愛馬ダブルダンスシチー 第9戦!!

惜しい!!惜しすぎる!!2着!

さすがは安藤勝己、師の命令に従わず結果を出すあたりは超一流!

レース回顧と専門誌のレース評価掲載(7月23日更新)

7月13日作成記事

●さあ気になる追い切りです(7月18日更新)

前走前 6/27 栗東DW稍 強め

 佐藤哲三
 6F 85.0
 5F 69.8
 4F 55.4
 3F 40.4
 1F 11.9



7/12 函館W重 馬ナリ

 5F 74.6
 4F 59.4
 3F 43.6
 1F 14.2


7/15 函館W良 馬ナリ

 5F 70.0
 4F 53.3
 3F 38.4
 1F 13.2


7/18 函館W良 馬ナリ

 5F 65.3
 4F 51.2
 3F 38.3
 1F 13.5
外サーブユアセルフ(3歳500万)強めと5F併せで併入


 少し上がりを要したのが気に入りませんが、全体の65.3はなかなかいいタイムです。ですから、少しとばしすぎて終いは多少脚が上がったと解釈します。

 馬ナリでもありますし、いいんではないでしょうか。ほっさん評価は「A−」とします。終いが11秒台なら「A+」なのですが。

●気になる出走想定表

出馬想定表 7月22日 函館3R 3歳未勝利 混合 ダ1700m(全13頭)
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
カフェアーリントン 勝浦正樹 3/17 未勝利 中山芝1600 15 10 B−
ガオウ 張田京 7/03 交流 川崎ダ1500 13
キシュウトレジャー 勝浦正樹 7/08 未勝利 函館ダ1700 11 11 11 B+
サクラトゥハート 藤岡佑介 7/14 未勝利 函館ダ1700 13
スティルファスター 中谷雄太 5/19 未勝利 東京ダ1600 13 B−
スプリングハウル 田中剛 6/02 未勝利 東京ダ1400 13 15
スマートクルーズ 吉田豊 7/01 未勝利 福島ダ1700 B−
ダブルダンスシチー 佐藤哲三 6/30 未勝利 阪神ダ1800 A−
フェニックスハート 四位洋文 7/08 未勝利 函館ダ1700 B−
マーブルジーン 北村友一 7/08 未勝利 函館ダ1700 15 B+
マッティーノ 小林徹弥 7/07 未勝利 函館ダ1700 13 B−
メイフラワー 的場勇人 7/01 未勝利 福島ダ1700 12
ヴァンクールリオン 黛弘人 06/6/24新馬 函館ダ1000 12 B+

フェニックスハート 兄アグネスデジタル 藤沢和雄厩舎 あたりが1番人気になるでしょうか。

●騎手は安藤勝己?

 がんばれシチー軍団のHPに騎手は安藤勝己を確保と書いていましたが、かなり信用できる話だと思います。この話がでるまでは、北村友一騎手か、勝浦正樹騎手あたりだろうと思っていましたが、両者ともお手馬が出走しますので、ダブルダンスシチーに乗ることは、今回はありません。

 逆に安藤勝己騎手のお手馬はこの中にはいません。当然空いていてもおかしくありません。

 明日(19日)騎乗確定となれば、週末は激アツですねぇ。明日が楽しみです。

これ以降7月19日に作成

●出馬表確定

出馬確定表 7月22日 函館3R 3歳未勝利 混合 ダ1700m(全13頭)
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アローティアラ 黛弘人 6/16 未勝利 福島芝1200 11 13 14 B+
エアシャムス 横山典弘 6/10 未勝利 東京芝2000 10 B−
カフェアーリントン 3/17 未勝利 中山芝1600 15 10 B−
ガオウ 7/03 交流 川崎ダ1500 13
キシュウトレジャー 7/08 未勝利 函館ダ1700 11 11 11 B+
サクラトゥハート 7/14 未勝利 函館ダ1700 13
スティルファスター 古川吉洋 5/19 未勝利 東京ダ1600 13 B−
スプリングハウル 津村明秀 6/02 未勝利 東京ダ1400 13 15
スマートクルーズ 柴山雄一 7/01 未勝利 福島ダ1700 B−
ダブルダンスシチー 安藤勝己 6/30 未勝利 阪神ダ1800 A−
トーワコジーン 藤岡佑介 6/23 未勝利 函館ダ1700 11 10 B+
マイネルキナ 秋山真一郎 5/06 未勝利 京都ダ1800 14 B−
マンオンミッション 岩田康誠 3/31 未勝利 中山ダ1800 10 13 B−
フェニックスハート 四位洋文 7/08 未勝利 函館ダ1700 B−
マーブルジーン 北村友一 7/08 未勝利 函館ダ1700 15 B+
マッティーノ 小林徹弥 7/07 未勝利 函館ダ1700 13 B−
メイフラワー 的場勇人 7/01 未勝利 福島ダ1700 12
メジロアルタイス 木幡初広 7/08 未勝利 函館芝2000 14 B+
ラードロロフティー 福永祐一 7/01 未勝利 函館芝1200 11 11 B−
リーズレセプション 勝浦正樹 7/07 未勝利 福島ダ1150 B−
ヴァンクールリオン 西原玲奈 06/6/24新馬 函館ダ1000 12 B+

表中の黄色地は出馬想定表に載っていた馬。その中の「消」は消えた馬。

 大体同じ力量の馬が消え、同じ力量の馬が入ってきた感じですね。昨日1番人気になりそうだとお話したアグネスデジタルの弟は消え、変わりにこれまた超良血のエアシャムス(姉エアメサイアGT馬)とトーワコジーン(姉トーワトレジャー重賞馬)そして、マイネルキナ(全兄マイネルブライアン重賞馬)が入ってきました。

 正直に言おう、なんでこんな超良血馬がこの時期に函館のダート戦なんかでゴロゴロしているのだ!!馬主とPOG選択者は泣いているゾ!!

 ダブルダンスの恵まれない点は、いつも相手が強い。マイセンシチーくらいの相手なら、とっくに勝ち上がっていたはず。

●追い切り

 アローティアラ    7/18 札幌ダ良 53.6−12.5 馬ナリ
 エアシャムス     7/18 函館W良 68.6−13.2 馬ナリ
 
カフェアーリントン  7/18 函館W良 68.6−13.1 馬ナリ 追い切り本数は多い
 ガオウ        7/18 美浦坂路稍 59.1−14.3 馬ナリ こんなに強行軍で大丈夫?
 キシュウトレジャー 7/18 函館ダ良 68.0−12.6 馬ナリ
 サクラトゥハート   なし

 スティルファスター 7/18 函館W良 67.7−13.2 一杯
 スプリングハウル 7/18 函館ダ良 67.9−12.9 一杯
 スマートクルーズ 7/18 函館W良 67.8−13.4 強め
 ダブルダンスシチー 7/18 函館W良 65.3−13.5 馬ナリ
 トーワコジーン   7/18 函館W良 67.9−12.3 一杯
 マイネルキナ    7/18 札幌ダ良 69.3−12.7 馬ナリ
 マンオンミッション 7/18 函館ダ良 70.5−12.6 馬ナリ
 メジロアルタイス  7/19 函館W良 66.7−12.5 一杯
 ラードロロフティー 7/18 札幌ダ良 68.0−12.9 馬ナリ
 リーズレセプション 7/18 函館W良 67.8−12.9 馬ナリ
 フェニックスハート 7/18 函館W良 68.1−12.9 馬ナリ
 マーブルジーン  7/18 函館ダ良 6F 85.2−13.0 馬ナリ
 マッティーノ    7/18 函館W良 70.7−12.6 馬ナリ
 メイフラワー    7/18 函館W良 74.1−12.7 馬ナリ

 ヴァンクールリオン 7/18 函館W良 65.6−13.0 一杯

青字は想定表に載っていたが、当レースの出走を控えた馬(参考)

 追い切りで一番いいのは、愛馬ダブルダンスシチーで馬ナリでのW65.3はなかなかいいですよ。続いて西原玲奈ちゃんが追い切ったヴァンクールリオンの動きがいいですね。この2頭が抜けていると思います。

●函館ダ1700mコース分析(JRA−VANより)

 スタート地点はホームストレッチの右端。 4コーナーを曲がり終えてすぐのところ。
 坂の頂上からのスタートで、1コーナーまでは329mある。
 スタート直後からどうしてもペースが速くなりやすい。
 それでもダート戦なので各馬ひるまずに前半から行く

 1〜2コーナーまでになるべく前のいい位置を取る必要があるからだ
 逃げより先行の方が若干成績がいいが、逃げ馬の連対率は約33パーセントもある
 最後の直線だけの差し・追い込みは厳しく、後ろから行く場合はマクる脚が必要
 枠順は3枠、4枠あたりの中枠が有利極端な1枠、8枠は少し成績が落ちる
 血統的にはブライアンズタイムに注目。サンデーサイレンスも互角だが、ブライアンズタイムの方が穴馬の好走が多く、配当面で妙味がある。ミスタープロスペクター系ならばジェイドロバリーとアフリート。ノーザンダンサー系ではラムタラが頑張っている。

有利な枠順 中枠
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント   脚質、血統


推定勝ちタイム 1分48秒8 良
          1分47秒8 重不

これ以降7月21日に作成

●騎手はほっさん愛馬初、安藤勝己!!

 安藤勝己。通称「アンカツ」。いわずと知れた日本を代表する騎手で、私ほっさんは、現在JRAではナンバーワン騎手だと思う。武豊騎手も素晴らしいが、アンカツの風車ムチは日本一である。

 その安藤勝己騎手だが、私ほっさんの愛馬に乗ってもらうのは、これが初めてのことである。先月初武豊も経験し、次々と夢が実現している。その初武豊はそれは見事な騎乗で愛馬ディヴァインシチーを勝利に導いた。さて、今回初安藤勝己はどうだろうか。

 しかし、超一流の騎手が乗るというだけで、こんなに気持ちがハイになるというのは、不思議なものである。是非武豊騎手のように、結果を出して欲しい。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「順当


予想家の印 左から 吉田幹、井尻恵、小原靖


マイネルキナ    ◎無△
ダブルダンスシチー △△○
エアシャムス    ○◎◎
スマートクルーズ 無○▲
トーワコジーン   ▲無無
ヴァンクールリオン 無▲無


予想オッズ


エアシャムス     2.6
ダブルダンスシチー 4.5
リーズレセプション  5.7
スマートクルーズ  5.9

以下10倍以上


 なんと、超良血エアシャムスに次いで2番人気予想でございます。このまま人気よりも下の着順にはならないで欲しい!!


前走スピード指数


ダブルダンスシチー 61
エアシャムス     61
リーズレセプション  55
マンオンミッション  55

以下54以下


ということで、前走のスピード指数的には、エアシャムスと互角です。

デイリー馬三郎 

レース見解 
 「リーズレセプションはデビュー戦で随所に若い面を見せながらも、小差の3着と能力の高さをアピール。体が締まり2戦目の上積みは大きく、前進は必至。」
 予想印

◎ リーズレセプション
○ エアシャムス
▲ メジロアルタイス
× ダブルダンスシチー

以下省略

●有力馬の関係者のコメント

ダブルダンスシチー

 「リングハミに替えてからもたれる面は見せていない。入厩後の気配も良く好勝負を。」(堀助手・デイリー馬三郎)

エアシャムス

 「一追いごとに動きが良くなってきた。函館の馬場も問題ないし、好レースになると思う。」(横山典弘騎手・デイリー馬三郎)

リーズレセプション

 「経験馬相手に3着と力のあるところを見せてくれた。脚質からは距離も我慢できるはず。」(藤原辰師・デイリー馬三郎)

スマートクルーズ

 「小回りコース向きの先行力を持っているからね。前々でスムーズに運べれば、楽しみだよ。」(柴山雄一騎手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

というわけでほっさん予想!!


 ずばりエアシャムスがいなければ、とことん単勝勝負ですが、初ダートのこの馬がどうなるかですね。圧勝もありえますし、大敗もありえます。

エアシャムス

 なんでこの馬がこんなところにいるんだ?というくらいの超良血。POGでも随分話題になっていた馬。おそらく今回も1番人気でしょう。

 ただ、初ダートに加え(芝でも勝てると思うのですが)、追い切りの動きでも、ダブルダンスほどの動きはなく、あっさりの可能性もあるが、惨敗する可能性もある。ここは負けて、やっぱり芝の方が合うね、的なコメントをレース後期待している。
 

ダブルダンスシチー

 いつもワンパンチ足りない馬だが、逆に言えば大崩れもない。そして、いつもそこそこのメンバーと戦っている。今回も遥かな地北海道に来てまで超良血のエアシャムスに遭遇するなど、不幸続き。しかし、贔屓目なしに、今回は1番だと思う(しかし、凄く僅差ではあるが)。なんとか勝ち上がって欲しい。 
ダブルダンスシチー
エアシャムス
なし

 エアシャムスに敗れるなら仕方ない。血統が違いすぎる。しかし、それ以外には負けてはいけない。私ほっさんは、勝てると信じている。いや、勝って欲しい。

これ以降7月23日に作成

●レース

 なかなかのスタートで追っつけていくが、外の方が加速が良く、9番手まで後退する。最内の経済コースを砂を被りながら進む。向正面で外に出し4角では8番手。直線に向くと同時に素晴らしい脚で大外を一気に駆け上がってくるが、ゴール前僅かに届かずアタマ差の2着脚色は勝ち馬よりも完全に勝っていたし、あと数メートルあれば、完全に変わっていた非常に惜しい内容。通過順位は9、10、9、8のミドルペース。

 前にいた4頭が総崩れしていることからも、展開も向いたといえるが、それにしても素晴らしい内容。さすが安藤勝己騎手。追わしたらやはり、日本一である。

 勝ち馬はダブルダンスよりもさらに後ろの11番手追走も4角マクリで、早めに仕掛けたことが功を奏す。岩田康誠騎手がレース後2着馬(ダブルダンスシチー)の猛追をなんとか凌いだと表現しているように、もう一度対戦すれば、ダン゛ルダンスの方が勝つであろう。

●時計の評価

 ダブルダンスシチーの1分48秒1は未勝利としては素晴らしい時計で、上記コース解説に掲載していますように、1分48秒8(良)で走れれば、十分勝ち負けできます。

 今回その推定勝ちタイムをコンマ7秒も縮めているわけですから、相手が悪かったとしか言いようがありません。一言で言えば岩田康誠騎手が上手かった。ただそれだけで、次走はよほどの相手でも来ない限り1番人気に推されるでしょう。

 また、上のクラスでも勝ち負けできる時計です。これでいて愛馬ダブルダンスシチーはいまだに内にモタれたりしているので、きちんと走れば、そこそこのクラスまで行けるかも知れません。

 それにはまず、未勝利を勝ち上がって欲しいものです。

●レース後の関係者のコメント 

マンオンミッション(1着/6番人気)

 「トモが緩いので、前半は無理せずゆっくり行かせた。追い出してから長く渋太い脚を使ってくれたし最後もよく凌いでくれた。この時計なら上のクラスに行っても通用するのでは。」(岩田康誠騎手・競馬ブック)


ほっさんコメント

 岩田康誠騎手がこの時計なら上のクラスでも通用するのではと仰っているように、なかなかの好タイムです。ダブルダンスも同タイムですから、全く同じことが当てはまりますよね。
うれPー!(死語)

ダブルダンスシチー(2着/2番人気)

 「ハナへ行って欲しいと言われていたが、内へモタれるので後ろからジックリ行かせた。直線も少しモタれ気味だったが、しっかり伸びているよ。」(安藤勝己騎手・競馬ブック)


ほっさんコメント

 騎手には2通りあって、1つは調教師の指示を従順に守る騎手。佐藤哲三騎手などはその最たる例でしょう。もう1つは、後で何を言われようが自分の信念に従って騎乗する騎手。松岡正海騎手が雑誌のインタビューで仰っていましたが、自分は怒られても、自分の思う最善の方法で騎乗すると言っていました。四位洋文騎手も同じです。ただし、この場合結果が出なければ、めちゃめちゃ怒られて(後藤浩輝騎手はオーゴンサンデー騎乗の際、谷原義明調教師の指示にそぐわない騎乗をして殴られ、調教師が制裁を課せられていましたが・・・)、場合によっては、その後二度と騎乗依頼が来ないという例もあります。

 松岡正海騎手や四位洋文騎手、古くは田原成貴騎手や岡部幸雄騎手は、いいつけを守らない反面、しっかりと結果を出してきて認められた方々です。よほど、腕に自信があって、完璧に騎乗しないと、結果はついてきませんが、四位洋文騎手などは、言いつけを守らなくても勝てば怒られたことはないと非常に強気で、こういう人が一流として大成するのだと私ほっさんは思います。

 前者のように、調教師の言いつけを完璧に守れば、負けてもその師からは、次々に騎乗依頼がくるでしょうが、枠にはまった普通の騎乗ばかりしていては、一流として大輪の花を咲かせることはできないと思います。そのあたりが、佐藤哲三騎手が超一流になれない1つの要因ではないでしょうか。しかし、それもその人の考え方だし、否定するつもりはありません。

 愛馬フォレストシチーに佐藤哲三騎手が騎乗してくれたときも、清水出美調教師から、なにがなんでもハナへの指示があり、出遅れて隣の馬に寄られながらもムチ4発で敢然とハナに立ちました。結果は直線で早々に失速。タイムオーバーとなり、そのまま引退となりましたが、見ていて気持ちのいい負け方でした。速い上がりの脚のないフォレストシチーは直線で1頭も抜かしたことがない馬でしたから、ハナしかないと私ほっさんも思っていましたし、控えて5、6着に来たとしても、不満が残るばかりです。

 話がだいぶ逸れましたが、安藤勝己騎手はまさに、後者の人で、今回も佐々木晶三調教師の指示を全く守らずにハナどころか後方待機をして結果を出しました。あの騎乗を見て、まさか佐々木晶三調教師は安藤勝己騎手を責めることはできないでしょうし、それどころか信頼を勝ち取ったのではないでしょうか。

 しかし、これも直線で追えば確実に馬が伸びる豪腕騎手だから出来ることで、控えたもののそのまま9番手で入線なんてことになれば、しばらくはその厩舎からは、いい馬を回してもらえないでしょう。

 さすが、アンカツ!是非次走もお願いしたいものですね。今回が惜しかっただけに、たぶん乗ってくれると思いますが。

エアシャムス(3着/1番人気)

 「初めてのダートだったが、問題はなかったようだね。今日は勝ちに行く競馬をして、交わされてからももう一度差を詰めてきたし、内容は評価できる。幾分、余裕残しの体だったので、まだ良くなる余地があるよ。」(伊藤正調教師・競馬ブック)


ほっさんコメント

 次走もダートなのでしょうか。だとするとまた、来週一緒になるのでしょうか。今回3着だったエアシャムスですが、確かに馬体も12キロ増で、余裕がある体つきのようです。伊藤調教師も強気ですし、次走もし一緒になれば、手強い相手であることは間違いありません。今回先行勢が皆脱落する中、唯一踏ん張っての3着(1、2着馬は後方から)ですから、さすが超良血。強いことは間違いありません。

 時間のあるときでしたら、相手にとって不足なしと言いたいところですが、何せ未勝利の終了期限が近づいていますから、本音は一緒に走りたくはないですね。

リーズレセプション(4着/3番人気)

 「距離延長がどうかと思いましたが、最後もう一度脚を使ってくれたように、問題はないみたいですね。まだキャリアが浅いし、これから良くなる馬だと思います。」(勝浦正樹騎手・競馬ブック)

メジロアルタイス(5着/5番人気)

 「初ダートで、前半は戸惑っていたが、途中からはスムーズ。砂を被っても大丈夫だったし、ダート適性はあるね。」(木幡初広騎手・競馬ブック)

スマートクルーズ(7着/4番人気)

 「先行馬には厳しい流れになってしまったにしても、粘りが案外。もう少し我慢できると思っていたんですけどね。」(柴山雄一騎手・競馬ブック)

●専門誌の評価

マンオンミッション(1着/6番人気)

 「スラッとした体形でトモの甘い走り。そんなタイプだけにテンに急がせず後方から運んで正解。勢いのついた3〜4角で一気にマクッて直線入り口で先頭に。何とか2着馬の猛追を凌いだ。トモに力がついてくればもっと良くなりそう。」(競馬ブック)

ダブルダンスシチー(2着/2番人気)

 「リングハミ。前半は後方で折り合いに専念。ただ、勝負どころで勝ち馬に先を越されたのが痛かった。最後はよく追い詰めたが僅かに届かず。右にモタれる面が解消しているし、初勝利は近い。」(競馬ブック)

エアシャムス(3着/1番人気)

 「12キロ増で少し立派な体つき。前半は好位の馬込み。初ダートでも砂を被って嫌がるところはなかった。向正面でうまく外に出し、楽な感じで4角過ぎに先頭に立ったが、勝ち馬の勢いが上だった。でも、先行したクチでは一番の頑張り。ダートの走りも悪くなかった。」(競馬ブック)

リーズレセプション(4着/3番人気)

 「クロフネ産駒で体形もあるが太く見えた。中団の外目で流れに乗れた。3着馬をマークする形で絶好の展開も、勝ち馬に外をマクられて苦しくなる。最後まで止まってはいないが、追って頭が上がる分、切れる脚は使えず。」(競馬ブック)

トーワコジーン(6着/9番人気)

 「好位のインで流れに乗る。ただ、内を回っていても勝負どころから追い通し。展開が厳しかったにしても、もっと時計がかからないと・・・。」(競馬ブック)

スマートクルーズ(7着/4番人気)

 「Dハミ。好位の外で流れに乗る。展開が厳しかったにしても淡白な内容。」(競馬ブック)

●最後に

 私ほっさんは4月14日の時点でダブルダンスか未勝利は勝てるとずっと言い続けて来ました。そのわけは何回も書いていますが、阪神ダ1400mの推定勝ちタイムよりも速い時計を計時していたからで、あのときの上位馬はその後未勝利を圧勝し、500万でも上位人気(ただ、そこは勝ち切れていませんが。)に支持されるような面々です。4着だから弱いとか、未勝利は勝てないとか検討違いも甚だしいと私ほっさんは考えます。

 さらに輪をかけたのが、6月3日の中京ダ1700mで4番人気に支持されるも6着で、無料提供馬の身分としては、賞金をゲットできず保護者の方々の大きなため息があちこちで聞こえてきました。

 しかし、あの一戦はスタート直後躓いた分で(まともでも勝ちはなかったですが)、あのときのメンバーも非常に揃っていましたから、まったく失望するものではありませんでした。

 ところが、心無い人たちは、「もうダブルダンスも終わりだね。」などと言うことをあちこちに書き込みます。もし、ダブルダンスが自分の所有馬であるのなら、もう少し分析して、結論を出して欲しいものです。単に6着だから、勝ちあがれないとか、2着だから次走は勝てそうとか、そんなものではないと思います。

 2着でも、相手が弱く時計も遅ければほとんど価値はありませんし、6着でも不利があったり、相手が強い馬が揃ってのものならば十分値打ちがあります。着順だけでもうだめだと判断している人は寂しい気持ちがします。

 逆に厳しいようですが、このダブルの一戦と同じ日(7月22日)に、愛馬プリムローズシチーが5着入着を果たしましたが、残念ながらこちらは、価値の少ない5着です。頭数も少ないし、時計も遅いし、後ろのメンバーはどう見ても貧弱ですし。(詳細はプリムローズシチーの第2戦の特集をご覧ください。)

 2走前の6着の時は私ほっさんは現地でみていましたが、直線はそれは見事な末脚でした。ですから、私ほっさんは、今回4角の時点でダブルダンスは勝ったと思ったほどです。

 今回の2着は、先に述べました時計的にも素晴らしいですし、エアシャムスという超良血を抑えての2着ということで、非常に価値があると思います。

 各専門誌も初勝利は近いとこぞって書き連ねていますし、私ほっさんも全くの同意見です。

 幸い、師の選んだ函館は今週も来週もダート1700mの混合戦があります。私ほっさんは、ダブルダンスの調子が良ければ8月4日の混合戦が勝負だと思っていますが、札幌に舞台が移っても8月18日、19日の週以外はダート1700mがあります。

 今回の一戦で、前走後佐藤哲三騎手が仰っていたように、小回り適性があることは、良くわかりました。前走哲っちゃんは、そういうところも考えてレースをしてくれていましたから、おそらく最初から北海道勝負だったのでしょう。

 あとは心配なのは、ダブルダンスの疲れだけです。なんとか、1勝してゆっくりと休ませてあげたいものです。

 みなさん、次回は非常に熱い一戦になります。馬券的な妙味はないでしょうが、一緒にとことん応援しようではありませんか。

最後までご愛読ありがとうございました。

2007年7月13日作成 18日、21日、23日加筆

ダブルダンスシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2007年 6月30日 第8戦 3歳未勝利 阪神ダ1800m (4着/5番人気)
2007年 6月 3日 第7戦 3歳未勝利 中京ダ1700m 現地観戦レポ (6着/4番人気)

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