愛馬チャーミングシチー 第4戦!

11月23日京都3R2歳未勝利芝1600m牝馬限定戦は、

3着/8番人気!!

やはり速い追い切りが3本こなせたことは大きなプラスだった!

まだまだ本調子じゃない中の3着は非常に価値あり!

さすが角田晃一騎手、いい騎乗でした!

レース回顧と時計の評価、レース後角田晃一騎手のコメントを掲載。

(11月27日完結)

2007年11月16日作成

●次走は11月25日中京4R芝1800m牝馬限定戦を希望

 11月12日にクラブのHPの出走予定で、チャーミングシチーが18日の京都4R芝1400m牝馬限定戦に出走予定となっていたときは、正直愕然とし、目を疑いましたが、追い切りの動きの悪さからか、そこは回避し、23日から25日の3日開催での出走予定となりました。

 私ほっさんは、芝1400mでも好メンバーで5着とそこそこ走ったように、からっきし駄目だとは思いませんが、清水出美師自らも距離不足とおっしゃっていたように、私もレースを見て少し忙しい気がしました。

 私はチャーミングは中距離向きで、芝1800mから2200mくらいがベストと見ていますが、25日の中京に芝1800mの牝馬限定戦という、願ってもないレースが組まれています。

 追い切りの動きがまだまだ全然重いので、間に合うかどうかわかりませんが、これにいい状態で出走できれば、勝ち負けは間違いないと思っています。前回は今までで1番追い切りの動きが悪かったですし、14着と言っても1秒2しか離されていませんから、度外視して全く問題ないでしょう。逆に人気が落ちるようなら、馬券的にはチャンスです。

 ただ、あくまでも、追い切りの動きが良かったらの話で、今のところ2戦目直前の追い切りの動きが1番良かったように思われます。あのくらいの動きで出走できたら・・・。

 あとは師を信じるしかないですね。

これ以降11月20日作成

●気になる出馬想定表

出馬想定表 11月23日京都3R 2歳未勝利 牝馬限定 芝1600m 全19頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アクアブルーマーチ 武幸四郎 11/10新馬 京都芝1600 17
アマゾネスバイオ 川田将雅  9/08未勝利 阪神芝1400
エアパスカル 秋山真一郎 10/28未勝利 京都芝1600
オースミマコ 和田竜二 11/11未勝利 京都芝1600
キャトルキャール 角田晃一 10/28未勝利 京都芝1600 12 13
コスモムルシェラゴ 幸英明 11/10未勝利 東京芝1800 12 14
サムワントゥラブ 武豊 10/27新馬 京都芝1600
チャーミングシチー 池添謙一 10/28未勝利 京都芝1600 14
ニホンピロボタン 酒井学 11/10新馬 京都芝1600 13 14
バトルラヴ 藤岡康太 11/17新馬 京都芝1200
パラダイスイズヒア 荻野琢真 11/10未勝利 福島芝1200
ビジュアルクイーン スボリッチ 11/10新馬 京都芝1600 13
ピサアントワネット 秋山真一郎 11/03未勝利 京都芝2000 12
フェンウェイバード 菊地昇吾 11/11未勝利 京都ダ1200
プティマカロン 北村宏司 10/28未勝利 京都芝1600 12 11
マイドリーマー 芹沢純一 11/11未勝利 福島芝1200 15 13
マルティンスターク ルメール 11/10新馬 京都芝1600
ミスティックラヴ 長谷川浩大 11/10新馬 京都芝1600 11
ラヴァーズテーラー 荻野琢真 11/03新馬 福島芝1200

表中の「願」は、明日出走確定のときに、このレースを回避していなくなって欲しいと願う馬(強敵っぽい馬)。

京都芝1600m持ち時計

アクアブルーマーチ 1分38秒3良
エアパスカル     1分37秒1良
オースミマコ     1分36秒6良
キャトルキャール  1分37秒8良
コスモムルシェラゴ 1分36秒3良
サムワントゥラブ  1分36秒1稍
チャーミングシチー 1分38秒2良
ニホンピロボタン  1分37秒8良
ビジュアルクイーン 1分36秒3良
プティマカロン    1分37秒4良
マルティンスターク 1分36秒3良
ミスティックラヴ   1分37秒7良
 なんとまぁ、有力馬の多いこと。キャロットクラブの所属馬で、私ほっさんが欲しかったけど、入会時には売り切れていたマルティンスターク。前走新馬戦では超強力2頭に次いで3番人気に支持されましたが、見事に2着!その2強というのが、今回想定表に入っているアクアブルーマーチ(テイエムオーシャンの下)と下記25日中京4Rに出走予定の薔薇一族ローザブランカ。結局勝ったのは前評判の高かったこの2頭ではなく、もっと人気薄の馬だったんですよね。そんな中、マルティンスタークは2着に食い込み、またまた「欲しかったのにぃ・・・。」と地団太踏んだのを覚えています。

 さらに、前走愛馬チャーミングシチーが出走したレースでの断トツ1番人気だったエアパスカル(2着)や、前走1番人気に支持されて3着だったラヴァーズテーラーなど、とにかく有力馬が目白押しで、正直対戦相手の戦績を眺めていただけでも疲れます。

 追い切りは明日でしょうが、普通に考えるとこのメンバーの中に入ると、10番人気10着くらいの気がしてなりません。持ち時計もほとんどの馬に負けていますし・・・。

●京都芝1600m(内回り)コース解説

 スタート地点は向正面2コーナーのポケット。
 内回りで使用されるレースは芝1400mと同じで、2歳、3歳限定の新馬、未勝利、500万クラスのレース。
 スタートから3コーナーまで直線で、距離も十分にあるため、マイル戦にしては前半は落ち着きやすい。
 特に新馬戦などは、折り合い癖をつけてゆったり走らせたいと思う気持ちがあるため、上がり3ハロンの勝負になることもめずらしくない。
 枠順の有利・不利はほとんどない。
 3コーナー入り口の坂の頂上付近までにいい位置を取って脚を溜めて、直線での末脚比べとなる。ただし、新馬や未勝利戦では、後方に待機して強烈な末脚を使える馬はそれほど多くない。
 将来的には、差し、追い込み馬であってもデビュー直後は力の違いで先行できてしまう。したがって、数字上は逃げ〜先行での好走が最も多くなっている。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 最後の直線での末脚
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、ペリエ、岩田康誠、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒0 1分36秒8 1分38秒2
2歳未勝利 1分35秒7 1分37秒0 1分39秒5
2歳500万 1分35秒4 1分37秒9
3歳新馬 1分36秒8 1分37秒0 1分36秒9
3歳未勝利 1分35秒7 1分36秒6 1分37秒4 1分40秒0
3歳500万 1分35秒0 1分35秒4 1分37秒1 1分38秒0
古馬500万 1分34秒6 1分35秒6 1分37秒9

●騎手は角田晃一騎手予定だそうです

 11月23日の京都競馬場での主な騎乗予定者は以下のとおりです。

秋山真一郎、武幸四郎、内田浩一、上村洋行、ペリエ、長谷川浩大、武豊、木幡初広、池添謙一、福永祐一、河北通、須貝尚介、渡辺薫彦、岩田康誠、四位洋文、ルメール、柴山雄一、角田晃一、デムーロ、和田竜二、スボリッチ 各騎手です。


 私ほっさん推奨の11月25日中京競馬場ですと以下のとおりです。

上村洋行、大下智、難波剛健、的場勇人、赤木高太郎、浜中俊、丹内祐次、芹沢純一、丸田恭介、藤岡康太、津村明秀、中村将之、船曳文士、安藤光彰、吉永護、武英智、柴原央明、石橋脩、柄崎孝、田中健、田中博康、二本柳俊一、千田輝彦、太宰啓介、松田大作、中舘英二、菊地昇吾、千葉直人、野元昭嘉、菊沢隆徳 各騎手です。

 そりゃ、この上記を比べると、11月25日は随分と騎手は地味ですが。

 がんばれシチー軍団HPの中でないすさんが、角田晃一騎手で想定されているということを教えてくださっていますので、おそらく角田晃一騎手で確定するでしょうね。私は好きな騎手ですし、嬉しいのですが、あまりにも相手が強過ぎて・・・。


 しかし、勝手に角田晃一騎手で確定すると思い込んで以下に角田晃一騎手と私ほっさんを勝手に語ります。

 騎手について私が語るということは、私の愛馬に角田晃一騎手が乗ってくださるのは初めてということでして、正直嬉しいです。

 角田晃一騎手というと多くの方はジャングルポケットや渡辺栄元調教師を思い出されると思うのですが、私は暮れに開催されていた頃の阪神牝馬特別GUのメモリージャスパーが真っ先に浮かびます。当時角田晃一騎手はフジキセキで朝日杯を制し、来年はクラシックの中心騎手だと目されていました。そんな中、テレビで競馬中継を見ていますと、阪神牝馬特別のパドックを放映していました。この年94年の12月18日ですが、この時点では、私は馬を見る能力は全くなかったですし、有力馬しか名前も知らない状態でした。

 その阪神牝特のパドックを何気に見ていると、スラッとしたピカピカの馬体の馬が1頭いました。見た瞬間にララァ・スン少尉の様に、「この馬が絶対勝つ」となぜか確信めいたものが起こり、それは現実となりました。当時は電話投票権を持っていませんでしたので、ただ眺めていただけでしたが、不思議と強い勝つ勝つオーラをメモリージャスパーから感じ取ったのを覚えています。その鞍上が角田晃一騎手で、当時若手のホープで、武豊騎手の次の世代はこの人だと思っていました。

 現在は恩師渡辺栄調教師の引退、またお手馬ヒシミラクルの引退とともに、少し存在感が薄くなりつつありますが、私は騎乗技術はかなりのものだと思っています。最近では菊花賞で12番人気のエーシンダードマンを4着まで引き上げた人気薄でもあきらめない姿勢と勝負強さが記憶に残っています。

 スイープトウショウも元々渡辺栄厩舎で角田晃一騎手がお手馬でしたよね。厩舎解散とともに、鶴留明雄厩舎に移ってからは、池添謙一騎手に手綱が渡ってしまいましたが、そんなことからも、角田晃一騎手は応援したくなる騎手です。

 今回のチャーミングシチーはまたまたまたまた相手に恵まれませんが、確かな騎乗技術を持つ角田晃一騎手の1発に期待します。


 ・・・とここまで書いて出走回避とかだったら悲しいなぁ。

これ以降11月21日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 11月23日京都3R 2歳未勝利 牝馬限定 芝1600m 全10頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アクアブルーマーチ 11/10新馬 京都芝1600 17
アマゾネスバイオ デムーロ  9/08未勝利 阪神芝1400
エアパスカル 福永祐一 10/28未勝利 京都芝1600 B+
オースミマコ 11/11未勝利 京都芝1600
キャトルキャール 藤岡康太 10/28未勝利 京都芝1600 12 13
コスモムルシェラゴ 幸英明 11/10未勝利 東京芝1800 12 14
サムワントゥラブ 武豊 10/27新馬 京都芝1600 B−
スイートメリー 渡辺薫彦  8/26未勝利 小倉芝1000 B−
チャーミングシチー 角田晃一 10/28未勝利 京都芝1600 14
ニホンピロボタン 11/10新馬 京都芝1600 13 14
バトルラヴ 藤岡佑介 11/17新馬 京都芝1200
パラダイスイズヒア 11/10未勝利 福島芝1200
ビジュアルクイーン スボリッチ 11/10新馬 京都芝1600 13
ピサアントワネット 11/03未勝利 京都芝2000 12
フェンウェイバード 11/11未勝利 京都ダ1200
プティマカロン 10/28未勝利 京都芝1600 12 11
マイドリーマー 11/11未勝利 福島芝1200 15 13
マルティンスターク 11/10新馬 京都芝1600
ミスティックラヴ 11/10新馬 京都芝1600 11
ムーンワルツ 赤木高太郎 11/17新馬 京都芝1600 11 10
ラヴァーズテーラー 11/03新馬 福島芝1200

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 「消」は想定されていたもこのレースには出走しない馬。騎手の太字は乗り替わり。

京都芝1600m持ち時計

エアパスカル     1分37秒1良
キャトルキャール  1分37秒8良
コスモムルシェラゴ 1分36秒3良
サムワントゥラブ  1分36秒1稍
チャーミングシチー 1分38秒2良
ビジュアルクイーン 1分36秒3良
ムーンワルツ    1分37秒9良

 

●チャーミングシチーの追い切り情報

前走前 10月24日 栗東坂路 良 強め

4F 55.7
3F 39.7
2F 26.1
1F 計測不能



11月15日 栗東坂路 良 馬ナリ

助手
4F 57.9
3F 42.9
2F 28.5
1F 14.5


11月18日 栗東DW 良 馬ナリ

助手
3F 45.3
1F 14.4


11月21日 栗東坂路 良 一杯

助手
4F 55.8
3F 40.8
2F 26.8
1F 13.4



 はっきり言いましょう。追い切りの動きは全然駄目!!出走頭数もお手頃ですし、想定していた有力馬もことごとく回避でせっかくのビッグチャンスですが、14着に敗れた前走と全く変わりません。

 新馬戦も確かに追い切りの動きは悪かったですが、ここまでではなかったです。厳しいようですが、追い切りの状態だけで分析すると、シンガリ争い候補でしょう。ほっさん追い切り評価は「C」のダメダメです。

 競馬にタラ・レバは禁物ですが、やはり2戦目が1番動きが良かったですよね。あれが芝1800mに出走していれば・・・。

 ただ、前走は速い追い切りは1本だけでしたが、今回は一応3本出しています。それだけチャーミングシチーがそこそこの追い切りをかけても飼葉食いが極端に悪くなくなったと勝手に思い込み、今回駄目でも次回はまた何本か速い追い切りがこなせれば、いずれは動きが良化して好勝負になると信じています。怖いのは馬体減で、もし今回かなりのマイナス体重で出走するのであれば、今回の3本の追い切りはチャーミングの体調無視で行われたものであり、相変わらずチャーミングシチーはレースに出たり少し強めに追い切るとすぐ飼葉が細くなるということで、これは最悪のシナリオです。こうなったら、放牧に出して馬体重をプラス20キロくらいにして戻してこないと、全く結果はでないでしょう。

 私は今回、当日の馬体重を非常に重要視します。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
アマゾネスバイオ 11/21 栗東CW良 一杯 助手 6F81.5−13.1
エアパスカル 11/21 栗東坂路良 馬ナリ 赤木高太郎 54.5−12.7 B+
キャトルキャール 11/21 栗東坂路良 一杯 助手 54.5−14.4
コスモムルシェラゴ 11/21 栗東坂路良 馬ナリ 助手 60.1−12.6
サムワントゥラブ 11/21 栗東CW良 一杯 助手 5F67.9−12.5 B−
スイートメリー 11/21 栗東DW良 一杯 渡辺薫彦 6F82.4−12.5 B−
チャーミングシチー 11/21 栗東坂路良 一杯 助手 55.8−13.4
バトルラヴ 連闘の為軽め
ビジュアルクイーン 11/21 栗東B良 馬ナリ 助手 5F67.3−12.1
ムーンワルツ 連闘の為軽め

これ以降11月22日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「一角崩し」


予想家の印
馬名 長岡利 西村敬 山田理
アマゾネスバイオ
ビジュアルクイーン
スイートメリー
サムワントゥラブ
エアパスカル
バトルラヴ
チャーミングシチー
二重△は△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
サムワントゥラブ 2.3
エアパスカル 3.2
ビジュアルクイーン 5.2
アマゾネスバイオ 7.6
バトルラヴ 9.4
スイートメリー 15.0
コスモムルシェラゴ 24.2
チャーミングシチー 32.3
ムーンワルツ 33.3
キャトルキャール 35.5


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
アマゾネスバイオ 70 54 70 50
エアパスカル 78 78 58
キャトルキャール 67 49 67 50
コスモムルシェラゴ 64 46 64 59
サムワントゥラブ 71 71
スイートメリー 64 53 64
チャーミングシチー 62 62 56 45
バトルラヴ 56 56
ビジュアルクイーン 65 65
ムーンワルツ 45 45


 スピード指数的にも劣勢ですね。チャーミングシチーより指数で劣っているのはバトルラヴとムーンワルツですが、この2頭は1度叩いての上昇が見込まれますから、これだけで見ると最下位候補ですね。

 さらに、追い切り状態が前走と同じですから、前走のスピード指数が45ですから、この程度しか出せなければ最下位確定です。

 上はやはりエアパスカルが断トツです。しかし、武豊騎乗のサムワントゥラブも初戦71ですから、十分未勝利脱出ラインを上回っています。(未勝利脱出ライン70)

デイリー馬三郎

予想印

◎ サムワントゥラブ
○ エアパスカル
▲ アマゾネスバイオ
△ チャーミングシチー

以下省略


見解

 「前走のサムワントゥラブは勝ち馬の末脚に屈したが、完全に勝ちパターンに持ち込んだように能力の高さは十分に示した。叩いた上積みも十分で勝機。」

大阪スポーツ

本紙の狙い

 「サムワントゥラブが2走目で順当勝ちか。新馬戦は前を捕らえて勝ったと思ったところで、勝ち馬に一気に差し切られる惜しい内容。2番手はエアパスカル。ややテンに置かれるが、良馬場なら終いはきっちり伸びてくる。」


 予想家の印
馬名 仕掛人
上田
坂路
高岡
調教
松浪
本塁打
河合
POG
吉田
情報
西尾
双眼鏡
末永
本紙
杉本博
アマゾネスバイオ
ビジュアルクイーン
コスモムルシェラゴ
キャトルキャール
スイートメリー
サムワントゥラブ
エアパスカル
バトルラヴ
チャーミングシチー

●前走レース後の騎手コメント

アマゾネスバイオ(7着)

 「ゲート内で一瞬バタバタッとしたところでスタート。それにしても、道中は押っつけ通しだったし、直線も内にモタれていました。返し馬の感じは良かったんですが・・・。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

ビジュアルクイーン(3着)

 「スタートが良かったし、行かせればハナを切れたけど、フラフラしていたから好位に控えて追走した。直線でも他馬を気にする面があったから、経験を積めばもっと良くなるんじゃないかな。」(スボリッチ騎手・競馬ブック)

コスモムルシェラゴ(5着)

 「終いからジックリと行って最後も伸びていますよ。もう少し力をつけてからでしょう。」(幸英明騎手・競馬ブック)

スイートメリー(5着)

 「トモが甘くて、今日でもスタートがひと息。それに、この距離も忙しい感じだね。」(幸英明騎手・競馬ブック)

サムワントゥラブ(2着)

 「レースセンスのいい馬だよ。今日のような緩い馬場にも対応できていたし、前は捉えたけど、勝ち馬に並ぶところなく交わされたから仕方ないね。」(武豊騎手・競馬ブック)

エアパスカル(2着)

 「手応えはあったけど、直線で他馬のジョッキーのアクションに馬が萎縮してしまった。それに力がある方ではないので、パンパン馬場で走らせてあげたかったね。」(秋山真一郎騎手・競馬ブック)

バトルラヴ(6着)

 「初めてのレースとあって、周囲を気にして走っていました。それに急がせず行ける分、もう少し距離があっても良さそうな気がしますね。」(藤岡康太騎手・競馬ブック)

●各陣営のコメント

チャーミングシチー

 「前走はチグハグな競馬になってしまった。スパッと切れないから前々でうまく運べれば。」(山下助手・デイリー馬三郎)

 「前走は突っ張って走っていた。もう少し前向きさが出てこないと。」(松水助手・大阪スポーツ)

アマゾネスバイオ

 「馬体の張りや気持ちの面でリフレッシュした効果はありそう。京都コースもプラスでは。」(松田助手・デイリー馬三郎)

ビジュアルクイーン

 「数字ほど細くは見せないし、攻めよりも実戦タイプだね。レース慣れも見込めるので。」(大久保助手・デイリー馬三郎)

 「前走は攻めの良さが生かせた。2走目になるし、前に行っての渋太さを出せれば。」(清山助手・大阪スポーツ)

コスモムルシェラゴ

 「まだ非力な面は残っているがブリンカーを着用して安定感は出てきた。もう一歩前進を。」(村田助手・デイリー馬三郎)

ムーンワルツ

 「気難しさがあるので今回はブリンカーとチークを着用。まじめに走れば前進があっても。」(村田助手・デイリー馬三郎)

キャトルキャール

 「カリカリした気性なので、なかなか馬体がふっくらとしてこない。もう少しかかりそう。」(平田助手・デイリー馬三郎)

 「レースぶりがもうひとつ良くなってこない。今回も強気にはなれないね。」(桜井助手・大阪スポーツ)

スイートメリー

 「追い切り内容は良かったし仕上がりもいいが、まだ幼さが残っている。発馬が五分なら。」(沖芳夫調教師・デイリー馬三郎)

サムワントゥラブ

 「初戦は勝ち馬が強かったが、抜け出す脚は良かったし、センスは十分。今度は決めたい。」(村山助手・デイリー馬三郎)

 「前走は相手が悪かった。叩き2走目だし、牝馬限定なら。」(村山助手・大阪スポーツ)

エアパスカル

 前走は直線で窮屈な場面。まともなら突き抜けていたはずだし、スムーズな競馬なら。」(吉村助手・デイリー馬三郎)

 「前走は内に閉じ込められたが、勝負根性のあるところを見せてくれた。今度は何とか。」(吉村助手・大阪スポーツ)

バトルラヴ

 「前回は消極的な競馬になったし、体にも余裕があったので連闘を。使った上積みはある。」(梅田智之調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

アマゾネスバイオ

 21日にCWで追い切られていますが、CWで上がり13秒1というのは全く駄目ですねぇ。前走は1番人気に支持されるも10頭立ての7着。今回の追い切り内容からも立て直しは困難と予想します。

 鞍上のデムーロは怖いですが、どうでしょう、チャーミングシチーが2、3番手に取りつければ、いい勝負になると思いますが。

 ただ、新馬戦と未勝利戦で2着が2回ありますが、このときの勝ち馬はミゼリコルデと私ほっさんのPOG選択馬ランチボックスで、かなり強い相手の2着に来ていますから、調子が良ければかなりの力を発揮し、駄目なら全くタイプと見ていいのではないでしょうか。そういう意味で、今回は駄目な方だと思います。

 しかし、実績と他の馬もキラリと光る動きの馬が見当たらないことから、4番手評価をします。

エアパスカル

 はっきり言って追い切り、実績、血統、なにを取ってもこのメンバーなら断トツでしょう。もう単勝200円複勝元返しのパターンですね。早く、「JRAプラス10」実施してくれないかなぁ。複勝に1億円くらい投資しても損しないでしょう。1000万円の儲け!!しかし、JRAプラス10ってネーミングセンス悪いねぇ。

 サムワントゥラブと人気を分け合う形になりそうですが、初戦同士の内容を比較しても、前走直線で窮屈になる場面があっても2着に来たことからも、追い切りの動きが全馬の中で1番良かったことからも、前走あの強いチャーミングシチーを破ったことからも、私ほっさんの本命馬です。でもチャーミングに勝って欲しいですから、馬券は買いません。

キャトルキャール

 21日の追い切りは栗東坂路で54秒5と愛馬チャーミングシチーよりもいいのですが、上がり14秒4で併せた馬に0秒7も遅れているというのは、いかにも駄目です。チャーミングシチーの追い切りもパッとしませんが、こちらの方が深刻のような気がします。

 陣営のコメントからもダメダメオーラが漂っていますし、これには新馬戦2着の実績を持つ(過去の栄光?)愛馬チャーミングシチーは勝てるでしょう。いや、勝って欲しい。

コスモムルシェラゴ

 追い切りが馬ナリで60.1−12.6 1本とはいかにも軽すぎます。よほど調子でも悪いのでしょうか。珍しくチャーミングシチーよりも追い切り評価は低く、全然駄目の「D」評価です。滅多に出しませんよ「D」は。

 松岡正海騎手が騎乗した2走前の10番人気5着が光りますが(時計も今回と同じコースで1分36秒3とそれなりですし)、これだけ軽く動きの悪い状態でしたら、新馬戦(14着)のように惨敗するのではないでしょうか。

 そうなると愛馬チャーミングシチーの出番・・・、と勝手に思っていますが。

サムワントゥラブ

 初戦の内容は文句なく素晴らしいですし、自分から勝ちに行って負けたことは大変評価できます。事実スピード指数でも71と通常の未勝利脱出レベルの70を超えていますから、前走は単に相手が悪かったといえるでしょう。また武豊騎乗で人気を背負いそうですが、どうも追い切りの動き、特に最後の伸びが地味に感じます。

 専門誌では◎印が圧倒的に多いようですが、私ほっさんは対抗評価です。

スイートメリー

 最終追い切りはジョッキーが騎乗しているにもかかわらず、いまいち終いが伸びていませんねぇ。距離も芝1200mと芝1000mを走ってきた馬ですし、距離が長くて自滅するのか、ゆったり走れて好走するのか難しいですねぇ。

 私の予想では、追い切り内容からも、直線で大きく失速すると思われるのですが。そうなるとチャーミングシチーはこの馬より上位に入線できるでしょう。

チャーミングシチー

 追い切りが悪い悪いと言い続けている愛馬チャーミングシチーですが、今回のメンバーに限り似たり寄ったりです。ということで、強そうな馬が2頭いますが、その次の席はチャンスがあるかも知れませんし、最下位付近に沈むかも知れません。確実に勝てそうなのはムーンワルツくらいで、あとはキャトルキャールとバトルラブ、コスモムルシェラゴあたりと接戦のような気がします。

 とにかく、この馬は自分との戦いです。3、4番手、ないしはハナでもいいでしょう。前に行けるのなら、見せ場はあると思っています。目標3着。いや、有力馬2頭は少し控えると思うので、その前で上手くペースを落とせれば・・・!?追い切りで動いていたら強気になるのですがね。

 それにしても、当初想定されていた19頭から、随分と強い相手が消えてくれました。2頭を除けばたいしたことないメンバーです。せっかくのチャンス、この相手で馬群に沈んでしまう手はありません。

バトルラヴ

 前走前、栗東坂路で52秒8と動き4番人気と人気を背負いましたが、6着と一息で、今回は連闘で勝負です。前走芝1200mですし、今回は1600mで、正直よくわからない存在。

 できれば、距離不足や連闘策が裏目に出て失速し、チャーミングシチーの餌食になって欲しい(勝手な願望)。

ビジュアルクイーン

 前走新馬戦は追い切りの気配が平凡で13番人気に甘んじるも、あっと驚く3着。内容もスピード指数65と悪くなく、未勝利脱出ギリギリラインです。

 また、そのときの時計が今回と同じコースで1分36秒3で愛馬チャーミングシチーのへろへろだった前走の時計1分38秒2を約2秒も上回っています。

 ですから、常識的にはどう考えてもチャーミングシチーの敵う相手ではないでしょう。

 しかし、今回も中1週なのに、馬ナリでの追い切りが1本。追い切り重視の私ほっさんにとって不満ですが、前走はこんな感じで走ったわけですから、愛馬チャーミングシチーと同じで、芝の実戦タイプ?追い切りだけで見るとかなり失速しそうな内容なのですが。

 前走も追い切りは全然もいい成績を残したので、実績から3番手評価にします。

ムーンワルツ

 前走新馬戦は12頭立ての11着。スピード指数45で、叩いた上積みがあったとしても、いいところ今回は60くらいにしかならないでしょう。ましてや連闘ですし、これがどう出るのかも未知数です。

 大きな変わり身も期待できませんし、まず最下位候補筆頭でしょう。
エアパスカル
サムワントゥラブ
なし
ビジュアルクイーン

以下 4番手 アマゾネスバイオ
    5番手 チャーミングシチー
親ばか

 バトルラヴとスイートメリーは距離が未知数で不明(前走騎乗の騎手は距離があった方がいいと言っていますが・・・。)。コスモムルシェラゴは追い切りが悪すぎ、キャトルキャールも坂路で終い14秒4と完全に脚が上がっていますし、前走の内容からもムーンワルツは最下位候補でしょう。


 というわけで、我らが愛馬チャーミングシチーは上手く歯車が噛み合えば、5着近辺はあると思っています。しかし、逆に前走と同じような追い切りの動きですので、キャトルキャールやムーンワルツと断トツの最下位争いを演じるかも知れません。

 上2頭は強力(別格?)ですが、私ほっさんは大きく離れた3着を夢見ています。とにかく、愛馬チャーミングシチーは2走目前程度の追い切りの動きになれば、もっともっとやれる馬です。今回は追い切りが相変わらずですので、弱気ですが、まだ2歳11月。先はまだまだあります。先につながる内容を期待します。

 まぉ、明日は仕事の為、結果は携帯でレース後に確認することになりますが、パッとクリックしたら複勝の欄に「10」という馬番が出てくることを祈っています。

 当HPの更新は夜実施します。あっと驚く結果を掲載することが出来れば嬉しいのですが。

これ以降11月23日に作成

●結果は携帯で知りました!

 昨日もご報告しましたように、今日(23日)、私は仕事で携帯をしばらく見れない状態でしたので、音を消してメールが来たら1回だけバイブするようにしていました。メールは愛馬登録しているぼく馬のもので、私のところにビビッとメールが来たのが11時18分。わけあって中身は見れない状態でしたが、実はこの時点でチャーミングシチーの好走を確信しました。

 といいますのは、大抵競走が確定するのがレース発走から10分後程度。全着順が確定するのが15分後程度です。11時18分にメールが届いた(この時点では愛馬チャーミングシチーの結果メールかどうかはわかりませんが、その後数十分他にメールが来なかったので。)ということは、おそらく、確定の早い3着以内だろうなとは思っていました。

 実際に私が結果を知ることが出来たのは、そこから約1時間後の11時20分ごろでした。

 私はいつも敢えてメールは開けずに、JRA−VANの「払戻金・全着順」のところで先ず見ます。クリックして最初の画面で数字があれば、3着以内確定!なければ「全馬着順」をクリックし、ドキドキしながら下に画面をスクロールします。この時の緊張感と言ったら、1口馬主をしている者にしかわからないスリルたっぷりの一瞬です。

 今日は、パッと画面が変わり「複勝 8
                        7
というのと、二桁の数字の頭が見えました。二桁ですから、「10」か「13」か「18」か「19」いろいろありますが、本日は10頭立てということで、これはもう我らが愛馬チャーミングシチーのものしかあり得ませんので、3着を確信しつつ、画面をスクロールさせました。

複勝 10 720円(8人気)


やったぁ!見事3着ゲット!!

 現地で見ていた新馬戦から、この馬の能力は感じていましたが、前走の14着があまりにもショッキングだったために(追い切りが全く駄目とはいえ、1600mの牝馬限定戦で全く走れないとすると牝馬ゆえに出るレースがあまりにも限られてしまうため。)、「もう、このまま少し強く追い切る度に飼葉食いが落ちて、ろくに調教も出来ないまま、今年散った同厩舎のフォレストシチーのようになってしまうのか(フォレストも新馬戦16頭立て3着と素質はありましたが、腰の甘さが改善されず、調教をこなせなくなって結果が出なくなり引退に追い込まれました。)」と、正直不安で一杯でした。

 いくらそこそこ素質があっても調教を積んで動きが軽くなり、気合が入らなければ好走できません。振り返れば愛馬スティングシチーも同様に腰が甘く追い切れず、その状態でも3着に来るほどの馬でしたから、「しっかり調教を積めれば・・・。」と非常に悔しい思いをしたことを覚えています。

 今回、愛馬チャーミングシチーは追い切りの動きこそ悪かったものの、昨日までにご報告しましたように、今回は速い追い切りを3本消化出来ていました。ですから、自信はなかったものの、前走よりは戦えるだろうとは思っていました。

 もう1つ心配だったことは、昨日書きました馬体重の減り方ですが、これだけ3本短い期間で順調に速い時計が出せて、前走よりマイナス4キロでしたから、ここが私としてはなによりも嬉しいところです。ようやく、少しきつい調教を加えても馬体減りが治まってきたということで、これはもう反撃開始です。もう、この未勝利レベルで二桁着順に惨敗することはないでしょう。


 いやぁ、しかし、3着は嬉しいですね。次走優先出走権もありますし(年が明ければ5着までに拡大されますが。)、レースを狙い定めて(中1週の12月9日阪神3R芝1600m牝馬限定戦は間隔が無さすぎて心配ですが・・・。)、確勝して欲しいものです。今日先着を許した2頭は正直未勝利では別格です。相手が悪かったと言えるでしょう。

●レース 

 私が、チャーミングシチーと同格と判断していたアマゾネスバイオ致命的に出遅れ(立ち上がった感じでしたが。とにかくラッキー!)、チャーミングシチーが好スタートから押して押して前を伺います。とにかく、多少無理にでも、この馬は切れる脚がありませんので、前に行くのは大正解!

 チャーミングシチーと同じ8枠のバトルラヴも前を主張。内からはビジュアルクイーンがこれも押して押して前に出てきます。

 最初は8枠の2頭(チャーミングシチーとバトルラヴ)が並んでハナに立ちますが、道中ビジュアルクイーンが押し上げてハナを奪います。チャーミングシチーは控えて3番手の外を追走します。

 直線に入り、まずビジュアルクイーンとチャーミングシチーが抜け出しますが、後ろからエアパスカルがほとんど並ぶ間もなく外からチャーミングシチーを抜き去り、先頭に踊り出ます。

 1番人気のサムワントゥラブは9番手待機から直線猛然と追い上げ、最速の脚でグングン外を加速してきます。ゴール前愛馬チャーミングシチーはこれにも交わされ、しかしなんとか直前の敵ビジュアルクイーンは退け、堂々3着で入線いたしました。パチパチ。

 いやぁ、我らが愛馬チャーミングシチーは前に行けば渋太い。これで上がりが33秒台なら、ダイワスカーレット級なんですけどね!

 まぁ、多くは望みません。あれだけ最終追い切りで動かなかったのにここまで好走できたわけですから。

●時計の評価

 チャーミングシチーの今回の走破時計1分36秒6良は過去10年間の2歳未勝利戦の平均勝ちタイムが1分35秒7良ですので、比較すると遅いですが、元々スローペースで流れていましたので、あまり気にすることはないでしょう。それよりも、前走同じコースで1分38秒2良と情けない時計だったので、1秒6も縮められたことは本当に喜ばしく、十分この距離でも戦えることを示してくれました。

 しかし、今回愛馬チャーミングシチーは先行有利のスローペースで前にいたわけですから、展開の助けもあったことは承知しておく必要があるでしょう。

 その点、着差こそ、そんなにないものの、勝ったエアパスカルと2着サムワントゥラブはチャーミングシチーの後ろから来て交わしていったわけですから、現状相当力差があると考えるべきでしょう。

 また、戦前お話していましたように、今回はチャーミングシチーの追い切りも全然でしたが、他馬も動いてない馬ばかりでしたから、2強以外は相手に恵まれたことも忘れてはいけません。

 そうは言っても、確実に雑魚には勝ったわけですから、次走今回より追い切りの動きが良くなれば、次走はついに勝っちゃうんじゃないですか?もうこれは当日少々他の用事があったとしても、口取りの権利を持って阪神競馬場に行くしかないでしょう。私は前回愛馬ステップシチーの口取りを抽選で外していて権利があるはずですから、申し込めば当選するでしょう(笑)。

●ほっさん予想的中!!

 多くの新聞がセムワントゥラブを本命にする中、かなり早い段階からエアパスカルの方が上と言い続けて見事的中!私が重視するのは、馬の能力と直前の状態(追い切りの動き含む)ですが、やはり2着になったサムワントゥラブは追い切りで最後失速していた状態の悪さがやはり実戦でも影響した感じです。

 ただ、信頼できる角田晃一騎手と愛馬チャーミングシチーの素質を見くびりすぎた(5番手予想)のは反省です。追い切り重視すると、ああいう予想になっちゃうんですよね。

 上記予想した中では、アマゾネスバイオが致命的な出遅れで馬群に沈みましたが、能力を出し切った馬たちの予想としては、かなり的中していると自負しています。

 馬券?申し訳ない、1円も購入していません。なにせ朝9時から仕事で、こっそり愛馬の馬体重をレース前に見るのが精一杯でしたから。しかし、ものすごーーーーーーーーく、後悔していることは、言うまでもありません。馬単490円1点で取れたもんなぁ・・・。

これ以降11月27日作成

●レース後の騎手・調教師のコメント

エアパスカル(1着)

 「行きっぷりも良く、最後までしっかりしてました。レースに行ったら、口向きも問題ないですよ。」(福永祐一騎手・ラジオNIKKEI)

 「道中はペースが遅かったので自分から動いていきましたが、道中はずっと楽に運べましたからね。追ってからもしっかりと伸びてくれましたよ。」(福永祐一騎手・ギャロップ)

サムワントゥラブ(2着)

 「イライラしていて、テンションが高かったですね。それで出遅れました。それでも最後はいい脚を使っています。イレ込まなければ良いのですが、距離は持ちそうですよ。」(武豊騎手・ラジオNIKKEI)

 「今日はテンションが高くて、ゲートの中でもイライラしていたからね。お終いはいい脚を使ってくれたから、落ち着いて臨めばいいね。」(武豊騎手・ギャロップ)

チャーミングシチー(3着)

 「外枠でスムーズに前でレースを運べたのが良かったですね。切れる脚がないので、前々の競馬が合っています。」(角田晃一騎手・ラジオNIKKEI)

 「最後まで渋太かったね。スパッと切れるタイプじゃないから、こういう競馬が合っているんだと思う。」(角田晃一騎手・競馬ブック)

 「外枠で楽に運べたからね。切れる脚が使えないので、前、前で粘り込むような競馬が合っていると思うよ。」(角田晃一騎手・ギャロップ)

ビジュアルクイーン(4着)

 「小柄な牝馬で今日でも行きたがっていたからね。折り合いがつくかどうかが課題として残っているけど、今後は馬体維持もカギになりそう。」(坂口正則調教師・ギャロップ)

 「怖がりな面があって、他馬が外からきた時などかなり気にしていた。スピードはあるので、レースに集中してくれれば変われる馬だよ。」(スボリッチ騎手・競馬ブック)

スイートメリー(5着)

 「この距離の方がレースはしやすいし、ゲートも前回よりマシでした。ただ、テンションが高く馬体が減っていたので、今後はその点が課題ですね。」(渡辺薫彦騎手・競馬ブック)

アマゾネスバイオ(8着)

 「ゲートの中でちょうど後ろに下がった時にスタートを切られてしまって・・・。次走発馬さえ決まれば。」(デムーロ騎手・競馬ブック)

バトルラヴ(9着)

 「周りを気にするようなところがありますからね。外から被せられたら、やめてしまったのか・・・。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

●専門誌のレース評価

エアパスカル(1着)

 「前半行きたがるのをなだめ、好位で辛抱。4角の外から動き出し、アッサリ抜け出す。時計は遅いが完勝。」(競馬ブック)

 「小柄でスリムだが、落ち着きは十分。中団でスムーズに折り合い、3コーナーから前を射程圏に入れて手応えも上々。外目の馬場のいい所を選び、ジックリと追い出して快勝。」(ギャロップ)

サムワントゥラブ(2着)

 「チャカつく。出遅れて後方から。4角手前でゴーサインも反応はひと息。それでも、直線は内にモタれながらも伸びてきた。若ささえ解消すれば。」(競馬ブック)

 「少しチャカつき気味。スタートがひと息で後方から2頭目。他馬と離れたこともありエンジンのかかりが遅い。正味、直線だけの競馬で、大外から伸びて何とか2着を確保。」(ギャロップ)

チャーミングシチー(3着)

 「外枠は良かったし、ペースが遅かったのも幸いした感じ。初戦のように渋太く伸びている。」(競馬ブック)

 「好スタートを切って前へ。道中は3頭が並ぶ形になったが、無理をせず一歩引く。そのぶんスタミナを温存でき、踏ん張りが利いた。」(ギャロップ)

ビジュアルクイーン(4着)

 「細身。ハナを切っていい感じで逃げていたが、追い出すと内にモタれてしまう。まだ気性が若い。」(競馬ブック)

 「8キロ減で体を細く見せる。ダッシュを利かせてハナ争いへ。3コーナーで外から被せられる形。バタッと止まっていないが、差し込まれる。」(ギャロップ)

スイートメリー(5着)

 「12キロ減でもそう細くは映らなかったが、緩さあり。終いの反応もイマイチ。」(競馬ブック)

 「少し細くなっていたが、気合の乗った歩き。出遅れる。道中は無理をせず、直線に向いてジリジリと脚を伸ばす。」(ギャロップ)

アマゾネスバイオ(8着)

 「チークピーシズ。太くはなかったが、頭が高く、スピードの乗りが今ひとつ。」(競馬ブック)

バトルラヴ(9着)

 「連闘策。4角を回る時にはもう手応えがなかった。」(競馬ブック)

●今後の展望

 4着以下の相手が軽かったとはいえ、1分36秒6で走破できたということは、今後に繋がります。前走は同じコースで勝ちタイムが1分37秒0でしたから、相手や展開次第では未勝利脱出も夢ではありません。

 ましてや、今回追い切りで動かないチャーミングシチーですが、好調時よりも重たい動きでしたし、追い切りの動きが素軽くなれば、更に上昇を目指せるでしょう。


 しかし、今回、相手が軽かったことや、相手も追い切りの動きが悪かったこと。そして、頭数が少なく捌き易かったことや、大外枠で競馬し易かったこと。更に前が残りやすいスローペースだったことなど、いろんな面で上手く展開が向いたことも忘れてはいけません。

 3着は間違いなく立派な数字ですが、厳しいレースをして苦しんでの3着ではありません。

 次走、真価が問われるところですが、専門誌も展開利(漁夫の利)によるラッキーな3着だと見ているところばかりですし、そんなに極端な人気にはならないでしょう。相手次第ですが、やはりまだ軽い相手を期待したいところです。ドンと強い馬にぶつかっていけるほど、まだチャーミングシチーは完成されていません。

 距離は1600mでも良さそうですね。なぜか友駿ホースクラブHPでは1400mを出走予定としている場合が多いですが、1400mですと、直線で決め脚のないチャーミングシチーには不利と思われますので、私の中ではやはり1800mか2000mあたりに出走させて欲しいところです。

 なににしても、今回の3着で次走は断然期待が持てますし、レース前までくすぶっていた不安はほとんど解消されました。

 騎手はやはり私の期待どおり、角田晃一騎手でなんの不満もないです。変に減量騎手とか、そういう必要はないと思います。清水出美先生はいつもいい騎手を選んで下さるので、次走も楽しみです。

●最後に

 新馬戦2着の馬が、このメンバーで10頭立ての8番人気というのは、屈辱でしたが、見事反発してくれました。次走は得意の阪神1800mなんかに出走してくれれば、勝ち負けできるのではないでしょうか。

 また、次走も追い切りや出馬想定表の段階から新特集を立ち上げたいと思っています。ここ2走は都合で応援に行けませんでしたが、できるだけ口取りの権利を申し込んで現地に応援に行きたいと思っています。初戦はパドックで見てもいいように感じられなかった愛馬チャーミングシチー。あれから約3カ月たって、どのように成長しているのか楽しみです。

 では、また次回の特集でお会いしましょう。

最後までご愛読ありがとうございました

2007年11月16日作成 18日、20日、21日、22日、23日、27日加筆
チャーミングシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2007年10月28日 第3戦 2歳未勝利 京都芝1600m牝馬限定戦(14着/6番人気)

2007年 9月29日 第2戦 2歳未勝利 阪神芝1400m(5着/4番人気)

2007年 9月 9日 デビュー戦 2歳新馬(混合) 阪神芝1800m (2着/9番人気)

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