プリュム(ピューリティーの09) 第8戦


キャロ愛馬第15号はもしかすると超お得馬。

母ピューリティーは伊の1勝馬で不安要素が一杯だったが、初仔のピュアブリーゼはオークスで2着!!クラシック2着馬の下ということで期待は高まるばかり。

また、父ダイワメジャーも種牡馬として非常に素晴らしい結果を残している。姉は持ち込み馬で牝馬で1口60000円と高額だったが、本馬は牝馬で1口35000円と安価。

デビュー戦から芝で2、2、4着と超安定勢力で、前々走4戦目にダート変わりで快勝。芝でもダートでも走れることを確認。

そして、昇級初戦はレース前抜群の追い切りの動きで勝ち馬から僅かクビ差の2着。
そこから夏を成長を促す為の休養に充てて復帰するも5着9着と春の力もだせていない。

姉ピュアブリーゼもオークス2着後夏を休養に充てるも復帰後大敗続き。

母ピューリティの成長の限界なのか。それとも年を重ねるごとに難しさを出すのか。


次走は10月27日 京都6R 500万下 ダート1400m 牝馬限定戦か

10月28日 新潟3R 500万下 ダート1200m 牝馬限定戦に出走予定。

てっきり新潟かと思っていたが、

10月27日 京都6R 500万下 ダート1400m 牝馬限定戦にななんと浜中俊騎手で出走!!

4着/3番人気。

他馬を怖がるプリュムなので、ブリンカーの着用と、何が何でもハナを切るという鞍上・浜中俊騎手の好判断で素晴らしいレースぶりを披露。

これなら、いずれ順番が来るはず。

前走の大敗は心配だったが、今回で少しは安心。


レース回顧と時計の分析、レース後の浜中俊騎手と羽月友彦調教師のコメントを掲載。

(2012年11月7日完結)

2012年10月21日立ち上げ

●次走は中1週で京都か新潟を予定

 10月17日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告は次の通りです。

「先週の競馬は、馬体が増えていたことで最後の粘りを欠いたと思っていたのですが、ジョッキーは気持ちの問題が大きそうと言っていました。レース後馬体に異常はなく、疲れも見られません。中1週で使っていくつもりですが、このまま変わり身がないようでは仕方ないので、ブリンカーを着用することも検討していきます」(羽月師)27日の京都競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1400m)もしくは28日の新潟競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に出走を予定しています。

 ということで、前走後トレセンで調整されている我らが愛馬プリュムですが、次走は中1週で、

10月27日 京都6R 500万下 ダート1400m 牝馬限定戦
10月28日 新潟3R 500万下 ダート1200m 牝馬限定戦


に出走予定ということです。

 個人的には1200mの方が現状力が出せると思いますので、メンバーも軽くなりそうな新潟を推しますが、逆に頭数は揃うでしょうから、中1週の権利なしでは出走自体、厳しいかも知れません。ただ、安直に権利を逃したので放牧ということではないので嬉しいですね。

これ以降は2012年10月24日に作成

●追い切り情報(10月24日更新)

前走前 10月11日 栗東CW 良馬場 強めに追う

助手
6F 82.6
5F 66.0
4F 51.6
3F 39.5
1F 13.1[7]
インカンテーション(2歳未勝利)一杯の外を1.0秒追走4F併せ0.5秒遅れ



10月19日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.3
3F 44.3
2F 29.4
1F 14.6


10月24日 栗東CW 重馬場 追って一杯

羽月友彦調教師
6F 82.6
5F 66.6
4F 52.6
3F 40.2
1F 13.5[5]
シンシャ(2歳新馬)直線強めの内を0.2秒先行5F付アタマ遅れ
 10月19日、15−15で追い切られました。出走してからまだ5日ですから、前走同様、なかなかハードに攻められています。陣営の気合いも感じるんですけどねえ。

 10月24日、羽月友彦調教師自ら調教に跨がっていただきました。プリュムのことを気にしていただいているようで嬉しいですね。
 以下は本日(10月24日)更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「今朝はCWコースで併せて追い切りました。今朝の重い馬場で6ハロン82秒台、ラスト1ハロン13秒5ですから、かなりしっかりと動けていると言えます。調教では最後止めるようなところは見せていないので、ブリンカーは週末時計を出すときに着用して、効きすぎたり気にしすぎたりして逆効果にならないかだけチェックしておきました。特に問題はなさそうでしたので、ブリンカーに慣れて効果がなくならないよう、今朝は着けていません。力的には勝ち負けしておかしくないわけですし、なんとかいい競馬をしてもらいたいと思っています」(羽月師)27日の京都競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1400m)に浜中騎手で出走を予定しています。
 ということで、今回から着用するブリンカーについても効果が出るように慎重にしていただいているようですね。これは期待できますねぇ。ただ、重い馬場で時計を要するとはいえ、2歳新馬に遅れている辺りは評価できません。追い切り評価としてはイマイチですので、私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。
 しかし、鞍上が非常に乗れる騎手でかつプリュムをよく知る浜中俊騎手ということ、そしてプリンカーが効果を発揮すれば勝ち負けも夢ではないと思っています。期待はしています。

●気になる出馬想定表(10月27日 京都6R)

出馬想定表 10月27日 京都6R 500万下 ダート1400m 牝馬限定戦
 フルゲート16頭 想定数17頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アクロスザライト 松山弘平 10/14 500万 新潟ダ1200
アポロパレス 10/06 500万 京都ダ1200 10 10 12
アルティメイト 水口優也 10/14 500万 京都ダ1400 10 12 13
エーシングランダム M・デムーロ  5/06 500万 京都ダ1400 16
キセキノハナ 野元昭嘉 10/06 500万 京都ダ1200 13 11 14
ケープジャスミン 内田博幸  6/17 舞子5下 阪神芝1400 16 12 13
ダンツレアリティ 藤田伸二  9/23 500万 阪神ダ1800 11 15
デアリングプライド 岩田康誠 10/14 500万 京都ダ1400
ナムラドリーミー 福永祐一 10/06 500万 京都ダ1200 13
ヒノデポベーダ 酒井学 10/14 500万 京都ダ1400 13 11
ピューティバラード 和田竜二 10/06 500万 京都ダ1200 15 14 12 13 13 13
プリュム 浜中俊 10/14 500万 京都ダ1400 B−
マウントフジ 佐藤哲三 10/06 500万 京都ダ1200 16
メイショウレーザー 国分優作 10/08 500万 京都ダ1800
ユウキマリアッチ 幸英明 10/14 500万 京都ダ1400
ラブリーリタ  9/09 未勝利 阪神ダ1200 14 13 11 15
ワイキキブリーズ 10/14 500万 京都ダ1400

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在17頭出馬想定されています。内2頭は未勝利クラスの馬ですから、プリュムは出走可能だと思います。信頼できるクラブ公式HPでも「A」の出走可能になっていましたね。

それにしても、ここに来て浜中俊騎手確保とは嬉しいですね。落ち目になっているプリュムですから、鞍上の質も徐々に低下していきそうなものですが、リーディング争いをしている絶好調の浜中俊騎手ならかなり期待が持てますしワクワクしますね。

これ以降は2012年10月25日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 10月27日 京都6R 500万下 ダート1400m 牝馬限定戦 出走数16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アクロスザライト 松山弘平 10/14 500万 新潟ダ1200
アポロパレス 川田将雅 10/06 500万 京都ダ1200 10 10 12
エーシングランダム M・デムーロ  5/06 500万 京都ダ1400 16
キセキノハナ 野元昭嘉 10/06 500万 京都ダ1200 13 11 14
ケープジャスミン 内田博幸  6/17 舞子5下 阪神芝1400 16 12 13
ダンツレアリティ 藤田伸二  9/23 500万 阪神ダ1800 11 15
デアリングプライド 岩田康誠 10/14 500万 京都ダ1400
ナムラドリーミー 福永祐一 10/06 500万 京都ダ1200 13
ヒノデポベーダ 酒井学 10/14 500万 京都ダ1400 13 11
ピューティバラード 和田竜二 10/06 500万 京都ダ1200 15 14 12 13 13 13
プリュム 浜中俊 10/14 500万 京都ダ1400 B−
マウントフジ 佐藤哲三 10/06 500万 京都ダ1200 16
メイショウレーザー 国分優作 10/08 500万 京都ダ1800
ユウキマリアッチ 幸英明 10/14 500万 京都ダ1400
レッドマーリュリー 四位洋文 10/14 粟島5下 新潟芝2000 15 16
ワイキキブリーズ 横山典弘 10/14 500万 京都ダ1400

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

前走芝で大敗し初ダートのレッドマーキュリーが想定外から入って来たために、未勝利身分で前走4着のアルティメイトとラブリーリタが消えました。また想定外からニホンピロエリナが出馬投票しましたが、非当選除外になりました。

●京都ダート1400mコース解説

 スタート地点は向正面2コーナー奥のポケット。
 2コーナーの引込み線は芝コースになっており、ダート1200mから200m延長した部分はほとんどが芝になっている。外枠に行くほど芝を長く走ることになるが、単純に外枠が有利というわけでもない。ほぼフラットと見ていい。芝も走れる馬に限り有利と言える。
 3コーナーまでの直線の長さはダートコースとしては非常に長い。1200mに比べて馬群は縦長になりやすいが、先行争いが緩くなることはほとんどない。
 逃げ・先行馬が圧倒的に強いコースで、信頼できる軸馬は好位からレースを進められるタイプ。穴を狙う際にも、差し馬よりも人気薄の逃げ粘りを狙う方が効率が良い。
 また、産駒的にも大きな傾向が見られる。フォーティーナイナーやアフリート、ジェイドロバリー、エンドスウィープといった軽いダートを得意とするミスタープロスペクター系の種牡馬が圧倒的に強い。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント スタート、種牡馬
種牡馬ベスト フォーティーナイナー、フジキセキ、ジェイドロバリー
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、安藤勝己、岩田康誠、福永祐一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分26秒9 1分26秒0 1分25秒6 1分27秒1
2歳未勝利 1分26秒6 1分27秒1 1分26秒4 1分26秒4
2歳500万 1分25秒4 1分24秒5 1分25秒6
3歳新馬 1分27秒2 1分26秒4 1分25秒8 1分26秒2
3歳未勝利 1分26秒6 1分26秒1 1分25秒9 1分26秒1
3歳500万 1分25秒5 1分24秒3 1分24秒5 1分26秒0
古馬500万 1分25秒4 1分25秒1 1分24秒6 1分24秒7
古馬1000万 1分24秒6 1分24秒1 1分24秒1 1分24秒3
古馬1600万 1分24秒0 1分23秒4 1分22秒7 1分23秒8
古馬オープン 1分23秒9 1分23秒9 1分23秒5 1分24秒7

●騎手はプリュムを勝ち上げていただいた浜中俊騎手で期待大 ほっさん評価「B+」

 今回のプリュムの鞍上は3番人気だったプリュムを見事に勝ち上げてくださった現在全国騎手リーディングトップを走る若手の超有望株・浜中俊騎手です。

 浜中俊騎手と言えば次世代を担うニューリーダー的な存在であって、その手腕は素晴らしいものがあります。競馬場でも7、8番人気の人気薄が勝ったと思ったら、かなりの確率で浜中俊騎手だったりします(最近は皆に認知されていますので、人気薄にはなかなか騎乗がないですが・・・)。

 ほっさん愛馬との相性も抜群で、ズブいアルマニャックに3度騎乗していただきましたが、11番人気4着、7番人気5着、9番人気3着といずれも低評価を覆し掲示板を確保してくれています。

 プリュムもズブさを見せているので、追える浜中俊騎手の腕力でなんとか最後まで動かして欲しいと思います。前々走では5着でしたが、あの時は、プリュムがあそこまでズブいとは走って見るまでわからなかったでしょうから仕方がありません。今回はそういうことを理解した上での騎乗ですから、私は大きな期待をしています。それにしても羽月友彦先生はプリュムはいい騎手をつけてくださいます。それだけ先生としてもプリュムに期待をされているのでしょうね。

 浜中俊騎手は他の愛馬でもいい成績を残してくださっており、ステップシチーの躍進のきっかけとなる500万クラス勝利をもたらせていただいたのは浜中俊騎手であり、クレセントシチーも11番人気4着と浮上のきっかけを掴んでいただき、次走で勝ち上がることができました。

 このように我がほっさん愛馬との相性は最高と言ってもいい騎手ですし、いつも書いていますように敵に回すと人気薄でも勝ちあげてしまうので厄介な騎手です。

 現在は全国騎手リーディングでもトップと全国的にその活躍が知られるわけですが、私ほっさんはかなり昔から高い評価をしている騎手です。当然、乗って貰って嬉しいですし、相当な期待をしています。


 2012年10月25日現在、JRA通算407勝、GT1勝(2009年 菊花賞 スリーロールス)、重賞14勝。勝率9.4パーセント、連対率18.6パーセントとかなりの数字を残している。本年(2012年)は109勝、勝率15.0パーセント、連対率25.8パーセントと超一流の数字を残している。騎手の全国リーディング堂々の1位である。

 昨年(2011年)は、86勝(重賞5勝)。勝率11.0パーセント、連対率22.5パーセントと生涯成績を大きく上回っている。



 浜中 俊(はまなか すぐる)は1988年12月25日生まれの23歳、JRA(日本中央競馬会)の6年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持していたが、後に騎乗機会ゼロのまま障害免許は返上している。所属はデビュー以来、栗東の坂口正大厩舎だったが、2011年2月、坂口正大調教師の定年に伴う引退によって解散した為に3月1日付けでフリーとなった。

 JRAおよびマスコミ各社の表記ルールにより「浜中」となっているが、濱中俊が正しい戸籍上の氏名表記である。

 故郷である福岡・小倉で乗馬を始め、2004年4月に競馬学校へ入学。同期には藤岡康太、宮崎北斗、丸田恭介らがいる。2007年、騎手免許を取得。3月3日中京第4競走コレクトシチーで初騎乗(16頭立て10着)、同年4月7日福島第7競走トシツカサオーで初勝利を挙げる。デビュー年は20勝を挙げ、同期では藤岡康太の24勝に次ぐ成績を収める。

 2008年9月7日、小倉2歳ステークス GVをデグラーティアで優勝、中央競馬の重賞初制覇。この他中京や地元・小倉などの西日本のローカル開催を中心に騎乗し、前年度を大きく上回る73勝を挙げる。

 2009年2月28日、小倉第2競走ウォークラウンでJRA通算100勝達成(競馬学校23期生で1番早く100勝達成)。同年10月25日、菊花賞を8番人気のスリーロールスでハナ差優勝、中央競馬のGT競走初制覇。



 「印象的なのは、勝負機とみたら一気に決めにいく思い切りの良さと、激しく追ってくる姿。アクションが大きくても騎座が乱れることはなく、馬が疲れると少し体を起こし腰を使って押してくる。2011年に入って重賞を5勝。特にイタリアンレッドでの小倉記念勝ちは、4角から大外を動き、長く追ってレコード走に導くインパクト大の騎乗だった。2011年の59勝のうち18勝が単勝1000円以上になり、最高配当は9410円。単勝平均配当は1108円で、回収率は122パーセントと高率になっている。一方で、1番人気馬でも[24・9・8・18]の勝率.407、連対率.559と成績優秀だ。コース別では出身地の小倉で気合が入り、2011年の夏は川田将雅と開催リーディングを争った(1勝差で2位)。デビュー時から所属していた坂口正大厩舎は2011年2月に定年で解散。石坂正厩舎の主戦を勝ち取っていて、2011年に[11・11・3・27]の連対率.423と立派な成績を残している。他、宮本博、藤原英昭、佐々木晶三、西浦勝一、須貝尚介など多くの厩舎で連対率が良い。デビュー5年目で22歳。川田将雅と共に次代のジョッキー界を引っ張っていくことになるだろう。」(佐藤祐樹元公営騎手)
 ほっさん愛馬での成績 (8戦2勝)

 2008年 5月11日 ステップシチー  春日山特別 500万下  新潟芝2000m   1着/4番人気
 2010年 6月12日 ステップシチー  御陵S    1600万下 京都ダ1800m   15/13番人気
 2011年 4月 2日 アルマニャック  3歳未勝利         阪神ダ1800m    4着/11番人気
 2011年 4月17日 アルマニャック  3歳未勝利         阪神ダ1800m    5着/7番人気
 2011年 5月 7日 クレセントシチー 3歳未勝利         京都ダ1800m    4着/11番人気
 2011年 8月20日 アルマニャック  3歳未勝利         札幌ダ1700m    3着/9番人気
 2012年 4月 1日 プリュム      3歳未勝利         阪神ダ1200m    1着/3番人気
 2012年 9月15日 プリュム      500万下          阪神ダ1400m    5着1番人気
 


2011年 4月 2日 愛馬アルマニャックに跨る浜中俊騎手

これ以降は2012年10月26日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「デアリングプライドの前走は厳しい展開でも渋太く粘り、持ち時計も大幅に短縮。この顔ぶれなら押し切り可能。上積みが大きいナムラドリーミー、ブリンカーを着けるプリュム、1ハロン延長プラスのアクロスザライトも圏内。」


短評は「上位拮抗」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
プリュム △△
ユウキマリアッチ
エーシングランダム
レッドマーキュリー
アクロスザライト
ナムラドリーミー
キセキノハナ
マウントフジ △△ △△
ビューティバラード
アポロパレス
ワイキキブリーズ △△
デアリングプライド
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
デアリングプライド 2.9
ナムラドリーミー 5.2
プリュム 7.3
ユウキマリアッチ 8.7
レツドマーキュリー 13.4
アクロスザライト 13.4
マウントフジ 14.3
以下15倍以上省略



スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
プリュム 76 76 72 66
デアリングプライド 77 63 67 77
ナムラドリーミー 79 79 74 67
ユウキマリアッチ 81 68 72 71
レッドマーキュリー 74 72 74 63

デイリー馬三郎

本紙の見解

「久々をひと叩きした◎ナムラドリーミーが中心。馬体面の上積みは大きく、気性が成長した今なら7F戦でもためは利くはず。降級2戦目で勝機をつかむ。好調○デアリングプライドが相手筆頭だが、初ダートの▲レッドマーキュリーも要警戒。〈浜口〉」

◎ ナムラドリーミー
○ デアリングプライド
▲ レッドマーキュリー
× マウントフジ
☆ ワイキキブリーズ
△ プリュム

以下省略


プリュムは全13記者中 ◎(本命)印 1名、〇(対抗) 1名、▲(3番手) 1名、×(4番手評価) 2名、☆(5番手評価) 1名、△(6番手評価) 4名です。

大阪スポーツ

好配特捜班

前走のプリュムは抜群の手応えで回ってきて直線全く伸びなかった。レース後にすぐ息が入ったというから力を出し切っていないのは明らか。体が増えボリュームアップしているのはいい傾向で、ブリンカー装着が功を奏すれば。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

プリュム(9着)

 「被せられないように気をつけてレースをしましたが、3〜4角の反応が案外の分、そこでドッとこられて気持ちが萎えた感じがします。力はある馬ですが、今日は前向きさが足らなかったかも・・・。」(石橋脩騎手・競馬ブック)

 「前走を見ていると、最後に外から来られてフワフワしているような感じを受けたので、東京で乗せていただいた時のように前々でプレッシャーがかからないように進めました。勝負どころまではうまく進められたのですが、そこからの反応が東京の時よりも鈍く、その分早めに来られて最後は嫌気がさしてしまったようです。前向きにさえ走れれば結果はついてくると思うのですが…。申し訳ありません」(石橋脩騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「プラス体重は、しっかり調教を積みながら増えたものなので問題ないと思っていましたが、結果を見ると少し太かったのかもしれません。前走は休み明けという理由がありましたが、今回は言い訳できない状況でしたし、気持ちの面が影響したのかどうかなどしっかり敗因を探っていきたいと思います。今は500万下の番組は比較的出走しやすいので、馬体に問題なければこのまま使っていきたいと思います」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「12キロ増でもスッキリと見せていた。前で積極的なレースをしたが、4角を回ったところで早々に手応え劣勢。そのまま脱落してしまう。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

プリュム

 「他馬を気にして走るのをやめているので今回からブリンカーを着用。集中して走れば。」(羽月友彦調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 前々走が5着、前走が9着と過去にない大敗をしているプリュムですが、走破時計は悪くはありません。前走も1分25秒台では走っています。ただ、ズブさを見せていることは間違いないし、後ろから他馬に来られると怯んでしまうようでは直線伸びないのも当たり前です。しかも、それらはなかなか簡単に修正できるものではありません。

 追い切りの動きも相変わらずで2歳新馬に遅れをとっていますし、競馬ブックでも追い切り評価は”ズブさ見せ”と羽月友彦調教師が跨がった追い切りでも終いは納得できる伸びではありません。鞍上はプリュムの良いときも悪いときも知る浜中俊騎手で、彼の腕力は素晴らしくズブい馬でも強く追って伸ばせるので期待したいですが、前回の彼の騎乗では直線持たせ切れなかった。もちろん、その時は3か月の休養を経てプリュムがこんなにズブくなっているなどということはだれもわからなかったことだし、無理もなく、今回はそれを承知の上で騎乗してくださるわけですから、もっと前進はあって当然だと思います。

 それでもズブくなった馬を動かすことは容易ではありません。直線で頑張らない方が馬にとっては楽ですもん。

 また、今回は他馬を怖がることを防ぐためにブリンカーを着用。前走はさあこれからというところで他馬に後ろから来られて怯んで失速してしまった感じですし、そういう理由なら後ろを見えなくするための道具であるブリンカーは抜群と思います。しかも羽月友彦調教師は非常に丁寧にレースで効果がでるように付けたり外したりと調教でも工夫をしておられます。

 この効果が出れば、強いプリュムに戻るはず。

 様々な工夫や現在全国騎手リーディングトップの鞍上・浜中俊騎手の勢いや手腕にも期待は大きいですし、あっさり勝ってもなんの不思議もありません。

 ただ、1度外れた歯車を修正することは簡単ではないですし、ハルシュタットのように、更に悪くなっちゃう可能性も否めません。ですから、予想としては無責任ですが、走ってみないとわからないですね。

 もちろん勝って欲しいですが、何着でも次走に繋がる良いところが見られればと思います。

 今回は、私はてっきりプリュムはメンバーが軽くなり、かつもっと力を出せるであろう新潟のダート1200mに行くとばかり予想していましたから、27日は仕事の予定を外していませんでした。今更直前になって変更することはできませんから、口惜しいですが、事後携帯で確認することとなります。

 仕事中も気になりますねぇ。頑張れ、プリュム。私のいない間に勝ってくれても文句は言わないからね。

これ以降は2012年11月7日に作成

●パドック

 馬体重は前走プラス2キロの448キロと過去最高の馬体重ですが、ふっくらと見せていい感じと思いました。現状、このくらいが良いででしょう。

 煩さもやや治まり、踏み込みもしっかりとしていて私は良い状態だと感じました。

●レース 

 プリュムのスタートはイマイチですが、最内ということもあり、かなり押っつけて前を主張します。無理にでも好位を獲れるスピードは素晴らしいですね。正直、かなり押っつけましたので、また終いで脚が上がるのではないかと心配になります。

 そしてななんとハナへ。更に1馬身ほど後ろを引き離して逃げます。後ほどの浜中俊騎手のコメントで最初からそういう作戦だったということですが、いやはや、素晴らしいですね。さすがに全国騎手リーディングトップに君臨するジョッキー。確かに後ろから来る他馬を怖がるプリュムですので、少し引き離して逃げれば随分と臆病風もマシですもんね。

 そのまま最短距離を走り、4コーナーでは楽な手応えでしたので、このまま押し切れるかと思いましたが、垂れてはいないものの、突き放すこともなく、すぐ後ろに他馬が。ひやひやしながら観ていましたが、残り200mで勝ち馬に交わされ、2着はどうかと思っていたら、これもあっさりと交わされ、それでも映像では3着はなんとか確保したように見えました。当然複勝馬券を買っている私としては3着はホッとひと息というところですが、なんとなんとハナ差で4着><。カメラが左後ろからの撮影だったので、残ったように見えたんですね。JRA−HPより

●時計の評価

 今回のプリュムの走破時計1分24秒7良馬場は、京都ダート1400mの古馬500万下クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分25秒4良馬場ですから、なかなかの時計です。ただ、最近は1分24秒4良馬場程度の勝ち時計がほとんどですから、プリュムとしてももうひと頑張りしないと勝ち負けには絡めませんね。

 しかし、主場でこの走りですから、ローカルに行けばこのクラスでは主役だと思います。ましてや前に行ける抜群の先行力がありますし、ローカルでは直線も短くなりますから前が断トツ有利です。今回の走りで2勝目が見えてきた気がします。

●レース後の騎手・調教師のコメント

プリュム(4着)

 「好位からの競馬で結果が出ていませんでしたし、今日は1番枠でもあり、ハナへ行きました。交わされてからもバテてはいませんし、この馬なりに頑張ってくれています。この競馬がきっかけになってくれれば。」(浜中俊騎手・競馬ブック)

 「最近は番手からの競馬でもうひとつ良さが出ていなかったので、今日は内枠ということもあって多少無理をしてもハナに行こうと思っていました。行き脚がつくまでちょっとモタついたように、少しズブいところが出てきている感じはしますが、その分最後もしぶとく粘っています。外から来られてもパッタリ止めてませんし、ブリンカーもプラスにはなっている感じ。押して逃げる競馬をしたことが次につながればと思います」(浜中俊騎手・キャロットクラブ公式HP)。

 「先週の競馬は好位からレースを進めて最後もパタッとは止まっていませんでしたし、ブリンカーを着けたことはプラスになっていると思えるレースをしてくれました。ただ、追ってからの感じやスタート後の脚を見てもいくらかズブさは出てきているように思いますので、次は福島の1700m戦を使ってみようと考えています。小回りコースですし、距離延長にも対応できるのではないでしょうか。ジョッキーは大野騎手に依頼しています」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

プリュム(4着)

 「初ブリンカー。スタートは速くなかったが、押して押して二の脚でハナへ。道中の行きっぷりは良かった。ただ、前半3ハロンが34秒1。手応えを残して4角を回ったものの、ハイペースが祟ってひと押しが利かなかった。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 4着の本賞金が110万円。特別出走手当が371000円。合計1471000円。1口で割りますと2300円程度と思われます。4着というのは馬自身の本賞金にも加算されますし、1口配当も1月分の預託管理費よりも高いですから、嬉しいですね。

●今後の展望

 今回の1戦で、プリュムは少し引き離して逃げるくらいの方が他馬を怖がらずに楽に行けることがわかりました。これならローカルではもっと良績を上げることができるでしょうし、断然2勝目の期待は大きくなりましたね。

 ただ、次走は他陣営もプリュムが逃げることは承知の上ですから、今回ほど楽ではないかも知れません。それでもプリュムの能力は間違いないですし、大きな期待をしております。

●最後に

 プリュムは安価ながら期待が大きな馬でしたので、前走の9着には落胆し、心配になりましたが、そこは全国リーディングトップに君臨する絶好調の浜中俊騎手が上手く解決法を見つけてくださり、少し前進したと思います。

 また、陣営の素早いブリンカーという判断と、羽月友彦調教師がブリンカーの効果を残すためにつけたり外したりとこまめに気配りをしていただいたこと、そして自らが追い切りに跨がってくださったりと本当に丁寧に気をかけていただいていることが十分に伝わって来ました。

 これだけやってくださって結果が出ないのであれば、満足です。しかし、さすがに力のあるプリュムもそれに応えていい走りを見せてくれました。

 今回は前半に脚を使いすぎて(3F34.1秒は確かに速すぎ・・・汗)終いが甘くなりましたが、それでもあれだけの上がりで上がれるわけですから、ローカルですともう勝ち負けでしょうね。

 次走はそのローカル(福島)ということですから、あっさり勝っても不思議ではないと思います。優先権があり(この優先権確保ということが何よりも嬉しいですね)調整も楽ですし、これは次走は激アツですね。

 とにかく、来夏のクラス再編までにあと1勝して、最悪でも500万に降級と降級の恩恵を受けたいですね。次走で決めてくれればいうことなしですが。


 さあ、次走は特に期待しているぞ、頑張れプリュム!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年10月21日立ち上げ 24日、25日、26日、11月7日加筆

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プリュムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

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