期待の愛馬クリンゲルベルガー デビュー戦
ほっさんキャロットクラブ第3号馬は、
締め切り直前でゲット!!
昨年9月の募集開始から良いと言い続けてきた馬。
ギリギリまで購入を待っていたが、入厩予定が出たので購入!
ほっさん指数は極めて高い3.08。06年産キャロットクラブ募集馬の中では7番に指数の高い馬!
11月8日 福島2R 2歳新馬 芝1200m に出走!!
1番人気1着で見事新馬勝ち!!
ほっさん出資愛馬としては初の新馬戦優勝!!
しかも、2着馬を8馬身も千切り、最後は手綱を緩める余裕。
強い、強過ぎる!!
保護者の皆様、愛馬の初優勝おめでとうございます。
レース回顧と時計の分析、
レース後の三浦皇成騎手のコメントを掲載。
そして、11月27日の兵庫ジュニアグランプリjpnUに登録!
(11月11日完結)
2008年5月2日作成
すでにキャロットクラブの皆様とは、昨年8月の2007年度募集馬カタログの到着時から、「ああでもない、こうでもない。」と募集馬の良し悪しをいろいろと議論してきましたが、結局私は軍資金の都合で第1次募集では、プレジャートレイルの06とウインフィオーレの06の2頭の馬の購入を希望しました。しかし、2頭の内のプレジャートレイルの06は約50パーセントの抽選で敗れ、結局ウインフィオーレの06(現ペルシステンテ)のみの購入に至りました。軍資金は元々6万円の予定でしたから、この時はこれで購入終了となったわけですが、このときからダイイチリカーは目を付けているとお話していました。
この辺りの詳しいやりとりや主な購入動機はこちら、購入結果はこちらをご覧ください。(2007年9月当時のものですので、多少現在と考え方や評価が変わっているところがありますが。)
その中で、バイラリーナの06とこのダイイチリカーの06は私ほっさんが、次に買う予定の馬と言ってきた馬です。予算の都合でどちらかしか買えませんが、当然入厩の早い方が活躍が見込めます(3歳デビューじゃ寂しいですからね。)ので、ダイイチリカーが今回5月の連休明けに入厩という情報を見て、そちらの方を購入したわけです。
キャロットクラブは1頭当たりの募集総数は全400口ですが、残り150口を切るとクラブHP上で残口数の表示が出ます。このクリンゲルベルガーは4月23日までは残口表示が出ていませんでしたので、150口以上売れ残っていたわけですが、24日には売り切れました。これは異常な速さです。
同じようなコメントが出たタイキラビリンスの06、クリアカットの06は、次の日もまた次の日も売り切れずに残っています。いかにこのクリンゲルベルガーを皆さんがチェックしていたかがわかるエピソードです。
私は4月23日の夜11時にインターネットで購入したのですが、もう少し迷っていたら、売り切れで購入できないところでした。
翌24日に帰宅してキャロットクラブのHPを見ていると、もう満口になっているではありませんか。インターネットでも申し込み順ということで、買えたか買えなかったかドキドキして、翌25日に思わずクラブに電話して確認しましたところ、ちゃんと1口承っておりますということで、安心しました。昨年夏からずっと目を付けていた馬ですし、こんなことで購入を逃していたら、今回しまくりです。
今は無事購入できて、ほっとしております。
第1次募集の際に、私ほっさんが厳選して応募したプレジャートレイルの06とウインフィオーレの06ですが、2008年5月3日現在、明暗が分かれた形です。
といいますのは、結局選に漏れたプレジャートレイルは、購入できたウインフィオーレと同じく第1回産地馬体検査を受検する予定でしたが、輸送時馬運車に乗るのを嫌がり暴れたために、産地馬体検査の受検を断念。
その後なぜかすぐに、河野通文厩舎から奥平雅士厩舎に入厩予定が変更になりました。
私は血統や馬体、そして預託厩舎や値段で購入馬を判断するのですが、当初予定の河野通文厩舎から変更になるのはがっかりですし、こんなに気性が激しいのも困ったものです。
河野通文調教師はアサクサデンエンなどの活躍馬を輩出しており、関東の厩舎ですが、勝負騎手に藤田伸二騎手を起用するなど、いい騎手に依頼し、そういったところも私の好きな理由の1つです。アサクサデンエンも安田記念で2度儲けさせてもらっていますし、なにかと印象に残っている厩舎です。
変更になった奥平雅士厩舎も開業年数は浅いものの、確実に勝ち星をあげており、将来有望な優良厩舎です。しかし、奥平雅士師には友駿ホースクラブで愛馬を預託していただいていますし、私としては、縁のなかった河野通文師に愛馬を管理して欲しかったというのがプレジャートレイルを応募した1つの大きなきっかけでした。
また、募集カタログでは気性の良し悪しはわかりませんが、初代愛馬のエドワーズシチーのように、能力が高くても、気性が悪いと、ゲートも出ませんし、ゲートが悪いと1ヵ月の出走停止後発走調教再審査になり、ろくに使えません。
ですから、現時点では外れた者の負け惜しみですが、プレジャートレイルは外れて良かったのかと自分を慰めています。もちろん、ちゃんと当選していれば、究極のプラス思考の私ですので、別に厩舎が変わろうが、第1回産地馬体検査を回避しようが、気にならなかったと思いますが(笑)。
では、クリンゲルベルガーの詳しい分析です。
父 スウェプトオーヴァーボード アーニングIDX 1.31 評価 B+
母 ダイイチリカー 中央4勝 評価 B+
母父 リアルシャダイ 評価 S
兄弟 ダイイチダンヒル 中央3勝 評価 B−
生産牧場 ノーザンファーム 評価 S
調教師 浅見秀一 評価 A−
馬体 評価 C
価格 募集総額 1000万円
総合評価 3.08 評価 A−
父スウェプトオーヴァーボードは、私ほっさんがサンデーサイレンスに次いで偉大な種牡馬だと認めるエンドスウィープの産駒で、大成功したサンデーサイレンスの子供たちも種牡馬として成功しているように、大成功した種牡馬の下も相当遺伝能力を持っていると思っています。
ですから、私はいつもお話しているように、プリサイスエンドやサウスヴィグラス、そしてこのスウェプトオーヴァーボードなどを狙っているわけです。ただ、サウスヴィグラスもスウェプトオーヴァーボードもダートの短距離のイメージが強く、アドマイヤムーンやフォーカルポイントなどのように芝2000mなどでも活躍馬を輩出した偉大な父エンドスウィープには遠く及ばないとは思います。
ただ、私はこのクリンゲルベルガーでオークスや秋華賞を狙っているわけではありません。あくまで、価格的にも3勝が目標ですから、短距離しか走らなくても十分です。母父リアルシャダイの血が濃く出て、スタミナも兼ね備えていれば、なお嬉しいですが。
母ダイイチリカーは900万(現1000万)特別を2番人気で勝つなど中央で4勝。1500万(現1600万)の寿ステークスでは2着にきています。その成績は十分評価するに値するでしょう。
母父リアルシャダイはいうまでもなくBMS(ブルードメアサイアー 母父の意)界のトップランクに君臨する大種牡馬で、サンデーサイレンスやノーザンテーストなどに並んで、間違いない母父であると言って良いでしょう。これは期待できます。
主な産駒はライスシャワー(菊花賞GT、天皇賞春GT2回)、シャダイカグラ(桜花賞GT)、イブキマイカグラ(阪神3歳S GT)などがいます。
兄のダイイチダンヒルは敗れはしたものの、GU青葉賞で1番人気、皐月賞トライアルの若葉賞(3歳オープン)に勝つなど中央3勝で、まさに私の目指す成績の馬です。兄弟にそういった実績のある馬がいるということは、非常に頼もしいことで、期待しちゃいます。
生産牧場はディープインパクトやジャングルポケットでも有名な、言わずと知れた日本最高の施設と実績を誇るノーザンファームで、ここの生産馬が欲しいからキャロットクラブに入会したといっても過言ではない私がいや、他のだけもが認める生産牧場です。
預託厩舎の浅見秀一調教師は、生涯勝率が9バーセントを超え、その能力は疑う余地もありません。昨年は28勝2着41回。今年も4月末現在で9勝と順調です。つい先日人気薄のレジネッタで桜花賞を優勝。その他菊花賞のソングオブウインドや2歳チャンピオンのヤマニンシュクル、天皇賞春を勝ったメジロブライトなど、そうそうたる馬を世に輩出しています。
馬体はいつもお話していますように、芦毛を見るのは苦手です。そんな中でもキャロットクラブのカタログの時点ではあまりいい馬体とは思いませんでした。
総合評価の3.08は素晴らしい評価で、友駿ホースクラブの募集馬ですと、これだけの馬はいません。POGの人気馬クラスの高い評価です。「A−」ですから、まず購入して大きく損はしないだろうという位のレベルです。
というわけで、様々な点から大変期待しております。がんばれ!クリンゲルベルガー!!
クラブHPから、これまでのクリンゲルベルガーを振り返ります。
08/4/25 NF空港
「ここ1ヶ月で10キロ近く馬体が増えており、いい感じで成長しています。もう少しふっくらさせたいので函館に入場させるプランも考えたいと思っています」(浅見師)ゴールデンウィーク明けに栗東へ連れてくるか、函館に直接入厩するか、近々に方向性を決めることになった。
08/4/23 NF空港
今のところ5月前半の栗東入厩を予定している。「元から成長力もあり、また早期から競馬に使っていけるタイプと睨んでいました。春を迎えての調整もとても順調に進み、思惑通りの成長を見せているので、ゴールデンウィーク明けに栗東へ連れてきたいと思います。空港牧場の坂路でスピード感溢れる動きを見せているように夏の2歳戦への適性も十分感じられます。まずは新馬勝ちを目標に、2歳ステークスに照準を合わせていきます。もっと早くトレセンに連れてきたいと思っていた馬だけに今からトレセンでの対面が楽しみです」(浅見師)なお、出資申し込みは競走馬登録(トレセンへの入厩)を行う段階で締め切ることになります。本馬への出資をご検討されています方はお早めにお申込みいただきますようお願いいたします。
08/4/15 NF空港
周回ダートコースでダク800m、キャンター2500mを基調に、週2回は屋内坂路でハロン17秒のキャンター2本を行っています。坂路でのペースを徐々に上げていますが、動きのよさに翳りは見られず、スピード感溢れるキャンターを見せています。
08/3/28 NF空港 馬体重: 405kg
この中間、腰周りに若干の疲れが見られたためショックウェーブをあてた以外は何の問題もなく乗り進めることができています。現在は周回ダートコースでダク800m、ハロン20秒程度のキャンター2500mを基調に、週2回は屋内坂路でハロン18秒のキャンター2本を行っています。坂路での調教を開始してしばらく経つこともあり、ここ最近は急坂を全く苦にすることなく、最後まで勢いよく駆け上がっています。周回主体の頃から力強いキャンターは目立っていましたが、ここにきて基礎体力がついてきていることを証明するように素軽さも加わってきました。唯一の課題でもあったカッとなりやすい気性もだいぶ落ち着いてきており、この分ならこれからペースを上げても平静を保ったまま進めることができるでしょう。
08/3/14 NF空港
腰周りに若干の疲れが見られましたが、ショックウェーブをあてることでいい回復を見せています。現在は周回ダートコースでのキャンター2500mを主体に、週2回は屋内坂路に入り、ハロン18秒程度のキャンター1本を行っています。ダートコースで乗り進めることで肉体面、精神面ともにいい成長を見せています。
08/2/29 NF空港 馬体重: 401kg
現在は周回ダートコースでダク800m、ハロン20秒程度のキャンター2500mを基調に、週2回は屋内坂路に調教場を移し、ハロン18秒のキャンター2本を行っています。休みなく乗り進めていることもあり、精神面の成長は著しく、物事に敏感に反応する面が徐々に解消されつつあり、常歩時から落ち着きのある動きができるようになってきました。またダートコース主体のメニューを組んでいることでキャンターの脚捌きに力強さが増してきました。ただし、時折カッとなり易いところが残っているため、今後はこのあたりの解消が一つの課題となるでしょう。この中間から開始した坂路調教でも最後までバテずに駆け上がっているところを見ると基礎体力の増強はだいぶなされた感じを受けます。
08/2/15 NF空港
周回ダートコースでダク800m、ハロン20秒のキャンター2500mを行っています。気の小さなところは依然として残りますが、年明け当初と比べればだいぶ解消してきた感じです。ダートコースで丹念に乗り込むことで力強さも日に日に感じられるようになっているので、2月中には屋内坂路でのキャンターを開始する予定です。
08/1/31 NF空港 馬体重: 412kg
この中間も気性面の成長や基礎的なものを会得させるため、周回主体のメニュー構成となっています。現在は周回ダートコースでダク800m、ハロン22〜23秒のキャンター2000mを行っています。まだ周囲で何かが起こると敏感に反応してしまう気の小さいところが見られますが、チャカつくような面が少なくなってきたのは精神面で成長してきた証拠だと思います。ここまで順調にきていますので今後もこのメニューでじっくり乗り込み、基礎体力をつけて行きたいと思います。今後も順調に進められれば2月頃から屋内坂路での調教も取り入れ、更なる成長を促がしていく予定です。
08/1/16 NF空港
周回ダートコースでダクとハロン22〜23秒のキャンター2000mを行っており、週2回は距離を3000mに延ばして行っています。体調も安定しており、距離を延ばして乗り込んでいます。ただし精神的に幼い面が残り、落ち着きがなくなるシーンも見受けられますので、今後も馬体面だけではなく、精神面の成長にも注意しながら進めていきます。
07/12/26 NF空港 馬体重: 405kg
雪が降る日が多くなり、気温もグッと下がってきましたが体調を崩すこともなく精力的に調教に臨めています。現在は砂の深い周回ダートコースでダクと軽めのキャンター1800mを行っています。まだ精神的に幼い面が残り、落ち着きがなく、チャカチャカするシーンもありますが、キャンターの質は高く、背中を通して良好な乗り味を感じ取ることができます。馬体は小さいもののかなりのスタミナを有しているようで、調教の終盤でもバテることはなく、常にしっかりとした姿勢でキャンターを踏めています。今後は屋内坂路入りを目指し、順次調教負荷を増やしていくことになります。
07/11/30 NF空港 馬体重: 400kg
幾分過敏な性格ということもあり、厩舎内での初期馴致は慎重に進めてきましたが、そう時間もかからずマスターしてくれました。この中間から乗り運動主体のメニューに切り替えており、現在は周回コースでダクと軽めのキャンター1200mを行っています。まだ性格面では子供っぽいところが残り、チャカチャカするシーンによく出くわします。調教場の環境に慣れていない一面も見られるため、いましばらくはペースアップよりもスクーリング的な要素を重視し、時間をかけて進めていきたいと思います。身体が細く、華奢な印象を受けますが、脚捌きは軽く、動きにはかなりの軽快さを感じることができます。
07/10/31 NF空港 馬体重: 424kg
NFイヤリング空港では厩舎内での背馴らし、廊下での常歩程度まで進め、4日にNF空港へ移動。夏場の放牧の効果もあり、胸前や後肢の筋肉のハリには目を見張るものがあります。幾分過敏な性格ということもあり、慎重に鞍付けや実際に人が背に跨っての常歩を行っていますが、意外に大人しく、物覚えのよさが目立っています。馬体重が示す通り、まだ小柄な馬体ではあるものの、背中の感じはしっかりしており、トモ脚の踏み込みの強さにはいいものがあります。この分なら同期の中でも進んだ調教をいち早く取り入れることができそうです。
07/10/4 NF空港
馴致調教を開始するため、4日に空港牧場に移動した。
07/9/28 NF−Y空港 馬体重: 422kg
現在は日中放牧と1日60分のウォーキングマシン運動を行っています。この夏を越えての大きく成長し、小柄ながらもまとまりのある造りになってきており、ここ最近は更に筋肉質の好馬体を誇るようになってきました。それを体現するように放牧地での走りには益々磨きがかかりパワフルさが増してきました。素直な性格ながらも馬に対しては自己主張するように、切り替えのよさも長所として挙げられます。今後はNF空港へ移動し調教を開始することになりますが、いかにも仕上がりが早そうなタイプなのでどんどん進めていくことができるでしょう。
これ以降は9月30日に作成
早期入厩を考えているので、出資希望の方は早めにご検討くださいというコメントが出て、残口150が一気に売れて満口になったクリンゲルベルガーですが、2008年5月7日にクラブHPにて以下のようなコメントが出て、がっくりしました。
ウォーキングマシンのみの調整。「入厩へ向けた調整を行い、日毎に馬体重を増やしていましたが・・・。調教中に傷めたのだと思いますが、トモ脚にハ行を発症してしまいました。その後の経過を見ると股関節を少々捻ったようです。今後はマシンのみを行い、背腰、トモ脚へのショックウェーブ治療を行っていくことになります。入厩も近い状態だっただけに残念ではありますが、今しばらくは楽をさせて状態の改善を図ろうと思います」(空港担当者)
これにより、夏のデビューはなくなり、いつデビューできるのか、ハラハラしながら見守っていたところ、9月30日にクラブHPにて、次のような嬉しい近況が発表になりました。
屋外直線坂路でハロン15〜16秒のキャンター2本。週2回はハロン14秒を計時。10月2日に空港牧場を出発し、山元トレセン経由で4日に栗東入厩予定。「トモ脚の違和感から立ち直ってここ最近は思い通りの調整を行うことができました。春先より馬体も増やすことができましたし、いい状態で送り出すことができそうです。馬体重は432キロです」(空港担当者)
というわけで、10月2日にノーザンファーム空港牧場を出発し、山元トレセン経由で、10月4日に栗東トレセンに入厩する予定となりました。嬉しいですね。
結果的に418キロだった馬体も432キロになり、これも非常に大きなことです。さすがに418キロですと、1度強く追い切りをかけると飼葉が細くなって馬体減りしたりする馬が多いものです。だからといって馬なり調教ばかりでは馬は強くなりません。
432キロでも決していいとは言いませんが、418キロだった5月に比べると、この14キロは随分と違います。私の理想は440キロから480キロの馬ですが、かなりそれに近づいてきました。
さて、まもなく栗東トレセンに入厩し、馬名登録されることでしょう。馬名登録されれば、入退厩情報や、追い切り情報など、詳細な情報が迅速に入ってきます。追い切りの動きで、ある程度、どこまで活躍できるのかはわかりますので、追い切りの動きに注目して見て行きたいですね。
また、動きがあれば、ご報告いたします。
これ以降は10月6日に作成
10月4日、5日がクラブのお休みの日で報告は10月6日でしたが、予定どおり我らが愛馬クリンゲルベルガーが10月4日に無事、栗東トレセンに入厩したことが発表になりました。
ついにここまで来た感じです。今週は馬名登録されませんでしたから、来週の13日に登録されるんでしょうね。
短距離馬でしょうし、ゲートのスピードなども気になります。追い切り情報など何か情報が入りましたら、ご報告いたします。
これ以降は10月8日に作成
10月8日のクラブ近況報告は以下のとおりです。
8日はゲート練習。「今朝から試験用のゲートで練習を始めました。おとなしい馬で、今のところ問題はありません。馬体も鞍をつけて430キロほどありますし、非常にカイバ食いがいいので、これから実になっていってくれればと思います」(浅見師)
まずは、第1段階のゲート練習を始めたようですね。短距離馬ですから、ゲートの速さは重要です。11秒5−11秒5くらいで出ないものでしょうか。楽しみですねぇ。
馬体重が春に比べて10キロ以上増えたのも嬉しいですし、カイバ食いがいいのも嬉しいですね。私の理想は440キロから480キロですので、そのくらいまで増えてくれれば最高なんですが。
2008年8月29日 キャロットクラブHPの写真より 馬体重423キロ
いままであまりじっくりと見ていなかったのですが、デビューが近づくにつれ、なんだか馬体が気になって来ました。1番最近に掲載された今年8月29日のクラブHPでの写真ですが、なかなかいい馬体になってきていますねぇ。
もう1頭の愛馬ペルシステンテは馬体に惹かれて購入した馬ですが、こちらは主に血統と厩舎と値段で決めた馬です。しかし、今こうして改めて馬体を見ると、首の太さや首差しの角度、背中の感じや管の枯れ具合、筋肉の付き方などかなり私好みに近づいて来ました。やはり現時点でそこそこやれそうな気がします。
もっとも、馬は生き物ですから、いくら馬体が良くても、血統が良くても、いろいろな問題で走らない馬もいますが、期待していいと思います。
これ以降は10月9日に作成
10月9日にもクラブHPの近況が以下のように更新されました。
「明日10日に練習がてら、ゲート試験を受けてみようと思っています」(浅見師)
練習がてらということで、とりあえず受けてみて、受かればラッキー、落ちればさらに練習を積んで来週ということですね。昨日もお話しましたように、短距離馬ですから、スタートからのダッシュは非常に重要です。明日の試験に注目いたしましょう。
これ以降は10月11日に作成
10月10日にクラブHPにて、我らが愛馬クリンゲルベルガーのゲート試験不合格が報告されました。
10日にゲート試験を受けるも不合格。「練習のつもりで受けてみましたが、ゲート内で立ち上がる仕草をしてしまい、不合格でした。入厩して間もないですし、またじっくり進めます」(浅見助手)
元々、練習がてらとおっしゃっていたように、準備万端で臨んだわけではありませんし、仕方ないですね。少しデビューは延びるかも知れませんが、11月の京都デビューを期待しています。
これ以降は10月13日に作成
我らが愛馬クリンゲルベルガーは10月13日にJRAに馬名登録されました!!これで正真正銘、浅見秀一厩舎の一員です。
また、馬名登録されますと、入厩や放牧の情報が迅速に入手でき、追い切りの詳しい内容も入ってきます。
さあ、次はゲート試験と出走に備えた追い切りですが、どんな動きを見せてくれるのか、今から楽しみです。
これ以降は10月24日に作成
以下は10月22日及び23日のキャロットクラブHPに掲載されたクリンゲルベルガーの近況です。
10月22日
22日はゲートで縛り。「今朝は何も悪いことはせず、おとなしくしていました。駐立は問題ないところまで来たので、これならあるいは今週中にゲート試験を受けられるかもしれません。先週日曜に坂路62秒くらいをやっていますが、時間をかけてもカイバは全部たべてくれますし、無理なく進めて行けそうです」(山吉助手)
10月23日
23日はゲート試験を受け、無事合格。「水曜日の駐立なら大丈夫だろうと判断し、今朝再試験を受けました。ゲートの入り、駐立も問題なくこなし、出もまずまずでした。これからもう少し乗り込んで、カイバ食いが落ちないようにケアしながらデビューに向かいたいと思います」(浅見師)
というわけで、見事2度目の挑戦でゲート試験に合格しました!!めでたいですね。
これ以降は11月1日に作成
本日(10月31日)のクラブHPで、クリンゲルベルガーの気になるデビュー戦の予定が掲載されていました。
まずは、10月30日の近況です。
29日は栗東Bコースでの追い切り。「3頭併せをしましたが、最先着していい感じで走っていました。あれだけ動いてくれれば上々でしょう。ゲートも一時はどうなることかと思いましたが、今は問題なく不安はありません。追い切り後木曜日も順調ですし、このままなら早ければ近々デビューという話も出るかもしれません」(鳴海助手)
そして、早速次の日、デビュー予定が更新されていました。以下は10月31日の近況です。
11月8日の福島競馬(2歳新馬・芝1200m)もしくは11月15日の福島競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1200m)に出走予定。8日の場合は三浦騎手が手綱を取る予定。
正直、関西馬ですし、京都デビューを楽しみにしていましたが、三浦皇成騎手確保となれば、福島に行って欲しい気がします。武豊騎手の新人記録を次々と塗り替えている超大型新人の三浦皇成騎手は、あれだけの腕前があるにもかかわらず、減量1キロで、クリンゲルベルガーは53キロで出走できます。これはおいしいですからね。
まだ、出走確定ではありませんが、気になります。
これ以降は11月5日に作成
10月9日 栗東E 良馬場 馬なり
ゲート
15.3
15.6
10月19日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
田中健
4F 62.7
3F 45.3
2F 29.0
1F 14.0
10月23日 栗東E 良馬場 一杯
田中健
ゲート
13.0
12.8
13.5
13.9
15.6
10月26日 栗東坂路 馬なり
助手
4F 61.5
3F 45.3
2F 30.0
1F 14.7
10月29日 栗東B 良馬場 一杯
田中健
6F 83.0
5F 66.1
4F 50.5
3F 37.4
1F 12.0
内キングウェールズ(2歳新馬・牡馬)強めを6Fで1秒7追走3F併せで0秒3先着
外ロックオブゴールド(2歳新馬・牝馬)強めと6F併せで0秒6先着
11月2日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
助手
4F 59.9
3F 43.6
2F 28.3
1F 13.7
ロックオブゴールド(2歳新馬・牝馬)馬なりを0秒2追走同入
11月5日 栗東E 良馬場 ゲートなり
ゲート
助手
8F 109.4
7F 97.4
6F 85.4
5F 73.4
4F 59.3
3F 45.0
1F 15.0
内ロックオブゴールド(2歳新馬・牝馬)馬なりと8F併せで0秒1先着
10月9日、ゲート練習をしていますが、今は水準以下です。まだやり始めですから、こんなものでしょうね。
10月19日、坂路はずっとチェックしていますが、おそらく今回が坂路に上がったのは初めてではないでしょうか。もう1頭の愛馬ペルシステンテはもう3回以上は坂路に上がり、4F70秒台程度で軽くサッとやられていますが、クリンゲルベルガーは今回が初めてです。前半は15−15ペースで、後半は14−14程度で追われています。
とにかく、まだ時計を出し始めたばかりで、批評をすることはできません。これから、どんどんと時計を縮めていって、脚力のあるところを知らしめて欲しいですね。
10月23日、ゲートから一杯に追われました。決して二の脚が速いというような時計ではないですが、逆に遅すぎて心配ということもありません。ごくごく標準といった感じです。まだまだこれからですね。
10月26日、15−15で追い切られました。さあ、今週水曜日に一杯に追ってどのくらいの動きをするかですが、坂路で入念に追い切られているところを見ますと、ダート路線に行くのでしょうか。今後の追い切りに注目です。
10月29日、栗東のダートコースで追い切られました。2007年1月のセレクトセールで5775万円で落札されたキングマンボ産駒の外国産馬を1秒7追走して、先着しました!!
ここまで2本、一杯で追い切られていますし、明日のクラブHPあたりで、大体の出走予定と騎手(武豊はないのか)が公表されるのではないでしょうか。
デビュー戦は11月8日の京都4Rダート1400m牝馬限定戦ではないのかい??私は浅見秀一調教師に愛馬を預託していただくのは初めてなので、師の行動パターンが読めませんが、ダートの適鞍なら、そこが一番でしょう。しかし、まだゲートが遅いなど課題もありますし、もう少し乗り込まれるかな?
11月2日、14−14で追い切られました。水曜日に一杯に追われてかつ、それなりの時計が出せるのだから、順調ですね。
11月5日、ゲートから長めに追い切られました。外を走っているにもかかわらず、併走馬に先着し、調子は良さそうです。力は出せるのではないでしょうか。今週は福島遠征の為、強めの追い切りではないですが、先週、先々週と一杯に追われており、かなり順調ですので、私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。
出馬想定表 11月8日 福島2R 2歳新馬 芝1200m 全19頭
|
馬名 |
騎手 |
|
追い切り |
|
アイファーヒマワリ |
|
|
C |
|
アドバンスロマン |
|
|
B− |
|
アンジェルージュ |
|
|
B+ |
|
カプリシャス |
|
|
C |
|
キクノアッシャ |
|
|
B+ |
|
キチロクレナン |
|
|
B− |
|
クリンゲルベルガー |
三浦皇成 |
|
B+ |
|
コスモジャック |
|
|
C |
|
コスモラピド |
北村友一 |
|
B− |
|
ザッツライト |
|
|
C |
|
ジュテミルフー |
|
|
B+ |
|
セカンドフラッシュ |
|
|
B− |
|
チャンピオンラブ |
|
|
B− |
|
テンシノリーダー |
|
|
C |
|
トップワンダー |
|
|
B− |
|
ホーザンアテナ |
|
|
B− |
|
モリノマーケット |
|
|
C |
|
レオタイムリー |
大野拓弥 |
|
B− |
|
ヴィーヴァダリア |
|
|
C |
馬名 |
追い切り日 |
コースと
馬場状態 |
強さ |
騎乗者 |
追い切り時計 |
評価 |
アイファーヒマワリ |
11月5日 |
美浦南D良 |
一杯 |
安藤光彰 |
5F68.4−13.5 |
C |
アドバンスロマン |
11月5日 |
美浦坂路良 |
強め |
助手 |
52.1−12.4 |
B− |
アンジェルージュ |
11月5日 |
栗東坂路良 |
一杯 |
助手 |
53.6−13.3 |
B+ |
カプリシャス |
11月5日 |
美浦南芝良 |
馬なり |
助手 |
5F67.3−12.7 |
C |
キクノアッシャ |
11月5日 |
栗東CW良 |
一杯 |
熊沢重文 |
6F83.1−12.8 |
B+ |
キチロクレナン |
11月5日 |
美浦ポリ良 |
馬なり |
二本柳壮 |
4F53.1−12.4 |
B− |
クリンゲルベルガー |
11月5日 |
栗東E良 |
馬なり |
助手 |
8F109.4−15.0 |
B+ |
コスモジャック |
11月5日 |
美浦南D良 |
一杯 |
助手 |
5F69.6−13.3 |
C |
コスモラピド |
11月5日 |
栗東DW良 |
一杯 |
北村友一 |
6F83.7−12.8 |
B− |
ザッツライト |
11月5日 |
美浦坂路良 |
一杯 |
横山義行 |
55.3−13.4 |
C |
ジュテミルフー |
11月5日 |
美浦ポリ良 |
一杯 |
宮崎北斗 |
5F68.0−12.2 |
B+ |
セカンドフラッシュ |
11月5日 |
美浦坂路良 |
一杯 |
石橋脩 |
53.0−12.4 |
B− |
チャンピオンラブ |
11月5日 |
美浦南W良 |
馬なり |
攻手 |
5F69.6−12.5 |
B− |
テンシノリーダー |
11月5日 |
美浦坂路良 |
一杯 |
攻手 |
53.0−12.8 |
C |
トップワンダー |
11月5日 |
美浦南W良 |
馬なり |
助手 |
5F69.0−13.3 |
B− |
ホーザンアテナ |
11月5日 |
美浦南W良 |
馬なり |
助手 |
4F54.0−13.6 |
B− |
モリノマーケット |
11月5日 |
美浦南W良 |
一杯 |
助手 |
5F67.9−13.0 |
C |
レオタイムリー |
11月5日 |
美浦坂路良 |
一杯 |
大野拓弥 |
計測不能−12.9 |
B− |
ヴィーヴァダリア |
11月5日 |
美浦ポリ良 |
一杯 |
梶晃啓 |
5F68.4−12.1 |
C |
スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
福島コースは3コーナーのカーブが緩やかで、3コーナーに入ってからもかなりスピードが出る。従って、自然と競り合う距離も長くなる。
かつては開催が進むごとに内の馬場が悪化。特に秋の福島開催は、完全に外差しの馬場になりやすかったが、現在はそれも解消。開催日程の変更があり、最終週になってもそれほど内が悪くならなくなり、直線はバラける傾向にある。
逃げ・先行馬が開催を通じて活躍できる。福島芝1200mの攻略ポイントは、各馬のコース適性を見極めること。クラスを問わず過去に同レースで好走実績がある馬は要注意。いわゆる福島巧者が穴をあける。
枠順はほぼフラット。開幕週時はできれば内目を引きたいが、あまり気にしなくていい。
有利な枠順 |
フラット |
有利な脚質 |
逃げ、先行 |
ポイント |
コース適性 |
種牡馬ベスト |
断トツでサクラバクシンオー |
連対騎手ベスト |
後藤浩輝、柴田善臣、蛯名正義、中舘英二、北村宏司 |
|
|
|
|
|
推定勝ちタイム |
良馬場 |
稍重馬場 |
重馬場 |
不良馬場 |
2歳新馬 |
1分11秒2 |
1分11秒9 |
|
|
2歳未勝利 |
1分10秒7 |
1分12秒1 |
1分12秒2 |
|
2歳500万 |
1分11秒0 |
1分12秒0 |
|
|
2歳オープン |
1分10秒7 |
|
|
|
3歳新馬 |
1分11秒2 |
1分10秒1 |
|
|
3歳未勝利 |
1分10秒9 |
1分11秒5 |
1分11秒1 |
1分12秒6 |
3歳500万 |
1分09秒8 |
1分10秒4 |
|
1分11秒8 |
古馬500万 |
1分09秒6 |
1分10秒4 |
1分11秒4 |
1分10秒4 |
古馬1000万 |
1分09秒3 |
1分10秒1 |
1分10秒9 |
1分10秒6 |
古馬1600万 |
1分08秒9 |
1分09秒3 |
1分09秒6 |
|
古馬オープン |
1分08秒4 |
1分10秒8 |
1分10秒6 |
1分10秒1 |
これ以降は11月7日に作成
出馬確定表 11月8日 福島2R 2歳新馬 芝1200m 全16頭
|
馬名 |
騎手 |
|
追い切り |
|
アドバンスロマン |
中舘英二 |
|
B− |
|
アンジェルージュ |
丸田恭介 |
|
B+ |
|
カプリシャス |
千葉直人 |
|
C |
|
キクノアッシャ |
熊沢重文 |
|
B+ |
|
キチロクレナン |
二本柳壮 |
|
B− |
|
クリンゲルベルガー |
三浦皇成 |
|
B+ |
|
コスモジャック |
津村明秀 |
|
C |
|
コスモラピド |
北村友一 |
|
B− |
|
ザッツライト |
田辺裕信 |
|
C |
|
ジュテミルフー |
宮崎北斗 |
|
B+ |
|
セカンドフラッシュ |
石橋脩 |
|
B− |
|
チャンピオンラブ |
的場勇人 |
|
B− |
|
テンシノリーダー |
中村将之 |
|
C |
|
トップワンダー |
南田雅昭 |
|
B− |
|
ホーザンアテナ |
西田雄一郎 |
|
B− |
|
レオタイムリー |
大野拓弥 |
|
B− |
結局、出馬想定から消えた3頭は、追い切りの動きも悪く論外の馬ばかりでした。もっと強そうな馬に消えて欲しかったですが(笑)。
この福島独特の地味すぎる騎手の面々を見ていると、三浦皇成騎手を確保していただいたことは、本当に大きなことですね。これなら、福島遠征も理解できます。もっとも、クリンゲルベルガーが福島に回ったもうひとつの理由は、併せ相手のロックオブゴールドが11月8日の京都の牝馬限定の新馬戦に出走(福永祐一騎手)するからで、かち合わないようにする為ですね。
私ほっさんが思う追い切りの動きのいい馬(ここはさすがに新馬戦なので、B+評価の馬が最高でしたが)には、やや地味な騎手が乗っており、中舘英二騎手や北村友一騎手といった手ごわい騎手は少し動きの劣ると思われる馬に騎乗されていますので、クリンゲルベルガーとしては、かなり狙えるのではないでしょうか。
競馬ブック
短評は「逃げ注意」
見解
トップワンダーは抜群のスピードがあり、テン良し終い良し。芝で初勝利の兄、姉がいる点も心強い。東西キャロットFの良血牝馬、芦毛のクリンゲルベルガー、黒鹿のセカンドフラッシュも差はなく、3連単は3頭主軸。
予想家の印
馬名 |
吉田幹 |
林茂徳 |
吉岡哲 |
トップワンダー |
▲ |
○ |
◎ |
コスモラピド |
◎ |
△ |
△△ |
アンジェルージュ |
|
|
△ |
クリンゲルベルガー |
○ |
◎ |
○ |
キクノアッシャ |
△△ |
△ |
△ |
アドバンスロマン |
△ |
△△ |
△ |
キチロクレナン |
△ |
|
|
チャンピオンラブ |
|
▲ |
|
セカンドフラッシュ |
|
|
▲ |
二重△は△△で処理
あとは無印
予想オッズ
馬名 |
予想オッズ |
クリンゲルベルガー |
3.1 |
トップワンダー |
5.1 |
アドバンスロマン |
6.9 |
コスモラピド |
7.3 |
セカンドフラッシュ |
7.3 |
キクノアッシャ |
8.8 |
チャンピオンラブ |
10.6 |
以下23倍以上省略
ファクターの「道悪」と「血統」と「動き」に◎、「出脚」に○がついていました。
デイリー馬三郎
予想印
◎ クリンゲルベルガー
○ コスモラピド
▲ キクノアッシャ
以下省略
見解
「これまでじっくりと乗り込まれ、クリンゲルベルガーはひと追いごとに動きがシャープになってきた。スピード感のある走りで、初戦から能力全開だ。」
クリンゲルベルガー
「スタートは水準以上だし、カリカリとした気性で初戦向きのタイプ。あとは相手次第だね。」(鳴海助手・デイリー馬三郎)
「ゲートを出して長めからやりましたが、動きは良かったね。先週ビッシリ追って馬体はできているし、馬体の小さな牝馬だからあまり攻めすぎる前に使ってあげたいので、今週の仕上がりはちょうどいいと思う。普段はおとなしい馬だし、輸送も問題ないでしょう」(浅見秀一調教師・キャロットクラブHP)
コスモラピド
「追うごとに動きが鋭くなってきたし能力を感じる。少しソエ気味だがチャンスはあるはず。」(中村均調教師・デイリー馬三郎)
キクノアッシャ
「動き、時計ともに内容が良化。気の悪さも和らいできたし初戦から動ける態勢にある。」(大久保助手・デイリー馬三郎)
トップワンダー
「スタートが速く、小柄で仕上がりも早い。再入厩となるが、相手次第では楽しみもある。」(濱嶋助手・デイリー馬三郎)
アドバンスマロン
「普段はおっとりした気性だが、走り出すと気合を見せて動きもシャープ。走る馬ですよ。」(松山将樹調教師・デイリー馬三郎)
セカンドフラッシュ
「小柄でもバネの利いたいい走りをする。現状では千二くらいが合いそう。力は出せる。」(伊藤圭三調教師・デイリー馬三郎)
アドバンスロマン
追い切り時計は多いも、強く追えているのは10月23日以来。動きは水準。悪くないも、強調材料なし。
アンジェルージュ
10月15日、23日、29日、11月5日と毎週一杯に追われ、準備は万端。これは素晴らしい。
カプリシャス
かなり強めに多く追い切っているにもかかわらず時計が詰まってこない。もしかして能力が・・・!?
キクノアッシャ
二の脚が速い馬。最終追い切りは一息も併せ相手には一応先着している。水準以上。
キチロクレナン
仕上がっていると思うが、最終追い切りが短く軽い。なぜ?
クリンゲルベルガー
名前だけなら、一番強そう(笑)。今週は福島遠征の為、軽めだが、先週、先々週と一杯に追えており、また常に併走馬に先着するなど、脚力も見せている。芝がどうかわからないが、追い切りの動きといい、鞍上の三浦皇成騎手といい、期待は膨らむ。
まずは、出走確定できるかと、当日の馬体重が気になるところ。
コスモジャック
今週初めて一杯で追われるも、動きは平凡。ちょっと出走は早過ぎるのでは?
コスモラピド
ジョッキー騎乗で一杯に追い、動きはまあまあ。
ザッツライト
坂路で一杯に追うも、全く時計は詰まってこずに、厳しい状態。
ジュテミルフー
とにかくビシビシ追われていい感じのはずだが、どうしたことか時計が詰まってこない。丈夫だが、能力に疑問。
セカンドフラッシュ
今週初めて一杯で追われ、まずまずの動き。力は出せる状態だが、目立った動きでもなく・・・。
チャンピオンラブ
先週の追い切りはなかなかだが、なぜ今週軽いの??もしかして、先週がオーバーワーク??ならば馬券の購入は危険すぎる馬。
テンシノリーダー
追い切り時計の数は多いものの、そのほとんどが馬なりで平凡な動き。5日は一杯に追われるも、動きは未勝利クラス。
トップワンダー
先月23日あたりで仕上がっているんじゃないの?と思ってしまう。
ホーザンアテナ
追い切り本数をこなし、準備万端。ゲートもなかなか速い。しかし、今週の追い切りは軽すぎ??
レオタイムリー
ここ3週は一杯に追って絶好調。動きはそれなりも順調さでは一番。
クリンゲルベルガー
キクノアッシャ
レオタイムリー
アンジェルージュ、セカンドフラッシュ、コスモラピド
各専門誌で本命または本命級の評価をいただいている愛馬クリンゲルベルガーですが、私は能力には自信があるものの、小柄な牝馬の割に直前の長距離輸送であったり、芝のレース(私は調教過程からも、ダート馬のような気がしているのですが・・・)であることなどから、勝ち負けに関する絶対的な自信はありません。
当サイトに長くお越しの方はご存じでしょうが、私は絶対的に予想に自信のあるときは、○も▲も打ちません。また、もっと大きい字で馬名を表記します。今回は、なんともわからない部分が多いので、本当にドキドキハラハラしています。
この牡馬混合戦のここで圧勝できるようであれば、はっきりと暮れのGTが見えてくるでしょう。ただ、時期は時期ですが、やはり牡馬と牝馬でも能力差はあると思いますし、とにかく、どんなレースをしてくれるのか、楽しみです。勝ち負けよりは、内容ですね。
さて、出資愛馬としては初の新馬戦勝ち(シャンスイはデビュー戦勝ちだが、新馬戦ではなく未勝利戦、また新馬勝ちした愛馬オペラシチーは出資馬ではなく、配当の少ない無料提供馬)はあるのか。安くて3勝できる馬を探究し続けている私の相馬は正しいのか、レースが待ち遠しいです。
これ以降は11月8日に作成、一部9日に作成
本日11月8日は、正直なところ有給休暇です。べつに有給休暇は気軽に出せる職場なのでいいのですが(時期によりますが)、当HPで、かなり前から予告していましたように、クリンゲルベルガーはダート向けの調教ばかりをしていましたから(坂路やBコース、Eコースでの追い切りばかり。芝なら、DWやCWで終いの伸びを鍛える調教をすることが多い)、てっきりデビュー戦は11月8日の京都4Rの牝馬限定のダート1400mだと思っていました。その口取りに参加すべく、また愛馬を生で見るべく、早くから有給休暇を取って、準備をしていたのですが、デビューの日こそ同じですが、クリンゲルベルガーはなんと福島でのデビューが確定してしまいました。
さすがに、調教内容と、小柄な牝馬ということで、長距離輸送まではないかな、と思っていましたので福島遠征は驚きました。ただ、これはちゃんとした理由があり、
1.浅見秀一調教師は芝向きだと見抜いていた
2.同日の京都4Rには、同厩のクリンゲルベルガーの併せ相手ロックオブゴールド(レースは結局5着でした)を出走させるため
3.当日の福島の騎手の中ではピカイチの成績を収めている、大型新人三浦皇成騎手を確保できたこと(三浦皇成騎手は武豊騎手の新人記録を更新中だが、2008年11月7日現在80勝で、負担斤量が1キロ減量になる。小柄なクリンゲルベルガーにとっては、1キロの減量でも相当楽になるはず!)
などから、クリンゲルベルガーの方が福島に回ったのだと思っています。結果として、ロックオブゴールドの出走した京都4Rは、ケイアイガーベラという不動の本命候補(結局優勝)がいましたし、他にも相手が揃っていましたので、おそらくそこにクリンゲルベルガーが出走したとしても、勝ち負けまでは厳しかったでしょう。メンバーの比較的軽い福島遠征は大成功でした。
当日は、バックヤードツアー(競馬場の普段立ち入れない場所に入れるツアー)があり、先着20名ということで(バックヤードツアーに参加するのは、今回で2度目。以前とは回るコースが違うので再応募。)朝9時の開門に間に合うように単身バイクで家を出て、予定通り、バックヤードツアーの申し込みに成功しました。それでも定員20名中、12番目の申し込みでした。早い人は早いですね。
その後、10時15分出走の福島2Rのクリンゲルベルガーのレースをテレビ観戦するわけですが、私はグリーンチャンネルには、もったいないので、入っていませんから、家では関東や北海道のレースは短波ラジオでの観戦となります。しかし、どうしても気になる愛馬のレースは、家から近い京都競馬場まで来て、記念の単勝馬券の購入と、レープロの確保、そして、映像での観戦をしております。
キャロットクラブの愛馬第3号(第2号のペルシステンテはまだデビューしていませんので、実質デビュー第2号!)のクリンゲルベルガーは、第2号のペルシステンテ同様、期待の大きな馬で、私も滅多に打たない”期待の愛馬”という言葉をデビュー前から打ち続けています。それ位の期待の大きい馬でしたから、早い段階から、当日は競馬場でレース観戦と思っていました。
パドックも見たくて、福島のテレビモニタに釘付けになっていました。動画で見る愛馬クリンゲルベルガーは馬体も良く、気配も抜群で、これを見るまでは、「小柄な牝馬だし、直前の長距離輸送は大丈夫かなぁ、芝でも走れるのかなぁ。」などと心配していましたが、その心配も吹き飛びました。
何より、馬体重が私の予想では輸送もあり410キロ台後半でしたが、422キロということで、420キロ台をキープできていたことで、かなりの確率で勝ち負けだと思いました。
そこで、他のパドックの気配のいい、かつ追い切りの悪くなかった馬たちへ流す馬券を購入しました。普段はあまり、記念の単勝馬券以外は買わないのですが。
しばらく見ていると、この2Rがその日初騎乗(2Rから12Rの合計11鞍に騎乗)となる大型新人の三浦皇成騎手がキャロットの勝負服を着て出てきました。跨った瞬間も1番人気ということで、画面に映し出されていましたが、抜群の気配でした。
スタートはさすがに勝ち星を量産している大物新人の三浦皇成騎手。抜群のスタートから二の脚を使い、好位の4番手をキープします。上記コース解説にもありますように、福島芝1200mは、圧倒的に前にいる馬が有利ですので、この時点で、掲示板は間違いないと思いました。レース後の三浦皇成騎手のコメントによりますと、ハイペースを予測して、わざとハナには行かず、好位での競馬をしたとのこと。その読みがピタリと当たります。うーん、いつも思うのですが、新人とは思えない大胆かつ巧妙な騎乗です。
ハナは3番人気のキクノアッシャ(結局飛ばし過ぎて最後失速してシンガリの16着大敗。どうしたベテラン熊沢重文騎手!!)、2番手は6番人気のチャンピオンラブ(結局8着)、3番手は4番人気のコスモラピド(結局4着)という隊列になり、そのすぐ後ろに我らが愛馬クリンゲルベルガーがつけます。能力のある有力馬は、やはり有利な前に陣取ります。
4コーナーのカーブ手前までは、前2頭が後続を7、8馬身引き離す展開になりますが、4コーナーのカーブ入口で後方集団にあっという間に飲み込まれます。我らが愛馬クリンゲルベルガーは外をマクり気味に上がって行き、瞬く間に先頭に躍り出ます。
はっきり言って、その時のクリンゲルベルガーの手応えが他馬と違い過ぎました。4コーナー過ぎではもう勝ちを確信しました。
1頭だけ別次元の脚で、グングン加速し、後続との差は2馬身、3馬身とどんどんと離れて行きます。最後はそのあまりの差から、手綱を緩める余裕を見せ、それでも2着馬に8馬身もの差をつけ圧勝しました。
あまりの強さに、2頭のタイムオーバーの馬を出してしまいました。キャロットクラブのもう1頭の所属馬セカンドフラッシュは見せ場なく、14着に沈みました。
今回のクリンゲルベルガーは走破時計1分10秒3良馬場は、福島芝1200mの2歳新馬戦の過去10年間の平均勝ちタイムが1分11秒2良馬場ということから、素晴らしい時計と言っていいでしょう。
ちなみに過去10年間の2歳未勝利戦の平均勝ちタイムということになると、1分10秒7良馬場ですから、既走馬以上のパフォーマンスをデビュー戦で見せたと言えます。事実、クリンゲルベルガーの出走レースの一つ前に、2歳未勝利戦が同じコースで実施されましたが、そのレースの勝ちタイムは、1分10秒6良馬場でした。
これもいつもお話していることですが、勝った馬のタイムは手綱を緩めたり、時にはブレーキをかけたりしていますので、当てにはなりません。今回のクリンゲルベルガーも最後はフワッとしていたり、後続に8馬身という大差がついたこともあり、最後は手綱を緩めています。最後までビシビシ追えば(もちろん、馬が消耗するので、そんなことをする必要はありませんが)、もっと時計を短縮することができたでしょう。
愛馬の勝利は毎回嬉しいものの、今回の味は格別です。
なんと言っても、競走馬は、3歳の秋までに未勝利を脱出しなければ、基本的には引退になってしまいます。まずは1勝が大事で、どんな愛馬でも、初優勝の格段の喜びと感動があります。
競走馬の中には、能力はあるものの、デビューが遅れ、勝ち切れない馬や、常に2着や3着と善戦をしていながらも勝ち上がれずに引退に追い込まれてしまう馬、故障して勝ち上がれない馬など様々な馬がいます。
1勝すれば、内容にもよりますが、最悪故障しても、500万クラスに何年後でも出走可能な為、じっくりと時間をかけて治療することができますが、未勝利の立場では、未勝利戦終了の期限がある為に、じっくり立て直すことができない場合があります。
ですから、まず1勝。それが何よりも大事になってくるわけですが、我らが愛馬クリンゲルベルガーは、2歳の11月8日という早い段階で、かつ、この時期は相手も揃っている中で、見事16頭立ての新馬戦を優勝しました!!
この意味は非常に大きく、新馬戦というのは、各馬1度しか出走できない晴れ舞台であり、賞金も高く、注目されるレースです。そのレースに1番人気に支持されただけでも凄いことなのに、そのプレッシャーをものともせず、完勝で勝ってしまうとは、なんと凄いことでしょう。
恥ずかしながら、私の過去の愛馬は無料提供馬のオペラシチー(目黒記念GU優勝、菊花賞GT3着)しか新馬勝ちをした馬がいません。このオペラシチーも自分で選択した馬ですが、元々友駿ホースクラブでは、無料提供馬は強い馬があてがわれており、あまり自慢にはなりません。また、この馬は募集金額や厩舎預託料が無料な代わりに本賞金しか貰えず、それも8000口に分割されていましたから、新馬勝ちと言っても、手元には565円しか来ません。
これから、何頭かの馬を購入しましたが、初代愛馬のエドワーズシチーは新馬戦3着、過去最高もチャーミングシチーの2着と優勝までは届きませんでした。また、この2頭はそれぞれ、8番人気、9番人気と低評価でした。他にもフォレストシチーの11番人気3着など、新馬戦は勝利に縁がありませんでした。
今年、初めて新馬戦で1番人気に支持された愛馬が出ました。坂路で51秒台という新馬レベルでは破格の時計を計時したエスポワールシチーですが、残念ながら結果は3着でした。
そんな中、この愛馬クリンゲルベルガーは1番人気という重圧を背負い、その人気に応えて優勝したということで、勝利の中でも本当に格別の味わいでした。人気はあまり気にしない結果重視の私ですが、人気になるということは、馬の能力自体も評価されていたということですし、自分が吟味して選んだ馬を世間が評価してくれていると思うと、喜びも一層でした。
とにかく、嬉しい、最高の新馬勝ちでした。
そもそも、友駿ホースクラブの馬たちは、育成牧場での過程が遅く、デビューが遅れるために、2歳戦に出走できる馬は募集馬全体の半分もいません。その点、社台グループによって丹念に、そして厳しく育成されているキャロットクラブの馬は、仕上がりが早く(それでもヨーロッパに比べて遅いですが)、11月8日現在で10頭もの新馬勝ち、その内2頭がすでに2歳重賞を制しています。
友駿ホースクラブは、2歳はここまで未勝利。クラブの新馬勝ちもここ3年出ていません。
改めて、社台グループの育成の素晴らしさを実感した1戦でした。
当サイトの「意見交換コーナー」でお話しましたように、このレースの単勝馬券以外にも馬券を取りました!!
1着が1番人気馬だったにもかかわらず、単勝は290円と、断トツではなかったことと、2着に10番人気、3着に12番人気馬が入ったことから、単勝以外の馬券は、結構な配当でつきました。
私は「意見交換コーナー」で、単勝・複勝以外に取ったとお話しましたので、「もしかして3連単を取ったのか!?」と思われたかも知れませんが、良く見てください。「意見交換コーナー」には、”涙”という文字が・・・。この”涙”は嬉し涙ではなく、悔し涙です。
ちなみに、全体の払戻金は以下の通りです。
単勝 |
7 |
290円 |
1番人気 |
馬連 |
1-7 |
8,950円 |
28番人気 |
馬単 |
7-1 |
12,890円 |
48番人気 |
複勝 |
7 1 12 |
150円 1,410円 2,510円
|
1番人気 10番人気 13番人気
|
ワイド |
1-7 7-12 1-12 |
2,420円 5,670円 23,470円
|
26番人気 44番人気 98番人気
|
3連複 |
1-7-12 |
178,080円 |
271番人気 |
3連単 |
7-1-12 |
1,601,680円 |
1821番人気 |
枠連 |
1-4 |
5,470円 |
19番人気 |
|
|
|
|
|
|
|
|
まずは、単勝馬券から。現地の福島で購入したものではありませんので、価値はかなり低いと思っています。せっかく単勝290円も付いたので、何枚かは換金しようと思っています。とりあえず、12月の阪神JF(GT)までは保管しておいて、万が一、出走したり、勝てば5枚とも記念に置いておきますが、全く無関係であれば、3枚くらいは換金して競馬関連本でも買おうと思います。
いやぁ、強かった。キャロットクラブは400口なので、未勝利戦を勝ったシャンスイの賞金でも10000円を超えました。そのときの賞金は500万円ですが、今回は新馬戦で700万円ですので、ムフフ・・・。
そしてついに、ほっさん購入馬券公表!!
結局、この日は2度電話投票を使いました。0001はクリンゲルベルガーの福島2R、0002は京都12Rです。上記でお話しましたように、当日は朝からバックヤードツアーの申し込み(先着20名)をし、クリンゲルベルガーの出走する福島2Rだけを映像で観戦して、一旦競馬場を後にし、再び子供たちとプリキュアショーの始まる14時30分前に競馬場に再入場しました。プリキュアショーが終わり、ポニーとお散歩などを楽しんで、フラッと歩いていると、12Rのパドック周回をしていたので、馬体だけを見て馬券購入しました。
12Rは1番人気のオリジナルフェイト(愛馬シャンスイが2戦目で敗れた馬。その時の勝ち馬。)がよく見えたので、そこから購入しましたが、惜しくも2着になり、馬券はトントンでした。
ちなみにプリキュアショー。競馬場のこういったイベントは閑散としていることが多く、かなり近くで見れてお得なのだ!!思わずアルゼンチン共和国杯もプリキュアかと思ってしまいました(惜しかったネ。テイエムプリキュア号。)。
うーん、大人になるとこういうのは引くなぁ・・・。でも、子供は大喜びでした。競馬場で家族サービスを片づけてしまう、横着な親です。
ポニーとお散歩中の我が子。これでも騎手の格好です。土曜日なので空いていました。
そうそう、話を馬券に戻しましょう。まずは、愛馬クリンゲルベルガーから、追い切りで動きの良かった馬たちで、かつパドックで良く見えた馬に流します。
1番人気からでしたが、万馬券になりました。なぜなら、2着に10番人気の馬が入ったからです。
取ったので勝手に自慢します。
新馬戦のいつもお話していますように、走ってみないとわかりませんので、基本的には馬券を購入しないのですが、私が購入するときはこうです。
まず、私は新馬戦は特に追い切り内容を重視します。ゲートの速さはどうか。2着のホーザンアテナは、私がレース前日に書きましたように、ゲートは速い方です。10月30日のゲートが12.3−11.8−13.9でした。また、10月17日、22日と一杯に追われていて順調でした。
追い切りの基本は一杯に追えているかで、もちろん藤沢和雄厩舎のように一杯に追わない独特の厩舎もありますが、やはり一杯に追えているということは、馬が順調な証拠です。それが2週3週と連続で実施されているほど、馬はすこぶる調子がいいと判断できます。
逆に追い切り本数は多くても、馬なりばかりだと、飼い葉食いや体調など、なんらかの不安があると思われます。
今回、HP上では2着に来たホーザンアテナを無印にしました。なぜなら、2週間続いて一杯に追えていたのに、最終追い切りである11月5日が馬なりと軽めで短めの追い切りだったからです。ですから、「もしかして、2週続けての強い追い切りで疲労が出たのかな?」と疑問に思い、保留にしました。
しかし、京都競馬場でパドック映像を見ていると、ホーザンアテナは馬体も仕上がっており、気配もいいではありませんか。「これは、もう、2週連続して一杯に追われており、先週で仕上がっていたんだな。」と考えました。先週の新馬戦は芝の1800mでしたから、適鞍を待っていたのだと思います。事実、沢峰次調教師も「仕上がりは上々です。」とコメントされています。
そういったことから、この馬は馬券の対象に入れました。HPをご覧の皆様には、無印にしていて申し訳なかったです。
もう1頭のレオエンペラーは、レース前に私はベタ褒めで、▲印(3番手評価)をつけています。この馬こそ、10月23日、10月29日、11月5日と3週連続で一杯に乗り込まれており、動きこそ、一息なものの、順調さでは一番と思っていましたし、HP上でも、そうコメントしていました。正直、なぜ、この馬が12番人気かわかりません。鞍上の大野拓弥騎手も、独り言のコーナーで、8日の福島で騎乗している騎手の中で、乗れる騎手といえば、中舘英二、北村友一、三浦皇成、大野拓弥 各騎手と4名挙げさせていただいた中の1人で、私は彼の騎乗は、ムラがあるものの、かなり評価しています。
レオエンペラーもパドックの気配も良く、順調さではクリンゲルベルガーよりも上だった為、敵はここかな?と思っていました。
3番のトップワンダーは、ご存じご当地馬主(福島の馬主さん)で、ここにかける気合を感じましたので、購入。仕上がりも追い切り本数も水準以上でした。
6番のアンジェルージュも追い切りは良かったですが、追い切りの良さがレースに出なかったですね。
9番のキクノアッシャも追い切りは良かったですが、どうしたことか、最近不振の大ベテラン熊沢重文騎手(怪我をされてから、かなり調子が悪そう・・・。)が飛ばし過ぎて、シンガリ負けのタイムオーバー・・・。これは競馬なので仕方なしですが、もう少しセーブして行かないと、息が持ちませんよね。
というわけで、追い切りの内容とパドックの気配から5頭を選択し、そこに流しました。
続いて押さえのワイドです。万が一、クリンゲルベルガーが交わされたときには、馬券で回収ゼロにならないように、押さえをしておかないと。それが私の馬券の買い方です。
結局、ワイドも1−7が2420円、7−12が5670円と結構ついたんですよね。嬉しいー!!
で、続きは!?というと、実はここまでです。
なぜなら、HPでも書いていましたように、新馬戦は何があるかわからず(わからないので、10番人気や12番人気が突っ込んできたのですが)、小柄な牝馬で直前の長距離輸送も心配でしたし、何より私は調教内容から芝は疑問でしたので、クリンゲルベルガーが馬群に沈む可能性も否定できず、この10点1000円で、馬券の購入は終了しました。
結局1000円投資の20980円バック。
いつもは、このあと、3連複と3連単を購入するのですが、
本当に悔しいぞ!!ハンパない。
なぜだッ、こんなに効率良く馬券を的中させているのに、後悔の気持ちしか湧かない。そりゃ、私がいつでも、連複までしか買わない男なら、そんな悔しさはないだろう。しかし、私はいつも、馬単、馬連、3連複、3連単の4種類の馬券で勝負している男・・・。
余裕で取れたじゃん、3連複17万、3連単160万・・・。ギシギシギシギシ(歯ぎしり)
ただ、この際なので、自慢します。皆さんにとっては、20000円の利益と言っても、たいしたことはないかも知れませんが、私はGTでも1レースに3000円程度しか賭けない人間。1000円が20000円というのは、単純計算で20倍。
普段1レースに5000円程度購入している人であれば、それが10万円!!10000円ずつ投資している人であれば20万円!!
どうですか?そう考えると、かなりのヒツトでしょ?
というわけで、私にとっては、これで十分大当たりなのです。
ちなみに過去最高は、メイショウサムソンが6番人気で勝った時の2700円が60万円(3連単27万円2点的中他馬連、馬単、3連複総取り)で、こんな小口投資家でも、やるときはやるんです。
今年は、秋から絶好調で、スプリンターズステークス、京都大賞典でばっちり的中(詳しくはGT予想のコーナーで)し、かなりの黒字です。
いやいや、いろいろ書きましたが、やはり、今回逃した魚がデカイので、ショックが大きいですぅ。
クリンゲルベルガー(1着)
「思った通りペースが速くなり、理想的なポジションで競馬ができました。抜け出してからフワッとしていましたが、期待していた通り、能力のあるところを見せてくれました。折り合いがつくので距離が延びても大丈夫ですよ。まだまだ、良くなる余地を残していますから、これからが本当に楽しみですね。」(三浦皇成騎手・競馬ブック)
「能力が違いましたね。思った通り、レースはペースが速くなって、ちょうどいいポジションを取ることができました。8馬身つけましたが、まだあれでも抜けてからフワッと気を抜いていたんです。折り合いはつくので、距離が延びても大丈夫ですよ。これからが楽しみですね。」(三浦皇成騎手・ラジオNIKKEI)
「外から行かれてもムキになることなく、いいポジションで競馬が出来ました。手応え十分で抜け出してからもまだ余力があったし、先々楽しみですね。」(三浦皇成騎手・デイリー馬三郎)
ホーザンアテナ(2着)
「返し馬では物見をしていたけど、実戦に行ったら問題なかったよ。離された2着だったが、後ろの馬がくるのを待っていただけでバテているわけではなかった。馬がくればまた伸びるといった感じでしたよ。今日は勝った馬(クリンゲルベルガー)が強かったけど、この馬自身もよく走っている。すぐにチャンスはくると思うよ。」(西田雄一郎騎手・競馬ブック)
「ゲートを出て、二の脚が速く、初戦ながら馬群に突っ込んで行きましたよ。最後もバテていないし、まだ伸びる余地がかなりあるので楽しみですね。」(西田雄一郎騎手・ラジオNIKKEI)
レオタイムリー(3着)
「レース自体はスムーズに運べましたが、周りを気にして全力で走っていない感じでした。集中して真面目に走れるようになってくればいいですね。」(大野拓弥騎手・競馬ブック)
これ以降は11月11日に作成
クリンゲルベルガー(1着)
「牝馬らしく、小柄でスッキリ。前2頭が飛ばす中、離れた4番手で虎視眈々。コーナーで楽々と進出して4角先頭。直線は軽く仕掛けての圧勝。良血馬が力をフルに発揮した。」(競馬ブック)
「1番人気に応えて8馬身差の圧勝劇を演じたクリンゲルベルガー(牝、父スウェプトオーヴァーボード、栗東・浅見)。デビュー戦とは思えない落ち着いたレースぶりで、道中は好位の4番手を追走。4コーナー手前から楽な感じで進出し、ゴール前では手綱を抑える余裕すら見せた。」(デイリー馬三郎)
「小柄だがバランスは良好。出脚上々で好位を確保し、3コーナー過ぎから一気の加速。直線も楽な手応えのまま後続をちぎった。相手に恵まれたが、スピードとセンスは相当。」(ギャロップ)
「★★★★★(7段階評価の5、11月8日9日開催の新馬戦、未勝利戦勝ち馬全馬の中で、最高評価。その他ケイアイガーベラとカノンコードも同評価)。小柄でもバランス良好。3コーナー過ぎから一気の加速で2着馬以下を置き去りにし、性能の違いをまざまざと見せつけた。次回注目。」(エイトTMの2歳馬診断・ギャロップ)
ほっさんコメント
競馬ブックが書いてくれている”良血馬”という響きに感動しています。シチーの馬では、どんなに勝っても、強くても、ほとんどこのコメントは出ません。なにせ、シチー軍団は繁殖牝馬が弱いですから。
良血馬と言っても、母の高齢もあって、募集総額はたったの1000万円。つくづく思うのですが、お得ですねぇ。
ただ、ギャロップ誌が書いていますように、相手に恵まれたことは間違いありません。このメンバーなら、8馬身千切るのは、結果論ですが、当然だったように思えます。2着馬以下のタイムは平凡で、8馬身千切ったとはいえ、相手が弱かったということを忘れてはならないと思います。
また、ギャロップ誌の”エイトTMの2歳馬診断”では、同節勝利したケイアイガーベラとカノンコードと同評価の★5つですが、私はこの2頭よりは、メンバー的にも、内容的にもクリンゲルベルガーは落ちると思っています。少し評価され過ぎの気がします。
ホーザンアテナ(2着)
「細いぐらいに仕上がる。最内枠から楽々と離れた4、5番手の内々。4角手前で上手に外に出して、勝ち馬(クリンゲルベルガー)には千切られたが、しっかりと伸びてくる。センスとスピードがある。」(競馬ブック)
コスモラピド(4着)
「まだ太目。離れた3番手を追走。4角手前で勝ち馬(クリンゲルベルガー)に前をカットされる。一旦置かれかけたが、ゴール前ではもうひと伸び。上積みはありそう。」(競馬ブック)
「4コーナーで外の勝ち馬(クリンゲルベルガー)に寄られてバランスを崩す場面。まともなら・・・。」(ギャロップ)
ほっさんコメント
我らが愛馬クリンゲルベルガーに勝負所をカットされた無念が滲み出ていますが、いいところでスパートをかけた三浦皇成騎手の手腕だと思います。走行妨害にならない程度でライバルをカットするのは、勝負事では当然で、この辺りからも、三浦皇成騎手の新人らしからぬ上手さが窺えます。
11月27日の園田競馬場の
第10回兵庫ジュニアグランプリ jpnUに登録していますッ!!
ついに、出資愛馬初の重賞挑戦かッ!!
・・・とイレ込んでいると、補欠の最下位なんですよね。
スーニー
フィフスペトル
メトロノース 武豊騎手
ラブチャーミー
までが、出走確定。
この中で、フィフスペトルとメトロノースの2頭がキャロットクラブ!!
おい、友駿ホースクラブ、何をやっているのだ!!っていうか、まだ2歳馬は未勝利・・・。
さらに、フィフスペトルもメトロノースも前走で重賞勝ち。
重賞を勝っているので、優先的に出走できるわけですが、メトロノースの出走は陣営の意向でほぼ確定です。
フィフスペトルは、15日の京王杯に出走すると思うので辞退するでしょうが、
その下の補欠馬は次の順位です。
1.デイトユアドリーム
2.メイショウローツェ
3.アースリヴィング
4.ナリタカービン 角田晃一騎手
5.クリンゲルベルガー
というわけで、補欠の5番手。ほとんど絶望的です。
ただ、取りあえず無理でも名乗りを挙げてくれるのは、嬉しいですし、高いところを望む姿勢は大変好感が持てます。
やはり浅見秀一調教師の中には、ダート戦も視野に入っているようです。
スウェプトオーヴァーボード産駒はダートでの活躍が目立ちますからね。
しかし、2歳の早い時点で1勝できて、本当に夢が膨らみます。
次走が楽しみでなりません。
今年はこのクリンゲルベルガーの出走までに、2歳馬9頭が勝ち上がり、その内2頭は重賞を制覇するなど、昨年のトールポピーに続き快進撃を見せるキャロットクラブにおいて、なんとか自分も置いて行かれずに、流れに乗れた気がします。
私はこのクリンゲルベルガーがキャロット愛馬出走第2号ですが、出走第1号のシャンスイとともに、デビュー戦を勝利で飾れたことは、この上ない喜びです。
今までは、友駿ホースクラブでコツコツと活動していましたが、新馬勝ちなど夢のまた夢。2歳で勝ち上がる馬は年々1、2頭しかなく、大抵は新馬戦終了後の未勝利末期のメンバーが弱体化した辺りからの勝利でした。
それでも、2004年産購入愛馬は4頭中3頭が勝ち上がり、未勝利に終わった1頭も新馬戦3着と気を吐きました。
ところが、私はキャロットクラブとは、相性が抜群に良く、キャロットクラブ愛馬第1号のシャンスイは、デビューが遅れ、5月デビューとなり、初出走の不利な身でありながら、有力既走馬を蹴散らして、強い内容で初戦勝ちをしました。
そして、今回の出走第2号のクリンゲルベルガーも初戦勝ち!!しかも、賞金とレベルの高い新馬戦を2歳の内に勝ち上がったのですから、本当に運もあると思います。
その中で、私が特に自慢したいことは、両馬とも超超良血の1頭10万円程度もするような、下級クラスでは勝って高額馬ではないということです。シャンスイは募集総額1200万円、1口30000円、クリンゲルベルガーは募集総額1000万円、1口25000円という、キャロットクラブの中では格安中の格安馬です。
もちろん、これらの馬でGTを狙おうというのではありません。私の目標は常に3勝(1000万クラス勝ち負け)です。ですから、1勝を上げられたことに非常に満足しています。
私は友駿ホースクラブに入会するまでは、調教師のなんたるかや、追い切りの内容など、全く知らないずぶの素人でした。しかし、愛馬の購入を検討する中で、いろいろ知りたくなり、本を読み漁り、馬体の研究をし、追い切りのコースや時計、内容なども勉強し、馬を見る目を養ってきました。また、当サイトなどで、いろんな方と情報交換していく中で、数え切れない発見や知識を身につけました。
キャロットクラブに入会するまでは友駿ホースクラブで4年ほどやってきましたが、いろいろと知れば知るほど友駿ホースクラブの預託厩舎や繁殖牝馬のレベル、そして、育成牧場の調教過程などに不満を覚え、更に高いところを目指すべくキャロットクラブに入会しました。
友駿ホースクラブは、自分が失敗して、外れ馬を引いてしまっても、未勝利で引退した場合、代替の馬をいただけるので、ビギナーとしては、安心して1口馬主生活をエンジョイできます。しかし、キャロットクラブは、募集馬を安価で提供するために、そういった代替システムはなく、自分が外れ馬を引いてきたら、それでお終いです。
キャロットクラブに入会する前は、まだ今のように愛馬の中にオープン馬(エスポワールシチー)や準オープン馬(ステップシチー)がいませんでしたから、果たして自分がキャロットクラブで未勝利で引退してしまうような馬を選ばないか、損をしないか、心配で不安でした。
今、こうして、出走した2頭が2頭とも初戦で勝利し、未勝利のまま引退という危機を逃れたことは、本当になんとも言えない安堵感で一杯です。(ただ、初戦勝ちした愛馬シャンスイは2戦目でいきなりシンガリ負けでしたが・・・汗)
一応、自分の考えや、相馬が今のところ間違えていないと、自信になります。
ただ、そのそこそこ見る目の肥えた私には、クリンゲルベルガーの今後に不安もあります。
クリンゲルベルガーは、出走前の立ち写真からも、キ甲が上がっていて、現時点でかなりの完成度を誇っています。牝馬でやたらと早熟の馬っていますよね。例えば、2歳ステークスを制したものの、その後泣かず飛ばずだったナガラフラッシュとかワナとか、桜花賞馬オグリローマンとか、これらの特徴は早熟ということです。3歳の春辺りまでは活躍できても、3歳の夏を過ぎ、成長力のある中距離馬が力をつけてくると、まるで歯が立たない。
現時点の完成度を見ていると、クリンゲルベルガーもそうではないかと少し不安になります。また、小柄な牝馬で、通常叩いた上積みというのは、あまりありません。
ですから、しばらくは完成度の差で活躍できると思いますが、来年の夏以降、頭打ちにならないか心配です。
とは言うものの、私はこの馬に早い段階での勝ち上がりとトータルで3勝を目標として購入しましたので、その目標は叶えてくれそうです。
いくら潜在能力があっても、メジロマックイーン産駒のように、3歳秋ごろから走りだすような馬であれば、最初の1勝が難しくなりますから、勝てないことには、何も始りません。
これが、ニシノフラワーのように、早くから活躍して、かつ3歳夏でも成長する位の成長度があれば、とんでもないモンスターになるかも知れません。
エンドスウィープという馬は、早期に活躍し、3歳春から夏ごろに一時期低迷するものの、また4歳になった辺りから活躍するような馬を輩出します(アドマイヤムーンやスイープトウショウ)から、その血を受け継ぐ父を持つこのクリンゲルベルガーもそうであって欲しいと願っています。
さて、長々と書きましたが、本年5月2日に立ち上げました、愛馬クリンゲルベルガー デビュー戦特集はこれにて終了させていただきます。長らくのお付き合い、大変ありがとうございました。
また、愛馬クリンゲルベルガーの勝利に際し、たくさんのお祝いの言葉をいただきまして、本当にありがとうございます。
今後、何か新情報が入りましたら、早速”期待の愛馬クリンゲルベルガー 第2戦”特集を立ち上げます。勝った内容から、次走も注目が集まり、我々保護者としても激アツですが、また良かったらお越しくださいませ。
キャロットクラブHPより
キャロットクラブHPより
最後までご愛読ありがとうございました
2008年5月2日作成 9月30日、10月6日、8日、9日、11日、13日、19日、24日、26日、29日、11月1日、5日、7日、8日、11日加筆