フランベルジェ(ムガメールの09) 第4戦


夢だった愛馬初の2歳6月デビューを実現してくれた孝行馬。

それだけでも感動なのに2歳7月に3戦目で勝ち上がる!!

一時的とはいえ、愛馬エスポワールシチー以来のオープン馬の誕生!!


フランベルジェが今後どこまでやれるかわからないが、これだけで十分に満足。

しかし、まだまだやれそうな予感も。


7月28日にノーザンファームしがらきに放牧に出されました。

状態は良いのにしばらく放置プレイされていましたが、10月14日に栗東トレセンに帰厩しました。


11月6日 東京7R 2歳500万下 ダート1400m 混合戦に出走!!

10着/6番人気。

悪いところが全て出て大敗。もう少しでタイムオーバー。

もっと上手に走れないと。

いずれにしても芝のレースに使って欲しい。


レース回顧と時計の分析、レース後の古川吉洋騎手のコメントを掲載。


成長を促すという理由の放置プレイは勘弁。

数を使って競馬を覚えさせて欲しい。

(2011年11月8日完結)

2011年7月27日立ち上げ

●7月28日にノーザンファームしがらきに放牧予定

 7月27日に更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告によりますと、我らが愛馬フランベルジェは7月28日にノーザンファームしがらきに放牧予定ということです。

 本来は2戦した後に放牧予定だったものを3戦したわけですから予定通りということです。

 クラブ公式HPには次走のことは触れていませんが、デイリー馬三郎には次のような記事がありました。

「まだ力を出せていない。秋に使う予定です」(安田隆行調教師)

 この通り秋には戻して欲しいですね。あと1つ勝てばクラシックトライアル辺りがなんとなく見えて来ますし・・・。成長して更に凄いフランベルジェが見られれば最高なのですが。

これ以降は7月28日に作成

●予定通り7月28日にノーザンファームしがらきに放牧に出されました

 7月28日に更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告によりますと、我らが愛馬フランベルジェは予定通り7月28日にノーザンファームしがらきに放牧に出されたということです。

 気が早いですが、帰厩が待ち遠しいですね。

これ以降は10月14日に作成

●10月14日に栗東トレセンに帰厩しました

 若干飛節に疲れがたまりやすいとノーザンファームしがらきで言われた我らが愛馬フランベルジェですが、全体的にいつでもレースに出走できる状態なのに厩舎事情により放置プレイされました。

 人気厩舎で現在2週続けてGT勝ちと快進撃を続けていることもあり、なかなか下級クラスの馬の出番がありません。また、フランベルジェはすでに1つ勝っていることもあり、急ぐ必要はないと判断されたのでしょう。

 しかし、あと1つ勝てばクラシックへの道が開けますし、少しでも出走のチャンスが欲しいですね。

 そんなこんなで、10月14日に更新されましたクラブ公式HPによりますと、フランベルジェは10月14日に栗東トレセンに帰厩したということです。


 休養している間にオープン馬から500万クラスにクラスダウンしましたが、さてどこを目指すのでしょうか。わかり次第更新いたします。ダーか芝か、楽しみですね。

これ以降は10月27日に作成

●次走は11月6日 東京7R 2歳500万下 ダート1400m 混合戦を古川吉洋騎手で予定

 11月27日に更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告によりますと、我らが愛馬フランベルジェの次走は

11月6日 東京7R 2歳500万下 ダート1400m 混合戦を古川吉洋騎手で予定

 ということです。東京なので関東の一流騎手に騎乗依頼を出すのかと思いきや、関西の古川吉洋騎手。悪くはないのですが、なんだかあまり東京で実績がないような・・・。それくらいの人気になるのでしょうね。いや、人気はどうでもいいので善戦してくれれば。

これ以降は11月2日に作成

●追い切り情報(11月2日更新)

前走前 7月20日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯に追う

川田将雅
5F 69.4
4F 54.7
3F 40.6
1F 11.8[8]



10月16日 栗東坂路 重馬場 強めに追う
1回
助手
4F 58.3
3F 42.7
2F 計測不能
1F 14.0


10月20日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
1回
助手
4F 53.2
3F 39.4
2F 26.3
1F 13.3
グッドマイスター(2歳新馬)一杯を0.2秒追走0.4秒遅れ


10月23日 栗東CW 稍重馬場 馬なり余力

助手
5F 75.3
4F 58.3
3F 42.4
1F 13.5[8]
グッドマイスター(2歳新馬)馬なりの外を0.4秒先行4F付同入


10月27日 栗東CW 良馬場 一杯追い伸びる

古川吉洋
6F 83.8
5F 67.2
4F 52.7
3F 38.6
1F 11.8[8]
グッドマイスター(2歳新馬)一杯の外を1.1秒先行0.3秒先着


10月30日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.8
3F 40.7
2F 26.8
1F 13.6


11月2日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

古川吉洋
6F 84.0
5F 67.7
4F 52.7
3F 38.3
1F 12.2[6]
メイショウバロン(2歳未勝利)一杯の内を0.5秒先行3F付同入
 10月16日、帰厩後初の追い切り時計を計時しました。時計の出にくい馬場ということもあり時計を要していますが心配ありません。ここから、以前のような絶品の動きを見せて欲しいですね。

 10月20日、一杯に追い切られました。終いは脚が上がりかけているものの、全体の時計は悪くなく、この段階では良い動きだと思います。出走は11月6日の予定ですから、まだまだ時間もありますし、十分でしょう。
 以下は本日(10月20日)更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告です。
「帰厩後、日曜に坂路で15−15程度の時計を出して態勢を整えつつ、今朝は併せてビッシリと追い切りました。休み明けということを考慮すればこれだけやれたことは評価できるし、力を感じる動き。ただ、追ってから鞍上に反抗する素振りを見せるなど、まだ子供っぽさがあることは否めません。息遣いや内臓面はかなりしっかりしているだけに、精神面の幼さがレースに行って力を出し切れない原因のように思います。少しでも集中して走れるよう、来週の調教でブリンカーを試してみて、効果があるようならレースでも使ってみるつもりです」(安田景助手)11月6日の東京競馬(2歳500万下・ダ1400m)を目標にしています。
 ということで、次走もダート戦を予定しているようです。そりゃダートは1戦1勝で底を見せてはいませんが・・・。しかし、将来クラシックだなんだと考えると芝のレースも見たいですね。実際、私は10月29日の萩Sなら応援に行くことが出来たのですが・・・。平場の東京まではさすがに行くことができません。

 10月23日、14−14程度で追い切られました。なかなか厳しいペースで追い切られています。順調で楽しみですね。

 10月27日、本番で騎乗する古川吉洋騎手を背に一杯に追い切られました。全体の時計はひと息ですが、終いまでしっかりと伸びていていい動きです。もう1週あるので万全の状態で出走させることができるでしょう。
 以下は本日(10月27日)更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告です。
「今朝はCWコースで3頭併せを行いました。縦長の2番手を追走して最後は先着と、いい内容の調教ができました。効果があるかどうか試す意味でもブリンカーを装着して追い切りましたが、最後まで真面目に走っていましたよ。競馬で装着するかどうかはもう少し様子を見て決めたいと思います。今週でも出走できるぐらい仕上がりはいいですが、あと1週しっかり乗り込めばさらに息遣いも良くなるでしょう」(安田景助手)11月6日の東京競馬(2歳500万下・ダ1400m)に古川騎手で出走を予定しています。
 陣営もいい感触のようです。楽しみですね。力を出し切ればあっさりなんてことも・・・。

 10月30日、14−14程度で追い切られています。500万クラスの馬ですが、なんともハードに追い切られています。きちんと走れば力は出せる素晴らしい仕上がりになりそうです。

 11月2日、古川吉洋騎手を背に東京遠征ですので馬なりで調整されました。終いまでしっかりと伸びており非常にいい動きと思います。以前から調教では素晴らしい動きをするフランベルジェですが、調教通りなら勝ち負けしてくれてもおかしくないと思います。
 しっかりと本数も乗り込まれていますし、私ほっさんの追い切り評価は「A−」と高評価です。
 以下は本日(11月2日)更新されましたクラブ公式HPフランベルジェの近況報告です。
「今朝はCWコースで併せて追い切りました。5ハロンから67秒台、ラストは12秒3という手元の計測ですが、終い1ハロンの時計が示すとおり、夏場に比べて最後まで集中できている印象ですね。、調教で効果がありそうだったブリンカーは、ゲート裏で装着する予定です。奥手の血統なので長い目で成長を見守りたいところですが、気性的に遠征も心配していませんし、500万下なら能力でなんとかしてくれるのではないかと期待しています」(安田師)
 安田隆行調教師がフランベルジェを萩Sなどオープン競走に出走させない理由がここにありますね。師がそう感じるならオープンではまだ無理なのでしょうね。
 ブリンカー効果にも期待します。多少のリップサービスもあると思いますが、安田隆行調教師も期待されているようです。

●気になる出馬想定表(11月6日 東京7R)

出馬想定表 11月6日 東京7R 2歳500万下 ダート1400m 混合戦
フルゲート16頭 想定数11頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴィンテージイヤー 田辺裕信 10/10 プラ5特 東京ダ1600
エーペックス 後藤浩輝 10/10 プラ5特 東京ダ1600
サハラブレイヴ 蛯名正義 10/09 未勝利 京都ダ1400
サンセルマン 丸山元気 10/08 未勝利 東京ダ1300 14 18
シルクブルックリン 柴田善臣 10/10 プラ5特 東京ダ1600
タニセンジャッキー 松岡正海 10/16 未勝利 京都ダ1400
ネコグンダン 10/02 芙蓉OP 中山芝1600 10 10
ハタノアブソルート ベリー 10/10 未勝利 東京ダ1400
フランベルジェ 古川吉洋  7/24 未勝利 京都ダ1200 A−
メジャーアスリート 安藤勝己 10/22 未勝利 東京ダ1600
リプレイスインディ 江田照男  7/23 未勝利 函館ダ1000

騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在11頭出馬想定されています。フランベルジェの出走はほぼ確定です。

●東京ダート1400mコース解説

 スタート地点は向正面右。1300mのスタート地点からそのまま100m下がる。わずか100mの違いだが、1300mとは別物。スプリンターに向いた1300mに対して、明確に距離適性が問われる。
 スタート後、3コーナーまで約400mも距離があり、まずはこの地点でペースがグンと上がる。3〜4コーナーでもスピードは緩まずに、スタート後の600mが特に速くなるのがこのコースの特徴。しかし、前半の主導権争いでひるんでいては勝負にならない。
 基本的には逃げ・先行が強いコースなので、特に下級条件は先行力が1番のポイント。クラスが上がると差しも決まる。
 唯一の重賞が組まれている根岸ステークスは、差し馬の好走が多い。しかし、その場合でも馬群の大外を回らされる馬が厳しい。中団の馬群の中で脚を溜め、できるだけ距離ロスを防いでいるシーンが多いはずだ。
 枠順は互角。脚質、メンバーによって変わってくる。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜差し
ポイント 先行力、コース取り
種牡馬ベスト アフリート、フジキセキ、ブライアンズタイム
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、ペリエ、柴田善臣、内田博幸
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分27秒3 1分27秒8 1分27秒1 1分26秒6
2歳未勝利 1分27秒3 1分27秒7 1分26秒9 1分27秒2
2歳500万 1分25秒6 1分25秒9 1分23秒9 1分24秒3
3歳新馬 1分28秒0 1分27秒8 1分27秒2 1分27秒4
3歳未勝利 1分27秒3 1分26秒7 1分26秒7 1分26秒3
3歳500万 1分26秒0 1分25秒8 1分25秒2 1分25秒3
古馬500万 1分25秒9 1分25秒2 1分24秒9 1分25秒3
古馬1000万 1分24秒7 1分24秒6 1分24秒3 1分24秒1
古馬1600万 1分23秒8 1分23秒6 1分23秒6
古馬オープン 1分23秒4 1分23秒3 1分23秒3 1分23秒0

これ以降は11月3日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 11月6日 東京7R 2歳500万下 ダート1400m 混合戦 出走数11頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴィンテージイヤー 田辺裕信 10/10 プラ5特 東京ダ1600
エーペックス 後藤浩輝 10/10 プラ5特 東京ダ1600
サハラブレイヴ 蛯名正義 10/09 未勝利 京都ダ1400
サンセルマン 丸山元気 10/08 未勝利 東京ダ1300 14 18
シルクブルックリン 柴田善臣 10/10 プラ5特 東京ダ1600
タニセンジャッキー 松岡正海 10/16 未勝利 京都ダ1400
ネコグンダン 嶋田純次 10/02 芙蓉OP 中山芝1600 10 10
ハタノアブソルート ベリー 10/10 未勝利 東京ダ1400
フランベルジェ 古川吉洋  7/24 未勝利 京都ダ1200 A−
メジャーアスリート 安藤勝己 10/22 未勝利 東京ダ1600
リプレイスインディ 江田照男  7/23 未勝利 函館ダ1000

騎手の太字は乗り替わり

全く想定表通りで平穏に確定しました。

●騎手は古川吉洋騎手 ほっさん評価「C」

 今回のフランベルジェの鞍上は私ほっさん愛馬としては2005年のエドワーズシチー以来、実に6年ぶりの騎乗となる古川吉洋騎手です。

 当時エドワーズシチーは8番人気でしたが、見事な手綱さばきで4着と掲示板を確保。いい印象しかありません。当時は騎乗馬の質も悪く低迷されていましたが、最近は安田隆行厩舎など有力厩舎からの騎乗依頼が増え、昨年は自己最多の38勝を挙げられるなど今乗れている騎手です。もちろん、今回は安田隆行厩舎の馬で調教も熱心に跨っていただいていることから、相当期待しております。


 2011年11月2日現在、中央通算271勝、勝率5.2パーセント、連対率11.5パーセント。GTは1997年阪神3歳牝馬S(アインブライド・7番人気)のみ。重賞はGT以外では2009年のクイーンS(ピエナビーナス・11番人気)のみ。

 昨年(2010年)は中央38勝、勝率6.5パーセントと好調だったが、今年はここまで19勝、勝率4.4パーセントと不調。



 古川 吉洋(ふるかわ よしひろ)は1977年9月26日生まれの34歳。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している16年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。現在はフリー。 愛称は「フルキチ」。

 中学校時代は野球をしており運動神経の良さと体躯の小ささから騎手になることを薦められ競馬学校を受験する。古川は当初、騎手・進学を半々で考えており興味半分で受験したものの合格したことから騎手になることを決心した。

 1996年栗東・長浜博之厩舎の所属騎手としてデビュー。競馬学校花の12期生(福永祐一、和田竜二、高橋亮、柴田大知、柴田未崎、増沢由貴子)の一人。初勝利までには時間を要し、デビューから3ヶ月を経た6月に同期の中では最も遅い初勝利を挙げている。初勝利は遅かったもののそこから順調に勝利数を積み重ね、初年度に21勝を挙げる。

 翌1997年にはアインブライドに騎乗し、暮れの阪神3歳牝馬ステークスに勝利。デビュー2年目(20歳と約3ヶ月)、そして同期では1番乗りでのGT初制覇を果たし、インタビューでは思わず号泣する場面もあった。

 その後、減量が取れてからは勝ち鞍が低迷していた時期もあったが、2007年頃から騎乗数と勝ち鞍を増やし続け再び勝ち鞍を年間20勝前後に戻し、2009年6月28日にJRA通算200勝を達成。8月にはピエナビーナスでクイーンステークスで制し、阪神3歳牝馬ステークス以来12年ぶりの重賞勝ちを記録している。

 2010年は自己最高の38勝をマークした。


 「1999年以降、フリーになったり、五十嵐忠男厩舎や武田博厩舎に所属したりと異動が多い。現在はフリー。ピエナビーナスでは内を狙い、メイショウタメトモでは外を攻める。パワーや捌きで目立ったところはないものの、落ち着いて騎乗して安定感がある。2008年以降、1番人気で[14・10・2・11]の連対率.649。2010年は函館の2開催で13勝と活躍した。新しいラインの安田隆行厩舎では注目すべき。地味ながら成績を上げており、馬券上で狙い目がある。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績 (1戦0勝)

 2005年 4月 2日 エドワーズシチー 500万下   阪神ダ1400m 4着/8番人気

これ以降は11月5日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「波乱含み」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
タニセンジャッキー △△ △△
ハタノアブソルート
ヴィンテージイヤー
エーペックス
リプレイスインディ
メジャーアスリート
シルクブルックリン △△ △△
サハラブレイヴ
フランベルジェ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
メジャーアスリート 3.0
ヴィンテージイヤー 3.6
タニセンジャッキー 5.0
シルクブルックリン 5.6
サハラブレイヴ 10.9
ハタノアブソルート 11.5
フランベルジェ 16.5
エーペックス 18.9
サンセルマン 19.6
以下35倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
フランベルジェ 63 59 60 63
メジャーアスリート 84 69 57 84
ヴィンテージイヤー 78 62 78


デイリー馬三郎

予想印

◎ シルクブルックリン
○ メジャーアスリート
▲ ヴィンテージイヤー
× タニセンジャッキー
☆ ハタノアブソルート
△ フランベルジェ



土屋TM ◎(大本命)、佐野TM ◎、工藤、澤田両TM 〇


見解

 「シルクブルックリンは一戦ごとにケイコの動きが良化。前走はハイレベルの組み合わせでB着と、地力強化を示した。距離短縮も好材料で前進必至。」

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

フランベルジェ(1着)

 「前半ある程度の位置を取るために押して行きましたが、あとはガツンとハミを取らせないようにうまくジワジワと上がっていけました。ただ、抜け出してからフワフワして走るのをやめようとしていたほどで、まだまだ子供っぽいですね。1200メートルはさすがに忙しいので、ひとつ勝ったことで距離のバリエーションが増えるまで焦らず待てるのも大きいと思います。馬体はずば抜けて素晴らしいし、今後の成長が楽しみです」(川田将雅騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「まだ遊び遊び走っている現状ですが、今日は能力の違いで勝ち上がってくれました。スタートからビッシリ行かせたのも今後に向けていい経験になったと思いますし、ここでひと息入れて心身ともに成長してもらいたいと思っています。素質はかなり高いですし、ひとつ勝ったことで焦らず育てて行けるのでホッとしています」(安田隆行調教師・キャロットクラブ公式HP)

 「まだ促して行かないと気持ちが乗らないから、スタート後は結構出して行きました。3番手は取れたし、スムーズに運べました。直線ではフワフワするところがあったぐらいで、最後もよく伸びています。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

 「まだ走る気がなくて、こちらが促さないと進んでいかない感じでしたが、それでも3番手を取れましたからね。実戦を使いつつ、レースを覚えてきたのでしょう。」(川田将雅騎手・デイリー馬三郎)

 「まだ促さないと中々進んで行きませんが、頑張ってポジションを取れました。抜け出してフワフワしていましたが、3走目で馬も大分覚えてきたようです。」(川田将雅騎手・ラジオNIKKEI)
 「シャドーロール。出脚はそう速くはなかったが、押して押して揉まれない位置へ。勝負どころでも気合をつけつつだったが、直線を向く時には何とかなりそうな勢い。力通りに決めた。トモは甘めでもダート適性はある。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

フランベルジェ

 「周りを気にして集中力を欠いているのでブリンカーを着用。動きからこのクラスでも。」(安田翔助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 そんなに際立って強いメンバーが居るとは思えませんが、勝ち上がったばかりの馬が多く正直わかりませんねぇ。フランベルジェは安田隆行調教師が奥手の血統というように、まだまだ感が強いですし、ここでいきなり勝ち負けなら将来が本当に楽しみですが、大敗して成長待ちなんていうことも大いにあり得ます。

 流石にこのクラスですから、フランベルジェ意外にも絶品の追い切りの動きの馬もいますし、そういったことを考えると5、6着が妥当というところでしょうか。ただ、フランベルジェもダートは1戦1勝と底を見せておらず、しかも前走は強い勝ち方(ただ、相手に恵まれているんですよね)でしたからあっさりがあってもなんの不思議もありません。

 とにかく予想は難しく、将来に繋がる走りが見れれば満足です。ここで頭打ちなんていうシーンは御免ですね(笑)。

これ以降は11月8日に作成

●レース 

 フランベルジェのスタートですが、煽るようなスタートになり大きく出遅れます(競馬ブックですと2馬身遅れという評価)。そこから押して押して8番手まで上がります。正直、ここでかなり脚を使っています。

 以降もずっと押っつけ通しで、古川吉洋騎手お疲れさまでした。当然、こんな手応えの悪い馬に余力があるわけでもなく、勝ち馬から3.8秒も離された10着(ブービー)。勝ちに行って垂れた10着ではなく、値打ちの低い10着でした。全然競馬に参加していません。

 とにかく難しい馬です。もっと楽に追走出来ないと、このクラス以上では戦えないですね。

●時計の評価

 今回の愛馬フランベルジェの走破時計1分29秒8良馬場は、東京ダート1400mの2歳500万下クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分25秒6良馬場ですから、話にならない時計です。

 しかし、出遅れて道中も追走に一杯で全然競馬をしていません。それでももう少し格好をつけて欲しかったというのが本音ですが、難し過ぎる馬であることをまた露呈しました。

 終いで挽回ができる芝での出走を主張します。

●レース後の騎手・調教師のコメント

フランベルジェ(10着)

 「馬体が成長して春先よりも良くなっていたんだけどね。ブリンカーを着けた攻め馬の動きも良かったから期待していたんだが・・・。外枠なら途中から動いていけると思ったが、進んで行かなかった。能力はあると思うしこんな馬ではない。」(古川吉洋騎手・競馬ブック)

 「体は大きく増えていたけど、跨がった感触は太いと感じなかったですし、その多くが成長分だと思います。中間の調教で跨がった時も休養前と比べても身のこなしが良くなっていると掴めましたし、外枠からスムーズにいけば十分にチャンスがあると思っていました。しかし、今日はゲートで潜ろうとしてしまい、道中もまったく進んで行きませんでした。コーナーで砂を被った時も嫌がっており、ブリンカーの効果がないくらいに気の悪さを見せて、今日はまともに走っていませんね。力を出し切ればこんなことはないですし気持ちひとつだと思いますが、今日はこのような競馬になってしまい申し訳ありません」(古川吉洋騎手・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

フランベルジェ(10着)

 「初ブリンカー。大幅な体重増も、太目なく成長力を感じさせる馬体。ただ、道中は仕掛けながらの追走と、ズブい面を窺わせており、もっとテンに素軽さが欲しい。」(競馬ブック)

●今後の展望

 フランベルジェはまず自分との戦いで、こんなに下手なレースをしていれば勝ち負けも何もありません。古川吉洋騎手には申し訳ないですが、もっとズブい馬を動かせるタイプの騎手(和田竜二騎手とか)でないと制御は難しいと思います。

 しかし、まだ2歳の11月。しかも1つ勝っているわけですから時間は十分にあります。いろんな馬具や調教方法など工夫していただいて大成させて欲しいですね。いずれきっかけが掴めるとポンポンと勝てると思います。

 ただ、私はダートは反対です。今回も砂を被って嫌がっていたようですし、芝も未勝利戦で2着と決して悪い走りではありません。芝の方が道中グズグズとしていても、直線でエンジンが点火すればもっと差を詰められるはずです。

●最後に

 フランベルジェが未勝利馬なら、やきもきするところですが、1つ勝っているので本当に気持ちが楽ですね。距離適性や子供子供しているところなどから、私はフランベルジェでクラシックだなんだとは考えていません(もっとも全ての愛馬は安価で2、3勝が目標です。クラシックは基本考えておりません)。

 ですので、気長に大人になるのを待ちたいと思います。安田隆行調教師も奥手の馬という評価です。逆に2歳の現時点で調教では良い動きを見せますから、これから成長していけばどれくらいになるのか楽しみです。

 次走もこんな感じで大敗かも知れませんが、使い込んで行く中で覚えることもあるでしょうし、まずはどんどんと使って行って欲しいですね。


 少しずつ、1つずつでも覚えて行けばいい。頑張れ、フランベルジェ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2011年7月27日立ち上げ 28日、10月14日、16日、20日、23日、27日、31日、11月2日、3日、5日、8日加筆
フランベルジェの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2011年 7月24日 第3戦 2歳未勝利 京都ダ1200m (1着1番人気

2011年 7月 2日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1400m (2着/3番人気)

2011年 6月18日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1200m (6着/1番人気) パドック写真付き 現地観戦レポート

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