特別 1000万下 ダート1200m 混合 定量に出走!!

鞍上はもはやプリュムの主戦・小崎綾也騎手。

フルゲート16頭のところに特別登録数は37頭。水曜日の出馬想定の時点では28頭。結局16頭で確定。

中1週での連続の福島遠征で疲労が心配されたが、3日の追い切りの動きは昨年4月のニューポリトラックでの自己ベストを0秒8更新する素晴らしい動きで状態は良さそう。

元々中京では1000万特別で3着4着だった実績のあるコース。今回も牡馬相手だが勝ち負けを期待したい。

6着/10番人気。

抜群のスタートで、いつものような終いの脚を繰り出せれば勝てると思ったが、前に行った分終いが甘くなり決め手の差で6着。しかし、最後までしっかりと走れているし、今回は牡馬との定量戦。勝ち馬からも0秒6差でこれが牝馬限定戦やハンデ戦なら更に上位が望めるだろう。

今回も16頭立ての6着。やはり1000万クラスなら力上位であることを見せつけた。

引退期限の来年3月までにあと1勝と欲の出る素晴らしい走りだった。


レース回顧と時計の分析、レース後の小崎綾也騎手と羽月友彦調教師のコメントを掲載。

(2014年12月8日完結)
2014年11月25日立ち上げ

●前走優勝後、特に疲れた様子もないということで続戦予定。次走は12月7日 中京12R 鳴海特別を主戦の小崎綾也騎手で予定

 前々走は私が新馬戦後から訴え続けてきた短距離戦に出走。すると最後までしっかりと走りきり勝ち馬からコンマ1秒差の2着!!しかも脚色は勝ち馬よりも優勢でした。続く前走は相性の良い福島開催としてはプリュムの引退期限までに最終週となることから中1週での福島遠征という強行軍。しかし、ダイワメジャー産駒が大暴れしている福島ダート1150mで牡馬との一般戦ながら強い競馬で優勝!!3勝目挙げてくれました。

 前走後、短い間隔で遠征しましたし、疲労が心配でしたが、特に疲労が見られない(羽月友彦調教師)ということで続戦します。クラブ公式HPによりますと、12月7日 中京12R 鳴海特別 1000万下 ダート1200m 混合 定量 を小崎綾也騎手で予定ということです。

 特別戦ですし、減量の恩恵はありませんが、やはり小崎綾也くんが巧く乗ってくれているので、GT開催日でも彼に騎乗依頼すべきですね。しかし、相手は揃いそうですが・・・汗。


 福島ほどではないにしても、中京も1000万クラスで3着4着と上位だった好相性の地。勢いそのままに上位に食い込んで欲しいですね。連勝だったら言うことないですよね。

これ以降は2014年12月2日に作成

●気になる特別登録表(12月7日 中京12R 鳴海特別)

特別登録表 12月7日 中京12R 鳴海特別 1000万下 ダート1200m 混合 定量

第1回登録完了馬 全37頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
イキ 蛯名正義 57.0
ウィットウォーター 54.0
エンプレスペスカ 54.0
カクシアジ 酒井学 54.0
カシノインカローズ 酒井学 55.0
キクノラフィカ 岩田康誠 57.0
キングソング 秋山真一郎 57.0
キーパップ 55.0
サンセルマン 57.0
サンマディゾン 54.0
ジャマイカジョー 酒井学 57.0
ジョージジョージ 57.0
スターマイン 北村宏司 57.0
タガノナパヴァレー 57.0
デリケートアーチ 55.0
ドリームカイザー 56.0
ノボピュアリティ 55.0
ハニードント 54.0
ヒラボクダッシュ 57.0
ビーナストリック 55.0
フランキンセンス 57.0
プリサイスエース 56.0
プリュム 小崎綾也 55.0
ボンジュールノゾミ 田辺裕信 55.0
ボーンレジェンド ビューイック 54.0
マウンテンファスト 57.0
マジッククレスト 55.0
メイショウゲンブ 57.0
メイショウユメコゼ 武豊 55.0
ヤマニンメンヒル 57.0
リアリーサムシング 57.0
リアルモード 長岡禎仁 56.0
ルミナスウイング ムーア 57.0
レゼトワール 松山弘平 55.0
レッツサッチャー 54.0
レッドファルクス 56.0
ローレルボルケーノ 57.0

フルゲート16頭のところに特別登録数は37頭もいます。プリュムは出走できるんでしょうかねぇ。

これ以降は2014年12月4日に作成

●追い切り情報(12月4日更新)

前走前 11月12日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯に追う

助手
6F 80.9
5F 64.8
4F 50.0
3F 36.7
1F 12.1



11月19日 栗東プール

11月20日 栗東プール


11月27日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
6F 83.6
5F 67.6
4F 53.6
3F 39.9
1F 12.6[9]


12月3日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
6F 77.7
5F 62.6
4F 49.4
3F 37.1
1F 12.5[7]


12月6日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
4F 54.5
3F 39.8
1F 13.0[7]
 11月27日、まだレースから11日くらいですが、長めをしっかりと追い切られました。プリュムってこんなに追い切っても大丈夫な馬でしたっけ?それだけ状態が良いのでしょうね。引退期限間近になってコンスタントに走れる馬になってきましたね。これは次走も期待出来そうですよ。
 競馬ブックでは”活気十分”、デイリー馬三郎では”好調子B”といずれも高い評価をいただいております。
 以下は本日更新されたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「今朝はポリトラックコースで軽めのところを乗りました。そんなに速い時計は出していませんが、柔らかい感じでリラックスして走れていましたし、特に疲れもなく元気いっぱいですよ。状態に関しては前回よりも更に良くなっている気がしますね。とはいえ、その前回が強行軍の中でしたし、引き続き状態のチェックはしっかりと行っています。元々はこのクラスで走っていましたし、好レースを期待していますよ」(羽月師)12月7日の中京競馬(鳴海特別・ダ1200m)に小崎騎手で出走を予定しています。
 ということで、羽月友彦先生も前回よりも更に良くなっているとの手応え。以前のように1000万クラスでも上位に来てくれると嬉しいですね。

 12月3日、昨年4月に出したニューポリトラックでの自己ベストを0秒8も更新し、自己ベストを出しました。しかも馬なりですし、本当に調子はすこぶる良さそうですね。常識的には福島への中1週の遠征でしかも2着1着としっかりと走りましたから疲労があり調子が落ちそうですが、この追い切りを見ていると疲労への心配は必要無さそうです。
 競馬ブックでは”好調持続”、デイリー馬三郎では”好調持続B”とコラコラ、全く同じ短評です。
 以下は本日更新されたクラブ公式HPプリュムの近況報告です。
「今朝は先週に引き続きポリトラックでサッと馬なり程度の追い切りを行っています。使ってきているので速い時計は必要なかったのですが、まったく楽な手応えのまま77秒台、ラストも12秒5と思った以上にタイムが出ていました。行きたがっているわけでもないので、それだけ状態がいいということでしょう。今回は昇級戦ですが、元々このクラスでも上位に来ていた馬ですし、今の状態の良さなら十分通用すると思っています」(羽月師)7日の中京競馬(鳴海特別・ダ1200m)に小崎騎手で出走を予定しています。
 ということで、羽月友彦先生的にも予想以上のデキだと言うことです。今回は昇級戦ですが、これは期待出来そうですね。それにしてもあれだけ不調に陥っていたプリュムがこんなに間隔を詰めて走れて、かつ良い動きをしてくれるなんて夢のようです。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。これでいて先週なり今週なり目一杯に追えていたら最高の「A+」評価なのですが、そこまでとは思いません。それでも相当良い状態と思いますし、1000万クラスでも勝ち負けに絡めると思います。

●気になる出馬想定表(12月7日 中京12R 鳴海特別 1000万下)

出馬想定表 12月7日 中京12R 鳴海特別 1000万下 ダート1200m 混合 定量
フルゲート 16頭  想定数28頭
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
イキ 蛯名正義 57.0 11/08 小野5下 福島ダ1150
ウィットウォーター 54.0 11/02 500万 福島ダ1150 12 14 13 18
エンプレスペスカ 54.0 11/05 交流 名古ダ1400
キクノラフィカ 岩田康誠 57.0  9/14 夙川10下 阪神ダ1200
キングソング 秋山真一郎 57.0 10/05 1000万 新潟ダ1200 13 12
サンセルマン 57.0 11/02 河北10下 福島芝1200 14 14 10 16
ジャマイカジョー 酒井学 57.0 11/01 1000万 京都ダ1200 12 15 11 11
ジョージジョージ 57.0 11/01 河口10下 東京ダ1400 14 13
スターマイン 北村宏司 57.0  7/06 さく10下 福島芝1200 10
ドリームカイザー 56.0 11/16 ドン10下 京都ダ1200 14 15
ハニードント 54.0 11/01 1000万 京都ダ1200 13 15 16
ヒラボクダッシュ 戸崎圭太 57.0  8/17 白鳥10下 札幌ダ1000
ビーナストリック 55.0 10/25 フル10下 福島ダ1150 14 13 12 13 12
フランキンセンス 西田雄一郎 57.0  6/01 富嶽10下 東京ダ1400 14 16 13 10 12
プリュム 小崎綾也 55.0 11/16 500万 福島ダ1150
ボンジュールノゾミ 田辺裕信 55.0 11/16 1000万 東京ダ1300 10 11
ボーンレジェンド ビューイック 54.0 11/01 500万 福島ダ1150
マウンテンファスト 57.0 11/01 1000万 京都ダ1200 12 10
マジッククレスト 酒井学 55.0 10/05 1000万 新潟ダ1200 10 12 10
メイショウゲンブ 57.0 10/19 1000万 東京ダ1300 10 11
メイショウユメコゼ 武豊 55.0 11/01 1000万 京都ダ1200
ヤマニンメンヒル 57.0 11/01 1000万 京都ダ1200 10 16 13 10 14
リアリーサムシング 57.0 11/15 障害OP 福島芝2800 11 13
リアルモード 長岡禎仁 56.0 11/01 河口10下 東京ダ1400 13 11
ルミナスウイング ムーア 57.0 10/05 1000万 新潟ダ1200 14
レゼトワール 松山弘平 55.0  9/06 500万 小倉ダ1000
レッドファルクス 56.0 11/24 西湖10下 東京ダ1400 10
ローレルボルケーノ 57.0 11/30 1000万 京都ダ1200 12 14

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在28頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”のジャッジで出走は確実のようです。

●出馬確定表

出馬確定表 12月7日 中京12R 鳴海特別 1000万下 ダート1200m 混合 定量 全16頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
イキ 蛯名正義 57.0 11/08 小野5下 福島ダ1150
キクノラフィカ 岩田康誠 57.0  9/14 夙川10下 阪神ダ1200
キングソング 秋山真一郎 57.0 10/05 1000万 新潟ダ1200 13 12
サンセルマン 古川吉洋 57.0 11/02 河北10下 福島芝1200 14 14 10 16
スターマイン 北村宏司 57.0  7/06 さく10下 福島芝1200 10
ハニードント 幸英明 54.0 11/01 1000万 京都ダ1200 13 15 16
ヒラボクダッシュ 戸崎圭太 57.0  8/17 白鳥10下 札幌ダ1000
フランキンセンス 西田雄一郎 57.0  6/01 富嶽10下 東京ダ1400 14 16 13 10 12
プリュム 小崎綾也 55.0 11/16 500万 福島ダ1150
マウンテンファスト 松田大作 57.0 11/01 1000万 京都ダ1200 12 10
マジッククレスト 酒井学 55.0 10/05 1000万 新潟ダ1200 10 12 10
メイショウゲンブ 大野拓弥 57.0 10/19 1000万 東京ダ1300 10 11
メイショウユメコゼ 武豊 55.0 11/01 1000万 京都ダ1200
ルミナスウイング ムーア 57.0 10/05 1000万 新潟ダ1200 14
レゼトワール 松山弘平 55.0  9/17 交流 大井ダ1200
レッドファルクス 田辺裕信 56.0 11/24 西湖10下 東京ダ1400 10

●中京ダート1200mコース解説

 新装コースにより、情報量が少ないので割愛します。

●騎手は小崎綾也騎手 ほっさん評価「E」

 今回もプリュムの鞍上は前走に引き続き小崎綾也騎手です。これで4戦連続プリュムに騎乗していただいていることになります。コンビ初戦は8番人気ながら3キロ減量の負担斤量を生かし5着と掲示板まで持って来てくれました。前々走は4番人気のプリュムを2着、そしてプリュムの引退期限までには最後の福島開催となる前走はラストチャンスをものにしてくれて優勝!!プリュムに3勝目をプレゼントしてくれました。乗り難しいプリュムですが、馬の能力を引き出す素晴らしい騎乗でした。いつも技術があり期待出来る新人だと書いていますが、いやはや、将来が楽しみな騎乗っぷりですね。これからも我が愛馬にたくさん騎乗して欲しいですね。


 小崎憲調教師のご子息である小崎綾也騎手は乗り方が上手く、ついに30勝を超え、減量は3キロから2キロになりました。それでも美味しい騎手であることに違いはありません。同期の松若風馬騎手と並び、将来の期待が大きい騎手で、この世代は本当に楽しみですね。


 2014年12月4日現在、JRA通算36勝、勝率8.3パーセント、連対率15.6パーセントとなかなかのもの。重賞未勝利。


 小崎 綾也(こざき りょうや)は1995年5月13日生まれの19歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター村山明厩舎に所属する1年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。村山明厩舎所属。父はJRAの小崎憲調教師。

 2014年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得。3月にデビューする予定だったが、免許交付を間近に控えた2月19日、調教中に馬が暴れて頭部が顔面を直撃、眼底骨折の診断で入院しデビューが遅れた。4月19日に村山明厩舎所属騎手としてデビューした。同期には松若風馬、義英真、石川裕紀人、木幡初也、井上敏樹ら新人5人と2度目の騎手免許交付となった柴田未崎がいる。同日、父の管理するケルンフォーティー(11番人気)でJRA初勝利を挙げた。


 2014年デビューの新人騎手6人の2014年12月4日終了時点での騎乗成績は以下のとおりです。

松若風馬  40勝
小崎綾也  36勝
義英真   16勝
木幡初也  10勝
石川裕紀人 10勝
井上敏樹  7勝

 ということで、同期の中ではデビュー前から最も評判の高かった松若風馬騎手には勝ち星で及ばないものの、順調に勝ち星を挙げています。また、本年2月の調教中の怪我(眼底骨折)でデビューが1か月以上も遅れた分もあります。

 ほっさん愛馬での成績 (3戦1勝)

 2014年10月12日 プリュム 500万下         京都ダ1400m 5着/8番人気
 2014年11月 2日 プリュム 500万下         福島ダ1150m 2着/4番人気
 2014年11月16日 プリュム 500万下         福島ダ1150m 1着2番人気

これ以降は2014年12月6日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ここ2走は崩れたルミナスウイングだが、このメンバーなら実績は一枚も二枚も上。立て直して気配の良さが目についており、今回はアッサリ決める。レッドファルクスは昇級戦で格好をつけた。キャリア7戦でまだ底を見せていない魅力あり。久々でもキッチリと仕上がったヒラボクダッシュ、ひと叩きして上昇を示すメイショウユメゴゼも上位争いに加わる。」


短評は「波乱含み」



予想家の印
馬名 井上政 西村敬 橋本篤 CPU
サンセルマン
キングソング
ハニードント
ヒラボクダッシュ
プリュム
メイショウユメゴゼ △△
ルミナスウイング
キクノラフィカ
イキ △△ △△
レッドファルクス △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ルミナスウイング 3.2
レッドファルクス 5.2
キクノラフィカ 5.5
メイショウユメコゼ 6.1
ヒラボクダッシュ 8.6
イキ 13.3
キングソング 15.6
レゼトワール 20.5
ハニードント 20.5
スターマイン 22.7
メイショウゲンブ 30.5
マウンテンファスト 35.7
サンセルマン 41.7
プリュム 43.1
マジッククレスト 50倍以上
フランキンセンス 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
プリュム 79 70 75 75
マジッククレスト 78 68 71 76
ルミナスウイング 91 83 81 77
レッドファルクス 81 63 81 80
キクノラフィカ 80 78 79 74
メイショウユメゴゼ 80 80 80 80


デイリー馬三郎

本紙の見解

「夙川特別でF着に敗れた◎キクノラフィカだが、勝ち馬とは0秒2差で着順以上に惜しい内容だった。前めで立ち回れる有利さを武器に上位争いだ。地力は最上位の○ルミナスウイング、砂では底が割れていない▲も魅力は十分。〈城谷〉」

◎ キクノラフィカ
○ ルミナスウイング
▲ レッドファルクス
× イキ
☆ メイショウユメゴゼ

以下省略

プリュムは本紙無印(>_<)。


プリュムは全13記者中 ☆(5番手評価) 1記者、無印 12記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

プリュム(1着)

 「少し出てから狭くなり、ポジションが後ろになりましたが、ペースが速かったので無理をしなかったのが良かったみたいですね。その後は流れに乗れたし、思っていた通りの脚でした。」(小崎綾也騎手・競馬ブック)

「スタートして狭くなって、ポジションが後ろになってしまいましたが、ペースが速かったので無理をせずに走らせました。それがいい方に働きました」(小崎綾也騎手・デイリー馬三郎)

 「ゲートを出てから少し狭くなってしまい、思っていたよりも位置取りが後ろになってしまいましたが、前も流れていましたし、そのおかげで無理に手綱を抑えることもなく、引っ張ったままで追走することができました。それがこの馬にとっては大きかったですね。終始スムーズに進めることができましたし、最後までしっかりと走ってくれました。中1週でも疲れは見られませんでしたよ。今日はありがとうございました」(小崎綾也騎手・キャロットクラブ公式HP)
 「好気配保つ。スタートは良かったが、先行争いを避けるように控えて中団で脚を温存。勝負どころからディアゴッホをマークするようにポジションを上げて、4角で大外へ。直線は一完歩毎に差を詰め、ゴール寸前でキッチリ捉えた。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

プリュム

 「2度目の距離で、きっちりと結果を出した。昇級戦でどれだけやれるのか楽しみ。」(羽月友彦調教師・デイリー馬三郎)

 「距離を短くしたことで決め手を発揮できるようになりました。あの内容なら直線の長い中京はいい方に出そうです。昇級戦だけに、まずはメドを立てられれば。」(羽月友彦調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 プリュムは引退期限が間近に迫っている今頃になって充実一途。追い切りでは自己ベストを更新するし、間隔を詰めて使えるしで、これがもっと早ければ・・・と言いたいところですが、引退期限までに復活が間に合ってくれて嬉しいですね。

 今回は昇級戦になりますが、元々中京の1000万特別で3着4着と安定して上位だった馬。今回の充実度を考えれば、ここは勝ち負け確実でしょう。大いに期待しております。

 せっかくの中京での出走なのですが、当日は仕事で応援に行くことができません。先週の日曜日だったら行けたのですが、中京開催がそもそもありませんでしたからねぇ。上手く行かないものです。

これ以降は2014年12月8日に作成

●パドック

 プリュムの馬体重は前走マイナス4キロの450キロ。しかし、細くは見えなかったですね。事前の追い切りの動きが良かったように馬体は仕上がっており、踏み込みも良く気合いも乗っており、素晴らしい状態でした。

●レース 

 私は当日は仕事でしたので、ラジオ中継で聴いていたのですが、スタートしてまず最初に名前が呼ばれたのがプリュムで、素晴らしいスタートを決めてくれたのがわかりました。短距離戦ですし、スタートの善し悪しは大きなアドバンテージとなりますからね。確かに後ほど映像で見てもどの馬よりも素晴らしいスタートでした。これでいつものように終いで脚を伸ばせれば、これは勝ったなと思いました。

 ハニードントが無理矢理押っつけてハナを主張しプリュムは2番手追走となります。同じような位置取りでもプリュムはほとんど脚を使わずに2番手ですから、最後に前を交わしてあとは後続を突き放すだけと思われました。

 プリュムは道中もしっかりと折り合い、4コーナーで前のハニードントを交わして先頭に立ちます。まだまだ脚は残っているでしょうから、ここから突き放すかと思いましたが、さすがにここは1000万特別。結局直後にいた勝ち馬レッドファルクスに交わされ勝ちはなくなります。その後も後ろから決め手のある馬に徐々に交わされ最後まで脚が上がっているわけではないのですが6着で入線。前につけると後ろにいたときほどの切れ脚は出せませんね。

 ただあのスタートから後ろへ下げるのは愚策ですし、牡馬との定量戦で勝ち馬から0秒6差の6着は久々の1000万クラスということを考えても十分でしょう。

●時計の評価

 今回のプリュムの走破時計は1分12秒5良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分11秒0、勝ち馬の走破時計は1分11秒9でした。

 全体的にこのクラスとしては珍しくスローのヨーイドンの競馬となりました。前を行った馬が人気薄のどちらかと言えば能力に疑問のつく馬で、有力馬が後ろからというタイプばかりだったと言うことでしょう。だとすると楽に2番手につけたプリュムとしてはもっと粘って欲しかったですが、さすがに1000万クラスですからねぇ。募集価格から言っても、頑張ってくれていると思います。

●レース後の騎手・調教師のコメント

プリュム(6着)

 「無理することなく思惑通りのポジションを取ることができましたし、道中もとてもスムーズに運ぶことができました。そのぶんいい手応えで直線に向くことができたのですが、踏ん張りきれませんでした。馬は頑張っていますが、昇級初戦で直線が長く、坂もある中京はちょっとタフでしたね。それでも崩れてはいませんし、ここまでやれたことは収穫だったと思います」(小崎綾也騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「福島で勝った時と比べてクラスが上がっているぶん、相手関係は大幅に強化されましたが、そんな厳しい条件の中にあってもまずまずの競馬はできたのではないかと思います。最良の結果ではないので手放しに喜ぶことはできませんが、このクラスにある程度のメドが立ったことは収穫でした。年齢を考えてもこれからは一戦一戦が勝負。一戦も無駄にはできませんから、大事にしていきたいですね。優先権が獲れなかった状況でだらだら調整していくのはそういった意味でも得策ではないですし、節を稼ぐ意味でもフレッシュな状態で次走に向かうためにもいったん放牧に出させていただこうと考えています」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 出走奨励金が1着賞金1290万円の7パーセントですので、90万円。特別出走手当が39.6万円。合計129.6万円。1口で割りますと2200円程度になると思われます。

●今後の展望

 約2年前に中京でこのクラスで3着4着だったプリュムですが、その時はハンデ戦で51キロ、52キロでした。今回55キロの定量戦で6着とはいえ勝ち馬から0秒6差ですから、実に力をつけています。その2年前に3、4着だったときも勝ち馬からは0秒7、0秒5と離されています。今回、よく頑張ったと褒めてあげたいですね。

●最後に

 短距離になってからは素晴らしい走りの連続でしたから、私は今回も勝てると思っていましたし、単複も厚めに買っていました。結果的には上位馬の決め脚に屈した格好となりましたが、1000万クラスの6着は私から言うと何も悪い事はありません。後ろはすぐそこまで近づいてきていましたし、よく6着に踏みとどまってくれたと思います。

 4戦使い詰めでしたし、ここで放牧に出すようですが、引退期限の来年3月まであと4か月。あと3戦程度になると思われますが、是非とも競馬場に応援に行きたいですね。未勝利戦で口取りに参加させていただいたプリュム。そこから勝ち鞍は福島の2回で立ち会えていませんが、牝馬限定戦やハンデ戦ならもっと上位に来れそうですしここまで来たら贅沢にあと1勝を夢見て応援していきたいと思います。

 もうすぐ引退期限というのは寂しいですね。まだまだ少なくとも1年以上はやれそうです。頑張れプリュム!!引退まで無事走りきってくれ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年11月25日立ち上げ 28日、12月1日、2日、4日、6日、8日加筆

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プリュムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年11月16日 第20戦 500万下 福島ダ1150m (1着2番人気

2014年11月 2日 第19戦 500万下 福島ダ1150m 牝馬限定戦 (2着/4番人気)

2014年10月12日 第18戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (5着/8番人気)

2014年 8月17日 第17戦 500万下 札幌ダ1700m 牝馬限定戦 (6着/2番人気

2014年 8月 2日 第16戦 500万下 札幌ダ1700m 牝馬限定戦 (4着/3番人気)

2014年 1月25日 第15戦 500万下 中京ダ1400m (8着/2番人気

2013年 7月28日 第14戦 500万下 小倉ダ1700m (11着/1番人気

2013年 5月 4日 第13戦 1000万下 京都ダ1400m (9着/2番人気

2013年 4月 7日 第12戦 天王寺特別 1000万下 阪神ダ1400m (4着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2013年 3月16日 第11戦 矢作川特別 1000万下 中京ダ1400m (3着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年12月 9日 第10戦 大須特別 1000万下 中京ダ1400m (4着/5番人気)

2012年11月17日 第9戦 500万下 福島ダ1700m 牝馬限定戦 (1着/4番人気)

2012年10月27日 第8戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (4着/3番人気)

2012年10月14日 第7戦 500万下 京都ダ1400m 牝馬限定戦 (9着/5番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 9月15日 第6戦 500万下 阪神ダ1400m 牝馬限定戦 (5着1番人気) 写真多数付 現地観戦レポート

2012年 5月19日 第5戦 3歳500万下 東京ダ1400m (2着/3番人気)

2012年 4月 1日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1400m (1着/3番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート

2011年12月11日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1400m (4着2番人気

2011年11月20日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着/4番人気)

2011年11月 5日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着2番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート