愛馬チャーミングシチー 第7戦!

2月2日京都9R つばき賞 3歳500万 芝1800mは、

12着/11番人気。

いわゆるシンガリ負け。しかも時計は新馬戦の勝ち負けの時計とダメダメ。

馬体重も過去最低の416キロと細化も心配。

レース回顧と時計の評価を掲載。

(2月5日完結)

2008年1月23日作成

これ以降1月25日に更新

●1月27日京都9R若菜賞 3歳500万 ダ1400m 牝馬限定戦に特別登録も除外

 1月27日京都9R若菜賞 3歳500万 ダ1400m牝馬限定戦に特別登録し、角田晃一騎手予定でスタンバッていた我らが愛馬チャーミングシチーですが、惜しくも非当選除外になりました。

 1戦1勝のダートで、しかも牝馬限定戦ということで、多少距離の不安はあるものの、期待されたわけですが、戦わずして敗れました。

 今後はなかなか適鞍がありませんので、どうするかですが、除外の権利を獲得しましたので、次走は有利にレースに出走できることでしょう。

これ以降は1月27日に作成

●2月2日 京都9R つばき賞 3歳500万 芝1800mに特別登録

 先週除外されてしまった我らが愛馬チャーミングシチーですが、今回は2月2日京都9R つばき賞 3歳500万 芝1800mに特別登録しました。

 鞍上は除外された前走と同じく角田晃一騎手に依頼されています。角田晃一騎手は、もっともチャーミングシチーを上手く乗ってくれる騎手の1人で、個人的にも大好きな騎手です。ですから、私は非常に嬉しいです。

 今日(27日)は重賞で今年初勝利を飾っておられます。この日が初勝利と出遅れましたが、重賞を制したことにより、ここからグングンと勝ち星を量産されるでしょう。

 前走の福寿草特別も角田晃一騎手で、13着に敗れはしましたが、その騎乗になんの文句もなく、完全に馬の力負けでした。

 先週はダートの1400mに特別登録したりと、なかなか行き先が定まらないチャーミングシチーですが、これは500万条件における牝馬限定の中距離戦が、全く組まれていないもので、清水出美師も試行錯誤されているのがよくわかります。

 私もざらっと番組表を見るに、このレースが勝ち負けは別にして、最も適していると思います。とにかく、クラシックシーズンまでは、強い馬とぶつけてみて、それで歯が立たないのだったら、オークスはあきらめて、500万クラスのダートの中距離で走っても面白いと思いますし、もしかしたら、芝の中距離でもクラス慣れしてきて、結果を出すかも知れません。

 ですから、常識的には無謀な挑戦ですが、果敢にチャレンジしていく師のやり方は、私はすごく共感が持てます。

 前走除外されたので、今回は出走はほぼ確実でしょう。


 前走で全く歯が立たなかったファリダットやラジオNIKKEI4着のイイデシンゲンなど、今回も豪華なラインナップですが、評論家をして、今まででクラシックに1番繋がるであろうレースの福寿草特別(といっても、上位3頭のみの話だと思いますが・・・笑)で、強い馬と戦って揉まれた馬です。いつ一矢報いても不思議ではありません。がんばれチャーミングシチー!!

●気になる特別登録表

特別登録馬 2月2日京都9R つばき賞 3歳500万 芝1800m  全22頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
イイデシンゲン  1/12 500特 京都ダ1800
オースミスパーク 11/17 未勝利 京都芝1600
オレンジシュプール  1/20 未勝利 小倉芝1800
クールドリオン  1/06 オープン 中山芝1600 10
シゲルクシエラ  9/16 オープン 阪神芝1800 18
シゲルハスラット 池添謙一  1/13 GV 京都芝1600 14 12
シングライクバード 川田将雅  1/12 未勝利 京都芝1600
ジャガージャック  1/20 未勝利 中山ダ1800
スタールーセント  1/15 交流 園田ダ1400
スリーアシスト 小牧太  1/12 新馬 京都ダ1800
チャーミングシチー 角田晃一  1/06 500特 京都芝2000 13 14 14
チョウサンデイ  1/26 オープン 京都芝2000
テンジンミコオウヒ  9/30 未勝利 中山芝1800
トミノジョーンズ 安部幸夫
ファリダット 安藤勝己  1/06 500特 京都芝2000
ホワイトピルグリム  1/19 未勝利 小倉芝1800
マイサイドキック 和田竜二  1/20 500特 小倉芝2000 10 11
マイネルスターリー 池添謙一 10/27 オープン 京都芝1800 11 12
マイネルプレーザー  8/11 オープン 新潟芝1400
ミッキーチアフル 四位洋文  1/13 GV 京都芝1600
メイショウヨリトモ 武幸四郎  9/02 GV 新潟芝1600 13 11
モエレカトリーナ 10/24 地方 札幌ダ1700

表中の「重」は重複登録。「地」は地方所属馬。

これ以降1月30日に作成

●チャーミングシチーの追い切り情報(1月30日更新)

前走前 1月3日 栗東坂路 良 一杯

助手
4F 56.7
3F 41.4
2F 27.1
1F 13.4


1月23日 栗東坂路 重 一杯

助手
4F 57.6
3F 42.0
2F 28.1
1F 14.2


1月30日 栗東坂路 重 強め

助手
4F 56.6
3F 40.9
2F 26.8
1F 13.5


 1月30日、先週23日はあの追い切りで出走しようとしていたわけですから、動きは良くなったと言って間違いないでしょう。とはいえ、たいしたことのない時計ですが・・・。まぁ、いつも動かない馬ですのであまり心配はしていませんが。
 ただ、今回は芝の中距離で、メンバーが揃っていますからね。私の追い切り評価は「C」です。

これ以降は1月31日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 2月2日京都9R つばき賞 3歳500万 芝1800m 全12頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
イイデシンゲン  1/12 500特 京都ダ1800
オースミスパーク 11/17 未勝利 京都芝1600
オレンジシュプール  1/20 未勝利 小倉芝1800
クールドリオン  1/06 オープン 中山芝1600 10
シゲルクシエラ  9/16 オープン 阪神芝1800 18
シゲルハスラット  1/13 GV 京都芝1600 14 12
シングライクバード 川田将雅  1/12 未勝利 京都芝1600 B+
ジャガージャック  1/20 未勝利 中山ダ1800
スタールーセント  1/15 交流 園田ダ1400
スリーアシスト 小牧太  1/12 新馬 京都ダ1800
チャーミングシチー 角田晃一  1/06 500特 京都芝2000 13 14 14
チョウサンデイ 佐藤哲三  1/26 オープン 京都芝2000
テンジンミコオウヒ 田嶋翔  9/30 未勝利 中山芝1800 B−
トミノジョーンズ 安部幸夫
ファリダット 安藤勝己  1/06 500特 京都芝2000 B+
ホワイトピルグリム  1/19 未勝利 小倉芝1800
マイサイドキック 和田竜二  1/20 500特 小倉芝2000 10 11 B+
マイネルスターリー 池添謙一 10/27 オープン 京都芝1800 11 12 B+
マイネルプレーザー  8/11 オープン 新潟芝1400
ミッキーチアフル 四位洋文  1/13 GV 京都芝1600 A−
メイショウヨリトモ 武幸四郎  9/02 GV 新潟芝1600 13 11 B+
モエレカトリーナ 幸英明 10/24 地方 札幌ダ1700 B−

表中の「消」は特別登録されていたもこのレースには出走しない馬。騎手の太字は前走からの乗り替わり。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
シングライクバード 1月30日 栗東坂路重 仕掛け 川田将雅 53.5−13.2 B+
スリーアシスト 1月30日 栗東CW重 一杯 助手 6F86.2−15.1
チャーミングシチー 1月30日 栗東坂路重 強め 助手 56.6−13.5
チョウサンデイ 連闘の為中間軽め
テンジンミコオウヒ 1月30日 美浦坂路重 馬ナリ 助手 51.5−12.7 B−
トミノジョーンズ 地方所属の為不明
ファリダット 1月30日 栗東CW重 強め 安藤勝己 6F84.4−13.1 B+
マイサイドキック 1月30日 栗東坂路重 一杯 和田竜二 55.1−12.8 B+
マイネルスターリー 1月30日 栗東坂路重 一杯 池添謙一 54.7−12.9 B+
ミッキーチアフル 1月30日 栗東坂路重 強め 北村友一 52.7−13.3 A−
メイショウヨリトモ 1月30日 栗東芝良 馬ナリ 藤岡佑介 5F65.0−11.8 B+
モエレカトリーナ 1月30日 美浦ポリ良 一杯 助手 5F63.5−12.1 B−

●京都芝1800mコース解説

 スタート地点は2コーナー奥のポケット。
 向正面の直線を目一杯使って行われる特殊なコースで、3コーナーまでの距離は約900mもある。
 新潟芝外回りコースの形態に近く、前半のペースは比較的ゆったり進む。先行馬が揃うと縦長の隊列になりやすい。
 コーナーが2つでホームストレッチの直線も長いので、当然時計が出やすい。ローカル競馬場の芝1800mとは、まったく別の適性が求められる。ロングスパートの適応力が必要で、1800m以上こなせるスタミナが欲しい。きさらぎ賞は、皐月賞や日本ダービーに直結する重要なレースとなっている。
 枠順の有利・不利はない。
 脚質的には、先行〜差しの好走が最も多い。しかし、3〜4コーナーの下り坂を上手にこなし、終いに切れる脚が使えるかが最大のポイント。追い込み馬もかなり活躍できる。
 逃げ馬は前半ペースを落としたいが、溜め逃げすると結局瞬発力勝負になってしまうので、思い切って後続を離した方がペースを幻惑でき、チャンスが出てくる。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント ロングスパートの適応力
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、ブライアンズタイム、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、安藤勝己、岩田康誠、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分49秒9 1分49秒7
2歳未勝利 1分49秒2 1分49秒5 1分49秒0 1分51秒4
2歳500万 1分48秒8
2歳オープン 1分48秒0 1分49秒1
3歳新馬 1分50秒6 1分49秒9 1分52秒2
3歳未勝利 1分48秒9 1分48秒1 1分50秒3 1分52秒1
3歳500万 1分48秒2 1分50秒1
古馬500万 1分47秒4 1分48秒6
古馬1000万 1分47秒5 1分48秒8 1分49秒9 1分50秒3
古馬1600万 1分46秒9 1分48秒2 1分49秒0 1分48秒6
古馬オープン 1分46秒9 1分48秒2 1分48秒9 1分49秒1
 終いに切れる脚が使えるかが、最大のポイントということで、切れる脚のないチャーミングシチーには、最も不利なコースといえます。

これ以降は2月1日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「平穏」


予想家の印
馬名 長岡利 西村敬 山田理
ファリダット
チョウサンデイ
シングライクバード △△
ミッキーチアフル △△
マイネルスターリー
メイショウヨリトモ
スリーアリスト △△
チャーミングシチー
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ファリダット 2.2
ミッキーチアフル 3.6
シングライクバード 5.8
マイネルスターリー 6.1
スリーアリスト 12.9
メイショウヨリトモ 16.2
チョウサンデイ 24.1
モエレカトリーナ 27.1
マイサイドキック 30.1
チャーミングシチー 33.9
テンジンミコオウヒ 40.1
トミノジョーンズ ж
жは50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
ファリダット 78 70 78
チョウサンデイ 83 83 80 67
シングライクバード 82 58 82
ミッキーチアフル 87 73 83 87
マイネルスターリー 87 65 62 87
メイショウヨリトモ 79 79 78
テンジンミコオウヒ 67 65 67
マイサイドキック 76 71 76 63
スリーアリスト 55 55
トミノジョーンズ 48 48
モエレカトリーナ
チャーミングシチー 66 62 55 66


デイリー馬三郎

予想印

◎ ファリダット
○ ミッキーチアフル
▲ メイショウヨリトモ


チャーミングシチーはもちろん無印!
以下省略


見解

 「ファリダットが巻き返す。前走は若さを感じさせる走りで、キャリアの浅さが出てしまったが、直線はいったん先頭。さすがに良血と思わせる好内容だった。実戦も3度目。上積みは大きく、勝ち負けだ。」

●前走レース後の騎手コメント

ファリダット(3着)

 「伸びませんでしたね。まだ2戦目ですから・・・。」(武豊騎手・ラジオNIKKEI)

 「今日は伸び切れなかったけれど、まだ2戦目で距離も初めてでしたからね。先々は間違いなく走ってくると思いますよ。」(武豊騎手・競馬ブック)
 「パドックでは相変わらずのんびりと周回していたが、馬体は締まってきた。ジワッと行かせたが、少しムキになっている感じ。3角過ぎに外に出して上がって行き、残り1ハロンで先頭。ただ、この間に頻繁に手前を替えていたし、最後は脚色が鈍ってしまった。まだ2戦目だけに仕方ないか。」(競馬ブック)

チョウサンデイ(9着)

 「前々で競馬をしようと思っていたけど、ゲートを横に出てしまって自分の形で運べなかった。状態が良くなっていただけに残念です。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)

シングライクバード(1着)

 「仕掛けて行っても前に進んで行かなかったし、道中も自分で息を入れているほど。その分、ラストでよく伸びてくれました。距離はもっと長くても良さそうです。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)

ミッキーチアフル(5着)

 「健闘しているよ。うまくいったんだけど、もうワンパンチが足りない。」(武豊騎手・競馬ブック)

マイネルスターリー(3着)

 「ペースが落ちたところで少し掛かったが、ジックリ構えて終いに賭けた。最後はよく伸びたが、ノメッていたから良馬場の方がいい。それに、距離ももう少し長い方が良さそう。」(内田博幸騎手・競馬ブック)

メイショウヨリトモ(13着)

 「キャリアが浅いために、まだペースに対応できないですね。ただ、いいモノを持っているので、これから慣れてくれば楽しみです。」(北村宏司騎手・競馬ブック)

テンジンミコオウヒ(1着)

 「スタートが良くて、絶好の位置で競馬ができましたからね。3〜4角も内がうまく開いたし、直線もしっかり伸びてくれました。」(武豊騎手・競馬ブック)

スリーアシスト(1着)

 「返し馬の感触が良かった。ゲートで少し遅れて挟まれたから前半は無理をしなかったけど、外に出してからの勢いは凄かったし、4角では前を捉えそうな感触があった。今日みたいな脚抜きのいいダートも良かったんじゃないかな。」(小牧太騎手・競馬ブック)

●各陣営のコメント

ファリダット

 前走は若さを見せた分の差だろう。中間はハミ受けが良くなったし、素質的にも改めて。」(青木助手・デイリー馬三郎)

 「全体の時計は遅かったが、今週は併せ馬でいい動きを見せた。能力的にここはすんなり通過して欲しい。」(松元茂樹調教師・大阪スポーツ)

チャーミングシチー

 「前走を見ても決め手勝負では分が悪い。平均的な流れにでもなれば前進は見込める。」(松水助手・デイリー馬三郎)

 「前走は4角で窮屈なところがあった。決め手勝負になると分が悪い。前に行ってどこまで粘れるか。」(松水助手・大阪スポーツ)

チョウサンデイ

 前走は出遅れて流れに乗れず。力はあるのでスタート五分で前々の競馬ができれば。」(山本助手・デイリー馬三郎)

 「前走は流れが向かなかったかな。器用さに欠けるが、距離は1800mのほうがいい。」(小島助手・大阪スポーツ)

シングライクバード

 「悪い馬場も気にしないし、牝馬にしては根性がある。距離延長も歓迎なので、今回も楽しみ。」(友道康夫調教師・デイリー馬三郎)

ミッキーチアフル

 「切れる馬ではないので前走のような瞬発力勝負は不向き。早めの競馬で押し切って欲しい。」(音無秀孝調教師・デイリー馬三郎)

 「攻め馬で好時計が出たように状態は維持している。ここも大崩れはないです。」(東田助手・大阪スポーツ)

マイネルスターリー

 「攻め駆けしないだけできっちりと仕上がっている。メンバーは揃うが、力差は感じない。」(蓮見助手・デイリー馬三郎)

メイショウヨリトモ

 「放牧明けでも本数をこなしており、攻めも動く。相手は揃っているが、出来の良さで。」(助田助手・デイリー馬三郎)

テンジンミコオウヒ

 馬体増は成長分。坂路で好時計が出ており、あとは時計をどこまで詰められるかだね。」(矢野助手・デイリー馬三郎)

 「馬が成長して帰ってきたし、仕上がりも良好。ただ、気難しさを残しているので長距離輸送がどう出るか。」(矢野助手・大阪スポーツ)

マイサイドキック

 「前走は雨でノメッて競馬にならなかった。見直せる出来にあるけど、今週も天気が心配。」(和田竜二騎手・デイリー馬三郎)

 「暮れに勝った頃に比べると、デキはもうひとつ。勝ち負けまではどうかな。」(和田竜二騎手・大阪スポーツ)

スリーアリスト

 「前走の出来をキープしている。芝はこなせるが、調教でノメッていたので、是非良馬場で。」(武宏平調教師・デイリー馬三郎)

 「粘り込むタイプと思っていたが、初戦は差してきた。いいモノがあるし、軽い芝が合いそう。道悪は良くない。」(西田助手・大阪スポーツ)

トミノジョーンズ

 「状態は現状維持。距離は大丈夫だが、まだ芝の速い流れに対応できていない。厳しいね。」(藤田正調教師・デイリー馬三郎)

モエレカトリーナ

 「距離的にはこのくらいが向いていると思う。ただ、中央初戦でいきなりからはどうかな。」(畠山助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

シングライクバード

 過去2戦とも1番人気。

 今回も川田将雅騎手が追い切りに跨り準備は万端。重馬場という走りにくい状態の中、なかなかの時計で走っています。前走未勝利戦の内容もいいですし、チャーミングシチーよりは上と見るのが普通でしょう。


 しかし、こちらはキャリア2戦。歴戦の雄であるチャーミングシチーはレースが上手。キャリアでなんとかならないものか。

スリーアリスト

 前走新馬戦は8番人気1着。追い切りはCWで上がり15秒1と脚が上がっていますねぇ。

 正直これには勝ちたい!

チャーミングシチー

 前走は14頭立て14番人気13着とこれだけ見ればダメダメな成績。しかし、前走の福寿草特別はある競馬予想家にしてクラシック戦線を占う上で、過去最高のメンバーが揃ったレースと言わしめるほどの豪華メンバー。

 しかも、この中でチャーミングシチーがもっとも不得意なスローのヨーイドンの競馬。これでは、少々相手が格下であっても辛い。しかし、豪華なメンバーの中、果敢に先行し、着ほどは負けていない。

 ハイペースで前崩れの展開になれば、当然出番はある。ただ、京都芝1800mは得てしてスローのヨーイドンになりやすいコース。こればっかりは走ってみなければわからない。

 前走よりも、出走頭数も少なく、メンバーも手薄。出番があっても不思議はない。


 追い切りはメンバー中スリーアリストについで悪いですね。いつものことですが・・・。

チョウサンデイ

 連闘。前走は出遅れているとはいえ、9頭立ての9着。ただ、3走前の中京2歳ステークスの4着は評価できる内容。1発あっても不思議ではないが、意外に我らが愛馬チャーミングシチーが先着できるかも・・・。

テンジンミコオウヒ

 前走未勝利戦は武豊騎手で勝利。しかし、それは昨年9月30日の話。長期休養明け。

 過去のレース内容は我らが愛馬チャーミングシチーとそう変わらない内容。チャーミングシチーの方がキャリアもあり、前走強いメンバーで揉まれた経験が生きてくれば、勝てるのではないだろうか。

 また、長距離輸送も心配。

トミノジョーンズ

 地方所属馬。3走前に中央の芝で1戦しているが、500万クラスで17頭立て17番人気17着と散々な成績。

 我らが愛馬チャーミングシチーとしては、芝の新馬戦2着の意地にかけても、地方馬は粉砕して欲しい。

ファリダット

 前走もチャーミングシチーと同じ福寿草特別。そのときの1番人気馬。過去2戦は武豊騎手が手綱を取ったが、今回は安藤勝己騎手。おそらく1番人気。

 追い切りはオークス馬ローブデコルテと併せて併入しています。うーん・・・、絶好調。

 ただ、チャーミングシチーよりは確実に強いと思いますが、前走重賞で2番人気だったミッキーチアフルの方が強いような気がしますが・・・。

マイサイドキック

 未勝利脱出に6戦。前走昇級戦は8着と奮わず。チャーミングシチーと互角?

 しかし、追い切りはジョッキー追いとはいえ、坂路で上がり12秒8と脚力のあるところを見せました。

 ただ、それでも和田竜二騎手によると、デキはいい頃に比べると今ひとつのようです。

 我らが愛馬チャーミングシチーが撃破したい1頭です。

マイネルスターリー

 前走は昨年10月27日のオープン萩ステークス。11番人気もびっくり3着。しかし、長期休養明け。

 ただ、追い切りは坂路で上がり12秒9と復活モード。案外強い馬なのでは。

 走ってみないとわからない。

ミッキーチアフル

 前走は重賞で貫禄の2番人気。

 追い切りは時計の出にくい馬場で坂路52秒7−13秒3と文句なし。さすがに強そう。

 私の本命馬。・・・と言っても、馬券は買いません。馬券はチャーミングの単勝複勝だけにしようと思っています。

 POGという観点からも、ファリダットに勝たれては、困るんです。

メイショウヨリトモ

 前走は昨年の新潟2歳ステークスGV。しかも13着。いくらなんでも空き過ぎ?

 しかし、追い切りの動きは良く、きちんと仕上げているのが良くわかる。走ってみないとわからない。

モエレカトリーナ

 地方からの転厩馬。さて中央ではいかに?
ミッキーチアフル
マイネルスターリー
ファリダット
チャーミングシチー
 チャーミングシチーが勝てそうな相手を探しますと、スリーアリスト、テンジンミコオウヒ(長距離輸送の心配)、チョウサンディ(追い切り軽すぎ)、トミノジョーンズ(地方馬でスピード不足)、チョウサンデイ(連闘の失敗)、マイサイドキック(いい頃のデキになく)、モエレカトリーナ(中央初戦で常識的には厳しいはず・・・)。

 というわけで、かなり希望的観測も入っていますが、これら全てに先着したとして、ギリギリ掲示板の5着ということになります。

 正直な私の予想着順としては、8着前後です。地方の2騎には勝って欲しいなぁ。


 我らが愛馬チャーミングシチーは前走よりは、状態もいいですし、距離も向いている。そして頭数も少なく、前走よりは軽いメンバーですので、上手く先行できれば、もしかするともしかするかも知れませんし、普通に直線の追い比べ勝負で負けて馬群に沈むかも知れません。

 牡馬混合戦での厳しい戦いが続きますが、いい結果を期待します。

これ以降2月2日に作成

●レース 

 愛馬チャーミングシチーは、スタートはいつものように良く、隣のモエレカトリーナとハナを目指します。この2頭と内枠のチョウサイデイの3頭で先団を形成します。ここまでは切れる脚のないチャーミングシチーにとって、注文どおりの展開となります。

 1番人気のファリダットは後方スタートとなりますが、向正面で少し気合をつけられると掛かってしまいます。そして、あっという間に先頭から2番手に躍り出ます。このとき愛馬チャーミングシチーは3番手を追走していましたが、ファリダットに交わされ4番手となります。

 3角の坂の頂上付近から、チャーミングシチーはもうスパートをかけるような状態で加速します。とにかく切れる脚がないので、早めの抜け出しを狙うこのやり方は賛成です。というか、現状ではこのやり方しかあり得ません。

 ところが、チャーミングシチー自体は抜け出そうと加速しているにもかかわらず、全体のペースアップについていくのに一杯で、直線に向くまでもなく、失速します。最後は後ろから伸びあぐねていた馬にハナ差交わされ、シンガリ負けとなりました。


 負けても時計が良好などでしたら、期待もあるのですが、新馬戦の勝ち負けレベルの時計で、とても500万クラスの走りではありません。馬体も減っていデビュー以来最低の416キロでしたし、一杯一杯に見えました。


 最後は2番人気の私の本命ミッキーチアフルが抜け出すところを、3番人気の牝馬シングライクバードが外から一気に差し切り、圧勝しました。断然の1番人気馬ファリダットは道中掛かったことが災いして伸びあぐね、3着に敗れました。

 つばき賞は本当に、1番人気が勝てないレースです。


 しかし、負け犬の遠吠えですが、ファリダットクラスの超良血がこのレース3着というのは、もし私がその馬主であれば、非常にショッキングな話で、尾を引きそうになりますが、シチー軍団の安価な馬チャーミングシチーが12着とシンガリで敗れても、なんだかほとんどショックもなく、「あっそう」という感じです。だから私は高額馬は負けたとき、走らなかったときのショックが大きすぎるので買いません。

●時計の評価

 チャーミングシチーの今回の走破時計1分50秒7良は全然ダメです。追い切りも動いていませんし、馬体も細化する一方ですし、もうこれは放牧して馬体を立て直した方が良さそうです。

 私はここまで出走させた清水出美師の判断には賛成です。なぜなら、師も私もまだクラシックをあきらめてなかったからで、今回の1戦で清水出美師がどう考えられるかはわかりませんが、私はクラシックは間に合わないと思うようになりました。

 まだ、牝馬限定戦などの選択肢もありますが、まずは馬体を回復し、6月以降の古馬混合戦のダート中距離(地方なら更にチャンス!)辺りで復活してもらってもいいと思っています。

 今回のレース内容は、そう感じさせるものでした。少しゆっくりさせてあげたいです。

これ以降2月5日の夜に作成予定

●レース後の騎手・調教師のコメント

シングライクバード(1着)

 「レースでは初めて乗りましたが、追い切りで乗ったときにモタモタする面はあるものの、坂路でいい伸びをして良い馬だと思っていたんです。今日は人気馬を後ろから見る形で終いは切れてくれるだろうとは思っていました。強い馬を相手に勝ったんだから、大したものですよね。」(川田将雅騎手・ラジオNIKKEI)

 「岩田康誠騎手から距離がもっとあった方がいいと言われていたんだが、その通りだったね。牝馬にしてはおっとりしているのがいいところ。これで2勝したから次はトライアルだね。」(友道康夫調教師・ラジオNIKKEI)

ミッキーチアフル(2着)

 「ある程度前でレースをしてくれと言われていたんだよ。最後もそれなりに頑張ってくれていたけど、外の馬には気がつかなかったよ。ショック!」(四位洋文騎手・ラジオNIKKEI)

 「」(騎手・ギャロップ)

ファリダット(3着)

 「スタートして一瞬フワッとして、前と離れたので好位につけようとしたら思った以上にスッーと行っちゃったんだよ。それでも最後まで頑張っていたけどね。」(安藤勝己騎手・ラジオNIKKEI)

 「いい位置を取ろうと思ってスッと出したら掛かってしまった。まだまだこれからの馬ですよ。」(安藤勝己騎手・デイリー馬三郎)

チョウサンデイ(4着)

 「コーナーが2回の方が走りはいいね。以前に比べて乗りやすくなっているし、踏み込みもしっかりしてきたよ。」(佐藤哲三騎手・デイリー馬三郎)

マイネルスターリー(5着)

 「ギリギリのところで内に押し込められたからね。最後はよく伸びてくれたけど・・・。」(池添謙一騎手・デイリー馬三郎)
 さすがにチャーミングシチーの角田晃一騎手のコメントはありませんでした。

●今後の展望

 上記にも書きましたが、さすがに現状に限界を感じますし、なにより馬体の細化が心配です。ここは出走間隔をグッと開けるか、成長を促すため放牧に出して欲しい気がします。

 ただ、クラブのHPでは、まだ走るみたいなことを書いていましたね。だったら、2月17日の牝馬限定のダート戦でしょうか。まさかチューリップ賞??

●最後に

 今回は完全に力負けで言い訳の余地はありません。勝った馬は牝馬ですし、現時点で、オークスと夢は潰えた気がします。

 しかし、それはあくまでも私が期待をかけすぎただけの話であって、この馬の募集金額から言っても、2勝できれば御の字と思っていますから、私の愛馬初2歳での勝利という、とんでもない夢を実現させてくれたこの馬には、感謝の気持ちで一杯です。

 まだまだ馬格もなく、華奢な馬ですので、成長してもっと調教を積めるようになれば、もっともっとやれるようになると思っています。

 すでに勝ち上がっているわけですから、なにも急ぐ必要もありません。じっくりゆっくり立て直し、成長を待とうではありませんか。

 いつか、この馬が完全復活する日を心待ちにしております。

最後までご愛読ありがとうございました

2008年1月23日作成 25日、27日、30日、31日、2月1日、3日、5日加筆
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