クルソラの産駒がキャロットクラブで初めて募集があったのは09年産のクローチェですがクローチェは私が強烈に欲しかった馬でした。最優先枠をこの馬かアドマイヤセラヴィの09のどちらに使用しようか随分と悩んでいました。まずは長くなりますが、その当時に書きましたクローチェの募集馬評価をご覧ください。
毎回馬体重視の私ほっさんですが(それで失敗したのがローザグランデですが・・・笑)、今回一番良く見えたのがこの馬です。
下半分は私が思う完璧な馬体。飛節の大きさ、繋ぎの角度、そして管の枯れ具合等素晴らしいの一言。上半分も素晴らしい筋肉の付き具合、首差しの角度も良好で皮膚も薄く、多少首が細いことと、背中のラインが気になるものの私の思うレベルの高い馬体です。馬体重も募集時に486キロと馬格がありしっかりとしています。
母の7歳の時の産駒と繁殖黄金期の仔で申し分なく、預託厩舎はアドマイヤかスズカでないと預かってもらえなさそうな(一見さんお断り的な)橋田満厩舎。今回はこのクルソラの09をセレクトセールでアドマイヤの冠名で有名な近藤利一氏が落札したことによるのでしょうが、滅多にお願いできない貴重な厩舎です。通算勝利数500勝超えもまだ57歳とお若く、こちらもまさに黄金期と思います。
GTもサイレンススズカの宝塚記念やアドマイヤベガのダービー、アドマイヤグルーヴのエリザベス女王杯連覇など大活躍で、まさに超一流の厩舎といえます。
鞍上も安藤勝己騎手や武豊騎手などいい騎手を乗せてくれますし。
さすがに金額は1口90000円と高額ですが、母の実績、若さなどを考えると、高く感じず、購入候補筆頭です。また、1つ上で母の初仔である兄のダノンクルソラ(2歳新馬)は2008年7月のセレクトセールで4095万円で落札されており、クルソラの09は募集総額が3600万円であることからもお得だと感じます。
ちなみにこのクルソラの09は2009年7月のセレクトセールで3570万円でした。他の募集馬はこのセリでの金額からかなり上乗せされた金額が募集価格になっています。このクルソラの09はほとんどそのままの価格です。なぜ?
しかし、BMSや父の種牡馬能力など未知数な部分も多く、かなりの賭けであることは違いないでしょう。完全にこける可能性もあります。
・・・とここまで書いてアップしていたら、師匠のKIRIKA様が9月5日にクルソラの09に関するコメントを出してくださいました。
クルソラの09 ダイワメジャー
配合面は触れないことにします
ほっさん様はなんで値段を上げてこないのかと書かれていますが
私は逆ですね何で下げなかったのか?
この馬はアドマイヤの近藤さんの馬でしたがキャンセルされた馬
でした、ですがこの世代の馬でもキャンセルされていない馬もい
るわけです、何でキャンセルされたのか? DVDを見てわかりまし
た、これもひどいな・・・
この馬は 腰ふらですね、腰やトモに力が無い腰のあまい馬でかつ
踏み込みの大きめの馬になりやすいものです。
腰を左右に振ったり安定しない状態をいいます。
それにくわえて背たれですし腰はかなり悪いと思います。
キャンセルリストにのって当然、こんな歩様なら値下げしてあたり
前ってレベルの馬だと思います。
今後良くなるかも知れませんが今の段階では私は少し注意が必要だ
と思います。
ふむふむ。私はいつも言っていますように悪い馬を見つける能力がありません。あくまでもエスポワールシチーやステップシチー発見時と同じ要領での馬探しとなっています。なので、ローザグランデやペルシステンテなどどこか爆弾を抱えている馬を購入しては失敗するわけですが、KIRIKA様が疑問を発せられた馬は見事に走りませんので、これは大注意馬ですね。
正直、現時点でDVDは未開封(それがまたいかんのですが)で血統や写真からのリストアップですが、DVDを見て研究したいと思います。勉強になるなぁ。本当にありがとうございます。
以下9月10日に加筆
腰フラの件に対し、cme225様から貴重なコメントをいただきました。以下はcme225様が9月9日に書き込んでいただきましたコメントです。
KIRIKAさんのコメントは、参考になりました。
でも、自分が知っている腰フラのイメージとは違うんですよね。
私のイメージだと、片方の足が異様に大股だったり、または全然脚が前に出なかったりのイメージで、両足が均等に出ている場合は、その馬の体の柔らかさが出ていると思っているんですよ。
腰フラは、専門家でも判別が難しいはずで、脊髄?の神経圧迫で起こりうるものですから、レントゲンなどしていると、一目瞭然なんですけどね。
もし、腰フラで、リーチさんがキャンセルされたなら、美味しい馬ということになります。
また、腰の上下運動が他の馬より大げさという程度で見ています。前足が他の馬より出ているので、人間で言うと肩で風を切る?やくざ風歩き方といえます。
人間でもそうですが、肩を揺らすとおなかも揺れますよね。
私は、そのように捉えています。
歩きのときと走行時の走り方は、別物ですし・・・
また、歩くシルエットは、他のメジャー産駒みんな似ているんですよ。これが!
だから、心配していません!
ちなみにこの馬に最優先3口申し込む予定です!
また、このコメントに対し、同日KIRIKA様が書いてくださったコメントです。
おっしゃってる事ごもっともです。
腰ふらについては判断が非常に難しいものです、確かにクルソラの歩様は
非常に柔らかく踏み込みも大きいのでこの場合、腰ふらのように見える場合
があります。
私がクルソラを腰ふらであろうと判断したのは、近藤さんの他のキャンセルされた馬と比べた場合
他の馬が小さいのに比べ大きさに問題が無い
脚のつくりに大きな問題が無い上に柔らか味がある
社台の値段のつけ方が露骨に他とは違う為大きな問題を抱えている可能性がある
近藤さんのまわりにはあれだけの馬主なので馬を見る専門家がいる
これらを踏まえて考えると腰の動きが不自然なのが目に付く
これを総合して考えて出た答えが腰ふらというものでした。
人それぞれ色々な見方がありますので非常に参考になりました。
ちなみに家の嫁もクルソラの歩様はさほど気にしないでよいといっています。
ということで、私ほっさんには、難し過ぎる話なのですが、DVDを見直したりして勉強しています。しかし、いろいろと教えていただいて本当に参考になります。ありがとうございます。
私としても全体的に考えてクルソラの09はかなり購入候補なのですが、いろいろと見て行く中でアドマイヤセラヴィの09も仔出しが良いですし、最優先希望馬候補追加となりました。まだまだどちらにしようか、他に良い馬がいないか検討中です。
以下9月11日に加筆
キャロ募集馬ツアーに参加されているルクソール様が現地でご覧になったクルソラの09の印象をコメントしてくださいました。(9月11日)
クルソラ09、ここの牧場には狙ってる馬はいなかったのでこの子だけ見てました。私の見た目では腰の上下動はストライドが大きいことによるんじゃないかなと思います。競歩の歩き方みたいなかんじですね。
懇親会で担当者もストライドが大きいと言ってたしかなり押してました。あれで人気になっちゃうかもしれせんね。
というわけで、懇親会でもかなり押されていたそうです。ふむふむ。流されやすい私ほっさんとしてはますますアドマイヤセラヴィと最優先で迷いますゾ(笑)。
ここまで09年産クローチェの当時の募集馬評価でのやりとりでした。
結果的にそこまで産駒全てが2勝馬だったアドマイヤセラヴィの15に最優先枠を使い落選。クローチェとは縁がありませんでした。その後アドマイヤセラヴィの15はななんと未勝利で引退。クローチェは3勝を挙げることになります。アドライヤセラヴィの15は落選して命拾いをしたものでした。
その後もクルソラは私の欲しい馬体の馬を輩出します。11年産のピオネロも私の中では高額馬でしたが、それでも欲しいような造りでしたので一般枠で応募。結構な当選確率と思っていましたが残念ながら落選。目論み通りピオネロは6勝を挙げ大活躍。ここでは逃した魚は大きいということになってしまいました。ただこの世代はバウンスシャッセの抽選に通り、それが重賞3勝。正直救われました。
そして12年産のクルミナルは父がディープインパクトと言うこともあり世代1番人気となり、キャロットクラブの抽選ではことごとく負けている私が、そんな低確率の抽選に参加しても当選するはずがないと思い回避。結果的にクルミナルは桜花賞2着、オークス3着と世代トップクラスの成績。ダメ元でも抽選に参加した方が良かったのかと後悔もしました。
そんな毎回注目している母クルソラもそろそろ高齢となり、活躍馬を出すとすればそろそろこの世代までかという考えと、前年ココシュニックの14に行って落選、最優先枠の×1を持っていましたから、是非共それを生かせるところで使いたいということがありまして×1なしでは非抽選除外確実だったこのクルソラの15に行きました。
以下は、その中でクルソラの15応募に至った理由です(当サイト「2016年キャロットクラブ募集馬を分析する」より)。14 クルソラの15 関東でも購入候補
そして9月7日未明、かなり迷いましたが一次募集の応募を済ませました。まずは途中で募集中止になってしまったクルソラの13募集時の評価をご覧ください
キャロ初募集のクローチェの時代からずっと良いと言い続けて来た母の産駒。クローチェは当時アドマイヤセラヴィの子と悩んで最後の最後に落選し、アドマイヤの方に最優先枠を使用。
その後もピオネロは購入希望を出すも落選。昨年はディープインパクト産駒と言うこともあり、キャロットクラブの募集馬の中で、最も人気のある馬だったように思える。
今年は牡馬で驚くほどのプライスダウン。牡馬で小柄なことはわかるが、橋田満先生も興味があるし、こりゃ行くしかない。馬体は気になる繋ぎの長さ角度共良好。背中のラインも悪くなく、クビ差しの角度や胸前の豊富な筋量も魅力。毛づやがイマイチに見え、皮膚も厚いことから、金額的にも内蔵面の弱さを疑ってしまう。いろいろと調べる必要はあると思うが、現時点で欲しい馬。最優先権の使用もあり得る。
母は亜国の3歳牝馬チャンピオンという超優秀な馬。仔出しにはムラがあるが私が欲しかったクローチェとピオネロはなかなかの能力。本馬は母の11歳の時の子どもでまだやれる。
2番子のクローチェと12年産のディープっ子(牝馬)の募集価格は3600万円。まだ母は高齢という域ではなく、この下げ幅は奇妙。父エンパイアメーカーも種付料350万円と決して安価過ぎるわけでもない。
このタイトルに「やたら安価だが何か不具合でもあるのか? 最優先でも良いと思えるが」と書いて疑問を呈していましたら、第一次募集直前で募集中止。
しかし、その後12年産のクルミナルが桜花賞で2着、オークスで3着と一線級の活躍。兄ピオネロも6勝とオープン馬2頭を輩出。ちなみにピオネロは私が当時第一次募集で応募するも抽選負けした馬。
本馬は母の13歳の時の産駒で、そろそろ年齢が気になるところだが、まだ大きく割り引くほどでもない。2歳8月の時点での馬体重は487キロと馬格があり、馬体も私の好きな筋肉の鎧を身に纏い、繋ぎの角度も良好で芝で走れそうだし、故障のリスクも少なそう。また管の枯れ具合も良い。皮膚が薄く内臓も健康そうで首の太さや角度も良好。
関東馬だがこれは買いたい。父オルフェーヴルの15年度の種付料が600万円。本馬の募集価格が牡馬で4000万円。姉の活躍からして比較的抑えられた価格設定だと思われる。
預託予定の尾関知人厩舎は私の中では微妙。GVまででGTでは全く存在感がない。アベレージヒッターではあるが。
最優先枠 ×1あり
14 クルソラの15
一般枠
51 アディクティドの15
74 ラフィントレイルの15
以上です。
正直、最優先権に×1がなければ一般枠ではほぼ獲れない51 アディクティドの15に使っていたと思います。
しかし、ここや74 ラフィントレイルの15は最優先権に×1がなくても最優先権を行使すれば確実に獲得できると予想され、なんだかそこに最優先権の×1を使うのは勿体ないと思ってしまいます。×1の権利があるので思わぬ方向へと行くことになりました。
最優先権×1は14 クルソラの15と44 アヴェンチュラの15で最後まで迷いました。44 アヴェンチュラの15はクラシックを意識できる馬ですし元々角居勝彦厩舎の馬が欲しくて入会したキャロットクラブ。一世一代の大チャンスでした。馬体も良く見えますしなによりも母の成績は素晴らしいものでした。GT馬の母の子なんて私は持ったことがありませんし。
しかし、関東ながら毎回追いかけているクルソラの子も捨てがたい。こちらは牡馬で1口10万円と44 アヴェンチュラの15よりも安価です。ただ、その分、血統的な魅力がかなり薄いですしクラシックもないでしょう。とは言っても、今年はすでに愛馬の頭数が6頭と激減しており、計4頭くらいは欲しいナと思っておりました。44 アヴェンチュラの15を買うと予定頭数が減ってしまいます。
そんなこんなで私の分析では全て抽選対象です。
14 クルソラの15は優先権を考えない最優先枠の当選確率が40パーセントと思っていました。私は×1を持っていますから、持っていない方よりも優先権があるわけですがこの確率だと×1所持者で抽選になるのではないでしょうか。
また、一般枠で応募の2頭は共に当選確率12パーセント程度と思われ、キャロコンピュータと相性の悪い私はこの確率で当選できるはずがありません。全滅も覚悟しております。
ただ、難しいのは全て当選する確率もゼロではないということです。全て当選してしまえば私の今年の出資はここで打ち止めです。軍資金の限られている者の辛いところです(苦笑)。
他にも33 ヒカルアモーレの15や63 レースウイングの15など他が獲れなければ行きたいなと思う馬は何頭かいます。ただ、これらは1.5次で埋まるかも知れませんが2次募集の初日には残口がありそうな気がしますので一次募集の外れ具合で考えようと思っています。
・・・ということで緑の部分は私の一次募集応募時のコメントです。
結果的に一般枠の2頭は私の思惑とは違い最優先枠で抽選。一般枠では非抽選除外となってしまいました。しかしながら×1最優先枠でも抽選だったクルソラの15には当選!!ようやく欲しかったクルソラの子を手に入れることができました。嬉しいです。
そんなこんなで、ご一緒の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。
では、クルソラの15の詳しい分析です。
父 オルフェーヴル アーニングIDX 1.00 評価 B−
母 クルソラ GT2勝 評価 S
母父 Candy Stripes 評価 C
兄弟 ピオネロ 6勝 評価 A+
生産牧場 ノーザンファーム 評価 S
調教師 尾関知人 評価 B−
馬体 評価 A+
募集総額 4000万円 牡馬
総合評価 2.56 評価 B−
父オルフェーヴルはその父ステイゴールド。21戦12勝。中央競馬史上7頭目のクラシック三冠馬。おもな勝ち鞍は皐月賞、東京優駿、菊花賞、宝塚記念、有馬記念2回。凱旋門賞にも遠征し、2年連続で2着となった。馬名はフランス語で「金細工師」(仏:Orfevre)。
2015年の種付料は600万円。産駒が未出走の為アーニングIDXは平均値1.00。
母・オリエンタルアートは、この年から種牡馬デビューして注目を集めたディープインパクトとの交配を行ったが、3度に渡り受胎に失敗してしまう。空胎を避けるためとの理由でステイゴールドと交配されると一度で受胎。翌年に本馬が誕生したが、5月14日と競走馬としては遅生まれとなった。本馬と同じくステイゴールドを父に持つ全兄・ドリームジャーニーと同様にサンデーサラブレッドクラブで一口馬主が募集され、募集価格は兄の3倍となる総額6000万円(一口150万円)に設定された。
2歳8月の新馬戦を優勝後、3歳時、東日本大震災に伴う中山競馬の開催中止により、当初予定されていた中山競馬場ではなく3月26日に地元の阪神競馬場で開催されたスプリングSで重賞初制覇。中山競馬開催中止の影響で東京で開催された皐月賞を4番人気で制すると、ダービーは1番人気に応えての堂々の勝利。秋、神戸新聞杯を勝って駒を進めた菊花賞も危なげないレースぶりでウインバリアシオン以下に快勝。ディープインパクトに次ぐ史上7頭目の3冠馬に輝いた。さらに有馬記念も勝って、2011年の年度代表馬に選ばれた。
4歳時は阪神大賞典から始動。同レース史上最高の単勝支持率75.9%、オッズ1.1倍という圧倒的な1番人気に支持されるが、2周目の第3コーナー入口でコーナーを曲がろうとせずに外埒ギリギリの所まで真っ直ぐに逸走し始め、池添が手綱を急激に引っ張り減速すると故障を疑わせるほどの勢いで後方3番手までズルズル後退するというアクシデントが発生。この時、圧倒的な支持を得ていたことを承知していた池添は「頭が真っ白になった」という。それでも、ここで止めなければ人気に応えられないだけでなく故障の可能性も出てくることから、競走中止も覚悟してブレーキをかけたという次第であった。 しかし、その直後、内側に他馬を見つけた本馬は再びハミをとって加速しコースへ復帰すると、第4コーナーにかけて馬群に取り付き大外から一気の捲りを見せる。勢いを保ったまま最後の直線に入った本馬は、それまでのロスをものともせずに大外から先頭に並びかける。しかし、最後は最内枠からロスのない競馬をし直線で内埒沿いを抜け出したギュスターヴクライを半馬身差捉えきれずに2着敗戦となった。ほぼ1周の間、掛かり通しであっただけでなく、池添が「100メートルは余分に走っていた」というほどの大逸走、さらに手綱を締め大きく減速してしまいながらも、そこから再加速し出走メンバー最速となる上がり3ハロン36秒7の末脚を繰り出して勝ち負けにまで持ち込むという型破りな走りに、レース後、池添は「化け物だと思う」と振り返っている。また、勝ち馬に騎乗していた福永祐一は逸走を目撃していただけに、ゴール後に本馬を確認すると、驚いて二度見した後、笑みを浮かべている。そのあと出走した天皇賞春は1番人気を裏切って10着に大敗したが、宝塚記念ではGT5勝目を挙げると仏遠征にチャレンジ。フォワ賞を勝って臨んだ凱旋門賞はソレミアのクビ差2着に惜敗した。帰国後のジャパンカップは、ジェンティルドンナとの激しい叩き合いの末、ハナ差2着。
5歳時もフォワ賞1着をステップに凱旋門賞に挑むも、トレヴから5馬身差の2着に終わった。ラストランとなった有馬記念ではウインバリアシオン以下に8馬身差をつける圧勝で有終の美を飾った。
2014年から種付けを開始し、初年度244頭、2年目も256頭もの種付けを行う人気ぶりで、期待度の高さを物語っている。2015年の1月15日には初仔が誕生した。9月には、31頭目の顕彰馬に選出された。
母のクルソラ(2005年生まれ・父シンボリクリスエス)は、亜国産。亜3歳牝馬チャンピオン。エンリケ アセバル大賞典GT(芝2000m)、アルゼンチン銀杯−R.V.マンシリャ大賞典GT(芝2000m)など。
私が購入する馬にしては珍しく母は良血です(笑)。
母父のCandy Stripesは米国産。仏2勝。仏2000ギニーGT2着。亜チャンピオンサイアー。主な産駒にインヴァソール(米年度代表馬、BCクラシック GT)。主なBMS産駒。キャンディライド(パシフィック クラシックS GT)、メアリーズゴールド(亜オークス GT)、ペルーサ(青葉賞GU 2着、天皇賞秋GT 2着)。
日本でもペルーサや本馬の兄姉(ピオネロ、クルミナル)の活躍で不安はない。
兄第は11年産のピオネロ(父ネオユニヴァース)が獲得本賞金1億5千万円を超える活躍(6勝・シリウスS GV 2着・現役)。この馬は私もいいなと思って第一次募集で応募するも落選した馬。当時から母クルソラへの期待は大きかった。12年産のクルミナル(父ディープインパクト)も桜花賞2着、オークス3着と世代トップクラスの成績。残念ながら屈腱炎でそれ以上競走馬としては活躍できなかったがオープンでも十分通用する産駒を出すことが実証された。これも私も欲しかったがやたらと人気が高く取れそうになかったので断念。今回のクルソラの15も最優先権×1でようやく抽選という狭き門でクルソラの産駒は人気がある。
しかし、08年産のダノンクルソラ(父Fusaichi Pegasus)や10年産のソラ(父デュランダル)、13年産のゴルナーグラート(父エンパイアメーカー)は未勝利で引退し、14年産のミッキークルソラ(父ダイワメジャー)はデビュー前の前評判は素晴らしかったものの走って見れば着外ばかりという産駒も出ており、母クルソラの仔出しは不安定である。特に近隣の13年産と14年産が走っておらず15年産の本馬も危険な香りがしないわけでもない。
生産牧場のノーザンファームは、1994年1月、社台ファーム分割により「社台ファーム早来」が「ノーザンファーム」となり誕生した。
トップレベルの牧場として「世界に通用する強い馬づくり」を実践。社台グループの中核として、数多くの名馬を生産・育成している。JRA生産者収得賞金は、2004年から2008年及び2011年から2016年が1位。2009年〜2010年は2位(1位は社台ファーム)とまさに日本の頂点を極める牧場と言っても過言ではない。
屋内外2つの坂路コース、1周800mの周回コースなど充実した設備を誇るノーザンファーム早来。育成・調教の専門牧場として直線1200mの坂路コースを備えるノーザンファーム空港牧場。さらにはノーザンファームイヤリング等、施設は広大かつ最新、日々弛まぬ進化を続けている。
活躍馬をあげると切りがないが、ディープインパクト(牡馬3冠他)、キングカメハメハ(日本ダービー他)、ヴァーミリアン(ジャパンカップダート他)、カネヒキリ(ジャパンカップダート他)、シーザリオ(オークス他)、ジャングルポケット(日本ダービー他)、トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯他)、ブエナビスタ(ジャパンカップ他)、ラインクラフト(桜花賞他)など。
日本屈指の生産牧場で、育成施設、優秀な人材とどれをとっても日本のトップです。その実力は疑う余地はありません。私もこれが魅力でキャロットクラブに入ったようなものですから。
預託厩舎は尾関知人厩舎です。尾関知人(おぜき ともひと)は1971年12月17日生まれの45歳。日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属する10年目の調教師である。千葉県出身。
1999年4月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。同年10月に藤沢和雄厩舎に調教厩務員として所属し、1か月後の同年11月から2002年5月まで藤原辰雄厩舎に調教厩務員として所属。その後、調教助手として和田正道厩舎(2000年 - 2002年)、大久保洋吉厩舎(2002年-2008年)に所属した。
2008年に調教師試験に合格し、免許を取得。翌年の2009年3月1日付で美浦トレーニングセンターに厩舎を開業。
初出走は2009年3月1日の第2回中山競馬第2日目第3競走(サラ3歳未勝利戦)(ノボパガーレ/14着)。開業初勝利は2009年4月11日の第3回中山競馬第5日目第5競走(サラ3歳未勝利戦)でのノボパガーレであった。
開業3年目の2011年9月4日、第31回新潟2歳ステークスをモンストールで制覇したのが初重賞勝利。2012年度は35勝を挙げて優秀調教師賞を受けた。
2017年1月24日現在、JRA通算194勝、勝率9.4パーセント、連対率15.6パーセント。GTは本年のスプリンターズステークス(レッドファルクス)の1勝。重賞は9勝。
2015年は35勝、勝率12.7パーセント、連対率21.7パーセントと非常に高い数字。昨年(2016年)も35勝、勝率10.9パーセント、連対率19.4パーセントと高く優良厩舎。
騎乗依頼は吉田豊騎手を中心に福永祐一、池添謙一、ミルコ・デムーロ(レッドファルクス)、浜中俊、各騎手といったリーディング上位の騎手を使うことが多い。
アベレージヒッターのイメージで勝ち星は多く優秀だが大きいところには手が届かない印象だった。しかし昨年10月にスプリンターズS GTを制しこれからGTでの活躍が期待される。勝率、連対率は高く、馬の能力をしっかりと引き出してくれる厩舎。また比較的リーディング上位の良い騎手騎乗依頼されている印象。栗東所属の騎手を使うことも少なく無い。
馬体は、2歳8月の時点での馬体重は487キロと馬格があり、馬体も私の好きな筋肉の鎧を身に纏い、繋ぎの角度も良好で芝で走れそうだし、故障のリスクも少なそう。また管の枯れ具合も良い。皮膚が薄く内臓も健康そうで首の太さや角度も良好と総じて良い。
総合評価2.56と平均値です。中でも最も評価の低いのがBMSのCandy Stripesですが、日本でもペルーサやピオネロ、クルミナルといったオープン馬を輩出しており心配は要りません。父オルフェーヴルもまだ産駒が走っていない為に借りの1.00を代入していますが、繁殖牝馬の質などから将来この数字は超えてくると考えられます。2、3勝には十分届く馬だと思います。
期待してるゾ、クルソラの15!!
2017年2月10日に発表されましたクルソラの15の競走馬名はアランブレラ(Alumbrera(西語) アルゼンチン最大の鉱山名。父名、母の生産国より連想。)になりました。
パッと見で”傘”かと思ってしまいましたが、覚えやすくて良さそうですね。私的には言葉の響きから牝馬を連想してしまいます。この世代で最も活躍を期待している馬ですし、大きいところでこの名前を残して欲しいですね。
2016月12月22日
元々ダイナミックな走りをする馬
2017月1月13日
大型馬だけあってストライドは大きく、力を付けてきたことで坂路コースは余裕を持って駆け上がれるようになってきています。
2017年2月15日
右前脚に疲れが見られたので、ペースを落として対応しています。
ここまでの近況報告からはあまり大物感はありませんね。またシャドーロールを装着していることも不安ですね。臆病なのでしょうか。2月15日に右前脚に疲れが見えて残念ながらペースダウンしてしまいました。
以下は10月18日に更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
18日にNF天栄へ向けて移動しました。「継続的に速めのペースで動かしていましたが、問題なく進めることができました。そのことから調教師と相談して、まずはゲート試験の合格を目指して早めに本州へ移そうということになりました。具体的な入厩の日程は到着後の状態を見た上で判断することになるでしょう」(空港担当者)
・・・ということでまだまだイマイチ感は拭えませんが、まずはゲート試験合格を目指して10月18日にノーザンファーム天栄へ向けて移動したということです。私にとってはこの世代最後の北海道脱出。心待ちにしていましたのでまずは嬉しいです。
11月4日に臨時更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告によりますと、アランブレラが11月3日に美浦トレセン尾関知人厩舎に入厩したということです。
何度も近況更新で”まずはゲート試験”と出ていましたからゲート試験だけ合格させてまた成長放牧に出るのだと思いますし、そうなると年明けデビューになっちゃいそうですが、取りあえずゲート試験さえ合格していれば態勢が整えばデビューは時間がかからないでしょうし有り難いことですね。私はデビューできるのであればゲート試験合格後そのままデビューさせて欲しいですけどね。
以下は11月24日に更新されましたクラブ公式HPアランブレの近況報告です。
24日にゲート試験を受けて無事合格しました。「先週の金曜日、今週の水曜日と試験にトライして思うようにいきませんでした。長引いてしまうとトモを中心に負担がかかってくるだけに、早めに受からせてあげたい…と思っていたので、我慢ができるのであれば今週もう一回受けようと考えていました。ここまでの試験で出てからのダッシュ不足を指摘されていたこともあり、乗り手を乗せたほうがそのことに対して良い印象を与えられるのではと考え、昨日から黛に手伝ってもらって、再び受けることにしました。正直に言うと2本出すうちの2本目のダッシュがそこまで速くなかったんです。ただ、1本目はまずまず出られていたので、そこを評価してもらえ、無事合格をもらうことができました。黛も何とかうまく出してくれたので、馬だけでなく彼の頑張りにも助けられましたね。大目に見てもらった結果ではあるのですが、何とか合格させられて良かったです。見た目の歩きだとそこまで目立つわけではないのですが、跨る人の感触からするとトモは結構くたびれた感じが出てきているということです。北海道や天栄での状況を振り返ってもあまり詰め込むのは良くないでしょうから、しばらく様子を見てから一旦、天栄へ放牧に出すことになると思います」(尾関師)
ということでアランブレラは11月24日にゲート試験に合格したということです。
これに先立ち11月22日に更新されましたクラブ公式HPアランブレの近況報告です。
22日にゲート試験を受けましたが、残念ながら不合格となりました。「先週水曜日の最後のゲート練習の感触は悪くなかったですし、練習がてら金曜日は試験に行ってみました。その際はちょっと重心が後ろに残るような形になり、一緒に受けた馬がよりスムーズに出ていたこともあり、それと比較されてもう少し練習してほしいと言われてしまいました。今朝の体調、雰囲気は悪くなかったですし、練習と試験でそこまで内容に差はありませんから、今朝も試験を受けに行きました。前回は相手との比較によるものが大きかったので今回は1頭で行ったのですが、出に関して正直先週の方がまだ良く見えましたね…。2回出す必要があるのですが、2回とも出がゆっくりでなおかつ直後に右に膨れるようなところがあって、一直線にスピードに乗っていくことができず、引き続き練習を重ねてほしいとの判断でした。時間をかけてきているので今後の心身の状態の変化には気を付けたいと思いますが、何とか合格へつなげていきたいですね」(尾関師)
ゲート試験の情報は今回が初めてでしたが、これって17日の金曜日と22日の水曜日と2回受けて2回とも不合格だったということですよね。先週の金曜日にはゲート試験を受けているはずだと思っていましたが、当日の近況更新がなく受けていないのかと思いましたが、まとめての更新となりました。まぁ、いい話ではありませんし、臨時に報告するほどでもないと言うことですね。
ゲートはあまり得意ではなさそうです。本番で大きく出遅れてポツン最後方にならなけりゃいいですけどね。
11月20日に発表されましたJRAのHPによりますと、11月16日の競走馬登録分99頭の中に我らが愛馬アランブレラの名前があり、無事JRA競走馬登録されました。
これで詳細な入厩放牧情報や追い切り情報が迅速に取得できます。楽しみですね。
情報が遅くなりましたが、正直気付きませんでした。24日にゲート試験に合格したので27日発表分の競走馬登録の中にアランブレラがあると思って見ていたら名前がありません。そこで先週分を見てみたらそこに名前がありました。・・・ということで随分遅れてのここでのアップとなりました。すみません。
11月29日の近況更新で
「先週無事にゲート試験をパスしましたので、その後は適度に動かしながら状態を見極めていました。極端にガタッと来た印象こそないものの、やはりちょっとくたびれた感があるのは否めませんでしたね。ここは無理するときではないのかなと思いますので、いったん放牧に出してケアをしてもらってから乗り込みを進め、それからデビューを目指していく形を採りたいと思っています」(尾関師)
と書かれていたアランブレラ。翌30日の臨時更新で11月30日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されたことが報告されました。
これで年明けデビューは確実ですね。年明けの新馬戦は除外ラッシュになりますので調整も難しく大変ですが良い結果を残して欲しいですね。
それにしても競走馬登録されているにもかかわらず追い切り時計がゼロというのは、すなわちゲート試験或いはその練習の時の時計がハロン15秒を切っていないということなんでしょうね。速い馬ならハロン12秒辺りの時計を計時して時計として出てくるのですが・・・。いやはや、先が思いやられるなぁ〜(涙)。
以下は1月25日に更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
25日に美浦トレセンへ帰厩しました。「ゲート試験合格後は天栄で乗り込みを行ってもらいましたが、中間、一度脚元に疲れを見せたと聞いていました。こちらで見ていても気を付けないといけないな…と思っていた脚だったので心配したのですが、上手く持ち直してくれたようです。だからと言って今後まったく不安がないというわけではありませんから、こちらでも注意しつつ接していきます。そして、気性面を考えても慎重に接していく必要はありますから、少しずつ時間をかけて調整を進め、デビュー戦を考えていきます」(尾関師)
ということで11月30日に脚元をすっきりとさせる為にノーザンファーム天栄へ放牧に出されていたアランブレラですが、1月25日に美浦トレセンに帰厩しました。
なんとか新馬戦に間に合うでしょうか。しかしこの時期の新馬戦は除外ラッシュで調整も難しく気難しい馬だけになんとも大変ですが、そこは尾関知人先生ならなんとか上手くやってくださると思っています。何せアベレージヒッターですからね。まずは追い切りの動きに注目です。
2月1日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
黛弘人
4F 53.7
3F 38.4
2F 25.3
1F 12.5
アイスキューブ(3歳新馬)馬なりを0.1秒追走同入
2月4日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 58.8
3F 43.5
2F 28.6
1F 14.1
オープニングアクト(3歳新馬)馬なりを0.1秒追走同入
2月8日 美浦南坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.4
3F 39.7
2F 25.5
1F 12.3
ビドウ(3歳新馬)一杯を0.7秒追走1.0秒先着
2月11日 美浦南ウッドチップ 稍重馬場 ゴール前仕掛け
助手
4F 54.5
3F 39.4
1F 13.2[8]
マイントラウム(3歳未勝利)馬なりの内を0.4秒追走同入
2月15日 美浦南ウッドチップ 良馬場 強めに追う
蓑島靖典
5F 68.9
4F 53.8
3F 39.2
1F 12.9[7]
ウッドカービング(3歳未勝利)一杯の内を0.5秒追走0.4秒先着
2月18日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 56.9
3F 42.1
2F 28.2
1F 13.8
2月21日 美浦南坂路 良馬場 末一杯に追う
1回
内田博幸
4F 52.7
3F 37.8
2F 24.5
1F 12.2
オープニングアクト(3歳新馬)一杯を0.3秒追走0.2秒先着
2月1日、アランブレラの初追い切り時計を計時しました。通常ゲート試験の時の時計が先に出てくるのですが、これがないということはハロン15秒を切っておらず、ゲートは遅いと言わざるを得ません。速い馬なら12秒台くらいを出してくるので、先行出来るタイプではないのでしょうね。よほど切れる脚でもないと大きなハンデですよね。
さて今回の1本目の時計ですが、体重の軽いジョッキー騎乗でかつ時計の出やすい馬場、そして比較的時計の出る美浦の坂路とはいえ、全体の時計が53秒台で終いが12秒台半ばですから決して悪くないですね。実質1本目の追い切りからこれだけの時計が出せるのなら能力はそこそこあるのかも知れません。ただ、気分よく走れればという条件がつくのでしょうが・・・。
競馬ブックでは”攻め量物足りず”ですが、そりゃ当然で出走は1か月後ですから全く問題ありません。
以下は同日(2月1日)更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「先週入れさせていただき少しずつ進めています。ゲート練習時には難しさを見せていて気を付けなければいけないなと思い用心しているのですが、今のところ大丈夫そうですよ。昨日までじっくり動かすようにしていましたが、今朝は時計を出すことにしました。黛に手伝ってもらい、ウッドチップコースでじっくりとキャンターを行って坂路で時計を出しました。今週の坂路は時計の出やすい、走りやすい馬場でしたのであまり鵜呑みにはできないでしょうが、ちょっと強めの手応えではあったものの最後まで脚取りが乱れることなく走れていたので1本目としては上出来と言える動きでした。競馬へ向かうには時間が必要なのでひと月くらいの期間をかけて仕上げていければと考えています。脚元は、特に右前脚に負担がかかりやすいので気を付けていきます」(尾関師)
ということで、ひと月くらいの期間をかけてじっくりと仕上げて行ってくださるようです。外厩頼みの先生が多い中、有り難いことです。しかし1か月後となると新馬戦末期は除外ラッシュですから新馬戦でのデビューは微妙ですね。出来れば賞金が高く既走馬相手にならない新馬戦でデビューしたいですが・・・。
2月4日、この日も併せ馬で追い切られました。15−15ですが、終いだけ少し伸ばす感じの追い切りです。順調に追い切りを消化していますし、馬場に入るのを嫌がってというほどの荒い気性ではないようです。
2月8日、同じ3歳新馬のビドウ(一杯)を0.7秒追走し1.0秒も先着しました。競馬ブックの追い切り評は”一気に突き放す”です。字面だけならディープインパクトのデビュー前くらいの衝撃なんですけどねぇ。尾関知人先生は至って冷ややかです(苦笑)。
以下は同日(2月8日)に更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「昨日までじっくりと動かすようにして、今朝追い切っています。朝一番の組に角馬場で入念に体を解してからウッドチップコースで長めにキャンターをして、その後坂路へ移動しました。そこで速い時計を出しています。一緒に行っていた馬が少し動けなかったので先着する形になりました。見栄えは抜きにして、この馬の動きとして見るとまずまずかなと思えるものでしたね。少しずつ上がってきているところでしょう。ただ、昨日まではそうでもなかったのですが、今日は球節が若干モヤッとしたのでやはり注意が必要です。実戦に備えてどこかでコース調教も入れておきたいとは思いますが、まずは故障なく持っていけるようにしたいですね。レースに関してまだ検討段階ですが、脚元のことを考えるとダートがベターかもしれません。ただし、気性面を考えるとキックバックの少ない芝のほうが好ましいとも考えられます。そのあたりのことを頭に入れつつ様子を見ていき、最終的に判断していくつもりです」(尾関師)
一緒に行っていた馬が動けなかったようです。相手に恵まれたというところで字面ほど過大評価は出来ないようです。ただ、こちらがその相手側なら悲観しなければいけませんが、アランブレラはきちんと動いていますし、順調に追い切りを消化しています。ただ球節のモヤが気になります。あまり酷いとデビューまでにまた放牧ということになりかねません。なんとか早くデビューまで漕ぎ着けたいですね。
2月11日、水曜日に球節が若干モヤッとしたというものの、実戦に備えてコースで追い切られました。坂路よりも前脚に負荷がかかるので、その後の脚元がどうかですが、追い切り時計だけではその辺りのことは把握できません。既走馬(前走デビュー戦1番人気2着)相手に後ろから追走してしっかりと同入するなどアランブレラの動きは悪くなく、これなら案外デビュー戦はそこそこの人気になるのではないでしょうか。しっかりと本数追い切っているのも評価は高いですね。
2月15日、11日に引き続きウッドチップで追い切られました。負荷の高いウッドチップで追い切られているということで球節の状態は良さそうです。
今回は既走馬相手に後ろから追走し最後は一気に突き放しました。なんだか調教だけなら大物感が漂いますね。値段相応の動きで嬉しいです(笑)。最も併せた相手は2桁着ばかりの馬で今回も相手が走らなさすぎるだけかも知れませんが・・・。
競馬ブックでは”動きマズマズ”と微妙な表現です。
以下は同日(2月15日)に更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「1週間前に球節が若干モヤつきましたが、その後はわりとスッと落ち着いてくれました。追い切った後でそうだったのでひと安心と思っていて、その後の様子もよく見ていたんです。それ以降も良い意味で変わりがなかったので、実戦に向けてコースでの追い切りをやっておきたいと思い、週末に入れてみました。その時の動きも脚元の状態も良く、これならと思えたので今朝の追い切りもウッドチップコースで行うことにしました。蓑島ジョッキーに手伝ってもらって、3頭併せの一番後ろから行く形です。いったんは前2頭から少し離れましたが、大丈夫。スイッチが入るとガツンと来るだろうなと思って見ていたっところ、上手くペースアップして4コーナーでは並ぶポジションまで上がり、直線では交わす動きを見せてくれました。ジョッキー曰く、“若干ハミにもたれるところはあるけれど、背腰の感じもそこまで気にならないし、まずまず”ということでしたので、悪くない調教ができたのではないかと思います。脚元の状態に波があるようであれば考え直しますが、今のところ気性が悪いほうへ向いていない状況ですからそのままスムーズな競馬をさせたいという思いがあります。そのため、今週の段階では来週の芝2000mの競馬を本線に考えるつもりです」(尾関師)今のところ24日の中山競馬(3歳新馬・芝2000m)に内田騎手で出走を予定しています。
ということで尾関知人先生としてもこの馬の末脚を信頼されているようです。追い切りでも毎回必ず最後は伸びてきますからね。
デビュー戦が2月24日 中山6R 3歳新馬 芝2000m 混合に内田博幸騎手で予定と発表されました。先週は脚元を考えてダートがベターかとおっしゃっていましたが、やはり芝で走って欲しい血統ですよね。鞍上も剛腕の内田博幸騎手でピッタリだと思いますし楽しみです。
2月18日、今回は坂路で追い切られました。ハロン14秒程度の追い切りです。こうやって順調に追い切りを消化できているということは球節に不安はないということでしょうし安心ですね。東京芝1800mの新馬戦は今週12頭が非当選除外になっていますがアランブレラは無事に出走が叶うのでしょうか。
鞍上予定の内田博幸騎手は本日フェブラリーSに優勝されました。この調子で来週のこの馬も勝ち上げて欲しいですね。
2月21日、本番で騎乗予定の内田博幸騎手に追い切りに乗っていただきました。同じ3歳新馬の併走相手を後ろからついていきしっかりと先着しました。全体の時計が52秒台なのに終いが12.2秒とやはり末脚は切れる馬のようです。これは期待出来ますね。
私ほっさんの追い切り評価は「A+」です。追い切り本数も多いですし、しっかりと負荷も掛けられていますから万全の状態と思います。これだけ動けるのですから未勝利クラスでは当然勝ち負けでしょう。ただし、メンタル面が心配で、他馬を気にしたり怖がったり、走るのをやめてしまうと大敗もあります。とにかく1度レースを走ってみないとこればっかりは解らないですからねぇ。ただ、不安よりも期待の方が大きいです。
競馬ブックでは”追走先着に好感”で滅多に出ない右上がりの矢印と高評価です。デイリー馬三郎でも”態勢整うB”と高い評価を頂戴しております。
以下は同日(2月21日)に更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「先週の追い切り後も脚元の状態は安定しています。それで予定している今週の競馬へ向けて今朝追い切ることにしました。事前に感触を確かめてもらうため、今朝は内田さんに跨ってもらい、朝一番で馬場入りしました。まず角馬場で入念に体を解してから坂路へ入り、前の馬を追いかけて伸ばしています。感触は良かったようで、芝でもダートでもやれる走りをすると好評価してくれましたよ。だいぶしっかりと動けるようになっていますね。あとは無事に使えるかどうか。内田さんはダートも大丈夫と言ってくれていますし、今回入ってきてから気性的に怪しい面を見せているわけではないのですが、万が一内枠にでも入って揉まれたりすると一気に苦しさを出す可能性も考えられるので、何とか芝を使いたいです。東京の時よりも抽選の混み方はいくらか楽になるのではないかなと思っていたのですが、今日の想定を見ると権利なしの馬の抽選突破の確率は50パーセントを下回っていますね…。脚元等のことを考えるとあまり先延ばしにするのも得策ではないかなと思いますので、ギリギリまで状況を見て、場合によっては今週の未勝利戦へ回ることを考えるかもしれません」(尾関師)状況次第では他のレースへ回ることを考えていますが、今のところ24日の中山競馬(3歳新馬・芝2000m)に内田騎手で出走を予定しています。
ということで、やはり新馬戦への出走は難しいらしく未勝利戦への出走も視野にということです。それは良いと思うのですが、未勝利戦だと24日の芝1800mも25日の芝2200mも内田博幸騎手は他馬に割りついていますから乗っていただけません。内田博幸騎手で出たいですがどうなりますでしょうか。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アイリーデイ | 田中勝春 | ||||||||||
アランブレラ | 内田博幸 | A+ | |||||||||
グレースジョワ | 嘉藤貴行 | ||||||||||
グローリーシャイン | 石橋脩 | ||||||||||
クールフォール | 森一馬 | ||||||||||
コウソクヒカリ | 武藤雅 | ||||||||||
サツキワルツ | 野中悠太郎 | ||||||||||
サーフィンサファリ | 石橋脩 | ||||||||||
ショウナンパーシア | 柴田大知 | ||||||||||
スズカノロッソ | 田辺裕信 | ||||||||||
ゼロスピンドル | 伊藤工真 | ||||||||||
ダンディーボーイ | 三浦皇成 | ||||||||||
ターメンテアーモ | 柴田善臣 | ||||||||||
ネイビークロス | 江田照男 | ||||||||||
ネイルドイット | 勝浦正樹 | ||||||||||
ハリケーンズアイ | |||||||||||
バルバロッサ | 丸田恭介 | ||||||||||
ハローティアラ | |||||||||||
ボリーバル | 大野拓弥 | ||||||||||
ヤマトコスモス | 横山和生 | ||||||||||
ルーモス | 横山典弘 | ||||||||||
ロジフレンチ | 北村宏司 | ||||||||||
ロブラリア | 大野拓弥 | ||||||||||
ロンサール | 杉原誠人 |
フルゲート16頭のところに現在24頭出馬想定されています。この内、除外権を持っている馬がたくさんいますから除外権のないアランブレラの出走は極めて厳しい確率となっています。信頼できるクラブ公式HPでは”除外の可能性有B”のジャッジです。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初 | アランブレラ | 戸崎圭太 | 初出走 | A+ | |||||||
アルキミア | 大野拓弥 | 12/16 新馬 | 中山芝1800 | 6 | 7 | ||||||
ウインオルビット | フィリップ・ミナリク | 11/25 新馬 | 東京芝1600 | 6 | 13 | ||||||
増 | オペラサンデー | 北村宏司 | 12/28 未勝利 | 中山芝1800 | 13 | 15 | 13 | 7 | 6 | ||
サトノレックス | 三浦皇成 | 1/08 新馬 | 京都芝1600 | 14 | 3 | ||||||
サノノツルギ | 武藤雅 | 12/10 未勝利 | 中山ダ1800 | 14 | 8 | 11 | |||||
ジェネラルシップ | 石橋脩 | 12/28 未勝利 | 中山芝1800 | 4 | 3 | 2 | 4 | 5 | 6 | ||
優 | シセイヒテン | 伊藤工真 | 2/03 新馬 | 東京芝1800 | 2 | 13 | |||||
シャドウラーテル | 内田博幸 | 1/06 未勝利 | 中山ダ1200 | 7 | 3 | 5 | 7 | 2 | 7 | ||
ツクバマカナ | 丸田恭介 | 12/17 未勝利 | 中山芝2000 | 16 | 15 | 15 | 12 | ||||
ネオダラス | 江田照男 | 11/11 未勝利 | 東京ダ1600 | 13 | 10 | 7 | |||||
増 | ヒシヴィクトリー | 勝浦正樹 | 1/07 新馬 | 中山芝2000 | 7 | 11 | |||||
ブライトホープ | 野中悠太郎 | 11/26 新馬 | 東京芝1800 | 18 | 17 | ||||||
フラッシュテソーロ | 田辺裕信 | 11/04 未勝利 | 東京芝2000 | 11 | 9 | 7 | |||||
ホウオウサマンサ | 柴田大知 | 12/10 未勝利 | 中山芝2000 | 18 | 16 | 8 | |||||
モカチョウサン | 松岡正海 | 12/28 未勝利 | 中山芝1800 | 14 | 5 | 10 | 2 | 4 |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり
結局、24日 中山5Rに出馬投票し確定しました。
以下は2月22日に更新されましたクラブ公式HPアランブレラの近況報告です。
「昨日の追い切り後の状態ですが、脚元を含めて変わりありません。レースについて検討した結果、やはり分の悪い抽選の新馬への投票は止めて、出走が叶う今週の未勝利戦へ向かうことにしました。今週の芝のレースで思う適鞍は土曜日の1800mか日曜日の2200m戦でした。その2つでメンバーを吟味した結果、土曜日のほうが魅力的かなと思えたのでこちらへ向かうことにしました。ただし、不安はあります。練習を見る限りではそこまでスタートが速くはなかったので内回りの1800mで、スタートしてすぐ1コーナーへ入るこの条件がピッタリとは言えないかもしれません。既走馬相手なのでそのあたりがレースのポイントになってくるとは思いますが、この馬の能力はそれなりにあると感じているので、少しでも悪くない形で対応してくれればという思いでいます。ジョッキーは内田さんに先約がありましたが、戸崎さんが空いていたため、戸崎さんで投票させていただきました」(尾関師)24日の中山競馬(3歳未勝利・芝1800m)に戸崎騎手で出走いたします。
ということで、除外の可能性の極めて高い新馬戦には出馬投票せず、初出走の優先権があり確実に出走できる未勝利戦へ出馬投票しました。24日の中山芝1800mも25日の芝2200mも内田博幸騎手は他馬で割りついていましたから、未勝利戦に出走する場合、このコンビは解消となり、しかも出馬投票直前ということで良い騎手も空いていないだろうと落胆しておりましたが、ななんと今や関東ナンバーワンジョッキーと言っても過言ではない戸崎圭太騎手が空いておりました。しかも芝2200mの想定メンバーよりも芝1800mの方が弱面揃いです。これはナイスな判断だと思います。
もちろん、レース経験のないアランブレラが既走馬に混じってレースをするのは不利ですが、新馬戦に出られないものは仕方がないですし、除外権を取ったところでもう今後芝の未勝利戦はありません。それなら今週未勝利戦に出走するというのは一番理に適っています。結果がどうなるかはもちろんわかりませんが最良の判断をしていただけたと満足しています。
フルゲートはAコース使用時は16頭、Bコース使用時は15頭、Cコース使用時は14頭。スタート地点は正面スタンド前。ゲートが開いてすぐに急坂が待ち構えている。
最初の1コーナーまでの距離があまり長くないため、スタート後のポジション取りがポイント。逃げ・先行馬が内枠を引いた場合はすんなり行けるが、外枠だと厳しくなる。
1〜2コーナーでの攻防でレースの流れが決まる。ペースが緩めば前が残り、速くなれば差し馬が来る。ただし、重賞クラスになるとスローペースになりにくく、単純な上がりの競馬にはならない。
一貫して淀みない前掛かりの展開になりやすく、後方からの追い込みも決まる。ただし、ベストの脚質は先行抜け出し。
右回りのローカル競馬場の芝1800mに通じるコース適性が要求され、脚質を問わずこの距離で実績がある馬がよく走る。また、この舞台を得意とするコース巧者の馬が出現しやすい。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 先行 ポイント コース・距離適性 種牡馬ベスト アグネスタキオン、ディープインパクト、ハーツクライ 連対騎手ベスト 戸崎圭太、北村宏司、田辺裕信、石橋脩、柴田善臣 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分52秒4 1分52秒9 1分52秒2 1分56秒8 2歳未勝利 1分50秒7 1分53秒2 1分52秒4 2歳500万 1分48秒2 2歳オープン 1分50秒2 3歳新馬 1分52秒6 1分52秒0 1分54秒1 1分56秒2 3歳未勝利 1分50秒3 1分51秒5 1分52秒1 1分53秒4 3歳500万 1分49秒8 1分52秒0 1分52秒3 1分51秒3 古馬500万 1分49秒0 1分49秒8 1分50秒9 古馬1000万 1分48秒7 1分49秒4 1分49秒8 1分52秒8 古馬1600万 1分48秒5 1分48秒1 1分50秒8 古馬オープン 1分48秒2 1分49秒6 1分49秒5 1分51秒7
アランブレラの鞍上は今や関東のナンバーワンジョッキーと言っても過言ではない戸崎圭太騎手です。
元々アランブレラは内田博幸騎手で新馬戦に出走すべく追い切りから騎乗していただいておりましたが、今週は最後の芝の新馬戦ということもあり除外権を持った馬が殺到。除外権のないアランブレラの当選確率は極めて低いものでした。そこで初出走馬の優先出走権のある未勝利戦に矛先を向けることとなり、直前のレース変更でしたが戸崎圭太騎手が空いておられましたのでお願いすることになりました。
これだけの直前のレース変更でしたし、24日の芝1800mにも25日の芝2200mにも内田博幸騎手はすでに割りついていましたから、正直良い騎手は残っていないと思っていましたが、なんのなんの、内田博幸騎手に匹敵する素晴らしいジョッキーが空いておりました。
私の中では戸崎圭太騎手は過去乗り難しいグランデアモーレやグリューヴァインを上手く制御できなかったりとイマイチの印象ですが、あれから2年以上経っていますし、全国騎手リーディングも獲得されましたから更に技術は上がっているでしょうし期待しております。中山芝1800mのコースではナンバーワンの成績ですし、その辺りも心強いですね。
過去私の愛馬には6回騎乗していただいておりますが全て人気以下です。そろそろその私の戸崎圭太騎手に対する悪い印象をスカッと快勝で払拭して欲しいですね。
2018年2月22日終了現在、JRA通算844勝、GTは2014年の有馬記念(ジェンティルドンナ)、2011年安田記念(リアルインパクト)など6勝。重賞44勝。勝率14.6パーセント、連対率26.2パーセントと地方所属時代のどうしようもない地方馬への騎乗もありやや数字は低いが、2013年3月に晴れてJRAの所属騎手となってからは成績は急上昇。昨年(2017年)は171勝、勝率18.5パーセント、連対率32.1パーセントで惜しくも全国騎手リーディング2位(1位は199勝のクリストフ・ルメール騎手)。本年(2018年)はここまで18勝、勝率13.3パーセント、連対率25.2パーセントと現在全国騎手リーディングの3位。
戸崎 圭太(とさき けいた)は1980年7月8日生まれ37歳、日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している中央所属としては6年目の元地方競馬所属騎手である。騎手免許は平地競走のみ。田島俊明厩舎所属。
趣味はスポーツをすることで、好きなスポーツはゴルフ。勝負服は青地に胴赤散らし。青は大井の先輩である内田博幸の勝負服が、胴赤星散らしは同様に的場文男の勝負服の星(★)が由来となっている。壬生中学時代は野球部に所属していた。今でも野球が特技である。
騎手志望当時、戸崎は中央競馬の存在を知らず、栃木県那須塩原市にあった地方競馬教養センターを受験。1998年、地方競馬教養センター騎手課程を卒業し騎手免許を取得する。大井競馬場・香取和孝厩舎に所属して同年4月12日の大井競馬第3競走C3八組九組をミヤサンヤシマで勝利し、初騎乗初勝利を挙げる。
2005年6月26日に福島競馬場で行われた3歳未勝利戦で、13番人気だったスプリングラゴスに騎乗し中央競馬初騎乗、10着となる。同年9月14日大井競馬第10競走トゥインクルレディー賞を8番人気のコウエイソフィアで勝利し、重賞初制覇。初めて中央競馬 (JRA) の新規騎手免許試験に挑み、一次試験で不合格となる。
2007年、初のJRA重賞となったマーチステークスでは、11番人気だったシーチャリオットに騎乗し14着。7月8日、阪神競馬場で行われた3歳以上500万円以下のレースをヤマカツティガーで制し中央初勝利を挙げる。12月13日に地方通算600勝を達成した。
2007年には全国リーディング3位の活躍を見せた。これは南関東内では内田博幸に次ぐリーディング2位であり、的場文男を上回る勝ち鞍を挙げる活躍ぶりであった。
2008年、内田博幸が中央へ移籍すると船橋の有力厩舎である川島正行厩舎の主戦をつとめる。東京ダービーでは2007年のアンパサンドに続き、ドリームスカイ(10番人気)で勝利。東京ダービーを連覇した。6月25日の中央との交流重賞帝王賞(JpnT)をフリオーソで制覇。9月17日大井競馬第6競走において落馬、全治1ヶ月の鎖骨骨折を負い、同日第11競走トゥインクルレディー賞でトーセンジョウオーに騎乗できなかった。このようなアクシデントはあったが、ネフェルメモリーを12月31日の東京2歳優駿牝馬で勝利に導き、この年は306勝を挙げて初の全国リーディングを獲得した。
2009年は船橋記念をスパロービートで勝利し、3月11日のダイオライト記念および3月20日の桜花賞をいずれも2年連続で制覇。続いて京浜盃で重賞4連勝および自身のデビューからの通算勝利数を1000勝を飾った。他にも東京プリンセス賞・羽田盃・浦和記念で優勝し、前年を上回る387勝を挙げ、2年連続で全国リーディングを獲得した。また、中央競馬では前年まで通算5勝の成績から一転して年間20勝を挙げ、安田記念ではコンゴウリキシオーに、天皇賞・秋ではエイシンデピュティに騎乗し中央競馬のGTにも参戦を果たした。クイーンカップでは大井所属のエイブルインレースで、勝ち馬のディアジーナから0.1秒差の3着に食い込む活躍をした。中央では21勝。
2010年は中央への参戦も積極的に行っている。中央競馬の日本ダービーでトゥザグローリーに騎乗。大井競馬場で行われた東京ダービーではマカニビスティーに騎乗し、圧勝。東京ダービー最多タイの3勝となった。6月30日に行われた帝王賞(JpnT)では、フリオーソに騎乗。中央競馬の有力馬のカネヒキリ・ヴァーミリアン・サクセスブロッケンなどが参戦するなか、先頭を進むサクセスブロッケンの2番手につけ、直線で一気に先頭に躍り出るとそのまま1着でゴールイン。2着は中央競馬のカネヒキリだった。今まで勝ったことのなかったヴァーミリアンにも勝つことができ、表彰式では涙を拭う場面も見られた。交流GTは通算2勝目。7月14日に行われたジャパンダートダービー(JpnT)ではマグニフィカに騎乗。始終先頭をキープ。直線でも一度も前を譲らず、そのままゴールイン。帝王賞に続いて川島正行調教師とのタッグでGTを獲得した。GT通算3勝目。11月3日に船橋競馬場で行われたJBCクラシックは地方最強馬のフリオーソとタッグを組むも武豊騎乗のスマートファルコンに逃げられ2着。11月14日の東京競馬場第11競走第15回東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスでは6番人気のグロリアスノアで優勝し、中央競馬重賞を初制覇した。この年は勝利数が伸びず地方競馬単独の勝利数は294勝した山口勲に続く288勝だったが、中央競馬の勝利数も含める規定により前年に続き最優秀勝利回数騎手賞を獲得することとなった。中央では22勝。
2011年も中央競馬へ参戦。6月5日の安田記念では、南関東の先輩で負傷休養中の内田博幸のお手馬でもあるリアルインパクトに騎乗し、中央競馬GT競走での初優勝を飾った。安田記念の勝利を契機として2度目の新規騎手免許試験に挑んだが、またも一次試験で不合格となった。
2012年3月14日、船橋競馬場で行われたベストビット特別を1番人気のグレコで優勝し、地方通算2000勝を達成した。7月13日、大井競馬で行われた第6競走において落馬負傷したが、2週間後の7月29日に無事復帰した。
2012年9月、3度目の新規騎手免許試験に挑むため、願書を提出し、10月、一次試験に合格、1月に受験した二次試験にも合格し2013年3月1日付でJRAの騎手となった。 なお、中央競馬移籍後は美浦の田島俊明厩舎に所属している。
2013年6月16日、東京競馬場で行われたユニコーンステークスを3番人気のベストウォーリアで勝利し、JRA移籍後初の重賞勝利を決める。
2014年12月28日、第59回有馬記念をジェンティルドンナで勝利し、八大競走初制覇を果たすとともに、年間146勝(中央のみ)でこの年のリーディングジョッキーとなった。
「ハミを掛けながらでも抑え込む技術があり、自在に馬を操っている。2011年の安田記念では、緩さの残る3歳馬リアルインパクトをテンに出して流れに乗せ、早めに抜け出して粘り込ませた。距離は幅が広く、戦法も多彩だ。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期まで評)
ほっさん愛馬での成績 (6戦0勝)
2013年 6月18日 スピカシチー JRA指定交流 ファンシーサドル特別 船橋ダ1800m 4着/4番人気
2014年 4月13日 ジェットブラック 3歳未勝利 阪神ダ1800m 6着/5番人気
2014年11月24日 クラージュシチー 第19回 東京スポーツ杯 2歳S GV 東京芝1800m 5着/2番人気
2015年 2月21日 グランデアモーレ 初音ステークス 1600万下 東京芝1600m 15着/12番人気
2015年 7月 5日 アモーレエテルノ 3歳未勝利 福島ダ1700m 6着/1番人気
2015年10月25日 グリューヴァイン 500万下 京都ダ1200m 12着/2番人気
2013年5月19日 東京10R フリーウェイSの内田博幸騎手・・・の左のしかめっ面が戸崎圭太騎手。
競馬ブック
見解
「サトノレックスの初戦は長距離輸送で馬場が悪かったのが応えたか、稽古の良さが生きず。開幕馬場で改めて。ジェネラルシップはレース巧者。ひと押し利けば。シセイヒテンはテンション維持が鍵も素質互角。」
短評は「混線模様」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU ウインオルビット △ フラッシュテソーロ 穴 シセイヒテン ◎ ◎ ◎ モカチョウサン △△ △ △ シャドウラーテル ▲ △ △ ▲ ヒシヴィクトリー ○ △ アランブレラ ▲ △ アルキミア ◎ △ △△ △△ ジェネラルシップ ○ △ ○ ○ ネオダラス △ 穴 サトノレックス △△ ▲
あとは無印
予想オッズ
以下19倍以上省略
馬名 予想オッズ ジェネラルシップ 4.0 シセイヒテン 5.3 アランブレラ 5.9 サトノレックス 6.6 シャドウラーテル 10.1 アルキミア 10.3 ヒシヴィクトリー 10.5 ウインオルビット 12.6
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 ジェネラルシップ 68 66 66 61 シセイヒテン 68 68 サトノレックス 40 40 シャドウラーテル 68 57 68 54 アルキミア 59 59 ヒシヴィクトリー 62 62
デイリー馬三郎
本紙の見解
「◎ヒシヴィクトリーは勝負どころの3角でスペースがなく、集団の最後方まで下がる形で直線へ。加速がつき切った時には勝敗が決しており、明らかに消化不良だった。実戦の経験による上積みは必至。素材自体は良く、一変を期待していい。〈石堂〉」
◎ ヒシヴィクトリー
○ ジェネラルシップ
▲ アランブレラ
× シセイヒテン
☆ アルキミア
△ ウインオルビット
△ シャドウラーテル
アランブレラは全13記者中 ◎(本命)印 3記者、〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 7記者、無印 2記者
アランブレラ
「脚元の関係で時間はかかったけど動きはいい。ポテンシャルも高く初戦から。」(尾関知人調教師・デイリー馬三郎)
「気性の難しい母系ですが、今のところはそういった面も見せず、順調。スタートは速くありませんが、ここ2週の稽古での動きが良く、ポテンシャルは高いです。」(尾関知人調教師・競馬ブック)
さあ、軍団久々の高額馬の登場です。
過去高額馬を次々と未勝利で沈めてきた我が軍団。ローザグランデのデビュー戦はパドックで馬っけを出しまくり18着の最下位。次走も15着で早々に見切られました。そりゃ、募集価格1000万円の馬などならわからないこともないですが、少しの良さも見いだせずにターフを去りました。
続く高額馬ジェットブラックは新馬戦2番人気から1、5、4、3番人気と1〜5番人気を経験するも、その実1度も掲示板に載れずに引退。
ですのでここまで私が無理をして購入した高額馬たちは1つ勝つどころか掲示板にも載れたことがありません。
そこに行くと調教の動きだけはアランブレラが秀でているようです。終いは確実に脚を伸ばして前の併走馬を捉えに行きます。ただ、私は東京での出走と勘違いしていましたが、今週から中山開催なんですよねぇ。主場4場の中で最も直線の短いコース。ましてや芝1800mは逃げ馬有利で、差し届かない可能性は濃厚です。またゲートの時計が追い切り時計として1本も計時されていないように、ゲートは速そうにありません。東京だったら後ろからでも届くと思いますが、中山向きの馬ではないですからねぇ。オルフェ産駒もこのコースでまだ勝ち星がありませんし・・・。
・・・ということで能力は感じるものの(オゼキングも「この馬の能力はそれなりにあると感じている」らしい。それなりって・・・汗)どうかなぁ〜と言ったところです。
芝の3歳未勝利戦はこのレースを見ても優先出走権がないと中6節は間隔が必要となかなか出走できません。お約束の6着になんてなっちゃったら大変だぁ。
当日はルクソール様が愛馬ロードセレリティの応援に中山入りされておりアランブレラの写真をたくさん撮ってきていただきました。ご厚意に感謝して掲載させていただきます。以下、写真は全てルクソール様撮影です。
アランブレラは大きいと言うことはわかっていましたが馬体重は550キロ。これでは脚元への負担が心配です。
アランブレラ登場。二人引きですね。
前の引き手さんが小柄な方だからなのか、とても大きく感じます。
馬体で購入している私ですが、オルフェーヴル産駒は馬体をよく見せます。私の好きな筋肉マンです。
途中からはそんなに煩いこともないということでお一人で引いておられます。
実際写真で見てもそんなに煩い馬ではないようですね。安心しました。
アップ。
前脚だけビンテージを巻いています。
メンコは付けていますが、特別な馬具はつけていません。
とまーれーの合図。
尾関知人先生以下走る集団。
戸崎圭太騎手登場。
何やら作戦会議中の尾関知人調教師と戸崎圭太騎手。
お互い笑顔で雰囲気は良さそう。
ずっと何やら話し込んでいるなぁ〜。
頼んだぞ!!
人が跨がっても大人しいですね。
それにしても急遽の未勝利戦への出走で良い騎手が空いていたものです。
鞍上の帽子も鼻のピースも尾関カラー。
返し馬。
重心が低く良い走りです。
凄く迫力がありまよね。
ぶっちぎりで勝ってくれないかなぁ〜。
発走11分前においてもアランブレラは1番人気。結局最後まで1番人気だったんですよね。多くの方に支持していただけるというのは嬉しいことです。
ゲートが開く直前まで右にアタマが向いていたアランブレラ。ちょうど前を向いたところでゲートがオープンしました。
ゲートの遅さが心配されましたがどちらかと言えば良いスタートを切りました(青い帽子)。
ただ二の脚が遅く、左右からドドッと来られます。初めての競馬なのでジックリとリズムを整えて運んだそうです。
もうこの辺ではアランブレラは見えなくなってしまいます。
結局12番手。
先頭は12番のブライトホープ。
そこからまだアランブレラの姿はありません。
ようやく見えました。
終始馬場の荒れすぎている最内ではなく、比較的馬場の良い中程を通ります。
ターフビジョンから。後ろから5番手がアランブレラ。
残り800m付近。道中の折り合いは良いようです。中距離を走って欲しい馬ですので、この折り合いの良さにはホッとしました。
残り700mくらいからスローペースということもありポジションを押し上げて行きます。
そして4コーナーではもう前を射程圏内に入れます。人気を背負っていることもあるでしょうが、デビュー戦とは思えない外々を回っての王道の競馬です。
手応えからも勝ったと思いました。
直線は外から脚を伸ばします。
終始すぐ前にいたヒシヴィクトリーと一緒に抜け出します。
アランブレラもしっかりとした脚取りで伸びてきますが、前のヒシヴィクトリーとの差は詰まりません。
前は完全に抜け出され2番手争いとなります。
一瞬内のシセイヒテンに交わされたように見えましたがすぐに盛り返します。
アランブレラは最後の最後まで脚が衰えることはありません。やはり良い末脚を持っています。実戦でもそれが証明されて嬉しいです。
最後の最後にヒシヴィクトリーの脚が甘くなり、
徐々に差は詰まって、
もう少しゴールが遠ければ変わっていたと思いますが、
無情にもゴール!!
アランブレラは2着でゴールします。
レースを終え、引き上げてくるところ。
いやぁ〜、既走馬相手の大型馬のデビュー戦であることを考えると素晴らしい走りでした。
戸崎圭太騎手もさすがの良い騎乗でしたね。
これは将来が楽しみです。
2着馬のところで笑顔で待つ尾関知人調教師。
そこへ戻って来たアランブレラ。
勝ちはしなかったものの2着は私の好きな着です。賞金も多いですし、未勝利戦なら優先出走権もありますしネ。
本来負けて笑顔はいけないのでしょうが、私同様不安も多かったことでしょうし、既走馬相手の2着ならここは笑顔でいいですよね。
今2着のところに入り後検量を受けます。
赤い帽子は勝ったヒシヴィクトリーの勝浦正樹騎手。
スローペースでしたし早めの押し上げで良い騎乗でした。
後ろから見ても良い馬体。管は枯れていて脚元は丈夫そうなのですが、如何せん体が大きすぎますね。
オゼキングは電話中。
今回のアランブレラの走破時計は1分50秒0良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分49秒2、勝ち馬の走破時計は1分49秒9でした。
全体的にスローペースで流れ時計は遅いですが、アランブレラは既走馬相手にコンマ1秒差の2着とデビュー戦としては大健闘だと思います。大型馬ですから1度使われた上積みは大きいと思われますし、次はもっと良い走りを見せてくれるのではないでしょうか。
アランブレラ(2着)
「大きな馬ですぐに反応できませんでしたが、それでも経験馬を相手にここまでやれたように頑張っています。叩かれた次走は楽しみです。」(戸崎圭太騎手・競馬ブック)
「ゲートはこの馬なりで出てくれましたが、ポジション争いでゴチャゴチャさせるより、初めての競馬なのでジックリとリズムを整えて運びました。さすがにデビュー戦と言うことで序盤は促しながらの追走でしたが、勝負どころにかけてはしっかりと加速して、直線も脚を使ってくれました。気性面も悪くは感じなかったですから、このまま保ちながら経験を重ねていければいいですね」(戸崎圭太騎手・キャロットクラブ公式HP)
「ゲートはポイントになるので金曜日にも確認をしていましたが、まずまず対応してくれていましたし、今日も出てくれたと思います。ただし、ごちゃついて気の悪さを出さないよう、急かさずジックリ運んでほしいとジョッキーと話していました。実際にその形になりましたが、初めての競馬でちょっとモタついて促しながらになりましたね。向こう正面でペースが落ち着いてからは楽になり、勝負どころで上がっていって直線でしっかりと脚を使ってくれています。あとは一番いい結果を出せれば言うことはなかったですし、悔しいですね…。申し訳ありません。それでも既走馬を相手に悪くない内容でしたから、次こそはという気持ちです。脚元や精神面など気を遣ってあげたいポイントがある馬なので、まずはレース後の状態をしっかりと確認して、どうするか判断していきます」(尾関知人調教師・キャロットクラブ公式HP)
アランブレラ(2着)
「数字から受けるほど太い感じはなく、返し馬にも素軽さがあった。ゲートは五分に出たが、外の馬たちに前に入られて下げる形。道中の手応えは良く、3角からは勝ち馬の外へピッタリつけて追い上げる。直線入り口でサッと離された差を詰められなかったが、2着はしっかり確保。次はアッサリまで。」(競馬ブック)
2着賞金が200万円。内国産馬奨励賞が36万円。特別出走手当が40.7万円。合計276.7万円。1口で割りますと4800円程度になると思われます。まだまだ募集価格の1口10万円に遠く届きません。もっともっと稼いで貰わないと(笑)。
既走馬相手のデビュー戦で堂々1番人気に支持され、デビュー戦なのに終始外々を回る王道の競馬で勝ち馬からコンマ1秒差の2着!!
550キロもの馬体重の大型馬で初戦でこれだけやれるのでしたら1度使われた上積みは大きく次走は確勝級でしょう。
早く1つ勝ち上がってどんどん出世して欲しいですね。いや、なんとかダービーに間に合わないものでしょうか。
これまで我が軍団の高額馬(ローザグランデ、ジェットブラック)は未勝利戦の掲示板にすらも載ったことがなかったのに、アランブレラ、見事にその悪しき定説を覆してくれました(滝涙)。
芝の1800mの未勝利戦で既走馬相手にデビュー戦で2着というと準オープンまで出世してくれた愛馬ステップシチーを思い出します。あの馬もステイゴールドの初年度産駒で出資は結構ギャンブルだったんですよね。ステップシチーは続く2戦目は堂々の1番人気で圧勝!!私が初めて中京競馬場に遠征したレースでした。
アランブレラもそのステップシチー同様決め手の脚があります。次走で確実に決めて出世街道を進んで欲しいですね。
何せ芝の中距離の1000万クラス辺りは出走数が少なく美味しいレースの多いところです。早くその辺で走って欲しいです。芝の中距離を走れる馬を取得することが私の大目標ですから、アランブレラはそこを問題無く走れそうですし楽しみです。
金額は安くないですが夢のある馬に出資できました。競馬は1つ走って見るまでわかりません。いくら能力があってもメンタル面や故障で大成しない馬も少なくありません。こうやって実戦で2着と素晴らしい走りを見せてくれたことで不安がなくなり大きな期待へと変わりました。
とはいえ、能力のある馬は脚元への負担が大きく、ましてや体重の重い馬は負荷がかかり故障が多いものです。アランブレラはただでさえ球節に不安がありますし、いつそれが大きな故障に繋がるかわかりません。
ですので、パンとするまではあまり先のことは考えず、1つ1つを確実に進んで行きたいですし見守って行きたいですね。
関東馬なので関西在住の私としてはおいそれと応援に行くことができませんが、どこかで必ず行きたいと思います。関東馬でも欲しかった馬。私の目標である1000万クラスまでは出世して欲しいですし、初戦の内容からはかなりの確率でその願いを叶えてくれそうです。
頑張れアランブレラ!!期待しているぞ!!