フランベルジェ(ムガメールの09) 第12戦


キャロットクラブ出資愛馬第14号。

夢だった愛馬初の2歳6月デビューを実現してくれた孝行馬。それだけでも感動なのに2歳7月に3戦目で勝ち上がる!!フランベルジェが今後どこまでやれるかわからないが、これだけで十分に満足。


勝ち上がった後は気の悪いところが出まくり、出遅れるは、道中もけんかしながら走っているはで大敗続き。

追い切りの動きは秀逸で準オープン程度の能力はありそうなのに、精神的に弱く力を出せない。

ここ3戦は7着6着11着と僅かに結果を出しかけていたが、内容的にはまだまだ。相手に恵まれただけ。

今回も目指すは出走奨励金の貰える着。


前走後、優先出走権もなく、芝のレースを目指すために10月30日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。

同厩のキャロ馬メトロノースが転厩に。フランベルジェも常にその不安が。

状態は特に悪くなかったのですが、2月7日によーーーーやく帰厩しました。

晩生の血統と言ってももう4歳。そろそろ変わり身を見せてくれないと。


3月10日 中京8R 500万下 芝1400m 混合戦 に出走!!

晩生の血統の明け4歳。調教もいろいろと工夫していただいているようでしたし、芝替わりで期待していましたが、

15着大敗/15番人気。

相変わらず走る気が出ない様子。環境を変えるための関東転厩は間近><。


レース回顧と時計の分析、レース後の国分優作騎手のコメントを掲載。

安田隆行調教師は即日のコメント拒否。

(2013年3月12日完結)

2012年11月7日立ち上げ

●前走後、10月30日にノーザンファームしがらきに放牧

 10月31日に更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告は次の通りです。

「先週の競馬は道中こそいい感じで脚を溜められていたのですが、最後は気の難しいところを見せてしまった感じでした。最後集中できればいい脚を見せてくれるだけに本当に歯がゆいところです。このあとは芝での出走も視野に入れて、間隔を空けるためにも一度放牧に出してリフレッシュさせることにします」(安田師)

 ということで、我らが愛馬フランベルジェは2012年10月30日にノーザンファームしがらきへ放牧に出されました

 砂を被って嫌がる面があるということで次走は芝を視野に入れられていますが、根本的に気の難しいところを見せて最後に走るのをやめてしまうという問題は解決されていません。

 それでもいろいろと試して行くことが大切ですし、確かに現状ダートよりも芝の方がいいと思います。500万クラスでも相手に恵まれたとはいえ6着7着と徐々に良くなってきていますので、勝ち負けなど大きな期待はしませんが、出走奨励金の確保はお願いしたいですね。それなら、馬主としては赤字にならず1口ライフを楽しめますからね。

 それにしてもフランベルジェは故障もなく順調で、数を走ってくれますし、良い馬ですね。今回も故障で放牧に出されるわけではありませんし、帰厩を楽しみに待っています。

これ以降は2012年11月15日に作成

●同厩のキャロ馬メトロノースが転厩に

 11月13日にクラブ公式HPメトロノースの近況報告で発表された内容によりますと、キャロットクラブの所有馬でフランベルジェと同じ安田隆行厩舎所属のオープン馬メトロノースが関東の黒岩陽一厩舎に転厩になるということです。

 これは何を意味するかといいますと、要するにメトロノースが安田隆行調教師から戦力外通告を受けたということです。しかし、クラブとしてはまだまだやれる、引退は惜しいという判断から、馬房に対して預託馬数が少なく出走の機会を得やすい新鋭の厩舎に移動させたということですね。

 このように、安田隆行厩舎などオープン馬が多数在籍する超一流の厩舎はいい騎手を乗せてくれたり、結果を残してくれる反面、他馬との馬房の都合から、頭打ちとなった馬の戦力外が早いことも事実です。

 昇級後低迷を繰り返すフランベルジェも、いつここの厩舎を追い出されても不思議はありません。私は厩舎魅力でフランベルジェを購入したわけですし、転厩して欲しくはありませんが。また、メトロノースのように関東に行ってしまうと、現地で応援ができにくくなります。応援に行けるから関西馬を購入しているわけで、最悪転厩でも関西の厩舎にして欲しいですね。それにしても嫌な流れです。

これ以降は2013年2月7日に作成

●2013年2月7日に栗東トレセンに帰厩しました

 2013年2月7日に更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告によりますと2012年10月30日に芝の出走も視野に入れてノーザンファームしがらきへ放牧に出された我らが愛馬フランベルジェですが、2013年2月7日によーーーーやく栗東トレセンに帰厩しました。

 途中多少の打撲による頓挫はありましたが、それはたいしたことではなく、随分と待ちされた印象です。

 晩生の血統とはいえ、もう4歳。そろそろ変わり身を見せてくれないと、転厩になっちゃうぞ(笑)。

これ以降は2013年3月8日に作成

●追い切り情報(3月8日更新)

前走前 10月24日 栗東坂路 重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 55.2
3F 40.4
2F 26.4
1F 13.8



2月10日 栗東坂路 重馬場 末強めに追う
1回
助手
4F 56.9
3F 41.7
2F 26.9
1F 13.2


2月13日 栗東坂路 不良馬場 一杯に追う
1回
北村友一
4F 55.5
3F 41.1
2F 27.0
1F 13.6


2月17日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.1
3F 45.4
2F 28.5
1F 14.5


2月21日 栗東坂路 重馬場 叩き一杯
1回
助手
4F 56.3
3F 41.7
2F 27.9
1F 14.5


2月24日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.8
3F 41.7
2F 27.0
1F 13.8
ハイポセシス(3歳新馬)馬なりを0.3秒先行同入


2月27日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯に追う

助手
6F 84.3
5F 67.1
4F 52.6
3F 38.9
1F 11.6[9]
アンビータブル(古馬500万下)一杯の外を1.2秒追走アタマ差遅れ


3月3日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.2
3F 43.8
2F 28.7
1F 14.4


3月7日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.4
3F 39.9
2F 26.0
1F 13.3
ストームジャガー(3歳500万下)一杯に0.2秒遅れ
 2月10日、こんなに長い放牧になるとは思いませんでしたが、久々に調教時計を計時しました。晩生の血統と行ってもそろそろ変わり身を見せないと1度走って中期の放牧の繰り返しになってしまいます。今回は最悪でも8着以内と出走手当以外の賞金を確保して来て欲しいですね。私は芝ならもう少しやれると思っているのですが。そもそも芝に出すために間隔を空けたわけですから、ダートに出したら怒りますよ。

 2月13日、乗れる北村友一騎手に追い切って貰いました。全体的に時計のかかる中、体重の軽いジョッキー騎乗とはいえいい動きです。やはり晩生の血統。そろそろ開花してくれてもいいのですが。レースも北村友一騎手に乗って欲しいですね。

 2月17日、15−15で追い切られました。しっかりと仕上げて万全の状態で出し、結果を残して欲しいですね。

 2月21日、調教で動くはずのフランベルジェにしてはたいしたことのない動きですが、同日更新されたクラブ公式HPでは次のようにコメントされています。
「ここまで気配は悪くないので来週の競馬も考えていたのですが、まだ多少余裕があるせいか全休日明けの火曜日に少しスクミの症状を見せてしまいました。今朝の坂路では悪くない動きを見せていましたし、週末の調教次第でどの番組を使うか決めていきたいと思います。乗っている助手によると、もっと動けるはずなのに、馬自身が楽をしたいためセーブしている印象を受けるとのこと。週末か来週にはコース追いも取り入れて、目一杯体を使って走らせることも考えていきたいと思っています」(安田師)
 ということでやはり馬がずる賢くなっているようですね。賢い馬は楽をするので難しいですね。結果の残している厩舎ですし、上手くやってくれることを期待しています。

 2月24日、週末の追い切りで予定を決めるつもりだったようですが、この追い切りでは・・・。今までは追い切りでは動くものの本番では走るのをやめてしまうというパターンでした。追い切りでも動かないということになると重症ですよねぇ。

 2月27日、全体の時計はたいしたことはありませんが、終いまでしっかりと伸びています。この伸びの出来る馬ですから能力はあると思うのですが。
 以下は本日(2月27日)更新されたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告です。
「今朝はPコースで併せて追い切りました。真面目に走らないところがありますから、前に馬をおいて気を抜かせず追いかけるという形です。道中も気合いをつけつつ進めましたが、乗っている助手によると、まだ真面目に走っていないとこのこと。調教で長めから追いながらいろいろと教えていく必要もあるかもしれません。能力があるのは確実なので、なんとかそこを引き出していきたいですね。今週の競馬も考えていましたが、やはり1週、2週延ばした方がいいでしょう。また今週末にも時計を出してみてどこを使うか検討していきます」(安田師)
 ということで安田隆行調教師もいろいろと考えてやってくださっているようです。真面目に走らないというところを見抜いておられるので前に馬をおいたり、長めを追い切ったり、焦らず出走を伸ばしたりとこれだけやってくだされば、走らなくても満足ですね。いや、できれば、これだけやってくれる厩舎に長く居たいので、見切られないように結果を出したいですが。1つ歯車が合えばポンポンと行きそうな気がするのですが、さすがに親ばかでしょうか。

 3月3日、15−15で追い切られました。陣営がどう感じたのかはこの数字だけではわかりませんが、順調であることは間違いなく嬉しいですね。

 3月7日、攻め駆けしていたフランベルジェが格下(相手は3歳)の相手に遅れています。
 以下は3月7日に更新されたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告です。
「今朝は坂路で併せて追い切りました。攻め駆けする相手に少し遅れましたが、重めの馬場を考えると時計的には問題ありませんね。先週コース追いを取り入れて、いつもと違う体の使い方をしたせいか、週末は少し硬さが見られましたが、そこを乗り越えて動きもだいぶしっかりしてきましたよ。とにかくレースに行って集中力が持続するかどうかが課題。ここまで矯正馬具の使用などいろいろと試行錯誤をしてきましたが、なかなかこれと言った結果が出ずに申し訳なく思っています。今回は久々に芝へ戻ることで新味を引き出せないかと考えています」(安田師)
 元々坂路4F52.3−12.8で走っていたフランベルジェです。”攻め駆けする相手に遅れた”というよりは、こちらが走っていないだけで苦しいですね。それでもいつもよりは全体的に走っていますし、なんとかいいところを見せて欲しいですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。動きは不満ですが、陣営はしっかりとやってくれていると思いますし本数も十分です。

●気になる出馬想定表

 フルゲート18頭のところに32頭出馬想定されていました。鞍上は未定。以前騎乗していただいた古川吉洋騎手はすでに他陣営に確保されており、あまりいい騎手は残っていませんでした。都合により割愛させていただきました。

●出馬確定表

出馬確定表 3月10日 中京8R 500万下 芝1400m 混合戦 全18頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アドマイヤクーガー 丸山元気  2/16 合馬5下 小倉芝1200 10 16 10
アレアレア 高倉稜 11/18 相馬5下 福島芝1200 16 16 18
カナッタリ 中井裕二  1/21 地方 笠松ダ1400
ゴールドカレラ 吉田隼人  2/17 500万 東京芝1600 11
サウンドマンデュロ 菱田裕二  2/23 大牟5下 小倉芝1200 10
サトノプレジデント 古川吉洋  2/17 500万 東京芝1600
サトノペガサス 松山弘平 10/21 500万 東京ダ1600 10 10
サンライズクラウド 北村友一  8/25 500万 札幌ダ1700 14
タガノリバレンス 秋山真一郎  2/24 500万 阪神芝1600 18
デジタルハーツ 中舘英二 12/15 鳳来5下 中京芝1600 13
トキノポイント 丹内祐次  1/31 地方 川崎ダ1500
ノーブリー 城戸義政 11/17 小峰5下 福島芝1800 13 14
ファントムロード 二本柳壮  8/19 古町5下 新潟芝1600
フランベルジェ 国分優作 10/27 500万 新潟ダ1200 11 12 13 B+
マヤステッラ 酒井学  2/07 地方 園田ダ1400
ヤマニンシバルリー 伊藤工真 10/20 寺泊5下 新潟芝1400 17 12
ロベルクランツ 横山和生  7/28 500万 新潟芝1400 14 11 10
ロマンスリップ 松田大作 12/15 500万 中京ダ1400 10 11 13

表中の騎手の太字は乗り替わり

●騎手は国分優作騎手 ほっさん評価「D」

 今回のフランベルジェの鞍上は国分優作騎手です。フランベルジェは前走から節が空いているとはいえ、出走予定レースの想定数が32頭もあり、想定段階では鞍上が未定でしたから、ろくな騎手がいないなぁと落胆していましたが、国分優作騎手ならまずまず期待できますね。嬉しいです。

 私の中では国分優作騎手はどうしようもない馬の騎乗が多いものの、その中ではかなりの確率で人気よりも上にもってきており、頑張っている印象です。

 ほっさん愛馬への騎乗は今回が4回目ですが、セシリアシチーでは良い騎乗を見せてくださり、出走奨励金の貰える8着まで押し上げて貰えました。しかし、平場でしたし減量の恩恵があったことも事実です。今回は100勝に満たないとはいえ、もう5年目で減量の恩恵はありません。


 国分優作騎手は関東所属だった2010年は年間3勝、勝率1.2パーセント、連対率5.9パーセントと低迷していましたが、2010年11月に栗東留学してから成績が上昇。そして2011年3月、関西の所属騎手には減量3キロの騎手が少なく重宝されることから栗東所属に変更。これを機に一気に成績は急上昇。2011年は45勝。勝率5.8パーセント、連対率12.5パーセントと成績も飛躍的に伸びた。環境が整いこれからの活躍が期待される。


 2013年3月8日現在通算87勝(重賞は未勝利)。勝率4.2パーセント、連対率9.6パーセントと低い。また100勝に満たないが5年目なので減量の恩恵はない。本年はここまで4勝。勝率2.8パーセント、連対率11.3パーセントと勝ち星は少ないが連対率は高い。昨年(2012年)は31勝、勝率4.4パーセント、連対率8.9パーセントだった。



 国分 優作(こくぶん ゆうさく)、1990年12月27日生まれの22歳、JRA(日本中央競馬会)の5年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。所属はデビューは美浦の国枝栄厩舎だったが、2011年3月1日より栗東フリーに所属変更した。茨城県勝田市(現・ひたちなか市)出身。

 常用外漢字の使用に制約があるJRA公式ホームページ・新聞などでは「国分」と表記されるが、正しくは「國分 優作」。

 双子の弟・国分恭介も騎手。

 2006年4月に競馬学校第25期生として双子の弟・恭介らと共に入学。他に同期は丸山元気、松山弘平、小野寺祐太らがいる。2009年2月に競馬学校を卒業。その際、成績優秀者に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞した。

 同年、美浦トレーニングセンター・国枝栄厩舎所属の騎手としてデビュー。JRAでは柴田大知・柴田未崎以来13年振り2組目の双子騎手となった。

 初騎乗は2009年3月1日、中山競馬場第1レースのヒラボクドリームで、16頭立ての14着だった。同年4月19日、福島競馬場第5レースで7番人気ラレーヌデュバルに騎乗し24戦目で初勝利を挙げた。同期で勝利を挙げたのは、松山弘平、小野寺祐太に続き3人目。

 2009年は栗東の恭介が23勝に対し、優作は4勝。2010年は恭介が52勝に対し優作は3勝と、弟に大きく水を空けられる状況下にあったが、関西では減量騎手の起用に積極的であるという背景を考慮した当時の師匠である国枝の方針もあり、2010年11月より騎手としては珍しく「栗東留学」を行った。3キロ減の減量騎手ということから乗り鞍を集めた優作は徐々に勝利数も伸ばしはじめ、やがて「勝つまで乗せる」という調教師も現れるようになるなど栗東関係者より信頼を集めるようになる。国枝は「美浦に帰ってくるまでに10勝してこい」と優作を送り出し、当初は2月一杯で美浦に戻す予定であったものの、栗東で成果を出すようになった優作を呼び戻すことはせず、そのまま留め置くようになり2011年3月1日より栗東へ所属変更となった。


 2012年2月28日〜1日にカタールのアルライヤン競馬場で行われた「第1回カタール見習騎手招待競走」(計3レース)に日本から参加し、4、4、3着で13ポイントを獲得。16人中2位の好成績を残した。「勝つことはできませんでしたが、得るものは大きかったと思います。次に海外に行くときは見習騎手ではないレースに乗りたい」と声を弾ませた。優勝は22ポイントのザワリ(シンガポール)。


 「所属だった国枝栄厩舎では走る馬には乗せてもらえなかった。2010年には常に人気になるソルプリマベラを任されていて、成績は2、6、2、4着。同馬が小柄な3歳牝馬で力がつき切っていないこともあるが、3キロ減の恩恵があって勝ち切れていなかった。3キロ減(▲印)が重宝される栗東に来てチャンスが増えた。2011年は1番人気馬で[8・4・1・9]の連対率.390と優秀な成績を残している。単勝9230円、34830円と2つの大きな穴があった。立ち回りのスムーズさや追ってからの迫力はまだひと息。50勝を超えて減量が1キロ(☆印)になってからが正念場になる。領家政蔵厩舎では6勝して連対率が.412の好成績。湯窪幸雄、宮徹、加用正でも連対率が良い。」(佐藤祐樹元公営騎手)

 ほっさん愛馬での成績 (3戦0勝)

 2009年 3月21日 エクストラシチー 500万下     中山ダ1200m 13着/11番人気
 2011年 4月 2日 セシリアシチー 3歳未勝利     阪神ダ1800m  8着/12番人気
 2012年 3月 3日 スピカシチー チューリップ賞 GV 阪神芝1600m 11着/14番人気


2012年 3月 3日 阪神11R チューリップ賞 GVで愛馬スピカシチーに跨る国分優作騎手。

●中京芝1400mコース解説

 昨年から使用のコースでデータ量が少ない為に割愛させていただきます。

これ以降は2013年3月9日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ゴールドカルラの前走は出入りの激しい競馬。大外枠も応えた。今なら1400メートルの方が力を出せそう。即巻き返す。惜敗続きだが、力上位のタガノリバレンス、前走に去勢の効果が窺えたサトノプレジデントにもチャンスあり。」


短評は「混戦模様」



予想家の印
馬名 米満浩 井上政 西村敬 CPU
アドマイヤクーガー △△
サウンドマンデュロ
ゴールドカルラ △△ △△
フランベルジェ
サトノプレジデント
サトノペガサス
ファントムロード △△
サンライズクラウド
デジタルハーツ
ノーブリー
タガノリバレンス
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
タガノリバレンス 3.4
サトノプレジデント 5.1
ゴールドカルラ 6.0
アドマイヤクーガー 6.6
サウンドマンデュロ 9.9
ファントムロード 10.4
デジタルハーツ 14.3
サンライズクラウド 16.1
サトノペガサス 25.7
アレアレア 32.3
フランベルジェ 32.3
ロマンスリップ 32.3
ヤマニンシバルリー 39.0
ノーブリー 47.1
以下49倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
フランベルジェ 66 53 61 47
タガノリバレンス 78 53 76 75
サトノプレジデント 80 62 72 80
ゴールドカルラ 80 64 69 78
アドマイヤクーガー 78 66 44 69
サウンドマンデュロ 75 70 65 73


デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎タガノリバレンスは久々の2走前に今回と同じ条件でA着。マイペースの逃げ馬をとらえ切れなかったが、前走もA着と地力上位は明らか。ただ、今回は強敵ぞろい。なかでも距離短縮が魅力的な○ゴールドカルラと現級勝ちの実績馬▲には要注意。〈城谷〉」

◎ タガノリバレンス
○ ゴールドカルラ
▲ ファントムロード
× サトノプレジデント

以下省略

フランベルジェは無印


フランベルジェは全13記者中 全員無印の素無視状態です(T_T)

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

フランベルジェ(11着)

 「向こう正面の行きっぷりなら悪くないなと思っていたのですが、最初のコーナーあたりで砂を被ってからか外を向いて、その後に急にハミを取らなくなってしまいました。揉まれない外へ誘導しましたが、直線でもグッと来てくれませんでした。難しいところがあるのはわかってましたが、ここまで差が大きいとなかなか難しい。でも、気持ちが続く形に持っていければ違うはずです。テンもそこまで速いわけではないので距離を1ハロンくらい延ばしてみるのも悪くないかもしれません」(津村明秀騎手・キャロットクラブ公式HP)


 「今は競馬を教えていかなければいけないときと考えています。前半は我慢して最後に頑張らせるという形を求めているのですが、前半の行きっぷりなら終いに脚を使ってくれるんじゃないかと思わせてくれましたよね。ただ、コーナーに入ったあたりで歪んだような変な格好をして、そこからは行きっぷりが悪くなりました。そこからは進んでいかないような走りで良いところが見られませんでした。なかなか思うように行かず歯痒いですが、そう簡単に変わるものでもありませんし、地道に教えていかなければならないと思っています。疲れが出るようならば無理はしませんが、可能ならこのまま使っていきたいという気持ちを持っていますし、様子を見ながら判断していきます」(安田隆行調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

フランベルジェ

 「集中力が途切れている感じで力を出し切れていない。この条件で新味を期待。」(安田景助手・デイリー馬三郎)

 「バテてはいないのにむ、集中力が途切れている感じで、力を出し切れていません。芝の1400メートルで新しい面が出てくれれば」(安田景助手・大阪スポーツ)

●ほっさん予想

 フランベルジェは(くどいようですが)晩生の血統で、4歳になった今、そろそろ本格化してくれても言い頃です(当然、願望も多く含む)。2歳時に見せた調教の動きは秀逸で、ある程度の能力があることは間違いなく、まともならこのクラスで掲示板くらいはあっても不思議はありません。

 また、私はフランベルジェは芝でこそと思っていますから、今回久し振りの芝ですし、ガラリ一変があってもいいと思います。

 ただ、調教で跨がっている助手さんがまだ真面目に走ってないというくらい追い切りでも走っていません。また、追い切りで先着を許した理由が”相手が攻め駆けする馬”ということですが、元来フランベルジェも攻め駆けする馬でしたよね。それがイマイチ走っていないということで、まだまだ全力を出そうとしませんし、日々調教をつけていただいている助手さんですらこのような状態ですから、テン乗りの国分優作騎手が上手く扱えるかは微妙です。

 とはいえ、国分優作騎手は騎乗馬の質の割りにいい走りを多く見せてくれる騎手ですし、私はかなりの技術がある若手だと思っていますので、大野拓弥騎手が乗ってくれた時のように、ハマる可能性もあると思います。

 そんなこんなで、大敗してもなんの不思議もありませんが、なんとか掲示板に引っかかって欲しいと思っています。そして24日の芝1600mへ・・・。そこなら私は休日ですので応援にも行けますし・・・、なんて青写真を勝手に描いております。

これ以降は2013年3月12日に作成

●レース 

 フランベルジェのスタートは遅く、無理にポジションを取りに行かず馬なりで16番手につけます。中京の直線は比較的長いですから、芝のレースとしてはこの位置で良いのですが、結局このまま後方尽で15着><。道中も距離ロスのないラチ沿いを通り余力はあると思ったのですが、勝負どころでペースが上がるとついて行けません。いつもの走るのをやめちゃう症候群発症のようです。

●時計の評価

 今回のフランベルジェの走破時計1分24秒1良馬場は、勝ち馬から1.1秒離されています。前日の1000万特別の勝ちタイムが1分20秒9良馬場。同じく前日の未勝利戦の勝ちタイムが1分23秒2良馬場(キャロットクラブのリオグランデ)ですから、未勝利戦でも勝てない凡時計です。はぁ〜。

●レース後の騎手・調教師のコメント

フランベルジェ(15着)

 「道中は後方からジックリ進めいい手応えのまま勝負どころに入れると思ったのですが、ペースが上がり始めると自分から進んで行きませんでした。手綱を持っている時は悪くないのですが、ペースに対応しようと押していくと却って嫌気がさしてしまいますし、体の使い方も道中と直線でメリハリがなく、何かダラダラと回ってしまいました。レースの上がりでは息がしっかりと入っていましたし、全力で走り切っていないようで…。少しでも力を引き出したかったのですが、申し訳ございません」(国分優作騎手・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 特別出走手当のみですが、381000円から25000円を減じた額、すなわち356000円です。1口で割りますと835円程度になるのではないでしょうか。まあ、何も貰えないよりは嬉しいですね。

●今後の展望

 相変わらず全力で走っておらず、同じことの繰り返しです。ダートで砂を被って嫌がっている分もあるのかと思い、芝の方が良いのかと私は思っていましたが、そんなレベルの話ではありませんね。メンタル面なので、何かきっかけがあればと思うのですが、馬が楽を覚えてしまっているので簡単ではないですね。

●最後に

 一流の成績を残している安田隆行先生のところでももはやどうしようもなく、このままでは馬房の後回しになって出走回数が激減することが予想されることから近い将来転厩があるでしょう。今回のレース当日の安田隆行先生のコメントがない辺りも駄目出し(退厩宣告)でもされたのではと勘ぐってしまいます。

 実績のある安田隆行先生ですが、GT馬トランセンドも最後は走る気がなくなりそのまま大敗続きで引退となりました。フランベルジェもこのまま埋もれてしまうのは本意ではありません。予想される関東への転厩は関西の私にとってはフランベルジェに会えなくなってしまうので嫌ですが、現状の停滞を考えるとそれも仕方なしと思えます。

 とにかく簡単ではないと思いますが、もう少しはやれる馬だと思っています。いずれ激走して掲示板に載ってくれることを夢見て、いつまでも応援し続けます。それにしても私の牡馬たちはメンタル面で難しい馬ばかりです><。馬体しか見ていませんからねぇ。

 頑張れ、フランベルジェ。次ぎも当然期待しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年11月7日立ち上げ 15日、2013年2月7日、10日、13日、17日、21日、24日、27日、3月3日、8日、9日、12日加筆
フランベルジェの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年10月27日 第11戦 500万下 新潟ダ1200m (11着/8番人気)

2012年10月13日 第10戦 500万下 新潟ダ1200m (6着/7番人気)

2012年 9月15日 第9戦 500万下 阪神ダ1200m (7着/13番人気) パドック写真多数付 現地観戦レポート

2012年 5月27日 第8戦 3歳500万下 京都芝1600m (12着/11番人気) パドック写真多数付き 現地観戦レポート

2012年 5月 5日 第7戦 3歳500万下 京都ダ1800m (13着/9番人気)

2012年 1月28日 第6戦 3歳500万下 東京ダ1600m (13着/13番人気)

2012年 1月15日 第5戦 3歳500万下 京都芝1600m (10着/11番人気) パドック写真付き 現地観戦レポート

2011年11月 6日 第4戦 2歳500万下 東京ダ1400m (10着/6番人気)

2011年 7月24日 第3戦 2歳未勝利 京都ダ1200m (1着1番人気

2011年 7月 2日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1400m (2着/3番人気)

2011年 6月18日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1200m (6着/1番人気) パドック写真付き 現地観戦レポート

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