プリュム(ピューリティーの09) 第2戦


キャロ愛馬第15号はもしかすると超お得馬。


母ピューリティーは伊の1勝馬で不安要素が一杯だったが、初仔のピュアブリーゼはオークスで2着!!

クラシック2着馬の下ということで期待は高まるばかり。

また、父ダイワメジャーも2歳戦ですでに重賞にオープン特別勝ちと大爆発し2歳の種牡馬リーディングのトップに君臨。


姉は持ち込み馬で牝馬で1口60000円と高額だったが、本馬は牝馬で1口35000円と安価。

金額は安いが私はかなり期待をしている。


前走のデビュー戦はフルゲート18頭もの中、人気を背負っての王道の競馬で2着と立派。

抜群の先行力にレースセンスと将来楽しめそう。

しかし、姉のピュアブリーゼと同じく切れる脚はない。


当サイトの予言通り、

11月20日 京都1R 2歳未勝利 芝1600m 牝馬限定戦に出走!!

2着/4番人気。

道中先頭から抜け出しにかかるがまた1頭に交わされる。

しかし、1番人気馬の追撃は最後まで凌ぎ切り2着を確保。これは本当に立派。

これで新馬戦に引き続き連続2着。すでに獲得賞金も未勝利勝ちに匹敵する金額。

安価で良い馬を手に入れられたものだ。


レース回顧と時計の分析、レース後の和田竜二騎手と羽月友彦調教師のコメントを掲載。

(2011年11月29日完結)

2011年11月11日立ち上げ

●次走は11月20日 京都1R 2歳未勝利 芝1600m 牝馬限定戦が濃厚

 前走のデビュー戦を2番人気2着と素晴らしい走りを見せた我らが愛馬プリュムですが、やはり結果を残したコースで走る方が次も可能性があると考えますし、そうなると次走は11月20日 京都1R 2歳未勝利 芝1600m 牝馬限定戦しかありません。

 プリュムは前走2着で次走への優先出走権がありますから、望めば希望のレースに出走できるでしょう。中1週というローテが厳しくないかがポイントですが、11月10日に更新されましたクラブ公式HPプリュムの近況報告によりますと、

「先週の競馬は、いつ前を捕まえるかという感じで見ていたのですが、相手も楽をしていた分追いつけませんでした。期待していただけに残念ですが、それでも2着ですからね。レース後はまったく堪えた様子がなく、疲れがないことは獣医さんにもお墨付きをもらいました。今朝は軽めのところを荻野琢真騎手に乗ってもらったのですが、『おとなしくて乗りやすくてかわいくて走る、4拍子揃っている』と惚れ込んでいましたよ。次走については未定ですが、今の調子なら中1週でも大丈夫かもしれませんね」(田崎助手)

 と、中1週でも大丈夫じゃないかという田崎助手のお言葉があります。これを逃すと次週は牡馬との一般戦しかなく、その次は阪神開催になってしまいます。また阪神開催では3週目まで牝馬限定戦の芝のマイルのレースはありません。

 ですから、多少無理は承知で11月20日のレースに出走させて欲しいですね。もっとも、状態が悪ければ出走しても結果は出ないので、それなら回避で結構なのですが。


 ちなみに、私はその11月20日は休日ですが、旅行で近畿圏にはおらず、愛馬の勝利に立ち会えません。ただ、前走で荻野琢真騎手も惚れ込む可愛いプリュムちゃんは生で観ましたから、そういう意味では心残りはありません。

これ以降は11月16日に作成

●追い切り情報(11月16日更新)

前走前 11月2日 栗東CW 良馬場 強めに追う

助手
6F 84.5
5F 68.7
4F 54.2
3F 40.4
1F 13.6[3]


11月6日 栗東プール 2周
11月8日 栗東プール
11月9日 栗東プール


11月16日 栗東CW 良馬場 追って一杯

助手
6F 82.6
5F 66.5
4F 52.8
3F 39.1
1F 13.5[6]
ワンダーダーク(古馬500万下)バテるの外を0.7秒先行5F付け0.4秒先着
 11月6、8、9日、プールで調整されています。

 11月16日、中1週ですが目一杯に追われています。調子がいい証拠ですね。競馬ブック誌でも「馬体充実目を引く」と評されています。格上馬相手に先着ですが、相手は終いでバテており、プリュム自体は馬場の6分どころを通っての終い13.5秒ですから、そんなにすこぶるいいとは思えませんが、全体の時計が良く、悪くない状態と思います。2歳牝馬ですからね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。中1週で長めを目一杯に追われている順調さを何よりも買いたいです。もちろん、これで終いも11秒台なんて言うのなら「A」ランクの評価になりますが、そこまでではないですね。

●気になる出馬想定表(11月20日 京都1R)

出馬想定表 11月20日 京都1R 2歳未勝利 芝1600m 牝馬限定戦 
フルゲート18頭 想定数20頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイミーマイン 11/06 未勝利 京都芝1400 10 10
アルアマーナ 岩田康誠 10/22 未勝利 京都芝1600
ウイングザムーン 飯田祐史 11/06 新馬 京都芝1800
オレンジビキニ 三浦皇成 10/30 新馬 京都芝1600
オレンジブルーム 国分恭介  9/25 新馬 阪神芝1600
カルミナ 渡辺薫彦 10/30 未勝利 京都芝1800 10
キワミ 川島信二 11/06 新馬 京都芝1400 17 14
サイモンガーランド 国分優作 11/05 新馬 京都芝1600 13
シゲルサクランボ 10/29 未勝利 新潟芝1200 14 10
スターファンタジア 安藤光彰 10/16 未勝利 京都ダ1400 14 12 15
テイエムチュラウミ 田嶋翔  9/25 新馬 阪神芝1200
デイジーバローズ 北村友一 11/06 未勝利 京都芝1400
ネヴァーハーツ 10/23 新馬 京都芝1800
ファンタビュラス メンディザバル 10/30 新馬 京都芝1600
フェアブルーム 小牧太 11/05 新馬 京都芝1600 14
プリュム 和田竜二 11/05 新馬 京都芝1600 B+
マイネボヌール Mデムーロ 11/06 未勝利 京都芝1400
メイショウヒメユリ 武豊 11/05 新馬 京都芝1600
ロマンスリップ 11/05 新馬 京都芝1600 14
ワタシマッテルワ 11/06 新馬 京都芝1400 13

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在20頭出馬想定されています。

我らが愛馬プリュムは前走2着で優先出走権がありますから、出走は確実です。


 マデイラが勝った新馬戦の2番人気2着馬ファンタビュラスが出走してきますね。こりゃ、強敵です。しかし、全体的には軽く、プリュムは掲示板は確実でしょう。勝ち負けと思いますが。

●京都芝1600m(内回り)コース解説

 スタート地点は向正面2コーナーのポケット。
 内回りで使用されるレースは芝1400mと同じで、2歳、3歳限定の新馬、未勝利、500万クラスのレース。
 スタートから3コーナーまで直線で、距離も十分にあるため、マイル戦にしては前半は落ち着きやすい。
 特に新馬戦などは、折り合い癖をつけてゆったり走らせたいと思う気持ちがあるため、上がり3ハロンの勝負になることもめずらしくない。
 枠順の有利・不利はほとんどない。
 3コーナー入り口の坂の頂上付近までにいい位置を取って脚を溜めて、直線での末脚比べとなる。ただし、新馬や未勝利戦では、後方に待機して強烈な末脚を使える馬はそれほど多くない。
 将来的には、差し、追い込み馬であってもデビュー直後は力の違いで先行できてしまう。したがって、数字上は逃げ〜先行での好走が最も多くなっている。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 最後の直線での末脚
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、ペリエ、岩田康誠、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒0 1分36秒8 1分38秒2
2歳未勝利 1分35秒7 1分37秒0 1分39秒5
2歳500万 1分35秒4 1分37秒9
3歳新馬 1分36秒8 1分37秒0 1分36秒9
3歳未勝利 1分35秒7 1分36秒6 1分37秒4 1分40秒0
3歳500万 1分35秒0 1分35秒4 1分37秒1 1分38秒0
古馬500万 1分34秒6 1分35秒6 1分37秒9

これ以降は11月17日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 11月20日 京都1R 2歳未勝利 芝1600m 牝馬限定戦 全14頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アルアマーナ 岩田康誠 10/22 未勝利 京都芝1600
オレンジビキニ 三浦皇成 10/30 新馬 京都芝1600
オレンジブルーム 国分恭介  9/25 新馬 阪神芝1600
カルミナ 渡辺薫彦 10/30 未勝利 京都芝1800 10
キワミ 川島信二 11/06 新馬 京都芝1400 17 14
サイモンガーランド 国分優作 11/05 新馬 京都芝1600 13
テイエムチュラウミ 田嶋翔  9/25 新馬 阪神芝1200
ネヴァーハーツ ルメール 10/23 新馬 京都芝1800
ファンタビュラス メンディザバル 10/30 新馬 京都芝1600
フェアブルーム 小牧太 11/05 新馬 京都芝1600 14
プリュム 和田竜二 11/05 新馬 京都芝1600 B+
マイネボヌール Mデムーロ 11/06 未勝利 京都芝1400
メイショウヒメユリ 武豊 11/05 新馬 京都芝1600
ワタシマッテルワ 福永祐一 11/06 新馬 京都芝1400 13

騎手の太字は乗り替わり

●騎手は和田竜二騎手 ほっさん評価「A−」

 今回のプリュムの鞍上は前走新馬戦2番人気2着に続き和田竜二騎手です。そりゃ、彼しかいないでしょ。いい乗り方でしたし、勝ち馬を捉えられなかったことは仕方がありません。当然今回も勝ち負けを期待しておりますが、またまた相手が骨っぽいところが集まりました。人気も2、3番人気でしょうね。また人気通りでしょうか。それも悪くはありません。

 ほっさん愛馬ではほぼ人気通りの着順の和田竜二騎手ですが、明るいキャラクターでファンとの交流イベントでは盛り上げ役であり、また、東北大震災の時も率先して募金箱を担いで並ぶなど素晴らしい人柄で、私の大好きな騎手ですし、愛馬に乗ってくださってとても光栄です。

 騎乗技術も素晴らしく、毎年騎手リーディングの上位に名を連ねています。心配よりもはるかに期待の大きい騎手です。


 2011年11月16日現在、中央通算722勝、勝率7.1パーセント、連対率15.1パーセント。GTは全てテイエムオペラオーばかりの7勝。重賞は29勝。

 昨年(2010年)は中央67勝、勝率7.0パーセント。今年はここまで60勝、勝率7.7パーセントとなかなかの好成績。全国騎手リーディングの堂々14位である(ちなみに1つ下の15位はあの武豊騎手)。



 和田 竜二(わだ りゅうじ)は1977年6月23日生まれの34歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している16年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。現在はフリー。父、兄も栗東で厩務員を務めている。

 1996年栗東・岩元市三厩舎所属騎手としてデビュー。競馬学校花の12期生(福永祐一、高橋亮、古川吉洋、柴田大知、柴田未崎、増沢由貴子)の一人。同年12月にステイヤーズステークスをサージュウェルズで制し、花の12期生の中では最初に重賞を制覇するなどデビュー年は33勝を挙げ、関西新人騎手賞を獲得している。

 1999年の皐月賞をテイエムオペラオーで制しGT初制覇、翌2000年には京都記念→阪神大賞典→天皇賞(春)→宝塚記念→京都大賞典→天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念、と見事に重賞を8連勝して前人未到の古馬GTグランドスラムという大記録を達成するなど大活躍。この時期の勝利騎手インタビューでは、大声で「シャー」などと声を発する等のパフォーマンスで一躍有名となった。有馬記念を勝ったときはアントニオ猪木の決め台詞である「1、2、3、ダー!!」で締めた。引退式では「オペラオーにはたくさんの物を貰ったが、あの馬には何も返せなかった。これからは一流の騎手になって、オペラオーに認められるようになりたい。」と誓った。

 テイエムオペラオー引退後はGT勝利こそ無いものの、毎年30勝以上をコンスタントに稼ぎ、2005年には自身初の年間50勝越えも達成した。現在では関西リーディングの上位にも名を連ねるほどの成績を挙げている。なお、初の50勝超えを達成した2005年以降は、44勝に終わった2008年を除いて毎年50勝超えを達成している。

 非常に明るい性格で有名であり、ファンサービスの旺盛さもあって、ファンは非常に多い。

 コスプレが好きで、イベントで女性もののかつらを付けて登場したり、着ぐるみを着て登場したり何かと笑いを取ろうとすることが多い。特に京都競馬場で年2回行われる「騎手とファンとの集い」での必ず何かのコスプレをした姿で登場する光景はこのイベントの風物詩となっている。


 主な騎乗馬はテイエムオペラオー(2000年天皇賞(春)・天皇賞(秋)などGT7勝)、ワンダーアキュート(2009年シリウスステークス・2011年東海ステークス)など。


 「行く時は主張してハナを奪い、差す時は抑え込んで末脚を引き出そうとする。決して極端ということはなく、はっきりとした意思が感じられる騎乗ぶりだ。「ズブい馬を動かす」というイメージがサークル内で固まっている。かつてテイエムオペラオーに乗っていた頃はスムーズなコース取りができない競馬が多く見られたが、キャリアを積んで腕を上げ、今は落ち着いて自在に動いている。騎乗数が多いので全体の連対率は2009年が.170、2010年の前半が.172と低め。1番人気での成績は2009年が[24・6・7・16]の連対率.566、2010年は[14・12・9・23]の連対率.448となっている。距離別、芝・ダート別の成績で目立った偏りはない。2002年から2008年まで8年連続で単勝平均配当が1000円を超え、2010年の前半も818円と高めの数字になっている。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (6戦0勝)

 2004年 7月11日 エドワーズシチー 500万下 函館芝1800m 15着/10番人気
 2007年 8月12日 マイセンシチー  3歳未勝利 小倉芝2000m 11着/12番人気
 2009年 4月 8日 ボニータシチー  交流山桜賞 笠松ダ1400m 5着1番人気
 2009年 7月12日 チャーミングシチー 500万下 阪神ダ1800m 15着/13番人気
 2010年 2月27日 チャーミングシチー 500万下 阪神1800m  中止/11番人気
 2011年11月 5日 プリュム       2歳新馬  京都芝1600m 2着2番人気


2011年3月21日 名古屋競馬場で東北大震災の募金活動に立つ和田竜二騎手(ピンクの勝負服)


2011年11月5日 愛馬プリュムに跨る和田竜二騎手

●ほっさん予想

 前走の内容から、次走は楽勝かと思われた我らが愛馬プリュムですが、なかなか骨っぽいメンバーが揃いました。

 まず筆頭は私の愛馬マデイラ(8番人気)が勝った新馬戦の2番人気2着馬ファンタビュラスです。このレースの3着馬はあのPOGの人気馬にして先週未勝利戦を圧勝したマナウス(当時1番人気馬)で、それを完封しての2着ですから価値は非常に高く、おそらく今回も1番人気になるでしょう。鞍上はメンディザバル騎手です。

 更にすでに3戦を消化し、京都芝1600mの持ち時計も優秀なアルアマーナも強敵です。レースが上手く安定しており堅実です。今回が2戦目のプリュムにとって分が悪い気がします。

 マイネボヌールも堅実で鞍上もミルコ・デムーロと怖い騎手を乗せてきましたし、プリュムは逆転されるかも知れません。


 うーーん、嫌な相手がいたものです。しかし、プリュムも緒戦の内容は凄く良く、あまり上積みはなさそうですが大崩れすることはないでしょう。

 プリュムは勝ってギリギリ阪神JFと行きたいところですが、ちょっと勝つまでは無理かも知れません。それでもメンバーを見渡すに、3着には来てくれる思いますし、最悪でも掲示板を外すことはないでしょう。それくらいセンスのいい馬です。勝てないまでも前走同様、良いところを見せて欲しいですね。
ファンタビュラス
アルアマーナ
プリュム

これ以降は11月29日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
プリュム 63 63

デイリー馬三郎

予想印

◎ マイネボヌール
○ アルアマーナ
▲ プリュム

以下省略


見解

 「マイネボヌールの前走はSペースの馬込みで動くに動けず。それでも直線だけで0秒1差は能力上位の証しだ。血統+馬体から渋化馬場は歓迎。決める。」

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

プリュム(2着)

 「いいスタートでスムーズに先行。終始手応えも良かったし、追い出してからの脚もしっかりしていたので最後は交わせると思ったのですが、スローペースで前も楽をしていた分、相手にもうひと伸びされてしまいました。すごく乗りやすくていい馬。すぐにチャンスは来るでしょう」(和田竜二騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「調教の動きが良かったので期待していましたが、勝ち馬に出し抜けを食らったようなレースで惜しい2着でした。少し怖がりな面のある馬なので、スタートしてからの位置どりだと怯むかと思いましたが、そのような面は見せませんでしたね。追ってからは調教と同じようにしっかりと伸びてくれましたし、初戦としては及第点をあげられる内容だったと思います」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)

 「交わせそうな手応えはあったけど、スローになって前が楽をしていたし、ハミにモタれる面があって、もうひとつギアが入りそうで入らなかった。でも、まだ体に余裕もあったし、使って良くなると思う。」(和田竜二騎手・競馬ブック)

 「交わせそうな手応えがあったのですが、ペースが遅く、前にいた馬は楽をしていましたね。また、ハミにモタれる面があり、もう一つギアが入りそうでいてモタモタしたところがありました」(和田竜二騎手・ラジオNIKKEI)

 「伸びているけど、前も楽しているからね。もうひとつギアがあるかなと思ったけど、ハミにもたれている分もあるかな。いい馬だけど」(和田竜二騎手・デイリー馬三郎)
 「まだ絞れそうな体つき。ポンと出て3番手に。4角でも手応え十分だったが、追い出した時に1馬身ほど離され、その差が最後まで詰まらなかった。」(競馬ブック)

 「スッと行き脚がついて、外めの絶好位で流れに乗る。手応え十分で前へ追って直線に向いたが、勝ち馬に並びかけようとしたところで相手が二枚腰。逆に突き放されてしまった。」(ギャロップ)

●各陣営のコメント

プリュム

 「勝てなかったけど、初戦としては上々の内容だった。反動は見られないのでここも楽しみ。」(羽月友彦調教師・デイリー馬三郎)

 「一度競馬を使って大きく変わってきたという感じはないのですが、元々おっとりして状態面の変化が分かりにくい馬でもあります。若干冬毛が出てきてはいますが、それ以外ではカイバ喰いを含め特段気になる点はをありませんので、好調を維持してレースに臨めると思います。前走に引き続き和田騎手に乗ってもらえますし、今回はさらにいい結果を出してくれることを期待しています」(田崎助手・キャロットクラブ公式HP)

●レース 

 初戦の前走は好スタートから絶好のポジションをとった我らが愛馬プリュムですが、今回も1完歩目が速く、楽に先団の好位に付けます。2番手に付けたかったのですが、外から来られた時に加速してしまい先頭に立ってしまいます。それでも馬場状態が悪かったですから、この時点で勝ち負けだと思いました。なかなか悪い馬場では後ろからは差せないですからね。

 道中は最内のラチ沿いを距離ロスなく進むプリュムですが、すぐ後ろには実績馬のアルアマーナがピタリとマーク。楽な展開にはなりません。しかし、4角で馬場の良い中目に持ち出すとピッタリマークの人気馬アルアマーナは失速。これを競り落とし加速するも、空いた内からマイネボヌールが一気に突っ込んできて先頭に。それには完全に抜けられ、2番手争いはプリュムと1番人気のファンタビュラスに絞られます。脚色は劣勢でしたがなんとか最後まで凌ぎ切り2着を確保。相変わらず終いに決め手がありませんが、先行力になかなかの粘り腰。強い相手に連続の2着というのも素晴らしいことです。

●時計の評価

 今回のプリュムの走破時計1分37秒7不良馬場は、あまり不良馬場のデータがないので一概にどうのと言えませんが、メンバーを考えると優秀だと思います。

●レース後の騎手・調教師のコメント

プリュム(2着)

 「外からこられると少し力んでしまった。その分の差かな。もう少し道中で抜いて走ってくれればいいのだけど。」(和田竜二騎手・競馬ブック)

 「2番手で折り合うかなと思いましたが、気合が乗っていて、外から他の馬が来たときに一緒に行ってしまいましたね。それでも上手に走っていましたよ。もう少し道中で抜いて走れるようになれば、終いももっと伸びると思います」(和田竜二騎手・ラジオNIKKEI)

 「上積みは感じましたが、一度使っている分気合いが乗りすぎてしまいました。2番手で収めたかったのですが、外から来られたときにハミを噛んでしまいましたからね。道中もう少しリラックスして走ってくれるといいのですが…。でも、競馬自体は上手ですし、いずれは脚を溜める競馬もできそう。そのあたりも含めて使いつつ良くなってくると思います」(和田竜二騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「初戦、2戦目といずれもあと一歩なんですけどね。今日は外から来られてハミを噛んでしまったのが最後影響しましたが、どうも手応えほど伸びてくれないところがあるようです。まだ力がつききっていないのでしょうし、テンションが高くなってきていることもありますから、ここで一度短期放牧に出してリフレッシュさせてあげたいと思います」(羽月友彦調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

プリュム(2着)

 「いいスタートを切ってハナへ。ゆったりとしたペースで気分良く運べていた。これで差されたのだから相手が一枚上だったが、フットワークから良馬場なら更にやれそう。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 今回のプリュムの賞金は本賞金が2着で200万円。出走手当が357000円ですから、トータルで2357000円。1口ですと4516円になると思われます。

 なかなかの金額で嬉しいですね。

●今後の展望

 相変わらずワンパンチ足りませんがレースは上手なプリュム。決め手がないのでオープンクラスなどでは現状通用しないと思われ、未勝利クラスで堅実に稼ぐのもありかと思います。

 しかし、とにかく1つ勝たないことには来秋以降がありませんし、やはり早く1つは勝って欲しいですね。

●最後に

 今回は地元京都なのに旅行で応援に行くことができませんでした。是非ともプリュムの優勝に立ち会いたいのですが、次は私の休日に出走してくれると有り難いですね。

 姉がオークス2着馬ということで大き過ぎる期待がかけられる馬ですが、私は募集金額的にももう十分満足しています。これだけの馬が1口35000円という安価で手に入るとは。いやぁ、素晴らしい買い物が出来ました。毎レース本当に楽しみですからねぇ。

 さて次走、どんな相手が出てくるかわかりませんが、和田竜二ジョッキーで決めたいですね。

 頑張れ、プリュム!!

最後までご愛読ありがとうございました

2010年11月11日立ち上げ 16日、17日、29日加筆

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プリュムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2011年11月 5日 デビュー戦 2歳新馬 京都芝1600m 牝馬限定戦 (2着2番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート