期待の愛馬クリンゲルベルガー 第21戦


定量55キロの1000万下特別で3着になったクリンゲルベルガーが500万クラスに降級。

しかし、500万クラスでも勝ち負けに絡めず年齢的に大変厳しい状態。

なんとかあと1勝をと思うのだが。


前走後、優先権を獲れなかった為に5月17日に宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されましたが、

26日に宇治田原を出発して28日にNF空港牧場に移動しました。

クリンゲルベルガー最後の夏は北海道で滞在競馬。

比較的苦手の輸送も少なく、これは大賛成。

・・・と書いていたのに1度も入厩させて貰えず北海道をあとに。

浅見秀一厩舎では出番がないので美浦・高柳瑞樹厩舎に転厩になりました。

残り少ない現役生活。そりゃその方がいいですね。

早速9月22日に天栄ホークパークに移動しました。

9月24日に美浦トレセン・高柳瑞樹厩舎に入厩しました。


10月15日 新潟12R 500万下 芝1200m 混合戦 に出走!!

14着/15番人気。

大きく出遅れて万事休す。

しかし、出がまともでも勝ち負けは無理そうです。

引退期限の最後まで無事に走ってくれればそれで良し。

レース回顧と時計の分析、レース後の陣営のコメントを掲載。

(2011年10月17日完結)

2011年5月17日立ち上げ

●前走後宇治田原優駿ステーブル放牧に出されました

 前走後、優先権を得ることができなかった我らが愛馬クリンゲルベルガーは、出走間隔を空ける為、5月17日に宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されました。

 1、2か月で戻させると思いますが、もう5歳。馬体重の増加もなく上積みや成長は考えづらいことから、交流戦(前走前も登録はしたものの補欠の2番手で実現せず)などメンバーを考慮して少しでも活躍できるところに出走させて欲しいですね。

これ以降は5月27日に作成

●クリンゲルベルガー最後の夏は北海道で滞在競馬に

 5月26日に発表されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告は次の通りです。

「ここのところ歯がゆい結果が続いていますし、これまでの競馬と変化を付けるためにも北海道で滞在競馬を試してみたいと思います。まずは空港牧場まで戻すことになりますが、宇治田原でハリ治療を行っていますので、状態を見ながら少しずつ進めてもらう予定です」(浅見師)26日に宇治田原優駿ステーブルを出発し、28日にNF空港へ到着する予定です。

 ということで、我らが愛馬クリンゲルベルガー最後の夏(来年春が引退期限)は北海道で滞在競馬をすることになりました。馬格がなく輸送の苦手なクリンゲルベルガーです。比較的輸送距離の少ない滞在競馬は願ってもないチャンスで、北海道でもうひと花咲かせて欲しいですね。

 得意の芝1200mの番組も多いですし楽しみですね。浅見秀一調教師は交流戦も含めていろいろと試してくださるので本当に嬉しいですね。これであと1勝できなければ仕方がないと思えます。

これ以降は5月28日に作成

●5月28日にNF空港牧場に到着しました

 5月28日に発表されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告によりますと、我らが愛馬クリンゲルベルガーは予定通り5月28日にノーザンファーム空港牧場に到着したということです。さあ、北海道で一矢報いて欲しいですね。

これ以降は9月20日に作成

●結局北海道では1度も入厩させて貰えず美浦・高柳瑞樹厩舎に転厩となりました

 9月20日に更新されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告は次の通りです。

現在はNF空港で調整を進めておりますが、同馬は浅見秀一厩舎所属の他馬との兼ね合いから、コンスタントに競馬を使っていくことが難しい状況です。具合がいい時にスムーズに入厩ができ、レースへ向かっていける厩舎への転厩が最善の策と考え、美浦トレセン・高柳瑞樹厩舎へ転厩することになりました。今のところ近日中に天栄ホースパークへ移動し、馬の状態と厩舎の受け入れ態勢が整い次第、美浦トレセンへ入厩させたいと考えています。ご出資いただいております会員の皆様には何卒ご了承賜りますようお願いいたします。


 ということで、北海道での競馬を目指してノーザンファーム空港牧場に移動したはずのクリンゲルベルガーですが、状態が悪いわけでもないのに入厩させて貰えず(後回しにされ)、1度も出走することはありませんでした。

 来年3月の引退期限まで残り少ない現役生活。少しでも多く愛馬クリンゲルベルガーの走りを見たいですね。ですので転厩は大賛成です。いい決断をしてくれました。ただ、関東の厩舎ということで、あまり応援に行くことが出来ない気がしますので、そこは残念です。

これ以降は9月22日に作成

●9月22日に天栄ホースパークに移動しました

 9月22日に更新されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告ですと、浅見秀一厩舎から高柳瑞樹厩舎への転厩が決まった我らが愛馬クリンゲルベルガーですが、9月22日に福島県の天栄ホースパークに移動したということです。

 すでに浅見秀一厩舎の契約解除と高柳瑞樹厩舎への契約を済ませており、名実共に高柳瑞樹厩舎の所属馬となりました。

 近々美浦トレセンに移動されることでしょう。もしかするとアフロディーテが出走を予定している10月8日の牝馬限定戦の芝1600mに出走なんてこともあり得ます。楽しみですね。


 しかし、高柳瑞樹厩舎は本年1月5日が初出走の新鋭厩舎ですが、そこから112戦でたったの1勝です。元々成績の振るわなかった小林常泰厩舎からの転厩馬が多く厳しいことはわかりますが、ちょっと寂しい数字です。正直、大丈夫か心配です。

これ以降は9月24日に作成

●9月24日に美浦トレセン・高柳瑞樹厩舎に入厩

 以下は9月24日に更新されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告です。

24日に美浦トレセンへ帰厩しました。「台風の影響から天栄ホースパークまでの移動にかなりの時間を要しましたが、幸い熱発などで体調を崩すようなことはなかったようなので、さっそく土曜日の検疫をすぐに押さえて本日帰厩させました。長い輸送が続いて疲れが出る可能性もありますから、しばらくは様子を見ながら軽めに動かしていきます。声をかけていただいて大変光栄に思っていますし、少しでも会員の皆様の期待に応えることができるようにスタッフ一同、気を引き締めて取り組んでいきたいと思っています。よろしくお願い致します」(高柳師)

 ということで我らが愛馬クリンゲルベルガーは9月24日に転厩先の美浦トレセン・高柳瑞樹厩舎に入厩しました。なんだか高柳瑞樹調教師にこれだけ丁寧におっしゃっていただけると2日前に上記で書いた”厩舎が心配”は薄れて来ますね。とにかく、こちらこそお願いします。なんとかあと1つ勝たせてやってください。


 しかし、こんなの1つとっても今まで友駿ホースクラブがどれだけずさんだったことか。キャロは早くて丁寧ですね。

●次走は10月15日 新潟9R 500万下 芝1200m 混合戦 を村田一誠騎手で

 以下は10月6日に更新されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告です。

5日は美浦南Pコースで追い切りました。6日は軽めの調整を行いました。「じっくり動かしていて順調に調整を進めることができています。ビッチリ速い時計を出しているわけではなくコンスタントに負荷をかけるようにしているところです。新聞社によっては時計になっていないところもあるようですが、水曜日もポリトラックコースで動かしています。併走馬を基準に考えたら5ハロン70〜71秒くらいの時計ですね。じっくり乗り込むようにしていることから、入厩して数日の間に見せていたスクミの症状はありませんし、雰囲気は悪くないですよ。今週量った体重は454キロほどで、前走より増えているのもあるのか動きはちょっと重たい感じがします。ただ、新潟で輸送もあることを考えると、極端に絞る必要はないかなと思っています。他では走りに硬さを感じさせることから前厩舎がダートを使ったことがあるのも理解はできますね。最初から適性を絞り込む必要もないでしょうし、前走から出走間隔が空いていることも踏まえて、初戦は芝の1200mを考えたいと思っています。このあとの体調や調教の動き次第でもありますが、順調ならば来週を考えています」(高柳師)15日の新潟競馬(3歳上500万下・芝1200m)に村田騎手で出走を予定しています。


 ということで、次走は10月15日 新潟9R 500万下 芝1200m 混合戦 を村田一誠騎手で予定です。裏開催で村田一誠騎手確保ならなかなかいい選択ですね。まだまだ終わった馬ではないと思っていますし期待します。

これ以降は10月12日に作成

●追い切り情報(10月12日更新)

前走前 5月11日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

田中健
4F 57.2
3F 39.9
1F 12.7[9]



9月27日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
15.6
14.7
15.7


10月2日 美浦南ニューポリトラック 馬なり余力

助手
4F 54.5
3F 40.6
1F 13.9[6]


10月5日 美浦南ニューポリトラック 馬なり余力

高柳瑞樹調教師
5F 70.2
4F 55.5
3F 41.1
1F 13.4[5]
ローズキー(2歳500万下)馬なりの内を1.4秒追走0.4秒先着


10月7日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.2
3F 42.3
2F 28.3
1F 14.1


10月9日 美浦南D 稍重馬場 一杯に追う

伊藤直人
5F 67.7
4F 52.8
3F 39.0
1F 12.3[7]


10月12日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
村田一誠
4F 52.2
3F 38.0
2F 25.2
1F 12.5
ドラゴンネスト(2歳未勝利)一杯を0.4秒先行0.2秒先着
 9月27日、転厩後初めての追い切り時計を計時しました。以下は9月28日に更新されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告です。
「週末に入れさせていただいて今週から動かしていこうと思っていたのですが、全休日明けの火曜日そして今朝とスクミの症状が出てしまいました。どちらかというとカリカリしている馬によく見られることなのですが、それにプラスして長距離輸送と環境の変化で力んでしまったのだと思います。疲れもあるのでしょうし、今朝はもともと軽めの調教しか行わない予定だったので大きな狂いはないと思いますが、スクミ対策の治療を施しました。今週いっぱいは様子を見て、まず慣らすことに専念していこうと考えています。レースではそれほど偏りはなさそうですが、口向きの硬さがかなりあるので、軽めの調教を行いながらそのあたりを少しでも改善していくように取り組んでいくつもりです」(高柳師)
 ということで、この追い切りの翌日はスクミが出てしまったようです。慣れない環境ですし、慌てずゆっくりでいいですね。

 10月2日、軽めに調整されました。まだまだ時間がかかりそうですね。

 10月5日、高柳瑞樹調教師自らが調教をつけてくださいました。意気込みが感じられて嬉しいですね。しかし、馬体重が増えているせいか、動きはまだまだ重く感じるとのこと。これから日曜日、水曜日と追ってどれだけ良化するかですね。

 10月7日、馬体重があり、動きが重いということで、ビシビシ追われています。今まで馬格がなくビシビシ追えませんでしたから、良い傾向ですね。案外好走すると思います。

 10月9日、伊藤直人騎手を背に一杯に追い切られました。ジョッキー騎乗ですが、終いまでいっかりと伸びていい動きです。来週出走ですが、期待できそうですね。

 10月12日、本番で騎乗していただく村田一誠騎手を背に追い切られました。いやぁ、やれば時計の出る馬ですが、実に良い動きです。これはかなりやれるのではないでしょうか。村田一誠騎手の手も合いそうです。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。かなり期待しています。
 以下は本日(10月12日)更新されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告です。
「口向きが硬く少し癖もある馬なので本番は拳が柔らかくて技術も長けている村田ジョッキーにお願いしたのですが、今朝行った最終追い切りにも跨ってもらいました。体がやや重めであること、トモがパンとし切れていないことから、総体的に見て少しずつ足りない部分はありますが、ブランクがありますからね。そのあたりは使いつつ詰めていける部分だと思いますし、休み明けとしては悪くないでしょう。まだ手探り状態であるのは否めませんが、今の状態でどれだけやれるかですね。もちろんいい結果になってくれるのに越したことはありませんが、次以降につながるレースを見せてほしいですね」(高柳師)

●気になる出馬想定表(10月15日 新潟9R)

出馬想定表 10月15日 新潟9R 500万下 芝1200m 混合戦 フルゲート18頭 想定数33頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アスターウィング 10/01 500万 阪神芝1400 10 18
アポロノカンザシ 西田雄一郎  9/24 習志5下 中山芝1600 10 14
ヴィーヴァヴォーチェ 川須栄彦  8/13 未勝利 小倉芝1200
エステーラブ 田辺裕信  8/27 500万 札幌芝1500 11 11
エトピリカ 10/01 500万 阪神芝1400 13 13
オウカランマン 大野拓弥  地方
キャロルロゼ  9/18 500万 阪神芝1200 14 11
キルシュバウム 吉田隼人  9/17 500万 札幌芝1500 10
クリンゲルベルガー 村田一誠  5/14 500万 新潟ダ1200 12 A−
ジャカランダテラス 吉田隼人  9/17 500万 札幌芝1500
ショウナンサンガ 平野優  9/25 500万 中山芝1200 14 18
シンコープリンス 長谷川浩大  7/31 筑紫5下 小倉芝1200
シンボリマルセイユ  9/25 500万 中山芝1200 11
スズカサクセス 10/01 500万 阪神芝1400 12 15
セルリアンレッド  9/18 500万 阪神芝1200 15 14
デイズオブメモリー  9/25 500万 札幌ダ1000
トップルビー 鮫島良太  9/18 500万 阪神芝1200
ドレッドノート 藤岡康太  9/04 イン5下 札幌芝1500 12 10 15
ハギノハーセルフ 10/02 500万 札幌芝1200 13
パティオ  8/28 500万 小倉芝1200 17 18 13 12
ファーザーリープ  9/25 500万 阪神ダ1400 16 14 10 16
フィドルプレイヤー 柴山雄一  8/27 500万 札幌芝1500
フィールザファン  9/25 500万 中山芝1200 14
フェブスカイ 小野寺祐太  8/28 500万 小倉芝1200
ホットサマーデイ  5/28 カル5下 新潟芝1400
マンダリンレイ 丸田恭介  7/16 登別5下 函館芝1200
メイクデュース 高倉稜  7/17 対馬5下 小倉芝1700 11 11 11
メイショウヤグラ  9/19 500万 阪神ダ1200 15 13 13
メジロガストン 黛弘人  9/19 朝里5下 札幌芝1200 11
ヨアケ 的場勇人  7/03 500万 中山芝1200
ラブアンドサンクス 赤木高太郎  9/18 500万 阪神芝1200 12 12
ラバーフロー 古川吉洋  8/06 500万 新潟芝1400 11 15
ロードセイバー  9/18 500万 阪神芝1200 16 10

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在33頭出馬想定されています。クリンゲルベルガーは出走間隔から、出馬投票をすれば出走は確実です。

これ以降は10月13日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 10月15日 新潟12R 500万下 芝1200m 混合戦 全18頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴィーヴァヴォーチェ 川須栄彦  8/13 未勝利 小倉芝1200 11
エトピリカ 吉田隼人 10/01 500万 阪神芝1400 13 13 12
キャロルロゼ 上村洋行  9/18 500万 阪神芝1200 14 11 13 12
クリンゲルベルガー 村田一誠  5/14 500万 新潟ダ1200 12 12 A−
ショウナンサンガ 平野優  9/25 500万 中山芝1200 14 18 11 12
シンコープリンス 長谷川浩大  7/31 筑紫5下 小倉芝1200
トップルビー 鮫島良太  9/18 500万 阪神芝1200 15 15
ファーザーリープ 西村太一  9/25 500万 阪神ダ1400 16 14 10 16
フィドルプレイヤー 柴山雄一  8/27 500万 札幌芝1500
フィールザファン 木幡初広  9/25 500万 中山芝1200 14 14
フェブスカイ 小野寺祐太  8/28 500万 小倉芝1200
ホットサマーデイ 中舘英二  5/28 カル5下 新潟芝1400
ボンベイダック 松田大作  7/24 未勝利 函館芝1200
マンダリンレイ 丸田恭介  7/16 登別5下 函館芝1200
メイクデュース 高倉稜  7/17 対馬5下 小倉芝1700 11 11 11 11
メジロガストン 黛弘人  9/19 朝里5下 札幌芝1200 11 11
ラブアンドサンクス 赤木高太郎  9/18 500万 阪神芝1200 12 12 13
ラバーフロー 古川吉洋  8/06 500万 新潟芝1400 11 15 12 12

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

●新潟芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面の直線の入り口。内回りコースを使用で3コーナーまでの直線は448m、最後の直線は359m。直線部分はともに十分距離があり、枠順の有利・不利もほとんどない。
 馬の力がストレートに出やすい癖のないコースなので、穏やかな決着になりやすい。もっとも、この条件は下級クラスで組まれていることが多いので、そのあたりも影響しているのかもしれない。
 脚質的には極端な追い込み以外は、特に問題ない。結局は流れ次第で、前残りもあれば差し差しの決着になることも。ただし、開催が進んで多少芝が傷んできても、構わずラチ沿いの最短距離を走る方がいい。先行馬でもそれで押し切れる。他場のローカルの1200mに比べて、極端な差し馬場にはなりにくく、距離ロスを覚悟で大外に振るのはあまり得策ではない。ジョッキーのコース取りもポイントになってくる。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 追い込み以外
ポイント 能力重視、コース取り
種牡馬ベスト サクラバクシンオーが断トツ、フジキセキ
連対騎手ベスト 後藤浩輝、柴田善臣、吉田隼人、中舘英二、田中勝春
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分10秒7 1分10秒5 1分10秒7
2歳未勝利 1分10秒5
2歳オープン 1分09秒2
3歳未出走 1分09秒7
3歳未勝利 1分10秒0 1分10秒5 1分11秒1 1分10秒2
3歳500万 1分10秒2
古馬500万 1分09秒3 1分09秒7
古馬1000万 1分08秒5 1分10秒0
古馬オープン 1分07秒7

●騎手は村田一誠騎手 ほっさん評価「C」

 今回のクリンゲルベルガーの鞍上は村田一誠騎手です。村田一誠騎手は私ほっさん愛馬ではつい先日(9月4日)にエイコーンキッドに騎乗していただき14番人気8着と見事出走奨励金を確保してくれました。また8着と言っても勝ち馬から着差は少なく内容も良く、本当に上手く乗ってくれたと思います。今回もその時と同じ新潟の芝1200mです。あとにも先にも村田一誠騎手が私ほっさん愛馬に騎乗していただいたのはそれ1回ですが、当時、レース前に下記のように書きました。


 騎乗馬に恵まれないものの、なかなかいい騎手だという印象です。

 特に愛馬チャーミングシチーが藤岡康太騎手を配し、私も自信のあった2010年3月14日の中京ダート1700m戦では村田一誠騎手はレアメタル号に騎乗し優勝(6番人気)。チャーミングシチーは2着で惜しくも勝利を逃しました(9番人気)。しかも屈腱炎発症で、チャーミングシチーはそのレースを最後に引退しました。この時もレアメタル号を見事に操り上手い騎乗だなぁと思いましたし、地味ながらいい印象の騎手です。



 騎乗していただく前から好印象の騎手でしたが、騎乗していただいてより一層その考えは強くなりました。今回、村田一誠騎手がクリンゲルベルガーに騎乗してくださり、非常に心強いです。


 2011年10月12日現在、中央通算336勝、勝率4.9パーセント、連対率10.6パーセント。騎乗馬に恵まれてないとはいえ、イマイチの数字である。重賞は5勝だが、11番人気、13番人気、2番人気、11番人気、5番人気と人気薄手来ることが多い。逆に人気馬になると結果を残せていないと言える。GTは未勝利。

 昨年(2010年)は中央16勝、勝率3.3パーセント。今年はここまで331戦し11勝、勝率3.3パーセントと少し通算成績よりも落ちて来ているところが気になります。それでも毎年二桁は勝ち星を挙げています。


 村田 一誠(むらた いっせい)は1978年12月20日生まれの32歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している15年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。現在はフリー。

 1997年に美浦の松永勇厩舎所属騎手としてデビュー。同期には武幸四郎、勝浦正樹、松田大作、武士沢友治、押田純子らがいる。

 1年目こそ9勝に終わるも、2年目以降は勝利数2桁を毎年維持。2002年には自己最高となる45勝をマークし、関東の中堅クラスとして毎年堅実に成績を残している。

 重賞競走への初騎乗は1999年。

 2001年にはNHKマイルカップでグラスエイコウオーでの2着(勝ち馬はクロフネ)を含め2着3回を記録。5月20日に通算100勝を達成。1位入線馬の降着による繰り上がりであった。

 2002年にはJRA重賞に先立ち地方交流重賞のエーデルワイス賞をトーセンリリーで制している。

 2003年の8月にフリーに転身。

 上位人気馬への騎乗もあった中、JRA重賞未勝利が続いていたが、2007年通算127回目の重賞レース騎乗となった根岸ステークスをビッググラスで制しデビュー11年目でのJRA重賞初勝利を達成、この年さらに2つの重賞勝ちを収めている。

 2009年8月8日、通算300勝を達成。


 野球選手のイチローのように、登録名を「イッセー」にしようと考えたが却下された。

 ブログにて、外国人騎手を「腕もないのにいい馬だけには乗せてもらえるヘタクソ」などと放言・罵倒し炎上。ブログはその後「本人の意向」を理由に休止されている。


 「2002年の45勝がキャリア最多で、以降は年に20勝前後。本開催でも裏開催でも騎乗しており、走らない馬に多く乗るので連対率は低い。ちなみに2009年も2010年の前半も騎乗馬の平均人気が10番人気を超えている。追いに入ってからの馬の伸ばし方は悪くない。自在に馬を操っているという印象はなく、馬群で折り合いをつけようとすると詰まって引くケースが見られる。2010年に抱えているオープン級は鹿戸雄一厩舎のスマートステージ。モタれる面があって乗り難しい馬だが、馬具を工夫するなどして目黒記念で4着まで持ってきた。ひょうきんな面があり、基本的に前向き。コメントは強気なものが多く、額面通りに受け取らない方が良いかもしれない。コース別では福島と新潟(出身地)で数字が良く、東京都中山でも年にいくつかは勝っている。厩舎別で目立って成績の良いところはない。新潟の直線1000m戦で2007年以降に単勝2700円、4810円、7710円、3380円、6580円と高配当を連発しており、このポイントは見逃せない。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (1戦0勝)

 2011年 9月 4日 エイコーンキッド   3歳未勝利 新潟芝1200m 8着/14番人気

これ以降は10月14日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「小波乱」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
ホットサマーデイ
ヴィーヴァヴォーチェ
フィドルプレイヤー
クリンゲルベルガー
フィールザファン △△ △△
メジロガストン
ラヴアンドサンクス △△
シンコープリンス
ラバーフロー
トップルビー
マンダリンレイ △△
エトピリカ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
トップルビー 5.1
ラヴアンドサンクス 6.2
フィールザファン 8.1
フィドルプレイヤー 8.2
メジロガストン 8.4
エトピリカ 8.4
中略
キャロルロゼ 23.2
クリンゲルベルガー 26.4
ボンベイダック 29.0
メイクデュース 34.2
ファザーリープ 40.0
ラバーフロー 40.0
フェブスカイ 50倍以上

ようするにクリンゲルベルガーは13番人気予想ということですね。まぁ、そんなもんでしょう。



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
クリンゲルベルガー 76 62 51 44
ラバーフロー 77 74 72 66
トップルビー 79 58 71 79


デイリー馬三郎

予想印

◎ トップルビー
○ ラヴアンドサンクス
▲ メジロガストン

以下省略

クリンゲルベルガーは無印


見解

 「昇級後はA、B着と、クラス突破のメドは完全に立っているトップルビー。ローカルコース向きの印象があったものの、前走は阪神で小差の競馬。力をつけていることを実証した内容と言える。再度好勝負。」

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

クリンゲルベルガー(12着)

 「二の脚が速いほうではないですし、そこを下手に押して行くと消耗してしまうので、道中は中団でジッとして脚を溜めることを心がけました。ロスなくスムーズに運べていたし、手ごたえからはもう少し伸びてくれると思ったのですが、追ってから思ったような反応がありませんでした。今日は前残りの流れになり、ある程度前々で進められないと厳しかったです。上位争いできる力は持っていると思いますが、現状では展開を味方につけたいところですね」(田中健騎手・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

クリンゲルベルガー

 「口向きの関係から左回りの方がスムーズ。力もある馬だが、今回は多少重いかもしれない。」(高柳瑞樹調教師・デイリー馬三郎)

ラバーフロー

 「使い込むと良くないタイプで、むしろ休み明けの方がいい。芝の短距離もベスト条件。」(西園正都調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 久々登場の我らが愛馬クリンゲルベルガーですが、疲れのない鉄砲はかなり走ります。それを裏付けるかのように追い切りの動きは抜群、そして鞍上は私ほっさんがかなり期待をよせる村田一誠騎手と穴気配がプンプンです。

 戦績からして人気にはならないでしょう。しかし最低でもいつもの7着前後。いや、展開次第でもっと上位もあると思っています。

 これでさっぱりならもはや年齢的なものを疑うしかないですね。万全の態勢で高柳瑞樹調教師はよくやってくれたと思います。

これ以降は10月17日に作成

●レース 

 最近出遅れ癖の目立つ我らが愛馬クリンゲルベルガーですが、久々のせいなのかゲート内でチャカチャカしていて出遅れ、ダッシュもつかず一気に最後方になってしまいます。

 同じくキャロの僚馬ラバーフローもダッシュがつかず2頭がシンガリ、フービーとなって道中追走します。

 ほぼ最内を距離ロスなく進みますが直線を向いても良い時のような切れもなく、数頭交わしただけで14着で入線しました。

 残念ながらいいところは全く見られませんでした。

●時計の評価

 今回のクリンゲルベルガーの走破時計1分10秒5良馬場は、新潟芝1200mの古馬500万クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分09秒3良馬場ですから、着通りの物足りない時計です。

 今回は大きく出遅れていますが、出遅れがなかったとしても勝ち負けには絡めず大変厳しい状態です。

●レース後の騎手・調教師のコメント

クリンゲルベルガー(14着)

 「ゲートの中で結構うるさかったので、まともにスタートを出るのは難しいだろうなと思っていました。何とか整えられれば良かったのですが、やはり厳しくて遅れる形になってしまいました。ただ、陣営からも聞いていたし、稽古の感じからも今回は重たさがありましたからね。使いつつ上向いてきそうな印象を受けます。フットワークからダートも良さそうですし、両面で見ながら考えていければいいと思いますよ」(村田一誠騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「本番であれほどゲートの中で落ち着けないとは想像できていませんでした。ポンポン跳ねるような格好をしていたのであれではいい形でスタートを切ることが難しいですからね。今後に置いての課題点です。申し訳ありません。体重自体はひと桁増で落ち着きましたが、動きを見る限り重さがあったのは否めません。本音を言えばもっとグッと来るようなところがあれば次につなげやすいですが、前走から時間も経っていて感覚が鈍っていた部分もあるかもしれませんから、一度使ったことで変わって来ると思いたいです。走りから芝もダートも対応できそうな気配はありますから両方の状況を見つつ次走を考えていきます」(高柳瑞樹調教師・キャロットクラブ公式HP)

●今後の展望

 この時期のゲート難であり、来年3月に迫った引退期限を考えてももはや手詰まりでしょう。馬の能力も頭打ちです。

 しかし、残された時間、少しでもクリンゲルベルガーの雄姿を見たい。この馬は私に貴重な新馬勝ちとその時の優勝ゼッケン、そして2勝目時には口取り参加ほプレゼントしてくれた孝行馬です。少しでも多くの時間を一緒に過ごしたいですね。

 そして無事に引退して欲しいです。それ以上多くは望みませんし望めませんよね。

●最後に

 1000万クラスでも3着に入ったということで、降級すれば楽勝かと思っていましたが、もうピークは過ぎた感じです。牝馬の5歳秋ですから無理もないですね。しかも2歳の早期から活躍している馬ですし。

 ただ、走る以上はあと1勝という夢を追いかけたいと思います。無謀で結構。

 引退期限の最後まで頑張れ、クリンゲルベルガー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2011年5月17日立ち上げ 27日、28日、9月20日、22日、24日、29日、10月2日、6日、7日、9日、12日、13日、14日、17日加筆
クリンゲルベルガーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

第20戦 2011年 5月14日 500万下 新潟ダート1200m 牝馬限定戦 (12着/9番人気)

第19戦 2011年 3月 6日 500万下 小倉ダ1000m 牝馬限定戦 (7着/10番人気)

第18戦 2010年12月25日 沖の島特別 500万下 小倉芝1200m (12着/6番人気)

第17戦 2010年11月21日 500万下 福島芝1200m (7着/3番人気)

第16戦 2010年10月23日 500万下 福島芝1200m (5着/8番人気)

第15戦 2010年 7月17日 有田特別 500万下 小倉芝1200m 定量 (10着/10番人気)

第14戦 2010年 6月 6日 1000万下 京都芝1400m 混合 定量 (15着/15番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポ

第13戦 2010年 5月23日 1000万下 京都芝1200m 混合 定量 (6着/11番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポ

第12戦 2010年 4月10日 吾妻小富士賞 1000万下 福島芝1200m ハンデ戦 (11着/7番人気)

第11戦 2010年 3月28日 三河特別 1000万下 中京芝1200m 混合 定量 (3着/14番人気) 

第10戦 2010年 2月21日 1000万下 東京芝1400m (10着/10番人気) パドック写真付き

第9戦 2010年 2月 6日 500万下 中京芝1200m 若手騎手限定戦 (1着/7番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポ

第8戦 2009年11月 8日 500万下 福島芝1200m 牝馬限定戦 (6着/7番人気)

第7戦 2009年 5月 2日 3歳500万 京都ダート1200m (13着/9番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポ

第6戦 2009年 3月29日 3歳500万 阪神ダート1400m (9着/7番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レボ 

第5戦 2009年 3月 7日 3歳500万 阪神ダート1200m (5着4番人気

第4戦 2009年 2月22日 こぶし賞 3歳500万 京都芝1600m (10着/9番人気)

第3戦 2009年 1月25日  3歳500万 京都ダート1400m (2着3番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポ

第2戦 2008年11月24日 福島2歳ステークス オープン 福島芝1200m (13着/2番人気

デビュー戦 2008年11月 8日 2歳新馬 福島芝1200m (1着1番人気

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