期待の愛馬エスポワールシチー 第4戦!

5月3日京都5R 3歳未勝利 芝1600mは、

6着/2番人気。

どうしたエスポワールシチー。

私の予想はエスポワールシチーを除くと本線的中(涙)。

レース回顧と時計の分析、

レース後佐藤哲三騎手のコメントと専門誌の評価を掲載。

(5月6日完結)

2008年4月27日作成

これ以降は4月30日に作成

これ以降は4月30日に更新

●追い切り情報(4月30日更新)

前走前 4月16日 栗東坂路 稍 一杯

助手
4F 54.3
3F 39.6
2F 25.6
1F 12.5


4月27日 栗東坂路 良 馬ナリ

4F 58.1
3F 43.3
2F 29.2
1F 14.7


4月30日 栗東坂路 良 一杯

助手
4F 54.5
3F 39.6
2F 25.8
1F 12.5



 4月27日、19日に福島で走っていた馬が、長距離輸送の末、戻ってきて、もう日曜日に15−15程度で追われているわけですから、前走は全然競馬をしていませんし、疲労もほとんどないようです。
 5月第1週に出走予定です。4月30日の追い切りが気になるところです。

 4月30日、前走並みの時計ですが、終いはしっかりと伸びており、デビュー前に比べると物足りませんが、決して悪い動きではありません。私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 5月3日 京都5R 3歳未勝利 芝1600m 全15頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
エーケーサンライズ 小牧太  3/15 未勝利 阪神芝1600 10
エスポワールシチー 中舘英二  4/20 未勝利 福島芝1800 B+
カシノマルス 西田雄一郎  4/19 未勝利 福島芝2000 13 16 14
カネトシレジアス 浜中俊  4/20 未勝利 阪神芝1600 14
カラメルマキアート 鮫島克也  4/20 未勝利 阪神芝1600
サイキョウケンザン 浜中俊  4/19 未勝利 福島芝1200 10 14 11
シンデレラロマンス 秋山真一郎  4/12 未勝利 阪神芝1400
ファイナルヘヴン 渡辺薫彦  4/06 未勝利 阪神芝1600 12
フィールドハーバー 小牧太  3/30 未勝利 阪神ダ1200 12
マンフッド 四位洋文  4/06 未勝利 阪神芝1600
メイショウエビス 武幸四郎  3/23 未勝利 阪神ダ1400 11 10
メイショウホバート 田中克典  4/19 未勝利 阪神芝2200 12 13 10
メルシーリファイン 初出走
ランスロットル 和田竜二  3/29 未勝利 阪神芝1400
ローランリアルト 鮫島良太  4/12 未勝利 阪神芝1400 18

表中の「優」は優先出走権を持っている馬

 今回はスター候補揃いの角居勝彦厩舎のカラメルマキアートに1番人気を奪われそうです。カラメルマキアートは前走がデビュー戦でしたが、すでに5戦も経験している佐々木晶三厩舎秘蔵の血統インティライミの下のフィッツロイに僅かに敗れ、2着になりました。1度叩いて上積みが見込めますし、このカラメルマキアート自身もアグネスゴールド(スプリングSGU、きさらぎ賞GV)やリミットレスビッド(重賞7勝馬)の下の超良血です。

●気になる騎手は?

 5月3日に京都競馬場で騎乗する予定の主な騎手は次のとおりです。


船曳文士、和田竜二、横山典弘、安藤勝己、古川吉洋、角田晃一、金折知則、岩田康誠、酒井学、秋山真一郎、藤田伸二、佐藤哲三、武幸四郎、鮫島良太、幸英明、飯田祐史、吉田稔、四位洋文、上村洋行、藤岡佑介、川原正一、北村友一、小牧太、河北通、川島信二、長谷川浩大、田島裕和、南井大志、生野賢一、石橋守 各騎手


 やはり佐藤哲三騎手でしょうか。同日出走の愛馬ダブルダンスシチーも佐藤哲三騎手でしょうし、ビッグベアシチーも佐藤哲三騎手です。

 私的には佐藤哲三騎手でなんの文句もないのですが、安藤勝己、横山典弘、岩田康誠 各騎手辺りにも乗って欲しい気はします。アンカツはおそらくカラメルマキアートでしょうね。角居勝彦調教師は騎手の都合で出走日やレースを変える人ですから。

●京都芝1600m(内回り)コース解説

 スタート地点は向正面2コーナーのポケット。
 内回りで使用されるレースは芝1400mと同じで、2歳、3歳限定の新馬、未勝利、500万クラスのレース。
 スタートから3コーナーまで直線で、距離も十分にあるため、マイル戦にしては前半は落ち着きやすい。
 特に新馬戦などは、折り合い癖をつけてゆったり走らせたいと思う気持ちがあるため、上がり3ハロンの勝負になることもめずらしくない。
 枠順の有利・不利はほとんどない。
 3コーナー入り口の坂の頂上付近までにいい位置を取って脚を溜めて、直線での末脚比べとなる。ただし、新馬や未勝利戦では、後方に待機して強烈な末脚を使える馬はそれほど多くない。
 将来的には、差し、追い込み馬であってもデビュー直後は力の違いで先行できてしまう。したがって、数字上は逃げ〜先行での好走が最も多くなっている。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 最後の直線での末脚
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、ペリエ、岩田康誠、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒0 1分36秒8 1分38秒2
2歳未勝利 1分35秒7 1分37秒0 1分39秒5
2歳500万 1分35秒4 1分37秒9
3歳新馬 1分36秒8 1分37秒0 1分36秒9
3歳未勝利 1分35秒7 1分36秒6 1分37秒4 1分40秒0
3歳500万 1分35秒0 1分35秒4 1分37秒1 1分38秒0
古馬500万 1分34秒6 1分35秒6 1分37秒9

これ以降は5月1日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月3日 京都5R 3歳未勝利 芝1600m 全15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
エイシングラスゴー 和田竜二  3/08 未勝利 阪神ダ1400 12 10 11
エーケーサンライズ 小牧太  3/15 未勝利 阪神芝1600 10 B+
エーシンウドウィン 川原正一  4/06 未勝利 阪神芝1600 17 B−
エスポワールシチー 佐藤哲三  4/20 未勝利 福島芝1800 B+
オースミリョウ 古川吉洋  1/27 未勝利 京都ダ1400 16 12 16 B+
カネトシレジアス 北村友一  4/20 未勝利 阪神芝1600 14
カラメルマキアート 岩田康誠  4/20 未勝利 阪神芝1600 B+
シンデレラロマンス 秋山真一郎  4/12 未勝利 阪神芝1400 B+
タガノエルシコ 藤岡佑介  4/13 未勝利 阪神芝1800 B+
ノーブルプレッジ 安藤勝己 初出走 B−
ヒルノゼンカイ 小林徹弥 初出走
ファイナルヘヴン 角田晃一  4/06 未勝利 阪神芝1600 12 B−
フィールドハーバー 幸英明  3/30 未勝利 阪神ダ1200 12
マンフッド 四位洋文  4/06 未勝利 阪神芝1600
メイショウエビス 武幸四郎  3/23 未勝利 阪神ダ1400 11 10 B+

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

 強敵ランスロットルが消えてくれたのは良かったですが、エーシンウドウィンとノーブルプレッジは嫌ですね。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
エイシングラスゴー 4月30日 栗東坂路良 一杯 助手 54.8−13.0
エーケーサンライズ 4月30日 栗東CW良 馬ナリ 助手 6F79.7−12.9 B+
エーシンウドウィン 4月30日 栗東DW良 一杯 助手 6F81.9−12.9 B−
エスポワールシチー 4月30日 栗東坂路良 一杯 助手 54.5−12.5 B+
オースミリョウ 4月30日 栗東DW良 一杯 助手 6F80.4−13.0 B+
カネトシレジアス 4月30日 栗東坂路良 一杯 助手 56.0−12.9
カラメルマキアート 4月30日 栗東CW良 G一杯 助手 5F64.8−12.8 B+
シンデレラロマンス 4月30日 栗東坂路良 一杯 助手 51.5−13.2 B+
タガノエルシコ 4月30日 栗東坂路良 一杯 助手 52.6−12.6 B+
ノーブルプレッジ 4月30日 栗東DW良 G一杯 攻手 5F72.3−11.5 B−
ヒルノゼンカイ 4月30日 栗東DW良 一杯 助手 6F88.4−12.9
ファイナルヘヴン 4月30日 栗東坂路良 強め 助手 55.7−13.5 B−
フィールドハーバー 4月30日 栗東坂路良 一杯 助手 56.0−13.3
マンフッド 4月30日 栗東DW良 一杯 助手 5F68.9−12.1
メイショウエビス 4月30日 栗東DW良 一杯 助手 6F81.0−12.2 B+

これ以降は5月2日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「ヒモ穴注」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬
タガノエルシコ
ノーブルプレッジ
カラメルマキアート
エイシングラスゴー △△
エーケーサンライズ
エスポワールシチー △△
マンフッド △△
シンデレラロマンス
二重△は△△で処理
あとは無印


エスポワールシチーはなんとも見限られたものです。勝つのにね。


予想オッズ
馬名 予想オッズ
カラメルマキアート 2.4
タガノエルシコ 5.0
エスポワールシチー 6.8
マンフッド 8.0
エーケーサンライズ 10.2
シンデレラロマンス 11.6
ノーブルプレッジ 14.2
以下21倍以上省略


うーん、やはり3番人気かな?


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
メイショウエビス 66 52 49 45
タガノエルシコ 68 68
カネトシレジアス 62 37 62
ノーブルプレッジ
カラメルマキアート 72 72
エーシンウドウィン 60 60
エイシングラスゴー 62 48 39 44
エーケーサンライズ 72 72 68 71
ヒルノゼンカイ
エスポワールシチー 66 62 62 66
マンフッド 63 63
シンデレラロマンス 69 65 65 69
オースミリョウ 58 58 52 31
フィールドハーバー 48 48 36
ファイナルヘヴン 59 59 48


スピード指数的にも、タガノエルシコとカラメルマキアートが初戦でいきなり未勝利脱出レベルの70に近い数字を出しているのがわかります。我らが愛馬エスポワールは指数で見ても、ワンパンチ足りません。


デイリー馬三郎

予想印

◎ カラメルマキアート
○ タガノエルシコ
▲ マンフッド
× エスポワールシチー

以下省略


見解

 「◎カラメルマキアートは中団から一気に前をのみ込み、後続には決定的な3馬身の2着。未勝利では能力断然だ。上積みも相当あり、順当にVを飾る。」

大阪スポーツ

本紙の狙い

 「ここは前走内容を評価してカラメルマキアートを信頼。経験馬相手に出遅れて厳しい競馬になったが、終いはよく追い上げて能力を感じさせた。前進あるのみ。相手筆頭はエスポワールシチー。前走は道悪だったが良馬場なら変わる。」


 予想家の印
馬名 仕掛人
上田
坂路
高岡
正論
松浪
本塁打
河合
POG
吉田
情報
西尾
闘券
難波田
本紙
杉本博
タガノエルシコ
カネトシレジアス
ノーブルプレッジ
カラメルマキアート
エーシンウドウィン
エーケーサンライズ
エスポワールシチー
マンフッド
シンデレラロマンス
ファイナルヘヴン


大阪スポーツはいつもエスポワールやステップシチーを評価してくれるので、大好きです。

●前走レース後の騎手コメント

エスポワールシチー(5着)

 「馬場のいいところを選んで走らせましたが、最後伸び切れませんでしたね。今日は馬場のせいもあるでしょう。」(中舘英二騎手・競馬ブック)
 「3角から仕掛けて動いて行くが、直線では勢いが今ひとつになっていたし、後続の目標になる形に。」(競馬ブック)

カラメルマキアート(2着)

 「道中でハミを噛んでしまった分が・・・。でも、かなりの能力を感じました。すぐに勝ち上がれそうです。」(鮫島良太騎手・競馬ブック)

エーケーサンライズ(6着)

 「ジックリと行かせて末脚に賭けたが、直線はいい伸びだったね。今日は久々だったし、このレース内容ならチャンスは近いんじゃないかな。」(小牧太騎手・競馬ブック)

マンフッド(5着)

 「初めての実戦だったからゲートは遅かったけど、外へ出してからはしっかりと伸びていた。体がしっかりしていないので、まだまだ良くなってきそうだね。」(四位洋文騎手・競馬ブック)

シンデレラロマンス(6着)

 「よく伸びてくれたけどね。これぐらいの距離が合っているし、すぐにチャンスがありそう。」(秋山真一郎騎手・競馬ブック)

フィールドハーバー(8着)

 「いいモノは持っている馬だと思う。使いつつ全体的にしっかりしてくれば走ってくるだろう。」(小牧太騎手・競馬ブック)

●各陣営のコメント

メイショウエビス

 「ケイコは走るのにレースに行くとピリッとしない。攻め通りならもう少しやれるはずだが。」(増本豊調教師・デイリー馬三郎)

タガノエルシコ

 初戦は大事に乗り過ぎたね。終いの脚は良かったし、慣れの見込める今回は勝ち負け。」(山口助手・デイリー馬三郎)

カネトシレジアス

 「現状では芝の方が合っているね。まだ幼い面を残すが、動きは悪くないし期待はある。」(佐藤助手・デイリー馬三郎)

ノーブルプレッジ

 「ケイコの動きはいいし、能力はかなりのものがある。芝適性さえあれば好勝負になる。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)

 「攻めは積んでいるし、動きからも相当な能力は感じる。ただ、大きな馬だし、まだどこに適性があるのかもつかみ切れていないので。」(松田博資調教師・大阪スポーツ)

カラメルマキアート

 「既走馬相手のデビュー戦だったが、一旦は完全に抜け出す好内容。今度は決めたい。」(前川助手・デイリー馬三郎)

 「初戦としては上々の内容と言えるでしょう。ひと叩きした今回は当然勝ち負けになる。」(平間助手・大阪スポーツ)

エーシンウドウィン

 「仕上がり途上の初戦が経験馬相手にまずまずの内容。いろいろな意味で上積みが見込める。」(野元昭調教師・デイリー馬三郎)

エイシングラスゴー

 「体質が強化され、しっかりと乗り込めるようになった。今までで1番の出来で臨めそう。」(今野助手・デイリー馬三郎)

エーケーサンライズ

 「先行するより前走のように脚をためてジワッと行った方がいい。順調だし、展開が向けば。」(庄野靖志調教師・デイリー馬三郎)

ヒルノゼンカイ

 「一応仕上がったが、なかなか時計が詰まってこない。体質の弱さも残っているし、強気には。」(福島勝調教師・デイリー馬三郎)

エスポワールシチー

 「前回は1角で引っ掛かり、道悪馬場も影響した。この距離なら折り合いはつきやすいはず。」(安達昭夫調教師・デイリー馬三郎)

 「前走は馬場も悪かったし、距離も長かった。今回の条件はいいし、メンバー次第では。」(安達昭夫調教師・大阪スポーツ)

マンフッド

 「まだ子供っぽい面はあるけど、初戦の脚は良かったからね。2戦目で前進を期待したい。」(野中賢二調教師・デイリー馬三郎)

シンデレラロマンス

 「具合はいいが、追ってからスッと反応できない面があるからね。その辺が解消されれば。」(平田修調教師・デイリー馬三郎)

オースミリョウ

 「放牧で減った体は戻ったし、ケイコの動きから仕上がりは悪くない。休養前よりはやれそう。」(武田博調教師・デイリー馬三郎)

フィールドハーバー

 「芝の行きっぷりはいいけど、毛ヅヤがさえないからね。もう少し中身が伴ってから。」(飯田雄三調教師・デイリー馬三郎)

ファイナルヘヴン

 「前走が案外だったが、相変わらずケイコの動きはいい。攻め通りならもう少しやれても。」(加藤助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

エイシングラスゴー

 新馬戦芝2000mで4着もそれは8頭立ての話。以降は11、10、9着と精彩を欠く。

 今回追い切り本数の十分だが、動きはイマイチ。

 陣営は今までで1番のデキというが、それは低いレベルでの話。

エスポワールシチー

 デビュー前の追い切りの動きや、いつでも先行していい位置を取れるように、能力は非凡。

 相手は間違いなくカラメルマキアートとタガノエルシコだが、どちらも前走初戦は未勝利勝ち負けレベル。スピード指数で見ても、前者が72、後者が68と未勝利脱出レベルの70に肉薄。エスポワールはというと、1番評価の高い3戦目で66。他の2頭に上積みがあることを考えれば、当然不利。

 しかも過去3戦でワンパンチ不足を露呈。人気が落ちるのは無理もないことだが、初戦前に見せた坂路での51.8−12.4の追い切りが忘れられない。この時計が出せるのは、相当な能力の馬だけ。

 今後のためにも、こういった強い相手を負かして勝って欲しい。

エーケーサンライズ

 いつもそこそこのところまでは来る善戦マン。着は6着前後だが、いつもムードインディゴやマゼランなど相当強い相手と戦っている。今回も5着前後?

 しかし、追い切りはCWで終いこそ12秒9とイマイチだが、全体の走破時計79秒7はかなり優秀。

 1発も要警戒したい。

エーシンウドウィン

 前走のデビュー戦は17番人気も6着と素質の片鱗を見せる。走破時計もまあまあで、今回叩き2走目で鞍上も強化。要注意な馬。こういった馬は追い切りの動きをしっかりと見る必要あり。

 その追い切りは全体の時計も終いも思ったより平凡。まだ一気に良化している気配はなし。

オースミリョウ

 新馬戦6着も、その後2走は16着16着。そこから3カ月の休養を挟んでこの1戦。一気の変わり身までは・・・。

 ただ、追い切りの全体時計はなかなか良く、終いこそ要したものの、動ける態勢。

カネトシレジアス

 前走初芝で見所あり。しかし、勝ち負けまではとなると、今回も相手が強そう。

 追い切りの動きが悪いので、今回はバッサリと切ります。

カラメルマキアート

 おそらく1番人気の馬。今年は特に粒揃いだった角居勝彦厩舎の3歳馬。

 前走のデビュー戦でしたは、すでに5戦も経験している佐々木晶三厩舎秘蔵の血統インティライミの下のフィッツロイに僅かに敗れ、2着になりましたが、1度叩いて上積みが見込めますし、このカラメルマキアート自身もアグネスゴールド(スプリングSGU、きさらぎ賞GV)やリミットレスビッド(重賞7勝馬)の下の超良血です。

 岩田康誠騎手を配し必勝態勢も、エスポワールシチーが立ちはだかる(予定)。

 追い切りは良血馬らしくなかなかいい動きです。困ったものだ。

シンデレラロマンス

 デビュー以来、5、4、7、6着と堅実だがワンパンチ足りない馬。今回もこのくらいの着の予感。

 しかし、この馬、坂路では良く動きますね。追い切りどおりですと、勝ち負けでしょうね。

タガノエルシコ

 初戦の前走は9番人気7着だが、上がり34秒5の脚を繰り出し、勝ち馬とは僅か0秒4差。1発あっても不思議はない。

 追い切りの動きも走破時計、終いとも優秀で、かなり手強いライバル。

ノーブルプレッジ

 初出走とは言っても松田博資厩舎で安藤勝己騎手とくれば、不気味そのもの。

 追い切りでは、上がりは11秒5などで目を惹くが、全体の時計が平凡以下のため、当たり前と言えば当たり前。

ヒルノゼンカイ

 初出走。追い切りの動きもまだまだで、叩いて次走かな。

ファイナルヘヴン

 初戦5着、前走12着とも勝ち馬からは2秒以上の差。今回は相手強すぎ。

 追い切りは30日の動きはひどかったですが、先週の坂路52.4−13.2はそれなりに評価できます。

フィールドハーバー

 我らが愛馬エスポワールシチーの初戦にいたんですよね。正直忘れちゃいましたけど。そのとき、我らが愛馬エスポワールシチーは1番人気3着。このフィールドハーバーは10番人気12着でした。すでに勝負付けは終わっています。

 追い切りも全然動きませんね。

マンフッド

 前走初戦は既走馬に混じり5着と健闘。時計も初戦にしては悪くなく、要注意。

 ただ、追い切りを見ると不必要な感じがする・・・。

メイショウエビス

 過去7戦して掲示板は1度もなし。今回も無理でしょう。

 しかし、デイリー馬三郎の追い切り評価は滅多に出ない「A」評価なんですよね。しかし、私ほっさんは、そこまでいいとは思いません。
エスポワールシチー
カラメルマキアート
タガノエルシコ
シンデレラロマンス、エーケーサンライズ
 あの超良血カラメルマキアートを破った馬として君臨せよ!!

 エスポワールの着ですが、当然優勝!!と言いたいところですが、常識的には2、3着でしょう。今回は強い相手が2頭います。しかし、良馬場でやれそうですし、逆に強い相手がいるので目標にもされません。気楽に走れれば勝って当然でしょう。

 しかし、4着以下ですと、今後に黄色信号が灯る気がします。とにかく3着以内。明日の晩はみんなでカラメルマキアートで乾杯いたしましょう。

 うーん、勝って欲しいなぁ。カラメルマキアートと2頭デットヒートで最後ハナ差前に出るとか・・・。

これ以降は5月3日に作成

●レース 

 断トツの1番人気カラメルマキアートが発走直前ハ好で出走除外になり、激アツになりました。

 エスポワールシチーのスタートは普通で、いつものように6番手につけます。いい位置につけるんですけどね。

 ハナはフィールドハーバー、2番手はエイシングラスゴー、3番手はファイナルヘヴンという隊列になります。

 4角も上手く回り、直線でさぁここから!と思ったのですが、伸びたのは一瞬で、1ハロン手前で早々に脱落。意外な負けっぷりでした。

 調教も新馬戦前ほど動いていませんし、ソエか目に見えない疲労でもあるのでしょうか。

●時計の評価

 今回のエスポワールシチーの走破時計1分35秒6良は、京都芝1600mの3歳未勝利戦の過去10年の平均勝ちタイムが1分35秒7良ですから、決して悪い時計でもないのですが、馬場がいいことを考えると、少し足りないでしょうか。

 決して大負けもしていませんが、上のクラスでは現状では苦戦しそうですね。未勝利戦でグズグズと小銭を加算するのもいいのかも知れません。

 勝ったタガノエルシコはかなり強い馬だと思います。この馬の次走はかなりやれるのではないでしょうか。

これ以降は5月6日に作成

●レース後の騎手・調教師のコメント

タガノエルシコ(1着)

 「一旦、前へ出られましたが、差し返してくれましたからね。まだ緩い面があるので、更に良くなりそうです。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

エーケーサンライズ(2着)

 「前回は後ろから行かせ過ぎたので、今日はある程度の位置で。一旦は抜け出したんだけどね。道中で何度も外に振られた分、スタミナをロスしていたみたい。すぐに勝てるよ。」(小牧太騎手・競馬ブック)

シンデレラロマンス(3着)

 「4角まではいい感じだったのですが、あんな急激に前の馬がバテてしまうとは・・・。あそこで一緒に引っ張ってしまいましたからね。今日は僕のミスです。すみません。」(秋山真一郎騎手・競馬ブック)

エスポワールシチー(6着)

 「行きっぷりは良かったけど、勝ち馬に外から早目にこられる展開だった分、伸びを欠いてしまった。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)

●専門誌のレース評価

タガノエルシコ(1着)

 「絞れる。中団でうまく流れに乗り、4角外からスパート。抜け出したエーケーサンライズを内から捉える。根性もある。」(競馬ブック)

エーケーサイライズ(2着)

 「4角大外から進出。一旦は抜け出したが、シャドーロールを着けているように若干頭が高く、あとひと辛抱が利かず。」(競馬ブック)

シンデレラロマンス(3着)

 「イレ込み気味も体は絞れていた。好位を引っ張りの手応えで追走。4角手前で前の馬が下がってきて、少しブレーキがかかる。直線外に持ち出して差を詰めたが・・・。」(競馬ブック)

エスポワールシチー(6着)

 「チャカつき少し細かった。4角で上位馬と一緒に仕掛けたが、その割りに伸び切れなかった。」(競馬ブック)

●今後の展望

 上記競馬ブックのコメントにもありますように、福島遠征による疲れと馬体の細化があるようです。

 それでも正直勝てるくらいの能力はあると思っていましたが、現状では未勝利の勝ち負けで一杯一杯くらいの能力のようです。

 しかし、間違いなく勝てる力はありますから、ここは優先出走権も逃したことですし、中4週くらい空けて馬体の回復に専念するのも1つの手段だと思います。

 なんと言っても今は初戦以上の追い切りの動きにならないですからね。

●最後に

 同日の期待している愛馬アイオロスシチーは11着でしたが、あちらはきちんとした敗因があり、心配していません。

 しかし、エスポワールは少し心配です。ただ、6着とはいえ、競馬ブックの推定勝ちタイム1分35秒5良とはコンマ1秒差しかなく、過去10年の平均勝ちタイムも上回っていることから、相手が強かったということは出来ると思います。

 逆に言えば、未勝利クラスの平均勝ちタイム程度の能力しか今はないので、上のクラスでは厳しいということになります。

 ならば、この未勝利クラスで確実に賞金を稼ぐというのも悪くない気がします。今回も6着とはいえ、1000円以上の1口配当がありますから、少なくともひと月分のこの馬の維持費程度は稼いでいます。今の能力で上のクラスに行っても、私の愛馬チャーミングシチーと同様の、二桁着順前後程度の結果しか出せない気がします。

 もちろん、これから成長すれば、勝ち上がりまで10戦を要したものの、今では1000万クラスで2着まで昇進している愛馬ダブルダンスシチーのように、変身すると思います。そのくらい、デビュー前の追い切りの動きは鮮烈でした。

 それにしても、2戦目は勝利までハナ差のところまで行っておきながら、そこからこんなに苦戦するとは・・・。あそこで勝っていればまた違った展開になったのでしょうが、本当に競馬は走ってみないとわかりませんし、相手によりますよね。

 とにかく、次走は京都か阪神であれば、是非とも現地に行って、この目で愛馬の状況を確かめたいと思います。次こそは、ご一緒に優勝の喜びを味わいたいですね。

 がんばれエスポワールシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2008年4月27日作成 30日、5月1日、2日、3日、6日加筆
エスポワールシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2008年 4月20日 第3戦 3歳未勝利 福島芝1800m (5着1番人気

2008年 3月29日 第2戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (2着1番人気

2008年 3月 9日 デビュー戦 3歳新馬 阪神芝1600m (3着1番人気) 写真多数付き 現地レポート

競馬徹底分析ほっさんサイトトップページに戻る