愛馬アイオロスシチー 第5戦!

5月3日 東京7R 3歳500万 ダ1600mは、

11着/4番人気。

どした松岡正海!!2Fから4Fのラップ10.5−11.1−11.9は、やり過ぎだろう!!

とんでもない超ハイペース。

直線失速もやむなし。

さすが世界の蛯名正義!素晴らしい相馬眼(涙)。

レース回顧と時計の分析を掲載。

(5月6日完結)

2008年 4月9日作成

●次走は東京の1400mか1600m!

 クラブHPによると、我らが愛馬アイオロスシチーの次走は「1200mは合わないようなので東京戦まで待ちます」とあります。主戦の蛯名正義騎手はアイオロスシチーが勝ち上がったときから、以下のように距離が伸びたほうがいいとおっしゃっています。

アイオロスシチー(1着)

 「デビュー戦は砂を被ったら嫌がってジャンプしてしまった。今日は行きっぷりが一変。やる気になっていたね。大型馬で跳びが大きいので、もう少し距離が延びた方がいい。」(蛯名正義騎手・デイリー馬三郎)

 「前走もスタートはまずまずなのに、砂を被った途端、首を上げてしまって、後は競馬にならなかったんです。今日も出てからモサモサしていましたが、追っつけていったら出て行ったんです。気性も変わってきたようですね。能力はあると思っていたんですが、前走の着順ですから、掲示板ぐらいかなと感じていたんですが、まさか勝ってしまうとはね。トビが大きいので距離はもう少しある方が競馬をしやすいですね。」(蛯名正義騎手・ラジオNIKKEI)

 「初戦は砂を被って進んでいかなかったけど、今日は走る気も出ていたからね。能力は感じていたから変身を期待していたが、まさか勝ってしまうとは。トビが大きい馬だから距離はもっと延びていいと思う。」(蛯名正義騎手・競馬ブック)

 「デビュー戦は砂を被ってジャンプするような格好で後方からの競馬になってしまったけど、今日は馬がいい意味で行く気になっていたからね。直線を向いても手応えに余裕があったし、とても乗り味のいい馬。トビが大きいので距離はもう少しあったほうが競馬はしやすいと思う。」(蛯名正義騎手・ギャロップ)
 前走の9着敗退時も同じことをおっしゃっていました。私もずっとマイル論でした。ですから、今回の嶋田功師の心変わりは嬉しいことです。1600mなら、圧倒的な強さを見せてくれると思いますよ。

 次走は東京戦ということで、4月26日以降になり寂しいですが、中山ではダートは1200mか1800mしかないので、1400mや1600mのある東京がベストでしょう。

 しかし、中山芝1600mでもいいと個人的には思うのですが。

これ以降は4月30日に更新

●追い切り情報(4月30日更新)

前走前 3月26日 美浦坂路 良 馬ナリ

助手
4F 53.0
3F 38.0
2F 24.6
1F 11.9
内デスロール(3歳500万)強めと併せで0秒1先着



4月9日 美浦ポリトラック 良 馬ナリ

助手
4F 59.8
3F 44.5
1F 14.8


4月15日 美浦坂路 馬ナリ

4F 68.6
3F 50.4
2F 32.8
1F 14.9


4月16日 美浦南W 良 馬ナリ

助手
5F 73.6
4F 57.8
3F 43.1
1F 14.9
内デスロール(3歳500万)馬ナリと5F併せで併入


4月19日 美浦南坂路 重 馬ナリ

4F 59.6
3F 41.9
2F 27.7
1F 13.9


4月22日 美浦南坂路 馬ナリ

4F 67.0
3F 48.9
2F 31.8
1F 14.5


4月23日 美浦ポリトラック 良 強め

5F 67.5
4F 52.7
3F 39.1
1F 12.1
外デスロール(3歳500万)強めと5F併せで併入


4月26日 美浦南坂路 良 馬ナリ

4F 63.3
3F 44.4
2F 29.2
1F 14.6


4月30日 美浦南坂路 良 馬ナリ

助手
4F 計測不能
3F 37.7
2F 24.6
1F 11.9
内ユウタージャック(古馬1000万)強めと併せで併入


 4月9日、ポリトラックで15−15で追い切られました。次走は東京戦まで待つということで、4月の26日以降ですね。しばらく調整が続くのでしょうね。

 4月15日、実際は時計を計時したことにならないくらいの時計で軽く追われました。順調でなによりです。

 4月16日、そんなに強く追われているわけではありませんが、順調に追い切りを消化しています。今回は的を絞って入念にやられていますので、次走の東京戦は人気は落ちるでしょうけど、かなり期待していいのではないでしょうか。

 4月19日、14−14で追われました。さあ、追い切り本数は十分。得意の東京戦で一気に決めるぞ!

 4月22日、軽く流したのに、それなりに時計が出てしまったという感じでしょうか。嶋田功師はこのパターンですと、明日一杯に追いそうですね。

 4月23日、ポリトラックで強めに追われましたが、全体の時計はそこそこですが、終いがいい伸びです。追い切り本数も十分ですし、5月3日のダート1600mは人気如何に問わず、かなりの確率で勝ちます。

 4月26日、15−15で追われました。相変わらず物凄い調教量です。これはメキメキ強くなるはずです。

 4月30日、出走前の最終追い切りですが、追い切り量も豊富で、馬ナリでサッと流す程度に追われました。最初のデータが計測不能で、正確な時計はわかりませんが、推定では52秒台から53秒台でしょう。アイオロスシチーよりも強めに追われた格上馬に併入しています。
 終いの伸びは素晴らしく、私の評価は前走に引き続き高い評価の「A−」です。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 5月3日 東京7R 3歳500万 ダ1600m 混合戦 全18頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アイオロスシチー 蛯名正義  3/30 500万 中山ダ1200 12
ウインマグナム 蛯名正義  3/16 未勝利 中山ダ1800
ケイアイスイジン 柴田善臣  3/30 500万 中山ダ1200
シャススプリーン 吉田豊  2/11 500万 東京ダ1400 15 12 11
シルクパナシア 内田博幸  4/06 未勝利 中山ダ1800 10
シルクマンハッタン 江田照男  4/05 未勝利 中山ダ1800
ジーエスランドール 公営所属
セレスブレイク 大庭和弥  1/19 500特 中山ダ1800 14 15 10
タカラカリズマ 石橋守  3/30 500万 阪神ダ1800 15 11
ダイナマイトシコク 西田雄一郎  4/20 500特 福島芝1200 12 15 13 13
ディーエスルーラー 勝浦正樹  4/12 500万 中山ダ1200 11
ナスノマツカゼ 田中勝春  4/13 未勝利 中山ダ1200
ヒーリングステージ 佐藤聖也  3/22 500万 中山ダ1800 12 10 15 15
フサイチエゴイスト 吉田隼人  4/20 500万 中山ダ1800
メジロオマリー 吉田豊  3/30 500万 中山ダ1200 10
ヤマイチリベラル 公営所属
ライムライトシチー 柴山雄一  4/12 500万 中山ダ1200 10 11 16
ロングキーブリッジ 藤岡佑介  3/02 500万 阪神ダ1200 10 10

いつもよりメンバーが揃っています。凄い切れ脚のメジロオマリーが最も嫌ですね。

●騎手は?

 5月3日に東京競馬場で騎乗する予定の騎手は次のとおりです。

 戸崎圭太、川田将雅、池添謙一、内田博幸、勝浦正樹、柴田善臣、松岡正海、武士沢友治、田中勝春、吉田隼人、後藤浩輝、武豊、福永祐一、蛯名正義、池田鉄平、吉田豊、五十嵐雄祐、柴山雄一、江田照男 各騎手。

 アイオロスシチーの基本は主戦の蛯名正義騎手でしょうが、蛯名正義騎手は前走8馬身千切って勝ったウインマグナムの手綱も取っておられました。果たして蛯名正義騎手はそのウインマグナムを選ぶのか、それとも最強のお手馬アイオロスシチーを選ぶのか。

 微妙ですが、仮に蛯名正義騎手がウインマグナムを選んだとしても、嶋田功師が稀に依頼する武豊騎手や内田博幸騎手あたりを選んで欲しいですね。

●東京ダ1600mコース解説

 東京ダ1600mは、東京芝2000mと同様にしばし物議を醸すコース設定。03年にコース新装が行われたが、前者はその状況が是正されなかった。
 いまだに抱える欠陥要因は、スタート地点。2コーナー奥の芝部分からスタートすることになるのだが、脚をすべらせてダッシュがつかないことがある。
 また、内枠と外枠とでは芝を走る距離が違うが、あるトップジョッキーの話だと、その点はあまり関係ない(騎手は気にしていない)ようだ。
 むしろスタート地点そのものに問題があり、芝が得意でない馬にとっては不安材料なのだ。
 まずはスタートで好発をできるかが勝負の分かれ目。出遅れたらほぼ終わり。致命傷になる。
 ダート戦なので基本的には逃げ・先行が有利だが、1300mや1400mに比べて数字はガクンと落ちる。
 中団からの差し馬も互角で、最後は決め手勝負になる。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント スタート、決め手
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、ジェイドロバリー、フジキセキ
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、蛯名正義、柴田善臣、後藤浩輝
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分41秒1 1分40秒2 1分40秒9
2歳未勝利 1分40秒3 1分40秒4 1分39秒2 1分39秒9
2歳500万 1分38秒6 1分41秒5
3歳新馬 1分41秒1 1分42秒4 1分40秒4 1分40秒1
3歳未勝利 1分40秒2 1分39秒7 1分39秒6 1分39秒6
3歳500万 1分38秒9 1分38秒1 1分38秒1 1分37秒6
3歳オープン 1分37秒0 1分38秒9 1分36秒7
古馬500万 1分38秒9 1分38秒5 1分38秒1 1分38秒3
古馬1000万 1分37秒8 1分37秒4 1秒37秒3 1分37秒5
古馬1600万 1分36秒7 1分36秒5 1分37秒4 1分36秒0
古馬オープン 1分35秒8 1分35秒6 1分35秒3

これ以降は5月1日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月3日東京7R 3歳500万 ダ1600m 混合戦 全15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アイオロスシチー 松岡正海  3/30 500万 中山ダ1200 12 A−
ウインマグナム 蛯名正義  3/16 未勝利 中山ダ1800 B−
ケイアイスイジン 柴田善臣  3/30 500万 中山ダ1200 B−
シルクパナシア 内田博幸  4/06 未勝利 中山ダ1800 10 B−
シルクマンハッタン 江田照男  4/05 未勝利 中山ダ1800 B+
ジーエスランドール 坂井英光  4/10 交流 大井ダ1200
セレスブレイク 福永祐一  1/19 500特 中山ダ1800 14 15 10
タカラカリズマ 池添謙一  3/30 500万 阪神ダ1800 15 11
ダイナマイトシコク 吉田隼人  4/20 500特 福島芝1200 12 15 13 13
ディーエスルーラー 勝浦正樹  4/12 500万 中山ダ1200 11 B+
ファンタジックキー 津村明秀 12/16 500万 中山ダ1800 11 13
メジロオマリー 吉田豊  3/30 500万 中山ダ1200 10
ヤマイチリベラル 戸崎圭太  4/08 地方 大井ダ1400
ライムライトシチー 柴山雄一  4/12 500万 中山ダ1200 10 11 16
ロングキーブリッジ 川田将雅  3/02 500万 阪神ダ1200 10 10

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
アイオロスシチー 4月30日 美浦坂路良 馬ナリ 助手 計測不能−11.9 A−
ウインマグナム 4月30日 美浦坂路良 馬ナリ 蛯名正義 52.7−12.6 B−
ケイアイスイジン 4月30日 美浦坂路良 馬ナリ 攻手 53.0−12.3 B−
シルクパナシア 4月30日 美浦南W良 馬ナリ 助手 5F68.3−12.7 B−
シルクマンハッタン 4月30日 美浦南W良 馬ナリ 助手 5F67.3−12.6 B+
ジーエスランドール 地方所属
セレスブレイク 4月30日 美浦坂路良 一杯 助手 51.5−13.4
タカラカリズマ 4月30日 美浦坂路良 馬ナリ 助手 58.2−14.5
ダイナマイトシコク 4月30日 美浦坂路良 一杯 攻手 50.3−13.7
ディーエスルーラー 4月30日 美浦ポリ良 馬ナリ 助手 5F67.5−12.1 B+
ファンタジックキー 4月30日 美浦南W良 馬ナリ 助手 5F69.1−14.0
メジロオマリー 4月30日 美浦ポリ良 一杯 助手 5F69.4−12.2
ヤマイチリベラル 地方所属
ライムライトシチー 4月30日 美浦南W良 一杯 助手 5F67.8−13.3
ロングキーブリッジ 4月30日 栗東坂路良 馬ナリ 川田将雅 54.2−13.1

これ以降は5月2日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「実力五分」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲
アイオロスシチー △△
ライムライトシチー
シルクマンハッタン
ロングキーブリッジ
シルクパナシア
ケイアイスイジン △△
メジロオマリー
ウインマグナム △△
二重△は△△で処理
あとは無印


林茂徳TM的中でございます(笑)


予想オッズ
馬名 予想オッズ
ウインマグナム 3.7
メジロオマリー 3.8
ケイアイスイジン 4.2
アイオロスシチー 8.3
シルクパナシア 8.8
シルクマンハッタン 11.4
以下20倍以上省略


なんだか3強に随分離されているといった感じでしょうか。本当にこんなにオッズがつけば万々歳なのですが。


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
セレスブレイク 66 62 44 63
アイオロスシチー 79 67 79 57
ヤマイチリベラル
ライムライトシチー 63 63 59 54
ジーエスランドール
タカラカリズマ 77 48 45 77
シルクマンハッタン 74 60 63 74
ダイナマイトシコク 69 51 53 67
ロングキーブリッジ 75 55 75 63
ディーエスルーラー 79 53 79 57
シルクパナシア 74 35 61 74
ケイアイスイジン 73 69 73 69
メジロオマリー 76 66 76 71
ファンタジックキー 61 51 51 54
ウインマグナム 74 66 74


デイリー馬三郎

予想印

◎ メジロオマリー
○ ウインマグナム
▲ ロングキーブリッジ
× アイオロスシチー

以下省略


見解

 「メジロオマリーは器用さがなくいかにも中山6F戦は不向き。それでも鋭い追い込みで連続2着とためる競馬で素質が開花。ここも決め手を見せる。」

大阪スポーツ

本紙の狙い

 「昇級の壁をあっさりクリアしそうなのが◎ウインマグナム。前走駆使した上がりは未勝利では破格の37秒8。8馬身差圧勝も当然か。東京ならさらに本領発揮だ。相手は同様に上昇一途のシルク2頭が妙味。」


 予想家の印
馬名 館林 田沼 山河 本紙
渡辺薫
アイオロスシチー
タカラカリズマ
シルクマンハッタン
ロングキーブリッジ
ディーエスルーラー
シルクパナシア
ケイアイスイジン
メジロオマリー
ウインマグナム

●前走レース後の騎手コメント

アイオロスシチー(9着)

 「スタートは良かったのに行けなかった。1200メートルの流れはこの馬には速い。もう少し長い距離の方がいい。」(蛯名正義騎手・競馬ブック)
 「行き切れず先団で揉まれる形。行きっぷりが悪かった。直線ではムチに過剰反応していたし、フラついて伸びあぐねた。揉まれ弱さが課題。」(競馬ブック)

シルクマンハッタン(1着)

 「途中でペースがガクッと遅くなったので、そこで先頭に立つ形に。今日は初ダートだったが楽だったし、適性は十分にあると思うよ。それに新馬戦で厳しいレースをして頑張っていたように、もともと能力の高い馬だからね。」(江田照男騎手・競馬ブック)

ダイナマイトシコク(6着)

 「調教は落ち着きがあって良かったが、レースでは道中フワフワして気の悪さを見せていた。精神面が大人になればいいけど。」(西田雄一郎騎手・競馬ブック)

ディーエスルーラー(9着)

 「昇級緒戦でペースが速かったですね。少しずつこのクラスのペースに慣れていってくれれば。」(勝浦正樹騎手・競馬ブック)

シルクパナシア(1着)

 「2番手でもいいと思っていたが、スタートが良かったからね。無理に抑えることもないし、そんなに速いペースにならず淡々と行けました。この前も力のあるところを見せていたからね。完勝でした。」(内田博幸騎手・競馬ブック)

ケイアイスイジン(3着)

 「寄られて躓いたのが痛かった。それでなくても小脚が使えずモタつくところのある馬だからね。1400メートルから1600メートルくらいの距離でタメるレースが合っているんじゃないかな。」(柴田善臣騎手・競馬ブック)

メジロオマリー(2着)

 「4角で外を回らされるロスはありましたが、手応えは良かったですし、前走の末脚からも、もっと弾けると思ったんですが・・・。もうちょっとでした。」(吉田豊騎手・競馬ブック)

ウインマグナム(1着)

 「ひと息入っていたし、体が一気に減っていたので、今日はパドックからうるさかったし、返し馬でもテンションが高かった。道中は掛かり気味だったが、それで最後は流すくらいの余裕があったし、ダートの適性は高い馬だよ。これで鞍上の指示通りに走れるようになれば、楽しみな馬になりそう。」(蛯名正義騎手・競馬ブック)

●各陣営のコメント

セレスブレイク

 「好調時と比べて馬体の張りが物足りない。去勢の効果でもう少し前向きさが出てくれば。」(和田正道調教師・デイリー馬三郎)

アイオロスシチー

 「跳びが大きい馬なので、広い東京コースは合う。ケイコの動きは文句なし。期待したい。」(木藤助手・デイリー馬三郎)

 「」(助手・大阪スポーツ)

ヤマイチリベラル

 「輸送を考慮して余裕を持たせた仕上げ。イレ込むタイプだけに当日の落ち着きがカギ。」(渡部則調教師・デイリー馬三郎)

ライムライトシチー

 「テンにもたつく面があるので、直線の長いコースの方が競馬はしやすい。うまくはまれば。」(成島英春調教師・デイリー馬三郎)

ジーエスランドール

 「初もの尽くしだが、先々を考えればいい経験になる。具合は良く、自分の競馬ができれば。」(栗田裕調教師・デイリー馬三郎)

タカラカリズマ

 「前走後に少し疲れが出たが今は問題ありません。終いは伸びるので東京変わりは魅力。」(田村康仁調教師・デイリー馬三郎)

シルクマンハッタン

 「ソエは小康状態だし、引き続き前走の出来をキープしている。昇級戦だけど、期待は十分。」(境征勝調教師・デイリー馬三郎)

ダイナマイトシコク

 「前走の内容も悪くなかったし、この馬なりに進境が見られる。引き続き出来もいいからね。」(堀井雅広調教師・デイリー馬三郎)

ロングキーブリッジ

 「この条件はいいが、少し体に余裕があるからね。今週のひと追いでどこまで絞れるか。」(渡辺助手・デイリー馬三郎)

ディーエスルーラー

 「時計が速かったこともあるが千二では忙しいので距離を延ばしてみたい。変わり身を。」(藤原辰雄調教師・デイリー馬三郎)

シルクパナシア

 「詰め寄られながら二枚腰で突き放した前走の内容は優秀。位置取りはどこでもOK。」(鈴木伸尋調教師・デイリー馬三郎)

ケイアイスイジン

 「スタート直後に不利があったからね。末脚は確実で東京コースはベスト。マイルでも。」(田中助手・デイリー馬三郎)

メジロオマリー

 「この距離でもこなせる血統だし、追ってしっかりと伸びるのでコース変わりはプラス材料。」(奥平雅士調教師・デイリー馬三郎)

ファンタジックキー

 「左回りだと外へ逃げようとする面がある。冬毛が抜け切らず、完調にはもう一歩なので。」(清水英克調教師・デイリー馬三郎)

ウインマグナム

 「いったん放牧を挟み、仕上がりはまずまず。うまく前に馬を置ければ力は通用するはず。」(田中清広調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

アイオロスシチー

 大阪スポーツ紙にも私ほっさんと同じことが書いてある。それは、全15頭の中で、我らが愛馬アイオロスシチーの追い切りが1番だということだ。

 追い切りの動きが1番で、前走は距離不足での大敗で、しかもこのクラスは1400mで2着の実績のある馬。負けるはずがないじゃん!!
 以上

ウインマグナム

 前走2着馬を8馬身千切って優勝。そのときの騎手が蛯名正義騎手で、今回はこちらを選択されました。しかし、追い切りの動きだけを見てもアイオロスの方が上に感じます。たぶん勝てるでしょう。

 蛯名正義騎手、馬の選択を間違えたと後悔してください。

ケイアイスイジン

 このクラス3着3着と超安定株。しかも前走はスタート直後寄られて躓いての勝ち馬から0秒1差。ただ、ハイペースを後ろから控えたもので、展開利はあった。

 今回、アイオロスシチーという強い馬が出ていて、優勝はないが、2、3着争いには加わりたい。

 追い切りの動きはまあまあ。

シルクパナシア

 前走で未勝利脱出。結構専門誌では印がついていますが、前走の内容も、そんなに目立ったものでもなく、昇級初戦でこのクラスで連対したような強い馬(アイオロスシチーなど)が何頭かいるのに、いきなりからは。

 これも追い切りはまあまあ。

シルクマンハッタン

 追い切りの動きはなかなかいいですね。力は出せそうです。

 しかし、上記シルクパナシアと同じ理由で、アイオロスの敵ではないでしょう。

ジーエスランドール

 地方所属。常識的には厳しいも地方馬は走ってみないとわからない部分がある。

セレスブレイク

 前走は15番人気14着。今回3カ月半の去勢放牧明け。追い切りでは終いの脚の上がり方が気に入らないですし、いきなりはないでしょう。

ダイナマイトシコク

 追い切りは全体の時計はそこそこも、終いの脚の上がり方が尋常ではないですね。それだけの理由で十分消せます。

タカラカリズマ

 前走は15番人気も6着。しかもスタート直後に出遅れ。今回はそこそこの人気を背負うでしょうが、追い切りは全然動きませんね。ならば、とても買えないですね。

ディーエスルーラー

 追い切りの動きは最後までなかなか良かったですね。前走、前々走は1200m。長いのでは?

ファンタジックキー

 前走昇級初戦は13番人気11着と大敗。そこから4カ月半馬体を立て直し、今回が復帰初戦。

 追い切りの動きはひどいものです。よくこの状態で出走してきたものです。

メジロオマリー

 いつも最後超物凄い脚で上がってくるメジロオマリーですが、今回は追い切りの内容が酷いゾ!!アイオロスシチーにとって1番嫌な脚質の相手だが、今回は使い詰めで疲労?

ヤマイチリベラル

 地方所属。常識的には厳しいも地方馬は走ってみないとわからない部分がある。

ライムライトシチー

 追い切りは終いの脚の上がり方が残念です。応援はしていますが、少し厳しいかな?いや、シチー丼を目指して上がってきて欲しい。

ロングキーブリッジ

 追い切りはジョッキー騎乗でこの動きではなぁ、という感じです。やはり陣営のコメントにありますように、太目残りなのでは?
アイオロスシチー
メジロオマリー
ケイアイスイジン
ウインマグナム
 人気になっている馬は良く見れば前走で未勝利を勝ち上がった馬ばかり。ウインマグナムにしても、シルクマンハッタンにしても、シルクパナシアにしても、中山ダート1800mで1分55秒台と勝ち時計も平凡。

 こんなのに、このクラス2着の実績のある我らが愛馬アイオロスシチーが、しかも私ほっさんも専門誌も認める絶好の追い切りの動きなのに、負けようはずがない!!


 とすると、相手は後ろから切れまくるメジロオマリーだが、こんなに脚質に左右される馬は危なすぎる。しかも追い切り内容が酷い。また、直線が長いといっても、結局このコースも先行有利。

 シチー軍団の皆さんは、このコースを得意にしているディヴァインシチーがどのような勝ち方をしたか、覚えておられるでしょう。4角ではハナに立ち、押し切る形です。

 当然アイオロスはそういった走りのできる馬ですから、よほど後ろから行かない限りは勝てるでしょう。

 私ほっさんは勝手にそう解釈します。


 とにかく、アイオロスシチーには走破時計1分38秒5良を超えてもらいたい。これがクリアできれば何着でも構わない。この時計より速く走れれば、間違いなく500万は勝てる。もし、38秒台を切れば1000万クラスでも勝ち負けできる。


 十分に勝てる相手だ!!勝って欲しい。がんばれアイオロスシチー!!

これ以降は5月3日に作成

●レース 

 アイオロスシチーのスタートは普通ですが、押して押してハナを主張します。ずっと私がいい続けていますように、東京ダート1600mは外枠有利です。なぜなら速く走れる芝の部分が外へ行くほど長いからです。
 アイオロスシチーはハナに立つほうが好走しますから、押して行くのは当然ですが、ここでかなりのスタミナを消費します。

 結局上位3頭が15番、13番、12番という外枠の馬ばかりという結果を見てもそのことは明らかです。有力馬で唯一内枠に閉じ込められたアイオロスシチーは、この時点で終わっていたのかも知れません。


 どうしてもハナを譲れないアイオロスシチーは最初の2ハロンずっと押し通しで、ラップタイムは最初の4ハロンが12.2−10.5−11.1−11.9と無茶苦茶速くなります。これでハナから終い38秒台で上がれたらオープン級の馬ですね。


 結局我らが愛馬アイオロスシチーが無理矢理ハナを奪うことになり、2番手はロングキーブリッジ、3番手はシルクマンハッタンという隊列になります。

 アイオロスシチーは川田将雅騎手騎乗のロングキーブリッジに幾度となくつつかれ、4角でもう手応えが怪しくなります。最後は流れ込んで11着。上がり40秒5と完全に脚が上がっていました。これでも未勝利なら勝てますけどね。

 結果は仕方ないですね。ちょっと無理しすぎた気はしますが、悪い乗り方ではなかったです。展開が向かなかっただけ。ハナに行きたい馬が多すぎました。

 2着のメジロオマリーと3着のケイアイスイジンは道中ほとんど最後方でしたから、まさにアイオロス様様の展開。

 おかげで勝ち馬のタイムは1分36秒6と3歳オープンの時計になっちゃいました。

 ライムライトは6着馬からハナ差の7着となかなかいい結果を出せました。正直直前で乗り替わった北村宏司騎手が良かったような気がしますが・・・。

●時計の評価

 東京ダート1600mの3歳500万クラスの過去10年の平均勝ちタイムを見ますと、今日のような重馬場で1分38秒1。不良馬場で1分37秒6です。

 今回、11着に敗れたアイオロスシチーの走破時計は1分38秒7ですから、負けて当然の時計と言えます。しかし、道中1度も息が入らず無茶な競馬をしていますから、参考外でいいのではないでしょうか。

 人によっては距離をいう人がいるかも知れません。ベストは1400mだと思いますが、1600mが長いとは思いません。今日の競馬だと、多少スタミナがある馬でもバテるでしょう。それくらい、最初の2ハロンの松岡正海騎手の追い方は凄かったです。

これ以降は5月6日に作成

●レース後の騎手・調教師のコメント

ウインマグナム(1着)

 「この前と同じでうるさい面は相変わらず。でも、外枠だからうまく出て行けたし、折り合いもついていた。自分でレースを作ってこの好時計勝ちだから価値はある。これからいろいろと要求されることがあるが、楽しみな馬です。」(蛯名正義騎手・競馬ブック)

メジロオマリー(2着)

 「大分、自分からハミを取るようになったし、砂を被っても問題なかった。最後は相当脚を使っているけどね。こんな脚質だから東京コースの方がいい。今日は相手が強かった。」(吉田豊騎手・競馬ブック)

ケイアイスイジン(3着)

 「持っている時の手応えの割りにジリジリとしか伸びてくれない。追い出すと体が延び切ってしまう。まだ歩く姿も頼りないからね。体がパンとしてくれば脚を使えるようになる。」(柴田善臣騎手・競馬ブック)

●専門誌のレース評価

ウインマグナム(1着)

 「好発を決め、そこから内の出方を見ながら控える。飛ばす2頭(アイオロスとロングキーブリッジ)を見ながら3番手で正攻法。直線は馬ナリ先頭から追い出しを我慢。1000メートル通過58秒1、さすがにゴール前詰め寄られたが凌ぎ切る。着差以上に強い勝利。」(競馬ブック)

メジロオマリー(2着)

 「スタートで寄られて出遅れたが、慌てず今日も決め撃ち。直線で徐々に外に持ち出す。前が飛ばして展開も向いたが、最後は勝ち馬に馬体を併せに行って際どく迫った。距離にも融通が利いたし、チャンスは近い。」(競馬ブック)

ケイアイスイジン(3着)

 「スタートで外にヨレたが、後方馬群で折り合う。3〜4角で一旦後退して最後方へ。直線は大外から伸びてきたが、最後は同じような脚色になってしまった。」(競馬ブック)

アイオロスシチー(11着)

 「スタートしてすぐに、今日は何が何でもといった感じで、押して行ってハナを切る。向正面までは2頭併走して飛ばして行く。距離延長もあっただろうが、さすがに4角で手応えが怪しくなって失速。」(競馬ブック)

シルクパナシア(13着)

 「今日は5番手で追走に苦労する感じ。4角手前ではムチが飛んで、直線に向くとバテてフラつきながら後退してしまう。今日は流れが速過ぎた。」(競馬ブック)

●今後の展望

 今回の1戦は展開が向かなかった、ただそれだけ。

 この1戦で距離が長過ぎるという人もいるでしょうが、私は現状ではそうは思っていません。こんな超ハイペースでは、よほどの馬でない限りバテます。

●最後に

 今回は11着でしたが、なんだか同じ嶋田功厩舎の愛馬ディヴァインシチーの猪苗代特別を見ているようで、懐かしい気がしました。アイオロスは極端な逃げ馬ですので、今回のように、同型が多いと、どうしても辛い展開になってしまいます。

 しかし、これだけのスピード(しかも、芝の少ない最内枠からのスタートでハナを切るわけですから・・・。)があるのですから、ローカル(新潟や小倉、北海道)では滅法強いでしょう。

 これからも、同型が多いと直線失速、少なければ勝ち負けといったことを繰り返すでしょうが、能力は間違いない馬ですし、毎回期待が持てる楽しみな馬です。

 次走も当然期待しております。

 蛯名正義騎手にフラれたアイオロスシチーですが、能力から当然いい騎手が乗ってくれるでしょう。もちろん今回のように松岡正海騎手でもなんの文句もありませんが、次走だれを乗せてくれるかも楽しみのひとつです。

 がんばれアイオロスシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2008年4月9日作成 15日、16日、19日、22日、23日、27日、30日、5月1日、2日、3日、6日加筆
アイオロスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2008年 3月30日 第4戦 3歳500万 中山ダ1200m(9着/3番人気)

2008年 2月23日 第3戦 3歳500万 東京ダ1400m (2着/3番人気)

2008年 1月19日 第2戦 3歳未勝利 中山ダ1200m (1着/13番人気)

2007年12月22日 デビュー戦 2歳新馬(混合) 中山ダ1200m (14着/5番人気)

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