フランベルジェ(ムガメールの09) 第6戦


キャロットクラブ出資愛馬第14号。

夢だった愛馬初の2歳6月デビューを実現してくれた孝行馬。

それだけでも感動なのに2歳7月に3戦目で勝ち上がる!!

フランベルジェが今後どこまでやれるかわからないが、これだけで十分に満足。


勝ち上がった後は気の悪いところが出まくり、出遅れるは、道中もけんかしながら走っているはで大敗続き。

追い切りの動きは秀逸で準オープン程度の能力はありそうなのに、精神的に弱く力を出せない。

しかし、きっかけ1つでまだ何勝かは出来ると思っている。


次走は1月28日 京都7R 3歳500万下 芝1400m 混合戦に出走予定だったが、

1月28日 京都9R 梅花賞 3歳500万下 芝2400m 混合及び、

1月29日 小倉10R くすのき賞 3歳500万下 ダート1700m 混合に特別登録。

また、1月29日 京都6R 3歳500万下 ダート1200mに出馬想定。

しかし、1月28日 東京7R 3歳500万下 ダート1600m 混合戦に出走!!

鞍上は育成に定評のある北村宏司騎手。

なるほど陣営の真意はわかるが28日は休日で京都なら応援に行くことができたので東京での出走は残念。

13着/13番人気。

着や走破時計はひと息だが、楽に前につけられた先行力を見れただけで十分。

レース回顧と時計の分析、レース後の陣営のコメントを掲載。


ルクソール様撮影の当日写真を掲載。

(2012年2月6日完結)

2012年1月19日立ち上げ

●次走は1月28日 京都7Rを予定

 1月18日に更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告は次の通りです。

「先週の競馬は、他馬を気にする気性を考慮し後方からじっくり進めるレースをしてもらいました。結果は残念でしたが、課題も見えてきましたし、次走は距離を短縮してこの敗戦を活かすレースをしたいですね。今のところ疲れらしい疲れも見せていませんし、使った効果を見込んで間隔を詰めて出走させたいと思っています。念のため小倉の特別競走に登録はしましたが、輸送を挟んでの連闘となりますし、来週の京都にも自己条件がありますのでそちらへ向かうつもりでいます」(安田師)21日の小倉競馬(かささぎ賞・芝1200m)は回避する予定です。このあとは28日の京都競馬(3歳500万下・芝1400m)に出走を予定しています。


 ということで1月21日 小倉10R かささぎ賞 3歳500万下 芝1200mに特別登録している我らが愛馬フランベルジェですが、出馬投票すれば出走は可能ですが、回避し、1月28日 京都7R 3歳500万下 芝1400m 混合戦への出走を予定しているということです。

 距離短縮は前走の鞍上・佐藤哲三騎手からの進言でもありますし、息を入れるのが現状ヘタなフランベルジェですから、それならいっそ、距離を短縮して一気に走りきるというのも手ではないでしょうか。もっとも芝の1200mだったとしてもどこかで息の入るポイントは必要になってくるわけですが・・・。

 今回も私は大いに期待をしています。また28日の京都出走なら、またまた休日ですので、また口取りの権利を取って現地応援に行きたいと思います。

これ以降は1月25日に作成

●特別登録と出馬想定

我らが愛馬フランベルジェは1月28日 京都9R 梅花賞 3歳500万下 芝2400m 混合 に特別登録しています。
以下は特別登録段階での登録馬と予定騎手です。

エタンダール 岩田康誠
コスモアンノーン 酒井学
サンライズマヌー
シゲルスダチ
ショウナンタケル 和田竜二
ダイワデッセー 福永祐一
ナリタポセイドン 幸英明
ハランデール 小牧太
フランベルジェ
フレージャパン
ミルドリーム ルメール


フルゲート16頭のところに特別登録数11頭です。


また、1月29日 小倉10R くすのき賞 3歳500万下 ダート1700m 混合戦にも特別登録しています。
以下は特別登録段階での登録馬と予定騎手です。

イースターパレード 荻野琢真
ガンジス
コウエイチャンス 松山弘平
コウユーサムライ 勝浦正樹
コスモアンノーン
コパノモーニング
ゴーイングストーン
シゲルスターキング 高倉稜
ジャズドラム 松山弘平
ジョーラプター 宮崎北斗
シンハヤブサ 太宰啓介
スタンドバイミー 鮫島良太
スナークタキオン 川須栄彦
セフティーフライト 高倉稜
ダイリンウィーク 山口勲
デルマイザナミ 上村洋行
ニシノプレザンス 村田一誠
フランベルジェ
フリートストリート 中舘英二
ミスコクラ 松田大作
モズギャラクシー 国分恭介


フルゲート16頭のところに特別登録数21頭です。


この時点では我らが愛馬フランベルジェの鞍上は未定でした。



1月25日水曜日の想定段階での1月28日 京都9R 梅花賞 3歳500万下 芝2400m 混合。

エタンダール 岩田康誠
コスモアンノーン 酒井学
ショウナンタケル 和田竜二
ダイワデッセー 福永祐一
ナリタポセイドン 幸英明
ハランデール 小牧太
フレージャパン 石橋脩
ミルドリーム ルメール


ということでフランベルジェの名前は消えました。おそらくここには出走しません。フランベルジェを入れて9頭ならお得にレースだと思うのですが。


1月25日水曜日の想定段階での1月29日 小倉10R くすのき賞 3歳500万下 ダート1700m 混合。

イースターパレード 荻野琢真
コウエイチャンス 松山弘平
コウユーサムライ 勝浦正樹
コパノモーニング  国分優作
ゴーイングストーン 北村友一
シゲルスターキング 高倉稜
ジョーラプター 宮崎北斗
シンハヤブサ 太宰啓介
スタンドバイミー 鮫島良太
スナークタキオン 川須栄彦
セフティーフライト 高倉稜
ダイリンウィーク 山口勲
デルマイザナミ 上村洋行
ニシノプレザンス 村田一誠
フランベルジェ 佐藤哲三
フリートストリート 中舘英二
ミスコクラ 松田大作

ここにはフランベルジェの名前は依然としてあり、しかも鞍上は前走同様、佐藤哲三騎手予定になっています。ここへの出走が濃厚ですが、佐藤哲三騎手は当日は京都と両睨みで騎手が変わるかも知れません。逆に佐藤哲三騎手を求めてこのレースを諦めるかも知れません。



更に平場にも出馬想定されています。1月25日水曜日の想定段階での1月29日 京都6R 3歳500万下 ダート1200m 混合戦

エバーローズ
オリーブ
カシノインカローズ 渡辺薫彦
ジャズドラム 池添謙一
シンワウオッカ 川島信二
スターゲイジング
スパイア 丹内祐次
タイセイクインス 佐藤哲三
ドリームコンサート 川田将雅
ハマノヴィグラス 小牧太
フランベルジェ
ブーフーウー
マウンテンファスト 酒井学
マルカファイン
メイショウゲンブ 秋山真一郎
ワイドバッハ 藤岡佑介


フルゲート16頭のところに想定数16頭でちょうどです。鞍上は未定です。



 私個人は28日が休日ということもあり、28日の梅花賞か平場の芝1400mに出走して欲しいと思っていますが、どうやら、その線が一番薄そうですね。

 明日の確定を楽しみにしています。

●追い切り情報(1月25日作成)

前走前 1月12日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯に追う

助手
6F 84.5
5F 67.8
4F 52.8
3F 38.6
1F 11.8[8]



1月25日 栗東ニューポリトラック 良馬場 末強め余力

助手
6F 84.2
5F 67.4
4F 52.3
3F 38.3
1F 11.5[8]
 1月25日、一度使われて、グッと状態は良くなって来ているようです。前走前の動きも悪くはなかったですが、更に動きが良くなっています。特に終いの伸びは秀逸で、この動きなら、まともに走れば500万クラスは圧勝だと思うのですが。

今朝はPコースで終い重点に追い切りました。全体の時計が84秒台、ラストは11秒4と切れましたね。気性的にカーッと気持ちが先走ってしまいがちなところがあるのですが、今朝は道中ゆったり走れていて、いい感じで集中できていました。梅花賞は芝2400メートルという番組ですが、登録段階で頭数が少なく、楽に前へ行けるようならいいだろうと思い登録させてもらいました。条件的には予定していた芝1400メートルが妥当なのかもしれませんが、現状は距離や芝・ダートというより、この馬のリズムで走れるかどうかが重要。小倉も含め、想定を見ながらギリギリまでじっくり検討したいと思います」(安田景助手)
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。追い切りとしては中1週としてはほとんど文句のない状態です。あとは上手く実践に出て欲しい。

これ以降は1月27日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 1月28日 東京7R 3歳500万下 ダート1600m 混合戦 全15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
サンマルデューク 柴田善臣 12/10 未勝利 中山ダ1800 12
ルンタノチュー 筒井勇介 12/24 樅の5下 小倉ダ1700 10
ホンインボウ 的場勇人  1/05 500万 京都ダ1400 13 12 14
セイファート 石橋脩  1/14 黒竹5下 中山ダ1800 16 11
ピグマリオン 横山典弘  1/09 新馬 中山ダ1800
フランベルジェ 北村宏司  1/15 500万 京都芝1600 10 11 10 A−
ドラゴンツヨシ 吉田豊 12/25 ホーOP 中山芝2000 16 11
フレイムオブピース 蛯名正義 11/20 新馬 東京ダ1400
ヴィンテージイヤー 内田博幸  1/08 500万 京都ダ1800 11
リキサンイレブン クウィリー 12/04 新馬 中山ダ1800
ニホンノチカラ 後藤浩輝  1/05 未勝利 中山ダ1800
サンデーコア 田中勝春  1/09 未勝利 中山ダ1800
フィーユブルー 三浦皇成  1/14 未勝利 中山ダ1800
メイスンキャプテン 武士沢友治  1/14 黒竹5下 中山ダ1800 14
フェアエレン 丸山元気 12/03 ポイ5下 阪神ダ1400

騎手の太字は乗り替わり

●東京ダ1600mコース解説

 東京ダ1600mは、東京芝2000mと同様にしばし物議を醸すコース設定。03年にコース新装が行われたが、前者はその状況が是正されなかった。
 いまだに抱える欠陥要因は、スタート地点。2コーナー奥の芝部分からスタートすることになるのだが、脚をすべらせてダッシュがつかないことがある。
 また、内枠と外枠とでは芝を走る距離が違うが、あるトップジョッキーの話だと、その点はあまり関係ない(騎手は気にしていない)ようだ。
 むしろスタート地点そのものに問題があり、芝が得意でない馬にとっては不安材料なのだ。
 まずはスタートで好発をできるかが勝負の分かれ目。出遅れたらほぼ終わり。致命傷になる。
 ダート戦なので基本的には逃げ・先行が有利だが、1300mや1400mに比べて数字はガクンと落ちる。
 中団からの差し馬も互角で、最後は決め手勝負になる。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント スタート、決め手
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、ジェイドロバリー、フジキセキ
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、蛯名正義、柴田善臣、後藤浩輝
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分41秒1 1分40秒2 1分40秒9
2歳未勝利 1分40秒3 1分40秒4 1分39秒2 1分39秒9
2歳500万 1分38秒6 1分41秒5
3歳新馬 1分41秒1 1分42秒4 1分40秒4 1分40秒1
3歳未勝利 1分40秒2 1分39秒7 1分39秒6 1分39秒6
3歳500万 1分38秒9 1分38秒1 1分38秒1 1分37秒6
3歳オープン 1分37秒0 1分38秒9 1分36秒7
古馬500万 1分38秒9 1分38秒5 1分38秒1 1分38秒3
古馬1000万 1分37秒8 1分37秒4 1秒37秒3 1分37秒5
古馬1600万 1分36秒7 1分36秒5 1分37秒4 1分36秒0
古馬オープン 1分35秒8 1分35秒6 1分35秒3

●騎手は北村宏司騎手 ほっさん評価「A−」

 今回のフランベルジェの鞍上は北村宏司騎手です。所属厩舎だった藤沢和雄厩舎での豊富で優れた育成手腕は西の佐藤哲三騎手、東の北村宏司騎手と思わせるほどであり、今回も結果云々だけでなく、難しいフランベルジェの競走馬としての育成を目標に彼に騎乗依頼を出しました。この考え方は私も大賛成です。奥手の血統であるフランベルジェをレースを使って少しずつ完成させていこうということですから、悪戯に減量騎手などを乗せても意味がありません。前走の佐藤哲三騎手や北村宏司騎手などの育成に定評のある騎手に乗っていただいて行けば、馬はだんだんと競馬が上手になり、いずれ追い切りの良さがレースに出てくると思います。

 今回、結果がどうなるかわかりませんが、今回、北村宏司騎手がフランベルジェに教えてくれたことは将来必ず生きてくるはずです。私の愛馬エスポワールシチーも未勝利勝ちまで6戦も歯がゆい競馬が続きましたし、その間、佐藤哲三騎手がいろいろと馬に教え込んでくれたことが将来のGT制覇に繋がっています。


 北村宏司騎手は、ほっさん愛馬への騎乗は5回目ですが、特にマドリードシチーでの走りが印象的で、自厩舎の武士沢友治騎手ばかりを乗せる中野渡清一調教師が珍しく違うジョッキーを乗せてきた(武士沢友治騎手が福島遠征の為)その人が、この北村宏司騎手でした。

 それまでいいところがなかったマドリードシチーを7着と出走奨励金を貰える着まで頑張らせ、当時素晴らしい騎乗だったと感銘を受けたことを今でも鮮明に覚えています。もちろん、その当時とは比べ物にならないほど技術も上達されています。

 また、当サイトの常連様の持ち馬ビンテージチャートやオッキオディガットを7番人気で勝ちあげるなど、頼もしい限り。当然その手腕に対する期待は大きく、非常に楽しみです。


 2012年1月27日現在、JRA通算797勝。GT1勝、重賞18勝。勝率8.7パーセント、連対率17.3パーセントといずれもなかなかの数字である。

 2011年は78勝、勝率9.6パーセント、連対率19.0パーセントとフリーになった2010年よりも成績は向上。本年度はここまで5勝で全国騎手リーディングの堂々13位です。



 北村 宏司(きたむら ひろし)は1980年7月24日生まれの31歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属(フリー)の騎手である。デビューから長年藤沢和雄厩舎所属だったが、2011年1月1日付けでフリーになった。


 馬術の国体選手だった父親が、家で馬を飼っていたこともあり、幼少の頃から乗馬に親しんでいた。

 1999年に騎手デビュー。同期には二本柳壮、高田潤らがいる。初騎乗は同年3月6日、中京競馬第4競走のイブキアーンドランで、16頭立ての16着だった。初勝利は同年3月14日、中山競馬第2競走で、タイキコンコルドに騎乗してのものであった。その年は6月に左足を骨折し、それによる1ヶ月の休養があったものの37勝を挙げ、JRA賞(最多勝利新人騎手)を獲得した。

 デビュー翌年の2000年1月30日、東京競馬場での東京新聞杯を単勝7番人気のダイワカーリアンで制して重賞初勝利。その後もこの年から38勝→54勝→41勝→78勝→65勝→59勝と堅実に勝ち星を挙げ、関東リーディングの上位に名を連ねる。

 所属の藤沢和雄厩舎はGTによく管理馬を送り出すが、北村が騎乗していた馬がGT出走になると他のリーディング上位の騎手や外国人騎手に乗り替わりというパターンが多かった。しかし、岡部幸雄が2005年に引退して以降は実力のある馬の騎乗が回ってきている。また、藤沢も2006年からは「日本人騎手育成のためにオリビエ・ペリエ、ケント・デザーモなどの外国人騎手に依頼せずに(自身の厩舎に所属する騎手を中心とした)日本人騎手に依頼する」と宣言しているため、更に有力馬への騎乗機会が増えている。

 ダンスインザムードに騎乗した2005年の天皇賞(秋)では、それまで不振に陥っていた同馬を、前年に2着したときと同じような先行3番手という競馬を試みた結果、僅差の3着に粘らせ復活させた。さらに2006年のヴィクトリアマイルでは同馬を桜花賞以来2年ぶりの勝利に導き、自身初のGTタイトルを獲得。同時にヴィクトリアマイルの初代優勝騎手となった。(これが唯一のGT制覇)

 そのヴィクトリアマイルの8日後には、東西騎手対抗サッカー大会に参加。この場でも、東軍(Jスマイル)を勝利へと導き、MVPに選ばれるという活躍を見せた。

 2007年9月、通算500勝を達成。

 2008年、アメリカ合衆国へ遠征していた自厩舎のカジノドライヴのピーターパンステークスへ向けての調教を行うためのパートナーとして渡米し、5月7日の追い切り後に帰国した。その帰国直後の5月11日に京都競馬場で行われた第12競走でジェイケイボストンに騎乗し、最後の直線で前の馬と触れてつまずいたことにより落馬し、その後左前腕部骨折、左大腿部挫創と診断された。なおジェイケイボストンの落馬直後にはコンゴウダイオーと鞍上の武英智(北村と同期でもある)が接触し、後者も落馬するという大きな落馬事故となっている。そして療養中には普段できないことをしたいということからフランスへ競馬研修を行うなどした。傷が癒えて8月21日より調教に復帰し、9月13日より実戦復帰を果たし、復帰初日に勝利を挙げている。そして復帰2週目の9月21日には2頭落馬というアクシデントの中、セントライト記念をダイワワイルドボアで勝ち、2008年初重賞勝ちを記録した。

 2011年1月1日付けで、それまで所属していた藤沢厩舎を離れてフリーとなった。


 「2011年の1月1日付けで藤沢和雄厩舎から離れてフリーになった。その後も藤沢厩舎で乗っていて、鹿戸雄一、大竹正博、国枝栄といった他のラインが切れずに2010年を上回るペースで勝っている。特に鹿戸厩舎では[4・11・2・21]の連対率.395と優秀な成績で、今後も注目すべきだ。古賀慎明厩舎で主戦をつとめているが、同厩舎は2011年の成績がひと息。ペースが合わないポジショニングをしたり、仕掛けどころがチグハグだったりで安心して見ていられないところがある。そのあたりで藤沢師も主戦を任し切れなかったのだろう。2011年の1番人気馬での成績は[11・8・4・15]の勝率.289、連対率.500。単勝6350円、2640円、3350円、2650円などの穴があり、単勝平均配当は998円、回収率は87パーセントと高めの数字になっている。コース別や芝・ダート別、距離別で目立った偏りは見られない。エージェントを担当する専門誌のベテラントラックマンの影響力が弱くなっている気もするが、フリーになったことで人脈が広がる可能性がある。2010年の5月に的場均厩舎の所属馬で単勝19390円の超大穴を出している。論理的で勉強家。コメントは的確でダメと思っている時はニュアンスで伝わってくる。感覚派ではなく、2度、3度騎乗して肌で覚えてからの方が狙いやすい。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
 ほっさん愛馬での成績 (4戦0勝)

 2006年10月28日 マドリードシチー  3歳未勝利  東京芝2000m  7着/12番人気
 2008年 3月15日 ギムレットシチー  3歳未勝利  中山芝2000m  8着/4番人気
 2009年 8月 9日 シャンスイ      500万下  新潟ダ1200m  11着/11番人気
 2011年10月 8日 アフロディーテ   500万下  東京芝1600m  5着/4番人気 

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「混戦模様」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
サンマルデューク
ルンタノチュー △△
ピグマリオン △△
フランベルジェ
フレイムオブピース △△
ヴィンテージイヤー
ニホンノチカラ △△
サンデーコア
フィーユブルー
メイスンキャプテン
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
メイスンキャプテン 4.3
ニホンノチカラ 4.6
サンマルデューク 7.0
フレイムオブピース 7.5
ヴィンテージイヤー 8.8
フィーユブルー 9.5
ピグマリオン 9.9
中 略
フランベルジェ 26.2
セイファート 37.2
ホンインボウ 39.8



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
フランベルジェ 63 63 30 63
ピグマリオン 71 71
メイスンキャプテン 78 65 71 78


デイリー馬三郎

加藤剛史 本紙の見解

「◎フィーユブルー。5馬身差圧勝の前走は同日の黒竹賞(3歳500万下)と同タイム。外枠発走で出負けした2走前のうっぷんを晴らした。昇級でも。」

◎ フィーユブルー
○ ヴィンテージイヤー
▲ ニホンノチカラ

以下省略

ピクマリオン、フランベルジェは本紙無印><

ピクマリオンは玉川記者 ◎、土屋及び塩手記者〇、工藤記者▲

フランベルジェは佐野及び塩手記者△

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

フランベルジェ(10着)

 「ゲートで少し潜ろうとしましたが、短めの距離を考えたらそれくらい前向きなところがあっていいと思いますし、許容範囲のものでした。ただし、潜るのを止めたと思ったら急に鼻を鳴らすなど精神的に幼いところが残っていますね。また、返し馬からそうだったのですが、変なところで力んでいましたし、息を入れるタイミングももう少し上手になってほしいですね。ただし、課題がある中でもリラックスして走っていた時はいいキャンターをしてくれますし、経験を積ませることでレースの中で継続的にいい走りが出来るようにしていきたいですね」(佐藤哲三騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「今日はジョッキーにも気難しいこの馬の特徴を事前にしっかり伝え、後方からメリハリのある競馬をしてもらいました。直線入り口で前が塞がったとたんに走る気を無くしたようで、やはり難しいところを出してしまいましたが、芯から悪いというよりもまだ気性が幼いという感じのようですし、使いつつ慣らしていくのが良さそうです。ジョッキーは距離を詰めたほうがいいとのことでしたし、頭数や相手関係次第で使えるよう、念のため来週の小倉の特別登録もさせてもらいましたが、今のところ中1週の1400メートル戦を考えています」(安田隆行調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

フランベルジェ

 「攻めはいい動きだけど、実戦にいってもうひとつ。奥手の血統なので長い目で見たい。」(安田景助手・デイリー馬三郎)

 「水曜日の想定を見て、東京のダート1600メートル戦に投票することにしました。かなりメンバーの強い芝1400メートルは馬の走る気力が萎える可能性がありますし、いきなりダート1200メートルに短縮するのもどうか。それなら広い東京コースでノビノビと走らせる方がいいだろうと思います。鞍上も、しっかりと馬に教育してくれる北村宏司騎手を確保できましたし、いい競馬を期待したいと思います」(安田隆行調教師・キャロットクラブ公式HP)

ピクマリオン

 「初戦は時計が平凡だったが、抜け出す脚が速く、内容は文句なし。格上げでも楽しみです。」(加藤征弘調教師・デイリー馬三郎)

 「予定通り先週の金曜日に15−15くらいのところを乗って、今朝追い切って仕上げることにしました。今回もダート戦になりますから前回に続いて最終追い切りは実戦を想定して北のダートコースで時計を出しています。古馬を先行させて、後ろから追いかける内容だったのですが、仕掛けてからの反応も上々で、その後の伸びもしっかりとしていましたよ。追い切りの動きに関しては見ている側も乗り手の感触も文句はありませんでした。あとはキャリアの浅さと相手関係のみでしょう。ここを狙ってきている馬もいるようですし、初戦の内容、時計を考えると威張れませんが、どれだけの走りを見せてくれるか楽しみにしています」(加藤征弘調教師・キャロットクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 愛馬フランベルジェですが、はっきり言って人気はありません。しかし、叩き2走目で動きは良化していますし、デビュー戦も1番人気6着とひと息でしたが、2戦目で2着、3戦目で勝ち上がりと叩き良化型です。

 更に鞍上の北村宏司騎手が嬉しいなぁ。彼なら一発やってくれそうな気がします。

 ということで、先週の平安Sで押さえた馬連が利いていてPATの残高もありますし、手広く買うことにします。


 なになに?最低人気じゃないのかって?競馬は人気じゃありません。結果です。ただ、東京のダートはフルキチくんでタイムオーバー寸前まで行ったような気が・・・。


 正直なところ、中1週でガラリと変わるとは思えず、13着辺りと思います。

これ以降は1月31日に作成(一部2月6日に加筆)

●パドックと返し馬

 当日は東京競馬場に出走ということで、さすがに関西在住の私が平場の人気薄を見るためだけに関東まで大枚を払って行くことは出来ず、写真は断念していたのですが、いつもお世話になっているルクソール様が同日東京で出走する愛馬ケミカルチェンジの応援に現地に行かれた際に、我が愛馬フランベルジェも撮影していただきましたので、ご厚意に甘えて掲載させていただきます。

 ルクソール様、本当にありがとうございました。

 なお、以下、掲載の写真につきましては無断での取得・転載はご遠慮願います。

 コメントは私ほっさんのイメージです。撮影者のご意見ではありません。


キャロの有力馬でUragaさんとcme225さんの持ち馬ピグマリオンとさほど募集価格は違いないのに、人気に差のあり過ぎる我が愛馬フランベルジェ。



こうやって見ていても体つきは素晴らしいんですけどねぇ。内面的なものが脆過ぎます。



相変わらずチャカチャカとしているようです。



この写真でも落ち着かない様子ですね。



結局13着なんですが、今回は良いスタートから楽に絶好位に取りつきます。この能力があればいずれ必ず時代が来るはず。



こうやって、東京遠征の愛馬の写真が見られるのは幸せです。やはり気になりますもんね。



まだ3歳の春なので良いですが、いつまでも大敗続きだと厩舎を追い出されてしまうゾ。



いやぁ、こちらから見てもいい脚しています。追い切りではこの脚が炸裂するんですけどねぇ。



たくさん写真を撮ってきていただきました。



とまーれーのあとのようですね。



助手さん登場。安田隆行師はロードカナロアの出走する京都ですね。



北村宏司騎手騎乗。



藤沢和雄厩舎で培った育成の技術でフランベルジェに競馬を教えてください。



ほっさん愛馬には4度目と騎乗となる北村宏司騎手ですが、過去2006、2008、2009、2011年と同じ年に2度愛馬に騎乗してくれたことはありません。また、同じ愛馬に2度騎乗していただいたこともありません。



私の中ではかなり頼れる騎手である北村宏司騎手。



返し馬。前走はここが酷い状態でしたが、今回はそうでもなかったようです。それがこの後の先行力に繋がったのでしょうか。



ほんの少しずつですが、競馬も上手くなっている気がします。



レース後、北村宏司騎手は素質はかなりあると言ってくれたんですよね。また乗って欲しいなぁ。

●レース 

 フランベルジェのスタートは素晴らしいスタートで二の脚も速く楽に先頭から2番手に取りつきます。東京ダート1600mは芝スタートですし、芝も走れるこの馬の良いところが出た感じです。

 ダートでこの位置を楽に獲れるなら、いい結果が期待できそうですが、直線では前で競馬をしていたピグマリオンの抜け出しを他所に、早々に脚色が鈍り、馬群に飲み込まれると一気に失速。あっという間に後ろの方まで下がってしまい13着で入線しました。



4コーナーでは絶好位にいます。中継で聞いている分には、”やったか?”と思いましたが。



もうフランベルジェは垂れパンダになっています。



写真だけなら藤沢和雄厩舎の1番人気馬から僅差の2着というところですが、これは12着13着を捉えた映像です><。

●時計の評価

 今回の我らが愛馬フランベルジェの走破時計1分40秒0稍重馬場は、東京ダート1600mの3歳500万クラスの過去10年間の平均勝ちタイムは1分38秒1稍重馬場ですから、全く時計的に通用しない凡走です。

 私はダートは合わないと思いますが、そもそもそれ以前の問題ですね。次走は大逃げでも打ちますか。或いは大外ブン回しでもしますか。

●レース後の騎手・調教師のコメント

フランベルジェ(13着)

 「3コーナーくらいまではテンポよく運べていたのですが、他馬が来た時に擦られてしまい、そこで力んでしまいました。トモに緩さが残るのを感じましたし、大型馬で器用なタイプとは言えないだけに一度ブレーキがかかると再加速に戸惑うようなところがあります。気性に関しても幼いのは幼いのですが、今日のレースだけで言えば肉体的に一度リズムが崩れてしまったのが響いたと思います」(北村宏司騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「途中までは悪くないリズムだと思ったんですけどね。競馬は一頭でやるものではないですし仕方ない部分でもありますが、不器用な馬だけに道中で一度リズムが崩れてしまうと立て直すのが難しいですね。直線も上手く手前を替えていなかったようですし、他馬に寄られて追いにくそうなシーンもありました。歯がゆい競馬が続いてしまいますが、スムーズに運べればもっとやれるはずです。精神面はもちろん肉体面を考えてもいかに自分のペースで運べるかがポイントになるでしょうが、競馬を経験していくことでなんとか浮上のきっかけを掴みたいですね」(安田隆行調教師・キャロットクラブ公式HP)

ピグマリオン(3着)

 「外から馬が来た際に少し左に張るところがあり、ハミを噛んでしまいました。前走はスローペースでも問題なかったようですが、競馬を使ったことで良くも悪くも慣れが出て、馬自身が主張してきた部分があるのかもしれませんね。結果としては後方で我慢していた馬に交わされてしまいましたが、直線は最後までこの馬なりに伸びているし、頑張っていますよ。跨がった感触はいい馬でしたし、使いつつもっと良くなってくれると思います」(横山典弘騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「少し行きたがったのが最後に響いてしまったけど、上位に来ているのが後方から来ている馬たちですし、その中で最後まで粘り強く走ってくれましたね。ここで2勝目を上げられればこの後が楽ですし、今日の結果は満足していませんが、昇級初戦でしかも2戦目でこの内容ならばそう悲観することはないでしょう。この後のローテーションはあくまでも状態を第一に、メンバー構成なども見ながら視野を広く持って決めていきたいと考えていますが、短い間隔の間に続けて競馬を使いましたし、心身をリフレッシュさせるために放牧を挟もうと思います」(加藤征弘調教師・キャロットクラブ公式HP)

●今後の展望

 着や走破時計は未勝利クラスのものでお恥ずかしいですが、今回見せた先行力は素晴らしいものがあります。今後、このようなスタートが確実に出来るようになると相当な武器になると思います。

 まだまだ他馬にひるんだりと弱い面を見せていますが、成長でなんとかなると思いますし、こういった一戦一戦の経験は将来の糧になるはずです。上手く走れる時が来るまで気長に待ちます。

●最後に

 フランベルジェを管理する安田隆行厩舎は本日(1月28日)も重賞勝ちに加えて、7頭出しで3、3、1、1、2、13、8着でした。13着は我らが愛馬フランベルジェ。8着はオープン戦で1番人気だったオメガホームランで全体的に人気があるか、しっかりと馬券圏内に走っています。人気がなく結果も悪かったのはこのフランベルジェだけということになります><。

 こういった勢いのある厩舎でお荷物見え見えですが、追い切りの動きなどから秘めたる能力は感じます。はがゆいレースが続きますが少しずつでもレース慣れをさせて開花させて欲しいですね。

 あまり勝ち星に数えられないのでいつ厩舎を追い出される(転厩)かわかりませんが、少なくともねこのフランベルジェを勝ちあげてくれたのは安田隆行調教師ですし、デビュー前まではかなりの素質を感じてくれていた馬です(今はどうか聞くことも恐ろしいですが)。

 レース後の2月1日にクラブ公式HPで次のような近況報告がありました。

「先週の競馬は、直線半ばでワッと後ろから来られたときに走るのを止めてしまった印象でしたが、それまでのレースぶりは近走では一番良かったと思います。北村ジョッキーも『素質はかなりある』と言っていましたし、粘り強くレースを教えていきたいですね。そうは言って短期間に詰め込み過ぎても却って苦しくなってしまいますので、一度放牧に出してリフレッシュさせることにします」(安田師)

 ある程度のリップサービスはあると思いますが、騎乗した北村宏司騎手は素質はかなりあると涙が出るような事をおっしゃってくれていますし、安田隆行調教師も粘り強くレースを教えて行きたいとおっしゃっています。

 それらプロのコメントを信じて、いつか花が開くことを待ち望んでいます。

 頑張れ、フランベルジェ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年1月19日立ち上げ 25日、27日、31日、2月6日加筆
フランベルジェの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 1月15日 第5戦 3歳500万下 京都芝1600m (10着/11番人気) パドック写真付き 現地観戦レポート

2011年11月 6日 第4戦 2歳500万下 東京ダ1400m (10着/6番人気)

2011年 7月24日 第3戦 2歳未勝利 京都ダ1200m (1着1番人気

2011年 7月 2日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1400m (2着/3番人気)

2011年 6月18日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1200m (6着/1番人気) パドック写真付き 現地観戦レポート

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る