愛馬ダブルダンスシチー 第7戦!!

気になるダブルダンスシチーの敗因分析

愛馬が心配な皆さん!!是非ご覧ください!!

 ダートに変わって確実に勝利に近づいている愛馬ダブルダンスシチーが6月3日に出走します。

 前走は相手に恵まれず4着でしたが、走破時計的には阪神ダ1400の推定勝ちタイムを上回っていました。すなわち、上位3頭が強すぎたわけです。そのときの安部幸夫騎手の進言から、中距離を試すようですが、私的には賛成も十分阪神ダ1400でも勝ちあがれると思っております。ですから今回の中距離戦は期待半分不安半分です。でも安部幸夫騎手を信用しましょう。

これ以降5月30日作成記事

●さあ気になる追い切りです。

前走 栗東DW良 叩き一杯

 6F 83.8
 5F 68.1
 4F 54.2
 3F 41.0
 1F 13.3


5/23 栗東DW良 馬ナリ

 6F 83.8
 5F 68.5
 4F 54.6
 3F 40.7
 1F 12.9


5/27 栗東DW良 馬ナリ

 4F 55.5
 3F 39.2
 1F 12.9

5/30 栗東DW良 一杯

 6F 82.2
 5F 68.4
 4F 52.5
 3F 39.5
 1F 13.0

 外ノーヴァーチャル(未出走)一杯と6F併せで0.6秒遅れ


 いつもよりかなり6Fの時計を詰めましたね。前走83.8−13.3で阪神ダ1400未勝利戦の推定勝ちタイムを上回ったわけですから、それよりも良化しているということは、かなり期待できるというわけです。欲を言えばあがり1Fがもう少し時計が速ければいうことないですが(息が持つかどうか)、末脚のある馬ではないので、こんなものではないでしょうか。

 ということで、私ほっさんの調教評価としては「B+」です。この馬の動きとしてはいいのではないでしょうか。調子落ち等はないでしょう。それどころか前走よりも状態は良好であると考えられます。問題は距離延長が合うのか合わないのかでしょう。合えば勝ち負けできると思いますし、合わなくても1400に戻せば必ず勝てます(師の真の狙いは次開催の阪神ダ1400か?)。

 しかし、今回は2場開催ということで、登録頭数も多く、前走2着3着といった優先出走権を持っている馬がけっこういるので、なんともハイレベルなメンバー構成ですねぇ。

●気になる出走想定表

5月30日現在の出馬想定表 6月3日中京ダ1700(全30頭)
馬名 前走騎手 前走 過去着順
アグネスボルテージ 岡部誠 2/10 未勝利 京都ダ1800 除外
アズマスペシャル 藤岡康太 3/10 未勝利 中京ダ1700
優先 ウィルバーフォース 初出走
エーシンレドメーン 上村洋行 5/13 未勝利 京都ダ1400
10 キーライセンス 太宰啓介 5/05 未勝利 京都ダ1800 12
優先 ケージームサシ 赤木高太郎 5/19 未勝利 新潟ダ1800
除外 サカイヤローラー 武英智 5/20 未勝利 中京ダ1700 16 12
除外 スズカトップ 上村洋行 5/20 未勝利 中京ダ1000
セフティチルドレン 石橋守 5/12 未勝利 京都芝1400 18 16
除外 タガノアルジェント 橋本美純 5/26 未勝利 中京ダ1000 12
ダブルダンスシチー 安部幸夫 4/14 未勝利 阪神ダ1400
除外 チアズマーヴェラス 小野次郎 5/20 未勝利 新潟芝2400
10 ツルマルシルバー 幸英明 5/05 未勝利 新潟ダ1800 12 12
10 テイエムアサカゼ 菊地昇吾 5/05 未勝利 京都ダ1800 15 14 11
優先 テイエムフォルテ 初出走
優先 トップオブザロック 上村洋行 5/13 未勝利 京都ダ1800
トレド 浜中俊 5/13 未勝利 京都ダ1400 10 10 11
10 ナムラマッハ 秋山真一郎 5/05 未勝利 京都芝1200 12
除外 ニホンピロアニカ 上野翔 5/19 未勝利 中京ダ1700 12 12 13
優先 ヒシヴェンチャー 武幸四郎 5/20 未勝利 中京ダ1700
ピクシーザダンス 鮫島良太 5/12 未勝利 東京ダ1600 11
ブロードビーチ 荻野琢真 5/13 未勝利 新潟ダ1800
プラウエス 石橋守 5/13 未勝利 京都ダ1400 12
ボンディール 赤木高太郎 5/13 未勝利 新潟ダ1800 12 11
ポイントオブビュー 渡辺薫彦 5/13 未勝利 京都ダ1800 13 10 11
マルモコウテイ 佐藤哲三 5/12 未勝利 京都芝2200 15
メイショウグンシ 飯田祐史 5/13 未勝利 京都ダ1400 12 13 13
除外 メイショウデネブ 北村友一 5/19 未勝利 新潟ダ1800 11 11 13 11 12
優先 ロングバビロン 初出走
除外 ヴォールラウト 河北通 5/19 未勝利 中京芝1200 14 14 12 16

表中の優先優先出走権を持っている馬です。一番左の数字は優先出走権を持っている6頭を除く優先順位です。われらがダブルダンスシチーは今のところ出走が確定しています。数字のない前走5月12日と13日出走馬は抽選になると思われます。前走が5月19日以降の馬は現状では除外確定です。そのため、他の出走予定が少なそうなレースに矛先を変える場合があります。 

これ以降5月31日更新記事

●出馬表確定

出馬確定表 6月3日中京3R ダ1700 確定馬は追い切り欄追加
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスボルテージ 渡辺薫彦 2/10 未勝利 京都ダ1800 除外
アズマスペシャル 藤岡康太 3/10 未勝利 中京ダ1700
自重 ウィルバーフォース 初出走
除外 エーシンレドメーン 上村洋行 5/13 未勝利 京都ダ1400
自重 キーライセンス 太宰啓介 5/05 未勝利 京都ダ1800 12
ケージームサシ 大下智 5/19 未勝利 新潟ダ1800 B+
除外 サカイヤローラー 武英智 5/20 未勝利 中京ダ1700 16 12
除外 スズカトップ 上村洋行 5/20 未勝利 中京ダ1000
除外 セフティチルドレン 石橋守 5/12 未勝利 京都芝1400 18 16
除外 タガノアルジェント 橋本美純 5/26 未勝利 中京ダ1000 12
ダブルダンスシチー 吉田稔 4/14 未勝利 阪神ダ1400 B+
除外 チアズマーヴェラス 小野次郎 5/20 未勝利 新潟芝2400
ツルマルシルバー 幸英明 5/05 未勝利 新潟ダ1800 12 12 B+
テイエムアサカゼ 菊地昇吾 5/05 未勝利 京都ダ1800 15 14 11
テイエムヒトツボシ 和田竜二 5/13 未勝利 京都芝1600 18 18
テイエムフォルテ 荻野要 初出走
トップオブザロック 上村洋行 5/13 未勝利 京都ダ1800 B−
除外 トレド 浜中俊 5/13 未勝利 京都ダ1400 10 10 11
ナムラマッハ 太宰啓介 5/05 未勝利 京都芝1200 12
除外 ニホンピロアニカ 上野翔 5/19 未勝利 中京ダ1700 12 12 13
ヒシヴェンチャー 四位洋文 5/20 未勝利 中京ダ1700 B−
除外 ピクシーザダンス 鮫島良太 5/12 未勝利 東京ダ1600 11
ブロードビーチ 荻野琢真 5/13 未勝利 新潟ダ1800
プラウエス 石橋守 5/13 未勝利 京都ダ1400 12 A−
ボンディール 北村友一 5/13 未勝利 新潟ダ1800 12 11 B+
除外 ポイントオブビュー 渡辺薫彦 5/13 未勝利 京都ダ1800 13 10 11
除外 マルモコウテイ 佐藤哲三 5/12 未勝利 京都芝2200 15
メイショウグンシ 田村太雅 5/13 未勝利 京都ダ1400 12 13 13 A−
除外 メイショウデネブ 北村友一 5/19 未勝利 新潟ダ1800 11 11 13 11 12
ロングバビロン 高橋亮 初出走 B+
除外 ヴォールラウト 河北通 5/19 未勝利 中京芝1200 14 14 12 16
 黄色地は想定表に出馬表明していた馬。唯一透明地のテイエムヒトツボシは当初このレースに出走を表明していなかったものの、登録メンバーを見て出馬投票に参加したもの。しかし、前走18番人気18着とはシチーでもなかなかいませんぞ。
さて、相手はここ4走連続2着と堅実なヒシヴェンチャー(今回もダブルダンスシチーの2着でいいけどね)、そして前走1番人気2着のケージームサシ、そして前走3着のトップオブザロックとかなり手ごわい相手です。

●コース分析

中京ダート1700mの信頼できるJRA−VANによるコース分析です。

スタート地点はホームストレッチの左端。4コーナーを回り終わってすぐのところ。
最初の1コーナーまでは、ある程度距離があるので、枠順の有利・不利はあまりない。
しかし、最初のコーナーまでの各馬の出方はレースの流れを大きく左右する。
他場のダート1700mに比べて逃げ切るのが難しいので、テンからガツガツ行くと最後の直線で脚があがる。
しかし、小回りコースなので基本的には先行力は必要。好位から抜け出すのがベストだ。
後方一気は難しいが、マクリ差しは決まりやすい。このあたりは展開次第。
予想の際にはメンバーの脚質を考え、ペースを読む癖をつけたい。
また、芝1200mと同様にこのコースを得意としている馬が出現しやすい。予想の際には、コース巧者に注意したい。
重賞競走は組まれていないが、500万クラスを中心に中京のダート戦では、この1700mが最も多くレースが組まれている。

有利な枠順  なし
有利な脚質  先行
ポイント     展開、コース適性


われらがダブルダンスシチーは先行脚質なので、かなりいい方にあてはまります。以下に有力馬のポイントを掲載します。


推定勝ちタイム

未勝利 1分47秒2
500万 1分46秒2
1000万 1分45秒2
1600万 1分44秒5
オープン 1分43秒8

レコード 1分42秒9

●有力馬分析

ヒシヴェンチャー(前走1番人気2着)

 おそらく成績的にも騎手的にもこの馬が1番人気でしょう。前走は4番手から上がり37.2で0.4秒差の2着。前々走はハナに立ち上がり38.2で0.1秒差の2着。3走前が2番手から2着とハナを切って甘く、控えて届かずといった惜しい(甘い)競馬が続いて、実に2着になること7回。秋までに勝ちあがれば、こんな馬主孝行な馬はいません。

 前走後の武幸四郎騎手のコメントです。

前を見ながら理想的なレースができたが、いつも何か1頭いるね。もうひと踏ん張りが利けば・・・。」

続いて専門誌の評価です。

ハナにはこだわらず好位のイン。ソツのない立ち回りだったが、またしても2着。左回りもまったく問題なく、本当に堅実なタイプではあるが。」(競馬ブック誌)

 ということで、敗因らしい敗因もないですし、中京ダ1700にはぴったりの馬ですし、悔しいですが、現状では最も優勝に近い馬でしょう。敢えてマイナス点を探すとすれば、詰めの甘いところと若干追い切りの動きが前走の方が良かった(疲労?)ことくらいで、それも取り立てて言うほどのことではありません。ただ、このパターンで当日パドックでイレ込んでいたりすれば、ダフルダンスシチーにもチャンスがくるかも知れません。

 それともうひとつ。今回の出走メンバー16頭中、中京ダ1700の持ち時計が一番速いのはこの馬ですが、1分48秒6良で、そんなに凄い時計ではありません。ダブルダンスシチーは前走阪神ダ1400の推定勝ちタイムを上回る時計で走破していますから、もしジョッキーのいうとおり、この初挑戦の中距離が合うのなら勝てるかも知れません。

ケージームサシ(前走1番人気2着)

 ケージームサシは前走の赤木高太郎騎手から新人の大下智騎手(減量3キロ)に乗り変わりますが、梅内忍調教師が減量騎手の方が勝てると踏んだのでしょう。これが吉とでるか凶とでるか。人の悪口はいいたくないですが、大下智騎手はまだ、生涯成績が1勝です。勝率1.9。2着も1度しかありません。どうなのでしょうか。厩舎所属の新人に2勝目の大きなチャンスを与えようということですから、大下騎手も無様な競馬はできないと思いますが、その重圧たるや関係のない私ほっさんでもどきどきしてしまいます。

 冷たい言い方ですが、取りこぼしもあるのではないでしょうか。そうすれば、ダブルダンスシチーにとってチャンスです。ダブルダンスシチーは、中京巧者の吉田稔騎手ですから、その辺りの心配は皆無です。追えば必ず伸びますよ。

 前走後の赤木高太郎騎手のコメントです。

道中は馬の後ろに入れて折り合いをつけた。逃げ馬が早目にバテて物見した分、差されてしまった。ホライゾンネットは効いているが。」

 続いて専門誌の評価です。

ホライゾンネット。外目でスムーズなレース運び。勝負どころで上がって行って、直線では早目に先頭に立つ形。そこでちょっとフワッとした走りになった分だけ差し込まれていた。」(競馬ブック誌)

 前走の敗因は騎手、専門家とも”物見”ということで一致していて敗因がしっかりわかっています。これを今回もベテランの赤木騎手が乗っておれば修正してくるでしょうが、新人さんにそこまで余裕があるのでしょうか。

 しかし、追い切りの動きは前走2着の時より少し上向いていますし、圧勝もあるかも知れません。

トップオブザロック(前走7番人気3着)

 前走は7番人気と低評価も5番手を追走し、上がり38.4で3着に食い込みました。そのときのタイム1分55秒5はかなりいい時計です。時計的にはダブルダンスシチーと同じ評価で、その位で走っていればいずれ順番がくるでしょう。

 優先出走権を持っているのに、強い相手のいるここにぶつけてきたことは自信の表れだと思います。騎手の上村洋行騎手も判断の良い騎手です。人気薄でも良く持ってきます。みなさんの記憶に新しいところでは、高松宮記念の2着馬ペールギュントとか。

 追い切りはいつも良くない馬ですので、今回もまあまあですが、それでいてこの馬はレースで走るので侮れません。

 前走後の上村洋行騎手のコメントです。

体はこんなものでしょう。今日はバテずに最後までジリジリと伸びてましたから、近いうちに順番が回ってくると思います。」

続いて専門誌のコメント

まだ少し太く見えた。好位直後の外目。終いジリジリと差を詰める。そう切れないがバテないタイプ。」(競馬ブック誌)

左回りの新潟でも3着に来ていますし、穴党の私ほっさんとしましてはこういう馬から買うことが多いです。専門誌の評論家が前走少し太く見えたと言っています。当日のパドックで良さそうなら私はこの馬とダブルダンスシチーを軸に買おうと思います。
というわけでほっさん予想!!あくまでも今日現在の予想で、いつもパドックでだいぶ気が変わります。

トップオブザロック
ヒシヴェンチャー
ダブルダンスシチー
ケージームサシ

これ以降6月2日作成記事

●専門誌の印と評価

競馬ブック

 ダブルダンスシチーは予想家14人中 △7(二重△も含む)で、◎や○や▲といった印は残念ながらありません。

 ◎はヒシヴェンチャーが11人、ブロードビーチが2人、ケージームサシが1人です。ほっさん本命のトップオブザロックは○が1人いるだけで、4、5番手評価ですね。

 ただ、ダブルダンスシチーは調教の欄に「一息入り重目残り」と書かれています。当日ボテッとしていたら、全然駄目かも知れません。

予想オッズ

ヒシヴェンチャー 2.8
ケージームサシ 3.9
ブロードビーチ  6.0
トップオブザロック 7.0
ダブルダンスシチー 16.3


以下20倍以上の予想

ということで、かなり離れた5番手評価ということになっております。しかし、5着でもわれわれに賞金がありますから、最低でもここを死守して欲しいところです。

しかし、2場開催で、有力馬が集まる中での16頭立ての5番人気ですから、そう捨てたものでもないと思いますよ。私ほっさんは、上記予想でも単穴にしたとおり、1着になる可能性を捨ててはいません。もちろん単勝馬券も何枚か買うつもりです。もし、ステップシチーとダブルダンスシチーともに優勝なら、購入した記念馬券を皆様にお裾分けしたいと思います。

大阪スポーツ

 予想家8人のうち、ダブルダンスシチーは△が4人。それだけ。

 調教評価も最低の「5」。「追われて伸び欠く」とあります。しかし、これは前半とばしすぎたもので、私ほっさん的には良くはないけど、仕方がないと思っています。もう、悲観しなくてもいいのではないでしょうか。

 ちなみにこの大阪スポーツ紙では、ダブルダンスシチーは本紙無印のため、下欄に記載の山田助手のコメント以外は全く登場しません。

デイリー馬三郎

 予想は1つだけで、

◎ヒシヴェンチャー
○トップオブザロック
▲ケージームサシ

中略

☆ダブルダンスシチー

以下省略


 と、なにやらよくわからない☆印がついていますが、全く無印よりましですよね。おそらくこのマークは三連複のヒモ?あたりの印だと思います。

他のレース見解等にダブルダンスシチーの名がでてくることはありません。

●有力馬の関係者のコメント

ダブルダンスシチー

 「ざ石でひと息入ったが、疲れもあったし、却っていい休養になったと思う。」(佐々木晶三師・競馬ブック)

 「ざ石で間隔を空けたがもう影響はない。モタれる面もマシになっているので。」(山田助手・大阪スポーツ)

 「ざ石で休んだが、疲れが取れて状態が上向いた。メンバー次第ではチャンスはある。」(佐々木晶三師・デイリー馬三郎)

ヒシヴェンチャー

 「デキは変わらず安定。メンバーと流れ次第だと思うし、もう何とかしたいね。」(猿橋助手・競馬ブック)

 「前走は相手が悪かったが、左回り自体はスムーズだった。前に行けるし、もうそろそろ何とかしたい。」(加藤助手・大阪スポーツ)

ケージームサシ

 「逃げ馬が早目にバテて、押し出されて1頭になったらソラを使ってしまった。体が絞れて上向いているし、今度こそ。」(藤原助手・競馬ブック)

 「使いつつ状態も上向いているし、前走の内容にしても悪くなかった。普通に回ってくれば。」(藤原助手・大阪スポーツ)

トップオブザロック

 「レースぶりが安定してきました。状態は良好。もうメンバー次第でしょうね。」(橋口師・競馬ブック)

 「引き続きデキはいい。ゆったり行ける距離を使いだして良さが出てきた。あと一押しがあるようなら。」(橋口師・大阪スポーツ)

ブロードビーチ

 「新潟に着いて2日間運動だけだったのが影響したのか、前回は大幅な体重増。絞れているし、初戦の走りを見直したいね。」(平田師・競馬ブック)

 「前走は直前のけい古を手控えたため、太めが残ったブロードビーチ。プラス18キロでは伸びあぐねたのも仕方のない結果だった。初戦は小回りの福島で直線一気の競馬を見せたように決め手は非凡。絞れてくれば巻き返して当然の存在だ。」(好配特捜班・大阪スポーツ)

というわけで、愛馬ダブルダンスシチーは専門家的には最高で△印とかなり軽視されています。しかし、安部幸夫騎手の提言どおり、距離が合うのであれば突き抜ける可能性もゼロではありません!新しい距離で次走につながる内容が見たいですね。

ダブルダンスの取捨ポイントは馬体増かどうかです。友駿ホースクラブのHPにもありますように、あまりに太く見えたら掲示板ギリギリでしょう。馬券を買うときも、ここがポイントになると思われます。

 ステップシチーの記事にも書きましたが、当日このダブルダンスシチーとおそらく勝てるであろうステップシチーの応援にいきます。中京競馬場は私の住んでいる大阪からは高速で2、3時間要すると思われますが、前々から行ってみたかったことと、今回有力2頭が出走しますので、初めてお邪魔いたします。上記予想はあくまでも第三者的な考え方で、印を打ちましたが、個人的に購入するのはもちろんダブルダンス中心です。初勝利になるであろう記念の単勝馬券も何枚か購入して、おいておくつもりです。

 日曜日が楽しみですね。先月29日の金沢のようにシチーが1日2勝といけば万々歳ですね。

これ以降6月4日作成記事

●すみません、パドックはほとんど見れませんでした

 昨日ステップシチーのコラムでも書きましたが、2Rの愛馬ステップシチーの口取り式を撮影していたので、3Rのダブルダンスのパドックに向かうのが遅れました。で、私がパドックに息を切らせてついたら最後の1周でして、1度だけ目の前を愛馬ダブルダンスシチーが通り過ぎて地下馬道に消えていきました。


この時点で単勝3番人気。しかし、気になる馬体重はプラス4キロ。われらが佐藤哲三騎手のところに赤いランプが付いているのは、乗り替わりという意味で、佐藤の哲ちゃんが乗ったので、メイショウグンシ号は物凄い好走しました(12番人気4着)。さすがの腕前!


私ほっさんが撮影できた唯一の写真。本当でしたら、被写体の位置が悪いのでボツですが、上記の理由でこれ1枚しか撮影できませんでしたので、載せます。

 しかし、プラス4キロも全く太くなくいい腹回りに見えました。気配も良く前走のステップシチーに比べると多少見劣りはしますが、雰囲気は悪くなく、正直好走すると思いました。しかし、あのアクシデントが!!これは以下にご紹介します。

 というわけでですから、他の馬は全く見れていません。

 で、馬券もいそいで単勝馬券を8枚塗りたくって購入しましたが、はずれましたね。

●レーススタート!!そのとき、大アクシデントがっ!!

 ゲートの出は普通でしたが、発走後不利もないのに躓き!!(皐月賞のディープインパクトを思い出していただいたらよろしいかと)、止む無く後方に控え、ダート戦ということで、この時点で私の8枚の単勝馬券は紙くずと化しました。しかし、さすがは吉田稔騎手!直線追い出しにかかると愛馬ダブルダンスシチーは一追いごとに加速し、5着の馬にアタマ差まで迫ったところがゴールでした。

 通過順位は11、10、10、7でスタートで躓いたため、道中は10番手追走。ダブルダンスシチーは速い脚がなく、このままでは確実に届かないので、3角過ぎから徐々に押し上げ6着まで着を上げたということで、騎乗としてはベストの判断をされたのではないでしょうか。

 今回相手に恵まれなかったダブルダンスシチーが出遅れて6着というのには、私ほっさんは納得しています。1頭抜きん出て強いわけでもなく、速い脚があるわけでもないダブルダンスシチーが、あれだけ躓いて失速すれば、まず勝ち負けはできません。道中マクっての上がり38.3は調子が良かったからと鞍上が追える騎手だったからに他なりません。

 6着というのは、無料提供馬にとっては賞金を配当することができない辛い着順ですが、だからといって「もうこの馬は駄目だ」などと言う人がいれば、全く見る目がないでしょう。

●推定タイムどおりの決着でしたね

 このコラムを毎日見ていただいている方はご存知だと思いますが、上記コース分析のところに5月31日の時点で、推定勝ちタイム1分47秒2と書きましたが、ほとんどばっちりの1分47秒1でした。

 同じ日の7R 3歳500万下の勝ちタイムは1分47秒3で、ダブルダンスシチーのいた未勝利戦の方が勝ち時計が速いです。この計算でいきますと、ダブルダンスシチーの1分48秒0は同日の7Rでは6着です。最もペースやレース展開によって時計はかなり異なりますが、躓いて出した時計が500万クラスでも6着だったということで、少し安心してください。

 ちなみに、この日は1Rも牝馬限定未勝利戦ダ1700でした。このときの勝ち時計はダブルダンスシチーと同じ1分48秒0でした。おまけにこの日は最終12Rもダート1700で、1000万クラスということで、勝ちタイムは1分45秒5でした。私ほっさんが先日このコラムで述べた推定勝ちタイムは1分45秒2でしたから、ほぼ正解ですよね。

 もう1つ皆さんがほっとできる情報を。ダブルダンスシチーが出走した前日もダ1700mの未勝利戦が行なわれており、その勝ち時計は1分47秒7でした。これなら、躓いてなければ勝てる時計ですよね。

 どうですか、私ほっさんが作った推定勝ちタイム論。だいたい合っているでしょ。もちろん、出走する馬の質により、全く当たらない場合もありますが、全体を平均するとこうなるといったタイムです。これを使えば、愛馬がどのくらいの時計で走ったかによって、未勝利は勝てるとか、1000万クラスまでは楽勝とかが概ねわかるわけです。

 ですから、何度も言ってますが、このダブルダンスシチーは阪神のダ1400mなら、勝てますって。○混は7月7日がラストチャンス(それ以外の阪神だ1400mは外国産は出走できない)なので、是非そこを使っていただきたい。ちょうど友駿ホースクラブのホームページで少し休養が必要だと書いてあったので時期的にもぴったりなのではないでしょうか。

●前走2着のスターアイル快勝!!

 ダブルダンスシチーと前走一緒に走ったスターアイル号が6月3日中京ダ1000に出走し、快勝しました。がんばれシチー軍団HPに前走後私ほっさんが書き込みましたが、前走4着(4月14日 阪神ダ1400m)は相手が悪すぎました。勝ったブライトロジックの1分24秒9という時計はそのときも紹介しましたが、古馬1000万クラスで勝ち負けできる時計です。また、2着のゼンノモナルカと3着のスターアイルの1分25秒5も500万条件を勝てる時計です。

 4着のダブルダンスシチーの1分26秒3も、阪神ダ1400mの推定勝ちタイム1分26秒5をわずかに上回っております。ですから、相手に恵まれないだけで、未勝利を勝てる力はギリギリ持っております。

●レース後の騎手のコメント

 ダブルダンスシチー(6着/4番人気)

 「スタートは出たけど、3完歩目で躓いてしまった。終いは盛り返していたし、流れに乗れていれば違ったはず。」(吉田稔騎手・競馬ブック)
ほっさんのコメント

 そうなんですよねぇ。切れる脚のない先行馬が出遅れたら基本的に終わりですからねぇ。躓きだけはどうしようもないです。私ほっさんもみなさんも、運がなかっただけ。ただそれだけ。

メイショウグンシ(4着/12番人気)

 「行かせた方が渋太いと聞いていたから積極的に運んだ。まだ気を抜く面があるが、力はある。集中力が出れば。」(佐藤哲三騎手・競馬ブック)
ほっさんのコメント 注目!!

 この馬元々は田村太雅騎手が騎乗予定だったのですが、前日の負傷で急遽佐藤哲三騎手に乗り替わりました。はっきりいって嫌な予感がしていましたが、案の定好騎乗で4着まで持ってきました。12番人気だったんですけどね。ただし、このコラムをかかさずご覧になっている方はご存知だと思いますが、私ほっさんの追い切り評価は16頭中最高の「A−」だったんですよね。めちゃめちゃ動きが良いところに持ってきて、追える騎手が乗ったものですから、好走は当たり前です。競馬って騎手は本当に大切ですね。しかし以前なら、佐藤の哲ちゃんが空いていれば、佐々木晶三師は必ず乗せてきたものですが、今回ダブルダンスシチーは地元の吉田稔騎手でしたね。どららも捨てがたく難しい選択だったと思われます。

●専門誌の評価

ダブルダンスシチー(6着/4番人気)

 「行く構えを見せたが、発馬後しばらくして躓く。そのため流れに乗り損ねたのが痛かった。」(競馬ブック)

悲しいことにギャロップでは6着に敗れたダブルダンスシチーのことは一言も触れておりません。(涙)

●中距離は合っているのか

 私ほっさんは、安部幸夫騎手の助言である中距離の方が良いというのは、否定的な考え方でした(阪神ダ1400mなら、未勝利は勝てる為)が、今回のレースを見て、バテテもいないし、十分やれると思いました。

 あと1度だけ7月7日の阪神ダ1400mに出走させてもらって、後は北海道のダ1700mでいいと思います。

●ダブルダンスシチーは勝ち上がれるのか

 現状での私の解釈は、ギリギリ未勝利を勝ち上がる力はあります。しかし、相手に恵まれることと(なぜかマイセンシチーは相手に恵まれるのにダブルダンスシチーは恵まれない)と、展開が向くこと、そして今回とは反対に無駄がないこと(躓いたり、出遅れたり)が条件です。

 ただ、仮に勝ち上がれても先週勝ち上がった愛馬ステップシチーのように、500万クラスの時計よりも速い時計で勝ち上がるなどということは無理でしょうから、成長がない限り、500万クラスで頭打ちでしょう。

 ということで、残り期間が迫っていますので、非常に厳しい状態ですが、愛馬マドリードシチーなどと違って、勝てる可能性がゼロではありませんので、なんとか勝ち上がって欲しい。そう強く願ってやみません。

 みなさん、なんとか勝てる素材ですから、一生懸命応援して、レースで背中を押してあげましょう。

がんばれダブルダンスシチー!!
2007年5月30日作成 31日、6月2日、6日加筆

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