愛馬ダブルダンスシチー 第15戦

5月11日京都10R桃山特別1000万下ダ1800mは、

11着/1番人気。

思いっ切り皆の期待を裏切る。

しかし、私は佐藤哲三騎手の騎乗は良かったと思っています。

では敗因は?それは下記にて分析しています。

レース回顧と時計の分析、

レース後佐藤哲三騎手のコメントと専門誌の評価を掲載。

(5月12日完結)

2008年4月27日作成

●また競馬ブックの日曜追い特選に載っていました!!

 以下の3行は3月31日に第14戦特集でご紹介した記事です。



 競馬ブックの「日曜追い特選」のコーナーに3月31日のダブルダンスシチーの追い切りの模様が載っていますので、ご紹介します。

「木曜にビシッと追われた効果か、身のこなしに柔らかみが出て反応が良くなった。上がり38秒8、1F12秒1は優秀だ。」

とあります。高く評価していただいて嬉しいですね。



 このあと、昇級初戦でいきなり1000万クラスで2着に好走するわけですが、4月27日にも競馬ブックの「日曜追い特選」に載っていました。

「坂路からDWへ入って上がりをサッーと。弾むようなフットワークで37.2−11.8をマーク。久々好走の反動なく、気配は更にアップ。」

 べた誉めです。しかも気配は前走よりも更にアップということで、次走もナベアツ激アツですね。

これ以降は4月30日に作成

●気になる出馬想定表

出馬想定表 5月3日 京都12R 1000万 混合戦 ダ1800m 全24頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アイアンキング 小牧太 10/13 1000万 京都ダ1800 11
アクセルカフェ 浜中俊  4/20 1000万 阪神ダ1800 14 15 15
イエス 柴山雄一  4/20 1000万 阪神ダ1800 15 12 12
エイシンハンコック 安藤光彰  3/15 1000特 中京ダ1700 14
エプソムアーロン 幸英明  9/08 1000特 阪神ダ2000 13 15
クラリオンコール 秋山真一郎 12/15 1000万 阪神ダ2000 10 16
ゲンパチタキオン 田中勝春  4/13 1000万 中山ダ1800
コスモアブソルート 岩田康誠  1/13 1000万 京都ダ1800
ジップ 赤木高太郎  6/16 1000特 阪神芝1600 10 11 13
ストームタイガー 岡部誠  4/20 1000万 阪神ダ1800
セイウンハレルヤ 小林慎一郎  1/20 1000万 京都ダ1800 11 14 11
セフティーローレル 河北通  4/20 1000特 福島ダ1700 13 11
タマモディファイ 上村洋行 10/07 1000特 京都ダ1800 10 15
ダブルダンスシチー 佐藤哲三  4/12 1000万 阪神ダ1800 B+
ツルマルシルバー 福永祐一  4/05 1000万 阪神ダ2000
テンザンメダリスト 小林徹弥  4/12 1000万 阪神ダ1800 11
デマントイドリバー 武豊  2/02 1000万 東京ダ1600 10
トシセント 北村友一  2/02 1000特 小倉ダ1700
ナリタブラック 松岡正海  4/27 1000万 東京ダ2100 13
ノーキュアノーペイ 川田将雅  4/13 500万 福島ダ1700
ヒラボクオウショー 安部幸夫  2/16 1000万 京都ダ1800 14
プレシャスピクセル 大野拓弥  3/15 1000特 中山ダ1800 10 13 14
ポーカーフェイス 安藤勝己  4/13 500万 阪神ダ1800
ヤマニンコーリング 熊沢重文  4/12 1000万 阪神ダ1800 14 12 10

どっしぇーメンバーが揃い過ぎてるョ!!

●気になる騎手は?

 5月3日に京都競馬場で騎乗する予定の主な騎手は次のとおりです。


船曳文士、和田竜二、横山典弘、安藤勝己、古川吉洋、角田晃一、金折知則、岩田康誠、酒井学、秋山真一郎、藤田伸二、佐藤哲三、武幸四郎、鮫島良太、幸英明、飯田祐史、吉田稔、四位洋文、上村洋行、藤岡佑介、川原正一、北村友一、小牧太、河北通、川島信二、長谷川浩大、田島裕和、南井大志、生野賢一、石橋守 各騎手


 やはり佐藤哲三騎手でしょうか。同日出走の同厩舎ビッグベアシチーも佐藤哲三騎手ですし。

●京都ダ1800mコース解説

 スタート地点はスタンド前の直線半ば付近。1コーナーまでの距離は約280m。1コーナーに入るまでの位置取りが非常に重要で、ここで外を回らされると厳しい。1コーナーに入るまでに隊列が落ち着きやすく、縦長にはならないので、外枠を引いた馬(特に逃げ・先行馬)は不利だ。逆に1枠の逃げ・先行馬が最もベスト。単純に1枠の連対率は約20パーセントある。その他の枠は15パーセント以下。
 基本的には逃げ・先行馬が有利だが、展開や馬場状態次第では向正面で激しくレースが動くことも。ペースが速くなれば当然、差し馬にもチャンスが出てくるが、逆に遅すぎると外からマクられる。
 先頭、2番手で最後の直線に入った馬が、そのまま残りやすい。
 1800m好走馬も血統面で特徴があり、ブライアンズタイムやサンデーサイレンス、バブルガムフェローといったヘイルトゥーリーズン系が非常に強い。
有利な枠順 1枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 枠順、種牡馬
種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、ジェイドロバリー
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、安藤勝己、武幸四郎、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳未勝利 1分55秒6 1分53秒4
3歳新馬 1分56秒3 1分55秒8 1分54秒5 1分54秒9
3歳未勝利 1分55秒4 1分54秒7 1分53秒7 1分54秒0
3歳500万 1分54秒1 1分53秒4 1分52秒2 1分52秒3
古馬500万 1分53秒6 1分53秒0 1分52秒4 1分52秒0
古馬1000万 1分52秒5 1分52秒1 1分50秒9 1分51秒5
古馬1600万 1分51秒2 1分51秒3 1分50秒2 1分50秒7
古馬オープン 1分51秒1 1分51秒0 1分49秒9 1分49秒1

これ以降は5月6日に作成

●5月11日 京都10R 桃山特別 1000万下 ダ1800m に特別登録!

特別登録表 5月11日 京都10R 桃山特別1000万下 ダ1800m 第1回登録完了馬 全43頭の内有力10頭
中野秀幸 藤井嘉夫 長岡利幸 山田理子 松本晴 西村敬 馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アイアンキング 小牧太 57 10/13 1000 京都ダ1800 11
アドマイヤレグルス 北村宏司 57  3/02 1000 阪神ダ2000
キングブレーヴ 飯田祐史 57  4/20 1000 阪神ダ1800
ゲンパチタキオン 57  4/13 1000 中山ダ1800
シルクウィザード 57  5/13 1600 東京ダ2100
タガノアッシュ 赤木高太郎 57  4/19 500特 福島ダ1700
ダブルダンスシチー 佐藤哲三 57  4/12 1000 阪神ダ1800
トシセント 57  2/02 1000 小倉ダ1700
ヒシウィンザー 酒井学 57  4/27 1000 京都ダ1800
マルブツセンター 上村洋行 57  4/27 1000 京都ダ1800 10

表中の▽は二重△印

 競馬ブック誌の西の重鎮中野秀幸TMの◎ということで、全48頭の特別登録馬の内6頭にしか与えられなかったコメントの1番トップに見出し付きで掲載されています。


 ダブルダンスシチー前進
 ダブルダンスシチーは初Vまで時間がかかったし、2勝目も休み明け3戦目の叩き良化型。とすると前走は価値のある2着だし、モタれ癖も許容範囲。反動より前進。



 と、有難いコメントを頂戴しています。これが43頭の中で1番手のものです。しかし、先週除外で調子落ち等があるかわかりませんし、あくまでも日曜日の段階での印ということは承知ですが、それでも愛馬ステップシチーの能力もデビュー前から見抜き、老舗競馬情報誌競馬ブックの西の筆頭に上げられる中野秀幸TMにこういっていただけると舞い上がってしまいます。

 私的には、前走1年前とはいえ、準オープンで2着の実績があるシルクウィザードの方が、力量的には上と見ますが、これも追い切りの動き次第ですね。

 いやぁ、熱い週末になりそうです。

これ以降は5月7日に作成

●ダブルダンスシチーの追い切り情報(5月7日更新)

前走前 4月9日 栗東DW 稍 一杯

佐藤哲三
6F 84.4
5F 68.6
4F 53.6
3F 39.0
1F 12.2


4月27日 栗東DW 良 馬ナリ

助手
4F 52.1
3F 37.8
1F 11.8


4月30日 栗東DW 良 強め

助手
6F 82.4
5F 67.1
4F 53.0
3F 39.9
1F 12.4


5月4日 栗東DW 良 馬ナリ

助手
4F 56.2
3F 41.4
1F 14.4


5月7日 栗東DW 良 一杯

助手
6F 82.6
5F 67.8
4F 53.3
3F 39.0
1F 12.1



 4月27日、佐々木晶三厩舎恒例の日曜追いですが、上記に書きましたように、競馬ブック誌で絶賛されています。いやぁ、馬ナリでいい伸びです。

 4月30日、状態のいいときと比べて特にいい動きとは言えませんが、調子落ちはないようです。少なくとも、短期放牧明けの前走前よりはいい動きですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。当然勝ち負けを期待できます。

 5月4日、先週除外により再始動です。まずは佐々木晶三師といえば日曜追い!というわけで、14−14で追い切られました。
 7日にさらに動きが良くなっていれば、激アツなのですが・・・。しかし、逆に1度仕上げてしまっているので、調子落ちも考えられます。とにかく水曜日の追い切りを見てみないと・・・。

 5月7日、先週並ですが、心配された除外による調子落ちはなさそうです。この動きなら、力は十分出せるでしょう。ただ、私個人は6F80.5−11.9あたりの動きを期待していました。ということで、私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。

これ以降は5月9日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月11日 京都10R 桃山特別 1000万下 ダ1800m 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アイアンキング 小牧太 10/13 1000万 京都ダ1800 11
アールヌーヴォー 北村宏司  1/19 1000万 中山ダ1800 10
イエス 武幸四郎  5/03 1000万 京都ダ1800 10 11 12
ウォータークルーズ 熊沢重文  4/19 500万 阪神ダ2000
キングブレーヴ 飯田祐史  4/20 1000万 阪神ダ1800 B−
クラリオンコール 赤木高太郎  5/03 1000万 京都ダ1800 15 13 10
コスモアブソルート 川田将雅  1/13 1000万 京都ダ1800 B−
スズカオペラ 田島裕和  3/30 1000万 阪神ダ1400 12 11 11 11
スマイルツバキ 小坂忠士  8/12 1000特 小倉ダ1700 14 12 10
スリーキセキ 田村太雅  9/29 1000特 札幌ダ1700 10
ゼンノマルビナス 秋山真一郎  1/13 1000万 京都ダ1800 16 10 14 13 11 B+
ダブルダンスシチー 佐藤哲三  4/12 1000万 阪神ダ1800 B+
チェリーロビン 高橋亮  4/27 1000万 京都ダ1800 10 11 B−
トシセント 生野賢一  2/02 1000万 小倉ダ1700
ポーカーフェイス 角田晃一  4/13 500万 阪神ダ1800
ヤマニンコーリング 上村洋行  5/03 1000万 京都ダ1800 12 12 10

騎手の太字は乗り替わり。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
アイアンキング 5月8日 栗東坂路良 一杯 小牧太 53.1−13.4
アールヌーヴォー 5月8日 栗東DW良 一杯 高田潤 6F89.1−13.6
イエス 連闘の為中間軽め
ウォータークルーズ 5月8日 栗東坂路良 G一杯 助手 54.0−12.9
キングブレーヴ 5月7日 栗東DW良 一杯 助手 5F67.1−12.2 B−
クラリオンコール 連闘の為中間軽め
コスモアブソルート 5月7日 栗東CW良 一杯 赤木高太郎 6F81.9−13.1 B−
スズカオペラ 5月7日 栗東坂路良 一杯 田島裕和 53.9−13.3
スマイルツバキ 5月7日 栗東坂路良 一杯 小坂忠士 53.8−14.7
スリーキセキ 5月7日 栗東坂路良 仕掛 助手 53.7−13.4
ゼンノマルビナス 5月7日 栗東坂路良 強め 浜中俊 53.0−12.6 B+
ダブルダンスシチー 5月7日 栗東DW良 一杯 助手 6F82.6−12.1 B+
チェリーロビン 5月7日 栗東DW良 馬ナリ 高橋亮 6F84.5−11.8 B−
トシセント 5月7日 栗東坂路良 一杯 助手 54.2−13.1
ポーカーフェイス 5月7日 栗東坂路良 一杯 助手 54.4−13.7
ヤマニンコーリング 連闘の為中間軽め

●ほっさん予想

アイアンキング

 前走は1番人気も4着。強敵もそこから7カ月ぶりの実戦。メンバーも揃ったここはさすがにいきなりからは・・・。

 追い切りも小牧太騎手が一杯に追って53.1−13.4は未勝利戦ならまだしも、このクラスでは・・・。

アールヌーヴォー

 前走昇級緒戦は5番人気7着とひと息。さぁ、このクラスを1度叩いて2走目!といきたいところだが、そこから3カ月半の休み明け。今回は割引。

 追い切りも追い切り名人の高田潤騎手が騎乗して一杯に追ってDWで89.1−13.6はひどすぎる。

イエス

 ずっと使い詰めで上積みなし。年齢的にも厳しい状態。ましてや今回のように連闘とは・・・。酷使しすぎ。

ウォータークルーズ

 元々ダートの2000m以上に良績が集中する馬。1800mは1ハロン距離不足。追い切りも地味。

キングブレーヴ

 前走は阪神ダート1800mで1分51秒8という素晴らしいタイムで2着。前々走の中京ダート1700mであのビッグカポネの2着。走破時計は1分46秒0良。いずれもダブルダンスシチーの持ち時計を上回っています。

 追い切りは終いまでグッと伸びてなかなかいい動きですが、1本だけとは・・・。

クラリオンコール

 1000万特別で2着の実績はあるものの、ここ2走は7着、15着。しかし15着の前走は4カ月半の休養明け。休み明けを1度使われて、連闘で挑むがさてどこまで。

 父はあのサンデーサイレンス。

コスモアブソルート

 ここ5戦は5、4、3、3、6着と崩れないもののワンパンチ足りない馬。今回も相手が悪く5、6着候補。しかも今回は4カ月の休養明け。

 追い切りも全体の時計はなかなかいいのだが、終いの伸びを欠きイマイチ。

スズカオペラ

 昨年このレースで7着。途中10カ月の休養後は11着12着と全く奮わず。年齢的にももう限界?

 追い切りもジョッキー追いで53.9−13.3は不満。

スマイルツバキ

 このクラスに来てからはひと息。しかも今回は前走から9カ月ものブランク。厳しい。

 この追い切りはひどいなぁ。良く出走させたもんだ。

スリーキセキ

 このクラスで2着の成績があるも、前走からは7カ月半のブランク。いきなりは・・・。

 追い切りの動きも悪く、とても初戦からは・・・。

ゼンノマルビナス

 降級してからのここ4走は13、9、14、16着と全く奮わず。また前走から4カ月のブランクも気になる。

 しかし、追い切りの動きはなかなかで、本数も十分。

ダブルダンスシチー

 前走昇級緒戦でいきなり2着。しかもそれは休養明け1戦目での話。今回叩き2走目で上積みが見込めるし、元々叩き良化タイプ。

 今回相手も長期休養明けの馬が多く、順調に使われているのが何よりも強み。ただ、キングブレーヴには各所の持ち時計で負けており、甲乙つけ難い。

チェリーロビン

 前走はダブルダンスシチーが2着の時に12着に敗れた(かなり出遅れましたが)ウィッシングデューに完敗。近走10、11、9着と奮わず、勝ち負けは無理。

 ただ、追い切りは全体の時計はたいしたことはないが、終いの伸びは素晴らしい。

トシセント

 前走は1000万特別で貫禄の1番人気3着。それ以前は3戦連続2着と安定感抜群。今回3カ月ぶりということを除けば実績はメンバー中ナンバーワン。

 追い切りもイマイチでダブルダンスとキングブレーヴの2頭よりは下に見えます。

ポーカーフェイス

 前走6番人気の伏兵も安藤勝己騎手の豪腕によって優勝。ただ、500万クラス脱出に相当時間を要しており、このクラスでいきなりとは思えない。

 追い切りも水準以下。

ヤマニンコーリング

 前走は12番人気もあっと驚く4着。時計もまずまずで今回は人気の一角?連闘ではなく、じっくりと調整しておれば・・・。もしかして除外の権利取りで入っちゃった??
ダブルダンスシチー、キングブレーヴ
なし
トシセント
ゼンノマルビナス

これ以降は5月10日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「波乱含み」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬
ダブルダンスシチー △△
アイアンキング △△
ヤマニンコーリング
ポーカーフェイス
クラリオンコール
キングブレーヴ
トシセント △△
二重△は△△で処理
あとは無印


短評の「波乱含み」というのが気になります。ダブルダンスは順調だぞ!!


予想オッズ
馬名 予想オッズ
ダブルダンスシチー 3.3
アイアンキング 4.6
キングブレーヴ 4.6
ポーカーフェイス 6.4
トシセント 6.5
クラリオンコール 16.1
以下23倍以上省略


5強予想ですね。


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
コスモアブソルート 89 78 84 75
チェリーロビン 78 74 73 76
ダブルダンスシチー 79 76 75 78
アイアンキング 85 76 85 77
ヤマニンコーリング 84 70 72 78
アールヌーヴォー 76 66 75 76
ポーカーフェイス 80 68 79 78
クラリオンコール 80 79 77 54
キングブレーヴ 83 78 83 81
ウォータークルーズ 81 69 68 72
ゼンノマルビナス 86 66 71 58
スリーキセキ 82 76 82 74
スマイルハヅキ 79 79 72 56
スズカオペラ 94 71 71 72
トシセント 83 83 77 80
イエス 84 78 77 70


やはり私が昨日警戒していたキングブレーヴの能力は高そうですね。

デイリー馬三郎

予想印

◎ トシセント
○ ダブルダンスシチー
▲ ゼンノマルビナス

以下省略


見解

 「◎トシセントは休養前の実績から、現級では明らかに地力上位。久々は苦にしないタイプで、この中間の攻め気配も良好。いきなりから好勝負だ。昇級即メドを立てた○ダブルダンスシチー、攻め絶好▲ゼンノマルビナスの逃げ残りにも注意。」

大阪スポーツ

本紙の狙い

 「デビュー以来18戦して掲示板を外したのが新馬戦(8着)と5走前(11着)だけという堅実なホース◎アイアンキングに白羽の矢。昨秋以来の休み明けになるが、ポン駆けはこれまで2、5、5、2着。使い込むよりも久々のほうが走る傾向にある。京都コースも好相性。先週除外で出走態勢は万全とみる。
 ○キングブレーヴはこのクラスに昇級後も即通用。3角一気マクリの中京戦が強い内容。前走でもやや攻め不足にもかかわらず格好をつけた。以前よりもいい脚が長く使えるようになったのも成長だ。
 ▲ダブルダンスシチーは未勝利を勝つのに10戦を要したが、それ以降はトントン拍子の出世ぶり。休み明けの昇級戦でいきなり2着に来たのも収穫。


 予想家の印
馬名 仕掛人
上田
坂路
高岡
正論
松浪
本塁打
河合
POG
吉田
情報
西尾
闘券
難波田
本紙
杉本博
コスモアブソルート
チェリーロビン
ダブルダンスシチー
アイアンキング
ヤマニンコーリング
アールヌーヴォー
ポーカーフェイス
キングブレーヴ
ウォータークルーズ
スリーキセキ
トシセント

●前走レース後の騎手コメント

ダブルダンスシチー(2着)

 「内にモタれてはいたけど、いい感じで追走できたし、勝負どころもうまく捌いてこれた。最後も差し返そうとしてくれていたんだけどね。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)
 「仕上がるも、少し硬かった。中団から。内ラチ沿いで距離ロスなく運べたのが大きい。終いは内にモタれ加減だったが、間をしっかりと割って2着を確保。」(競馬ブック)

コスモアブソルート(6着)

 「流れが速くなると追走に余裕がなかった。パワータイプなので、良馬場のダートの方が良さそうだね。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)

アイアンキング(4着)

 ゲートが開く時にグンと下げて落ちかけてしまって・・・。あれがすべてです。」(小牧太騎手・競馬ブック)

ヤマニンコーリング(4着)

 「やはり行き脚はつかなかったね。今日は展開が嵌まったこともあったけど、最後はよく頑張って追い上げてくれた。」(和田竜二騎手・競馬ブック)

アールヌーヴォー(7着)

 「いい位置で流れに乗れたが、少しハミを噛んでしまって・・・。その分、最後伸び切れなかったね。」(田中勝春騎手・競馬ブック)

ポーカーフェイス(1着)

 「攻めでの息遣いがもうひとつと聞いていたし、前半掛かったので、止まるんじゃないかと思っていたけど、ゴーサインを出したら逆に突き放したからね。ここまで強いイメージを持っていなかっただけに、休養がいい方に出たんじゃないかな。」(安藤勝己騎手・競馬ブック)

キングブレーヴ(2着)

 「ペースに惑わされることなく、自分のペースで走るレース運びが板についてきました。その分、終いは確実に伸びてくれますね。」(飯田祐史騎手・競馬ブック)

ウォータークルーズ(1着)

 「前回で気合をつけて行ったことが今日に生きたようだね。行きっぷりがまったく違っていたよ。終始、楽な競馬だったし、キッチリ押し切ってくれた。」(小牧太騎手・競馬ブック)

トシセント(3着)

 「3〜4角で内からこられて、外々を回らされる形になってしまいました。その差が出たように思います。」(北村友一騎手・競馬ブック)

●各陣営のコメント

コスモアブソルート

 「いいころに比べると終いの動きが物足りない。使いつつのタイプだけに、今回は疑問。」(飯田雄三調教師・デイリー馬三郎)

チェリーロビン

 「掲示板に載るだけの力はあるが、このクラスでは頭打ち。状態は悪くないけどどうかな。」(梅野助手・デイリー馬三郎)

ダブルダンスシチー

 「ひと叩きで動き、気配ともに前走以上。内にもたれるのでうまくラチ沿いを走れれば。」(佐々木晶三調教師・デイリー馬三郎)

 「立て直した効果で前走はモタれなかった。内容が良かったし中間も順調なので。」(山田助手・大阪スポーツ)

アイアンキング

 「ゲート再試験は1回でパス。休養前は出遅れても掲示板に載ったし、久々でも動ける態勢。」(橋口弘次郎調教師・デイリー馬三郎)

ヤマニンコーリング

 「前走はペースが向いたけど、上々の内容。使いつつ状態は上向きだし、ここも展開次第。」(斎藤助手・デイリー馬三郎)

アールヌーヴォー

 もう少し体がふっくらして欲しいが、乗り込んでいるし仕上がりは良好。力は出せる。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)

ポーカーフェイス

 「掛かる馬だけにこのクラスの方がレースはしやすそう。力的にもそう差はないはずだよ。」(加藤敬二調教師・デイリー馬三郎)

クラリオンコール

 「前走は帰厩して日が浅かった分だね。活気があっていい雰囲気だし、実績ある連闘で。」(高島助手・デイリー馬三郎)

キングブレーヴ

 「疲れもなく引き続き好調をキープしている。メドは立っているし、まず崩れないだろう。」(佐藤助手・デイリー馬三郎)

ウォータークルーズ

 「前走は先行策で新味を見せてくれた。もともと現級3着の実績もあるし、時計が掛かれば。」(大賀助手・デイリー馬三郎)

ゼンノマルビナス

 「攻め時計は平凡だが、最後まで集中していい追い切りができた。つつかれる形が理想。」(池江泰寿調教師・デイリー馬三郎)

スリーキセキ

 「帰厩して間がないし、好調時と比べて仕上がりはもうひとつ。地力に期待したいところ。」(平田助手・デイリー馬三郎)

スマイルツバキ

 休養が長かっただけに、まだ本来の動きには及ばないね。使いつつ実戦勘を取り戻せば。」(境直行調教師・デイリー馬三郎)

スズカオペラ

 「最近はズブさが出てきたし、千八の方が競馬はしやすいはず。相性のいい京都で巻き返す。」(藤沢則雄調教師・デイリー馬三郎)

トシセント

 「先週除外で、もうひと追いできたのはプラス。今週のケイコも悪くなかったし、動ける態勢。」(音無秀孝調教師・デイリー馬三郎)

イエス

 「2走前の内容からも前走は期待していたんだけどね。あの走りを見るとやはり年齢かな。」(末永助手・デイリー馬三郎)

●とにかく勝って欲しいが

 今回は予想は金曜日の段階と変えません。やはりダブルダンスが1番だと思っていますが、各専門誌でも厚い印をいただいています。おそらく1着〜5着、おそらく2着以内でしょう。走破時計1分52秒2良あたりだと思います。

 内にモタれる癖のある馬ですから、ラチに近い3番枠を引けたのも良かったと思います。京都ダ1800mは1分52秒8良の持ち時計がありますし(過去10年間の1000万クラスの平均勝ちタイムは1分52秒5良)、まず勝ち負けと見るべきでしょう。

 しかし、前走は2着と言ってもラチ沿いを距離ロスなく回ってきましたし、過信は禁物です。

 もちろん勝って欲しいですが、すでに4歳春にして500万を勝ち上がっていますから、最悪でも夏の降級の利を受けることが出来ますし、明日出走する4頭の中では、最悪負けても最も余裕のある馬です。

 後の3頭は1勝馬と未勝利馬ですから、そちらは絶対に勝って欲しいですが。


 というわけで、能力からも期待しております。がんばれダブルダンスシチー!!

これ以降は5月12日に作成

●レース 

 我らが愛馬ダブルダンスシチーのスタートは非常に良く、楽に好位に取りつきます。これだけ見ていれば楽勝のような感じです。

 ハナはゼンノマルビナス、2番手はスマイルハヅキ、3番手はスズカオペラで、4番手のラチ沿いをダブルダンスシチーが進みます。

 ダブルダンスシチーはゲートの出が良かったため、スッと注文通りのラチ沿いを好位置で確保でき、何もかもが順調でした。佐藤哲三騎手、申し分ない騎乗です。

 ペースも丁度いい流れでハイペースにもならず、展開もダブルダンスシチーに味方します。

 しかし、直線に向くと、前走のようにスルスルと伸びずに、逆に一気に外から交わされます。

 結局前走は良馬場で37秒0の脚を繰り出したにもかかわらず、今回は脚抜きのいい馬場で38秒1と、ばったり止まってしまった感じです。そのまま流れ込み11着と1番人気の期待をそれはもう大きく裏切りました。

●時計の評価

 今回のダブルダンスシチーの走破時計1分52秒5重は、1000万クラスの京都ダート1800mの過去10年の平均勝ちタイムが1分50秒9重ということで、全く対応できていません。

 ダブルダンスシチーは今までにダート1800mを何度も走って来ましたが、1分52秒を切るタイムで走ったことはありません。専門誌などでも、すでに速い時計への対応ができないのでは?という評価が出てきました。私ほっさんも、そこが1番気になるところです。

 少なくともこのクラスで勝つためには1分51秒台で走れなければいけません。前走も2着とはいえ、走破時計はこのクラスとしては平凡なものでした。

 放牧して立て直すようですが、今後成長が見られなければ、時計的にはそろそろ限界にきていると言わざるを得ないかも知れません。

 ただ、それでも、ローカルに行けば1000万は勝てる力はありますし、このまま夏に入れば、1度500万クラスに降級できます。

 500万クラスでは能力は間違いないですから、あと1勝はほぼ確実ですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

ポーカーフェイス(1着)

 「1000万のペースなら折り合いはつくと思っていた。いい位置で運べたし、抜け出す時の脚が速かった。これなら上のクラスでも楽しみだね。」(角田晃一騎手・デイリー馬三郎)

トシセント(2着)

 「直線を向いて一瞬もたついたけど、エンジンがかかってからはいい伸びでした。久々を考えればよく走ってますよ。やはり力上位ですね。」(生野賢一騎手・デイリー馬三郎)

キングブレーヴ(3着)

 「腰の弱い馬で、今日の馬場ではいつも以上に踏ん張りが利かなかった。フォームを整えてからは、しっかり伸びてくれたけど。」(飯田祐史騎手・デイリー馬三郎)

ヤマニンコーリング(4着)

 「じっくり終いを生かす競馬をした。3、4コーナーでだいぶ外を回らされたけど、よく伸びてくれた。」(上村洋行騎手・デイリー馬三郎)

アールヌーヴォー(5着)

 「スタートでつまづいて位置取りが悪くなった。休み明けでも動けたしすぐチャンスは来ると思います。」(北村宏司騎手・デイリー馬三郎)

ゼンノマルビナス(8着)

 「4角までいい感じで行けたが、直線に向くと自分でやめようとしていたね。」(秋山真一郎騎手・競馬ブック)

ダブルダンスシチー(11着)

 「今日はちょっと乗り難しい面が出てしまいましたね。2走目で雰囲気は凄く良かったんだけど。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)

●専門誌のレース評価

ポーカーフェイス(1着)

 「前半少し行きたがっていたが、前走と比べると折り合いはずっとスムーズ。4角ではパカッと前が開き、コースロスなく直線に向き、ラスト1ハロンで先頭へ。ゴール前は甘くなったが、際どく踏みとどまった。」(競馬ブック)

トシセント(2着)

 「仕上がる。中団の外目。4角では外を回らされ、ここで勝ち馬との差が開いてしまった。グイグイ伸びただけに惜しい。」(競馬ブック)

キングブレーヴ(3着)

 「例によって抑えて後方。3〜4角で外から動き出す。2着馬には伸び負けしたが、レースぶりはすっかり安定。今日はブラス8キロで少し太かったか。」(競馬ブック)

ゼンノマルビナス(8着)

 「ハナを切ったが、勝ち馬に交わされた時点で一杯。」(競馬ブック)

ダブルダンスシチー(11着)

 「スタートを決めて好位のイン。注文通りの展開だったはずだが。いざ追われてサッパリ。モタれる面もなかった。この馬には時計が速過ぎたか。」(競馬ブック)

 「好位のインからだが、結果的に差し馬向きの流れで、直線は伸びあぐんだ。」(ギャロップ)

●今後の展望

 ここまで順調に昇進してきた我らが愛馬ダブルダンスシチーですが、1000万クラスのここで、1つの壁にぶつかった気がします。

 今回は例えばギャロップ誌の推定勝ちタイム1分52秒2に対し、ダブルダンス自身も1分52秒5とそこそこの時計で走っているのですが、上位馬は1分51秒台で走破しています。

 この時計はダブルダンスの出したことのない時計で、これから先も計時できるかわかりません。しかし、仮に前走僅かな差で勝ち上がっていたとしても、現状の持ち時計では、準オープンでは全く勝負になりませんので、ここで力を溜める必要があると思われます。

●最後に

 前走いきなりの1000万クラス2着で特別戦にもかかわらず1番人気に支持されましたが、やはり距離ロスなく走れたことと、平均的な勝ち時計だったことが大きかったようです。

 今回は雨の影響で脚抜きのいい馬場になってしまい、高速決着となってしまいました。上記ギャロップ誌にありますように、差しの展開にもなってしまい、先行馬は総崩れでした。

 今回は全てが上手く行かなかったですが、前走昇級初戦で2着にきたもの事実です。今後もまたチャンスは来ると思いますし、夏になれば、1つ下の500万クラスに降級できます。

 もう1勝は間違いありません。

 まだ、4歳。シチーの看板馬タップダンスシチーのように、晩成型かも知れませんし、とにかく無事に長く走り続けてくれれば十分満足です。

 現状では、準オープンでは競馬になりませんので、いつものせこい考えですが、ここで好走を繰り返し、力をつけて上に上がってくれればいいと思っています。

 ダートで先行力がありますし、展開次第では、また2着3着に来れる馬です。次走も期待しております。

 がんばれダブルダンスシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました。

2008年4月27日作成 30日、5月6日、7日、9日、10日、12日加筆

ダブルダンスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2008年 4月12日 第14戦 1000万下 阪神ダ1800m 写真付き 現地観戦レポ2着/5番人気)

2008年 1月20日 第13戦 500万下 京都ダ1800m 写真付き 現地観戦レポ1着1番人気

2008年 1月 5日 第12戦 500万下 京都ダ1800m(2着/9番人気)

2007年12月 2日 第11戦 沓掛特別 500万下 中京ダ1700m(5着/9番人気)

2007年 7月29日 第10戦 3歳未勝利 函館ダ1700m 待望の初勝利!!1着/1番人気

2007年 7月22日 第9戦 3歳未勝利 函館ダ1700m (2着/2番人気)

2007年 6月30日 第8戦 3歳未勝利 阪神ダ1800m (4着/5番人気)


2007年 6月 3日 第7戦 3歳未勝利 中京ダ1700m 写真付き 現地観戦レポ (6着/4番人気)

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