フランベルジェ(ムガメールの09) 第8戦


キャロットクラブ出資愛馬第14号。

夢だった愛馬初の2歳6月デビューを実現してくれた孝行馬。

それだけでも感動なのに2歳7月に3戦目で勝ち上がる!!

フランベルジェが今後どこまでやれるかわからないが、これだけで十分に満足。


勝ち上がった後は気の悪いところが出まくり、出遅れるは、道中もけんかしながら走っているはで大敗続き。

追い切りの動きは秀逸で準オープン程度の能力はありそうなのに、精神的に弱く力を出せない。

しかし、きっかけ1つでまだ何勝かは出来ると思っている。


先行力は素晴らしいが他馬に来られるとすぐに怯んでしまう。


前走後、すぐに息が入ったということで在厩のまま次走に向けて調整されています。


5月20日 京都7R 3歳500万下 芝1200m 混合戦に出馬投票も、フルゲート16頭のところに投票数21頭で非当選除外。

除外権を持って3歳限定戦に出走。


5月27日 京都6R 3歳500万下 芝1600m 混合戦に出走!!

12着/11番人気。

うーーん、いつもの着だが、相手は強く、勝ち時計も1分33秒1良馬場と相当速い。

高速馬場とはいえ、フランベルジェも1分34秒台で走っており、この経験が今後の糧となるはず。

正直、奥手の血統とはいえ、そろそろレースでも素質の片鱗を見せて欲しいところだが、まだいいところなし。


レース回顧と時計の分析、レース後の藤岡康太騎手と安田隆行調教師のコメントを掲載。

写真多数付き現地観戦レポート。

(2012年5月28日完結)

2012年5月14日立ち上げ

●前走後、在厩のまま進められています

 以下は5月9日に更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告です。

「先週の競馬は、狙ったとおり1800の距離で楽に前へ行けたし、3コーナーまでは手応えも十分でした。ただ、直線外からこられてパッタリ。距離自体もやや長かったのは否めませんが、このあたりはやはり気性面の問題が大きいようです。レース後はすぐに息が入ってまったく走っていないという感じでしたから、間隔を詰めて走りに慣らしていくことが一番のようです。もう少し短い距離で、すんなり前で進められれば一番いいでしょうし、そのあたりを考えて次走の番組を決めていきます」(安田師)

 ということで、ほとんど疲れもないようですし、在厩のまま次走に向けて進められています。酷い厩舎ですと、内容や疲労にかかわらず、すぐに放牧に出されてしまいますが、安田隆行厩舎はさすがですね。成績を残している厩舎はひと味違うと思います。

これ以降は2012年5月16日に作成

●5月20日 京都7R に出馬想定

 我らが愛馬フランベルジェは5月20日 京都7R 3歳500万下 芝1200m 混合戦に出馬想定されています。このレースは
フルゲート16頭のところに想定数21頭で出走は微妙です。鞍上は未確定。

 この厩舎のことなので、想定はアテにならないですし、東京のダート1400mが想定段階ではフルゲート割れをしているので、そこにでも行くのではないでしょうか。

 私個人としては、20日の京都なら現地に応援に行くことができるので嬉しいですが、明日の確定まで分からないですね。

 ということで、出馬想定表は割愛させていただきます。

これ以降は2012年5月17日に作成

●5月20日 京都7R に出馬投票も非当選除外

 我らが愛馬フランベルジェは5月20日 京都7R 3歳500万下 芝1200m 混合戦に出馬投票も非当選除外になりました。

 このレースへの出馬投票馬で除外の権利を持っていたのは3頭ですから、13枠を18頭で争ったことになります。結構な確率で当選だったはずですが、落選しました。当日は私は休日で応援に行ける日でしたので、残念な気はしますが、追い不足の感がありましたので、フランベルジェとしては良い方向に流れてくれたと思います。これで除外権を取りましたので、次週の出走は確実ですね。

 以下は本日(5月17日)更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告です。
「水曜日は坂路で追い切っていますが、相変わらず調教の動きはしっかりしていますし、状態自体は本当にいいですね。あとはどれだけ自分のリズムを崩さず、集中して走れるかです。今週の芝1200mはいきなり距離を短縮しすぎかとも思いましたが、3歳限定戦が来週までということで、いきなり来週に投票すると除外になる可能性が高いですから、入ってもいいというつもりで今週の芝1200mに投票させてもらいました。非当選除外で権利を持って来週に向かうことになりますので、想定を見て相手関係など吟味してどの番組を使うか決めたいと思います」(安田師)20日の京都競馬(3歳500万下・芝1200m)は非当選除外になりました。このあとは来週の競馬に向かう予定です。

 来週の番組は未定ですが、怖いのは、27日のダート1400mに出走予定のハルシュタット(除外権なし)をフランベルジェが弾いてしまわないかですね。ハルシュタットなら勝ち負けですが、フランベルジェはまだそこまでは行かないでしょうからねぇ。

これ以降は2012年5月23日に作成

●追い切り情報(5月23日更新)

前走前 5月2日 栗東坂路 稍重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 52.3
3F 38.0
2F 25.3
1F 12.8
ダヴィード(3歳未勝利)一杯に0.5秒先着



5月12日 栗東B 良馬場 馬なり余力

助手
5F 75.2
4F 58.6
3F 43.5
1F 13.5[6]


5月16日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.3
3F 38.8
2F 25.5
1F 12.9


5月20日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
4F 53.4
3F 36.1
1F 12.3[8]


5月23日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
1回
助手
4F 55.5
3F 計測不能
2F 24.8
1F 12.1


5月26日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 64.6
3F 46.8
2F 30.5
1F 14.9
 5月12日、軽めに調整されています。間隔を詰めて使うということで、今週あたりの出走になるのでしょうか。とにかく、レースが上手くなって欲しいですね。それにしても変わったところ(Bコース)で調教されていますね。何か意図があってのことだと思いますが、いろいろと思考錯誤してくれているのがわかりますし頼もしいですね。

 5月16日、坂路で一杯に追い切られましたが、いつもほどの動きではありません。しかし、一度使われていますし、あまり時計を出し過ぎる必要もないですね。これで十分だと思います。それどころか、中1週で一杯に追い切れる順調さを評価したいと思います。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。力は出せる状態だと思います。期待しています。

 5月20日、ようやく終いまでしっかりと伸びてきました。今週除外権を持っての出走ですが、水曜日の追い切りはもっと迫力満点の動きを見せて欲しいですね。

 5月23日、追い切りは素晴らしい動きを見せるフランベルジェですが、今回は時計はたいしたことはないですね。わざと追い切りを控えて余力残しで仕上げているのでしょうか。いろいろとやり方を変えることはいいことだと思います。それで何かフランベルジェに合う方法が見つかれば、もっと走る馬だと思います。
 私ほっさんの追い切り評価は先週に引き続き「B+」です。決して以前ほどいいとは思いませんが、力は出せる仕上がりだと思います。

●気になる出馬想定表(5月27日 京都6R)

出馬想定表 5月27日 京都6R 3歳500万下 芝1600m 混合戦 フルゲート18頭 想定数15頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アズマリュウセイ 国分優作  5/13 500万 京都芝1800
ウィザーズポケット 藤田伸二  5/06 未勝利 東京芝1400
エーシンスナイパー 川須栄彦  5/05 未勝利 京都芝1600 10 10 14
カシノエルフ 藤懸貴志  5/13 500万 京都芝1800 12
カシノラピス 野元昭嘉  5/12 500万 京都芝1400 10 15 13 11
クランモンタナ 浜中俊  4/28 青葉GU 東京芝2400
クリスマスマーベル 太宰啓介  5/13 500万 京都芝1800 10 11 11
コーダリー 中井裕二  5/05 500万 京都芝1600 13 14
ゴールドフレンド 幸英明  5/06 500万 京都ダ1400 10 11 11 13
シルクドリーマー 北村友一  5/12 500万 京都芝1400 11
セントウイナー 尾島徹  4/07 500万 阪神芝1600 14 14
タツストロング  5/12 500万 京都芝1400 11
フランベルジェ  5/05 500万 京都ダ1800 13 13 10 10 B+
マイネルオラシオン 和田竜二  5/06 未勝利 京都芝1600 12
ロノ 中舘英二  5/12 未勝利 新潟芝1600

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在15頭出馬想定されています。フランベルジェは除外権を持っていますから、出走はほぼ確実です。

これ以降は2012年5月24日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月27日 京都6R 3歳500万下 芝1600m 混合戦 出走数16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アズマリュウセイ 国分優作  5/13 500万 京都芝1800
ウィザーズポケット 藤田伸二  5/06 未勝利 東京芝1400
エーシンスナイパー 川須栄彦  5/05 未勝利 京都芝1600 10 10 14
カシノエルフ 藤懸貴志  5/13 500万 京都芝1800 12
カシノラピス 野元昭嘉  5/12 500万 京都芝1400 10 15 13 11
クランモンタナ 浜中俊  4/28 青葉GU 東京芝2400
クリスマスマーベル 太宰啓介  5/13 500万 京都芝1800 10 11 11
コーダリー 中井裕二  5/05 500万 京都芝1600 13 14
ゴールドフレンド 幸英明  5/06 500万 京都ダ1400 10 11 11 13
サンライズメジャー 四位洋文  5/12 未勝利 京都芝1800
シルクドリーマー 北村友一  5/12 500万 京都芝1400 11
セントウイナー 尾島徹  4/07 500万 阪神芝1600 14 14
タツストロング  5/12 500万 京都芝1400 11
フランベルジェ 藤岡康太  5/05 500万 京都ダ1800 13 13 10 10 B+
ベクトル 高倉稜  5/16 交流 名古ダ1400 13
マイネルオラシオン 和田竜二  5/06 未勝利 京都芝1600 12
ロノ 中舘英二  5/12 未勝利 新潟芝1600

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

●京都芝1600m(内回り)コース解説

 スタート地点は向正面2コーナーのポケット。
 内回りで使用されるレースは芝1400mと同じで、2歳、3歳限定の新馬、未勝利、500万クラスのレース。
 スタートから3コーナーまで直線で、距離も十分にあるため、マイル戦にしては前半は落ち着きやすい。
 特に新馬戦などは、折り合い癖をつけてゆったり走らせたいと思う気持ちがあるため、上がり3ハロンの勝負になることもめずらしくない。
 枠順の有利・不利はほとんどない。
 3コーナー入り口の坂の頂上付近までにいい位置を取って脚を溜めて、直線での末脚比べとなる。ただし、新馬や未勝利戦では、後方に待機して強烈な末脚を使える馬はそれほど多くない。
 将来的には、差し、追い込み馬であってもデビュー直後は力の違いで先行できてしまう。したがって、数字上は逃げ〜先行での好走が最も多くなっている。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 最後の直線での末脚
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、ペリエ、岩田康誠、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒0 1分36秒8 1分38秒2
2歳未勝利 1分35秒7 1分37秒0 1分39秒5
2歳500万 1分35秒4 1分37秒9
3歳新馬 1分36秒8 1分37秒0 1分36秒9
3歳未勝利 1分35秒7 1分36秒6 1分37秒4 1分40秒0
3歳500万 1分35秒0 1分35秒4 1分37秒1 1分38秒0
古馬500万 1分34秒6 1分35秒6 1分37秒9

●騎手は藤岡康太騎手 ほっさん評価「B−」

 今回の愛馬フランベルジェの鞍上は藤岡康太騎手です。フランベルジェに騎乗していただくのは今回が初めてですが、ほっさん愛馬への騎乗は実に8度目です。

 過去5番人気のステップシチーを2着に持ってきていただいたり、9番人気のチャーミングシチーを2着に持ってきていただいたりと、私が愛馬が走ると思った時にはきちんと結果を残してくれる頼もしい騎手です。私ほっさんとの相性も良く、かなり期待しています。今回も少しでも上の着を期待したいですね。


 2012年5月24日現在、JRA通算173勝、GT1勝(2009年 NHKマイルカップ ジョーカプチーノ)、重賞7勝。勝率5.9パーセント、連対率12.4パーセントと若干低いが、本年(2012年)はここまで225戦18勝、勝率8.0パーセント、連対率13.8パーセントと通算成績よりも高い数字を残している。

 特に昨年(2011年)1月のジョーカプチーノでのシルクロードステークス GVが印象的で、圧倒的1番人気に支持された逃げ馬である同馬が逃げ切れずに後方になったがジタバタせずに腹を括って直線勝負に賭け、32秒6の素晴らしい末脚を繰り出して圧勝。こういった思い切った騎乗も大変評価できる。


 藤岡 康太(ふじおか こうた)は1988年12月19日生まれ23歳、日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している6年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。所属は栗東の宮徹厩舎。

 父は栗東所属の調教師の藤岡健一、兄の藤岡佑介もJRA所属の騎手。趣味は音楽鑑賞。座右の銘は「向上心」。

 2004年、4月にJRA競馬学校騎手課程23期生として入学。同期には浜中俊、宮崎北斗、丸田恭介らがいる。

 2007年、2月に競馬学校を卒業し騎手免許取得。卒業式後の祝賀会では「元気いっぱいで賞」を受賞。

 3月3日の中京第1競走でヤマニンプロローグに騎乗して勝利し、史上42人目のJRA初騎乗初勝利を挙げた。同馬は、かつて兄の佑介が騎乗していたが2着が最高だった。また、この日の騎乗回数8回は1996年の福永祐一、1997年の武幸四郎と並ぶデビュー日最多騎乗回数タイ記録となっている。

 11月25日に中京第9競走のレース中に最後の直線走路で急に内側に斜行し他馬の走行を妨害したために1位入線から7着に降着となり12月1日から9日までの開催日4日間、騎手免許取得以来初の騎乗停止となった。

 初年度は24勝で同期の中では最も勝ち鞍を挙げている(2位は浜中俊の20勝)。

 2008年、4月27日福島第3競走でゴールデンストームに騎乗しレース中の2周目4コーナーで前の馬に触れて馬が転倒して落馬した。その後の診察の結果、右鎖骨骨折、右肩挫傷、右肘挫傷、左肋骨挫傷、腹部挫傷と診断され、騎手免許取得以来初の落馬骨折を経験した。しかし、年間37勝を挙げた。

 2009年、ファルコンステークスをジョーカプチーノに騎乗して制し、重賞競走初勝利を挙げた。さらに同馬で5月10日のNHKマイルカップを制し、GT競走初勝利を挙げた(10番人気)。20歳4か月22日でのGT勝利はグレード制導入後では10番目のスピード記録。なお、兄・佑介よりも早いGT制覇となった。

 8月8日、オーストラリアのフレミントン競馬場にて行われた「アジアヤングガンズチャレンジ」に日本代表として出場し、35ポイントを獲得して優勝した。

 2010年、2月7日の中京第9競走でJRA通算100勝を達成。

 3月26日の早朝に胸の痛みを訴え、救急車で病院に搬送される。肺気腫(後の報道では自然気胸)と診断され、この週の騎乗予定をすべて取り止めて以後休養に入り、3月31日に手術。4月10日にいったん復帰したが、4月21日に再手術することになり、4月11日以降、再び休養に入る。5月25日から調教に参加し、6月5日に復帰した。復帰後の6月にマーメイドS GVを勝っている。



「センスや技術はひと息。レースの流れにうまく乗れないケースが目立ち、追いは腕を前に投げる感じで馬に力が伝わっていない。考えて騎乗しているので時にハマる。折り合いをつけようと丁寧に乗っている点はポイントが高く、レース展開を読んでソツなく適度なポジションにつけてくる。揉まれてタイトな競馬になると弱くて、内をこじ開ける勝ち方はあまり見られない。2011年はジョーカプチーノとシルクフォーチュンで追い込んで重賞を勝った。1番人気馬では通算で[41・31・20・60]の連対率.474。2010年8月29日の阿蘇S(小倉)では力のあるインパルコの鞍が回ってきた。単勝170円の支持を受けながらズブい同馬を動かし切れずに3着に敗れている。単勝高配当は10700円と10030円がある。父である藤岡健一厩舎では兄の佑介と半々で任されていて、他は所属の宮徹厩舎。全キャリア゛て2着と3着が多い。記者の取材に丁寧に答えてくれるのでコメントの信頼性は高い。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)

 ほっさん愛馬での成績 (7戦0勝)

 
 2007年 3月11日 ダンシングシチー 3歳未勝利 中京芝1800m  15着/13番人気
 2007年10月14日 ステップシチー 500万下   京都芝2400m   2着/5番人気
 2008年 7月26日 グレイスシチー 3歳未勝利 小倉ダート1000m  9着/4番人気
 2008年 8月16日 グレイスシチー 3歳未勝利 小倉ダート1000m  6着/7番人気
 2010年 3月14日 チャーミングシチー 500万下 中京ダート1700m 2着/9番人気
 2011年 3月 6日 クリンゲルベルガー 500万下 小倉ダート1000m 7着/10番人気
 2012年 2月18日 マデイラ        500万下 京都芝1600m   12着/6番人気


愛馬チャーミングシチーと藤岡康太騎手。2010年3月14日。9番人気2着。

これ以降は2012年5月26日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「サンライズメジャーは一戦毎の良化が顕著。前走の勝ちっぷりなら昇級でも即通用。相手は、先行して渋太いクランモンタナ、キャリア浅くても素質秘めるロノ、久々の前走が好内容だったシルクドリーマーが有力。」


短評は「平穏」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
クリスマスマーベル
フランベルジェ
マイネルオラシオン
クランモンタナ △△ △△
サンライズメジャー △△
ロノ
エーシンスナイパー
シルクドリーマー
コーダリー △△
ウィザーズポケット
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
サンライズメジャー 3.4
クランモンタナ 3.6
ロノ 4.5
シルクドリーマー 6.9
ウィザーズポケット 11.0
エーシンスナイパー 19.6
クリスマスマーベル 21.6
ベクトル 22.4
マイネルオラシオン 22.8
ゴールドフレンド 30.8
フランベルジェ 35.2
アズマリュウセイ 35.2
以下37倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
フランベルジェ 66 66 63 46
サンライズメジャー 71 69 71 67
クランモンタナ 88 80 88 85
ロノ 74 74


デイリー馬三郎

吉田順一 本紙の見解

「サンライズメジャーは3戦目でようやく勝ち上がったが、すべてが強さを感じさせる内容。道中で力む分、マイル変わりは歓迎。ここは単なる通過点だ。」

◎ サンライズメジャー
○ クランモンタナ
▲ ウィザーズポケット

以下省略

フランベルジェは本紙無印><


フランベルジェは全13記者中 ×(4番手)印 1名、△(6番手以下) 1名と無印ではないものの、非常に寂しい印です。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

フランベルジェ(13着)

 「先週の競馬は、狙ったとおり1800の距離で楽に前へ行けたし、3コーナーまでは手応えも十分でした。ただ、直線外からこられてパッタリ。距離自体もやや長かったのは否めませんが、このあたりはやはり気性面の問題が大きいようです。レース後はすぐに息が入ってまったく走っていないという感じでしたから、間隔を詰めて走りに慣らしていくことが一番のようです。もう少し短い距離で、すんなり前で進められれば一番いいでしょうし、そのあたりを考えて次走の番組を決めていきます」(安田隆行調教師・キャロットクラブ公式HP)

 「ゲート内で横を向いているタイミングで切られてしまって、前へ行くのに手間取ったのですが、3コーナーまではいい手応えで進んでいました。直線で追い出して隣に馬が来るとかなり気にして止めてしまった感じです。いい馬なのですが、返し馬からイレ込みがきつかったので、そこが改善されてほしいですね」(幸英明騎手・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

フランベルジェ

 「能力は持っているけど、気性面がもうひとつだからね。いろいろな面で成長してほしい。」(安田景助手・デイリー馬三郎)

 「稽古は動くし、能力はあるけど、実戦ではやめてしまう。精神面の成長が必要。」(安田隆行調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 クランモンタナやコーダリーなど、POGでもかなり人気を集めている超良血馬が名を連ねるこのレース。とても平場の500万クラスとは思えない豪華さがありますが、フランベルジェはそんな相手云々というよりも自身との戦い。最後までしっかりと走れば、未勝利戦の芝1400mで2着だったような走りができると思います。その時の勝ち馬はNHKマイルGTにも出走したくらいですから、相手が強かったというべきで、芝の走りは悪くありません。

 また、芝のレースなら砂を被ったりすることもありませんので、機嫌を損ねずに最後までしっかりと走って欲しいと思います。それでもいきなり勝ち負けや掲示板までは厳しいと思いますが、今回は出走奨励金の貰える8着以内が目標ですね。まずはそこから。

 いつもは追い切りで素晴らしい動きをするフランベルジェですが、今回はいつもほどではありません。これは、テンションを上げ過ぎない為の陣営の工夫と考えていますが、こういったことが功を奏するかも知れません。とにかく、追い切りでは動く馬ですし、きっかけ1つでガラリ一変といつも思っています。

●当日は口取りの権利を持って現地応援いたします

 当日は休日ですので、現地応援する予定です。夜、パドック写真多数付きの現地観戦レポートをアップする予定です。口取りは申込みが6名だったということで非抽選での当選となりました。

 この日はフランベルジェの他に、前走未勝利戦を6馬身差で圧勝して昇級初戦も期待の大きいハルシュタットや、前走芝替わりでガラリ一変し、勝ち馬から好時計でのクビ差の2着と次は確勝級のクレセントシチーも出走します。これらの口取りも当選しました。

 1つは勝ちたいと思っています。なお、順番的にフランベルジェはもっとも着の期待が薄いですね。夜の更新も後回しになる可能性が高いです。ご了承ください。

これ以降は2012年5月28日に作成

●パドック

 当日は口取りの権利を持って現地応援に行きました。このレースの1つ前で期待愛馬のハルシュタットが10着と大敗し、期待の低かったフランベルジェに頑張って欲しかったですね。

 写真は全て撮影順です。



発走27分前の時点ですでに単勝66.0倍と全く人気のない我らが愛馬フランベルジェ。



おっと、1番人気の有名馬クランモンタナだぁ。隣の女性が”モンちゃん、モンちゃん”と”悶”絶していました。



安田隆行厩舎のかっこいいメンコを付け、”見た目は”強そうなフランベルジェ。



こちらは2番人気のサンライズメジャー。



フランベルジェは少し細く見えました。



ずっとこんな感じで厩務員さん?に甘えていました。気の弱い馬なんでしょうね。



とまーれーのあと。毛ヅヤ、状態は悪くないんですけどね。



アップ。どうですか?走りそうで走らない。べんべん。



競走馬向きの気性じゃないんでしょうね。それでも開花すれば・・・。



チークピーシズ着用。



真正面。ジョッキーは乗りに来ません。



超良血馬に大満足の浜中俊騎手。



シルクドリーマーと北村友一騎手。(4番人気4着)



状態の悪さが表情にも出ている藤田伸二騎手とウィザーズポケット。(5番人気5着)



フランベルジェと藤岡康太騎手の写真は撮れませんでした><。背中だけ・・・。

●レース 


ゲートが開きます。外の馬に比べ1番2番の出が悪いことがわかります。



もうフランベルジェと前の差は1馬身ついています。



ただでさえ、大敗続きの馬が、スタートでハンデを負ってしまったら厳しいことこの上ないですね。



競馬ブックでも出遅れとあります。前走も出負けしていましたよね。



結局スタートが悪かった内枠同士、最後方を追走します。しかし、太宰啓介騎手騎乗の1番クリスマスマーベルはこのあと3着に来ます(8番人気)。



これは完全に抜け出したサンライズメジャーの次の2番手集団。もちろん、フランベルジェはいません><。



これはもう、かなり最後方集団。フランベルジェは35秒4の上がりですが、位置取りが後ろ過ぎて12着まで。POGの話題馬コーダリーやデビュー当初上位を争っていたカシノラピスには先着しました。なんとも次元の低い話ですが><。



時計はかなり早い1分33秒1良馬場。ただ、全体的に今の京都は時計が速いですが。



この馬、将来大きいところで勝てそうなので口取りの写真も撮りました。このあと、次のレースに騎乗馬がいなかった四位洋文騎手はサインに応じてくれます。私も1枚書いて貰いました。ラッキー。



四位洋文騎手のサイン。いつでも色紙は用意しているのであります。嬉しいなぁ。・・・って、私の愛馬にはほとんど乗ってもらったことがないぞ。

●時計の評価

 今回のフランベルジェの走破時計1分34秒7良馬場は、京都芝1600mの3歳500万クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分35秒0良馬場でしたから、そんなに悪い時計ではありません。しかし、今の京都は全体的に時計の速い高速馬場ですし、勝ち馬の時計が1分33秒1だったことからも喜べる時計ではないことがわかります。

 しかし、3歳限定戦の最終週ということもあり、メンバーはかなり強かったですし、その強いメンバーに揉まれて競馬をしたことはこれからに生きると思います。また、高速馬場とはいえ、1分34秒台で走れたことも今後に生きるでしょう。やはり芝の方がダートよりもいいと私は思います。

●レース後の騎手・調教師のコメント

フランベルジェ(12着)

 「メリハリのある競馬をしてほしいとのことで、後ろから脚を溜めて行きました。引っ張っているうちは抑えが利いていい走りをしているのですが、いざ追い出すと伸びてくれません。苦しくなって自分で走るのを止めている感じでした。うまく走らせることができず申し訳ありません」(藤岡康太騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「気性的に難しいところがありますし、いろいろと試していきたいので、今日は後ろから脚を溜める競馬をしてほしいと言っていました。道中はいい感じに見えたのですが、追い出すと反応できませんでした。調教の走りからはこんな競馬をする馬ではないのに、レースだとどうしても難しいところを出してしまいます。なんとかいいところを引き出したいと思いますが、まずはいったん放牧に出してリフレッシュさせるつもりです」(安田隆行調教師・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 いつもと同じく特別出走手当の346000円のみですから、1口ですと823円ということになるでしょう。コンスタントに走ってくれているのは大満足なのですが、せめて出走奨励金が欲しいですね。

●今後の展望

 このあとフランベルジェは放牧に出されるようですが、私が最も恐れていることは、

ノーザンファーム天栄への放牧です。

 ここに行くと言うことは、かなーーーーりの確率で”環境を変えて”などの理由での転厩です。

 ちょうど、昨日(5月27日)引退した我が最高級愛馬ローザグランデの下・エンブレムローザの馬房の空いた木村哲也厩舎に・・・。そしてそのまま、取っちゃって・・・。

 嗚呼、夢なら覚めてくれぃ。

●最後に

 調教では走りますし、陣営も乗る騎手も秘めたる素質について言及してくれますが、如何せん結果がついて来ません。しかし、最初から奥手の血統ということはわかっていたことですし、まだ3歳の春です。これが3歳の秋になってもいつまでもこんな感じですと”素質はあるも気難しく伸びない馬”で終わってしまいますが、これから夏を越して本格化を期待しています。実際、上野翔活躍馬たちも晩成でしたから。

 リーディング上位で実力馬を多数抱える安田隆行調教師が我慢強く使ってくれています。ここを追い出される(転厩)ことになれば、師として、1つの見切りをつけたのかと思いますが、まだ手元に置いてくれていますし、開花待ちというところでしょう。それでもいつまで経ってもレースで素質の片鱗を見せなければ馬房の邪魔な馬になってしまいます。そろそろせめて出走奨励金の貰える8着あたりには来て欲しいですね。ローカルでどうでしょうか。

 私も素質を信じています。本格化まで気長に待っているゾ。頑張れ、フランベルジェ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年5月14日立ち上げ 16日、17日、22日、23日、24日、26日、28日加筆
フランベルジェの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 5月 5日 第7戦 3歳500万下 京都ダ1800m (13着/9番人気)

2012年 1月28日 第6戦 3歳500万下 東京ダ1600m (13着/13番人気)

2012年 1月15日 第5戦 3歳500万下 京都芝1600m (10着/11番人気) パドック写真付き 現地観戦レポート

2011年11月 6日 第4戦 2歳500万下 東京ダ1400m (10着/6番人気)

2011年 7月24日 第3戦 2歳未勝利 京都ダ1200m (1着1番人気

2011年 7月 2日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1400m (2着/3番人気)

2011年 6月18日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1200m (6着/1番人気) パドック写真付き 現地観戦レポート

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る