愛馬アイオロスシチー 第11戦!


前走は道中は見れたものではなかったが、ブリンカー効果もあり、

直線は最速の上がりで大外からのゴボウ抜きで6着!!

今回も全く同じ内容。

5月2日 新潟12R 高田城特別 500万下 ダート1200m 混合戦は、

5着/8番人気!!

特別戦で勝ち馬とそんなに差のない5着は立派。

もう、主戦は宮崎北斗騎手でいいのではないか。

優先出走権を得、次走は激アツ。

レース回顧と時計の分析、専門誌の評価を掲載。

とにかく、この素質馬の復活をなによりも喜びたい。

(2009年5月13日完結)

2009年4月16日作成

これ以降は4月28日に作成

●5月2日 新潟12R 高田城特別 500万下 ダート1200m に特別登録

 5月2日 新潟12R 高田城特別 500万下 ダート1200m に特別登録しています。登録頭数は34頭で、除外の権利のないアイオロスシチーは除外濃厚でしょう。
特別登録表 5月2日 新潟12R 高田城特別 500万下 ダ1200m 混合戦 

第1回登録完了馬 全34頭 フルゲート16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アイオロスシチー 宮崎北斗
アグネスフラッシュ
インサイダー
エイコーロマン 宮崎北斗
エプソムスタウト
コアレスカポーテ 中舘英二
コアレスリーヴァ 小野次郎
コパノシンオー
コロナガール 芹沢純一
サイキックダイブ 赤木高太郎
サマーシルクロード
サンタナイト
シュウボンバー 上村洋行
シルクストレングス
スズノカイソク 高山太郎
ソウルスクリーム 中谷雄太
タツタイコウ
テンシノボストン 中村将之
トシザコジーン
ファンタブル
フェスティヴムテキ
プライドオブキング 赤木高太郎
ブラックカシミール 野元昭嘉
ベイジュ
ホトダー
ポートカンパーニュ 難波剛健
メイショウドレイク 小島太一
メジロアースラ
メモリージャグラー 西田雄一郎
リッショウユーザー
リッシンボス
リリーザサン 木幡初広
ワンダーホーマ 大下智
ワンダーリディア 田村太雅

これ以降は4月29日に作成

●追い切り情報(4月29日更新)

前走前 4月1日 美浦南坂路 稍重馬場 一杯
1回
宮崎北斗
4F 計測不能
3F 39.3
2F 26.2
1F 12.7
ペローチェ(古馬1000万下)馬なりに同入



4月15日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 58.0
3F 42.5
2F 27.9
1F 13.8


4月18日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.4
3F 42.7
2F 28.0
1F 13.9


4月21日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 67.1
3F 48.9
2F 31.5
1F 14.5


4月22日 美浦南坂路 重馬場 一杯
1回
助手
4F 51.1
3F 37.6
2F 24.8
1F 12.3
ユウタージャック(障害未勝利)一杯に0.1秒先行同入


4月25日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 63.1
3F 44.4
2F 29.6
1F 14.8


4月29日 美浦南坂路 良馬場 一杯
1回
助手
4F 51.5
3F 36.6
2F 24.3
1F 12.2
ユウタージャック(障害未勝利)一杯に同入
 4月15日、栗東に比べ負荷の少ない美浦の坂路ですが、さっそく14−14程度で追い切られています。前走が直線で目を見張る脚でしたから、次走は期待しちゃいますねぇ。

 4月18日、14−14で追い切られました。アイオロスシチーはいつも馬体は素晴らしいので、メンタル面だけですね。

 4月22日、一杯に追われました。助手さんが騎乗しての坂路4F51.1−12.3はなかなかいいのではないでしょうか。とにかく能力はある馬です。きちんと走れば500万クラスで低迷する馬ではありません。前走の好走できっかけを掴んだのなら楽しみですが、もう1戦見てみるまでは評価し辛いところです。

 4月25日、15−15で追い切られました。今週出走予定ですが、状態はかなりいいようです。

 4月29日、登録している特別戦は除外濃厚なのにもかかわらず、果敢に一杯に攻めてきました。今週出走できなければ調子落ちの危険が伴いますが、嶋田功師には秘策(例えば全然違う競馬場のレースに出走するとか・・・)でもあるのでしょうか。
 しかし、今週の動きは良く、私は「B+」と高く評価したいと思います。

これ以降は5月1日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月2日 新潟12R 高田城特別 500万下 ダート1200m 全15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アイオロスシチー 宮崎北斗  4/04 500万 中山ダ1200 10 16 16 B+
アグネスフラッシュ 中舘英二  4/19 500万 中山ダ1200
エイコーロマン 黛弘人  4/11 500万 福島ダ1150 13 15 15 14
サイキックダイブ 川島信二  4/19 500万 阪神ダ1400 12
シュウボンバー 上村洋行  4/19 500万 阪神ダ1400
シルクストレングス 北村友一  3/28 500万 阪神ダ1200 15 16
テンシノボストン 藤岡康太  4/18 500万 福島ダ1150 10 11
フェスティヴムテキ 村田一誠  4/12 500万 中山ダ1200 13 13 14
ベイジュ 小野次郎  4/09 地方 大井ダ1200 12 18
ホトダー 松田大作  4/09 地方 大井ダ1200 11
メジロアースラ 佐藤哲三  4/04 500万 阪神ダ1400 10 10
メモリージャグラー 西田雄一郎  4/18 500万 福島ダ1700
リッシンボス 的場勇人  3/28 500万 中京ダ1000 11
ワンダーホーマ 野元昭嘉  4/04 500万 阪神ダ1400 14 14 10 10 15
ワンダーリディア 田嶋翔  4/08 地方 園田ダ1400 14 10 10

騎手の太字は乗り替わり。

●新潟ダート1200mコース解説

 スタート地点は2コーナーのポケット。芝からのスタートだが、この部分での枠順の有利・不利はない。
 最初の3コーナーまでの距離は525m、ゴール前の直線は354mと、ローカルの中では一番の広大なコースなので、各馬が能力を発揮しやすい3〜4コーナーで極端に外を回されなければ大丈夫
 純枠にテンの加速力とスピードの持続力が問われる
 一方、レースは単調になる傾向があり、見ている方としては物足りなさが残る。
 コース全体がフラットであるためか、最後の直線が長くても前に行った馬が断然強い逃げ馬の連対率は50%を越え、単・複の回収率はともに100%を越える
 馬券の中心は逃げ、先行馬から入るのが筋で、穴も前残りを狙う方がいい。
 アフリート、フォーティナイナー、ジェイドロバリー、シャンハイ、スキャンといったミスタープロスペクター系の種牡馬の独壇場

有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント スピードの持続力、血統
種牡馬ベスト アフリートが断トツ
連対騎手ベスト 柴田善臣、後藤浩輝、蛯名正義、中舘英二、田中勝春
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分14秒3 1分14秒5 1分13秒4
2歳未勝利 1分13秒5 1分12秒6 1分12秒3 1分12秒9
3歳未出走 1分13秒5
3歳未勝利 1分13秒4 1分13秒2 1分12秒7 1分12秒8
古馬500万 1分12秒3 1分11秒8 1分11秒2 1分11秒1
古馬1000万 1分11秒5 1分11秒4 1分10秒8
古馬オープン 1分10秒8 1分10秒6 1分09秒6

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「実力五分」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲
アイオロスシチー
シルクストレングス
リッシンボス △△
サイキックダイブ △△
ホトダー
メモリージャグラー
シュウボンバー △△
アグネスフラッシュ
二重△は△△で処理
あとは無印


ななんと、競馬ブックのトラックマン二人が!!


予想オッズ
馬名 予想オッズ
アグネスフラッシュ 3.5
サイキックダイブ 4.7
シュウボンバー 5.8
リッシンボス 6.3
メモリージャグラー 8.4
アイオロスシチー 11.2
ホトダー 12.5
以下15倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
アイオロスシチー 79 55


デイリー馬三郎

予想印

◎ アグネスフラッシュ
○ サイキックダイブ
▲ リッシンボス

アイオロスシチーは無印

以下省略

●前走レース後の騎手コメント

アイオロスシチー(6着)

 「ゲートは速くなくて外々を回るロスはあったが、ここまできたからね。ブリンカーの効果はあったし、能力もあります。」(宮崎北斗騎手・競馬ブック)
 「初ブリンカー。ダッシュがつかず、しんがりから。道中も押っつけ通しと追走にひと苦労。しかし、直線外目に出すと、ダイナミックなアクションで追いこむ。ブリンカーで新たな面は引き出せた。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

アイオロスシチー

 「自分からやめる面があるのでブリンカーを着用。気を抜かずに走れれば大きな差はない。」(嶋田功調教師・デイリー馬三郎)

 「前走がすごくいい脚だった。左回りの直線が長いコースはいい。スムーズな競馬ができれば。」(木藤助手・大阪スポーツ)

●ほっさん予想

 競馬ブックのトラックマンお二人に◎印をいただいている愛馬アイオロスシチーですが、私は勝てるとは思っていません。やはりサイキックダイブやアグネスフラッシュ、シュウボンバーなどの方が安定感もあり、持ち時計も素晴らしいと思います。

 ただ、アイオロスシチーの前走が本物なら、直線の長い新潟ですから、突き抜けるかも知れません。しかし、私はまだ前走が本物かどうか半信半疑です。それほど前々走と3走前の大敗が頭に残っています。今回も好走し、ブリンカー効果で復活したのであれば、今回も上位に食い込むでしょう。とにかく前走後も書きましたが、今回もう1戦見てみないとなんとも言いようがありません。

 完全復活なら1000万クラスまでは勝ち負けできる馬です。とにかく今回が試金石だと思います。

これ以降は5月2日に作成

●レース 

 アイオロスシチーはダッシュがつかず後方からの競馬になります。今日は京都7Rに出走のクリンゲルベルガーもダート1200mで大きく出遅れ、この時点でどちらも勝ちがなくなります。だって、ダートの短距離ですよ。通常、後ろから届くわけがないですからね。
 事実、このレースもハイペースだったにもかかわらず上位4頭は6番手以内を追走していた馬たちです。
 
 アイオロスシチーはいつものようにポツーンと離れた最後方ですが、今日は他に2頭が同じくポジションで追走します。その残りの2頭は結局14着15着とブービー及びシンガリで大敗します。

 向正面ではアイオロスシチーは前の馬から10馬身以上離れた13番手を追走します。そのまま13番手で最後の直線に入ります。カメラは前の方を捉えるので、後方のアイオロスシチーは画面には登場しませんが、残り200mを通過し、他馬の脚が上がり始めたところで、大外一気の8頭ゴボウ抜き!!最後も脚色は一番でしたが、ゴールを迎えてしまいます。

 結局、4着馬からはわずかにクビ差の5着。勝ち馬からも0.3秒しか離されず、走破時計は平凡とは言え、好走したといって過言ではないでしょう。しかも、アイオロスシチー1頭が上がり35秒5!!それ以外の馬は全馬37秒台以上ですから、いかに切れたか。この切れ脚は大きな武器です。

●時計の評価

 今回のアイオロスシチーの走破時計1分13秒0良馬場は、新潟ダート1200mの古馬500万クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分12秒3良馬場ですから、手放しで喜ぶわけには行きません。特別戦とはいえ、相手が軽かったというべきです。

 しかし、出遅れて、大外ブン回しの時計ですから、勝ち負けレベルと評価してあげてもいいのではないでしょうか。

これ以降は5月13日に作成

●専門誌のレース評価

アイオロスシチー(5着)

 「ダッシュつかず、離れた後方を3頭で追走していたが、早くもムチが飛ぶ。直線は一頭大外に持ち出すと凄い伸び。今日は前残りの展開で、前とはかなりの差があっただけにビックリ。」(競馬ブック)

●今後の展望

 2戦連続大差で敗れ、タイムオーバーになったときには引退も頭を過りましたが、ブリンカー効果もあり、やっと復調してくれました。デビュー前は1000万クラスは勝てる馬との評判でしたが、私もまともならそう思います。

 レース前に今回が試金石と書きましたが、見事な走りで応えてくれ、もう心配はしていません。しかも、最速の上がり35秒5はお見事です。よほど宮崎北斗騎手の手が合うのでしょう。きっかけはたまたまですが、相性のいい騎手をみつけることができ、平場なら負担斤量2キロ減。今回は特別戦で57キロでの好走ですから、500万クラスの勝利は時間の問題でしょう。

 ただ、活躍は左回りで直線の長いコースに限られ、新潟か東京に絞られると思います。中山のダート1200mは直線も短く厳しいでしょう。

●最後に

 このアイオロスシチーはデビュー前には大きな期待をしていましたが、デビュー戦は衝撃の大敗。がっかりしていたら、次走は13番人気での優勝と良くも悪くも我々の期待を裏切ります。

 気分良く走れば能力を発揮するし、走る気がなければ自分でやめてしまう。危なくて馬券の対象にはとてもできませんが、馬主としては一発の可能性を秘めているので楽しみな存在です。

 もはや500万の優勝は時間の問題でしょうから、あとは上のクラスでどこまでこの切れ脚が通用するかですね。

 その内容から、当初つけていた”期待の愛馬”というフレーズを撤去しましたが、また次走から再び掲げたいと思います。とにかく、復調が本物とわかり安堵しています。

最後までご愛読ありがとうございました

2009年4月16日作成 18日、22日、28日、29日、30日、5月1日、2日、13日加筆
アイオロスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2009年 4月 4日 第10戦 500万下 中山ダ1200m (6着/10番人気)

2009年 2月14日 第9戦 500万下 京都ダ1200m (16着/13番人気)

2009年 1月 5日 第8戦 500万下 中山ダ1200m (16着/8番人気)

2008年 6月14日 第7戦 3歳500万 東京ダ1400m (7着/8番人気)

2008年 5月25日 第6戦 3歳500万 東京ダ1400m (5着/6番人気)

2008年 5月 3日 第5戦 3歳500万 東京ダ1600m (11着/4番人気)

2008年 3月30日 第4戦 3歳500万 中山ダ1200m (9着/3番人気)

2008年 2月23日 第3戦 3歳500万 東京ダ1400m (2着/3番人気)

2008年 1月19日 第2戦 3歳未勝利 中山ダ1200m (1着/13番人気)

2007年12月22日 デビュー戦 2歳新馬(混合) 中山ダ1200m (14着/5番人気)

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