11月6日の米ブリーダーズカップクラシックへの出走を表明した我らが愛馬エスポワールシチーですが、主戦の佐藤哲三騎手と管理する安達昭夫調教師が現地視察に行かれました。
このことは6月24日にJRAのHPにて掲載され、出張期間は6月29日(火)~7月5日(月)でした。
ちなみにいつものようにクラブからは何の報告もなく、日刊スポーツの掲載記事をご覧いただきたいと思います。
今秋、米ブリーダーズCクラシック(G1、ダート2000メートル、11月6日)に挑戦するエスポワールシチーの佐藤哲三騎手(39)が、7月3日に本番と同じチャーチルダウンズ競馬場でレースに騎乗することが分かった。同騎手は29日から1週間の日程で、安達昭夫師(50)とともに米視察を行い、現地で3クラほど騎乗する見込み。
日本人として初めてアメリカで厩舎を開業した女性トレーナーのアキコ・ゴサードさん(79)が現地でサポート。安達師は「実際乗ってみれば、馬場など見ている印象とは違うかもしれないし、本番へイメージをふくらませてもらえれば」と話した。
エスポワールシチーの前哨戦は未定だが、10月11日盛岡の南部杯(統一G1、ダート1600メートル)を使えば、そのまま千葉県白井の競馬学校へ入厩して成田から出国。アメリカで前哨戦を使う場合は、ぎりぎりまで栗東で調整し、競馬学校で出国検疫を受ける。帯同馬は伴わず、現地では1頭で調整される予定だ。
ということでした。次に帰国後の日刊スポーツの記事です。
エスポワールシチー(牡5、栗東・安達)でBCクラシック(GⅠ、ダート2000メートル、11月6日)に参戦する佐藤騎手が米国視察から5日帰国し、7日に成果を語った。レースが行われるチャーチルダウンズ競馬場で、A・ゴサード師の用意した競走馬で馬場の感触を確かめた。「地方競馬場のような小回りコースだった。クッションも日本とはまったく違う。あの馬場ではスパイク鉄をはかないと厳しいだろう」と感触を口にした。
ということで、なんだか厳しそうですね。私個人の意見としては名より実で南部杯→JBCクラシック→ジャパンカップダート→東京大賞典の大ボーナスコースでもいいような気がしてきました。
遠征だけでも大きなリスクなのに、これだけ馬場が違えば多少能力差があってもホームグランドの馬には勝てないでしょうし、多額の遠征費(7万円程度)を払って負けに行くのでは意味がないと思います。
ただ、それでも1度海外でどこまでやれるのか見たいという願望も強く、今回は遠征しても良いと思います。しかし、勝てないのであれば、来年からは国内に専念して欲しいですね。
7月12日、クラブからブリーダーズカップの遠征とかしわ記念の賞金について報告書が来ました。以下に原文のまま掲載いたします。
お知らせ
エスポワールシチー号会員各位
エスポワールシチー号のブリーダーズカップの遠征とかしわ記念の賞金についてご報告申し上げます。
遠征につきましては、先週、安達調教師と佐藤哲三騎手が現地を視察しており、馬場状況と施設を確認してきました。今後のスケジュールは、近々、調教師よりマスコミを通じてプラン発表があるかと思いますが、会員の皆様には予め、予定をご報告いたします。
当初のプランでは現地の前哨戦を叩くことを検討していましたが、BCの行われるチャーチルタウンズ競馬場で適当なレースがないことから、10月11日の南部杯を叩いてから本番に備えることになりました。詳しいプランは後ほど、ブリーダーズCのレース内容と合せてお送りしますのでしばらくお待ちください。エスポワールシチー号は現在、宇治田原優駿Sで順調に調整されていますが、8月上旬にトレセンに帰厩させる予定です。
また、過日ご案内した「かしわ記念」の賞金につきましては、預かり金として遠征費用に充填するとお伝えしましたが、通常通り今月賞金発送日(7/15)にお送りいたします。
なお、今後の遠征費用の一部としてBC登録料分の25万ドル(1口あたり5万円)を改めて、今月から5回に分けてご請求させていただきますので、何卒ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。その他の費用につきましては今回の分と合わせてレース後に精算し会員様にご案内申し上げます。
取り急ぎ、エスポワールシチーのBC遠征とかしわ記念の賞金についてご報告いたします。
以上
ということです。かしわ記念の賞金についてもコロコロと言動が変わっていますが、これは大人の事情のようです(笑)。ナムラタイタンも目指している南部杯への出走は賛成ですが、そこからブリーダーズカップまで1か月もありません。心配になりますが、適当な前哨戦がないのなら、確実に賞金を加算し、遠征の負担費用に充てるのはありがたいと思っています。
チャーチルダウンズ競馬場について
チャーチルダウンズ競馬場はケンタッキーダービーの開催競馬場として有名です。ケンタッキーの競馬は歴史が古く、レキシントンに最初の競馬コースが整備された1789年にまでさかのぼります。
しかし、チャーチルダウンズが正式にオープンし、「ケンタッキーダービーの開催地」としてその伝説を築き始めたのは、それから約100年後の1875年のことです。1787年、レキシントンのレース通りに近い公園のような一角がレースに利用され、その後1789年には正規の競馬大会が開かれました。1872年から73年にかけてヨーロッパを旅行したクラークは、競馬開催を運営するルイビル競馬クラブの設立を思いたちケンタッキーの馬産の紹介に役立つ競馬場の開発に着手します。
この競馬場は、やがて「チャーチルダウンズ」の名で知られることになります。競馬場は、1937年にチャーチルダウンズとして法人化されました。
チャーチルダウンズ競馬場はルイビル南部の中心に位置し、商業・ビジネス地区から約3マイル、ルイビル国際空港(スタンディフォード・フィールド)から約2マイルです。車なら、中心部のどこからでも短時間で行けます。
賞金
賞金及びその分配法について、アメリカの通常の慣習から賞金分配は下記の通りになります。
総賞金500万ドル
1着 総賞金の60パーセント(300万ドル)
2着 総賞金の20パーセント(100万ドル)
3着 総賞金の10パーセント(50万ドル)
4着 総賞金の6パーセント(30万ドル)
5着 総賞金の4パーセント(20万ドル)
調教師には各順位の賞金の10パーセント。ジョッキーには1着の場合10パーセント、2着及び3着の場合は5パーセント、4着以降は騎乗料として定額60ドルから100ドルが支払われます。ジョッキーについては、厩舎または馬主と専属契約している場合には別途設定された分配法が発生します。通常は競馬場のPay Master(経理)が各自(馬主、調教師、騎手)に小切手を発行します。オーナーが非居住者の場合は30パーセントの税金が引かれます。(当クラブは非居住者該当します)
それぞれ、馬主、調教師、騎手の指定した口座に振り込まれることになるかと思います。(現在BC協会に確認中)
レース内容
ブリーダーズカップ・クラシックは1984年に創設されたアメリカ競馬の祭典であるブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップで行われる3歳以上のダート2000mのメイン競走です。
毎年10月下旬から11月上旬に行われるアメリカ競馬のダート中距離路線の最高峰のレースで、その年のアメリカのダート最強馬決定戦に位置付けられており、世界的ダート競走としてドバイで開催されるドバイワールドカップと肩を並べる。
日本馬は過去4度挑戦し、2004年のパーソナルラッシュの6着が最高。
コース
ダートコースは楕円形で1周約1600メートル、直線約380メートル、幅約24メートル。芝コースも楕円で、1400メートル、幅約24メートルです。
ブリーダーズカップ観戦とケンタッキー牧場見学の旅
株式会社パンプキントラベルによるエスポワールシチーが参戦する米プリーダーズカップ観戦とケンタッキー牧場見学の旅のご案内が送られてきました。
内容は11月3日に東京を経ち、11月4日には愛馬会会員様特別企画①ということで、ルイヴィル市内のレストランにて、夕食を召し上がりながら、安達調教師、佐藤哲三騎手を交えての懇親会を開催。
11月5日には愛馬会会員様特別企画②ということで、チャーチルダウンズ競馬場にて調教風景を見学、11月6日には競馬場の指定席にてエスポワールの出走するブリーダーズカップクラシック他GⅠ6レースを見学。
11月7日には帰路に着くといった行程です。
もちろん、魅力はあるのですが、費用が228000円。これに成田空港施設使用料2540円、国外空港諸税6000円(目安)、燃油サーチャージ、航空保険料29000円(目安)などが必要で、貧乏馬主の私としてはとてもそこまで応援に行けません。盛岡でも金銭的にうーん・・・というところなのに・・・。
というわけで、私は参加できませんが、やはりこういう企画の立ち上げは必要だと思いますし見ていて嬉しいですね。クラブは以前、馬購入者に抽選でハワイ旅行をプレゼントしていましたが、今回も2、3名でも抽選で無料招待すればいいのにと思いました(貧乏馬主の夢)。
ブリーダーズカップ遠征予定
2010年10月13日(水) 美浦トレセンにて出国検疫開始 出国検疫期間
1日(IN)+5日(検疫)+1日(OUT)
2010年10月17日(日) 出国検疫終了
2010年10月18日(月) 美浦トレセン~成田
成田空港 22:30発
↓
シカゴ空港 23:25着(同日)10:00 最終個体検査
16:30 輸出検査場所積込
17:30 輸出検査場所出発
19:00 空港到着
21:00 航空機への搭載
KZ-134便
AIR移動:11時間
2010年10月19日(火) シカゴ空港 02:00前後
↓
ルイヴィル空港 03:30
ルイヴィル空港~チャーチルダウンズ競馬場
チャーチルダウンズ競馬場 入国検疫Tex Sutton社 馬匹専用チャーター機
AIR移動:1時間前後
馬運車移動:15分
04:30 検疫厩舎IN
入国検疫:1日半
2010年10月21日(木) チャーチルダウンズ競馬場
13:00~14:00 検疫厩舎OUT 2010年10月22日(金)
↓
2010年11月 5日(金)
チャーチルダウンズ競馬場 調教 2010年11月 6日(土) BCクラシック出走
2010年11月 8日(月) チャーチルダウンズ競馬場
↓
シカゴ空港09:00~10:00 チャーチルダウンズ競馬場出発
馬運車移動:5~6時間
15:00 シカゴ空港到着
17:00~22:00 空港検疫
空港検疫:5時間
0:00 航空機積込
2010年11月 9日(火) シカゴ空港 04:40発 KZ-133便
AIR移動15時間
2010年11月10日(水) 成田空港 09:25着
成田空港 ~ 白井・競馬学校
入国検疫場へ移動:搬入
2010年11月11日(木)
↓
2010年11月15日(月)入国検疫 開始
入国検疫 終了
入国検疫期間
1日(IN)+5日(検疫)+1日(OUT)2010年11月16日(火) 白井・競馬学校 入国検疫解放
エスポワールシチー:阪神競馬場へ
アルティスト:武田牧場へ仕向地へ移動・搬入
3週間の着地検疫開始
着地検疫中にJCD出走 12月5日
着地検疫終了:12月8日
会員の遠征費用支払いについて
エスポワールシチー号は、11日の南部杯連覇に向けて順調に調教をこなしています。
さて、過日、ブリーダーズカップの遠征内容並びに遠征費用の概算をお伝えしましたが、その遠征費用につきましてご案内申し上げます。7月度よりBC登録料(25万ドル)として1口あたり10000円のご負担を頂いておりましたが、今月度の維持会費におきまして輸送費とその他の経費の約4500万円分(1口あたり9万円)をご請求させて頂きたく、お願い申し上げます。7月より登録料として1500万円を徴収させていただきましたが、今回の維持会費と合わせて6000万円ほどになります。なお、JRAの補助1000万円と合わせて、差額分につきましてはレース後の実費が判明次第計算して精算させていただきますので重ねてお願い申し上げます。
多額の費用がかかり、所有会員様には大変ご負担をお掛けお詫び申し上げます。
エスポワールシチーの状態につきましては文頭でお伝えしましたが、ここにきてフェブラリーSの出来に近づいており、調教師、佐藤騎手を始め厩舎スタッフも良い感触を掴んでいるようです。すでに国内では最優秀ダートホースの称号を得ておりますが、目標としているブリーダーズCで良い結果を出し、世界に名を残す名馬となってくれると信じておりますのでご声援のほどよろしくお願い申し上げます。 以上
サンケイスポーツ(10月7日)
JRAは7日、米GIのブリーダーズCクラシック(11月6日、チャーチルダウンズ、ダ2000メートル)挑戦を予定しているエスポワールシチー(牡5歳、栗東・安達昭夫厩舎)の出国日程などを発表した。
エスポワールシチーは帯同馬のアルティスト(牡3歳、美浦・嶋田功厩舎)とともに18日に出国。帰国は11月10日の予定。
同馬は、マイルCS南部杯(10月11日、交流GI、盛岡・ダ1600メートル)をステップにブリーダーズCクラシックに参戦する。
デイリー馬三郎(10月12日)
南部杯で2着に敗れたエスポワールシチーが、盛岡競馬場から美浦の検疫厩舎に入った。「深夜の2時ごろに到着した。長距離輸送が続いたし、さすがに食いが落ちているが、美浦滞在中に回復するでしょう」と竹垣喜利厩務員。木曜から坂路入りを予定、18日にアメリカに出発してブリーダーズカップクラシック(11月6日・チャーチルタウンズ)に挑戦する。
1970年9月17日生まれの40歳。1989年に吉岡八郎厩舎所属でデビュー。22年目。同期に田中勝春騎手、角田晃一元騎手現調教師がいる。
デビュー年は8勝で、2年目に27勝と勝ち星を増やした。92年に朝日チャレンジカップGⅢで重賞初制覇(レットイットビー・吉岡八郎厩舎)。94年12月21日付けでフリーとなる。96年にマイネルマックスでGⅠ制覇。この年自己最多の70勝を上げた。
02年に通算500勝を突破。03年にはタップダンスシチーでジャパンカップGⅠを優勝。
途切れなく重賞を勝っており、目下15年連続記録更新中。この記録は称賛に値する。
職人肌のイメージだが、騎乗ぶりはスマート。馬を伸ばすのに強引には追わない。パワーがない訳ではない。道中の立ち回りと捌きはソツがなく、考えながら騎乗し、レースでは余裕を感じさせる。スムーズに流れに乗せられるので、極端な後ろからの競馬がない。
真面目な性格で、インタビューでは細かく長く話してくれる。記者がまとめるのに苦労するほど。
佐藤哲三といえばなんと言っても佐々木晶三師とのタッグである。2002年以降に挙げたJRA重賞27勝の内、19勝は佐々木晶三厩舎の所属馬で挙げたものである。そして佐々木晶三師と仲の良い安達昭夫師、西園正都師との縁も深い。
2000年のラガーレグルスのゲート再審査の際、心無い観客がゲート近くの柵を叩く等の悪戯をした為ラガーレグルスは興奮。ゲート審査に不合格となりダービー出走が不可能になる。さらにゲート検査後、野次を飛ばした観客に激怒した佐藤がスタンドに向かって詰め寄り、JRA職員に止められる騒ぎとなる。
人気馬を自ら潰しにかかる騎乗スタイルは、格上馬が出走すると最初から2着狙いが見られるようになったと言われる最近の騎手の中では珍しく、馬券派のファンから支持されている。
大の競艇好きであり、ジョッキーの間では「哲三先生」と呼ばれるほど精通している(競艇専門誌「マクール」の「俺もボートファンだ!」でインタビューを受けている)。年末の賞金王決定戦特番に出演するなど、メディア露出は競艇関連が大多数を占めている。
2004年の宝塚記念を勝利した際、使用していたゴーグル、鞭、更にはヘルメットまでも観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。2009年にはかしわ記念(エスポワールシチー)を勝利した際も鞭を観客席に投げ入れるパフォーマンスを見せている。
2010年10月14日現在、中央では839勝(内GⅠ5勝、重賞42勝)。2009年は35勝、勝率7.1パーセントと若干低いが、エスポワールシチーやアーネストリーといった一流馬を育てた手腕は超一流。
2010月9月19日のスポーツニッポン紙・乗峯栄一氏のコラムでは次のように紹介されている。
雑誌の依頼で、ブリーダーズC挑戦エスポワールの佐藤哲三インタビューをやった。いや、佐藤哲三という騎手は凄い。「歩度を伸ばすことに努めていますが、歩度を伸ばすのはこちらとの信頼関係の中でエスポの自立心を育むことなんです」などと騎手コメントでは滅多に聞かない言葉がバンバン出てくる。個人的には十数年前の「競走馬騎乗はベニヤ板です」「ロンシャンボーイは風船抱えてました」など清山宏明語録以来の感動だ。佐藤哲三は「乗る」というより「馬を作る騎手」だ。だからそこをうまく了解する佐々木厩舎や安達厩舎だといい結果が出るということなんだろう。(以下省略)
私も全く同意見である。
海外遠征は2004年タップダンスシチーで凱旋門賞に出走しているがバゴの17着に敗れた。しかし、これはチャーターする予定であった飛行機が故障により離陸できないアクシデントに見舞われ、輸送が不可能となり、佐々木晶三調教師は一度は遠征を断念したものの一口馬主の会員には出走を望む声が多く、出走2日前出発の飛行機で輸送するスケジュールで遠征を敢行した為であり、これは度外視すべき結果である。
ほっさん愛馬では最多の39戦12勝。オペラシチーの目黒記念GⅡをはじめ、エスポワールシチーのGⅠ5勝全て彼の騎乗。そのいぶし銀の腕前は衰えるどころか輝きを増している。
ほっさん愛馬に騎乗していただいた経験としては、調教師の指示に従順で、ペースや出遅れなど構わず言われた通りの騎乗をする。一流と言われる騎手のほとんどは調教師の指示があってもペースやレース感などから突然自分が良かれと思う乗り方を選択し結果を出すが、佐藤哲三騎手はそういった騎乗はほとんどない。そういった面などから一流と分け隔てられるところだろう。
故に調教師の指示に従い、ペースが遅いのに直線一気になったり、流れが速くなりそうでもハナを主張したりするので批判の矢面に立たされることが多い。
しかし、それが佐藤哲三騎手であって、私はそういう騎手がいることも大切と思う。
ほっさん愛馬での成績 39戦12勝
2004年 6月27日 オペラシチー 鶴橋特別 500万下 阪神芝2000m 1着/1番人気
2004年 7月25日 オペラシチー 玄海特別 1000万下 小倉芝2000m 1着/1番人気
2004年 9月11日 オペラシチー 朝日CC GⅢ 阪神芝2000m 7着/2番人気
2004年10月24日 オペラシチー 菊花賞 GⅠ 京都芝3000m 3着/6番人気
2005年 2月26日 オペラシチー 御堂筋S 1600万下 中山芝2500m 1着/1番人気
2005年 3月26日 オペラシチー 日経賞 GⅡ 中山芝2500m 3着/2番人気
2005年 4月24日 オペラシチー メトロポリタンS OP 東京芝2400m 3着/1番人気
2005年 5月21日 オペラシチー 目黒記念 GⅡ 東京芝2500m 1着/1番人気
2005年 8月21日 オペラシチー 札幌記念 GⅡ 札幌芝2000m 7着/1番人気
2006年 1月22日 オペラシチー AJCC GⅡ 中山芝2200m 5着/3番人気
2006年 2月12日 オペラシチー ダイヤモンドS GⅢ 東京芝3400m 10着/4番人気
2006年 7月30日 ダブルダンスシチー 2歳新馬 小倉芝1200m 8着/3番人気
2006年 8月27日 ロンドンシチー 3歳未勝利 新潟ダ1200m 6着/7番人気
2006年10月29日 ダンシングシチー 2歳新馬 東京芝1600m 8着/9番人気
2007年 6月17日 フォレストシチー 3歳未勝利 阪神ダ1800m 13着/10番人気
2007年 6月30日 ダブルダンスシチー 3歳未勝利 阪神ダ1800m 4着/5番人気
2007年 7月28日 マイセンシチー 3歳未勝利 小倉芝2600m 11着/9番人気
2007年 8月19日 チャーミングシチー 2歳新馬 小倉芝1800m 開催中止
2008年 3月 9日 エスポワールシチー 3歳新馬 阪神芝1600m 3着/1番人気
2008年 3月29日 エスポワールシチー 3歳未勝利 阪神芝1400m 2着/1番人気
2008年 4月12日 ダブルダンスシチー 1000万下 阪神ダ1800m 2着/5番人気
2008年 5月 3日 エスポワールシチー 3歳未勝利 京都芝1600m 6着/2番人気
2008年 5月11日 ダブルダンスシチー 桃山特別 1000万下 京都ダ1800m 11着/1番人気
2008年 6月21日 エスポワールシチー 3歳未勝利 阪神芝1400m 2着/4番人気
2008年 7月20日 エスポワールシチー 3歳未勝利 小倉芝1200m 1着/1番人気
2008年 8月10日 エスポワールシチー 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m 7着/3番人気
2008年 9月27日 エスポワールシチー 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m 1着/2番人気
2008年10月 4日 ダブルダンスシチー 500万下 阪神ダ1800m 9着/2番人気
2008年11月24日 エスポワールシチー トパーズS OP 京都ダ1800m 1着/1番人気
2009年 1月25日 エスポワールシチー 平安S GⅢ 京都ダ1800m 2着/1番人気
2009年 2月15日 ダブルダンスシチー 500万下 小倉ダ1700m 3着/3番人気
2009年 2月22日 エスポワールシチー フェブラリーS GⅠ 東京ダ1600m 4着/5番人気
2009年 3月 8日 ダブルダンスシチー 500万下 阪神ダ1400m 11着/6番人気
2009年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m 1着/2番人気
2009年 5月17日 エクストラシチー 湯沢特別 500万下 新潟芝1200m 16着/14番人気
2009年10月12日 エスポワールシチー 南部杯 JpnⅠ 盛岡ダ1600m 1着/2番人気
2009年12月 6日 エスポワールシチー JCダート GⅠ 阪神ダ1800m 1着/1番人気
2010年 2月21日 エスポワールシチー フェブラリーS GⅠ 東京ダ1600m 1着/1番人気
2010年 5月 5日 エスポワールシチー かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m 1着/1番人気
2010年10月11日 エスポワールシチー 南部杯 JpnⅠ 盛岡ダ1600m 2着/1番人気
ブリーダーズCクラシック・米GⅠ(11月6日・チャーチルダウンズ)に出走するエスポワールシチー(牡5歳、栗東・安達)と、帯同馬で同厩舎のアルティスト(牡3歳)が19日、シカゴ経由でルイヴィル空港に到着。午前4時15分(日本時間午後5時15分)にチャーチルダウンズ競馬場の検疫厩舎に入った。(デイリー馬三郎・10月19日)
というわけで、エスポワールシチーは無事、チャーチルダウンズ競馬場に到着しました。出走まで2週間。十分に疲労を取り、そして現地に慣れて欲しいですね。昨日、日本を発ったエスポワールシチーが、アメリカのチャーチルダウンズ競馬場に到着したとJRAから発表された。
昨夜22時37分に成田空港を出発し、シカゴ空港を経由してリイヴィル空港に、現地時間の19日午前3時25分に到着。その後、現地時間の午前4時15分にチャーチルダウンズ競馬場検疫厩舎に入厩した。美浦トレーニングセンターを出発して数えると、実に24時間45分の長旅だった。
エスポワールシチーは11月6日(土)に同競馬場で行なわれるブリーダーズカップクラシックに出走を予定している。(ラジオNIKKEI・10月19日)
いつもHPの更新が少なくて遅い友駿ホースクラブですが、今回のエスポワールシチーのアメリカ遠征に関してはなかなかの情報量です。
以下はクラブ公式HPエスポワールシチーの近況報告です。
10月20日
19日・午前4時過ぎに、チャーチルダウンズ競馬場の検疫厩舎に入りました。
輸送は、シカゴ経由でルイヴィルに到着後、1時間ほどの行程で競馬場入りしましたが、馬にとって最小限の負担を考え、ゆったりとした環境で輸送を行いましたので、心配していた輸送熱もありませんでした。
また、到着後も飼い食いが良く、何も問題はありませんでしたので、午後は軽い引き運動を行いましたがとても元気です。
21日には入国検疫が終了するので、馬場に入りトレーニングを開始する予定です。
下記チャーチルダウンズ競馬場HPにエスポワールシチー到着の記事が出ています。
http://www.churchilldowns.com/news/archives/japanese-breeders-cup-classic-hope-espoir-city-settles-in-churchill-downs
このアドレスにアクセスしてみましたが、全て英語で(当たり前ですが)英検3級の私には意味が理解できませんでした。しかし、写真はよくわかりますね。
10月22日
21日の朝、無事に着地検疫があけ、チャーチルダウンズ競馬場の馬場に入りました。マイルのスタート用ポケットでたっぷりダクを踏んだ後、軽いキャンターで馬場を一周しました。初の馬場入りだった為、微調整は必要でしたが、何の問題もなく朝の稽古は消化できました。馬体には、栄養斑点がでており長旅の影響もほとんどなく、とても元気で良い状態です。
厩舎スタッフのチームワークも良く、すべてがスムーズなので、米国での日々のルーチンが出来上がれば、馬も人間もより良い状態になると思います。
9月21日 初めての馬場入り
上記は原文そのままですが、最後の9月21日 初めての馬場入りというのは10月21日の間違いでしょう。まさか時差が1か月あるとは思えません(笑)。
10月25日
先週、安達師が競馬場を訪れて馬体確認を行いました。師は「軽めの調教で慣らしたあと、週末に速いところを行いました。ダートの質が違うためスパイクの鉄を履かせましたが、動きについては6F77秒台で終いは11.9のタイムでした」と話しています。
佐藤騎手は「疲れが出てきて昨日まではボケていたんですよ。でも、追い切ってみてスイッチが入った。少し強めに追ったのがカンフル剤になって、筋肉のはりも良くやる気になっています。なにしろ気分が乗って来て目つきが良い!馬場の適正を心配したけど、良い方向だといえます。初めは米国のダートに戸惑っていたけど、砂もかんでいるし問題ないと思う」とコメントしています。状態に関しては、ここ2日ばかり少し飼喰いが落ちて心配しましたが、追い切りの後は喰いが戻り、安定しているようです。
いきなりマイナス情報の提供でしたが、スパイク鉄でもいい時計で動いています。私の思ったよりも案外やれるかも知れません。勝っちゃったらどうしよう・・・汗。
10月26日
現地では、『日本のサムライ』と言われ注目度が大きく、連日マスコミの対応に追われ、本馬の記事が毎日どこかの紙面を飾っています。BCの遠征馬は、国際厩舎で管理されるのですが、米国の獣医や装蹄師の手配、競馬場ルールの伝達など現地協力の有無がとても重要です。今回は、今年のケンタッキーダービー優勝馬をだしたTodd Pletcher厩舎に強力なサポーターとして、ご協力を頂いています。また、Todd Pletcher厩舎とDale L. Romans厩舎の調教をつけた佐藤騎手は「何鞍か調教に乗らせてもらって、チャーチルダウンズ競馬場は好きな競馬場だと解りました。ずっと、本番をどう乗ろうか考えていたけど、心配が減りました。」とコメント。エスポワールシチーの主戦である佐藤騎手にも注目が集まっています。
10月29日
朝の調教は、午前9時頃から始めるのですが、ここ数日、ルイヴィルは悪天候で、竜巻・風・大雨と荒れ模様でしたが、その合間に調教を行っています。疲れの心配から調教が終わると毎日マッサージを受けていますが、非常に効果がでているようで、今朝は馬場から出てきた調教助手もニッコリのOKサインを出しました。28日に、今までいた検疫馬房から国際厩舎の馬房に移動しました。今、日本馬はアルティスト号とレッドデザイア号だけですが、週末には、ヨーロッパからの遠征馬が入厩する予定で、いよいよレースが近付いてきたと実感します。
11月1日
今週の米国のブリーダーズカップに出走を予定しています。安達師は「チャーチルダウンズ競馬場へ入場してから先週追い切りを消化しましたがまずまずの動きでした。今週も3日の日に速いところを行う予定ですが、いい状態で出走させたいところです。皆様のご声援よろしくお願い致します」と話しています。
11月4日
本番に向け最終追い切りはチャーチルダウンズ・ダートコースで5F64.0-4F49.3
ラスト1F13.1のタイムを余裕残しでマークしました。馬場から戻ってきた佐藤騎手の第一声は「パーフェクト!」日を追って踏み込みも力強くなり、馬の調子は上がってきています。本番に向けて順調に調整が進められています。
なお枠順が決定しました。12頭立て11番枠です。発走時刻は現地時間18:45(日本時間の7日(日)7:45)、ブリーダーズカップ初の常設照明でのレースとなる予定です。
前走前 9月29日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
佐藤哲三
4F 50.5
3F 37.0
2F 24.3
1F 12.5
11月3日 チャーチルダウンズ競馬場 メイントラック(ダート) 速歩
佐藤哲三
4F 49.6
3F 25.3
1F 13.1
11月3日、海外ですし、これが良いのか悪いのかははっきり言ってわかりません。専門家の見解をご覧ください。
現地時間3日、エスポワールシチーが佐藤哲三騎手を背にダートコースで最終追い切りを行った。5ハロンから馬なりでスタートし、時計になったのは4ハロンから49秒6-25秒3-13秒1。道中は特に仕掛けるところもなく、馬の行く気に任せて直線に入ると、残り200m地点から重心を下げてスピードアップ。最後まで力んだ様子もなく、落ち着いた状態でフィニッシュを迎えた。上々の最終追い切りだったと言えるだろう。(JRA-VAN)
第27回ブリーダーズカップクラシック(G1)
【Breeders' Cup
Classic】
11月6日(土) チャーチルダウンズ競馬場
ダート 1 1/4マイル(約2,000m) 3歳以上
現地時間 18:45頃(日本時間 11月7日(日)7:45頃)発走予定
賞金総額 $5,000,000
馬番 | 馬 名 | アルファベット | 性 | 齢 | 重量 (ポンド) |
調教師 | 騎 手 |
1 | クオリティロード | Quality Road | 牡 | 4 | 126 | T.プレッチャー | J.ヴェラスケス |
2 | パディオプラード | Paddy O'Prado | 牡 | 3 | 122 | D.ロマンス | K.デザーモ |
3 | ヘインズフィールド | Haynesfield | 牡 | 4 | 126 | S.アスムッセン | R.ドミンゲス |
4 | ファーストデュード | First Dude | 牡 | 3 | 122 | D.ロマンス | R.アルバラード |
5 | ブレイム | Blame | 牡 | 4 | 126 | A.ストールJr. | G.ゴメス |
6 | フライダウン | Fly Down | 牡 | 3 | 122 | N.ジト | J.ルパルー |
7 | マスケットマン | Musket Man | 牡 | 4 | 126 | D.ライアン | R.マラージ |
8 | ゼニヤッタ | Zenyatta | 牝 | 6 | 123 | J.シレフス | M.スミス |
9 | プレザントプリンス | Pleasant Prince | 牡 | 3 | 122 | W.ワード | J.ロザリオ |
10 | エッチト | Etched | 牡 | 5 | 126 | K.マクラフリン | A.ガルシア |
11 | エスポワールシチー | Espoir City | 牡 | 5 | 126 | 安達 昭夫 | 佐藤 哲三 |
12 | ルッキンアットラッキー | Lookin At Lucky | 牡 | 3 | 122 | B.バファート | M.ガルシア |
これは正直わかりませんねぇ。BMのオッズが示すようにエスポワールシチーが伏兵的存在であることは間違いありませんが、有利な脚質ですし、もしかしたら勝つこともあるかも知れません。
そもそもBMのオッズでいうと、凱旋門賞2着のナカヤマフェスタでも27倍の11番人気でしたから。
ギャロップ
予想家の印
あとは無印
馬名 栗原 鈴木康 合田 エスポワールシチー △ ▲ △ クオリティロード ◎ △ ▲ ゼニヤッタ △ ◎ ◎ フライダウン △ △ △ ブレイム △ △ ヘインズフィールド ▲ △ ルッキンアットラッキー 〇 〇 〇
BMオッズ
プレザントプリンスは不明
馬名 オッズ ゼニヤッタ 4.5 ルッキンアットラッキー 5.0 ブレイム 7.0 ヘインズフィールド 9.0 クオリティロード 9.0 パディオプラード 15.0 フライダウン 15.0 エスポワールシチー 15.0 エッチト 17.0 マスケットマン 17.0 ファーストデュード 34.0
JRA-VAN
エスポワールシチー
エスポワールシチーの最終追い切り終了後、佐藤哲三騎手は「この馬にとって昨年のJCダートが生涯最高のデキ。今回はそこまでいかないですが、南部杯の時よりは確実に上向きです。スパイク鉄を履いていたので、きついコーナーの回りもスムーズでした。力を出してくれる状態にはあります」とコメント。(11月4日)
エスポワールシチーを管理する安達調教師は、最終追い切りでの時計面よりも、スパイク鉄を履いての動きに注目していたようだ。「トモも滑っていなかったし、シッカリと動けていたんじゃないかな。引き上げてきた時の息の入り具合も問題なく、調子は上向いていますね。厩舎にいる時と馬場に行く時のテンションのメリハリも利いているので、精神的な面でも心配することはありません」とコメント。最終追い切りは合格点をつけられる動きだったようだ。(11月4日)
BCクラシックに出走予定のエスポワールシチーは、杉本調教助手を背に現地時間9時に馬場入り。ダートコースをキャンターで1周半流した後にゲート練習を行った。馬体の張りも良く、南部杯の時よりも確実に状態上向きなことが一目瞭然だった。竹垣厩務員は調教後に「日本にいる時よりも落ち着いています。カイ食いも良いです。特に調教後の朝カイは日本にいる時よりもモリモリと食べていますね」とエスポワールシチーの状態の良さを語ってくれた。(11月3日)
調教後、エスポワールシチーを管理する安達調教師が、エスポワールシチーの様子を話してくれた。「今日はゲートボーイに慣らすために、調教の後にゲートを通してきました。徐々に気合いも乗ってきましたし、変わりなく順調です。明日の追い切りはいつもの通り、ジョッキーに乗った感じで追い切ってもらいます」とコメント。枠順抽選については「決まった番号でやるだけですね」と淡々と語っていた。(11月3日)
ゼニヤッタ
BCの主役になるであろう世界の強豪たちがチャーチルダウンズ競馬場に次々と姿を現した。その中で最も注目を浴びていたのは、もちろんゼニヤッタ。異常なほどの注目度で、ゼニヤッタが行くところ行くところ、常に黒山の人だかり。まさに民族大移動の如く大勢の人々を引き連れていた。移動の際には地元の保安官が警備につくなど、扱いもハリウッドスター並みの超VIP待遇。本番前からゼニヤッタ一色ムードになっている。(11月4日)
JRA公式HP
11月3日 日本馬の調教状況より
本日の調教状況:チャーチルダウンズ競馬場
メイントラック(ダート)にて、速歩~キャンター1周半~ゲート練習
※あべ松助手騎乗(「あべ」は木辺に青の旧字体)
安達 昭夫調教師の話
「状態は変わらず順調です。馬は競馬が近づいていることがわかっているようで、テンションも高まってきています。
明日の追い切りは、乗り手(佐藤 哲三騎手)の乗った感じにまかせることとし、日本にいるときと同様の調整とするつもりです。」
11月4日 日本馬の調教状況より
本日の調教状況:チャーチルダウンズ競馬場
メイントラック(ダート)にて、速歩~追い切り(5F-64秒、4F-49.6秒、1F-13.1秒)
※佐藤 哲三騎手騎乗
安達 昭夫調教師の話
「追い切りについてはジョッキーに任せました。しっかり走れていたように思います。前走(南部杯)時よりも息の入りが良く、状態は上向きです。これからレースまで気を抜かずにしっかり調整していきたいと思います。」
佐藤 哲三騎手の話
「馬は走る気になっており、フットワークも良かったです。状態は前走の南部杯の時より良くなっています。枠順(12頭立ての11番枠)についても問題ありません。良いレースができる状態になっています。」
netkeiba.com
今年のブリーダーズCの主役は、何をさておき、このレース連覇を目指すゼニヤッタ(牝5、父ストリートクライ)である。もはやご紹介するまでもないが、ここまでの戦績19戦19勝。このうち13勝がG1で4勝がG2という記録を、丸3年にわたって積み上げて来た彼女が、いよいよ現役最後の一戦を迎えるのだ。
前走のG1レディーズシークレットSを制した後、10月14日、22日、30日と、地元ハリウッドパークで3度にわたる追い切りを消化。11月2日に決戦の地チャーチルダウンズに入ることになっている。4月にオークローンパークで行なわれたG1アップルブロッサムSを走った時には、競馬場近在のリトルロック空港に着いた段階から、地元の放送局4局が全てカメラクルーを出して到着風景をフォロー。その後、オ-クローンパーク競馬場まで白バイの先導で走ったというゼニヤッタである。この原稿を書いている段階では知る由もないが、ルイヴィルもさぞかし大変な騒ぎになっていることと思う。
このレースが、彼女にとって生涯最大の試練となることは間違いない。道中は常に最後方に位置し、3コーナー過ぎから一気に捲るも、あと1ハロンの時点は「今日こそ届かないか」という場所にいて、ゴール地点では僅差ながらもきっちり差し切るという、スリル満点のレース振りで連勝を積み上げて来たゼニヤッタが、まさか引退レースで戦術を変えるとは思えぬ。ところが今年のBCの舞台は、オールウェザートラックと比べて追い込みのききづらいダートトラックの中でも、ダッシュとスピードを信条とするアメリカ競馬の総本山として君臨しているチャーチルダウンズだ。さばかねばならぬ馬群も、これまで彼女が経験したことのない大きさである。
走るたびに極上のスペクタクルを見せ、直線における悲鳴のような大歓声が地鳴りのごとき喝采に変わる光景を展開してきたゼニヤッタが、ここでも、とても届かぬ位置からの差し切り勝ちを決め引退の花道を飾れば、場内はいったいどんな雰囲気に包まれるのだろうか。稀代のハッピーエンドが成立することを願い、競馬ファンとして心からの愛情をこめて、ゼニヤッタを本命に推したい。
最大の敵は、3歳最強馬ルッキンアットラッキー(牡3、父スマートストライク)と言われている。昨年の全米2歳チャンピオンにして、この春のG1プリークネスSの覇者だが、その評価を更に高めたのが、8月1日にモンマスパークで行なわれたG1ハスケルインヴィテーショナルだった。彼自身を含めて、ケンタッキーダービーとプリークネスSの1・2着馬がこぞって参戦するという、レベルの高い争いになった中、4馬身という圧倒的な差をつけて快勝。この世代では抜けた能力の持ち主であることを実証した。更に、10月2日にフージャーパークで行なわれたG2インディアナダービーで、本番前の足慣らしを済ませた後、BCへ向けての調教で周囲も唸る素晴らしいう動きを披露。実力派の若手がまさに充実の秋を迎えているのである。
古馬代表は、12.3/4馬身差で制したドンHを含めて、今季この路線のG1・3勝のクオリティロード(牡4、父イルーシヴクオリティ)か。ただし、10Fの距離はこの馬には1F長すぎるという声もある。
そのクオリティロードにG1ホイットニーHで土をつけたのが、ブレイム(牡4、父アーチ)だ。もっともこの時は、クオリティロードの方がブレイムより5ポンド斤量が重かったことを、忘れてはなるまい。
そのブレイムを破って、10月2日にベルモントで行なわれた東海岸の前哨戦G1ジョッキークラブGCを制したのがヘインズフィールド(牡4、父スパイツタウン)だ。ただし本番では、前走のような楽な単騎逃げは期待出来まい。
そして、上記した顔触れに続いて、注目馬の1頭に挙げられているのが、エスポワールシチー(牡5、父ゴールドアリュール)だ。「日本からやってきた最強のダートホース」との触れ込みに恥じぬパフォーマンスを見せて欲しいものである。(11月3日、合田直弘)
競馬ブック
女王ゼニヤッタが最後の大一番に臨む。2007年11月のデビューから負けることなく積み上げた勝ち星は19。G1BCクラシックの連覇を果たすことができれば、近代北米競馬の新記録となる20連勝(無敗かどうかは問わない)という大偉業も同時に成し遂げることになる。全19戦中17戦がオールウェザーでのレースであるだけに、不安材料としてダートを指摘する声も多いが、牝馬相手とはいえダートでもG1に2勝。陣営はむしろ、ダートの方が向いていると強気の姿勢を見せている。
打倒ゼニヤッタの1番手は昨年後半から頭角を現してきたブレーム。前哨戦のG1ジョッキークラブゴールドカップSで2着に敗れて重賞連勝は5で止まったが、G1初制覇を果たした6月のG1スティーヴンフォスターHなどチャーチルダウンズ競馬場では4戦3勝と相性抜群。地の利を生かして逆転を狙う。
昨年の米最優秀2歳馬ルッキンアットラッキーはG1ケンタッキーダービーこそスタート直後の不利で6着に終わったが、続く5/15のG1プリークネスSと8/1のG1ハスケル招待Sを連勝。その後、熱発で調子を崩した時期もあったが、10/2の前走G2インディアナダービーを勝って、再び最前線に舞い戻った。その前走は決して万全の体調とはいえない状態での出走だっただけに、ひと叩きされての上積みも大きそうだ。
クオリティロードは昨年のG1BCクラシックではゲート入りの際に暴れて出走取消。2年越しの挑戦となる。今年は2着を12馬身3/4ちぎり、コースレコードを塗り替えたG1ドンHなどG1に3勝。強力な逃げ、先行タイプであり、展開面の鍵も握る。
G1ジョッキークラブゴールドカップSを逃げ切ったヘインズフィールドのスピードも侮れない。同タイプのクオリティロードとの兼ね合いがポイントとなるが、8月のG1ホイットニーHでは控えてブレームの4着に敗れているだけに、今回はハナを強く主張してくる可能性もありそうだ。
昨年のこのレースで2着に入り、米最優秀古牡馬・芝牡馬にも輝いたジオポンティは鋭い末脚を最大の武器とするが、初めてのダートの克服が課題となる。
G1セクレタリアトSなどを制して3歳芝路線を引っ張ってきたパディオプラドもG1BCクラシックが第1希望。ダートでの勝ち鞍はないが、G1ケンタッキーダービー3着の実績があり、馬場への不安は少ない。
日本調教馬として2008年のカジノドライヴUSA以来5頭目の挑戦となるエスポワールシチーは、南部杯2着後、10/19に米国入りした。陣営は現地の環境を調べ、スパイク蹄鉄を試すなど周到な準備を進めている。本番に向けて抜かりなく調整されているようだ。日本の最優秀ダートホースが米国最高峰の舞台でどこまで通用するか。主戦を務める佐藤哲三騎手の手綱捌きに期待したい。(海外トピックス・11月3日)
エスポワールシチー(2着)
「重かったかな。でも、休み明けで筋肉をつくり上げるには、一度膨らませないと。馬場も軽かった。きょうはもまれる競馬になったけど、次の距離を考えると、ハナを主張するのもね。それにアメリカではスパイクを履いて走るから回転力のある走りにしたかった。負けたのはしょうがない。でも、次がある。」(佐藤哲三騎手・デイリー馬三郎)
「負けるとしたら、あの馬だと思った。でも、次を見据えた仕上げ。12日に美浦入りして、18日に出国します。」(安達昭夫調教師・デイリー馬三郎)
エスポワールシチー
南部杯特設サイトより安達昭夫調教師へのインタビュー(10月5日朝)
今回、南部杯を使うに到った経緯を教えてください
「実は早めにアメリカ入りしてベルモント競馬場のダート重賞を前哨戦で使う考えもありました。それで7月、哲ちゃん(佐藤哲三騎手)といっしょにアメリカへ行ってきました。
ところが、ちょうど大規模な馬術大会と時期が重なってしまうんですよ。しかも西ナイルウイルス、日本脳炎みたいなものですが、それが発生していました。仮に感染した場合、行動半径が80キロ以内に制限されるそうなんです。
で、他の競馬場でも適当なレースをやっていないか捜したんですが、向こうは簡単にレースを不成立にすることがあるじゃないですか。そうなったら調整が大きく狂ってしまうますし、最悪の場合、かしわ記念からぶっつけで臨まなければならないケースだった考えられるので、国内のレースを使いましょうと。中央のGIIIでも良かったんですが、60キロを背負わされてしまう。そこで最終的に決めたのが南部杯でした」
申し訳ありませんが、前哨戦に南部杯を選んでくれてうれしい限りです。そのあとにブリーダーズカップ・クラシックへ臨む訳ですね
「はい。南部杯を使った後、栗東へ戻らず美浦に入厩。そこで検疫を受けて18日に成田を出発します」
関西空港ではないんですか?
「実は関西空港からシカゴ直行便が出てないんですよ。それならば栗東へ戻らず、美浦へ行ったほうが馬にもいいですし、効率もいい。南部杯がローテーション的にも移動からしても結果、ベストになりました(笑)」
ブリーダーズカップを使うことになった経緯を教えてください
「フェブラリーSのあと、ドバイも視界に入れていましたが、時期尚早と判断して見送って、それならばブリーダーズカップへ挑戦はとオーナーと話し合った末、決断しました。ただゼニヤッタは本当に強い。19連勝目のレースを観ましたが、牝馬であの強さですからね」
舞台となるチャーチルダウンズ競馬場と盛岡競馬場はほぼ同じコース規格です。1周1600mの左回りで、マイルは2コーナー引込み線の最奥がスタート地点です
「そ うなんですか。それは心強いですね。今、アメリカはオールウェザーが多いじゃないですか。でもチャーチルダウンズ競馬場は変わらず元来のダートコース。それもブリーダーズカップを選んだ理由の一つです。向こうのダートはちょっと粘りっ気があって雨になると時計がかかるし、滑るんだそうです。ですから7月、アメリカに行ったとき、スパイク蹄鉄を手に入れ、こちらの装蹄師さんに同じ形状のヤツを作ってくれと注文しました」
スパイクを履くんですか
「ええ。高速決着の対応もありますからね。ただ、ダートをガチッとかむのでブレーキが利きすぎる。それで脚に負担がかかってしまうかもしれない。初めてのケースなので不安と期待が入り混じっています」
ワーキングビザも必要だとか・・・
「ドバイでは必要なかったんですが、今回はワーキングビザ(就労ビザ)も取得しければならないそうです。今、アメリカはいろいろな面で入国が厳しくなっていますね。あと口蹄疫のアオリを受けて日本からの飼料の持込みが不可。すべてアメリカの飼料でレースに臨まなければならない。向こうの食べ物が合うかどうかも実際、行ってみないと分かりません」
聞いているだけでも大変さが十分伝わってきます。しかもアウェーでの舞台で戦うんですからね
「多分、エスポワールシチーは精神的に逞しい馬ですから環境の変化、長距離飛行も大丈夫だろうと踏んでいます。何といっても世界から注目を集めているレースなので、しっかり南部杯を勝ってアメリカへ行きたいですね」
ブリーダーズカップをたっぷりと特集
JRA-VAN
BCクラシック(ダート2000m)は現地時間6日、アメリカのチャーチルダウンズ競馬場で行われ、中団馬群の中から追走したブレイムが直線で抜け出し、最後方から追い込んだゼニヤッタをアタマ差退けて優勝。3度目のG1制覇を大金星で飾った。エスポワールシチーは先行集団の一角から先頭で直線に突入したが、瞬く間に後続にのみ込まれ10着に終わった。
エスポワールシチーはハナもうかがおうかという出足で先行集団に取りつき、向正面には3番手で入る。レースは前4頭、約6馬身差で後ろに8頭の二分戦。エスポワールシチーは行きっぷりよく4コーナー手前から進出を開始する。逃げるファーストデュードを捕らえ、直線には先頭で突入したが、それも束の間、後続馬が一気に押し寄せて万事休す。懸命な粘りを見せるも直線半ばで余力を失った。
勝ったブレイムは後ろ8頭のちょうど真ん中につけ、向正面ではルッキンアットラッキーと並走する。ルッキンアットラッキーが先に動くと、それを2馬身ほど前方に見て3コーナーから進出。ルッキンアットラッキーの内をこじ開けるようにして直線に入り、残り200m付近で体ひとつ抜け出す。するとゼニヤッタが強襲。一完歩ずつ差を追い詰められ、ゴールでは馬体を重ねられたが、ブレイムは鼻先を残して歴史的勝利を手にした。
ゼニヤッタは例によってゆっくりとしたスタート。1周目のゴール板前を集団から5馬身余り離れて通過する。向正面で追いつき、馬群に突っ込んで4コーナーへ。直線では外に持ち出されて猛然とブレイムを追い詰めたが、わずかに及ばなかった。
日刊スポーツ
北米新記録のデビュー20連勝、史上2頭目のV2を狙った断然1番人気ゼニヤッタ(牝6、米国)は頭差の2着に惜敗し、快挙は達成できなかった。優勝はゴメス騎手が手綱を取ったブレイム(牡4、米国)で、3度目のG1制覇。エスポワールシチー(牡5、栗東・安達)は好位追走から見せ場をつくったが、直線で失速して10着に沈んだ。
レースはファーストデュードが引っ張り、2~3番手をエスポワールが追走。前団4頭から他の8頭が大きく離され、その真ん中にブレイム、最後方にゼニヤッタが構えた。直線を向いて果敢に先頭に躍り出たエスポワールは、すぐに手応えが怪しくなり失速。先に抜け出すブレイムに外からゼニヤッタが猛然と襲い掛かったが、G1・2勝馬の意地を見せたブレイムが粘り切り大金星を挙げた。勝ち時計は2分02秒28。3着には3馬身1/2差でフライダウンが入った。
エスポワールシチー(10着)
「自分たちの競馬をしてこのような結果になったので力不足ということでしょう。日本に戻ってまた頑張っていきたいと思います」(佐藤哲三騎手・ラジオNIKKEI)
「日本との条件の違いはありましたが、正直力負けという感じでした。ただ、ここを目標にずっと調整してきましたし、凄く頑張って走ってくれたと思います」(安達昭夫調教師・ラジオNIKKEI)
日刊スポーツ
BCクラシックで10着に敗れたエスポワールシチー(牡5、栗東・安達)は、一夜明けた7日、厩舎で疲れをいやした。午前中は1時間、厩舎周りの運動を行い、カイバもしっかり食べている。竹垣厩務員は「激しいレースだったので心配したが馬体に関しては異常なし」と語った。ただし■松(あべまつ)助手は「あれほど派手に負けたことで馬のメンタル面が心配」とし、今後いかに自信を回復させてやれるかが課題とした。
今後は12日に米国を出発。13日に日本到着後は、競馬学校で輸入検疫を受け、19日まで阪神競馬場で着地検疫。12月5日阪神のJCダート(G1、ダート1800メートル)を目指す予定だが、状態次第では年内休養し、来春始動という可能性もある。
※■は木ヘンに青の月が円 (11月8日)
競馬ブック
先週末は日本馬2頭が挑戦する米ブリーダーズCに注目していたが、レースが行われたのが朝の慌ただしい時間帯だったことに加え、フィリー&メアターフのレッドディザイア、クラシックのエスポワールシチーともに本来の走りが見られずに敗退。残念な結果になってしまった。レッドディザイアは中団で前に馬を置く形で位置取りとしては悪くなかったが、画面から受ける印象としては行きたがるのをなだめながらの追走。その様子を見て嫌な予感がしていた。折り合って流れに乗ると素晴らしい脚を使うレッドディザイアだが、11着に敗れた春のドバイワールドCを再現しているようでもあった。遠征先での環境の変化に戸惑いがあったのか、はたまた鞍上K・デザーモとの呼吸が合わなかったのか、敗因についてはいろいろ考えられるが、機会があれば当時の状態やレース内容について松永幹夫調教師に取材してみたい。一方のエスポワールシチーについては渡米前に佐藤哲三騎手から「厳しい挑戦を覚悟している」とのコメントを聞いていた。たしかに、スパイク蹄鉄も日本のダートとは質の違う米国の馬場も初体験で、しかも相手は世界の強豪揃い。条件は想像以上に厳しかったはずだ。直線で一旦先頭に立とうとしたところで一杯になったが、いつも通り果敢に攻めるこの馬の競馬をしたあたりは“哲ちゃん”らしかった。(村上和巳編集員)
今回の負けは仕方ないと思います。飼い葉も持って行けない長距離輸送のアウェー。馬場も日本の砂のダートと違い泥に近いダート。そして不慣れなスパイク蹄。言えば切りがありませんが、海外遠征には不向きな馬だと思いました。
私個人としては、リスクが高く、応援にも行けない(貧乏なので 笑)海外遠征よりも応援に行ける国内の方がありがたいです。賞金も中央のGⅠなら、海外に匹敵、或いはそれよりも高額ですからね。
それに今回痛切に感じたのは、海外遠征は諸経費がかかり過ぎるということです。正直、今回エスポが勝ったとしても最初から赤字でした。そこまでして今後海外遠征にこだわることはないと弱気な私は考えます。もちろん現時点での話です。今後また国内では敵なし状態が続けば、一度ドバイなどというかも知れません(笑)。
しかし、あべ松助手(漢字でません)がおっしゃっているように、これだけ負ければ馬のメンタル面が心配です。今回後ろから一気に来られたことで恐怖となり、制御が利かなくなってしまうかも知れませんし、馬がレースを怖がってしまうかも知れません。
また、すでに5歳のエスポにとって、今が絶頂期で、年齢と共に衰えていくのは仕方のないことです。
ダート路線で息長く活躍したヴァーミリアンやカネヒキリのような末長い一線級での活躍を期待します。種牡馬にはなれるかも知れませんが、ダート馬ですし、そんなに高い評価は得られないでしょうから、私は種牡馬よりも現役生活の続行を望みます。
今回、いろいろな敗因があるにもかかわらず、佐藤哲三騎手も安達昭夫調教師も言い訳をせずに力負けだとおっしゃったことには感動を覚えました。
確かにその通りだと思いますし、力は出し切りました。
凱旋門賞のように、包まれて出るところがない(ヴィクトワールピサ)や不利を受けてブレーキをかけたなどというのでは、これだけの出費とリスクを背負っての海外遠征に不満が残って仕方ありません。
今回エスポは前に出ることによって脚を余さず力を出し切りました。確かにハイペースで先頭集団につけるのは無謀かも知れませんが、エスポはいつもそういったレースで前に居る他馬の脚を奪って勝っています。いつものレースをしただけで作戦のミスなどではなかったと思います。
また、変に今回控えて伸び切れずの10着の方が同じ10着でも批判が多く噴出することでしょう。
私は今回いいレースをしてくれたと思っていますが、意外と専門家もそういった見解、すなわち正しい判断で良いレースをしたという見解の方が多かったことも印象的でした。力は出し切って良いレースだったと専門家に言って貰えると嬉しいですね。
これからのエスポの巻き返しに期待します。
アメリカに遠征していた我らが愛馬エスポワールシチーですが、11月13日9時11分に成田空港(KZ133便)に到着しました。その後、帯同馬のアルティストと共に輸入検疫の為、12時15分に千葉県白井市のJRA競馬学校に入厩しました。
これを持ちまして、愛馬初の海外遠征は終了しました。
ブリーダーズカップ後は、阪神競馬場で着地検疫をして、ジャパンカップダートり連覇を狙う予定だったエスポワールシチーですが、疲労著しい為に出走を断念しました。
関西在住の私としては、関西での大舞台への不参加は非常に残念です。しかし、疲れが著しいというのは仕方のないことです。来年こそは出走して欲しいと思います。
2010年10月11日 第20戦 マイルチャンピオンシップ南部杯 JpnⅠ 盛岡ダ1600m (2着/1番人気)
2010年 5月 5日 第19戦 かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m (1着/1番人気)
2010年 2月21日 第18戦 フェブラリーステークス GⅠ 東京ダ1600m (1着/1番人気) 写真多数付き現地レポート
2009年12月 6日 第17戦 ジャパンカップダート GⅠ 阪神ダ1800m (1着/1番人気) 写真多数付き 現地レポート
2009年10月12日 第16戦 マイルチャンピオンシップ南部杯 JpnⅠ 盛岡ダ1600m (1着/2番人気)
2009年 5月 5日 第15戦 かしわ記念 JpnⅠ 船橋ダ1600m (1着/2番人気) 写真多数付き 現地レポート
2009年 3月29日 第14戦 マーチステークス GⅢ 中山ダ1800m (1着/1番人気)
2009年 2月22日 第13戦 フェブラリーステークス GⅠ 東京ダ1600m (4着/5番人気) 写真多数付き 現地レポート
2009年 1月25日 第12戦 平安ステークス GⅢ 京都ダ1800m (2着/1番人気) 写真多数付き 現地レポート
2008年11月24日 第11戦 トパーズステークス オープン 京都ダ1800m (1着/1番人気) 写真多数付き 現地レポート
2008年11月 2日 第10戦 錦秋ステークス 1600万下 東京ダ1600m (1着/1番人気)
2008年 9月27日 第9戦 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m (1着/2番人気) 写真多数付き 現地レポート
2008年 8月30日 第8戦 500万下 小倉ダ1700m (1着/4番人気)
2008年 8月10日 第7戦 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m (7着/3番人気)
2008年 7月20日 第6戦 3歳未勝利 小倉芝1200m (1着/1番人気)
2008年 6月21日 第5戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着/4番人気) 写真多数付き 現地レポート
2008年 5月 3日 第4戦 3歳未勝利 京都芝1600m (6着/2番人気)
2008年 4月20日 第3戦 3歳未勝利 福島芝1800m (5着/1番人気)
2008年 3月29日 第2戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着/1番人気)
2008年 3月 9日 デビュー戦 3歳新馬 阪神芝1600m (3着/1番人気) 写真多数付き 現地レポート