愛馬エクストラシチー　第１４戦

”進路を決める”第３戦、

９月２１日　新潟６Ｒ　５００万下　ダート１２００ｍ　若手騎手は、

７着／１３番人気。

フルゲート１５頭での７着は価値があるが、実際は恵まれて最短コースを通ってのもの。

その割に時計は平凡で勝ち馬からも２秒以上も差をつけられている。

勝負に言ってバテた馬を最後に交わしただけで、内容は薄い。

さて、この内容に進退はどのように決定するのか。

レース回顧と時計の分析、

レース後の草野太郎騎手のコメントを掲載。

（２００９年９月２３日完結）

２００９年９月７日作成

• ●引退延期
• これ以降は９月１６日に作成
• ●気になる出馬想定表
• ●新潟ダート１２００ｍコース解説
• これ以降は９月１７日に作成
• ●エクストラシチーの追い切り情報（２００９年９月１７日作成）
• これ以降は９月１９日に作成
• ●出馬確定表
• ●ほっさん予想
• これ以降は９月２０日に作成
• ●専門誌の印と評価
• ●陣営のコメント
• これ以降は９月２２日に作成
• ●レース　
• ●時計の評価
• これ以降は９月２３日に作成
• ●レース後の騎手・調教師のコメント
• ●今後の展望
• ●最後に

●引退延期

　前走前、次走で進退を決めると言われていたエクストラシチーですが、本日（９月７日）のクラブＨＰ近況にて、もう一戦見ることが報告されました。

　以下は９月７日に更新されたクラブＨＰエクストラシチーの近況です。


美浦トレセンで軽めに調整されています。平井師は「前走のレースぶりはまずまずで、思うより疲労は少ないようなので９月中に、もう１戦させたいと思います。」と話しており、その結果によって進路決定する予定です。


　というわけで、３度めの正直では困りますが、３度めの”次走で進路決定”宣告です。

これ以降は９月１６日に作成

●気になる出馬想定表

　エクストラシチーは、出走は微妙ですがどちらかと言うと出走できる方だと思われます。

●新潟ダート１２００ｍコース解説

　スタート地点は２コーナーのポケット。芝からのスタートだが、この部分での枠順の有利・不利はない。
　最初の３コーナーまでの距離は５２５ｍ、ゴール前の直線は３５４ｍと、ローカルの中では一番の広大なコースなので、各馬が能力を発揮しやすい。３〜４コーナーで極端に外を回されなければ大丈夫。
　純枠にテンの加速力とスピードの持続力が問われる。
　一方、レースは単調になる傾向があり、見ている方としては物足りなさが残る。
　コース全体がフラットであるためか、最後の直線が長くても前に行った馬が断然強い。逃げ馬の連対率は５０％を越え、単・複の回収率はともに１００％を越える。
　馬券の中心は逃げ、先行馬から入るのが筋で、穴も前残りを狙う方がいい。
　アフリート、フォーティナイナー、ジェイドロバリー、シャンハイ、スキャンといったミスタープロスペクター系の種牡馬の独壇場。

有利な枠順	フラット
有利な脚質	逃げ〜先行
ポイント	スピードの持続力、血統
種牡馬ベスト	アフリートが断トツ
連対騎手ベスト	柴田善臣、後藤浩輝、蛯名正義、中舘英二、田中勝春
推定勝ちタイム	良馬場	稍重馬場	重馬場	不良馬場
２歳新馬	１分１４秒３	１分１４秒５	１分１３秒４
２歳未勝利	１分１３秒５	１分１２秒６	１分１２秒３	１分１２秒９
３歳未出走	１分１３秒５
３歳未勝利	１分１３秒４	１分１３秒２	１分１２秒７	１分１２秒８
古馬５００万	１分１２秒３	１分１１秒８	１分１１秒２	１分１１秒１
古馬１０００万	１分１１秒５	１分１１秒４		１分１０秒８
古馬オープン	１分１０秒８	１分１０秒６	１分０９秒６

これ以降は９月１７日に作成

●エクストラシチーの追い切り情報（２００９年９月１７日作成）

前走前　８月２６日　美浦南ニューポリトラック　良馬場　強め

助手
５Ｆ　７０．１
４Ｆ　５４．８
３Ｆ　４０．３
１Ｆ　１２．５［４］



９月１７日　美浦南ニューポリトラック　良馬場　強め

助手
５Ｆ　６５．３
４Ｆ　５１．０
３Ｆ　３８．３
１Ｆ　１３．０［４］

　９月１７日、全体の時計は悪くないものの、終いの伸びを欠き、あまり良いとは言えません。私ほっさんの追い切り評価は「Ｂ−」です。

これ以降は９月１９日に作成

●出馬確定表

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬　騎手の太字は乗り替わり。

●ほっさん予想

ウインルナ

　前走で未勝利脱出。時計も平凡で昇級戦でいきなりとは。

エアダーミ

　いまだ未勝利の身分。未勝利戦でも出番がなくて。

エクストラシチー

　唯一勝利したこのコース。前走は追い切りの動きは悪くても内容はそれなり。やはりこのコースが一番合う様子。相手も未勝利レベルが多いが、それでも強気になれない。

　鞍上の草野太郎騎手は今回３度目の騎乗で、手の内に入れているとすれば前走以上にやれるかも知れないが、実績のない新人騎手だけに・・・。

カシノシンケン

　このクラスでは完全に頭打ち。

カシマチャンピオン

　前走は昇級初戦も１０着。しかし時計はそれなりで叩き２走目の今回は相手も軽く出番あり。

クリスタルドア

　良くてギリギリ掲示板。

シャイニークエスト

　前走はこのコースで時計・内容ともに良く、今回も中心。

ドゥミポワント

　芝の直千競馬なら現級では力上位もダートは未知数。スピードはあるが。

ドラゴンホーラー

　ここ１年はいいところがないが・・・。ってエクストラシチーも一緒ですね（笑）。

トーセンフーガ

　実績は断トツ。おそらく１番人気。

ボンジュールソノコ

　芝もダートもワンパンチ不足。しかし、今回相手軽くて。

ラビットマン

　もともと１０００万クラスの馬で５００万では力上位。３着候補。

リッシンボス

　出走奨励金が貰えるかどうか。

ルビウス

　キャロットクラブの高額馬も低迷。エクストラシチーといい勝負。

ワイドヒリュウ

　このクラスの安定勢力。前走は一気の距離延長で大敗したが、短距離なら当然主役。

　トーセンフーガとシャイニークエスト、ワイドヒリュウは別格でエクストラシチーが好走したとしても、これらの馬に先着することは不可能でしょう。

　もっとも頑張ってギリギリ掲示板だと思いますが、当然強気にはなれません。なんとか５、６着を確保して引退回避をして欲しいものですが。

これ以降は９月２０日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「波乱含み」


予想家の印

馬名	吉田幹	林茂徳	吉岡哲
カシマチャンピオン	△	△	△
ドゥミポワント		△
エクストラシチー
ワイドヒリュウ	▲	▲	▲
ルビウス
シャイニークエスト	◎	◎	◎
ボンジュールソノコ			△
エアダーミ		△△
ウインルナ	△△	△
トーセンフーガ	○	○	○
ラビットマン	△		△△

二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ

馬名	予想オッズ
トーセンフーガ	２．７
シャイニークエスト	３．３
ワイドヒリュウ	６．１
ボンジュールソノコ	９．３

以下１０倍以上省略

エクストラシチーは４６．７倍で１２番人気予想



スピード指数

馬名	最高値	３走前	２走前	前走	評価
エクストラシチー	７０	５４	５１	５３

デイリー馬三郎

予想印

◎　トーセンフーガ
○　シャイニークエスト
▲　ワイドヒリュウ
以下省略

エクストラシチーは無印

●陣営のコメント

エクストラシチー

　「行けば甘くなるし、後ろから行けば伸びないように一本調子だからね。今回もどうかな。」（平井雄二調教師・デイリー馬三郎）

これ以降は９月２２日に作成

●レース　

　いつもはスタート良く好位をキープできるエクストラシチーですが、今回は少しダッシュがつかず、後方１１番手からの競馬になります。

　しかしラッキーなことに内に居たエクストラシチーの前がポカンと開いていて、向正面やコーナーワークを使って徐々に順位を上げていきます。４コーナーもやや内目からでしたが、しっかりと進路が開く幸運。

　ハイペースだったこともあり、バテて垂れて来た３番人気馬を交わしたところがゴール。７着で入線しました。

　ただ、７着という着は出走奨励金が貰えるように、嬉しいのですが、スタートダッシュ以外は全てがラッキーだったとしか言いようがありません。また、他馬に比べてかなり短い距離を走っています。

●時計の評価

　今回のエクストラシチーの走破時計１分１３秒０良馬場は、このコースでの自身のベストタイムですが、５００万クラスの過去１０年間の平均勝ちタイムが１分１２秒３良馬場ですから、まだ遠く及びません。

　事実今回の勝ちタイムは１分１０秒９ですし、同日の３歳未勝利戦の勝ちタイムも１分１２秒８です。エクストラシチーが非常に恵まれてこの時計では、厳しいと言う方が無難でしょう。

これ以降は９月２３日に作成

●レース後の騎手・調教師のコメント

エクストラシチー（７着）

　「発馬で少し寄られてしまって中団からになってしまいましたが、渋太く頑張っていましたよ。今日は時計が速くて前も止まりませんでしたからね。展開次第ではもう少しやれそうです。」（草野太郎騎手・競馬ブック）

●今後の展望

　難しい問題で、着は７着ですが、内容は平凡で時計も物足りません。これ以上ないような展開でここまでですから、平井雄二師やクラブがどう判断するかですね。７着といえば、なんだか掲示板も近いですし、出走奨励金も貰えますから馬主的にも損はしません。ただ、これからもコンスタントにこの着が出せるかと言うと疑問です。

　ですから、進路を決めるこの一戦。現役続行・引退のどちらに判断されても違和感はありません。

●最後に

　鞍上の草野太郎騎手も不利があったことを強調してくださっていますが、最後に述べておられるように、展開次第ではもう少しやれそうと本音が窺えます。すなわち、不利もなく、展開がバチッと嵌っても、もう少し着を上げられるレベルで、とても勝ち負けなどできるレベルではないということです。

　これは、我々保護者から見ても同意見で、現場サイドから見てもその程度なのでしょう。

　ただ、明日出走の愛馬チャーミングシチーのように地方交流戦に活路を見出すと言う手もあると思います。中央の５００万クラスではやはり全く力の及ばないチャーミングシチーですが、持ち前の先行力を活かし、地方では昨年勝ち馬からコンマ１秒差の３着と頑張りました。賞金も３着と言っても１口２４００円程度でお安いですが、万が一勝てれば１０００万クラスにはハンデ戦もありますし、勝てなくても勝ち馬からコンマ１秒差というのは、見ていてハラハラドキドキするものです。


　とにかく、内容はひと息ですが、私は引退を望みません。クラブは今週は更新をせずに来週更新という暴挙（笑）に出ようとしていますが、やはり進退は気になります。アルアインシチーのように登録抹消されて、だれもが知っている状態での引退発表ほど白けるものはありません。

　是非とも平日である明日に進退を発表して欲しいですね。おそらく大丈夫だとは思いますが。

最後までご愛読ありがとうございました。

２００９年９月７日作成　１６日、１７日、１９日、２０日、２２日、２３日加筆

エクストラシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら！

２００９年　８月２９日　第１３戦　５００万下　新潟ダ１２００ｍ　（９着／１４番人気）

２００９年　７月　５日　第１２戦　５００万下　福島芝１２００ｍ　（１３着／１５番人気）

２００９年　５月１７日　第１１戦　湯沢特別　５００万下　新潟芝１２００ｍ　（１６着／１４番人気）

２００９年　４月１１日　第１０戦　５００万下　福島ダ１１５０ｍ　（１０着／１２番人気）

２００９年　３月２１日　第９戦　５００万下　中山ダ１２００ｍ　（１３着／１１番人気）

２００９年　２月２２日　第８戦　５００万下　京都ダ１４００ｍ　（１６着／１５番人気）

２００８年１１月３０日　第７戦　５００万下　京都ダ１２００ｍ　（１３着／１２番人気）

２００８年　８月　３日　第６戦　筑紫特別　５００万下　小倉芝１２００ｍ　（８着／９番人気）

２００８年　７月２０日　第５戦　５００万下　小倉ダ１０００ｍ　（１１着／９番人気）

２００７年　６月３０日　第４戦　５００万下　函館ダ１０００ｍ　（４着／７番人気）

２００７年　６月１６日　第３戦　５００万下　函館ダ１０００ｍ　（７着／３番人気）

２００７年　５月１２日　第２戦　３歳未勝利　新潟ダ１２００ｍ　初優勝！！　（１着／７番人気）

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