アランブレラ(クルソラの15) 第12戦 2勝クラス


キャロットクラブ出資愛馬第31号は、ずっと狙っていた母クルソラの子。

クルソラの産駒で最初にキャロットクラブで募集された09年産のクローチェはアドマイヤセラヴィの子と迷いに迷って挙げ句アドマイヤセラヴィの方へ応募。結局そちらも落選したわけだが、ななんと未勝利引退。クローチェは3勝を挙げた。

続いてキャロットクラブで募集された11年産のピオネロも当然応募。結構な当選確率だと思ったが落選。ピオネロは重賞で2着になるなど6勝を挙げ活躍。逃した魚は大きいが、この世代は重賞3勝馬のバウンスシャッセに当選し救われた。

続く12年産のクルミナルも当然欲しかったが、当時募集馬ナンバーワンの人気で、キャロットクラブでの抽選に弱すぎる私としては抽選負けを嫌い他馬へ。しかし、そのクルミナルは桜花賞2着、オークス3着と世代トップクラスの能力の持ち主だった。

今回はそれ以来のキャロットクラブでのクルソラ産駒の募集馬。正直上2世代は未勝利で母の仔出しもそろそろ黄色信号だが14年産のミッキークルソラもデビューするまでは随分と評判は高かった。

私が買う高額馬(募集総額3600万円以上)はこれまで1つも勝ち上がれず高額馬購入恐怖症だが、最優先枠×1を持っていたこともありそれを活かす馬に応募。×1での抽選に見事突破しクルソラの15を獲得。

目標はピオネロの成績だが、ここ2世代の走りからはいつものように2、3勝を挙げてくれれば十分と思っている。


デビュー戦は除外権がなく新馬戦が除外濃厚の為に既走馬相手の未勝利戦へ。しかし、事前の追い切りの動きが素晴らしかったこともあり1番人気に支持される。

1つ上のミッキークルソラも前評判は高くデビュー戦は1番人気だったが10着。そこから未勝利戦を勝ち上がれず地方に移籍したように母の産駒は実に難しい。そんなことから実際にレースを見るまでは半信半疑だったが、外々を回る王道の競馬で勝ち馬からコンマ1秒差の2着。

大型馬の初戦に既走馬相手ということを考慮すれば素晴らしい走り。終いまで脚色は衰えず、もう少し4角で素軽く動けていたら逆転していただろう。

1度使われた上積みは大きいだろうし2戦目はかなりの確率で勝てるだろうと楽観視していたが、レース後、問題の球節部に傷みがあり、屈曲痛も見られた為に精密検査をすると不鮮明ではあるものの右前脚の球節の前っ面に骨片のようなものがレントゲンの画像上に確認できるということで、除去の手術を行った。

その影響は長引き、なんとかスーパー未勝利戦の最終週に出走させるも、残り800m標識の手前からもう手応えが悪くなり押っつけ押っつけ。6着に敗れる。

これで未勝利戦はなくなり、地方競馬からの再スタート。大井・藤田輝信厩舎に転厩。認定厩舎制度を利用し、ミッドウェイファームでレースへ向けた調整を行っていく形を採られることに。

C2クラスに入り、最初は3戦2勝で中央復帰の3勝目はすぐと思われた。しかし、C1クラスに昇級後、得意の1800mの特別戦で勝ち上がると賞金面で中央では2勝クラスからはじめなくてはならなくなることから番組数の多い1600mで連戦。地方4戦目は内枠を引き勝負どころで包まれてしまい進路がなくなり、先に抜け出した勝ち馬に僅かに届かず2着。そこまではまだ良かったが、地方5戦目は早めに手応えが怪しくなり2着とは言え勝ち馬から0秒5の屈辱的な差で完敗。

この辺りから私は連戦による疲労の影響を訴えたが、後1つ勝てば中央復帰というところで続戦。走りやすさという点を重視してスパイラルカーブの船橋開催に出走するがここでも2着、もう1度このコースで続戦するが早々に失速し8頭立て6着と大敗し暗雲が垂れ込めた。

さすがに7戦連続という疲労はもう誰の目にも明らかで、ここではじめてミッドウェイファームからノーザンファーム天栄へリフレッシュ放牧。天栄ではやはり疲労がかなり溜まっていると言うことで、3か月ほどは期間が必要との判断。

そして完全にリフレッシュし、勝ち上がることを目標に1800m戦に出走した地方8戦目は10馬身差の圧勝で3勝目!!見事中央復帰を決めてくれた。

中央復帰後は元の尾関知人厩舎へと戻り、復帰後初戦となる前走は2勝クラスながら弱面揃いで頭数も僅か9頭と美味しいレースに。3番人気に支持され上位人気馬には届かなかったが3着を堅守。バテた前の馬が壁になり進路が詰まるロスもあり、それがなければもっと上位に肉薄していただろう。

メンバーに恵まれた故に過信は禁物だが、取りあえず2勝クラスで3位と上位に入れたことを素直に喜びたい。

次も好走できるのなら本物だが・・・。


レース後、大きな問題はなさそうだが、走ったなりの疲れはあって、背中、腰を中心に疲労を取ってあげたほうがいいだろうなと思うとのことで11月22日にノーザンファーム天栄へ放牧に出ました。

1月12日に美浦トレセンに帰厩しました。

予定通り2月8日 東京10R 箱根特別 2勝クラス 芝2400m 混合 ハンデに出走!!

フルゲート16頭のところに特別登録数は13頭。水曜日の想定段階では13頭。結局11頭で確定。

鞍上は前走同様ベテラン北村宏司騎手で安心。

気になるハンデは55.0キロ。これは想定内だが、1番人気が予想されるサトノラディウスが56.0キロと予定の57.0キロよりも軽ハンデ。


やはりハンデ戦を走りたい。尾関先生、良い選択するなぁ〜。


気になる出馬確定表と2月5日の追い切り情報を掲載。

(2020年2月7日更新)

2019年12月2日立ち上げ

●前走後、大きな問題はなさそうだが、走ったなりの疲れはあって、背中、腰を中心に疲労を取ってあげたほうがいいだろうなと思うとのことで11月22日にノーザンファーム天栄へ移動

 初代募集馬のクローチェ(クルソラの2009)から欲しかったクルソラの産駒。ピオネロ(クルソラの2011)落選などを経てようやくこのクルソラの2015を取得することができました。最優先枠×1での抽選ということもあり大変注目されていた本馬。

 しかし、クルソラの産駒は気難しい馬が多く、1つ上のミッキークルソラも前評判は高くデビュー戦は1番人気でしたが10着と大敗。そこから未勝利戦を勝ち上がれず地方に移籍したように馬は実戦を走って見ないとわかりません。

 また、私が買う高額馬(募集総額3600万円以上)はこれまでローザグランデ、ジェットブラックと2頭いましたが1つも勝ち上がれず、どころか掲示板にすらも載ったことがなく、高額馬購入恐怖症でした。

 我らが愛馬アランブレラは事前の追い切りの動きが良く、特に末脚は確実で特筆ものでした。それでも気性面では難しいところがあると尾関知人調教師もおっしゃっていたし、球節にも不安があるし、牧場時代からシャドーロールをつけていたように臆病であるという認識でした。ですから実際にレースを見るまでは半信半疑でしたが、既走馬相手のデビュー戦は外々を回る王道の競馬で勝ちに行って勝ち馬からコンマ1秒差の2着!

 550キロもの雄大な馬体を有する大型馬の初戦に既走馬相手ということを考慮すれば素晴らしい走りと言って過言ではないでしょう。終いまで脚色は衰えず、もう少し4角で素軽く動けていたら逆転していたに違いありません。

 私の待望の芝の中距離を走れる馬ですし、芝の中距離は1000万クラスや1600万クラスは頭数の揃わない美味しいレースが多々あります。初戦でこの内容ならその位までは少なくとも将来出世してくれるでしょうし、不安は払拭され期待が大きくなりました。

 1度使われた上積みは大きいでしょうし脚元への不安はあるものの2戦目はかなりの確率で勝てると思います。


 ・・・と期待していたら、レース後、問題の球節部に傷みがあり、屈曲痛も見られた為に精密検査をすると不鮮明ではあるものの右前脚の球節の前っ面に骨片のようなものがレントゲンの画像上に確認できるということで、除去の手術を行いましたとのこと。

 その影響は長引き、なんとかスーパー未勝利戦の最終週に出走させるも、残り800m標識の手前からもう手応えが悪くなり押っつけ押っつけで6着に敗れてしまいます。こうなると格上挑戦か地方転厩か引退かの3拓しかありません。

 そんな中、以下は10月3日に更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。

「能力の高さで何とかしてほしいと思っていましたが、体がまだしっかりとしてないことで、力強くダートを掻くことができなかったのかもしれません。レース後息が整うまでに結構時間が掛かったので中身の部分でも整い切れていなかったのでしょうし、結果的に時間が足りなかったですね…。見方を変えれば先週の結果がこの馬の力を表したものではないはずですが、何とかしなければいけなかっただけに誠に申し訳ありませんでした」(尾関師)3歳未勝利戦がすべて終了しましたが、デビュー戦と前走の2戦だけで判断するのは惜しく思えます。格上挑戦という選択肢もありますが、現状では出走できるか不確かな状況で何戦も続けてこなしていける体質でないことが考えられ、早めに切り替えて先を見据えていくために、このタイミングで地方競馬からの再スタートを検討することにいたしました。近日中に中央競馬登録を抹消し、大井・藤田輝信厩舎に登録を予定しています。なお、本馬は認定厩舎制度を利用し、ミッドウェイFでレースへ向けた調整を行っていく形を採る予定です。

 ということで即引退は免れ、地方競馬からの再スタートを切ることになりました。取りあえず1つ安心しました。そしてブランシェクールなどを管理する現在の大井ナンバーワントレーナーである藤田輝信厩舎に登録することになりました。これは嬉しいですね。

 また、認定厩舎制度を利用し、ミッドウェイFでレースへ向けた調整を行っていく形を採られるも同時に発表になりました。


 地方初戦はC2クラスの身分ながらC1C2混合戦に出走します。1番人気に支持されますが、有力な2番人気馬を早めに潰しに行って、後は粘るだけというところを伏兵リックマドカに目標にされて最後の最後に交わされクビ差2着。しかし1番人気を背負っての王道の競馬で良い内容でした。大井のC1クラスでも十分にやれることを証明できましたし、球節の故障からかなり復活してきたと思える内容で安心させてくれます。

 地方2戦目はC2メンバーのみの1戦。ここを1番人気に応えて勝ち上がりようやく初優勝!!そして地方3戦目はC1クラスとの格上対戦でしたが4馬身差の圧勝で連勝!!内容も走る毎に良くなっており馬が競馬を覚えてきた印象です。これなら中央でももっとやれると思いますし希望が湧いてきました。

 地方4戦目はC1クラスに上がりますが、今までの成績からC1では十分通用しますしそこでは楽勝と思われました。ただ、番組数の少ない1800mの特別戦だと賞金の兼ね合いで中央に復帰したときに2勝クラスからになってしまいます。そこで番組数が多数ある1600mに出走することになります。

 当然、断然の1番人気に支持されますが、内枠を引き勝負どころで包まれてしまい進路がなくなり、先に抜け出した勝ち馬に僅かに届かずと不完全燃焼のレースで2着に敗れてしまいます。最後の脚色もアランブレラの方が上回っており、ロスがなければ確実に勝っていた勿体ないレースでした。

 ・・・と、そこまでは悪くなかったですが、その次は2着とは言え0秒5の屈辱的な差で完敗。その次は走りやすさという点を重視してスパイラルカーブの船橋開催に出走しますがここでも2着。この時は相手はすこぶる軽かっただけにここで勝ち上がれないのは痛恨でした。更にもう1度チャレンジした船橋では早々に失速し8頭立て6着と大敗します。

 私がここ数戦最も心配していたのは地方転厩から使い詰めであり疲労が蓄積しているのではないかと思うことでした。

 さすがにこの大敗で藤田輝信調教師も考えを方針転換されます。中央へ戻ったときのクラスを意識して明らかに距離不足の1600mに出走させていましたが、やはり忙しいですし、大井のダート1800mの外回りがアランブレラにとってベストなことは明らかです。まずは賞金云々よりもそこを目指すことに。更にやはり疲労が気になることから少しでもリフレッシュさせる為に7月5日にノーザンファーム天栄へ放牧に出ました。

 藤田輝信調教師は8月の大井戦での復帰を考えておられましたが、天栄では最低でも10月までは出走は厳しいとの判断。そのくらい疲労が溜まっていたんですよね。


 そして完全にリフレッシュし、勝ち上がることを目標に1800m戦に出走した地方8戦目は10馬身差の圧勝で地方3勝目!!見事中央復帰を決めてくれました。 


 中央復帰後は元の尾関知人厩舎へと戻ります。復帰後初戦となる前走は2勝クラスながら弱面揃いで頭数も僅か9頭と美味しいレースになります。3番人気に支持され上位人気馬には届きませんでしたが3着を堅守してくれます。バテた前の馬が壁になり進路が詰まるロスもあり、それがなければもっと上位に肉薄していたと思われます。

 メンバーに恵まれ、少頭数だったこともあり過信は禁物ですが、取りあえず2勝クラスで3位と上位に入れたことを素直に喜びたいですね。

 次も好走できるのなら本物ですね。


 レース後、尾関知人調教師曰く「大きな問題はなさそうですが、走ったなりの疲れはあって、背中、腰を中心に疲労を取ってあげたほうがいいだろうなと思う」とのことで11月22日にノーザンファーム天栄へ放牧に出ました。

 来年から始動する予定です。

これ以降は2020年1月16日に作成

●1月12日に美浦トレセンに帰厩しました

 昨年11月22日にリフレッシュの為、ノーザンファーム天栄へ放牧に出されていたアランブレラですが、1月12日に臨時更新されましたクラブ公式HPの近況報告によりますと、同日美浦トレセンに帰厩したということです。

これ以降は2020年2月3日に作成

●気になる特別登録表(2月8日 東京10R 箱根特別 2勝クラス)

特別登録表 2月8日 東京10R 箱根特別 2勝クラス 芝2400m 混合 ハンデ

第1回登録完了馬 全13頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アランブレラ 北村宏司 55.0 11/17 2勝 東京芝2000
ヴァンクールシルク 丸山元気 55.0 11/02 南武2勝 東京芝2400
ヴィエナブロー 52.0  1/06 2勝 中山芝2000
エスティーム 内田博幸 55.0  5/26 青嵐2勝 東京芝2400
オワゾードール 52.0  1/13 成田2勝 中山ダ2400 13 15 14 11 11
カーロバンビーナ 石橋脩 54.0 12/22 グッ2勝 中山芝2500
クリノオスマン 54.0 12/28 ヤン1勝 中山芝2000
コスモジャーペ 54.0  1/12 初咲2勝 中山芝2200 11
サトノラディウス クリストフ・ルメール 56.0 12/22 グッ2勝 中山芝2500
ダイナミックアロー 53.0  1/25 睦月2勝 京都芝2400
タンタフエルサ 田辺裕信 55.0  1/12 初咲2勝 中山芝2200
パルティアーモ 津村明秀 52.0  8/31 糸魚1勝 新潟芝2000
レッドボヌール 53.0 11/02 南武2勝 東京芝2400

フルゲート16頭のところに特別登録数13頭で、まずは出走は確定です。ハンデは予想通り55.0キロでしたね。しかし前走2着で57.0キロと思われたサトノラディウスが56.0キロ、 前々走2着のヴァンクールシルクも56.0キロと予想していましたが55.0キロですし、さながら定量戦のような様相です。

しかし、前走57.0キロで3着のアランブレラが55.0キロになるわけですから悪くはないのかな?

これ以降は2020年2月5日に作成

●追い切り情報(2月5日更新)

前走前 11月13日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

北村宏司
5F 66.9
4F 51.7
3F 37.8
1F 11.9[6]
ハーグリーブス(古馬3勝)馬なりの内0.8秒先行0.2秒先着



1月16日 美浦坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 53.4
3F 39.0
2F 25.8
1F 12.9
マイネルブラシウス(3歳未勝利)一杯に0.9秒先行同入


1月19日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

助手
5F 71.3
4F 55.6
3F 41.8
1F 14.1[7]


1月23日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
5F 68.4
4F 52.8
3F 38.9
1F 12.1[8]
ハーグリーブス(古馬3勝)一杯の内1.0秒先行0.1秒遅れ


1月26日 美浦坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.8
3F 40.5
2F 27.6
1F 13.2


1月30日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 馬なり余力

北村宏司
5F 69.5
4F 53.7
3F 39.4
1F 12.6[8]
ユイノリオン(3歳未勝利)強めの外0.4秒追走0.1秒先着


2月2日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.2
3F 41.7
2F 28.0
1F 13.7


2月5日 美浦南ウッドチップ 良馬場 馬なり余力

助手
5F 68.3
4F 53.8
3F 39.7
1F 12.8[8]
ロドルフォブレイン(3歳未勝利)馬なりの外0.6秒先行同入
 1月16日、1か月半のリフレッシュ放牧を経て12日に帰厩後1本目の追い切り時計を計時しました。3歳未勝利馬相手に大きく先行し相手に追いつかせるという内容でしたが、相手は3歳未勝利馬と言っても前走芝1800mの新馬戦クビ差の2着馬。その時勝った馬は池江泰寿厩舎の良血馬で続く札幌2歳Sでも4着に来ている馬ですから相当な能力の馬と言えます。
 いきなり坂路4F53秒4−12秒9ということで良い時計が出ました。競馬ブックの短評は”急仕上げの感”ですが、別に今週来週に出走するわけではなく、そう思うと今これだけ動けるのですから楽しみですね。
 以下は同日(1月16日)更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「天栄での状況を踏まえて、2月の東京開催を目指すことで話がまとまり、先週末の検疫を確保して入厩させていただきました。火曜日が休みでしたから月曜日、水曜日とじっくり乗って、概ね問題なさそうなことを確認して今朝坂路で時計を出しています。今日は1本目ということもあり相手に合わせるものでした。無理やり速い時計を出すつもりはありませんでしたが、今日の時計の傾向を見ているとアランブレラの時計は決して悪くないものでしたし、上々のスタートを切れていると思います。乗り手に言わせるとまだ緩さを感じるということなので、これから乗り進めていってそのあたりが解消されてくれればと思っています」(尾関師)2月8日の東京競馬(箱根特別・芝2400m)を目標に調整しています。
 ということで、尾関知人調教師としても今回は良い走りだったということです。これでまだ緩いのですから、体が引き締まれば勝ち負け出来ちゃうんじゃないですかねぇ。
 次走が2月8日 東京10R 箱根特別 2勝クラス 芝2400m 混合 ハンデを予定と発表されました。前回は中央再入厩初戦でハンデ戦は出られませんでしたが、1度中央で使われて晴れてハンデ戦に出ることが出来ます。距離は初めての距離になりますが、折り合いに心配のいらない馬ですし、400mの延長は気にしないで良いでしょう。ならばこのレースが最も適鞍で、尾関先生、良いレースを選択してくれます。これで負けても仕方がないですよね。後はそこそこ良い鞍上を乗せて欲しいですがどうでしょう。もちろん、前走の北村宏司騎手も大歓迎ですが・・・。

 1月19日、日曜日も順調にコースでハロン14秒程度で追い切られました。

 1月23日、ウッドチップコースで併せ馬で追い切られました。相手は格上の3勝馬で一杯の強さ。こちらは馬なりですが、1.0秒先を走り、最後は同入する形です。同入する形でしたが、若干遅れを取りました。これに対して競馬ブックでは”遅れるも追わず”ということで、最後はほとんど追っていなかったようですね。
 以下は同日(1月23日)更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「先週の追い切りは坂路で行いましたが、今週はコースで行うことにし、ウッドチップコースでの併せ馬を取り入れることにしました。併せと言ってもあくまでも自分のリズムと思い、先行していく形ですが、相手が外から来たのを見てそこからまたじわっと勢いを増すことができていましたから見た目の印象は悪くありませんでしたよ。乗り手に聞くと、手前の替え方などを見るとまだトモの緩さを感じるようですが、そのあたりは調整を進めていきながら少しずつでも解消していければと思っています」(尾関師)2月8日の東京競馬(箱根特別・芝2400m)に出走を予定しています。
 ということで意図的に最後に追わなかったわけではなく、どちらかというと追っていたようです。5歳で未だにトモが緩いということで、結局アランブレラがパッとしない大きな要因ですね。能力はそこそこあるのですがねぇ。

 1月26日、坂路でまずまずの時計を計時しました。比較的軽めの日曜日にこれだけの時計ですから、やはり状態は以前までよりも良いと感じます。後は順調にレースまで推移して欲しいですね。

 1月30日、前走に続いて当日レースに騎乗していただける北村宏司騎手に追い切りに跨がってもらいました。相手を後ろから追走してしっかり先着と言っても併走相手は3歳未勝利馬(元キャロ馬リオグランデの子)で、あまり威張れませんが、それでもしっかりと予定の追い切りをこなせていると思います。競馬ブックては”先着で脚色に余裕”と高評価です。
 以下は同日(1月30日)更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「目標を来週のレースに設定したので、1週前となる今週はある程度やっておきたいと思いましたし、可能であればジョッキーに乗ってもらいたいと考えていました。鞍上は前走に続いて北村ジョッキーにお願いすることにしましたので、彼と調整したうえで今朝追い切ることにしました。ウッドチップに3頭で入り、一番後ろを追走してコーナーから直線は外を回してもらいました。タフな内容でもしっかりと走れていましたし、良い調教ができたと思います」(尾関師)「今回も乗せていただけることになり光栄に思っています。追い切りの感触ですが、いい意味で前回と変わりはなかったですね。一見、緩そうに思うかもしれませんが、大きな体を大きく使う馬で、ピッチでピュピュっと動くようなタイプではないですから、そのように見えても問題はないと思います。実際、跨った感触的にもそこまで気になりませんでしたよ。前回のときと同様、やはりいかにいいリズムで走らせてあげられるかだと思います。2400m戦ということで前回より楽に進められるとは思いますが、まずはゲートに注意したいですね」(北村宏騎手)2月8日の東京競馬(箱根特別・芝2400m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
 ということで今回も前走同様北村宏司騎手で出走することが発表されました。職人肌で初戦よりも乗り慣れてきた時の方が頼もしいジョッキーですから、こうやって続けて乗って貰えることは有り難いですね。
 尾関調教師は今回の追い切りを「しっかりと走れていて良い調教ができた」、北村騎手は「跨がった感触もそこまで気にならなかった」ということで前走よりも状態は良いと感じますし、ここは勝ち負けに絡んで欲しいですね。

 2月2日、日曜日も順調に追い切られています。先週の日曜日ほどではないですが、ハロン14秒でそれなりに負荷をかけられています。かなりハードに調教されていますし今回はアランブレラの能力がはっきりとわかる一戦になると思われます。通用するのではないでしょうか。

 2月5日、輸送もそんなにないですし、目一杯に追い切るのかと思いきや馬なりでサッと流す程度でした。
 以下は同日(2月5日)更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「先週はジョッキー騎乗である程度しっかりとやってありましたので、当該週は整えるようなイメージでじわっと動かすようにしました。ほかの馬を誘導するような形で進んで直線で体を並べつつ適度な負荷を求めています。動きは良かったように思いましたし、これといった不安はないように感じます。ちょっと難しさのある馬ですが、前走時、そして先週とジョッキーが自ら跨っていい感触を得てくれていますから、上手くリードしてくれることを期待しています。強いて不安を挙げるとやはり左トモに疲れやすさがあり、その兼ね合いもあるのか、右前脚の球節が若干張るようなところもあるので、そのあたりの変化に特に注意し、必要なケアを施しながら競馬へ向かえればと考えています」(尾関師)8日の東京競馬(箱根特別・芝2400m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
 ということで、先週しっかりと負荷をかけたので整えるようなイメージだったそうです。とはいえ先週もジョッキー騎乗とは言え馬なりでしたし、たいした時計も出ていません。前走前は一杯に追っていただけに、脚元などへの不安が懸念されます。それでも故障に繋がるリスクがあるのなら出走させないでしょうし、少しやり方を変えてというところでしょうか。
 競馬ブックでは”大型馬も素軽く”、デイリー馬三郎でも”好気配B”と高い評価を頂戴しております。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。動きは前走前よりも良くなっていますが、負荷のかけ方が緩いのが気になります。それでも本数も十分ですし、そんなに滅茶滅茶長期休養明けということもありませんからこんな感じで良いのでしょうね。併せ相手がイチイチ3歳未勝利馬というのもなんだか気に入りませんがとにかく結果で黙らせて欲しいものです。期待しています。

●気になる出馬想定表(2月8日 東京10R 箱根特別)

出馬想定表 2月8日 東京10R 箱根特別 2勝クラス 芝2400m 混合 ハンデ フルゲート 16頭 想定数13頭 
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アランブレラ 北村宏司 55.0 11/17 2勝 東京芝2000
ヴァンクールシルク 丸山元気 55.0 11/02 南武2勝 東京芝2400
ヴィエナブロー 野中悠太郎 52.0  1/06 2勝 中山芝2000
エスティーム 内田博幸 55.0  5/26 青嵐2勝 東京芝2400
オワゾードール 52.0  1/13 成田2勝 中山ダ2400 13 15 14 11 11
カーロバンビーナ 石橋脩 54.0 12/22 グッ2勝 中山芝2500
クリノオスマン 松岡正海 54.0 12/28 ヤン1勝 中山芝2000
コスモジャーペ 武藤雅 54.0  1/12 初咲2勝 中山芝2200 11
サトノラディウス クリストフ・ルメール 56.0 12/22 グッ2勝 中山芝2500
ダイナミックアロー 53.0  1/25 睦月2勝 京都芝2400
タンタフエルサ 田辺裕信 55.0  1/12 初咲2勝 中山芝2200
パルティアーモ 津村明秀 52.0  8/31 糸魚1勝 新潟芝2000
レッドボヌール 田中勝春 53.0 11/02 南武2勝 東京芝2400

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在13頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは当然”出走可能A”のジャッジです。

・・・にしても特別登録から1頭も減りませんねぇ。このまま13頭で確定しそうです。私個人は10頭くらいになると楽観視していましたが・・・(汗)。

これ以降は2020年2月6日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 2月8日 東京10R 箱根特別 2勝クラス 芝2400m 混合 ハンデ 出走数13頭 
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アランブレラ 北村宏司 55.0 11/17 2勝 東京芝2000
ヴァンクールシルク 丸山元気 55.0 11/02 南武2勝 東京芝2400
ヴィエナブロー 野中悠太郎 52.0  1/06 2勝 中山芝2000
エスティーム 内田博幸 55.0  5/26 青嵐2勝 東京芝2400
カーロバンビーナ 石橋脩 54.0 12/22 グッ2勝 中山芝2500
クリノオスマン 松岡正海 54.0 12/28 ヤン1勝 中山芝2000
コスモジャーペ 武藤雅 54.0  1/12 初咲2勝 中山芝2200 11
サトノラディウス クリストフ・ルメール 56.0 12/22 グッ2勝 中山芝2500
タンタフエルサ 田辺裕信 55.0  1/12 初咲2勝 中山芝2200
パルティアーモ 津村明秀 52.0  8/31 糸魚1勝 新潟芝2000
レッドボヌール 田中勝春 53.0 11/02 南武2勝 東京芝2400

表中 騎手の太字は乗り替わり

●東京芝2400mコース解説

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞競走を除く)時は16頭。スタートは正面スタンド前から。スタートしてからゴール板を1度通過し、そこからグルりとコースを1周する。
 最初の1コーナーまでの距離は十分にあるので、枠順の有利・不利はほとんどない。全馬が力をフルに発揮できるコース形態になっている。
 長距離戦の部類に入る距離なので前半のペースはあまり速くならないのが普通だが、クラスやレースによってかなり異なる。例えば、同じGT競走でも、日本ダービーやジャパンカップは、スタートから緩みないペースで進み、それがゴールまで続く。厳しい流れに乗りつつ、なおかつ速い上がりが要求される。逆にオークスや条件クラスでは、前半から厳しくなるケースは少ない。しかし、共通して言えるのは、結局は最後の直線での追い比べがポイントであること。
 逃げ・先行で押し切るためには、相当な力が必要だが、スタミナ豊富な先行馬は注意。勝てないまでも2、3着に残りやすい。
有利な枠順 2枠
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 直線の追い比べ、スタミナ
種牡馬ベスト ディープインパクト、ルーラーシップ、ステイゴールド
連対騎手ベスト ルメール、デムーロ、戸崎圭太、川田将雅、石橋脩
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 2分29秒8 2分31秒1 2分30秒3 2分34秒5
3歳500万 2分28秒8 2分29秒8
古馬500万 2分27秒6 2分30秒2 2分30秒1 2分33秒5
古馬1000万 2分26秒8 2分27秒7 2分28秒8 2分32秒3
古馬1600万 2分26秒4 2分27秒0
古馬オープン 2分26秒1 2分27秒8 2分28秒0

●騎手は前走に引き続き北村宏司騎手

 今回もアランブレラの鞍上は前走同様北村宏司騎手です。前走は3番人気3着と人気通りでした。最後包まれて出られずというロスはありましたが、仕方がない部分もあり、全体的には上手に乗ってくれたと思います。今回は2度目の騎乗で、更にアランブレラを手の内に入れられていると思いますし、アランブレラ自身の動きも良くなっていますから勝ち負けを期待したいですね。


 私としては愛馬バウンスシャッセの主戦でバウンスシャッセだけで9度の騎乗をしていただいています。ただ、バウンスシャッセは通算5勝をしているのですが、北村宏司騎手はその内の1勝だけです。

 ベテランで経験豊富な北村宏司騎手に連続して乗っていただけるのは有り難いことです。大舞台ではそんなに強い印象はありませんが、人気薄をしっかりと人気以上に持って来てくれている印象の騎手で堅実です。

 ただ、一時は年間100勝以上を挙げておられましたが、絶頂期の2015年は騎乗停止が多く、信頼を失い、しかも故障が多く、昨年はついに年間20勝、今年もここまで4勝と低迷。このまま消えて欲しくない騎手ですし復活して欲しいですね。腕は間違いないですし、私は信頼している騎手です。良い結果を期待したいですね。


 2020年2月1日終了現在、JRA通算1343勝。GT3勝、重賞34勝。勝率9.0パーセント、連対率17.8パーセントといずれもなかなかの数字である。

 昨年(2019年)は20勝、勝率5.3パーセント、連対率14.2パーセントと大きく数字を落とした。本年(2020年)ここまで3勝、勝率4.2パーセント、連対率9.9パーセントとこれまた低迷していて一時期年間100勝を超えていた当時の勢いはない。



 北村 宏司(きたむら ひろし)は1980年7月24日生まれの39歳。日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属(フリー)の22年目の騎手である。デビューから永年藤沢和雄厩舎所属だったが、2011年1月1日付けでフリーになった。


 馬術の国体選手だった父親が、家で馬を飼っていたこともあり、幼少の頃から乗馬に親しんでいた。

 1999年に騎手デビュー。同期には二本柳壮、高田潤らがいる。初騎乗は同年3月6日、中京競馬第4競走のイブキアーンドランで、16頭立ての16着だった。初勝利は同年3月14日、中山競馬第2競走で、タイキコンコルドに騎乗してのものであった。その年は6月に左足を骨折し、それによる1ヶ月の休養があったものの37勝を挙げ、JRA賞(最多勝利新人騎手)を獲得した。

 デビュー翌年の2000年1月30日、東京競馬場での東京新聞杯を単勝7番人気のダイワカーリアンで制して重賞初勝利。その後もこの年から38勝→54勝→41勝→78勝→65勝→59勝と堅実に勝ち星を挙げ、関東リーディングの上位に名を連ねる。

 所属の藤沢和雄厩舎はGTによく管理馬を送り出すが、北村が騎乗していた馬がGT出走になると他のリーディング上位の騎手や外国人騎手に乗り替わりというパターンが多かった。しかし、岡部幸雄が2005年に引退して以降は実力のある馬の騎乗が回ってきている。また、藤沢も2006年からは「日本人騎手育成のためにオリビエ・ペリエ、ケント・デザーモなどの外国人騎手に依頼せずに(自身の厩舎に所属する騎手を中心とした)日本人騎手に依頼する」と宣言しているため、更に有力馬への騎乗機会が増えている。

 ダンスインザムードに騎乗した2005年の天皇賞(秋)では、それまで不振に陥っていた同馬を、前年に2着したときと同じような先行3番手という競馬を試みた結果、僅差の3着に粘らせ復活させた。さらに2006年のヴィクトリアマイルでは同馬を桜花賞以来2年ぶりの勝利に導き、自身初のGTタイトルを獲得。同時にヴィクトリアマイルの初代優勝騎手となった。

 そのヴィクトリアマイルの8日後には、東西騎手対抗サッカー大会に参加。この場でも、東軍(Jスマイル)を勝利へと導き、MVPに選ばれるという活躍を見せた。

 2007年9月、通算500勝を達成。

 2008年、アメリカ合衆国へ遠征していた自厩舎のカジノドライヴのピーターパンステークスへ向けての調教を行うためのパートナーとして渡米し、5月7日の追い切り後に帰国した。その帰国直後の5月11日に京都競馬場で行われた第12競走でジェイケイボストンに騎乗し、最後の直線で前の馬と触れてつまずいたことにより落馬し、その後左前腕部骨折、左大腿部挫創と診断された。なおジェイケイボストンの落馬直後にはコンゴウダイオーと鞍上の武英智(北村と同期でもある)が接触し、後者も落馬するという大きな落馬事故となっている。そして療養中には普段できないことをしたいということからフランスへ競馬研修を行うなどした。傷が癒えて8月21日より調教に復帰し、9月13日より実戦復帰を果たし、復帰初日に勝利を挙げている。そして復帰2週目の9月21日には2頭落馬というアクシデントの中、セントライト記念をダイワワイルドボアで勝ち、2008年初重賞勝ちを記録した。

 2011年1月1日付けで、それまで所属していた藤沢和雄厩舎を離れてフリーとなった。

 2014年3月1日、中山4Rをファンシーミューズで勝ちJRA通算1000勝を達成。

 2015年10月25日、キタサンブラックで菊花賞を制し、人馬ともに初のクラシック制覇を果たした。

 「2011年の1月1日付けで藤沢和雄厩舎から離れてフリーになった。論理的で勉強家。コメントは的確でダメと思っている時はニュアンスで伝わってくる。感覚派ではなく、2度、3度騎乗して肌で覚えてからの方が狙いやすい。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)
 ほっさん愛馬での成績 (19戦1勝)

 2006年10月28日 マドリードシチー  3歳未勝利  東京芝2000m    7着/12番人気
 2008年 3月15日 ギムレットシチー  3歳未勝利  中山芝2000m   8着/4番人気
 2009年 8月 9日 シャンスイ      500万下  新潟ダ1200m    11着/11番人気
 2011年10月 8日 アフロディーテ   500万下  東京芝1600m     5着/4番人気
 2012年 1月28日 フランベルジェ   3歳500万下 東京ダ1600m   13着/13番人気
 2013年11月 2日 バウンスシャッセ アルテミスS 重賞 東京芝1600m 10着/10番人気
 2014年 3月21日 バウンスシャッセ フラワーカップGV 中山芝1800m  1着/3番人気
 2014年 4月20日 バウンスシャッセ 皐月賞 GT    中山芝2000m  11着/12番人気
 2014年 5月25日 バウンスシャッセ 優駿牝馬 GT   東京芝2400m  3着/3番人気
 2014年 7月20日 バウンスシャッセ 函館記念 GV  函館芝2000m   16着/3番人気
 2014年 9月13日 バウンスシャッセ 紫苑S オープン 新潟芝2000m   12着/2番人気
 2014年10月19日 バウンスシャッセ 秋華賞 GT   京都芝2000m    7着/7番人気
 2014年12月20日 バウンスシャッセ 愛知杯 GV   中京芝2000m    8着/6番人気
 2015年 1月12日 アモーレエテルノ 3歳未勝利    中山ダ1800m    5着/6番人気
 2015年 5月17日 バウンスシャッセ ヴィクトリアマイル GT 東京芝1600m 13着/11番人気
 2015年 6月 7日 アモーレエテルノ 3歳未勝利    東京ダ1600m    3着/6番人気
 2015年 8月29日 アモーレエテルノ 3歳未勝利    新潟ダ1800m    2着/5番人気
 2015年 9月21日 アモーレエテルノ 3歳未勝利    中山ダ1800m    4着1番人気
 2019年11月17日 アランブレラ   2勝クラス     東京芝2000m    3着/3番人気
 


2014年5月25日 東京11R 優駿牝馬(オークス)GTで愛馬バウンスシャッセに騎乗する北村宏司騎手。(3番人気/3着)。



2014年4月20日 中山11R 皐月賞GTのパドックにて。ベテランなのに可愛いヒロシ。 

これ以降は2020年2月7日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「本格化は先でも、2勝クラスならサトノラディウスの素質上位は歴然。好位差しの安定したレース運びを信頼。芝適性を示したアランブレラが55キロで相手の筆頭。単騎逃げが見込めるヴィエナブローの粘り込みにも要注意。得意の東京を目標に立て直されたヴァンクールシルクの巻き返しも十分か。カーロバンビーナ、タンタフエルサ、パルティアーモも展開次第で。」


短評は「連軸期待」



予想家の印
馬名 CPU 吉田幹 林茂徳 吉岡哲
サトノラディウス
クリノオスマン △△
エスティーム
ヴァンクールシルク △△
パルティアーモ △△
ヴィエナブロー
タンタフエルサ
アランブレラ △△
コスモジャーベ
カーロバンビーナ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
サトノラディウス 2.3
アランブレラ 4.9
ヴァンクールシルク 7.2
パルティアーモ 7.7
ヴィエナブロー 7.9
タンタフエルサ 10.4
カーロバンビーナ 12.1
クリノオスマン 12.8
レッドボヌール 22.9
以下27倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
サトノラディウス 88.1 88.1 82.2 82.3
アランブレラ 78.9 地方 地方 78.9
ヴァンクールシルク 79.2 71.1 79.2 71.7
パルティアーモ 78.1 69.4 75.4 78.1
ヴィエナブロー 81.4 79.8 73.0 76.5
タンタフエルサ 77.0 77.0 74.5 77.0


デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎サトノラディウスは直線の競り合いで頭差敗れたが、斤量が1`軽かった勝ち馬はその後に3勝クラスも連勝。自身の走りはハイレベルだった。斤量増でも強敵不在。○アランブレラの前走は切れ負けしてB着。距離延長で良さが出る。〈加藤〉」

◎ サトノラディウス
○ アランブレラ
▲ クリノオスマン
× ヴァンクールシルク
☆ エスティーム
△ タンタフエルサ



アランブレラは全13記者中 ◎(本命)印 1記者、〇(対抗) 6記者、▲(3番手評価) 1記者、×(4番手評価) 3記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 1記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

アランブレラ(3着)

 「もともと能力が高いと思っていましたからね。久々の芝のレースでしたが、返し馬の走りは調教の時よりもいいと感じました。最後は切れる脚がないので勢いをつけたかったんですが、少し捌くのに苦労してしまいました。でも、メドが立つ内容でしたね。」(尾関知人調教師・競馬ブック)

 「できるだけ自分のリズムでスムーズに運びたいと考えていました。逃げる形とまでは言いませんが、今日の隊列なら2、3番手につけるイメージでしょうか。しかし、実際は周りの方がゲートの出が良くて、枠もあってずっと外側に馬がいる形になりました。直線では待たされた分だけ遅れを取ったので、悔いが残ります。調教のときよりも実戦の芝の走りの方が良く、より脚を上げてしっかりと走れていたのには好感が持てました。このクラスでも十分に力は足りるはずです」(北村宏司騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「競馬自体は慣れているので大きな問題はないのでしょうが、1つ1つのアクションが大きい馬なので気をつけて接すように心がけ競馬に臨みました。雰囲気自体は悪くなく、無事に送り出せるかなと思えたので、ジョッキーには、スタート次第では積極的に行ってもいいと思うと話をしていたんです。結果的には他のほうが速く、終始壁がある形になりましたね。向こう正面で外に出していても良かったのかもしれないとジョッキーは言っていましたけど、東京の芝2000mで内枠を引いたら今日のような競馬をするのがセオリーでしょうし、悪い競馬をしたとは言いませんよね。残念ではありますが、想像よりも上手に走ることができていたので、これならばゆとりある条件であればいずれは他の競馬場も考えてもいいような気はしました。今回は地方からの再登録、そしてそのまま競馬と、急ぎ足で東京に間に合わせたようなところもあったので、気持ちを少し抜く期間を作れればと考えていますが、この後も楽しみになりました」(尾関知人調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「好馬体。落ち着きもあった。スタートから押して前へ。3番手の併走インに収まり、そこでなだめて追走。直線は逃げ馬の背後から。しばらく追い出しを待たされたが、最後は外2頭に切れ味負け。噛み合えば芝でも十分やれる。 」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

アランブレラ

 「前走はいい競馬ができた。ひと息入れたが順調だし、距離もプラス。前進を。」(尾関知人調教師・デイリー馬三郎)

 「前走は頭数が少ないながら内で詰まり気味でしたが、中央再入厩緒戦でいい内容の競馬ができました。その後はひと息入れて東京まで待ちましたが、順調にきていますよ。2400メートルになるのもプラスだと思うので、前進を期待します。」(尾関知人調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想




これ以降、レース終了後の作成予定

●パドック

●本馬場入場

●レース 

●時計の評価

 今回のアランブレラの走破時計は2分27秒6良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で2分25秒5、勝ち馬の走破時計は2分25秒5でした。いつも書きますが、さすが競馬ブック、推定勝ち時計はピッタリです。アランブレラはそこから2秒以上も離され、これはもう相当ハンデ差がないと勝ち味負けにならないのではないでしょうか。

 もちろん、今回の大敗で、次走以降のハンデは軽くなると思われますが・・・。

●レース後の騎手・調教師のコメント

アランブレラ(9着)

 「いいリズムで運べましたが、最後は脚いろが同じになってしまいました。」(北村宏司騎手・競馬ブック)

 「ゲートの感じはだいぶ良く、いい形でスタートを切ることができました。つまらないように意識しつつ、なおかつ、メリハリの利いた形に出来るだけならないようにイメージしながら進めました。持久力を活かす形になんとか持ち込み粘り込もうとしたのですが、直線半ばではすでに余力がなく脚が上がってしまいました。う〜ん…前回の走りからもっと粘って欲しかったのですが、結果的にこの形だと距離が長いのかもしれません。重すぎたり、息が悪いという感じでもなく、良い状態でレースへ向かえたと思えたのですが、良い結果にならず申し訳ありません」(北村宏司騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「体は16キロほど増えましたが、そこまで重い状態とは見ていませんでした。それでもあの止まり方だったのでやはり重かったのかな…と思いジョッキーに確認したところ、身のこなしや息遣いなどからそうは思わなかったとのことです。そうするとジョッキーが言うようにこの条件がやや厳しかったのかもしれませんね…。瞬発力タイプというよりは持久力タイプで、自分の形を作りたい馬なので2400mの条件はむしろ向くのではないかと思っていたのですが、申し訳ありません。強いて言えば今日はタフな展開になり、なおかつ窮屈にならないように終始外目を意識して立ち回っていたので、その分だけスタミナをロスした可能性も考えられます。だからと言って内にこだわると窮屈になり脚を余す可能性も否めないだけに悩ましいです。色々と噛み合う必要があるのかもしれませんが、少し時計を要す馬場がいいのは確かだと思いますし、暖かくなればまた違ってきて良いはずなので、春に巻き返したいです。球節のことがあるので、まずは用心して状態の変化を確認していきます」(尾関知人調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

アランブレラ(9着)

 「いくらか余裕はあるが、力強い周回。中団の前を追走。4角は勢いをつけて外から接近。直線で追われてからがひと息で、残り1ハロンのあたりでは苦しくなって内にモタれていた。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 距離別出走奨励金が11.4万円。特別出走手当が50.3万円。合計61.7万円。1口で割りますと1300円程度になると思われます。こんなに稼いでくれないとは思ってもみなかったので大変残念です。

●今後の展望

●最後に

 競馬ブックでも”大型馬の割りに調教が馬なりばかりなのが気になる”と評して

最後までご愛読ありがとうございました

2019年12月2日立ち上げ 2020年1月16日、28日、2月2日、3日、5日、6日、7日加筆
アランブレラの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2019年11月17日 第11戦 2勝クラス 東京芝2000m (3着/3番人気) ルクソール様撮影現地写真多数掲載

2019年10月 4日 第10戦 100mの江戸桜トンネル賞 C1C2 大井ダ1800m (1着1番人気) 

2019年 6月21日 第9戦 荷風特別 C1(一) 船橋ダ1600m (6着/1番人気

2019年 5月 9日 第8戦 豊四季特別 C1(二) 船橋ダ1600m (2着1番人気

2019年 4月 9日 第7戦 C1(五)(六) 大井ダ1600m (2着1番人気

2019年 3月 6日 第6戦 C1(六)(七) 大井ダ1600m (2着1番人気

2019年 1月21日 第5戦 迎春賞 C1C2 大井ダ1700m (1着1番人気

2018年12月27日 第4戦 エイエイオー賞C2 大井ダ1800m (1着1番人気

2018年11月15日 第3戦 サフラン賞C1C2 大井ダ1700m (2着1番人気

2018年 9月30日 第2戦 3歳未勝利 中山ダ1800m (6着/1番人気

2018年 2月24日 デビュー戦 3歳未勝利 中山芝1800m (2着1番人気) ルクソール様撮影現地写真多数掲載

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