期待の愛馬クリンゲルベルガー 第13戦


定量55キロの1000万下特別で3着になったかと思えばハンデ戦53キロで大敗。

敗因は中1週と福島遠征の強行軍で428キロまで減った馬体重。


次走は京都戦を予定だが、坂のあるコースでどれまでやれるか。

あと1か月で500万クラスに降級だが、1000万クラスでも、もう少しやれるところを見たい。

前走後、馬体回復の為、宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されましたが、

馬体重も449キロまで回復しているとのことで、5月14日に栗東トレセンに帰厩。

5月23日 京都12R 1000万下 芝1200m 混合 定量戦に出走!!

6着/11番人気。

力の要る不良馬場で非力なこの馬には不利と思われたが、

さすがに休み明けは良く走る。

完全にこのクラスにメド。

レース回顧と時計の分析、レース後の吉田豊騎手のコメントを掲載。

パドック写真付き、現地観戦レポート。


同日の東京のハンデ戦にも特別登録。ハンデは据え置きの53.0キロ。

(2010年5月24日完結)

2010年5月13日立ち上げ

●前走後428キロに減った馬体重を回復するために宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されていたクリンゲルベルガーですが、5月14日に帰厩します

 前走後、中1週に福島遠征と428キロに減った馬体重を回復するために宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されていたクリンゲルベルガーですが、5月13日に更新されたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況によりますと、検疫キャンセル分を確保できたため、13日にトレセン検疫馬房へ移動し、14日に栗東トレセンヘ帰厩する予定とのことです。

 そして、今のところ5月23日の京都競馬(4歳上1000万下・芝1200m)を目標に調整を進める予定だそうです。すでに馬体重も449キロまで回復しているそうで、これなら次走は期待できそうです。

 しかし、平坦の小回りコース(中京や福島)に良績を残すクリンゲルベルガーだけに、坂のある京都コースは凡走の可能性も大いにあります。

これ以降は5月18日に作成

●予定どおり5月14日に帰厩しました

 5月14日に更新されましたクラブ公式HPクリンゲルベルガーの近況報告によりますと、我らが愛馬クリンゲルベルガーは予定通り5月14日に栗東トレセンに帰厩したということです。

●気になる特別登録表 5月23日 東京9R 由比ヶ浜特別 1000万下 芝1400m ハンデ戦

特別登録表 5月23日 東京9R 由比ヶ浜特別 1000万下 芝1400m ハンデ戦

第1回登録完了馬 全37頭 フルゲート18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アイスカービング 52.0
アグネスヨジゲン 54.0
アポロラムセス 柴田善臣 57.0
オメガエクスプレス 57.0
カレンナサクラ 江田照男 53.0
ギュイエンヌ 52.0
ギンゲイ 松岡正海 56.0
クリンゲルベルガー 53.0
ゲイルカフェ 55.0
コウヨウサンデー 横山典弘 55.0
サクラバレット 戸崎圭太 56.0
ショウナンアクロス 56.0
シンボリハレー 田中勝春 54.0
ステラーホープ 北村宏司 53.0
スパラート 蛯名正義 55.0
ダイメイザバリヤル 内田博幸 54.0
テンザンモビール 53.0
ドゥービリーヴィン 50.0
トシザコジーン 51.0
トラベルシチー 53.0
トーホウカイザー 54.0
ナイキアプロード 伊藤工真 54.0
ナチュラルウィン 54.0
ヌーサ 52.0
パパラチア 52.0
ヒカルプリンス 55.0
ヒシソロモン 54.0
フェスティヴマロン 53.0
ブレーヴゴールド 54.0
ベルモントバジル 50.0
ホーカーハリケーン 岩田康誠 54.0
マイネアルデュール 53.0
ミサトフリート 大庭和弥 51.0
メスナー 松岡正海 56.0
ラブチャーミー 51.0
レイクエルフ 武士沢友治 54.0
ロードバロック 54.0

 出走予定は23日の京都12Rですが、東京のハンデ戦にも特別登録されました。ハンデは前走と同様の53.0キロですか。前走の負けっぷりからいって、もう少し少なくていいと思うのですが、やはり前々走の55.0キロでの3着が光りますからね。

これ以降は5月19日に作成

●追い切り情報(5月19日更新)

前走前 4月7日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
田中健
4F 54.4
3F 39.7
2F 25.8
1F 12.7



5月16日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
1回
助手
4F 57.4
3F 40.8
2F 26.6
1F 13.5


5月19日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.3
3F 40.2
2F 26.3
1F 12.9
 5月16日、馬体に余裕があるということで、早速強めに追い切られました。このパターンの時は走りますよ。とはいえ、坂のある京都はどうかわかりませんが。

 5月19日、追い切りだけを見ていると東京のハンデ戦に出走しそうな追い切りです。日曜日に強めに追って移動があるので水曜日は軽め・・・。私は東京までの遠征と1400mはマイナスだと思うので、23日の京都に出走して欲しいですが、ここも坂があり、必ずしもいいとは思えません。それでも、私が休みですし、できれば京都に出走して欲しいと思います。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。馬体もふっくらし、そこから時計を2本。しかも16日は強く追い切れています。これなら前走のような不可解な大敗はないでしょう。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 5月23日 京都12R 1000万下 芝1200m 混合 定量 全22頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスハッピー
エーシンピーエル
オメガエクスプレス
カレンナサクラ
ギンゲイ
クリンゲルベルガー
コスモクリスタル
コンゴウリュウオー
ゴッドスマイルユー
シティボス
ジニオマッジョーレ
トキノムテキ
ニホンピロシェリー
ハートランドノリカ
ビーチアイドル
ビンチェロ
メイショウバレーヌ
メイショウローラン
メッサーシュミット
ラブチャーミー
レイクエルフ
レッドハイヒール
 信頼できるキャロットクラブ公式HPによりますとクリンゲルベルガーは特別登録されている東京のレースでも、この京都の平場のレースでも出走は確実だそうです。あとは浅見秀一調教師がどちらを選ばれるかですね。騎手によるのでしょうね。

これ以降は5月20日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月23日 京都12R 1000万下 芝1200m 混合 定量 全18頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスハッピー 高倉稜  4/25 福島10下 福島芝1200 15 16 13 15 11
エーシンピーエル 田中博康  5/02 鷹ヶ10下 京都芝1200 10 10 11 15 10
オメガエクスプレス 高橋智大  4/24 1000万 東京芝1400 16 14 12
カレンナサクラ 的場勇人  5/02 鷹ヶ10下 京都芝1200 14
ギンゲイ 秋山真一郎  4/24 1000万 東京芝1400
クリンゲルベルガー 吉田豊  4/10 吾妻10下 福島芝1200 11 10 B+
コスモクリスタル 幸英明  5/08 500万 新潟芝1200 10
コンゴウリュウオー 小坂忠士  5/01 鏑矢10下 新潟芝1000 10
ゴッドスマイルユー 国分恭介  4/24 シド10下 京都芝1600 10 10 12 13
シティボス 太宰啓介  5/02 鷹ヶ10下 京都芝1200 13 14 15 15
トシザコジーン 佐藤哲三  3/14 知立10下 中京芝1200 15 11 15 10
ニホンピロシェリー 村田一誠  5/02 鷹ヶ10下 京都芝1200 10 15
ハートランドノリカ ウィリアムス  4/24 伏拝5下 福島芝1200
ビーチアイドル 和田竜二  5/02 鷹ヶ10下 京都芝1200 12 12
ビンチェロ 小牧太  2/28 1000万 阪神芝1400
メイショウバレーヌ 小林徹弥  4/18 1000万 阪神ダ1400 16 15 13 11 13
メッサーシュミット 長谷川浩大  9/20 仲秋10下 阪神芝1400 13 13 14 18 16
レイクエルフ 浜中俊  5/01 鏑矢10下 新潟芝1000 11

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

●京都芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面直線半ば付近。3コーナーにかけていきなり上り坂になっており、中山芝1200mとはちょうど対照的になっている。
 3〜4コーナーのカーブは内回りコースを使用。3コーナー入り口付近にある坂の頂上からは下り坂で、一気に駆け下りることになる。
 最後の直線は平坦コースで300m弱しかないため、逃げ・先行馬が圧倒的に有利。オーバーペース気味に飛ばした逃げ馬でも、そのまま残ってしまいやすい。
 時計も出やすく、予想の際には各馬の持ち時計に注意したい。特に差し馬は非常に速い上がりが要求される。
 枠順は基本的には内枠の方がいい。しかし、最後の直線が短いものの、ローカル競馬場よりはコースが大きいので、大外枠でも極端な減点材料にはならない。馬場状態によっても変わってくるし、揉まれない外枠の方がいい場合もある。
有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 先行力、持ち時計
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、サクラバクシンオー、フジキセキ
連対騎手ベスト 武豊、四位洋文、佐藤哲三、福永祐一、武幸四郎
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分10秒2 1分10秒9 1分11秒7 1分11秒4
2歳未勝利 1分10秒2 1分10秒4
2歳500万 1分09秒5 1分10秒1
2歳オープン 1分09秒2
3歳新馬 1分10秒9
3歳未勝利 1分10秒0 1分10秒3 1分11秒2 1分11秒5
3歳500万 1分09秒2 1分11秒2 1分10秒4 1分11秒6
古馬500万 1分09秒3 1分09秒6 1分11秒3 1分10秒6
古馬1000万 1分08秒8 1分09秒3 1分11秒1
古馬1600万 1分08秒6 1分09秒5
古馬オープン 1分08秒6 1分10秒3 1分09秒7 1分09秒9

●騎手は”東の豊”こと吉田豊騎手

 吉田 豊(よしだ ゆたか、1975年4月19日生まれ)。17年目35歳。大久保洋吉厩舎所属。騎手の吉田隼人は実弟(8つ下)。

 メジロドーベルの主戦で同馬で阪神3歳牝馬ステークス、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯連覇などGT5勝を上げている。勝ち星を順調に積み重ね、関西所属の武豊騎手に対比して「東のユタカ」と呼ばれ、関東のトップ騎手、日本を代表する騎手になることを期待する声もあった。

 1999年に後藤浩輝騎手から木刀で殴打・暴行される事件が起きた。2003年の天皇賞(秋)では、この事件の遺恨もあってか、後藤浩輝騎手騎乗のローエングリンが内から好スタートを切ったが、ゴーステディに騎乗した吉田豊騎手もハナを主張(調教師から何が何でもハナに行けと指示があったため)。後藤浩輝騎手も譲らなかったため、ハイペースとなり、ゴーステディはブービーの馬とも大差の最下位になりタイムオーバーともなった。これにより吉田豊、後藤浩輝双方とも私情をレースに持ち込んだとファンの間でも厳しい批判を受けた。

 2008年のマイルチャンピオンシップGTをキャロットクラブの所属馬ブルーメンブラットで制したことは記憶に新しい。

 藤田伸二騎手、大西直宏元騎手とは麻雀を打つ間柄である。関西地方に遠征時、自らの騎乗馬に藤田の伸二と書かれた腹帯を借りて着用していることがある。メジロドーベルのエリザベス女王杯時など。

 競馬学校の10期生。幸英明騎手、渡辺薫彦騎手とは同期生にあたり仲が良い。


 通算勝利数は堂々の841勝(2010年5月21日現在・以下同じ)。昨年は50勝。今年はここまで29勝と昨年を上回るペース。


 当たりはかなり柔らかい方で、先行馬に乗ったときは冴える騎乗を見せる。ペース判断も良い。しかし、差し馬に騎乗したときは勝負どころで動いていくことができず、躊躇しているうちに圏外になってしまうことが多い。

 自厩舎である大久保洋吉師の方針があり、ほとんど本開催でしか騎乗しない。関西に遠征することも稀である。

 1番人気馬での連対率は08年も09年前半も5割を超えていて、実力のある馬はしっかりと乗ってくる。内枠での成績が悪いというデータがある。
 私ほっさんの愛馬には何回も騎乗していただいているが、人気よりも好走することが多く、大敗時はきちんと原因があり、信頼している騎手の一人です。
 ほっさん愛馬での成績

 2005年10月29日 アドリアシチー    東京ダート1600m 6着/12番人気
 2006年 4月 2日 アドリアシチー    中山芝1800m   13着/6番人気
 2006年12月23日 ディヴァインシチー 中山ダート1200m  3着/9番人気
 2007年 1月 8日 ディヴァインシチー 中山ダート1200m  5着/3番人気
 2007年 1月28日 ディヴァインシチー 東京ダート1600m  2着/4番人気
 2007年 7月 1日 ディヴァインシチー 福島ダート1700m 10着/5番人気
 2008年 5月18日 プリムローズシチー 東京芝2000m   11着/10番人気
 2008年 5月25日 アイオロスシチー  東京ダート1400m  5着/6番人気

●ほっさん予想

アグネスハッピー

 近走は二桁着順が続き頭打ちだったが、前走は52.0キロのハンデを生かし3着に食い込む。今回は定量戦で通常なら57.0キロだが、3キロ減量の高倉稜騎手を乗せて54.0キロ。それでも前走よりは2キロ増。果たして。

 追い切りの動きは冴えない。

エーシンビーエル

 前走はハンデ54.0キロで10着大敗。57.0キロの今回上がり目を求めるのは厳しい。

 追い切りも終いの伸びを欠きイマイチ。

オメガエクスプレス

 休養前はこのクラスの安定勢力。1年6か月の長期休養明けから臨んだ前走はさすがに16着。それでも内容は着ほど悪くなく、叩き2走目の今回は上積みが見込める。

 しかし、追い切りの動きは良い時のものではなく、もうひと叩き必要か。

カレンナサクラ

 前走はハンデ53.0キロで6番人気6着。同じコースでの終い33.2秒の切れ脚は特筆モノ。しかし今回定量戦で55.0キロ。さて、前走の脚が使えるのか。

 追い切りは遠征の為に軽めとはいえ酷い動き。これではいくらなんでも。

ギンゲイ

 前走は東京芝1400mを57.0キロで4着。このクラスの安定勢力。2歳時には愛馬プリムローズシチーを破る(笑)。

 人気の一角。

 しかし追い切りは案外。

クリンゲルベルガー

 前々走はこのクラスで3着。しかも55.0キロ。しかし前走はハンデ戦53.0キロで11着と難しい馬。しかし、前走の敗因は中1週で福島遠征というハードローテが影響し馬体減りを起こし428キロ。これは細すぎ。

 今回放牧で馬体が回復しているので430キロ後半で出走できたなら、好走も十分ありうる。

コスモクリスタル

 前走で500万クラスを脱出。しかし昇級初戦の今回はどうか。

 しかし、追い切りの動きは勝った前走以上でもしかすると!?

ゴッドスマイルユー

 正直厳しい。追い切りからも推せない。

コンゴウリュウオー

 前走は6着といっても直千競馬。コーナーのある京都で・・・。追い切りもなんだかなぁ。

シティボス

 好走しても7着程度。パンチ不足。追い切りもいつも並み。

トシザコジーン

 昇級してからは頭打ち。追い切りは終いの伸びがない。

ハートランドノリカ

 絶好調のウィリアムスを擁して万全の態勢だが、昇級初戦。500万クラスの内容からいきなりは・・・。追い切りもこのクラスで即通用できるほどの動きではない。

ビンチェロ

 母は重賞2勝馬ペールギュントを輩出した桜花賞2着馬ツィンクルブライドという超良血。このクラスで低迷しているのは意外だが、成績は安定している。

 追い切りは併走馬に0.7秒先着もテンを飛ばし過ぎ終いは脚が上がっている。完全に失敗パターン。

ビーチアイドル

 クリンゲルベルガー同様安定しない成績だが、全体的にこちらの方が上位。

 追い切りは併走馬に遅れをとるなど前走前の方がよく見えた。

メイショウバレーヌ

 残念ながらいいところなし。追い切りの動きも前走に劣る。

メッサーシュミット

 九州産馬。小倉で2歳オープン戦を勝ったが、これは九州産限定で格は低い。事実1000万クラスでは見どころなし。

レイクエルフ

 人気になるも結果が伴わない。ただ今回は追い切りは動いている。
ほっさん総評
 ビンチェロやレイクエルフ、ギンゲイなどが人気になるでしょうが、ずば抜けているとは思いません。

 我らが愛馬クリンゲルベルガーはこのクラスで好走や大敗を繰り返していますが、大敗時は全て中1週での関東遠征。逆に500万クラスも含めて好走時は出走間隔を空け十分疲労をとり、馬体もふっくらとしている時です。
 今回は後者の方にあたり、私個人は京都という中央場所ですが、色気を持っています。

 勝つかと言われればゼロではないものの、低いでしょう。掲示板に載ってくれれば大成功なのですが、走ってみないとわかりませんね。なによりも当日の馬体重です。430キロ後半なら激アツ、430キロ前半なら微妙。430キロ未満なら大敗でしょう。

 ほっておいてもまもなく500万クラスに降級しますが、このクラスでやれると確信する為には、今回の好走は不可欠です。着よりも内容。いいレースを期待しています。中央場所の速い時計に対応して欲しいですね。

これ以降は5月22日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「高配含み」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬
ビンチェロ
コスモクリスタル
カレンナサクラ
エーシンビーエル
ギンゲイ
オメガエクスプレス
クリンゲルベルガー
コンゴウリュウオー
ニホンピロシェリー
シティボス △△ △△
ビーチアイドル △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ギンゲイ 3.0
ビーチアイドル 4.8
コスモクリスタル 5.1
ビンチェロ 10.4
カレンナサクラ 12.6
クリンゲルベルガー 16.9
ハートランドノリカ 18.8
シティボス 20.4
オメガエクスプレス 20.7
以下21倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
クリンゲルベルガー 76 66 76 61


デイリー馬三郎

予想印

◎ コスモクリスタル
○ ビーチアイドル
▲ ギンゲイ
☆ クリンゲルベルガー

以下省略

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

クリンゲルベルガー(11着)

 「外枠でしたが開幕週のわりに馬場状態がよくないので、内外はあまり関係なかったと思います。スタートは出ているのですが、他の馬が速くてついていくのが精一杯でした。直線で前の馬との差を詰めようとしたのですが、前の馬がなかなか止まりませんでしたし、今日は勝ち時計が速すぎますね。口向きの悪い馬ですが今回はそれほどそういった面は見せませんでした。右回りがまったくダメなわけではありませんが、どちらかと言うと普段の調教からも左回りのほうが走りやすく感じます。このクラスで3着に入るのはまぐれではできないことだと思いますし、勝ち負けするだけの手ごたえを前走で感じていただけに、今日の結果はとても残念です」(田中健騎手・キャロットクラブ公式HP)
 「出脚が今ひとつで最後方から。今日はリズムに乗り切れないまま終わってしまった感じ。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

クリンゲルベルガー

 「中間は短期放牧でリフレッシュ。気ムラな面はあるけど、決め手勝負なら通用するはず。」(浅見助手・デイリー馬三郎)

 「短期放牧でリフレッシュできた。気ムラな馬だけど、展開がハマればいい脚を使える。」(浅見助手・大阪スポーツ)

●当日は口取りの権利を持って応援に行きます

 当日は休日ですので、現地観戦に行きます。また口取りの権利に当選しました。・・・といっても総枠10名のところ、9名しか応募がなかったので、非抽選での権利獲得ですが・・・。

 雨が激しそうですが、いまだ地元京都での口取りは達成できておらず、決めたいところです。

 写真は撮ってくるつもりですが、あまりに暗いと私の安物のカメラでは良い画がとれません。明日は写真は厳しいと思っています。

これ以降は5月24日に作成

●パドック

 いやぁ、凄い雨でした。やはり、私の安物カメラでは厳しかったですが、なんとか頑張って撮ってきました。


馬体重430キロには正直がっかりしました。牧場では449キロ。そこから、速い追い切りが2本。移動も少なく、430キロ台後半で出走できると思っていました。



おっと、いきなり別の馬。実はこのコスモクリスタルはパドックでは落ち着きがなくて、割引だと思っていました。ところが走ってみれば勝ち馬からハナ差の2着。クリンゲルベルガーの応援馬券以外は購入しなくて正解でした(笑)。



東京以来のご対面、愛馬クリンゲルベルガー。前々走の3着がフロックなのか、1000万クラスでもそこそこやれるのか大切な一戦でした。



周回中は雨で写りが悪いので止まってからです。とまーれー直後。



雨でびしょぬれです。



威圧感も迫力もないがそれなりに走る愛馬クリンゲルベルガー。



やはり430キロは細いなぁと感じます。あと10キロ欲しいです。



馬体だけならとても馬券対象になりません。しかし、管が枯れていて脚元が丈夫なのは購入して成功だった1つの要因だと思います。



完全な短距離馬の体つき。



私も口取りの権利がありましたのでスーツを着ての観戦ですが、正直、傘も差せないので2着でもいいかなと思ってしまいました。すみません。



当然、近くになる位置を考えてカメラのポジション取りをしています。



吉田豊騎手は遅いなぁ。もう小坂忠士騎手は騎乗しちゃったぞ。



おお、来た来た。しかし、慣れない騎手を見て暴れ出すクリンゲルベルガー。ここから、16番の馬に騎乗している村田一誠騎手のガン見が始まります。



暴れるクリンゲルベルガーとガン見する村田一誠騎手。



やっと乗れました。ほっさん愛馬とは好相性の吉田豊騎手。私の中でかなり信頼している騎手です。



いざ出陣。



京都・吉田豊・キャロといえばブルーメンブラットのマイルCS。



頼むぞ!!

●レース 

レースは一部をターフビジョンの映像でご覧ください。


クリンゲルベルガーのスタートは少し出負けします。(ゼッケン14番がクリンゲルベルガー)



その後、ぐちゃぐちゃの馬場ですし、気合いをつけて前を窺いますが結局先団に取りつけず14番手になります。この時点で私はクリンゲルベルガーの勝ちはないと判断しました。事実、完全な前残りの展開で(馬場が悪く、後ろから来れるわけがありません)、上位5頭は全て3角8番手以内の馬です。

しかし、クリンゲルベルガーは14番手ですが前が少し空いており、泥もさほど被らずに楽に道中を追走します。向正面では16番のニホンピロシェリーがクリンゲルベルガーの外を上がって行きます。村田一誠騎手、余計なことをするなぁと現地で思いました。しかし、結局このニホンピロシェリーはここまでで15着敗退。じっと我慢をして脚を溜めていたクリンゲルベルガーはこのあと末脚が炸裂とまでは言いませんが生きてきます。

4コーナーでは多頭数の外枠が響き外をブン回します。しかし、手応えに余裕があり、私はここでもしかすると!?と緊張しました。



直線いい感じで伸びてくるクリンゲルベルガー(右から6頭目の青いメンコ)。



良馬場なら中京の500万戦の再現になっていたでしょう。



伸びろ伸びろと思っていましたが、反面突き抜けてずぶぬれの中の口取り式は風邪をひきそうだなぁという懸念もありました。ですので、6着での入線は正直ホッとした部分が大きかったです。


 前5頭は先団グループで、1頭後ろからいい脚で上がってきたクリンゲルベルガーは強いと思える内容でした。走っている距離も上位とは違います。完全にこのクラスでメドが立ったと言い切ります。

●時計の評価

 今回のクリンゲルベルガーの走破時計1分12秒8不良馬場は、このコースのこのクラスの過去10年間の平均勝ちタイムと比べるとかなり遅いですが、不良馬場に関してはピンキリで馬場の荒れ具合によって時計は大きく変わりますし、一概に判断できません。

 特に5月23日は1日中激しく雨が降っていたことからもぐちゃぐちゃの酷い馬場だったことは想像に易く、時計よりも内容で判断すべきでしょう。

●レース後の騎手・調教師のコメント

クリンゲルベルガー(6着)

 「右にモタれると聞いていたので、右手にムチを持って気をつけて乗りました。しかし、そのような素振りは見せませんでしたね。この馬場なのでビュッという脚は使えませんでしたが、外からジリジリ伸びています。馬場が悪い中、小柄な馬体でよく頑張っていると思いますし、枠順がもう少し内ならば上位争いできたと思います。」(吉田豊騎手・キャロットクラブ公式HP)

●今後の展望

 6月13日のレースが終わるとクラス再編成で本賞金が半減され、このままですと500万クラスに降級するクリンゲルベルガー。今日の内容なら500万クラスでは確実に勝ち上がれるでしょう。

 1000万クラスに適鞍がないのでこのまま降級するでしょうね。6月12日の東京芝1400mに行くのは反対です。距離も長いですし間隔を空けずの関東遠征は大敗します。そりゃ、華奢な馬ですから。

 6月20日の阪神7R 500万下 芝1200mからの始動でいいでしょう。それとも、北海道?

●最後に

 すでに募集金額を上回る賞金を稼ぎ、馬主として大成功の愛馬クリンゲルベルガーですが、今回の走りを見ていると欲がでます。降級して500万クラスは必ず勝てるでしょうから、更にその後1000万クラスをなんとか勝って計4勝を上げて欲しいなどと思うようになりました。そんなにうまくいくかどうかわかりませんが、無謀な目標ではないと思います。

 キャロ愛馬では現在唯一の投資成功馬。他の愛馬が苦戦する中、コンスタントに走り、それなりに結果を残し賞金をくわえてきてくれます。とにかく、いつまでも無事に走り続けて欲しいですね。

最後までご愛読ありがとうございました

2010年5月13日作成 18日、19日、20日、21日、22日、24日加筆
クリンゲルベルガーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

第12戦 2010年 4月10日 吾妻小富士賞 1000万下 福島芝1200m ハンデ戦 (11着/7番人気)

第11戦 2010年 3月28日 三河特別 1000万下 中京芝1200m 混合 定量 (3着/14番人気) 

第10戦 2010年 2月21日 1000万下 東京芝1400m (10着/10番人気) パドック写真付き

第9戦 2010年 2月 6日 500万下 中京芝1200m 若手騎手限定戦 (1着/7番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポ

第8戦 2009年11月 8日 500万下 福島芝1200m 牝馬限定戦 (6着/7番人気)

第7戦 2009年 5月 2日 3歳500万 京都ダート1200m (13着/9番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポ

第6戦 2009年 3月29日 3歳500万 阪神ダート1400m (9着/7番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レボ 

第5戦 2009年 3月 7日 3歳500万 阪神ダート1200m (5着4番人気

第4戦 2009年 2月22日 こぶし賞 3歳500万 京都芝1600m (10着/9番人気)

第3戦 2009年 1月25日  3歳500万 京都ダート1400m (2着3番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポ

第2戦 2008年11月24日 福島2歳ステークス オープン 福島芝1200m (13着/2番人気

デビュー戦 2008年11月 8日 2歳新馬 福島芝1200m (1着1番人気

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