愛馬アイオロスシチー　第４戦！

３月３０日中山６Ｒ３歳５００万ダ１２００ｍ混合戦は、

９着／３番人気。

想像できなかった負けっぷり。

しかし、敗因はある。

レース後蛯名正義騎手のコメントと専門誌のレース評価を掲載。

（３月３１日完結）

２００８年　３月１０日作成

これ以降は３月２６日に作成

• ●追い切り情報（３月２６日更新）
• ●気になる出馬想定表
• ●騎手は蛯名正義騎手か
• ●中山ダ１２００ｍコース解説
• これ以降は３月２７日に作成
• ●出馬確定表
• ●各馬の追い切り評価
• これ以降は３月２９日に作成
• ●専門誌の印と評価
• ●前走レース後の騎手コメント
• ●各陣営のコメント
• ●ほっさん予想
• これ以降は３月３１日に作成
• ●レース　
• ●時計の評価
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●専門誌のレース評価
• ●今後の展望
• ●最後に

●追い切り情報（３月２６日更新）

前走前　２月２０日　美浦ポリ　良　一杯

助手
５Ｆ　６６．５
４Ｆ　５２．８
３Ｆ　３９．９
１Ｆ　１２．６
内カゼニノレ（３歳新馬）一杯と５Ｆ併せで０秒６先着



３月９日　美浦南坂路　良　馬ナリ

４Ｆ　６２．８
３Ｆ　４４．６
２Ｆ　２９．４
１Ｆ　１４．７


３月１２日　美浦南坂路　良　馬ナリ

助手
４Ｆ　５５．４
３Ｆ　４０．３
２Ｆ　２６．６
１Ｆ　１３．２
内デスロール（３歳５００万）馬ナリと併せで０秒１遅れ


３月１５日　美浦南坂路　重　馬ナリ

助手
４Ｆ　６２．３
３Ｆ　４３．３
２Ｆ　２７．８
１Ｆ　１３．６


３月１９日　美浦ポリトラック　良　馬ナリ

助手
４Ｆ　６０．２
３Ｆ　４５．２
１Ｆ　１４．９


３月２２日　美浦坂路　良　馬ナリ

４Ｆ　５７．２
３Ｆ　４１．８
２Ｆ　２７．４
１Ｆ　１３．５


３月２５日　美浦坂路　馬ナリ

４Ｆ　６５．５
３Ｆ　４７．６
２Ｆ　３１．０
１Ｆ　１４．４


３月２６日　美浦坂路　良　馬ナリ

助手
４Ｆ　５３．０
３Ｆ　３８．０
２Ｆ　２４．６
１Ｆ　１１．９
内デスロール（３歳５００万）強めと併せで０秒１先着


　３月９日、１５−１５で追い切られました。どうやら今週は出走せず、ソエを完治させて、３月３０日のダート１２００ｍを目指すようですね。それが賢明ですね。

　３月１２日、１３−１３で追い切られました。以前併せで先着したデスロールに遅れを取りました。しかし、別に今週出走するわけではありません。順調でなによりです。友駿ホースクラブＨＰでも、嶋田功師の２勝目を意識するコメントが掲載されていましたね。

　３月１５日は１４−１４程度で追い切られました。相変わらずハードですね。しかし、これだけ追えるのなら、ソエは完全に治まったと考えていいんでしょうね。

　３月１９日、ポリトラックで１５−１５で追い切られています。なかなか順調ですね。来週の出走を楽しみにしています。

　３月２２日、１４−１４で追われました。３日に１本程度は速いところを乗られ、相変わらず厳しい調教です。この分ですと、ソエは大丈夫そうですね。
　嶋田功調教師のおっしゃるように、次走で勝って、休養を取らせてあげたいですね。

　３月２５日、終い１５−１５で乗られました。これだけ速いところをコンスタントに乗られていたら、なんだか、めちゃめちゃ強くなってそうな気がします。

　３月２６日、坂路で追い切られました。全体の時計は５３秒０とそこそこですが、上がり１１秒９は立派なものです。昨日１５−１５で速めに追い切られたばかりなのに、今日も２回坂路に登坂しています。もはや仕上がりは完璧といっていいでしょう。同じクラスのデスロールより軽めに追っているのに先着しています。
　私ほっさんの追い切り評価は本数と内容を考慮し「Ａ−」です。かなり期待しています。

●気になる出馬想定表

●騎手は蛯名正義騎手か

３月３０日に中山競馬場で騎乗する予定の主な騎手は次のとおりです。

　村田一誠、菊沢隆徳、後藤浩輝、勝浦正樹、小野次郎、田中剛、蛯名正義、戸崎圭太、吉田豊、田嶋翔、田中博康、横山典弘、佐藤哲三、田中勝春、津村明秀、北村宏司、石橋守、酒井学、柴田善臣、江田照男、古川吉洋、丹内祐次、小林淳一、大庭和弥、佐藤聖也、嘉藤貴行、横山義行　各騎手

　主戦の蛯名正義騎手のお手馬がけっこう出走するんですよね。果たして蛯名正義騎手はアイオロスを選んでくれるのか。

●中山ダ１２００ｍコース解説

　向正面２コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて３コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
　芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に７〜８枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
　ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。３〜４コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。

有利な枠順	外枠
有利な脚質	逃げ〜先行
ポイント	テンのダッシュ力、枠順
種牡馬ベスト	サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング
連対騎手ベスト	ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二
推定勝ちタイム	良馬場	稍重馬場	重馬場	不良馬場
２歳新馬	１分１３秒７	１分１３秒６	１分１３秒０	１分１２秒６
２歳未勝利	１分１３秒６	１分１３秒３	１分１２秒５	１分１３秒０
２歳５００万	１分１２秒２	１分１２秒４	１分１２秒４
３歳新馬	１分１３秒９	１分１３秒２	１分１３秒２	１分１２秒９
３歳未出走	１分１３秒５	１分１２秒８	１分１３秒３	１分１２秒９
３歳未勝利	１分１３秒５	１分１３秒１	１分１２秒７	１分１２秒８
３歳５００万	１分１２秒５	１分１２秒２	１分１１秒８	１分１２秒２
古馬５００万	１分１２秒４	１分１２秒２	１分１２秒０	１分１２秒１
古馬１０００万	１分１１秒８	１分１１秒４	１分１１秒１	１分１１秒１
古馬１６００万	１分１０秒９	１分１１秒０	１分１０秒７	１分１０秒０
古馬オープン	１分１０秒６	１分１０秒０		１分０９秒１

これ以降は３月２７日に作成

●出馬確定表

騎手の太字は乗り替わり。

●各馬の追い切り評価

これ以降は３月２９日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「惑星注意」


予想家の印

馬名	吉田幹	林茂徳	吉岡哲
プライドオブキング		△
トロイオンス	▲	○	◎
メジロオマリー	△△	▲	▲
バロンダンス	△	◎
モエレジンダイコ			△
アイオロスシチー	△	△	○
フヨウ			△△
ケイアイスイジン	◎	△△	△
ドリームスカイラブ	○	△

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
トロイオンス	３．７
アイオロスシチー	４．２
メジロオマリー	５．４
ケイアイスイジン	５．６
バロンダンス	１３．８

以下１５倍以上省略


完全に４強予想！！


スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
サンクスヘヴン	６８	５３	６８	６３
シグナルパス	６３			６３
ブライトオブキング	６７		５６	６７
トロイオンス	８１			８１
メジロオマリー	７６	５６	６６	７６
バロンダンス	７４	７０	７０	６２
モエレジンダイコ	６６		６６	４４
ブートキャンプ	４０			４０
アイオロスシチー	７９	１６	６７	７９
フヨウ	７０	７０	５７	６９
タイキビッグバン	６５	３７	３４	６５
ケイアイスイジン	７３	５４	６９	７３
ドリームスカイラブ	８５	８５	７０	６７
ゴールデンリング	７８	４０	４０	６０
レイクエルフ	７７	６６	７１	５５
ジファール	６９	６９	６５	６３

アイオロスシチーがレースを重ねるごとに、凄くなっているのが良くわかります。スピード指数８０が５００万クラスの勝ち負けレベルですから、すでに前走でほぼ到達しています。

デイリー馬三郎

予想印

◎　レイクエルフ
○　アイオロスシチー
▲　メジロオマリー
以下省略


見解

　「１３着に敗れた前走のレイクエルフだが、大外枠で外を回らされるロスが響いたもの。出来落ちはなく、本来の力量を見直す手。ダートも歓迎のタイプだ。」

●前走レース後の騎手コメント

アイオロスシチー（２着）

　「どうもソエが良くなりきらないので間をあけたんですが、よく走っていますよ。力はありますね。うまく今日勝てれば休ませてやりたかったんですが・・・。ソエさえおさまれば芝でも大丈夫ですよ。」（嶋田功調教師・ラジオＮＩＫＫＥＩ）

　「２完歩目で躓いてダッシュがつかなかったし、ソエが出ているせいか行きっぷりもひと息だった。それに、道中は砂を被って嫌がって・・・。それでもここまで走るんだから能力のある馬だよ。パンとしてくれば楽しみ。」（蛯名正義騎手・競馬ブック）

　「まだ絞れそうな造り。スタートでトモを落としたが、二の脚で気合をつけつつ３番手。直線は勝ち馬に少し押し込まれたが、粘り強く伸びて２着浮上。渋太い。」（競馬ブック誌）

サンクスヘヴン（６着）

　「途中から他の馬にこられましたが、競馬はそう甘くないですからね。でも、落ち着いていましたし、いつもは右に行く馬がそんな面を見せませんでした。内容は良かったですよ。」（石橋脩騎手・競馬ブック）

プライドオブキング（１着）

　「まだ体はしっかりしていないがセンスがいい。前に馬がいれば追いかけるし、この条件にも対応してくれた。」（内田博幸騎手・競馬ブック）

トロイオンス（１着）

　「返し馬の感触から凄くいいと思っていました。ゲートを出てすぐにフワッとしてしまったけど、道中は外枠でスムーズに流れに乗れて追い出しを我慢する余裕がありました。追ってからも期待通りだったし、まだまだ伸びそうな感じでした。」（戸崎圭太騎手・競馬ブック）

メジロオマリー（２着）

　「スタートで寄られて後方からになりましたが、前走同様、ジックリと終いを生かすレースをしました。そうしたら、今回もいい脚を使いましたからね。無理に行かせるより、こういう形の方が良さそうですね。前走の勝ちっぷりは伊達ではありませんでした。」（吉田豊騎手・競馬ブック）

バロンダンス（８着）

　「今日は外枠で厳しいレースになったし、乗っかけられる不利もありましたからね。」（穂苅寿彦騎手・競馬ブック）

フヨウ（１着）

　「今までの中で１番折り合いがついて、スムーズに競馬ができました。無理をさせず、少しずつ段階を踏んでいるから良くなってきました。もともと期待の高い馬で、もっと良くなってくる。」（勝浦正樹騎手・競馬ブック）

タイキビッグバン（１着）

　「大分気持ちが入ってきたね。まだ緩いところがあるし、体はもっと絞れるよ。まだ追い出して浮くような感じがあるし、課題は残っているね。でも期待の大きな馬だし、これからまだ良くなる馬だと思う。」（蛯名正義騎手・競馬ブック）

ケイアイスイジン（３着）

　「本当は前でレースをしようと思っていましたが、スタートが少し遅かったので、前をカットされて行けませんでした。でも、後方でジッとしていたら、終いはいい脚を使いましたし、どんなレースでもできる馬ですね。」（幸英明騎手・競馬ブック）

ドリームスカイラブ（５着）

　「短い距離は合っていますが、ゲートを出てからは左にモタれていましたし、直線は右に行きそうで・・・。」（松岡正海騎手・競馬ブック）

レイクエルフ（１３着）

　「スンナリ行ければ渋太い馬だけど、今日は大外枠で厳しいレースになってしまったね。」（菊沢隆徳騎手・競馬ブック）

ジファール（７着）

　「今日はスタートが良くなかったからね。でも、終いはきているし、いろんなことができそうな馬だよ。」（蛯名正義騎手・競馬ブック）

●各陣営のコメント

サンクスヘヴン

　「前回は競り合う厳しい流れ。今回も同型馬との兼ね合いがカギだが、状態は悪くないからね。」（相沢郁調教師・デイリー馬三郎）

シグナルパス

　「ひと息で走ってしまう面があるので、距離は短い方がいい。中央のペースに慣れてくれば。」（小笠倫弘調教師・デイリー馬三郎）

プライドオブキング

　「まだトモに甘さがあり良化の余地が残っているが、センス十分でこのクラスでも。」（国枝栄調教師・デイリー馬三郎）

トロイオンス

　「気が悪く初戦はどうかと思ったが、予想以上の内容だった。まじめに走ればここでも。」（田村康仁調教師・デイリー馬三郎）

メジロオマリー

　「いい脚で伸びてくれたが器用さに欠けるタイプなので、本質的には東京コース向き。」（奥平雅士調教師・デイリー馬三郎）

バロンダンス

　「引き続き順調。ダート変わりがカギだけど、芝スタートの中山はプラスだと思うからね。」（和田正道調教師・デイリー馬三郎）

モエレジンダイコ

　「前走の行きっぷりの良さを見ると距離短縮はプラスに出そう。減量騎手で粘り込みを。」（小宮助手・デイリー馬三郎）

ブートキャンプ

　「前走は多少急仕上げだったから上積みはあるよ。ただ、テンに行けないともろいので・・・。」（松山将樹調教師・デイリー馬三郎）

アイオロスシチー

　「中間も順調で、使いながら馬が良くなっている。うまく流れに乗って、ここも好勝負を。」（嶋田功調教師・デイリー馬三郎）

フヨウ

　「相手なりに走る馬だし、時計的にも足りるだろう。出来は変わらずいいし、ここでも期待。」（小西一男調教師・デイリー馬三郎）

タイキビッグバン

　「勝った後、一段と調教の動きが良化。時計の短縮は可能だし、再度前々の競馬ができれば。」（土田稔調教師・デイリー馬三郎）

ケイアイスイジン

　「前回ぐらいの体重が丁度いいね。砂をかぶってもひるまずメドは立ったので今度こそ。」（田中助手・デイリー馬三郎）

ドリームスカイラブ

　「前回は速い流れに戸惑いながらも悪くない内容。暖かくなるにつれて状態は上向き。」（高橋祥泰調教師・デイリー馬三郎）

ゴールデンリング

　「坂路から北馬場に調教場所を変えて、うまく調整できている。落ち着きがあり好気配。」（中野隆良調教師・デイリー馬三郎）

レイクエルフ

　「前走は外枠がこたえた。少し詰めが甘いので、ダートでその点を補えればいいのだが。」（手塚貴久調教師・デイリー馬三郎）

ジファール

　「状態はいい意味で平行線。前走は先手を取れなかったので、自分のリズムで走れれば。」（清水英克調教師・デイリー馬三郎）

●ほっさん予想

アイオロスシチー

　昇級初戦の前走はいきなり貫禄の２着。追い切りも入念に乗られ、必勝態勢。今回は相手強化も当然勝ち負け。

ケイアイスイジン

　追い切りはアイオロスシチーと比較すると格段に落ちる。しかも、馬ナリが１本だけ。

　しかし、前走の中山ダ１２００ｍの１分１２秒６の走破時計は稍重とはいえ、かなり速い時計。それが休養明けだったことを考えると上積みも気になる。

ゴールデンリング

　追い切りは、終いを要し、併走馬に遅れを取るなどイマイチ。４カ月の休養明けで休養前も苦戦していたことを考えると、いきなりはないでしょう。

サンクスヘヴン

　前走はこのクラスで６着とはいえ、今回と同じコースで１分１４秒０良のタイムは平凡。

　しかし、追い切りの動きはなかなかいいですね。少し注意が必要です。

シグナルパス

　転厩初戦ですが、最終追い切りの動きは良く、今回は軽視できない感があります。

　ただ、今回は相手が強力。ギリギリ掲示板程度か。

ジファール

　追い切りの動きはまあまあ。前走は蛯名正義騎手でしたが、今回は蛯名正義騎手はアイオロスを選んでくれました。ということは・・・！？７着とはいえ、前走の時計も平凡ですしね。

タイキビッグバン

　追い切りでは終いまでしっかりと脚を伸ばしていて、なかなか良く見えます。この馬も前走蛯名正義騎手で勝ち上がりましたが、蛯名正義騎手はこの馬ではなくて、昇級初戦でいきなり２着に食い込んだアイオロスを選んでくれました。
　その蛯名正義騎手の眼を信じたい。

　前走は今回と同じコースで勝ち上がったわけですが、時計は１分１３秒７良と平均的なものでした。

ドリームスカイラブ

　追い切りの動きは水準といったところでしょうか。前走は中山ダ１２００ｍで１分１３秒８良と５着とはいえ、未勝利クラスの時計。

トロイオンス

　中山ダ１２００ｍの持ち時計１分１２秒６良はピカイチ。追い切りもなかなか動いており、かなりの人気になるのでは。

バロンダンス

　５００万特別でも３着や４着に来ている実績馬。しかし、過去８戦全て芝でダートは未知数。追い切りも平均的。

フヨウ

　前走で未勝利脱出もいきなりこのクラスでは厳しいか。しかし、追い切りの動きなら、このクラスで即通用しそう。正直１戦見てみないと分からない感じ。もしかして、本格化？

プライドオブキング

　初戦３着後、７カ月の休養を挟んだ前走で未勝利脱出。勝ち時計は平凡も、叩き２走目で上積みも見込め、人気の一角。

　でも私個人は追い切りに物足りなさを感じます。

ブートキャンプ

　前走が中央転厩初戦。しかし、１４番人気１５着と全く中央の速さについていけず。追い切りも悪くもないが、強調できるものでもない。

メジロオマリー

　未勝利戦で１２、６、１０着とグズグズだったが、９番人気で優勝してからは、昇級初戦でも２着（８番人気）と好走。まさに、アイオロスシチーパターン。稍重とはいえ、上がり３６秒１と抜群に切れた。勝ったときも１４番手追走からの直線一気で、２回連続の鬼脚は本物。

　しかし、前走前と違い、今回は追い切りが物足りなく思います。

モエレジンダイコ

　前走は１６番人気１６着といいところなし。追い切りもいいところなし。

レイクエルフ

　前々走は９番人気２着。前走は４番人気１３着と完全に人気に反発。前走などは、追い切りも抜群でしたが。それに比べると、今回は直前の追い切りは落ちる気がします。

アイオロスシチー
トロイオンス
メジロオマリー
ケイアイスイジン

　アイオロスシチーが勝つでしょう。入念に乗り込まれており、状態が非常に良い。前走も昇級初戦で２着だが、２完歩目で躓いたり、砂を被って嫌がったり、ソエの影響でダッシュがイマイチだったりとかなりの敗因があります。今回それらが取り除かれれば圧勝するでしょう。初戦も断トツの１番人気馬を３馬身も千切ったわけですから。

　昨日のエスポワールは痛恨のハナ差２着でしたが、ここは取りこぼして欲しくないですね。

　相手はなかなか強いですが、このくらいのメンバーを力で封じ込めてくれないと、夢のオープンだの重賞だのには行けません。とにかく優勝を期待しております。

これ以降は３月３１日に作成

●レース　

　我らが愛馬アイオロスシチーはスタートは良く、ハナを奪える勢いでしたが、ダートのコースに入ってから、初戦ほどではないにしても、ジリジリと後退していきます。砂を被るとかなり嫌がるんでしょうね。僅かな差でしたが、ハナに立てないと脆いというのがありありとわかります。

　結局８番手まで下がってしまい、ダートの短距離ということで、この時点で苦しくなりました。

　ハナは１番人気のトロイオンス。２番手はゴールデンリング。３番手はジファールとなります。

　直線に入るとコーナーワークでトロイオンスが差を広げ抜け出します。アイオロスシチーは中団のやや内目から追い出し、一瞬「おっ！」という伸び脚を見せるのですが、最後の１ハロンで伸びどまり、差し馬に次々と交わされ、結局９着でフィニッシュします。出走奨励金のもらえる８着とはハナ差でしたから、本当に悔しい着外です。

　結局アイオロスシチー以外は私の戦前に予想した結果どおりで、終わってみれば１番人気、２番人気、４番人気と３番人気のアイオロスシチーだけがいないということになりました（寂）。人気どおりの固い決着だったんですよね。もちろん、私が予想した時点では、まさかそんな人気上位の馬ばかりを指名しているとは思ってもいませんでしたが。

　２着のメジロオマリーはいつも３６秒台で上がってくる切れ者で、決め手のあるうらやましい馬です。展開に左右されますが、いつも凄い脚で突っ込んできます。ちょうど、つい最近引退したシチー軍団のダカールシチーのような感じです。アイオロスのように、逃げ馬にとって、最も嫌なタイプの馬です。次は１番人気になるでしょうね。

●時計の評価

　今回のアイオロスシチーの走破時計は２戦前に勝ち上がったときと全く同じ１分１３秒６良で、５００万クラスの過去１０年間の平均勝ち時計が１分１２秒５ですから、厳しい時計と言わざるを得ません。勝ったトロイオンスでさえ平凡と言える時計です。

　ですが、中団で揉まれて苦しかったことと、蛯名正義騎手が再三おっしゃっているように、大型馬の大トビ馬で小脚が使えないので、１２００ｍが忙しいことは間違いありません。私は以前から１６００ｍを推奨していますが、これを気に嶋田功調教師が蛯名正義騎手の進言を受け入れてくれれば良いのですが、と個人的に思っています。

●レース後の騎手・調教師のコメント

トロイオンス（１着）

　「もっと折り合いをつけて行きたかったんですが、２走目ということで今日はイレ込んでいましたからね。乗り味が良くてセンスのある馬ですから、あとはもう少し落ち着きが出てくれば。」（今野忠成騎手・競馬ブック）

メジロオマリー（２着）

　「４角で外を回らされるロスはありましたが、手応えは良かったですし、前走の末脚からも、もっと弾けると思ったんですが・・・。もうちょっとでした。」（吉田豊騎手・競馬ブック）

ケイアイスイジン（３着）

　「寄られて躓いたのが痛かった。それでなくても小脚を使えずモタつくところのある馬だからね。１４００メートルから１６００メートルくらいの距離でタメるレースが合っているんじゃないかな。」（柴田善臣騎手・競馬ブック）

アイオロスシチー（９着）

　「スタートは良かったのに行けなかった。１２００メートルの流れはこの馬には速い。もう少し長い距離の方がいい。」（蛯名正義騎手・競馬ブック）

　いつも購入しているギャロップ誌は、アイオロスのコメントを全く掲載していなかったので、今回は購入を見送りました。プンプン！

●専門誌のレース評価

トロイオンス（１着）

　「好馬体。スタート直後に接触したが、押して行って注文通りにハナを奪う。後続を引きつけてうまい逃げから、アッサリ。ゴール寸前で詰め寄られたが、ソラを使ったか。着差以上の内容。」（競馬ブック）

メジロオマリー（２着）

　「スタート直後に接触。前走同様に後方で押っつけつつ。３〜４角で勢いをつけて大外へ。ゴール寸前、あと一歩まで迫った。末一手で展開に左右されるが、決め手は確か。」（競馬ブック）

ケイアイスイジン（３着）

　「歩様がスムーズで好気配。芝の切れ目で寄られてズルッと後退。後方を追走。終始、外々を回って、最後は併せ馬の形で伸びてきたが、ゴール前は息切れ気味。不利も響いた。」（競馬ブック）

アイオロスシチー（９着）

　「行き切れず先団で揉まれる形。行きっぷりが悪かった。直線ではムチに過剰反応していたし、フラついて伸びあぐねた。揉まれ弱さが課題。」（競馬ブック）

　いつも購入しているギャロップ誌は、アイオロスのコメントを全く掲載していなかったので、今回は購入を見送りました。プンプン！

●今後の展望

　もし、次走も１２００ｍを使うのなら、私は応援馬券を買うのは躊躇します。この馬は芝もいいと思いますが、ベストは東京のダート１６００ｍだと思っています。ダート１６００ｍで次走人気が落ちるようであれば、かなりの金額を単勝につぎ込むでしょう。

　芝も面白いと思います。嶋田功調教師は前走後、勝って放牧に出してあげたいとおっしゃっていました。ＮＨＫマイルが間に合わなくなった今、放牧に出してもいいと思っています。

　どうなるんでしょうね。明日のクラブＨＰが楽しみです。

●最後に

　どーですか！私のほっさん予想。◎以外はぴったりでしょ！！

　馬券？アイオロスの単勝２００円と複勝３００円しか買っていませんので、５００円ＪＲＡに貯金しました。この貯金は高松宮記念で高い利息で返してもらったので、良かったのですが、それにしてもここまで負けるとは思ってもみませんでした。ご一緒に応援してくださった皆さんに申し訳ないです。

　しかし、競馬は生身の馬が走るわけですから、何があっても不思議ではない、終わってみるまでわからないものですからね。

　ただ、前走で見せた力は本物で、今回は力を出し切っていませんし、私も前から言っているように、距離不足だと思いますので、全く心配していません。むしろ、穴党として、次走人気が下がるのであれば、願ったり叶ったりです。

　今回は皆さんと喜びを分かち合うことはできませんでしたが、この馬は必ずそういった喜びを再度私たちに届けてくれるでしょう。まだ４走走っただけの競馬下手。これからの逸材です。

　また何か情報が入り次第、第５戦特集を立ち上げます。次走も期待がかかります。

　がんばれアイオロスシチー！！

最後までご愛読ありがとうございました

２００８年３月１０日作成　１２日、１７日、１９日、２３日、２５日、２６日、２７日、２９日、３１日加筆

アイオロスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

２００８年　２月２３日　第３戦　３歳５００万　東京ダ１４００ｍ　（２着／３番人気）

２００８年　１月１９日　第２戦　３歳未勝利　中山ダ１２００ｍ　（１着／１３番人気）

２００７年１２月２２日　デビュー戦　２歳新馬（混合）　中山ダ１２００ｍ　（１４着／５番人気）

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