期待の愛馬エスポワールシチー 第11戦!


11月24日 京都11R トパーズステークス オープン ダート1800m ハンデ戦は、

1着/1番人気!!

並みいる重賞馬をいとも簡単に蹴散らす。

まずは保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。

これでダートは4戦無敗!!

テレビでもダート界の新星誕生と言っていたが、

私はダート初戦ですでに使用。

あの時小倉のレースで見極めてもらわないと。

次走はジャパンカップダートに登録(おそらくクラブの意向)も、

安達昭夫師は除外で放牧の予定とコメント。

出たいが、使い詰めなので、それも良し。

写真付き現地観戦レポート!!

ただし、写真は薄暗く、風がきつく、ほとんど失敗。

レース回顧と時計の分析、

レース後の佐藤哲三騎手のコメントを掲載。

追い切り内容もGTクラス!!

当然、各専門誌で本紙本命!!

(11月25日更新早朝)

2008年11月16日作成

●京都ダ1800mコース解説

 スタート地点はスタンド前の直線半ば付近。1コーナーまでの距離は約280m。1コーナーに入るまでの位置取りが非常に重要で、ここで外を回らされると厳しい。1コーナーに入るまでに隊列が落ち着きやすく、縦長にはならないので、外枠を引いた馬(特に逃げ・先行馬)は不利だ。逆に1枠の逃げ・先行馬が最もベスト。単純に1枠の連対率は約20パーセントある。その他の枠は15パーセント以下。
 基本的には逃げ・先行馬が有利だが、展開や馬場状態次第では向正面で激しくレースが動くことも。ペースが速くなれば当然、差し馬にもチャンスが出てくるが、逆に遅すぎると外からマクられる。
 先頭、2番手で最後の直線に入った馬が、そのまま残りやすい。
 1800m好走馬も血統面で特徴があり、ブライアンズタイムやサンデーサイレンス、バブルガムフェローといったヘイルトゥーリーズン系が非常に強い。
有利な枠順 1枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 枠順、種牡馬
種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、ジェイドロバリー
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、安藤勝己、武幸四郎、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳未勝利 1分55秒6 1分53秒4
3歳新馬 1分56秒3 1分55秒8 1分54秒5 1分54秒9
3歳未勝利 1分55秒4 1分54秒7 1分53秒7 1分54秒0
3歳500万 1分54秒1 1分53秒4 1分52秒2 1分52秒3
古馬500万 1分53秒6 1分53秒0 1分52秒4 1分52秒0
古馬1000万 1分52秒5 1分52秒1 1分50秒9 1分51秒5
古馬1600万 1分51秒2 1分51秒3 1分50秒2 1分50秒7
古馬オープン 1分51秒1 1分51秒0 1分49秒9 1分49秒1

●気になる特別登録表(ハンデと予想家の印は17日作成)

 先日、当サイトの”ほっさんの独り言”のコーナーでお話しましたように、トパーズステークスに出走することになりました。
特別登録表 11月24日 京都11R トパーズステークス オープン ダ1800m ハンデ戦 

第1回登録完了馬 全23頭 フルゲート16頭     
中野秀幸TM 藤井嘉夫TM 長岡利幸TM 山田理子TM 松本晴夫TM 西村敬TM 馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
イイデケンシン 53.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 13 12 11
ウインカーディナル 渡辺薫彦 53.0 10/25 室町S OP 京都ダ1200 14 15 15 12
エスポワールシチー 佐藤哲三 55.0 11/02 錦秋S16下 東京ダ1600
タイキヴァンベール 53.0  7/20 マリーンOP 函館ダ1700 12 11 10
ダイショウジェット 橋本美純 54.0 11/08 武蔵野GV 東京ダ1600 10 12
ダイナミックグロウ 太宰啓介 56.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100
ダークメッセージ ペリエ 56.0 10/04 シリウスGV 阪神ダ2000 11
ドリームガードナー 浜中俊 53.0 11/02 カシオペOP 京都芝1800
ドンクール 藤岡佑介 57.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 11 16
トーセンアーチャー 四位洋文 55.0 10/26 観月橋16下 京都ダ1800
ナナヨーヒマワリ 小原義之 56.0  9/13 エルムOP 札幌ダ1700 12
ナンヨーヒルトップ 54.0 10/18 秋嶺S16下 東京ダ1600
ハギノベルテンポ 川田将雅 52.0  5/31 欅S OP 東京ダ1400 15 13 15
バトルハートオー 小林慎一郎 50.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 15 16 14 11
フィフティーワナー 武豊 58.0  7/21 交流 盛岡ダ2000
フサイチアウステル 56.0  8/10 関屋記GV 新潟芝1600 10
ベルモントプロテア 和田竜二 53.0 11/08 武蔵野GV 東京ダ1600 16 11
マイネルハーティー 角田晃一 53.0 11/02 カシオペOP 京都芝1800 10
マコトスパルビエロ 安藤勝己 56.0  9/13 エルムOP 札幌ダ1700
マルブツリード 長谷川浩大 56.0  6/14 ブリリアOP 東京ダ2100
メイショウサライ 内田博幸 56.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 10
ラッキーブレイク 上村洋行 55.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 12 12
ロールオブザダイス 岩田康誠 54.0 11/09 ARC16下 東京ダ2100

▽は二重△印 

これ以降は11月17日に作成

●競馬ブック誌では月曜日の時点で本紙本命!!

 上記、特別登録表をご覧いただいてもわかりますように、月曜日のハンデ発表前の時点では、予想家の印は我らが愛馬エスポワールシチーとキャロットクラブのフィフティーワナーの2頭に集中しています。

 しかし、その後ハンデが発表され、フィフティワナーが58キロ、エスポワールシチーが55キロということですから、もはや断然エスポワールシチーでしょう。


 以下は週刊競馬ブック誌のトパーズステークスの記事からです。


 昇級でもエスポワール中心
 エスポワールシチーはダートに活路を求めて3連勝。そのどれもが楽々と後続を突き放す上々の勝ちっぷり。昇級戦となるが、前走の勝ち時計は翌週の武蔵野Sを0秒7も上回る好時計で、力は優にオープン級。死角らしい死角も見当たらず、ここも中心視。
 フィフティーワナーは長期休養明けを叩いて臨んだ仁川Sを完勝。その後も重賞を4走してBCBA着とダートでは大崩れがない。休養前の勢いに戻り切ってはいないが、ここなら力上位。直線が平坦の1800メートルもベスト。乗り込み十分で緒戦から注目。(以下省略)



 厩舎のはなし
 安達師 エスポワールシチー
 まだ体質がしっかりしていないし、レースでもモタれたりと気性もまだまだ子供子供していますが、それでいて前走が快勝。3歳でこれからの馬ですが、オープンでどんな競馬をしてくれるか楽しみです。


 トラックマンが推す今週の狙い馬 より

 いつもエスポワールシチーを推してくれる三浦幸太郎TM

 エスポワールシチー(トパーズS)単純に比較はできないが、前走の勝ち時計はフェブラリーSと同じ。しかも自分でレースを作ってのもの。能力を再認識させられた。どこまで連勝を伸ばすか楽しみ。



 というわけで、競馬ブック西の重鎮中野秀幸TMが本命ということで、全23頭の先頭にエスポワールシチーの記事が掲載されています。まだ、水・木の追い切りの動きや除外馬によって、印や評価は変わるでしょうが、おそらく、1、2番人気になるでしょう。

これ以降は11月21日に仕上げ予定

●追い切り情報(11月20日更新)

前走前 10月29日 栗東坂路 良馬場 馬なり

助手
4F 53.7
3F 39.5
2F 26.2
1F 13.1



11月15日 栗東坂路 良馬場 馬なり

助手
4F 60.3
3F 44.8
2F 30.2
1F 15.5


11月20日 栗東坂路 良馬場 末強め

佐藤哲三
4F 51.9
3F 38.0
2F 25.0
1F 12.6


 11月15日、15−15で追い切られました。24日に出走予定ですので、あとは20日に一杯に追うのでしょう。中間に日がある割には軽い気がしますが、デビューから走り詰めですし、多少の疲労があるのかも知れません。

 11月20日、デビュー戦前の自己ベストに迫る坂路51秒の時計が出ました!!


 今週水曜日と木曜日の坂路ベスト5に入る好時計です。

馬名 日にち 騎乗者 4F 3F 2F 1F
ローレルゲレイロ 11/19 四位洋文 51.2 38.1 25.5 13.0 一杯
ウオッカ 11/19 岩田康誠 51.3 37.7 25.1 12.7 強め
ミッキーフォルテ 11/19 助手 51.5 38.1 25.6 13.5 一杯
ブルーコンコルド 11/20 幸英明 51.8 38.8 26.7 14.1 一杯
エスポワールシチー 11/20 佐藤哲三 51.9 38.0 25.0 12.6 強め
カンパニー 11/19 横山典弘 52.0 39.2 27.0 14.2 一杯
10 スズカフェニックス 11/19 助手 52.4 39.3 26.4 13.3 一杯

 以上は11月19日、20日に栗東坂路で追い切られたベストタイムの上位6頭までと10位の馬の内容ですが、追い切りで大切なのは、全体の時計に対する、終い2ハロンの時計です。

 この表の中で、ローレルゲレイロミッキーフォルテブルーコンコルドは全体の時計はいいものの、終いの時計は少し要しています。すなわち、お釣りのない状態で、エスポワールシチーはこの時計でまだ余力を残しています。

 同等の評価が出来るのは、2位のウオッカだけで、ウオッカと言えば先日超ハイレベルなGT天皇賞を制したばかりの今が絶頂期にある馬。その馬と肩を並べる動きでかつ、並みいるGTの常連馬であるブルーコンコルドやローレルゲレイロ、カンパニーやスズカフェニックスよりは、はっきりと今週の動きがいいことから、エスポワールシチーはGT級であると断言できます。もっとも、ウオッカは今週出走ではありませんが、来週の東京に向けての最終調整なのでしょう。

 もう、エスポワールシチーはその位のレベルです。私はこの追い切りを見た瞬間、今回出走するトパーズステークスは、ただの賞金加算の通過点であると確信しました。


当然、これだけの動きですから、競馬ブック誌の”追い切りピカイチ”のコーナーにまたまたまた登場しています!!


 エスポワールシチー(20日、栗東坂路)
 前日より馬場状態が良かったのは確かだが、余裕残しで51秒9の好時計。馬体もより充実して、ますます快調といえるデキ。



 ということで、追い切りは専門家から見ても抜群の評価です。私ほっさんの追い切り評価も文句なしGTレベルの「A+」最高評価です。

●出馬確定表

出馬確定表 11月24日 京都11R トパーズステークス オープン ダ1800m ハンデ戦 全16頭
中野秀幸TM 藤井嘉夫TM 長岡利幸TM 山田理子TM 松本晴夫TM 西村敬TM 馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
イイデケンシン 池添謙一 53.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 13 12 11
ウインカーディナル 川原正一 53.0 10/25 室町S OP 京都ダ1200 14 15 15 12
エスポワールシチー 佐藤哲三 55.0 11/02 錦秋S16下 東京ダ1600
タイキヴァンベール 幸英明 53.0  7/20 マリーンOP 函館ダ1700 12 11 10
ダイナミックグロウ 太宰啓介 56.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100
ダークメッセージ ペリエ 56.0 10/04 シリウスGV 阪神ダ2000 11
ドリームガードナー 浜中俊 53.0 11/02 カシオペOP 京都芝1800
ドンクール 藤岡佑介 57.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 11 16
ナナヨーヒマワリ 小原義之 56.0  9/13 エルムOP 札幌ダ1700 12
ハギノベルテンポ 川田将雅 52.0  5/31 欅S OP 東京ダ1400 15 13 15
フィフティーワナー 武豊 58.0  7/21 交流 盛岡ダ2000
マコトスパルビエロ 安藤勝己 56.0  9/13 エルムOP 札幌ダ1700
マルブツリード 長谷川浩大 56.0  6/14 ブリリアOP 東京ダ2100
メイショウサライ 横山典弘 56.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 10
ラッキーブレイク 上村洋行 55.0 11/01 ブラジルOP 東京ダ2100 12 12
ロールオブザダイス 岩田康誠 54.0 11/09 ARC16下 東京ダ2100

予想家の印は月曜日時点のもの 騎手の太字は乗り替わり

前走、準オープン勝ちのトーセンアーチャー、ナンヨーヒルトップが消えました!

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
イイデケンシン 11月20日
ウインカーディナル 11月20日
エスポワールシチー 11月20日 栗東坂路良 強め 佐藤哲三 51.9−12.6 A+
タイキヴァンベール 11月20日
ダイナミックグロウ 11月20日
ダークメッセージ 11月20日
ドリームガードナー 11月20日
ドンクール 11月20日
ナナヨーヒマワリ 11月20日
ハギノベルテンポ 11月20日
フィフティーワナー 11月20日
マコトスパルビエロ 11月20日
マルブツリード 11月20日
メイショウサライ 11月20日
ラッキーブレイク 11月20日
ロールオブザダイス 11月20日

これ以降は11月23に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

1面大見出し「エスポワールが連勝街道を驀進!」ついに1面制圧!!これは、メインレースでしかも本紙本命馬の1頭しかできない快挙です。

 ちなみに、宮本博厩舎のマイネエスポワールのことではありません。



本紙の見解

 3連勝中のエスポワールシチー。相手が揃ったが、その連勝内容はオープンでもと思わせるもの。4連勝を期待。ダイナミックグロウの前走はキツい展開だったが、バタッとは止まらなかった。スンナリ運べれば粘りが違うはず。58キロでも能力十分のフィフティーワナー、鞍上ペリエとの相性抜群のダークメッセージ、初ダート魅力のドリームガードナーも首位候補。堅実なマコト、勢いあるロールも圏内。3連単はエスポワールを軸に、○▲二重△、ドリームの逆転含みの組み合わせを。

エスポワールシチー

 安達師−オープンだと楽な競馬はさせてもらえないと思うが、ハナにはこだわらない。前走のレースぶりが良かったし、終いに脚を残す競馬ができれば、ここでも楽しみ。
 ポイント−ダートに替わって3連勝、5馬身差楽勝の前走は今年のフェブラリーSと同タイム。自分でレースを作ってこの強さ、ここでもむしろ力上位。控える形でも力を出せるし、デキも更に上向き。4連勝へ。



朝駆けナマナマ情報

エスポワールシチー
”まだ幼いし、体質もしっかりしていないけど、前走は力が違ったみたい。状態がいいし、賞金も加算しておきたい”と安達師。



メインを斬る トパーズステークス 中野秀幸TM

今年の夏、ダートに路線を変更してからのエスポワールシチー。初のダート戦で圧勝したのを皮切りに3連勝。前走は開催ナンバーワンの時計だし、その前の2走も開催を通じ2番目に速い時計。ともに楽勝というのだから、ダートでは底知れずという魅力は大きい。全般に時計を要した今週の坂路で余力残しで51秒9は優秀なタイム。上がりも速い。どこまで強いのか、初のオープン挑戦だが、今回も好勝負の期待。
   フィフティーワナーは一杯の追い切りが若干少ない感じもするが、半マイル54秒台の時計が4本。乗り込みは入念だ。久々は苦にしない。58Kは仕方のないハンデとはいえ、この点だけを割り引いて2番手の評価。
   マコトスパルビエロも大型馬だが、久々は問題のない馬。大きいトビの馬だけに小回りの忙しいレースよりも広いコースの方がレースはしやすい。マーチSではフィフティーワナーに3馬身先着。いきなり注目してみたい1頭。
   展開的には注文通りの逃げを打てない可能性があるダイナミックグロウ。ただ、前走が1600m通過1分38秒0というハイペースで大きくバテていない点を評価するなら、2〜3番手で我慢できるようであれば巻き返しがあっていい。
   芝ではワンパンチ足りないダークメッセージ。シリウスSの内容から見ても、ダート適性は結構高いように見える。ただ、距離はもう少し欲しいかも。
  【買い目】  (馬単)
  11→13 13→11
  11→15 15→11
  13→15 15→13
  11→12 12→11
  11→7 7→11
  11→8 8→11
  【展開】   テンの速さではエスポワールシチーが一番。ダイナミックグロウが出ムチを入れてでもハナを主張するようなら、エスポワールシチーは2番手でもレースはできる馬だが。その2頭の直後にフィフティーワナーとマコトスパルビエロ、イイデケンシンといったところだが、先行争い?が一段落すればその後の流れは落ち着きそう。かなり上がりも速くなりそうで、先行馬有利の見解を取りたい。



直前変わり身診断

エスポワールシチー 坂路。落ち着いていたが、今朝はそう目立たぬ気配。



双眼鏡からのひとりごと

 ジョッキー騎乗とはいえ、余裕残しで51秒9の好時計をマーク。反応が良くてゴール前の動きも実にシャープだった。充実した馬体で毛ヅヤも良好。ますます快調といえるデキ。(牟田)



短評は「ヒモ穴注」



予想家の印
馬名 中野 藤井 長岡 山田理 松本晴 西村 本紙
ダークメッセージ △△ △△ △△ △△
ロールオブザダイス
ドリームガードナー
エスポワールシチー
ダイナミックグロウ △△
フィフティーワナー △△
マコトスパルビエロ △△
あとは無印


 見事に印が固まりました。これ以外の9頭は△印すらありません。その中でも、競馬ブック西の重鎮中野秀幸TMを始めとしてエスポワールシチーにズラリと並ぶ本命印!!

 とにかく、人気に応えて欲しい!!


予想オッズ
馬名 予想オッズ
エスポワールシチー 2.9
フィフティーワナー 5.0
ダークメッセージ 6.4
マコトスパルビエロ 8.7
ダイナミックグロウ 9.5
ロールオブザダイス 9.9
ドリームガードナー 10.2
以下20倍以上省略


 フィフティーワナーと人気を二分するかと思いましたが、想像以上にエスポワールシチーの評価が高いですね。2.9倍も本当のにつくのなら、かなり儲けられそうですが。



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
メイショウサライ 97 80 84 94
ウインカーディナル 90 88 85 72
ハギノベルテンポ 93 89 74 87
ドンクール 96 86 85 84
ラッキーブレイク 94 69 87 84
ナナヨーヒマワリ 96 96 85 82
ダークメッセージ 89 83 87 89
ロールオブザダイス 87 80 86 87
ドリームガードナー 88 82 81 88
タイキヴァンベール 95 83 85 86
エスポワールシチー 97 82 89 97
ダイナミックグロウ 93 88 82 88
フィフティーワナー 99 93 92 89
マルブツリード 91 91 89 88
マコトスパルビエロ 96 84 89 89
イイデケンシン 89 89 81 83


競馬エイト

ポイント

 「ダートで目下3連勝中のエスポワールシチー。そのいずれもが後続完封の強さで、特に前走の勝ち時計は翌週のGV武蔵野Sを0秒7も上回る優秀さ。芝並みの千六1分35秒3で直線なお後続を引き離すのだから、ダート性能は掛け値なしにOPレベル。決して一本調子ではなく、柔軟性も兼備した先行脚質で、展開に左右される懸念も薄い。まだ成長の余地を秘める3歳馬。ハンデ据え置きの55キロなら、4連勝十分。(以下省略)」


 予想家の印
馬名 高橋 由希子 藤岡 増井 喜多村 本紙
門口
メイショウサライ × × × × × ×
ハギノベルテンポ ×
ドンクール ×
ラッキーブレイク × ×
ナナヨーヒマワリ × ×
ダークメッセージ ×
ロールオブザダイス × × ×
ドリームガードナー ×
エスポワールシチー
ダイナミックグロウ × ×
フィフティーワナー
マルブツリード × × ×
マコトスパルビエロ × × × × ×
以下△のみ省略



高橋賢司 券王への道

 トパーズS・京都11R  個人的には、来年のフェブラリーSに出したい馬ナンバーワンのエスポワールシチー。4連勝。



動き俊敏 藪本俊介

 トパーズS・京都11R 五百万クラスと一千万クラスの連勝なら並みの馬でも可能だが、準オープンクラスの前には壁があって、ここを連勝する馬は”並”でないというのが持論。前走後に松岡騎手が「ハンパなく強い」と言ったのもうなずける。遠征後でも馬体を減らさず充実感に溢れ、今週の追い切りではスイスイと脚を伸ばし、今の馬場ではなかなか出せない時計をあっさりとマーク。連勝続く。



やれるゾこの馬 明木正行

 トパーズS・京都11R ダート転向の3走前、血統に多少の期待を抱いたエスポワールシチー。果たして同じ日のオープン2着に相当するタイムで楽勝。以降の圧倒ぶりにも恐れ入るばかりだが、この3戦の2着馬すべてが次走を制している点も見逃せない。20日の坂路では全体時計が当日2番目、1Fは最速という優秀さ。骨っぽい相手に混じる今回だが、新星に一段の充実度わアピールされて、逆らう手はない。


デイリー馬三郎

予想印

◎ エスポワールシチー
○ ダークメッセージ
▲ フィフティーワナー

以下省略


見解

 「相手は一気に強化されたが、3連勝中の◎エスポワールシチーには底知れない魅力がある。中2週でも超抜の動きを披露・・・目下の充実ぶりは目を見張るものだ。ここも先行力を武器に後続の追撃を完封する。(以下省略)」

大阪スポーツ


ヨネさんの「エエのあるで」

京都11R・トパーズS 人気のフィフティーワナーは休み明け。しかもトップハンデ。力上位ははっきりしているが、今回に限っては疑ってかかったほうがいい。そこで◎にはエスポワールシチー。ダートは3戦して負けなし。それも1戦ごとに強さを増し、前走では何と上がり3ハロン36秒1の好タイムを難なく計時。まさに満点の内容である。これならオープンの壁突破も十分に可能だ。安達調教師も「夏の小倉あたりから体も増えて成長しています。1400メートルまでならバンブーエール(JBCスプリントの勝ち馬)ですが、それ以上の距離ならこっちのほうが強いかも。先々のためにもここで賞金を加算しておきたいんです。」と、ここへきてのたくましい活躍ぶりに笑顔がはじける。

●前走レース後の騎手コメント

エスポワールシチー(1着)

 「逃げたけど、この馬にしてはマイペースか遅いくらいでした。最後も反応してくれたし、ゴール前は2着馬に掴まらないと思っていました。あれでも左にモタれていたくらいで、まっすぐ走ればこの馬は半端じゃなく走りますよ。」(松岡正海騎手・競馬ブック)

 「ハンパなく強い。余力十分。この馬にしたらマイペースか遅いくらい。追って反応したし、後ろから追い抜かれることはないと思った。まだ左にモタれていたが、真っ直ぐ走ればもっと走ると思う。」(松岡正海騎手・ラジオNIKKEI)

 「自分としてはマイペースか少し抑え気味で行っている感じ。それでも楽にハナへ行ったし、最後までそのままのペースで押し切ったからね。それにこの勝ち時計。かなり走るよ。」(松岡正海騎手・デイリー馬三郎)
 「仕掛けてハナを主張。道中、マイペースで運び、直線、満を持して仕掛けると、アッサリ後続を突き放し5馬身差。最後もまだ余力を感じさせた。強い内容。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

エスポワールシチー

 「まだ体質がしっかりしていないし、レースでもモタれたりと気性もまだまだ子供子供していますが、それでいて前走が快勝。3歳でこれからの馬ですが、オープンでどんな競馬をしてくれるか楽しみです。」(安達昭夫調教師・競馬ブック)

 「砂転向後は圧倒的な強さで3連勝。前走は父の現役時代を彷彿させる内容での好時計勝ちだった。」(デイリー馬三郎)

 「前走は直線フラフラしながらあの勝ちっぷり。能力は相当あるので、ここでも楽しみ。」(安達昭夫調教師・大阪スポーツ)

●ほっさん予想

イイデケンシン

 おおっと、あの海を渡ってドバイに出走していた馬ではあーりませんか。そして2歳ダートjpnTの勝ち馬。実績はトップクラスも、ここ3走は不振。もしかして早熟馬??

ウインカーディナル

 昨年このレース4着も、そこから9、12、15、14着とスランプ。もう終わってしまったのか。

エスポワールシチー

 芝の短距離で鍛えた確実にハナを奪える二の脚と、36秒台の上りで他馬を寄せ付けずに3連勝。前走の内容は完全にGT勝ち負けレベルのもの。

 オープンのここはハンデも55キロと手ごろで、負ける要素は見当たらない。


 20日の追い切りは坂路で51秒9−12秒6。今回最大のライバルであるフィフティーワナーは、同じ日に同じ坂路で一杯に追い切って54秒1−12秒7。

タイキヴァンベール

 8歳馬。ここ数戦は最高でも5着。一気に相手強化のここではいくら53キロでも・・・。しかも4か月の休養明け。

ダイナミックグロウ

 8月30日の小倉のオープン戦ではエプソムアーロンを競り落とす。しかし、同日同競馬場で初ダートだったエスポワールシチーは同じコースを1分42秒4。オープンを勝ったダイナミックグロウは1分42秒2とすでに肉薄。斤量はお互いにその時から1キロ増。力は互角。近2走は大敗も距離が長く、度外視すべき。

ダークメッセージ

 前走は久々のダート戦も重賞3着と底力を見せる。しかも勝ち馬からは0秒3差。なぜ、そんな馬がハンデ56キロなのか不自然だが、我らが愛馬エスポワールシチーには、こういった強敵を倒して欲しい。

ドリームガードナー

 春は芝の重賞シンザン記念の2着馬。前走も芝のオープン戦で、勝ち馬から0秒1差の4着と芝も走れるが、1度ダートを試してみるといったところ。

 エスポワールシチーと同じ3歳で、しかも重賞2着馬がハンデ53キロとはこれいかにッ!!
 今回は時間の都合により中途半端な予想ですみません。
エスポワールシチー
フィフティーワナー
ダイナミックグロウ
ダークメッセージ
 結局中途半端になりましたが、エスポワールシチーが勝つことは間違いないでしょう。今回の最大のライバルフィフティーワナーとの斤量差が3キロと判明した月曜日の時点で勝つと確信していました。そして木曜日のエスポワールシチーの追い切りを見れば、調子の良さも伝わってきますし、勝利は確実です。

 ここはなんとしても勝って、ジャパンカップダートに夢をつなげたい。

これ以降は11月25日早朝に作成

●パドック

 まず最初に言い訳をさせてください。当日は雨が降っており、当然傘を差しながらの撮影ですが、これにプラスして風が強いのなんの。差している折りたたみ傘がすぐに裏返り、なんども差しなおすといった悪天候でした。

 ですので、元々薄暗くシャッター速度が遅い上に、強風で持っている傘が風に煽られ手が動き、ブレまくりました。以降の写真は、かなりたくさん撮ってきた中の厳選ですが、私から見ても、上手に撮影出来たとは思えません。


写真はすべて撮影順です。


9月27日の西脇特別以来の対面です。今回はオープン馬としての対面です。



15時16分の時点で単勝1.9倍の1番人気です。昇級初戦なのにです。ナナヨーヒマワリの小原義之騎手、フィフティーワナーの武豊騎手は前日の落馬事故での負傷の為、乗り替わりになっています。ちょうど馬体重の横に赤ランプがついています。

2番人気はダークメッセージ、3番人気はフィフティーワナーといったネームバリューのある馬たちです。ナナヨーヒマワリも重賞ウィナーですし、イイデケンシンもダートGT馬ですし、いやいや凄いところに来てしまいました。



キャロットクラブのフィフティーワナー。隊列の一番最後を離れて歩いていましたが、集中力を欠くなど、気配は全くダメでした。なによりも、武豊騎手の落馬負傷による乗り替わりが痛い。



ダークメッセージは筋肉質でいい馬体をしていました。日経新春杯GU2着、シリウスステークスGV3着など、実績は伊達ではありません。



エスポワールシチーも馬体は素晴らしく、気合、集中力も素晴らしかったです。ただ、馬場入り後うるさくなっていました。いつものパターンですね。



安達昭夫厩舎の”AA”メンコ。シチーのメンコよりは、かっこいい。



反対側から。追い切りであれだけの速い時計を出してプラス6キロとは、次元が違います。



フィフティーワナー。私はこの馬のパドックを見るのは初めてですが、あの気配で6着に来るのですから、やはり秘めたる能力は相当なものです。



馬体・気配が良く見えたナナヨーヒワマリ。私はパドックでは愛馬以外に、この馬と1番のメイショウサライが特に良く見えました。こちらは相棒の小原義之騎手の前日の落馬負傷による乗り替わりが響き、11着に大敗しました。



エスポワールシチー。雨が斜めに降っているのがわかりますか?それほど風が強いということです。



とまーれーの後。馬の向こう側いるのが安達昭夫調教師。師いわく、ダート1400mまではバンブーエール。それ以上は「こっちの方が強いかも」だそうです。



やっと撮れた安達昭夫調教師。ウイナーズサークルでお待ちしております。



佐藤哲三騎手は10Rで有力馬アーネストリーに騎乗されていましたからパドックには来ませんでした。この日は佐藤哲三騎手の師匠である佐々木晶三調教師の管理馬が京都に大挙4頭出走しましたが、このレースのダークメッセージを除く3頭には、愛弟子の佐藤哲三騎手騎乗です。
トパーズステークスは佐々木晶三師の管理馬でしかも前走佐藤哲三騎手が騎乗して重賞3着の有力馬のダークメッセージの騎乗を断ったわけですが、それはエスポワールシチーというずっと自分が手がけていた超大物がいたからです。
佐藤哲三騎手は苦渋の決断だったと思いますが、師匠の有力馬よりも、手がけてきたエスポワールシチーを選んでくださったことに馬主として感謝いたします。



今日のヨコテン。馬はエスポワールの次に良く見えました。この馬体にこの鞍上とくれば!?



がんばれエスポワールシチー!!

●馬券とゲート前

 さあ、パドックで気配を確認したら、馬券を購入してゲート地点に向かうわけですが、以下のようになりました。


まずは大量に貰った(たくさん余っていましたので)レーシングプログラムと10枚の単勝馬券。

だって出資愛馬が2頭もオープンに出走するわけですから、その日のレープロは大事に取っておきたいですもんね。単勝馬券は1枚170円になりましたが、換金する気はありません。その日が来るまで大事に取っておきます。ウヒヒ。



少しアップ。



もっとアップ。そもそも競馬場に行く大きな理由の1つにその記念馬券の購入がありますから。



ちなみにこれは私の保存アルバムに張ってある新馬戦の単勝馬券。結果は3着で外れですが、将来最も勝ちがあると思っています。



こちらは念願の口取りの夢が叶った西脇特別。この馬がGT馬になり、ドバイで優勝して世間の注目がMAXになるころまで、熟成させています。ゴールドアリュールの後継種牡馬とならないかなぁ。


どうしても、小倉だ東京までは行けませんので、初勝利や錦秋ステークスはありません。もっている人、同じ枚数で交換しませんか(笑)。



単勝馬券は現金で買いましたが、それ以外の勝負馬券は電話投票で購入しました。今日は愛馬クリンゲルベルガーの応援馬券で総スカンをくらったので、久々に受付番号のところに「*」の入らない番号が出来てしまいました。仕方なし。というわけで、受付番号0002はクリンゲルベルガーのレース、0003はエスポワールシチーのレースです。今日はこの2レースのみの購入です。



まずは馬連から。当然不動の本命エスポワールシチーから流すわけですが、HP上評価していた馬と、パドックで良く見えた馬をミックスさせると7頭にもなってしまいました。私の中では、エスポワールシチー以外は、何が来てもおかしくないという感じでした。



馬連だけですと、2着に2番人気の馬が来たので、550円と取って損になりました。



馬単も同様に流しましたが、こちらは払い戻しが800円と若干のプラスになりました。



3連複は絶対に外したくないので、21点にもなりましたが、手堅くゲットしました。


当然3連単も・・・!?と思いきや・・・。



おおっと、実は自分では取ったつもりでいましたが、あまりに掛け金が大きくなってきたので、絞ったのだった・・・。i−PATの残高が予想より少なかったので、良く調べてみたら、3連単を外していました。そういえば、3連複などで金額がそこそこいっていたので、7番のダークメッセージを消したのだった・・・。人気薄のメイショウサライはおいていたのに・・・。というわけで、3連単を取り損ねて、がっかりです。
馬券はトントンになっちゃいました。厳密に言えば、クリンゲルベルガーのところで負けていますから、今日は敗北です。



いつものように、ゲート前です。


うーん、寒いし雨が冷たいぜ、という表情の佐藤哲三騎手とダートでは無敵のエスポワールシチー。



何枚か撮りましたが、上記の余裕で写真がボケボケです。

●レース 

 エスポワールシチーは今回は少し出負けして(そう思っていたのですが、レース後の佐藤哲三騎手のコメントでは、わざと遅らせたようです。)、二の脚を使ってハナを目指します。この時、結構脚を使っていたので、直線で脚が鈍らないか、心配になりました。結局、前走は上がり36秒1と切れまくったのですが、今回は37秒8と過去最高に終いを要してしまいました。

 隣の今年のオープン勝ち馬ダイナミックグロウが好スタートから、押して押してハナを目指します。太宰啓介騎手は、まさに「強敵のエスポワールシチーにはハナは取らせんゾ!!」というような騎乗でした。イイデケンシンの池添謙一騎手もフィフティーワナーの四位洋文騎手も同様に「ハナを取らなきゃ」「エスポワールは砂を被ればたいしたことないんだろ」と言った感じで外からエスポワールシチーにかぶせて来ました。

 さすがにオープン戦。私は「かなりいつもより苦しいナ」と思いました。

 ところがスピードの絶対値が違うエスポワールシチーは1コーナーで外からマクり気味に押し上げて、内のダイナミツクグロウを抜き去り、ハナに立ちます。凄い馬です。オープンクラスの古馬の一線級を相手にこの芸当が出来るとは。

 結局我らが愛馬エスポワールシチーが敢然と先頭に立ち、レースを支配します。2番手はイイデケンシンがつけます。イイデケンシンといえば、ダートの2歳GTを制した2歳ダートチャンプ。その実績馬が最後はエスポワールシチーのペースに無理についていったことにより、1度も息が入らず、3コーナーで早くも失速。大差で破れ去りました。それより前のエスポワールシチーは向正面で息が入りましたから、とにかくスピードの能力と格が違う感じです。

 3番手には控えたダイナミックグロウ。この馬はエスポワールシチーのダート初戦の日、同じ小倉競馬場でオープン戦阿蘇ステークスを勝ち上がった実力馬です。この馬もエスポワールシチーに脚を使わされ、最後は失速。13着と6番人気を大きく裏切りました。

 少し離れた4番手は重賞ウィナーのフィフティーワナー。絶好のポジションで不気味でした。

 レースはミドルペースで淡々と流れ、エスポワールシチーは楽な手ごたえで残り400m標識を通過します。

 直線に向くと実力馬フィフティーワナーが追いすがりますが、エスポワールシチーとの差は詰まるどころか離れていきます。残り200mでは先頭のエスポワールシチーと2番手集団との差は2馬身以上でセーフティーリードとなります。

 最後の最後で後ろからいい脚でダークメッセージとメイショウサライが追い込んできますが、時すでに遅し。エスポワールシチーは流してゴール板を通過してしまいました。

 これでオープン特別も優勝!!ダートは無敗の4連勝!!

 愛馬ながら、凄すぎます。

 ちなみに、2着馬は道中14番手追走、3着馬は11番手追走、4着馬は10番手追走と完全に前崩れの上がりの競馬になっているにもかかわらず、逃げ切ったエスポワールシチーは着差以上の圧勝と言えます。


ターフビジョンでのリプレイ。どうです?外は真っ暗でしょ。



ゴール前。オープン戦でこの勝ち方ですよ。重賞を意識せずにはいられません。

●ついに購入愛馬がオープン戦を勝利!!

 私ほっさんが1口馬主を初めて5年。いきなり重賞ウイナーとなるオペラシチーをゲットできましたが、それはあくまで、無料提供馬で、口取り式に出席できる権利もありませんし、配当は8000分の1ということで、準オープンで1口1443円。GUの目黒記念で1口3943円といただける金額は僅かなものでした。

 その時、常に思ったのが、このオペラシチーが募集馬で自分の愛馬なら、この16倍(オペラシチーは8000口、他の募集馬は基本500口)は賞金が貰えるなぁ。しかも、出資馬なら内国産の手当てや距離割増、出走手当も貰えるなぁ、などと考えていました。

 それ以来、出資した馬たちは、未勝利脱出に苦しみ、500万で引退など不遇の時代を過ごしましたが、必死で血統や厩舎を研究し、馬体も勉強してそこそこ見れるようになってきてからは、ステップシチーやエスポワールシチーといった4勝馬、5勝馬に巡り合うことが出来、1口馬主生活もここ数カ月は入金なしで楽しめています。


 今年の年頭の私の期待馬はとにもかくにもステップシチーで、芝の中長距離では、1000万クラスでも勝ち負けと思っていました。

 しかし、それ以前は、1000万クラスといえば夢のまた夢で、500万クラスすらも掲示板が一杯一杯でした。それがステップシチーの1000万特別圧勝に続き、未勝利勝ちに6戦を要したエスポワールシチーが準オープンも突破し、オープン特別でも勝つなんて、夢のようです。

 期待の中心だったステップシチーが1000万特別快勝後に屈腱炎を発症したときは、目の前が真っ暗になりましたが、エスポワールシチーの予想以上の活躍で、気長に復帰を待てそうです。あとは、エスポワールシチーには、故障だけ気をつけて欲しい。

 無事なら確実に重賞を獲れる馬です。故障だけないように、それだけを祈っています。

●口取り式

 この口取り式の時が、雨風共に最高でした。


風のせいで傘が引っ張られ、ブレまくるカメラ。一応わかりますか(笑)。



ちょうど会員さんのプライバシーの保護になっていいか。


ここで実は小話があります。

口取り式は私も当然申し込み、落選しました。会員5名が当選されたはずなのに、実際にウイナーズサークルで見かけたのは、おひとりだけでした。「なんだ??雨風が強いから、キャンセルしたのか??それだったらスーツで来て、勝手に集合場所に行ったら良かったゾ。」とこの時私は怒り心頭でした。

同じ時、妻と子供2人は、あまりに寒いので、建物の中の総合インフォメション辺りで暖を取っていたのですが、レース数分後にスーツ姿の人が3人来て、「口取り式の集合場所はどこですか?」と総合インフォメーションのお姉さんに尋ねたら、「もうクラブの方は入られましたので、ご参加いただけません。」と断られていたそうです。3人さんは、大変残念そうだったとのこと。そんなシーンを見たそうです。どなたか存じませんが、残念でした。気持ちは良くわかります。

 かくいう私も西脇特別はターフビジョンのリプレイを悠長に見ていたら、ギリギリ5番目でしたから。口取りに入る時は、本当にレース後すぐに行かないとダメなようですね。



一番左はいつものクラブの女性。皆さん、雨でズブ濡れです。そういう意味では、今回口取りに外れて良かったのかもと思います。スーツがビショビショになっちゃいますもんね。



表彰式。安達昭夫調教師はずつと寒さで震えておられました。



安達昭夫調教師。ダート馬を作らせたら、今の日本では屈指の存在。



口取り式では傘はありませんが、表彰式ではお姉さんが傘を差してくれます。ですが、もうズブ濡れ。今日のプレゼンターは馬券大会の優勝者だそうです。しかも、本日が結婚式だったとか。ところで、このカップも分配して欲しい!!



全く構図の悪い写真。だって寒過ぎるんだもん。



トロフィーを受け取る安達昭夫調教師。これはさすがに嬉しそう。



口取り式に出た関係者は風邪をひいたんじゃないかなぁ。心配です。



最後に馬券王さんと記念撮影をされていました。

●時計の評価

 今回のエスポワールシチーの走破時計1分50秒8稍重馬場は、京都ダート1800mのオープンクラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分51秒0稍重馬場ですから、ほぼ水準級と言っていいでしょう。

 いつも破格の時計で走る馬ですから、物足りない気はしますが、これでも最後は流していますし、左回りを最も得意とする馬ですので、初コースの京都で、しかも昇級初戦でこれだけ走れれば、全く問題ないでしょう。

 しかも、京都のダート1800mのオープンといえば、平安ステークスやアンタレスステークスなど、重賞も含めた時計ですから、将来そういったレースに出走したとしても、かなりやれると判断していいのではないでしょうか。

●気になる配当金は?

 今回のエスポワールシチーのトパーズステークス優勝に対する賞金は以下の通りです。

本賞金 2400万円
付加賞 35万円
内国産馬所有奨励賞 360万円
特別出走手当 39万6千円

計 2834万6千円


 過去友駿ホースクラブでは、ステップシチーの松前特別が賞金2176万2千円で1口配当が22471円でしたから、今回は25000円程度と思うのが無難ではないでしょうか。

 しかも、11月は錦秋特別も勝っています。2レース分合わせて、4万5千円程度になると思います。いいお年玉になりそうです。

 すでにこの馬の募集価格や預託料以上の賞金を稼いでくれていますから、本当に有難いことですね。これが1口価格5万円などの馬でしたら、ここらでやっとプラスでしょうが、エスポワールシチーはたったの1口24000円でしたからね。本当にいい買い物が出来ました。

●レース後の騎手・調教師のコメント

エスポワールシチー(1着)

 「2番手からでもいいと思っていたけど、馬の気も張っていたし、前走がかなり気持ちよく飛ばしていたみたいなので、無理に抑えず行かせました。仮に2〜3番手から競馬しても大丈夫だと思います。今日勝てば今後が楽しみだと思っていました。来年GTを使っていければと思います。」(佐藤哲三騎手・ラジオNIKKEI)


 出た!GT発言!!


 「返し馬の時からかなり気持ちが入っていたので、ゲートをゆっくりと出して、道中も引っ張らないように心掛けた。向正面に入ってうまく息を入れることができて、後ろから馬がくれば行くという、スムーズなレースができたからね。スピードがあるが、行く馬がいれば2、3番手でも問題ないタイプだよ。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)


デイリー馬三郎から

トパーズSはエスポワールシチーが4連勝でV

 単勝1.7倍の圧倒的な1番人気に応え、エスポワールシチーが逃げ切りV。一気の4連勝でオープンの壁も突き破った。「道中は息を入れて、後ろに気配を感じると戦闘モードに入っていた。2、3番手につける競馬になっても大丈夫」と佐藤哲は能力の高さを絶賛。安達師は「ジャパンCダートは賞金面で(出走が)厳しいでしょう。今後は放牧の予定です」と、来年の活躍を見据えていた。

ダークメッセージ(2着)

 「ずっと追い通しだったけど、よく伸びてくれました。ダートはいいですね。」(ペリエ騎手・ラジオNIKKEI)

 「しっかり伸びてくれたね。脚抜きのいい、前の馬に有利な馬場状態を考えればよく頑張った。以前、芝の時に乗っているが、ダートの走りもまったく問題なかったよ。」(ペリエ騎手・競馬ブック)

メイショウサライ(3着)

 「今日は良かったと思います。言う事もないですね。」(横山典弘騎手・ラジオNIKKEI)

 「スタッフがいい状態にキッチリと仕上げてくれたからね。今日は勝ち馬(エスポワールシチー)が強かったが、この馬の直線の伸びも良かったし、いいレースをしてくれているよ。」(横山典弘騎手・競馬ブック)

これ以降は11月25日夜に作成予定

●専門誌のレース評価

エスポワールシチー(1着)

 「バドック、返し馬とテンションは高め。1角でダイナミックを交わしてハナへ。いたずらにペースを落とさず、スピードで押す競馬。お釣りを残して直線に向いてアッサリ押し切った。これでダートは4戦4勝。」(競馬ブック)

ダークメッセージ(2着)

 「」(競馬ブック)

メイショウサライ(3着)

 「」(競馬ブック)

●今後の展望

 ジャパンカップダートに特別登録していますが、現状除外対象です。安達昭夫調教師も除外で放牧を明言されていますし、おそらく、そうなるでしょう。

 クラブ会報のジャパンカツプダート出走予定というのは、一体なんだったんだ?先走り過ぎ。

●最後に

最後までご愛読ありがとうございました

2008年11月16日作成 17日、20日、23日、25日加筆
エスポワールシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2008年11月 2日 第10戦 錦秋ステークス 1600万下 東京ダ1600m (1着1番人気

2008年 9月27日 第9戦 西脇特別 1000万下 阪神ダ1800m (1着2番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年 8月30日 第8戦 500万下 小倉ダ1700m (1着/4番人気)

2008年 8月10日 第7戦 秋吉台特別 500万下 小倉芝1200m (7着/3番人気)

2008年 7月20日 第6戦 3歳未勝利 小倉芝1200m (1着1番人気

2008年 6月21日 第5戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着/4番人気) 写真多数付き 現地レポート

2008年 5月 3日 第4戦 3歳未勝利 京都芝1600m (6着/2番人気)

2008年 4月20日 第3戦 3歳未勝利 福島芝1800m (5着1番人気

2008年 3月29日 第2戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着1番人気

2008年 3月 9日 デビュー戦 3歳新馬 阪神芝1600m (3着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

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