期待の愛馬クリンゲルベルガー 第3戦


1月25日 京都3R 3歳500万下 ダート1400m 牝馬限定戦は、

2着/3番人気!!


出遅れて万事休すと思いきや、さすがは超一流の岩田康誠騎手!!

最速の上がりでグングン先頭に迫る。

パドック写真多数付き、現地観戦レポ。

そして、初めてレース後のレクチャーに参加。

レース回顧と時計の分析、

レース後の岩田康誠騎手のコメントと専門誌の評価を掲載。

ななんと、新馬戦優勝時のゼッケンに当選!!

貴重なゼッケンの写真を掲載。

(2009年1月26日完結)

2009年1月8日作成

●前走後、放牧に出されていましたが、1月8日のクラブHPで1月9日にトレセンに帰厩予定であることが報告されました

 ほっさん購入愛馬(無料提供馬オペラシチー除く)初の新馬戦勝利を8馬身の大差で成し遂げてくれた孝行娘のクリンゲルベルガーでしたが、格上挑戦となる前走の福島2歳ステークスは2番人気に支持されるも13着大敗。2度に渡る福島遠征の疲れは否めず、立て直すために一旦放牧に出されました。

 以下は2008年11月26日のキャロットクラブHPの近況です。


 「小柄な馬なので、最内枠はいやだなと思っていたのですが、残念な結果になってしまいました。レース後は特に異常ありませんが、2度の長距離輸送に耐えてくれましたし、一度放牧に出してリフレッシュさせようと思います」(浅見師)27日に宇治田原優駿Sへ放牧予定。


 というわけで、特に異常がないですが放牧に出されました。そして、本日2009年1月8日の近況において、明日9日に帰厩予定であることが掲載されていました。嬉しいですね。

 すでに1勝しており、時期的にもクラシックをまだ狙えるので、トライアルにガンガン参加して欲しいですね。また、ダートも見てみたいです。


 キャロットクラブの愛馬で現在始動しているのは、関東馬のシャンスイと、関西馬のクリンゲルベルガーの2頭のみで、キャロットクラブは、勝っても負けてもレース後に会合を開いてくれるので、参加したいのですが、関西馬のはずのクリンゲルベルガーは過去2戦とも福島遠征。

 まだ、キャロットクラブのレース後の会合に1度も参加したことがありません。そんなことから、是非次走は京都か阪神で走って欲しいと思います。

これ以降は1月9日に作成

●クラブHPにて、帰厩が報告されました!!

 本日(1月9日)に予定通り、我らが愛馬クリンゲルベルガーが栗東トレセンに帰厩したことが、報告されました!!さあ、フィリーズレビュー目指して頑張って欲しいですね。

これ以降は1月15日に作成

●次走の予定が発表されました

 以下は、1月14日に報告された、クラブHPのクリンゲルベルガーの近況です。


14日は調整程度。「宇治田原では425キロまで回復しましたが、こちらで今420キロほど。体格自体も大きくないですし、カイバ食いも良好なので、これくらいがちょうど適性体重なのかもしれません。帰厩してからは馬場でサッと流す程度に乗っています。状態もいいですし、週末ぐらいに追ってみて、いいようなら来週の競馬を考えたいと思います」(浅見師)25日の京都競馬(3歳500万下・牝馬限定・ダ1400m)もしくは24日の中山競馬(菜の花賞・牝馬限定・芝1600m)に出走予定。


 というわけで、馬体重があまり増えていないのは、残念ですが、これくらいの馬なんですね。週末に追って、いいようならとありますが、本日(15日)の追い切りはなかなか動きも良く、来週の出走はほぼ確定でしょう。

 次走は芝の1600mとダートの1400mの両睨みですが、切れる脚がないクリンゲルベルガーにとっては、距離延長は間違いなくプラスで、スウェプトオーヴァーボード産駒はダートもかなり走るので、ダートを見てみたいという気持ちが強いです。

 また、キャロットクラブのレース後のレクチャーに是非参加したいので、関西で走って欲しい!!しかも、1月25日と言えば、愛馬エスポワールシチーの初重賞参戦、平安ステークスが実施される最高の日です。前走もクリンゲルベルガーとエスポワールシチーは同じ日に走っていました。結果はエスポワールシチーは勝ち、クリンゲルベルガーは2番人気に支持されるも、13着大敗でした。それだけを見ると、クリンゲルベルガーにとって、エスポワールシチーとの同日出走は避けた方がいいのかも知れませんが、いやいや、じっくりと立て直した今回は違います。是非、25日の京都のダート戦に出走してください。口取り出たい!!

これ以降は1月18日に作成

●予定通り菜の花賞に特別登録

 本日、予定どおり1月24日 中山9R 菜の花賞 3歳500万下 芝1600m牝馬限定戦に特別登録しました。登録頭数は31頭で、出走可能頭数が16頭ですから、ほぼ2分の1の確率です。

 しかし、競馬ブック紙によりますと、騎手予定が未定ということで、おそらく登録だけに留め(相手関係にもよると思いますが)、もう一方の1月25日 京都3R 3歳500万下 ダート1400m 牝馬限定戦 に出走する確率の方が高いのではないでしょうか。

 1月25日は愛馬エスポワールシチーが平安ステークスに出走する日です。クリンゲルベルガーも25日の京都なら、大変な1日になりそうです。

これ以降は1月20日に作成

●ななんと、新馬戦優勝時のゼッケンに当選!!

個人的大ニュースですッ!!

ななんと、購入愛馬初の新馬戦勝ちを1番人気で飾ったあの、

2008年11月8日の愛馬クリンゲルベルガーのゼッケンに当選してしまいました!!


2008年11月8日、2歳新馬戦1番人気1着。2着に8馬身差。



ゼッケンの反対側。福島2Rでしたね。



広げて上から。



送られて来たキャロットクラブの封筒と。


念のためキャロット会報を引っ張りだしてみると、確かに12月号の表紙裏で保護者の皆さんと写真に納まっているゼッケンそのものではないですか。

これは、嬉し過ぎます。

購入愛馬(無料提供馬のオペラシチーを除く)初の新馬戦勝ちという夢を叶えてくれた愛馬クリンゲルベルガー。それだけでも最高なのに、その時の優勝ゼッケンがいただけるなんて!!

しかも、超大物新人の三浦皇成騎手の新人Yearのサイン入りです。

これは、大変なことです。


職場で家族から、クリンゲルベルガーのゼッケンが送られて来たという一方を受けた時には、時期的に福島2歳Sのものだと思い込み、

「13着に大敗した時のゼッケンかぁ」

と嬉しい半面、「負けた分だしなぁ」という気持ちがありました。


家族に電話で確認すると、サインが入っているらしい。

「エージ中舘」のサインか。悪くないなぁ。

と思って良く良く聞くと、ゼッケン番号が”7番”というではありませんか。

「ん・・・!?福島2歳Sは、確か最内枠がたたって敗退したはず・・・。」

携帯で調べてみると、”7番”と言えば、8馬身千切って勝った新馬戦の番号ではあーりませんか。

ヤッター!!

これは、心底嬉しかったですね。


私が将来を最も期待する大型新人三浦皇成騎手がまだ減量の頃の貴重なゼッケンではないですか。

有馬記念で豊富な資金があるとはいえ、決してお金で買えるものではありません。

優勝メダルやトロフィーよりもサイン入りゼッケンは嬉しいですね。

これは本当に”宝物”ですね。



有馬記念の大的中といい、エスポワールシチーの重賞出走といい、この年末年始はつき過ぎています。

1口馬主をやっていて本当に良かった。


友駿ホースクラブでは、エスポワールシチーとステップシチー合わせて9枚の優勝ゼッケンをはじめ、

所有愛馬の優勝ゼッケンは毎回応募しているのですが、1度も当選したことがありません。


キャロットは、シャンスイの2戦に次ぎ、3回目の応募で当選しちゃいました。

これも、ローザネイの07という1口10万円の(私的には)高額馬を購入したご褒美なのでしょうか。


とにかく、嬉しい出来事でした。

これ以降は1月21日に作成

●追い切り情報(1月21日更新)

前走前 11月20日 栗東坂路 良馬場 末強目追う

助手
4F 57.8
3F 42.3
2F 27.2
1F 13.4



1月15日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力

田中健
1回
4F 56.2
3F 41.8
2F 27.3
1F 13.4


1月18日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力

田中健
1回
4F 59.8
3F 43.4
2F 28.4
1F 14.1


1月21日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
田中健
4F 57.8
3F 42.5
2F 28.2
1F 14.2



 1月15日、ジョッキーを背に速いところを乗られました。余力残しで稍重馬場ですから、動きとしては、なかなかいいのではないでしょうか。少なくとも、強めに追って良馬場で4F57.8も要した前走前よりは、格段に動きがよくなっています。
 クリンゲルベルガーは、真面目で一生懸命走ってしまうため、疲労が残りやすく、叩き2走目というよりは、1戦目に期待するタイプだと思います。もっとも、2度に渡る長距離輸送がなければ、もっと2走目も走っていたかも知れませんが。
 いずれにせよ、前走度外視で期待していいと思います。

 1月18日、14−14のやや速めで追い切られました。関東遠征なら、これで終わりか水曜日に軽め。関西で出走なら水曜日か木曜日に強めで追い切るでしょう。関東の菜の花賞には特別登録しましたが、騎手の予定も決まっていませんし、どうやら、京都のダート1400mが濃厚と思われます。明日のクラブの発表を待ちましょう。

 1月21日、坂路で14−14で追われました。はて、これが最終追い切りなのでしょうか。馬格のない小柄な牝馬ですので、強い追い切りは良くないと思いますので、これで万全だと思います。前走は疲労で大敗でしたから、今回は当然期待できるのではないでしょうか。私ほっさんの21日現在の追い切り評価は「B−」です。軽めはいいのですが、14−14が最終追い切りだとすると、少し軽い気がします。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 1月25日 京都3R 3歳500万下 ダ1400m 牝馬限定戦 全13頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
クリノスレンダー 吉田豊 12/27 500万 中山ダ1200 11 10 11
クリンゲルベルガー 中舘英二 11/24 オープン 福島芝1200 13
コスモユウコリン 内田博幸  1/05 オープン 中山芝1600
サクラミモザ 北村宏司 12/14 新馬 中山ダ1200
シシャモチャン 菊沢隆徳 12/13 500万 中山芝1200 10
スズヒメ
セブンシークィーン 吉田豊 11/24 オープン 福島芝1200
ネオヴェリーベリー ウィリアムス 12/06 500万 阪神ダ1400 11 15 12 12
マコトエレンシア 福永祐一  1/10 未勝利 京都ダ1800 12
ミスティネール 秋山真一郎 12/20 500万 中京芝1200 11 11 13
メイショウカガリビ 小牧太 12/28 未勝利 阪神ダ1800 18
ラストダンス 船曳文士 12/20 未勝利 阪神ダ1400
レッドレイク 吉田豊  1/11 未勝利 中山ダ1200 11

●京都ダ1400mコース解説

 スタート地点は向正面2コーナー奥のポケット。
 2コーナーの引込み線は芝コースになっており、ダート1200mから200m延長した部分はほとんどが芝になっている。外枠に行くほど芝を長く走ることになるが、単純に外枠が有利というわけでもない。ほぼフラットと見ていい。芝も走れる馬に限り有利と言える。
 3コーナーまでの直線の長さはダートコースとしては非常に長い。1200mに比べて馬群は縦長になりやすいが、先行争いが緩くなることはほとんどない。
 逃げ・先行馬が圧倒的に強いコースで、信頼できる軸馬は好位からレースを進められるタイプ。穴を狙う際にも、差し馬よりも人気薄の逃げ粘りを狙う方が効率が良い。
 また、産駒的にも大きな傾向が見られる。フォーティーナイナーやアフリート、ジェイドロバリー、エンドスウィープといった軽いダートを得意とするミスタープロスペクター系の種牡馬が圧倒的に強い。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント スタート、種牡馬
種牡馬ベスト フォーティーナイナー、フジキセキ、ジェイドロバリー
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、安藤勝己、岩田康誠、福永祐一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分26秒9 1分26秒0 1分25秒6 1分27秒1
2歳未勝利 1分26秒6 1分27秒1 1分26秒4 1分26秒4
2歳500万 1分25秒4 1分24秒5 1分25秒6
3歳新馬 1分27秒2 1分26秒4 1分25秒8 1分26秒2
3歳未勝利 1分26秒6 1分26秒1 1分25秒9 1分26秒1
3歳500万 1分25秒5 1分24秒3 1分24秒5 1分26秒0
古馬500万 1分25秒4 1分25秒1 1分24秒6 1分24秒7
古馬1000万 1分24秒6 1分24秒1 1分24秒1 1分24秒3
古馬1600万 1分24秒0 1分23秒4 1分22秒7 1分23秒8
古馬オープン 1分23秒9 1分23秒9 1分23秒5 1分24秒7

これ以降は1月22日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 1月25日 京都3R 3歳500万下 ダ1400m 牝馬限定戦 全14頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
エンジェルアリス 秋山真一郎 10/11 500特 京都芝1400 10 13
エーシンワンダーズ ルメール 12/13 500万 阪神芝1400 12 14 B−
クリノスレンダー 田中克典 12/27 500万 中山ダ1200 11 10 11 B−
クリンゲルベルガー 岩田康誠 11/24 オープン 福島芝1200 13 B−
コスモユウコリン デムーロ  1/05 オープン 中山芝1600
サクラミモザ 藤岡佑介 12/14 新馬 中山ダ1200 B+
シシャモチャン 小林徹弥 12/13 500万 中山芝1200 10 B+
スズヒメ 花本正三  1/08 地方 笠松ダ1400 B−
ネオヴェリーベリー 川田将雅 12/06 500万 阪神ダ1400 11 15 12 12
マコトエレンシア 福永祐一  1/10 未勝利 京都ダ1800 12
ミスティネール 熊沢重文 12/20 500万 中京芝1200 11 11 13 B−
メイショウカガリビ 小牧太 12/28 未勝利 阪神ダ1800 18 B+
ラストダンス 田村太雅 12/20 未勝利 阪神ダ1400 B+
レッドレイク 四位洋文  1/11 未勝利 中山ダ1200 11

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

前走福島2歳Sで、我らが愛馬クリンゲルベルガーが敗れたセブンシークィーンが想定表から消えました。これはラッキーでしょう。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
エンジェルアリス 1月21日 栗東B良 強め 助手 5F65.1−12.5
エーシンワンダーズ 1月21日 栗東CW良 一杯 太宰啓介 6F83.4−12.9 B−
クリノスレンダー 1月21日 美浦坂路良 一杯 助手 50.0−13.4 B−
クリンゲルベルガー 1月21日 栗東坂路良 馬なり 田中健 57.8−14.2 B−
コスモユウコリン 1月21日 美浦南D良 馬なり 助手 5F63.8−13.0
サクラミモザ 1月21日 美浦ポリ良 馬なり 柴田未崎 5F69.5−12.3 B+
シシャモチャン 1月21日 栗東CW良 馬なり 小林徹弥 5F69.5−11.7 B+
スズヒメ 1月21日 笠松重 一杯 花本正三 4F51.5−12.3 B−
ネオヴェリーベリー 1月21日 栗東坂路良 一杯 助手 54.6−13.5
マコトエレンシア 1月21日 栗東坂路良 馬なり 助手 56.6−13.7
ミスティネール 1月21日 栗東CW良 馬なり 熊沢重文 6F82.5−12.0 B−
メイショウカガリビ 1月21日 栗東坂路良 馬なり 助手 54.0−12.6 B+
ラストダンス 1月21日 栗東B良 強め 出津孝一 6F78.7−12.3 B+
レッドレイク 1月21日 美浦坂路良 馬なり 助手 58.8−14.8

●ほっさん予想

エンジェルアリス

 元々地方所属馬。中央転厩後、芝のレースを3戦するが、いいところなく敗退。今回初めて、地方時代勝ったダートに戻るが、いきなり中央の速い時計には、ついていけないのでは??

 追い切りの動きもいいところがなく、厳しい。

エーシンワンダーズ

 芝の未勝利戦を勝利後、芝で3戦するも、善戦止まり。今回初ダートだが、血統的にもプラスとは言えない。

 追い切りの動きも平凡。

クリノスレンダー

 新馬戦勝ち、続くオープンのダリア賞も2着と気を吐くもここまで。そこから6戦500万クラスでの6着が最高。超早熟馬か。

 追い切りは前半とばして後半失速というアンバランスなもの。調整失敗か。

クリンゲルベルガー

 新馬戦は2着に8馬身も千切る圧勝。続くオープン戦でも、その内容が評価されての2番人気だったが、13着に大敗。小柄な牝馬で上積みはなかった。また、2度に渡る短期間の福島遠征で疲労は蓄積。

 そこで、今回は、じっくりと休養をし、復帰の一戦。しかも輸送のほとんどない京都なら、力は十分出せるはず。また、初ダートだが、血統的にもダートは魅力。いきなり勝ち負けの可能性も十分。

 追い切りは馬体が細く、維持という意味でも馬なりのみの調整。小柄な牝馬ですから、これでいいのではないでしょうか。しかし、1月21日の追い切りは少し終いがかかりすぎですが・・・。

コスモユウコリン

 新馬戦を圧勝後、将来が有望視されたが、その後オープンを2度走り、共に7着といいところなし。

 追い切りでは、終いの伸びを欠き、3頭併せの最降着。一時の勢いは見当たらない。

サクラミモザ

 前走、新馬戦を7馬身差圧勝。その後、入念に調整され、準備は万端。同じダートのここは、人気の中心。

シシャモチャン

 前走は出走取り消し。前々走はこのクラスで5着の実績あり。ただし、それは芝での話。父はサクラバクシンオーでダートも問題ないだろう。取り消しの影響と久々がどうかだが・・・。

 追い切りも終い重点でビュッと良く伸び、もしかすると!?

スズヒメ

 地方所属の地方馬。前走は地方でも大敗しており、いきなりこのメンバーでは、厳しい状況。追い切りもまあまあ程度。

ニューヴェリーベリー

 地方からの転厩馬だが、中央での戦績はさっぱり。また地方に戻るんじゃないの?追い切りも全く動かない。

マコトエレンシア

 芝で3戦してイマイチも前走初ダートで一変。いきなり1番人気馬を完封し圧勝。これはダートの猛者か?

 追い切りが軽いの1本というのが気になる。

ミスティネール

 新馬戦1着後、次走で13着。あれれ?このパターンはどこかで見たぞ??ちなみにこの馬の3走目は11着。ということで、芝を見切りダートへ。

 追い切りは水準級。

メイショウカガリビ

 新馬戦を武豊騎手で18着大敗後、ダートに目を向け2着1着と好走。ただ、前走の時計は平凡で、昇級のここは半信半疑。

 追い切りの動きはなかなか良い。

ラストダンス

 前走8戦目にして、ようやく未勝利脱出の善戦マン。時計も平凡で、上積みは望めない??

 いやいや、追い切りは2週続けて強く追われているなど、至って順調。

 斤量3キロ減も脅威。

レッドレイク

 血の海??ダートは過去3戦してすべて連対。しかし、走破時計は平凡で、昇級のここでいきなりとは望みづらい。

 追い切りが軽すぎるのも不満。
サクラミモザ
マコトエレンシア
クリンゲルベルガー
メイショウカガリビ、シシャモチャン、ラストダンス

これ以降は1月24日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「差し要注」


予想家の印
馬名 中野秀 山田理 西村敬
クリンゲルベルガー

あとは省略



予想オッズ
馬名 予想オッズ
サクラミモザ 2.8
マコトエレンシア 5.3
コスモユウコリン 6.5
メイショウカガリビ 6.8
エーシンワンダーズ 8.6
ミスティネール 9.6
クリンゲルベルガー 12.5
以下16倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
クリンゲルベルガー 68 69


デイリー馬三郎

予想印

◎ メイショウカガリビ
○ サクラミモザ
▲ シシャモチャン
☆ クリンゲルベルガー

以下省略

●前走レース後の騎手コメント

クリンゲルベルガー(13着)

 「最内枠だったけど、外から一気に行かれてねぇ。物見をしたり気を使って走る馬だけになあ。」(中舘英二騎手・ラジオNIKKEI)

 「外から一気にこられて、厳しい形になってしまった。馬場がどうのこうのではない。」(中舘英二騎手・競馬ブック)

 「デビュー戦の内容がかなり良かったので楽しみにしていました。スピード豊かだしここでもいい走りができると期待していましたが、結果的には最内枠が仇となってしまい馬にはかわいそうでした。荒れた馬場は問題なかったのですが、どんどん外から馬が押し寄せて来て怯んでしまっていました。真ん中あたりの枠から競馬ができていれば違ったはずで、今日は物見をしてこの馬本来の走りを発揮していません。キャリアの浅さが出てしまいましたが、能力からしてこのような結果になる馬ではないと思いますよ」(中舘騎手・キャロットクラブHPより)

 「中1週での競馬でしたけど、中間の調整も上手く行ったし、輸送もスムーズにこなせました。その結果、プラス2キロで出走できましたからね。今回もかなり期待してただけに、この結果には正直ガックリしてしまいましたが、まだまだこれからの馬。まずは栗東に帰って、その後の状態を見てから今後の予定を決めていきます」(浅見助手・キャロットクラブHPより)
 「気配はいい。好位の内々。コーナーがぎこちない。終始、ラチ沿いを通って直線は伸びあぐねる。初戦は圧勝だったが、時計的な裏づけがなかったし、今日はキャリアの浅さを露呈してしまった。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

クリンゲルベルガー

 「前走は案外も放牧に出して立て直した。スタートは速い部類だし、もまれず先行できれば。」(浅見助手・デイリー馬三郎)

 「放牧前と同じぐらいの体つき。距離は問題なさそうだけど、ダートがどうかな。」(浅見助手・競馬ブック)

これ以降は1月26日に作成

●パドック

 本日は事前にお話ししていましたように、現地・京都競馬場に行ってきました。

 キャロット愛馬関西初登場です。この日をどれだけ待ちわびたか。キャロットクラブ第1号のシャンスイは二ノ宮敬宇厩舎に憧れ関東馬なのに購入。もちろん、関東しか走らず、しかも、まだ4歳なのに、たった2戦しかしておらず、会える日が来るかどうか心配です。

 第2号のペルシステンテ(3歳)は、2度の入厩をしましたが、蕁麻疹などで、放牧。いまだデビューを果たせておりません。

 そして、キャロットクラブ第3号愛馬がこのクリンゲルベルガーですが、初戦・2戦目と福島に遠征。私もさすがにこのクラスで福島まで行くことはできず、クリンゲルベルガーに会ったことはありませんでした。そんなこんなで今回がキャロット愛馬初の地元関西登場となりました。


 もちろん、口取りの権利は申し込んだのですが、メールの5名で外れ、電話の5名をその日に限って10時からの朝礼が長く、電話をかけた時には、すでに一杯になっていると断られました。

 口取りを外したことは残念でしたが、キャロットクラブはレース後にレクチャー(レース回顧と騎手や調教師のコメントの報告)をしてくれるので、それも楽しみの1つでした。もちろん、レクチャーに出るのも初めてです。


 さて、いつものように写真を撮って来たのですが、今回は特にイマイチです。申し訳ない・・・。


 では、撮影順にご覧ください。


馬体重はプラス2キロ。もっと増えて欲しいですが、このくらいが適体重のようです。人気は2番人気から4番人気あたりを行き来していました。
最終的には3番人気だったのですが、複勝では5番人気だったんですよね。



初めて生で見た愛馬クリンゲルベルガー。芦毛はよくわからないといつも言っている私ですが、冬毛が出て毛ヅヤはイマイチで、新馬戦で見たパドックの状態に比べて良くは見えませんでした。



結構尻尾を上げていたんですよね。たいした意味はないようですが。



馬体はちょうどいい太さで、仕上がっている感じでした。



アップ。



全体的に華奢に見えますが、脚元は丈夫そうに見えます。



本日は、愛馬エスポワールシチーが平安ステークスに出走する日。というわけで、わざとその看板を入れて撮りました。



気配も良く見えました。集中力もありそうです。



毛ヅヤピカピカでさすがに良く見えた私が本命に推したサクラミモザ。これは1頭違うクラスの馬が居る感じです。



とまーれー直後。岩田康誠騎手は来ませんでした。残念。

●本馬場入場


本馬場入場は遠すぎて写りませんので、ターフビジョンです。1番人気でもないのに、やたらとJRAのカメラが追いかけてくりました。これで好走を確信しました。JRAは正直だ(笑)。



本馬場入場のメインスタンド前。もう少し前でターンをしてくれると思っていたのですが、思ったより手前でターンしようとし、画面かの真ん中に被写体が来ませんでした。



返し馬。これも1番人気のサクラミモザよりも、クリンゲルベルガーを中心にカメラが追いかけています。嬉しかったですねぇ。

●レース 

 我らが愛馬クリンゲルベルガーはスタート直後すぐに右に物見し(ソラを使ったようにも見えた)、ダッシュがつきません。どんどん外から被されて、ダートで最内枠ということもあり、正直「万事休す」と思いました。

 そもそも、京都のダート1400mのスタート地点は芝で、しかも外枠の方が長く芝の部分を通れて有利なんですよね。そこへ最内枠の馬が出遅れるわけですから、致命的とも思われました。しかし、クリンゲルベルガーの鞍上はいまや武豊・安藤勝己と並ぶトップジョッキーの岩田康誠騎手!!なんとかしてくれると願いました。

 ハナはシシャモチャン(結局13着)、2番手は断然1番人気のサクラミモザ(結局優勝)、3番手はスズヒメ(結局14着最下位)という隊列になります。3頭が激しくハナを主張する展開で、自然とペースは上がります。

 ここで注目すべきは、ハナを主張した3頭の内、内のシシャモチャンはブービーの13着、外のスズヒメは最下位の14着だったのに対し、真ん中にいたサクラミモザは競り合って押し切って勝ったということで、人気どおり、相当能力は高いと思われます。

 我らが愛馬クリンゲルベルガーはななんと12番手追走。戦前は先行力を生かしてと陣営が見ていただけに、驚きの位置取りとなります。

 しかし、前が競り合ってペースが上がったことが幸いし、後方待機の馬に出番が回って来ます。


 まずは、ポツンと最後方に置かれて追走に苦しんでいるように見えた(死んだふりして折り合っていた!さすが四位洋文騎手!)人気薄のレッドレイクが凄い勢いで大外マクリを決めます。内にいたクリンゲルベルガーもギリギリ交わされそうなところで勝負根性を見せ、一緒に2頭で加速します。

 4角まで後方の最内を距離ロスなく追走していた我らが愛馬クリンゲルベルガーですが、4角で外に持ち出し(王道の競馬!)、更に外から物凄い脚でマクッてきたレッドレイク(結局3着)に1度も並ばせることなく、一緒に伸びて行き、最後の最後は逆に突き放します。さすが剛腕岩田康誠騎手!!追えば追うほどクリンゲルベルガーはグングン加速しました。そのまま主戦でいて欲しい(願)。

 前(サクラミモザ)はすでに3馬身ほど抜け出しており、捉えることはできませんでしたが、非常に内容のあるレースでした。まさに、負けて強しです。



単勝は10枚勝ったのですが、複勝はゼロ。こんなにつくのなら、複勝も買っておくべきでした。



クリンゲルベルガーはレッドレイクと並び最速の上がりで駆け抜けました!!非常に次ぎにつながる内容だったと思います。直線はグングン伸びて私も熱くなりましたし、本当に来て良かったです。

●時計の評価

 今回のクリンゲルベルガーの走破時計1分26秒6稍重は、京都ダート1400mの3歳500万の過去10年の平均勝ちタイムが1分24秒3稍重ですから、牝馬限定戦だったことを加味しても平凡な時計と言えるでしょう。

 ただ、クリンゲルベルガーは今回がダート初戦でしたし、何よりもダッシュがつかず出遅れています。まだ時計を短縮することはできそうです。

 それでも、前走前にお話ししたように、馬格の無い小柄な牝馬ですので、上積みはほとんどないと思われます。期待はしますが、過度な期待は禁物でしょう。

●レース後の騎手・調教師のコメント

サクラミモザ(1着)

 かなり競り込まれる厳しい展開でしたが、よく辛抱して伸びてくれました。能力が高いし、芝でもやれそう。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

クリンゲルベルガー(2着)

 「砂を被っても我慢してくれたし、直線は間を割って伸びてくれた。いい勝負根性をしているね。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)

 「初めてのダート戦でしたが、砂を被っても耐えていましたよ。ダートでも大丈夫ですね。道中、負けん気を出してよく伸びてくれましたよ。」(岩田康誠騎手・ラジオNIKKEI)


 「ゲートの中で多少ガチャガチャする面はありましたが、スタートはまずまず出てくれました。道中は急かさず進めて勝負どころから動く競馬をしましたが、砂を被っても気にしていなかったし、ダートの走りは良かったですよ。ハミをしっかり取って乗り手の意図通りに走ってくれたし、直線で他馬に並ばれてからもうひと伸びしていたように根性もあります。すごく競馬が上手な馬ですね。」(岩田康誠騎手・キャロットクラブHP)

 「血統的に見て芝だけでなくダートもおもしろそうと思って今回はダートを使いましたが、期待通りいい走りをしてくれました。小柄な牝馬だし、あまりビシビシやり過ぎないような調整をし、色々と工夫して臨んだ結果の2着だったのですごく意味のある一戦になりました。軽い馬場が良かったというのもあるのでしょうが、これでダートをこなせることはわかりましたし、選択肢を多く持った上で今後はレース選択ができますからね。今のところレース後に反動がなければ、このまま在厩で調整する予定です。中2週の同条件を中心に芝のレースも考えていくつもりです。」(浅見秀一調教師・キャロットクラブHP)

●専門誌のレース評価

サクラミモザ(1着)

 「好スタートからスッと2番手につけたが、途中から後続馬が来て、3頭雁行の状態でのハナ。勝負所では他の2頭が早々に脱落し、馬なりのまま4コーナーで先頭に立つ。直線に向いてもうひと伸びして難なく押し切った。先行馬に厳しい流れになったが、それでも楽勝。ここでは力が1枚上だった。」(ギャロップ)

クリンゲルベルガー(2着)

 「仕上がる。前半は無理をせず馬群の後方。内々をロスなく追走し4角で外へ。外のレッドを振り切り上々の伸び。」(競馬ブック)

 「ジックリと構えて後方からだったが、行きっぷりはまずまず。仕掛けてからの反応が良く、直線に向いてしっかりと伸びての2着。初ダートだったが、砂を被っても大丈夫で、ダートの走りも問題ない。」(ギャロップ)

レッドレイク(3着)

 「芝の部分で行き脚がつかず、前半は最後方。4角で射程圏に取りつく。2着馬(クリンゲルベルガー様)には伸び負けしたもののメドの立つ内容。」(競馬ブック)

●今後の展望

 やはりダートもそれなりに走りました。しかし、芝もダートもそれなりの500万クラスの内容です。1000万だ、オープンだとは言い切れません。むしろ、現状では、時計的に500万を勝ち上がっても、そこで頭打ちでしょう。しかし、まだ明け3歳。これから伸びシロはあると思いますし、成長を楽しみにします。

●最後に

 今回、私は初めてキャロットクラブのレース後のレクチャーに参加させていただきました。岩田康誠騎手の談話や浅見秀一師のコメント、そして次走の予定など、たっぷり時間を取っていただいて、いろいろと聞けたので、大満足でした。

 何も知らない私は、負けてもゼッケンを囲って写真を撮ってくれるものだと思っていましたが、あれは、勝ったときだけのようですね。そりゃそうか・・・。

 私はキャロットクラブに入会して日が浅く、あまり会員の方を存じませんが、女性が多かったのが意外でした。また、皆さん詳しくて、世の中にはまだまだ凄い人がいるなぁと思いました。

 また、ゼッケンをいただいたお礼をしていなかったので、やっと関係者の方にお礼が出来て良かったです。

 次走は人気の中心となり、またまた口取りの権利を獲るのは大変そうですが、2月15日の同条件に出走予定であるということで、残念ながら仕事で行けません。愛馬の勝利に立ち会えないのは残念ですが、1番仕事が忙しい時期なので、無理もできません。

 携帯でこっそり、愛馬の優勝を事後に見ることにします。


 しかし、募集価格1000万円でこれだけ走ってくれると嬉しいですね。前走の大敗は、敗因がしっかりとしていますし、やはり馬格のない小柄な牝馬。立て直した初戦は走りますね。次走は半信半疑ですが、まだ2月です。2月に2勝できれば、当然クラシッククライアルに使えます。まだ、クラシックを諦めたわけではありません。勝てる見込みはなくても、クラシックトライアルに出走して欲しいですね。

 レクチャーの時に、浅見秀一師はダートも走るので当然考えるが、芝もまだまだ色気があるとおっしゃっていました。芝でもマイルなら、もっとやれると思っています。師の選択にも注目です。


 頑張れクリンゲルベルガー!!次走も期待しているゾ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2009年1月8日作成 9日、15日、18日、20日、21日、22日、24日、26日加筆
クリンゲルベルガーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

第2戦 2008年11月24日 福島2歳ステークス オープン 福島芝1200m (13着/2番人気

デビュー戦 2008年11月 8日 2歳新馬 福島芝1200m (1着1番人気

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