斜め前をしばらく走っていたのに気を使いました。直線もフラフラしていたため内に外にと切り返さないといけませんでした。また、横の馬たちも簡単に開けることはないですし、包まれてしまいました。ただ、あの形でも気持ちを切らさず最後まで頑張れたことは大きかったと思います。厩舎サイドは揉まれ弱いというイメージを強く持たれていましたが、以前外で運んだときのリズムがもうひとつだなと感じていたんです。それなので馬群の中で競馬を覚えさせることもしてみたいと思っていたので、今日のような競馬ができたことで幅も広がったと思います。勝った馬は抜けていましたが、スムーズならもう少し差はなかったと思います。力をつけていますし、今後が楽しみな馬です」(上村洋行騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「直線はちょっと勿体なかったかもしれませんが、勝ち馬は3馬身も抜けていましたからね。スムーズだったら差はもう少し詰まっていたかもしれませんが逆転までは厳しかったでしょう。悔しさはありますが、それより収穫の大きいレースだったと思っています。これまで揉まれ弱さが目立っていてなかなかこういう競馬ができませんでした。できるだけ被されない位置でレースをするという注文がついてしまっていましたが、馬群の中で運んで、最後まで頑張れるという走りができるようになったことは何より大きいことです。可能ならばこのまま次へという気持ちもありますが、レースによる心身のダメージ、特に精神面の変化は見ていかなければいけないでしょう。今後もこれまでと同様にレース後の状態をよく見たうえで判断していきます」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「テンから行きたがり、前に馬を置いて2列目のイン。距離損なく直線を迎えたが、前が壁でしばらく待たされ、できた進路も1頭分あるかどうかの狭いもの。こじ開けてよく伸びたが・・・。着差が着差だけに、スムーズなら2着はあったか。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

プリュム

 「久々でも力を見せてくれたし、行きっぷりが戻ってきた。限定戦なら楽しみ。」(羽月友彦調教師・デイリー馬三郎)

 「久々の前走でも力を見せてくれました。使った上積みは見込めるので、好レースを期待。」(羽月友彦調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 プリュムは1000万に昇格してから4着3着。ハンデ戦で51キロ52キロと軽ハンデが効いてのものですが、同じ牝馬には先着を許していません。今回は55キロと定量ですが牝馬限定戦。前走2着などの強い馬もいますが、当然主役と思っています。

 そして追い切りの動きが素晴らしい。最終追い切りもコース全体の3番時計ですし、絶好調です。また前走中京で見たときに、馬自体がもう完成型だと思いました。この充実している時に1000万クラスを突破したい。今回チャンスだと思っています。

 阪神ダート1400mは1度勝っている舞台ですし、成長した今なら、時計も当時よりも詰めてくれるでしょう。あとは枠ですね。また内枠が良いですね。

 1〜3着と予想します。

●口取りの権利は獲らずに当日現地応援いたします

 当日(4月7日)は、随分と早い段階からプリュムが阪神8R 天王寺特別、愛馬フロアクラフトが続く9Rの忘れな草賞に出走予定ということで休日を出していました。

 たまたまフロアクラフトは天候や騎手などを考慮し、同日の中山に鞍替えしましたが、替わりに予定になかった愛馬デスティニーシチーが阪神出走になりました。

 もちろん、プリュムだけでも現地応援に行くのですが、愛馬2騎の応援に阪神競馬場に行きます。


 いつもは口取りの権利を獲って行くのですが、今回は1人で行くことから、口取り参加のためにカメラを預けると撮影が出来ませんし(家族が一緒ならすぐに預けて口取りに走れるのですが)、雨予報で、先のデスティニーシチーの口取りが仮に実現するとずぶ濡れになりプリュムのレースまで持ちませんし、プリュムのレースもちょうど雨予報の時間帯ですので、今回はいずれも口取りは申し込みませんでした。電車で行くので雨で濡れるのも嫌ですし(傘が差せませんからねぇ)。

 勝てばウィナーズサークルを撮影できますし、馬券も儲かるし、プリュムはクラス再編で1000万クラスに降級できるようになるし、それで十分です。

 夜、写真多数付き現地観戦レポートをアップしようと思っていますが、天気が悪そうなので私の安物のカメラでは綺麗に写らない可能性が高く、期待しないでください(笑)。また、4Rもあるので、こちらが後手に回るかも知れません。いずれにしても休日である9日中にはアップする予定です。

これ以降は2013年4月9日に作成

●パドック

 当日は愛馬デスティニーシチーの出走する4Rから阪神入りしました。すでに天気は回復しており、プリュムの出走する8Rの頃は時々陽が差していました。とはいえ、朝までの激しい雨で馬場は重馬場でしたが。

 写真はいつものように撮影順です。前回中京でたくさん撮って来たところですし、いつもよりは少なめです。パドックに三浦皇成騎手が来なかったのは(1つ前のレースで騎乗していましたし)わかっていたこととはいえ、残念でした。是非とも撮りたかったのですが。



以前プリュムが1番人気(5着)だった時に勝ったラパヌイと再戦。結果ラパヌイは9着で完全に力では逆転しております。ホッ。



2番人気のケイト。結局勝つんですよね。さすがにこれも素晴らしい馬体です。



プリュムは前走マイナス2キロの馬体重444キロでした。もう少しふっくらとしていても良いとは思いますが、相変わらず素晴らしい馬体です。



これは私は初めて見ました。可愛い応援幕をありがとうございます。おとなしくて のりやすくて かわいくて はしる。その通りですね。可愛くて仕方がないですもんね。



気配も良く、正直勝てると思いました。



浅いブリンカーにするなどとおっしゃっていましたが、あまりよくわかりませんでした。



8Rの頃には時々陽が差していました。これなら口取りに申し込んでおけば良かったかと多少後悔しました(笑)。



とまーれーのあと。羽月友彦先生はいらっしゃいませんでした。あとでクラブ公式HPでわかったことですが、福島に臨場されていたということです。いつも遠くの方に自ら行かれますね。



1番人気マイユクールと酒井学騎手(3着)。



13番人気パーティブロッサムとミルコ・デムーロ騎手(11着)。



13番人気ガールズストーリーと藤岡佑介騎手(7着)。



12番人気ワイキキブリーズと川島信二騎手(5着)。



16番人気ピュアマリーンと佐久間寛志騎手(16着)。



14番人気シャイニイチカに騎乗するカッチーこと田中勝春騎手(11着)。最初、いつも見る顔だけどだれだったっけ?と思ってしまった。さすがに関西ではそんなに見ないですからねぇ。



プリュムはこの時点で4番人気(最終5番人気)。

●本馬場入場


三浦皇成騎手との写真を撮りたかったのですが、前のレースに騎乗していたためにパドックには来られませんでした。また、ダートは馬場の内側からの登場になるのでかなり遠く、私のカメラではこれで一杯です。ギリギリコーセーとわかるか・・・(苦)。



返し馬の雰囲気も抜群でより強く勝ちを意識しました。

●レース 


プリュムは抜群のスタートでした(画面の一番奥のピンクの帽子)。外枠ですから出負けすると外々を回らされますし、前には行きづらいしで、このスタートは言うことなしです。またも勝ったと思いましたね。



もう他馬よりも半馬身は前にいます。我が軍団はエスポワールシチーといいフロアクラフトといいスタートの上手い馬が多く、そういう馬はいい結果を残してくれますよねぇ。実況でも最初に名前が呼ばれました。
いつも思うのですが、プリュムは芝でも走れる馬ですよねえ。ただ、これだけダートで成績を残しているとなかなかダートはやめられないと思いますが。いずれの芝のレースも楽しみですね。



前に馬を置きたいプリュムは無理せずに他馬に先に行かせます。しかし、大外枠が災いして前に馬を置く理想の形にはなれません。だから大外枠は嫌なんですよねぇ。



4角でも手応え抜群で、この写真は直線の中程ですが、脚色も良く、まだ勝ったと思いました。



結局最後の最後で僅かに掴まり4着で入線。勝ち馬からはクビ、クビ、クビ差で時計にしてコンマ1秒差。4着でしたが負けた気がしません。



別アングルの写真。うーーーん、惜しい。枠の差だけですねぇ。しかし、斤量55キロでも十分にこのクラスでは力上位であることを証明しました。嬉しかったですね。



時計も55キロを背負って締まった馬場ながら1分23秒台で走破。十分力を見せてくれました。

●時計の評価

 今回のプリュムの走破時計は1分23秒8重馬場でした。阪神ダート1400mの1000万クラスの平均勝ちタイムは1分24秒0重馬場ですから十分勝ち負けできる内容と時計です。

 競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分24秒2、重不良馬場で1分23秒4でした。これと比較すると少し時計がかかっていますが、いずれにしてもクラス上位の能力であることは間違いありません。

 どんなメンバーが来ても、負担斤量が55キロになろうとも、確実に掲示板を確保してくれる本当に馬主孝行な馬です。

●レース後の騎手・調教師のコメント

プリュム(4着)

 「前でスムーズに流れに乗れたけど、坂あたりでちょっと反応が悪くなった。ただ、今日は外枠で、前半、脚を小出しに使った分の差があっただろうし、コースロスが響いた感じ。内枠ならもっとやれていたと思う。」(三浦皇成騎手・競馬ブック)

 「スムーズに前々で流れに乗れたけど、外枠で小出しに脚を使っていた分、最後の坂で手応えが怪しくなりました。内めの枠でスムーズなら。」(三浦皇成騎手・デイリー馬三郎)

 「大外枠からの競馬でしたが、スタート良くスッと前につけて、スムーズにレースはできました。直線の坂でちょっと甘くなってしまったので、内枠で前に壁を作って脚を溜められていたらまた違ったと思います。それでも押しきれたかと思ったのですが、今日は外枠の分の距離ロスもありましたし、残念な結果になってしまって申し訳ありませんでした。とても乗りやすかったですし、展開ひとつですぐに勝てると思います」(三浦皇成騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「枠が枠だったので難しいところはありましたし、決して悪い競馬ではないんですけどね。最後が甘くなってしまいましたが、流れや位置取り次第でもっと勝ち負けに近い競馬ができるでしょうし、チャンスはあるはずです。今日は福島競馬場に来ているのでまずは直接馬を確認してからですが、馬体に問題がなければ厩舎に置いて使っていきたいですね」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

プリュム(4着)

 「大外から無理なく好位へ。4角の手応えは勝ち馬よりいいくらい。その割に伸びは案外だったが、渋太く粘り込む。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 本賞金が220万円。特別出走手当が402000円ですから、計2602000円。1口で割りますと4500円程度になると思われます。1000万クラスに昇級してからは毎回4000円以上は稼いで来てくれて本当に有り難いですね。

●今後の展望

 残念ながら4着ということで次走への優先権(3着以内)は逃しましたが、次走は普通に考えると5月4日 京都12R 1000万下 ダート1400m 牝馬限定戦か、500万クラスを勝ち上がった福島のダート1700m戦が4月27日にハンデ戦がありますからその辺でしょう。

 いずれにしても人気の中心と思いますし、内枠ゲットなら激アツですね。是非とも上村洋行騎手で勝ちたいですね。その中山遠征していた上村洋行騎手も見事中山で1つ勝っておられて行った甲斐がありましたね。良かった。

●最後に

 プリュムは今まで1000万クラスに昇級してから4着3着と言っても負担斤量51キロと52キロのものでした。今回55キロでどこまでやれるのかという不安もありましたが、そんな不安を払拭する僅差の好走!!4着と言っても勝ち馬とはコンマ1秒差。全馬同斤量でのこの差ですから、完全にこのクラスでは力上位です。ハンデ戦での軽ハンデでの3、4着よりも価値は高いと思います。

 複勝馬券を持っていたことからも3着に残ってくれと思いましたが、1000万特別の4着も何も恥じることはありません。それどころか一度掲示板を外した以外は11度掲示板を確保してくれています。掲示板に載るということは、都度結構な賞金を獲得しているということで、プリュムの本賞金はこれで2917万円!!キャロットクラブの4歳牝馬の中では現在最高の獲得賞金です。次点はローズノーブルの2315万円。

 プリュムは募集総額が1400万円の馬ですから募集価格の倍以上をすでに稼いでいるということでそれだけでも十分ですね。まだ4歳。これからもまだまだ稼いでくれそうです。このまま夏のクラス再編で500万に落ちるのは賞金が安いですし勿体ない。なんとかあと1つ夏までに勝って、1000万クラスに降級したいですね。羽月友彦先生もそのお考えではないでしょうか。

 まだ休養明け2戦目です。あと2戦は夏までに走れるでしょう。相手に恵まれてでもなんでもいいので勝ちたいです。今回も大外枠でなければ勝っていたと思えるだけに残念です。


 しかし、次々と欲はでますが、何よりもまずは故障なく元気でいること。羽月友彦先生にはこれまで通り、しっかりと馬本位で調整していただきたいですね。なかなか大将のエスポワールシチー以外の活躍馬が出なかった我が軍団ですが、このプリュムの1000万クラスでの活躍は安価で2、3勝馬を目指す私としては申し分なく、クリンゲルベルガーに次ぐ大成功馬です。6歳春の引退期限まで無事で楽しませて欲しいですね。

 期待しているぞ。頑張れ、プリュム!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年3月28日立ち上げ 4月1日、3日、4日、5日、6日、9日加筆

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プリュムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年 3月16日 第11戦 矢作川特別 1000万下 中京ダ1400m (3着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年12月 9日 第10戦 大須特別 1000万下 中京ダ1400m (4着/5番人気)

2012年11月17日 第9戦 500万下 福島ダ1700m 牝馬限定戦 (1着/4番人気)

2012年10月27日 第8戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (4着/3番人気)

2012年10月14日 第7戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (9着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 9月15日 第6戦 500万下 阪神ダ1400m 牝馬限定戦 (5着1番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 5月19日 第5戦 3歳500万下 東京ダ1400m (2着/3番人気)

2012年 4月 1日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1400m (1着/3番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2011年12月11日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1400m (4着2番人気

2011年11月20日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着/4番人気)

2011年11月 5日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着2番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート