6月8日の第11戦以来、放牧に出されていましたが、10月2日に帰厩が確認されました。約4か月間のリフレッシュ休暇でした。
この馬は420キロと馬格がなく、強く追い切ると飼い葉を食べなくなってしまう状態でした。今回の放牧で440キロ程度になっているのであれば、その能力から、今後の活躍がかなり期待できるのですが、どうでしょう。
馬体重と、追い切りの動きに注目です。
前走前 6月7日 栗東坂路 良 馬ナリ
4F 68.1
3F 48.4
2F 30.1
1F 14.5
10月5日 栗東坂路 良馬場 馬なり
4F 58.7
3F 43.3
2F 28.9
1F 14.9
10月8日 栗東E 良馬場 馬なり
ゲート
助手
14.6
13.4
14.0
15.2
15.2
10月11日 栗東坂路 重馬場 馬なり
助手
4F 55.9
3F 40.6
2F 26.5
1F 13.5
10月5日、帰厩後、初の追い切り時計を計時しました。さあ、チャーミングシチーの再始動です。芝でもダートでも走れますし、馬体さえふっくらと成長していれば、もっとやれる馬と確信しています。これからの追い切りの動きに注目です。
10月8日、ゲート練習です。しかし、水準以下の平凡な動きです。もっと加速できる馬なのですが。まだ本調子ではないですね。15日の地方交流競走に出走するようですが、少し早い気がします。
10月11日、なぜ馬なりでしか追えないのでしょうか。これを考えるに、そんなに馬体重が増えていないのではないでしょうか。ということは、たいした上積みは見込めません。理想は放牧からプラス20キロぐらいで帰ってきて、多少飼い葉食いが悪くなってもビシビシ強く追いたいところですが、これではねぇ。
動きも重馬場とはいえ、もう少し時計を詰めてもらいたかったです。今回のレースも善戦に終わってしまうのでしょうか。
以下は地方競馬情報サイトからの引用です。
2008年10月15日(水) 笠 松 第9競走 ダート 1400m(右)15:35発走 |
(JRA指定交流) 三番叟(さんばそう)特別A3 特別 (サラブレッド系 一般 別定) |
賞金 1着410,000円 2着103,000円 3着41,000円 4着25,000円 5着17,000円 |
|
レコード 1:24:3 ヤマカツスズラン 55 池 添 謙 一 2002/11/26
*「セ」 =「せん馬」 *「計不」=「計量不能」 *「降」=「降着」 |
賞金はJRAからも加算されますが、はっきり言って安いですね(笑)。
ナムライシスが少し強そうですが、全体的に物凄く弱面です。これなら、チャーミングシチーの実績が光ります。人気的にも2、3番人気になるのではないでしょうか。
なにより、福永祐一騎手がわざわざチャーミングシチーの為だけに、笠松まで遠征してくれることが嬉しいですね。ここを圧勝して、チャーミングシチーの主戦に落ち着いて欲しいものです。騎手は私が昨日当サイトで”岩田康誠騎手か福永祐一騎手が乗ってくれないかな?”と書いたら、本当に福永祐一騎手でした。最高の人選です。これで一気に激アツになりました。
このレースは清水出美調教師は2頭出しですが、一方に福永祐一騎手、一方に幸英明騎手を使って来ました。元々、清水出美調教師はいい騎手を選択してくれるのでお気に入りですが、今回も両馬ともにいい騎手を使ってくれています。
また、笠松のダート1400mは私はコース特性を良く知りませんが、小回りの競馬場での1枠1番は、スタートさえ決めれば、距離ロスを防げますし、最高の枠ではないでしょうか。気になったので、地方競馬情報サイトでデータを出してみました。
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上の表は、笠松競馬場の1400mでの馬番別での入着順一覧(地方競馬情報サイトからの引用)ですが、これで見ると馬番8番が少しいい程度で、あまり差はないですね。
というわけで、いつも書いていますが、地方馬の強さははっきり言って私はわかりません。しかし、着や内容を見ていると、ダートでは中央の500万クラスでも、そこそこ走っているチャーミングシチーが能力上位だと思います。
いきなりやってくれるのではないでしょうか。非常に楽しみです。
以下の表は地方競馬情報サイトからの引用ですが、チャーミングシチーは堂々の3着(5番人気)でした!!しかも、勝ち馬とは0秒1差。うーん、惜しい!
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上り 4F 51.0 3F 38.4 |
コーナー通過順 最初の直線 4,9,8,5,6,2,3,1,7 第2コーナー 4,9,8,5,6,3,2,1,7 第3コーナー (4,9),(5,8),3,6,1,2,7 第4コーナー 9,8,3,5,1,6,4,2,7 |
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元々、馬体が細化し、追い切りもロクに出来ず、持っている力が出せてなかっただけで、新馬戦で2着だったように能力はあります。今回4か月放牧したことにより、馬体は434キロと過去最高にふっくらしましたし、久々でも能力を出すことができました。
ただ、以前もレースに使うことによって、極端に飼い食いが減っていましたから、それが心配です。次走も434キロをキープ出来るのなら、かなり存在感を示すことができるのではないかと思っています。440キロ台なら、私は500万クラスはいずれ確実に突破すると言い切ります。
地方交流戦ということもあり、レースを映像で確認することは出来ませんが、上記コーナー通過順を見ますと、8、8、7、5ということで、後方追走から徐々に押し上げ(マクり)、人気の2頭を交わして3着に食い込んだというところでしょう。さすが、福永祐一騎手。追えばしっかりと馬が伸びたようです。まだ上がりは発表されていませんが、もしかすると、メンバー中、最速上がりだったんではないでしょうか。
今回の馬体重434キロを見た瞬間に、私は3着という結果よりも、「やった!!」と思いました。とにかくチャーミングシチーは馬格がなく、少し強めに追えば飼い食いが減り馬体が細化してしまうために強く追えず、ビシビシ追えないために強くなれないの繰り返しでした。
それが少し馬体が戻って喜んでいた6月8日の前走からプラス14キロ!!私が競走馬に求める最適な馬体重440キロから490キロに限りなく近くなってきました。これで、そこそこ追えるようになれば、ますます能力を開花させることができますし、スタミナもつくため、最後の踏ん張りも効いてくると思います。
とにかく、今回の最大の収穫は馬体増と、そのことによるレース内容の良化です。500万クラスに昇格してから、6戦全て8着以下という成績でしたから、「もう頭打ちかな?」と諦めかけた保護者の方がいらっしゃるかも知れませんが、そんなことはありません。
私が常々言っている、新馬戦で1番人気ないしは1着だった馬は、大抵1000万クラスで勝ち負けできるということからしても、新馬戦2着のこの馬は、馬体が整い、しっかりと追えれば、もっともっとやれる馬です。今後の活躍に期待します。
チャーミングシチーの大きな武器は、スッと前につけることのできる先行能力で、今回、最内枠ということもあって、スッと先行して小回りでは圧倒的なラチ沿いの最短距離を走るのかと思いきや、ななんと後方追走。通常直線の短い地方競馬では厳しい位置取りですが、見事に3着に入線してくれました。
まだメンバーも軽く、楽観視は出来ませんが、それでも嬉しいことです。このまま地方交流戦ばかりに出走するのは嫌です。今回の3着賞金は41000円。もちろん、JRA指定の交流競走ですから、JRAから賞金の上積みはありますが、正直、中央の500万クラスの3着とは違って微々たるものです。
今回のように、馬体さえふっくらとすれば、中央の500万クラスでも出番のある馬です。次走は是非中央でお願いいたします。
次走も頑張れチャーミングシチー!!
私はJRAのレースについては、月525円でレーシングビューアに入っていますので、いつでも全レースが視聴できるわけですが、地方競馬は無理だと勝手に思っていました。
しかし、チャーミングシチーのレースぶりが見たくて、ネットで検索していたら、画質はかなり悪いですが、無料で地方競馬の全レースが見れるんですね。皆様はもうご存じだったかもわかりませんが、私は初めて知ったので、ご紹介しますね。
昨日(2008年10月15日)のチャーミングシチーのレースをご覧になりたい方はこちらをクリックしてください(ご覧になるときは、日付をレースのあった10月15日にしてください)。
もちろん、無料ですので、ご心配なく。嬉しいサービスですね。
ただ、アナウンサーさんの声が、私には合いませんが・・・(汗)。
その映像を見ますと、我らが愛馬チャーミングシチーは、大外ぶん回しの豪快なレースをしています。あれだけ大回りをして、走破時計が1分26秒8、本日発表になった、上がりが36秒8というのは、物凄いことです。
どのくらい凄いと言いますと、まずは以下の表を見てください。
笠 松 勝馬平均タイム 距離 クラス 期間 馬
場レース
数出走
頭数最 高
タイム平 均
タイム1400m 一般 前開催 良
稍
重
不39
0
5
4338
0
48
341:28:3
1:26:2
1:28:71:30:9
1:27:8
1:29:9前 年 良
稍
重
不458
102
69
984052
903
628
8831:27:8
1:27:2
1:29:2
1:25:71:31:7
1:31:4
1:31:7
1:31:3
これは、10月15日に地方競馬情報サイトに掲載されていたものですが、笠松ダート1400mは、昨日と同じ馬場状態の稍重馬場で昨年1年間に102回のレースが実施されましたが、我らが愛馬チャーミングシチーの走破時計は、その最高タイムを上回るタイムです。
「いやいや、昨年よりも今年の方が時計が出ているんじゃないの?」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。確かに、その傾向はありますが、
同日15日の5R C7組 1分30秒1 稍重
7R C6組 1分29秒1 稍重
8R C5組 1分29秒8 稍重
本日16日の9R オープン 1分26秒6 良
ということで、C組は中央の未勝利クラス以下だと考えても、かなりいい時計で走っていることがわかります。さすがに16日のオープン戦は脚抜きの悪い良馬場での1分26秒6ですから、これは凄いんですが、メンバーは地方重賞連覇のミツアキタービン(しかし、もうピークは過ぎた8歳ですが・・・)などがいることを考えても、少し別格です。今回の我らが愛馬チャーミングシチーの一戦はJRAの500万クラスとしては、ハイレベルな一戦だったと認識して良いでしょう。
額面上は3着は41000円ということで、チャーミングシチーは500口の馬ですから、たつた82円かと思えるのですが、そうではありません。JRA指定の交流競走ということで、賞金面では、随分とJRAから補助が出ます。
具体的には、少し古い話になりますが、私の愛馬パノラマシチーがJRA指定の交流戦(中央未勝利クラス)で3着だったときの総賞金は、1257000円で、1口配当は965円ありました。そのパノラマシチーは1000口の馬ですから、500口のチャーミングシチーに換算すると、1口2000円程度はあると思っていいのではないでしょうか。
愛馬が月に2000円稼いでくれたら、なんの文句もないですね。
地方競馬はなかなか脚光を浴びないものですが、特に地方交流戦に愛馬が出走したときなどは、それがどのような騎手なのか、そこでどのくらい活躍しているのかなどは気になるところです。
また、どのような競馬場で、どのあたりにあるのかなどいろいろな情報が掲載されています。
●全国地方競馬ガイド ソフトバンク クリエイティブ株式会社 発行
全国地方競馬ガイドは、私ほっさんがもう少し地方競馬の知識を深めたいと思って購入した本です。
2006年末に発行と少し情報は古くなりますが、北はばんえい競馬から、関東4場、荒尾まで全21地方所属競馬場が写真付きで詳しく掲載されています。
書店で何気なく見つけて、カラフルですぐに欲しいと思ったのですが、当時1番欲しかった情報は、地方競馬所属騎手の詳細な成績や情報で、当本は、当時の全地方競馬所属の騎手の写真を掲載するなど、画期的ではありましたが、各個人の騎手情報に関しては、やや情報量が少ないと感じます。
また、各地方競馬場を詳しく紹介しているのですが、たとえば笠松の1400mはどの枠が実績を残しているであ.
るとか、コースの特徴などについては、あまり詳細には述べられていません。
ですから、この本は、”こんなところに、こんな競馬場があったのか!!”という、まだあまり地方競馬に詳しくない方、すなわち地方競馬の初心者向けの本であると思います。そういう方にはお勧めの一冊です。
ちなみに、私の求めていたような地方所属騎手の詳細な成績や情報は、当ほっさんサイトの騎手ライキングコーナーかがお勧めです。
2006年10月20日発行 880円 フルカラー128ページ
2008年 6月 8日 第11戦 500万 中京芝1800m 牝馬限定戦 (12着/14番人気)
2008年 4月13日 第10戦 忘れな草賞 3歳オープン 阪神芝2000m 牝馬限定戦 (12着/16番人気) 写真多数付き 現地レポ
2008年 3月23日 第9戦 3歳500万 阪神ダ1800m (8着/11番人気) 写真多数付き 現地レポ
2008年 3月 1日 第8戦 沈丁花賞 3歳500万 中京ダ1700m (8着/8番人気)
2008年 2月 2日 第7戦 つばき賞 3歳500万 京都芝1800m (12着/11番人気)
2008年 1月 6日 第6戦 福寿草特別 3歳500万 京都芝2000m (13着/14番人気) 写真多数付き 現地レポ
2007年12月15日 第5戦 2歳未勝利 中京ダ1700m 牝馬限定戦 (1着/4番人気)
2007年11月23日 第4戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (3着/8番人気)
2007年10月28日 第3戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (14着/6番人気)
2007年 9月29日 第2戦 2歳未勝利 阪神芝1400m (5着/4番人気) 写真多数付き 現地レポ
2007年 9月 9日 デビュー戦 2歳新馬(混合) 阪神芝1800m (2着/9番人気) 写真多数付き 現地レポ