ハルシュタット(フェリークの09) 第13戦


キャロ愛馬第12号は2010年第一次募集での唯一の当選馬。

第一次募集応募総額73万円も当選したのは3万円のハルシュタットのみ。


デビューから2戦は3着3着と主場で安定した成績。必勝を期す為に福島に遠征した3戦目は距離短縮も利いて6馬身差の圧勝。走破時計も同日の古馬500万クラスの勝ち時計とコンマ2秒しか変わらず。


3歳夏を成長促す為に休養に充てたものの、復帰してからは14着、16着、7着、11着、13着と大敗続き。直線で全く伸びずに走破時計も未勝利クラス以下の凡走。

未勝利戦圧勝の思い出の地・福島で出走予定も、見積もりの甘さから昨年は想定していた福島を除外確実で断念したり、中京遠征ごときで馬体重を大きく減らしたり、つけると言った馬具をつけずに他馬を気にして前に行かなかったりとなんとも歯がゆい状態が続く。

まともならこんなに走らない馬ではないはずだ。

そして、あまりにも馬に覇気がないのに陣営は使い続けようとするので、馬主主導でノーザンファームしがらきへ放牧に出て、7か月もの歳月をかけ、体調面もメンタル面も完全リフレッシュした直後の交流戦は2着と強かった当時の力強い走りを披露。

そのまま得意の福島に出せば勝ち負け確実だったものを昨年同様福島開催の1節前の新潟最終週に無理に出して8着大敗。

今年もまた今週の福島最終節に出走予定だが除外濃厚。


11月16日 福島5R 500万下 ダート1150m 牝馬限定 定量に出馬想定!!

フルゲート16頭のところに想定数18頭。想定段階ではハルシュタットは2/3の抽選対象。結果的に1/3の抽選になったがキャロのオードゥルルドと共に落選。

昨年同様、無駄に新潟最終週に出走させ大敗したために、今年も1戦1勝と相性の良い福島で出走することは出来ず。

あまりにも馬鹿すぎる。


仕方がないので、11月27日 名古屋10R JRA指定交流 プロメテウス賞 (中央500万クラス) ダート1400mに投票も補欠の1番手で結局除外。

12月1日 中京2R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量に出走!!

9着/7番人気。

事前に書いていた「追い切りの動きはダメダメで13日に仕上げたことによりピークを過ぎた感。何をやってんだ!!」の通り、最後で脚が上がり大敗。

相変わらず、この厩舎は戦う前から負けている。


レース回顧と時計の分析、レース後の北村友一騎手と清水出美調教師のコメントを掲載。

(2014年2月4日完結)

2013年11月14日立ち上げ

●前走後、在厩にて調整され、次走は曖昧

 我らが愛馬ハルシュタットは前走10月27日後、在厩のまま調整されています。

 以下は10月30日に更新されましたクラブ公式HPハルシュタットの近況報告です。

「先週の競馬は結果こそもうひとつになってしまいましたが、積極的に運べましたし、決して悪くない内容だったと思います。レース後のカイバなどは今のところ変わりありませんし、体も極端に減ることはありません。今後の状態と出馬状況次第なので流動的ではありますが、今のところ福島最終週あたりのダート1150mを目標にできればと考えています」(清水出師)

 続いて以下は11月7日に更新されましたクラブ公式HPハルシュタットの近況報告です。

「この中間も特にレースの疲れを見せることもなく、順調に乗り込んでいます。ただ、長距離輸送の後ですし、次の予定は確定せずにゆったり調整しながら馬の状態を見ているところです。今のところカイバ喰いは安定していて、体調も問題ありませんね。もう少し間隔を空けて、再度の地方交流も視野に入れながら調整して行きます」(清水出師)

 ということで、結局今年も1戦1勝の相性抜群の地・福島を回避するのかと思いきや、出馬想定に入って来ました。相変わらずきちんと目標を決めずに思いつきでやっておられるようです。

 想定段階ではハルシュタットは2/3の抽選対象。しかし、牝馬限定戦ですし、想定外から入ってくることは安易に予想できますし、まず想定されているレースへの出走は不可能でしょう。そりゃ、出られたら嬉しいですが。

●気になる出馬想定表(11月16日 福島5R)

出馬想定表 11月16日 福島5R 500万下 ダート1150m フルゲート16頭 想定数18頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイネクライネ 中井裕二  8/11 500万下 新潟ダ1200 14 15
12 アルティメイト 吉田隼人 10/19 500万 京都ダ1200 10 14
エトルアンフルール 丸田恭介 11/09 500万 福島ダ1150
カゼノサファイア 11/02 500万 福島ダ1700 10
11 キタサンテンニョ 佐久間寛志 10/13 500万 京都ダ1400 11 13
サクラベリー 横山和生  9/28 500万 中山ダ1200 11 13 14
12 サザライディー 村田一誠 10/20 500万 東京ダ1300 16 10 13 14 13
18 セレブレートサマー 原田和真 11/03 500万 東京ダ1300
ナムラビーム 杉原誠人 10/26 500万 新潟ダ1200
ハイランドコンドル 伴啓太 10/23 地方 笠松ダ1400
15 ハルシュタット 10/27 500万 新潟ダ1200 13 11 B−
ヒルノケアンズ 11/03 500万 福島ダ1150 13
ピースオブアイ 11/09 500万 福島ダ1150 16 12
フェブマルコ 丸山元気  4/28 500万 京都ダ1400 15 16 13
15 ホットサマーデイ 10/27 500万 新潟ダ1200 15 17 14
15 メイショウジビュス 城戸義政 10/26 500万 新潟芝1000 10 12 12 10
12 モルフェメアリー 花田大昴 10/19 500万 新潟ダ1200 13 15 16
ヤマニンジェルブ 中舘英二  9/29 500万 阪神ダ1200 14 10

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在18頭出馬想定されています。

ハルシュタットは出走順位が15番手で2/3の抽選対象です。ですが、限定戦ですし想定外から割り込んで来る可能性が高く、ほぼこのレースへの出走は絶望的です。

これ以降は2013年11月20日に作成

●想像通り福島戦は除外

 1戦1勝とハルシュタット唯一の勝ち星を挙げた相性の良い福島競馬場。その3節の開催直前の新潟競馬に出走させて8着と大敗。これは昨年と全く同じ(昨年は7着)。そして福島最終週で出走させようと出馬投票するも昨年同様今年も除外になりました。

 今年は福島5Rの牝馬限定戦に出馬投票しましたが、残り1枠を3頭で抽選。我らが愛馬ハルシュタットと、急遽想定外から割り込んできたキャロットクラブのオードゥルルドの2頭が非当選除外となりました。

 優先権もなしに中2節で短距離戦に出られるほど世の中は甘くありません。ましてや最終週と言うのはそのコースで相性の良い馬たちが例え連闘でも優先権を使って無理矢理登録してくるので出走は難しくなります。

 清水出美調教師は去年も同じパターンで福島最終週で非抽選除外。今年も非当選除外となりました。また、悠長に出走できると信じて馬を仕上げているのでまたここからの調子落ちが心配です。言いたくはないですが、プロとして下手くそですね。その馬が一番走りやすい結果の残している競馬場やコースで走らせるのは当然でしょうに。それをせずとも結果が出ているのならともかく、せっかくしがらきが7か月もの長い時間を費やして回復させてくれたハルシュタットをもう厳しい状態に追い込んでいます。

 だれがどう見ても、福島戦で勝った時の時計や前々走の交流戦2着からも分かるとおりハルシュタットはきちんとやれば500万クラスは勝てる馬です。それを1年以上も勝たせられないとは・・・。以前はこんなにやりくりの下手な先生ではなかったのですが、定年間近の69歳。完全に覇気がないですね。惰性でやるのなら、さっさと勇退されたら良いのに。以前との成績の差は決して預託されている馬の差ではないはずです。

●11月27日 JRA指定交流プロメテウス賞に投票も補欠の1番手

 福島戦を除外後我らが愛馬ハルシュタットは11月27日 名古屋10R JRA指定交流 プロメテウス賞 (中央500万クラス) ダート1400mに投票しましたが、選出されず補欠の1番手です。

 補欠の1番手ならなんとか出走できそうな気がしますがどうでしょうか。出走できれば勝つチャンスだと思いますが。

●気になる出走馬編成一覧表(11月27日 名古屋10R)

出走馬編成一覧表 11月27日 名古屋10R JRA指定交流 名古屋CCプロメテウス賞 中央500万下 ダート1400m フルゲート12頭 中央出走予定馬5頭 補欠馬2頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
コピーライター  5/04 500万 京都ダ1400 13 10
スリーフォスター 10/26 500万 京都ダ1400 11 16 13 10 14
トロピカルジュエル 10/22 交流 浦和ダ1400 11
ヒデサンスピリット 10/26 500万 京都ダ1800 11 11
マイティースコール 10/30 交流 園田ダ1400 13
ハルシュタット 10/27 500万 新潟ダ1200 13 11
マナウス 10/19 500万 京都ダ1200 14 15 14

表中 「補」は現在補欠の馬

これ以降は2013年11月24日に作成

●交流戦は結局順番が回って来ずに次走は12月1日 中京2Rの予定

 福島戦を今年も除外後、11月27日 名古屋 JRA指定交流 プロメテウス賞 (中央500万クラス) ダート1400mに投票しましたが、選出されず補欠の1番手だった我らが愛馬ハルシュタットですが、本日(11月24日)出馬投票が行われ、結局選出されていた5頭が全て出馬したために除外となってしまいました。今週の中央で選出馬5頭の名前が1頭もなかったので、これは厳しいなと思っていましたが、やはり補欠の1番手でも入り込む余地はありませんでした。

 これは仕方がないので、21日にクラブ公式HPで発表されていた通り、12月1日 中京2R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量に北村友一騎手で出走予定ということになりました。

 特別登録を見ても中京は頭数が多く、このレースにも出走できるかわかりませんが、牝馬限定戦ですし、何よりも北村友一騎手という腕のある頼れる騎手を確保しているわけですから、ここはしっかりと出走が確定して欲しいですね。

 もしこのレースで確定しますと、当日は愛馬エスポワールシチーの引退レースであるジャパンカップダートの日ですが、朝早いレースということもあり、なんだか朝からは中京に行って、阪神競馬場にとんぼ返りしたい気持ちです。さてどうなるでしょうね。まずはここでハルシュタットが確定するかどうかですね。

これ以降は2013年11月27日に作成

●追い切り情報(11月27日更新)

前走前 10月23日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.6
3F 39.0
2F 25.9
1F 13.5



11月13日 栗東坂路 不良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.3
3F 40.5
2F 26.9
1F 13.8


11月21日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.1
3F 41.8
2F 27.8
1F 14.1


11月27日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 56.0
3F 40.5
2F 27.5
1F 14.7
 11月13日、馬場が悪かったことを考えるとまずまずの動きですね。まだハルシュタットなりに良い状態を保てているようです。とはいえ、復帰初戦の交流戦2着の時に比べると、物足りません。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。福島に想定ですが、出走できたら嬉しいですね。

 11月21日、先週出走できると疑わずにしっかりと仕上げてしまっているので今週は軽めの調整です。このパターンでハルシュタットはどんどんと調子を落としてしまうんですよね。
 以下は本日(11月21日)更新されましたクラブ公式HPハルシュタットの近況報告です。
「今朝は坂路で馬なり程度の時計を出しました。先週の福島競馬が除外になってしまって、中京を目指すとなると2週延びることになりますから、今週はあまり攻めずに楽に調整します。地方交流にも登録しましたが、残念ながら補欠1番手。回ってくればそちらに向かうことにしますが、いずれにせよ来週というつもりで週末からしっかりと時計を出していきます」(清水出師)12月1日の中京競馬(3歳上500万下・牝馬限定・ダ1200m)に北村友騎手で出走を予定しています。
 出来れば交流戦に出て欲しいですが、北村友一騎手確保ということであれば中京も期待出来そうですね。さて、どちらで確定するのやら。24日に交流戦の確定です。

 11月27日、日曜日などに時計を出していないにもかかわらず鈍い動きです。結果的に13日に福島で出走できると思って仕上げられていますから、かなり調子落ちをしているように感じます。
 私ほっさんの追い切り評価は「C」です。せっかく鞍上に北村友一騎手を迎えて期待が出来そうな時に、この動きでは・・・。残念です。

●気になる出馬想定表(12月1日 中京2R)

出馬想定表 12月1日 中京2R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量
フルゲート16頭 想定数15頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アイネクライネ 中井裕二 11/16 500万 福島ダ1150 15
アサケゴマ 11/02 500万 福島ダ1150 15
キセキノハナ 藤懸貴志 10/14 500万 京都ダ1200 10 12
ゴールデンオーラ 11/02 秋元5下 福島芝1200 14 16 16
ジャストフレンズ 中谷雄太 11/17 500万 福島ダ1150 11 13
シャンパンルージュ 西田雄一郎 10/20 500万 新潟ダ1200 11 11 13 13
ジーピークロス 丸田恭介 11/03 会津5下 福島芝1200 12 12
ソニックフリート 10/20 500万 新潟ダ1200 15 15 18 14
チェリービスティー 平野優  6/23 500万 函館ダ1000 10 10
ハルシュタット 北村友一 10/27 500万 新潟ダ1200 13 11
バーニングハート 11/16 500万 福島芝1200 11 14
ピースオブアイ 横山和生 11/09 500万 福島ダ1150 16 12
プリティーキャロル 杉原誠人 11/10 500万 福島ダ1150
メイショウヒメユリ 吉田隼人 11/10 500万 福島ダ1150 10 12
ワキノネクサス  8/11 マカ5下 小倉芝1200 10 18 11 13 14

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在18頭出馬想定されています。ハルシュタットは信頼できるクラブ公式HPで”出走可能A”ですから、出走は確実でしょう。

これ以降は2013年11月29日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 12月1日 中京2R 500万下 ダート1200m 牝馬限定 定量 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスピンキー 池添謙一 11/10 500万 福島ダ1150 13
アサケゴマ 松山弘平 11/02 500万 福島ダ1150 15
ヴェリタスローズ 岩崎翼 11/09 500万 福島芝1200 10 11
オードゥルルド 勝浦正樹 10/26 500万 新潟芝1000 15 13 11 13 14
キセキノハナ 藤懸貴志 10/14 500万 京都ダ1200 10 12
シャンパンルージュ 西田雄一郎 10/20 500万 新潟ダ1200 11 11 13 13
シンチノクリチャン 松田大作 11/01 地方 園田ダ1230
ジーピークロス 丸田恭介 11/03 会津5下 福島芝1200 12 12
スーパーアース 黛弘人 11/02 秋元5下 福島芝1200 11 10 12
チェリービスティー 平野優  6/23 500万 函館ダ1000 10 10
ハルシュタット 北村友一 10/27 500万 新潟ダ1200 13 11
ピースオブアイ 横山和生 11/09 500万 福島ダ1150 16 12
プリティーキャロル 杉原誠人 11/10 500万 福島ダ1150
ミッドナイトリバー 丹内祐次 10/26 500万 新潟芝1000 10 10
メイショウヒメユリ 吉田隼人 11/10 500万 福島ダ1150 10 12
ワキノネクサス 川須栄彦 10/16 交流 名古ダ1400 10 11 13

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

●中京ダート1200mコース解説

 新装につきデータ不足の為に割愛させていただきます。

●騎手は北村友一騎手 ほっさん評価「B+」

 今回のハルシュタットの鞍上はハルシュタットには初騎乗となる北村友一騎手です。古くは愛馬エクストラシチーを勝ち上げてくれた騎手でその頃から騎乗技術を感じていました。あれから6年が経ち、今回は8年目となります。すでに300勝ジョッキーですし、馬を操る技術は更に飛躍的に向上していますし、期待の大きな騎手です。


 私ほっさん愛馬への騎乗はこれで13回目ですが、12回目はこの前日のグランデアモーレです。今週はエスポワールシチー以外の2頭は北村友一騎手で、我が軍団の浮沈も彼の騎乗にかかっています。

 ただ、ハルシュタットに関しては13日の調教で出走できるとの甘い判断から仕上げられてしまっており、馬のテンションもとっくの昔にレースモードで高く、直前の調教も終いに脚が上がるどうしようもないものでした。この状態から好走しろという方が難しいですが、鞍上の手腕に期待します。それしか頼るものがありません(涙)。


 2013年11月28日現在、中央通算362勝、勝率7.7パーセント、連対率15.2パーセント、GT勝ちはまだありませんが、重賞8勝されています。
 昨年(2012年)は中央54勝で全国騎手リーディングの20位でした。勝率8.3パーセント、連対率17.5パーセントは通算成績を大きく上回りました。しかし、本年(2013年)はここまで44勝、勝率7.5パーセント、連対率15.2パーセントと通算成績並み。リーディング24位となかなかの成績です。



 北村 友一(きたむら ゆういち)は1986年10月3日生まれの27歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンターに所属する8年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。障害競走は一度も騎乗しないまま免許を返納している。。現在はフリー。

 2006年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得、田島良保厩舎所属騎手としてデビューした。同期には田中博康、的場勇人、千葉直人、黛弘人、田中克典、田村太雅、船曳文士らがいる。初年度は14勝を挙げ中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。

 2007年、第1回新潟競馬に於いて11勝(愛馬エクストラシチーによる7番人気での優勝も含む)、2着5回、3着3回の成績で初の開催リーディングジョッキーを獲得。田島良保師とは関係がうまくいかず、9月1日付けでフリーに転身。10月8日京都12Rで走行妨害を受け落馬。当初JRAより頭部外傷と発表されたが、その後の精密検査で右手首骨折が判明。手術を受け年内復帰は絶望視されていたが、12月8日復帰、15日に復帰後初勝利を記録している。この年は初年度の3倍以上となる45勝を挙げた。

 2008年10月4日札幌3Rにて通算100勝を達成、仲の良い藤岡佑介騎手がプラカードを持った。10月18日、デイリー杯2歳ステークスをシェーンヴァルトで制し、デビュー3年目にして重賞競走を初制覇した。また同馬にて翌年の皐月賞・東京優駿に騎乗し4着・6着と結果を残す。この年は53勝と更に勝ち星を伸ばした。

 2009年ミヤビランベリで目黒記念・七夕賞を優勝する等、7月まで39勝を挙げる活躍を見せるも、7月19日札幌12Rにて落馬のため左上腕骨を骨折。プレートを入れる手術の為12月12日の復帰まで長期休養となる。それでもこの年も41勝を挙げている。

 2010年春にはプレートの除去手術を行い1か月ほど戦線離脱。そんな苦労がありながら夏の小倉で10勝を挙げる活躍を見せた。11月6日京都4Rで通算200勝を達成。この年も53勝を挙げている。

 2012年夏の小倉開催では北九州記念に優勝し、JRA通算300勝を達成するなど活躍したことが評価され、小倉ターフ賞を受賞した。


 「着実にステップアップしているものの、技術レベルは今一歩といった印象。頑張って抑え込もうとしているが、まだ持って行かれるシーンが見られる。ダノンヨーヨーなど、かなりのパワーがあって気性の悪い馬に乗ることがあり、なおさら強く感じるのかもしれない。馬を伸ばす迫力は少しずつ強化している。評価できるのは、ロスなく丁寧に、そして展開を考えて乗っていること。2011年の唯一の重賞勝ちはトウカイミステリーに跨がった北九州記念で、ハイペース必至の展開を読んで抑えて脚をタメ、直線で一気に差し込む競馬を演出した。2011年の1番人気馬での成績は[12・2・7・15]。2着が少ない分で連対率は.389と低い数字だが、勝率は.333ある。2〜5番人気で26勝しており、単勝11070円という大きな馬券もあって、単勝回収率は118パーセントと高水準になっている。コース別、芝・ダート別、距離別で目立った偏りはない。音無秀孝厩舎で主戦をつとめており、2011年の連対率は.250。他、大根田裕之、安田隆行、木原一良、松元茂樹など、成績の良い厩舎は多い。レース前の段階でどんな騎乗をするのかを正直に話してくれるので、展開がハマりそうだったら勝負する手がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年)

 ほっさん愛馬での成績 (11戦1勝)

 2007年 2月24日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利      阪神ダ1400m  7着/9番人気
 2007年 5月12日 エクストラシチー   3歳未勝利      新潟ダ1200m  1着/7番人気
 2007年 6月16日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  7着/3番人気
 2007年 6月30日 エクストラシチー   500万下       函館ダ1000m  4着/7番人気
 2008年11月30日 エクストラシチー   500万下       京都ダ1200m  13着/12番人気
 2009年 6月28日 ペルシステンテ   3歳未勝利      札幌ダ1700m   8着/6番人気
 2011年 7月10日 バノックバーン    3歳未勝利      京都ダ1400m  14着/8番人気
 2011年 8月13日 バノックバーン    3歳未勝利      小倉芝1200m  9着/5番人気
 2011年 8月27日 バノックバーン   500万下 格上挑戦 小倉芝1200m  5着/13番人気
 2011年10月 2日 エイコーンキッド  500万下 格上挑戦 中山ダ1800m 12着/10番人気
 2013年 6月16日 デスティニーシチー 3歳未勝利      函館芝2000m  11着/7番人気

2012年9月15日 阪神9R 甲武特別を10番人気プロフェッサーで勝利し表彰台に上がる北村友一騎手

これ以降は2013年12月1日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ピースオブアイは差しが板についてきた。限定戦であとひと押し。アサケゴマも前走で牡馬に善戦。ここなら有力。前走は不利があったメイショウ、成長著しいプリティーにも注目。」


短評は「惑星注意」



予想家の印
馬名 米満浩 井上政 西村敬 CPU
ハルシュタット
アサケゴマ
シャンパンルージュ
アグネスピンキー
スーパーアース
ジーピークロス △△
メイショウヒメユリ
キセキノハナ △△
ピースオブアイ △△ △△
プリティーキャロル
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
アサケゴマ 3.1
ピースオブアイ 3.9
メイショウヒメユリ 6.8
プリティーキャロル 7.5
ジーピークロス 8.3
キセキノハナ 10.6
アグネスピンキー 14.9
ハルシュタット 20.8
ワキノネクサス 26.2
以下31倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
ハルシュタット 79 60 47 66
アサケゴマ 70 70 70 68
ピースオブアイ 81 69 75 69
メイショウヒメユリ 72 62 72 66
プリティーキャロル 76 74 71 67


デイリー馬三郎

本紙の見解

「前走は直線で進路が狭くなり、手綱を引くロスのあった◎メイショウヒメユリ。福島の短い直線では致命的とも言える不利だった。直線の長い中京で改めて見直す手。現級での安定勢力○プリティーキャロルが当面の相手になる。〈城谷〉」

◎ メイショウヒメユリ
○ プリティーキャロル
▲ ジーピークロス
× ピースオブアイ
☆ ヴェリタスローズ

以下省略

ハルシュタットはもちろん無印(>_<)


ハルシュタットは全13記者中 △(6番手以下評価) 3記者、無印 10記者と非常に寂しい状況です。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

ハルシュタット(8着)

 「以前乗せていただいたときからだいぶ経っての今回だったのですが、馬が良くなっていました。前はこじんまりした感じがあったのですが、大きくなっていて跨がった感触からも驚いたくらいです。以前は押してもそこまで行けなかったでしょうが、今日は行けましたからね。交わされてからも踏ん張っていてパッタリ止まるようなことはなかったですし、良くなってきてくれればいいですね」(菱田裕二騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「結果は残念でしたが、スタートから無理なくいい位置につけることができましたし、レースの内容は悪くなかったと思います。久々を一度使って調教の動きも活気が出てきていましたから、このあとまた良くなってくれると思います。今日は京都に臨場していたので、トレセンに戻って馬体をよく見てから次のレースをどうするか考えていきます」(清水出美調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

ハルシュタット

 「先行力が戻ってきたのはプラス。出来も上向いているので変わらないかな。」(松水助手・デイリー馬三郎)

 「先行力が戻ってきたし、レース内容は良化。休み明け3走目で更にやれないかな。」(松水助手・競馬ブック)

●ほっさん予想と今回当日応援に行かない理由

 当日はエスポワールシチーのラストランとなるジャパンカップダートの応援の為に休日を取っています。ハルシュタットの中京2Rには行けないことはないですが、こちらに行くと阪神競馬場への到着が早くても午後1時となってしまい、グッズ等が売り切れる可能性があり、またギリギリで忙しすぎます。また、せっかく遠方から雲雀さんやルクソールさんがお越しになるのに全く時間が取れなくなってしまいます。

 そしてなんと言っても追い切りの悪さ。完全に人為的な失敗による調整失敗です。この状態では仮に先行出来たとしても4角で早々に脚が上がって失速するのは目に見えていますし、そんなシーンを見るために無理に中京まで行くのは全くもって無駄です。また中京は来週のフロアクラフトで行くことになりそうですし、総合的に判断して今回はハルシュタットの応援の為に中京に行くことは断念しました。

 鞍上は北村友一騎手で、上手くハナを獲れれば、昨日のグランデアモーレのように残してくれるかも知れませんが、何せ、ここは陣営がレースの選択(福島の話ネ)も仕上げも下手くそです(以前はそうではありませんでした)。グランデアモーレは事前の状態が良かったので、もしかしたら?とは思いましたが、ハルシュタットはもしかしたら?もありません。それでも1つでも上の着に来て欲しいですね。

これ以降は2014年2月4日に作成

●パドック

 ハルシュタットの馬体重は前走マイナス4キロの478キロ。パドックでの気配は闘志を出していて良かったです。

●レース 

 ハルシュタットは最内枠でしたから、出遅れは許されませんでしたが、そこは北村友一騎手、出はややひと息ですが、上手く加速して前につけますが、結局勝つことになる外のキセキノハナのスピードに勝てずに3、4番手。直線を向いて追い出されるとグイッとひと伸びはしますが、追い切りの悪さそのままに最後までは持たずに9着で入線。

●時計の評価

 今回のハルシュタットの走破時計は1分12秒9良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分12秒0でした。勝ち馬の時計がちょうど1分12秒0で毎度のことながら、競馬ブック天晴れです。

 ハルシュタットはそこから概ね1秒離されているわけで9着という着は無難な着ですね。先週仕上げて無くてもっといい状態なら、せめて出走奨励金は手が届いたはずなのに、残念です。

●レース後の騎手・調教師のコメント

ハルシュタット(9着)

 「前回のことを踏まえて前目から運べればと考えていました。スタート後の感じは悪くなかったですが、外のほうが速かったので見る形になりました。砂を被っても嫌気をさすことなく最後まで一生懸命に走れていたし、形としては悪くなかったと思います。ただ、坂になると鈍りますね。上りきってからまた走りが良かったので平坦コースのほうがよりいいタイプと言えると思います」(北村友一騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「体はいくらか減っていたものの変にカイバの食いがあがってしまったりしているわけではありません。輸送が多い分体の維持は確かに気を遣うのですが、よく対応してくれていますよ。馬の具合は良かったので楽しみにしていたのですが、理想であるハナに立つ形まで持ち込めませんでしたね。前回のような運び方ができればと思っていましたが、外のほうが速くて控えざるを得なくなり直線に向くときは3番手くらいにもなっていました。踏ん張ろうという気持ちは見られたのですが、もまれた分もあってかちょっと苦しくなりましたね。段々と力をつけてきているのは感じるので、また何とかしたいところです。申し訳ありません」(清水出美調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

ハルシュタット(9着)

 「最内枠とあって序盤はハナを切れそうだったが、3角手前では外の先行馬が速いと見て控える。最内を距離損なく運び、手応えを残して直線に入ったが、いざ追われて伸びなかった。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 特別出走手当の381000円が9着ということで25000円引かれますから356000円。1口で割りますと847円と思われます。

●今後の展望

 今回も先週に見通しの甘さから出走できると仕上げられて除外。そして万全の態勢でないまま出走し大敗といつものパターンです。7か月もの期間を要してしがらきで完全に再生された我らが愛馬ハルシュタットですが、在厩時間と共にどんどんと馬はまた心身面でも精神面でもストレスを受け、一杯一杯の状態です。そこに持って来て仕上げられてやる気満々の週に出走させて貰えないわけですからどうしようもありません。

 もう馬のモチベーションの低下は明かですし、また時間をかけてでもしがらきで再生するべきでしょう。このままダラダラと在厩でやっていてもこの厩舎の現在の力ではどうすることもできません。

●最後に

 今回はエスポワールシチーの引退レースということで、エスポワールシチーの所持者の雲雀さんや別の愛馬の応援に来られていたルクソールさんと阪神競馬場のモニタで観戦していましたが、走る前からわかっていたとはいえ、格好の悪いところを見せることになりました。

 そもそもハルシュタットは前々走の交流戦2着の時や、以前勝った時など、調子の良さが追い切りの動きに出てくる馬です。それが今回も追い切りではダメダメな動きで、無理矢理出すほどの状態ではありません。今回も無駄に使っただけでした。

 毎回ここに書くのは上手くやってくれない厩舎の不満になりますので、もう今回はやめますが、来年2月末で清水出美先生は定年ですし、厩舎は解散となりますから、今となってはもう少しいい状態で出走させてくれるところに転厩させて欲しいですね。

 やはり所持者のだれもが思うことでしょうが、福島のダート1150mがこの馬にとって合うわけですから、そこに出走させて欲しいですね。ですので関東の厩舎に転厩というのも有りだと思います。

 その時のスピード指数78.5が示すように、500万クラスでも勝ち負け出来る能力があるわけですし、この数字は1000万クラスでも上位の数字です。福島ダート1150mで良い状態で出していただいての大敗ならなんの文句もありません。ベストを尽くして欲しいですよね。

 しかし、何度も書きますが、馬は何も悪いことはありません。健気に走ってくれています。いつまでも応援しているぞ。

 頑張れハルシュタット!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年11月14日立ち上げ 20日、21日、24日、27日、29日、12月1日、2014年2月4日加筆 2014年6月4日一部調整

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