長期休養して2度だけ使われて、また3か月。
こんな使い方で馬が良化するはずもなく、また、
4歳冬にしてまだキャリア6戦。
走ってレースを覚えるもの。
こんな状態では強くなるはずもない。
11月30日 京都7R 500万下 ダート1200m 混合戦は、
13着/12番人気。
レース回顧と時計の分析を掲載。
(2008年12月1日完結)
これ以降は11月27日に更新
前走前 7月30日 栗東DW 良 一杯
助手
5F 67.7
4F 52.6
3F 40.2
1F 14.0
11月9日 栗東坂路 稍重馬場 強め
助手
4F 57.5
3F 42.3
2F 計測不能
1F 14.5
11月12日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
助手
4F 56.6
3F 41.7
2F 28.0
1F 14.5
11月16日 栗東坂路 重馬場 一杯
助手
4F 56.2
3F 41.3
2F 28.0
1F 14.6
11月20日 栗東坂路 良馬場 一杯
助手
4F 計測不能
3F 計測不能
2F 27.1
1F 14.0
11月24日 栗東坂路 良馬場 一杯
助手
4F 55.1
3F 40.6
2F 27.3
1F 14.0
11月27日 栗東DW 良馬場 一杯
北村友一
5F 66.0
4F 53.6
3F 41.4
1F 13.6
11月9日、クラブHPの近況通り、先週末に帰厩して、日曜日に追い切り時計を計時しました。牧場で乗り込まれてきたはずですが、動きはいつものように冴えず、どうなのかな?といったところです。早めの福島を使うようですが、なぜ、そんなにローカルにこだわるのか。地元の京都で出走して欲しいですが。
11月12日、一杯に叩かれていても、たいした動きではありません。しかし、エクストラシチーの追い切りはいつもこれくらいしか動きませんので、問題ないでしょう。むしろ、しっかりと強く追い切れていることに、好感を持ちます。
11月16日、4日前に一杯に追ったところなのに、もう一杯で追われています。今週出走予定なのはわかりますが、急仕上げになっている感が否めません。そんなに無理して馬房を回転させなければならないのか。
ただ、逆に、こんなに連続して強く追えるというのは、馬の調子が良いとも取れます。19日の追い切り次第ですね。
11月20日、結局今週は出走を見送りましたが、相変わらず追い切りは動かないですねぇ。全体は計測不能で良くわかりませんが、終いが14秒とは・・・。そりゃ、今週出走を見送って正解です。しかし、4日に1度は一杯追いと、かなり厳しくされていますね。大丈夫かなぁ。
11月24日、またまた中3日で一杯に追われています。よほど調子が良いのか、無理やり早期に出走させる為に急仕上げを行っているのかのどちらかでしょう。馬房の回転を考えれば後者かも知れませんが、通常は一杯に追うのは調子が良くても週に1回程度。これで疲労が出て、再放牧なんてことになったら、話になりません。
それにしても、エクストラシチーは攻めで動かない馬です。500万クラスあたりまでは、これでも勝てると思いますが、さらに上を目指す為には、もう少し追い切りでも動いて欲しいものです。
11月27日、最終追い切りはDWで実施されました。DWで終い13秒6と言えば普通の馬なら不満ですが、エクストラシチーは以前から追い切りの全く動かない馬。むしろ、12日間で強い追い切りを4本も消化できた順調さを評価すべきでしょう。
専門誌などでは、最終追い切りの時計と動きだけを見て、追い切り評価を水準以下とするところもあるかも知れませんが、私は真逆の評価です。過去6戦のいずれよりもビッシリと追い切られていて、勝負気配がプンプン漂います。
というわけで、私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。この馬としては、初めての高評価ではないでしょうか。
出馬想定はされていましたが、登録頭数が多く、作者都合で省略いたしました。
スタート地点は向正面の2コーナー出口。
3コーナーまでは約400mあり、なだらかな上り坂になっている。
芝コースと同様に3コーナーが坂の頂上で、3〜4コーナーの下り坂を経てから最後の直線勝負になる。
ダートの短距離戦は、テンのダッシュ力と先行力が命。スタート直後から激しい先行争いになり、3コーナーを過ぎても収まらないことがある。直線が平坦コースなので、なかなか前が止まらない。道中4〜5番手につけ、直線入り口までに1〜2番手に押し上げられる形が最も理想。
1頭あるいは2頭が飛ばして逃げ、4コーナー出口で2番手集団を少し離しているようだと、そのまま前が残りやすい。差し馬を本命にする場合は、展開をよく考えたい。
枠順はできれば真ん中より内が欲しい。多頭数の大外は、差し馬以外は少し不利だ。
また、京都のダートは時計が速いので、高速決着への対応力も問われる。
有利な枠順 内枠〜中枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 先行力、高速決着への対応力 種牡馬ベスト フォーティーナイナー、アフリート、ブライアンズタイム 連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、四位洋文、小牧太、河北通、岩田康誠 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分13秒4 1分13秒7 1分13秒2 1分12秒9 2歳未勝利 1分13秒7 1分13秒2 1分13秒9 1分13秒3 3歳新馬 1分14秒1 1分13秒9 1分12秒8 1分13秒7 3歳未勝利 1分13秒8 1分13秒4 1分12秒4 1分12秒9 3歳500万 1分12秒8 1分12秒1 1分12秒2 1分12秒3 古馬500万 1分12秒6 1分12秒3 1分12秒1 1分11秒8 古馬1000万 1分11秒9 1分11秒8 1分10秒8 1分11秒6 古馬1600万 1分11秒2 1分09秒9 1分10秒7 1分11秒2 古馬オープン 1分11秒0 1分10秒0 1分10秒1 1分10秒6
京都ダート1200mはアフリート産駒が頑張っています。一発あるかも!?
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エイシンイッテン | 藤岡佑介 | 10/19 500万 | 京都ダ1200 | 6 | 10 | 11 | 16 | 7 | 1 | B− | |
エクストラシチー | 北村友一 | 8/03 筑紫5特 | 小倉芝1200 | 8 | 9 | 11 | 4 | 7 | 1 | B+ | |
オメガロンド | 武幸四郎 | 10/25 500万 | 東京ダ1400 | 10 | 6 | 10 | 13 | 8 | 7 | C | |
ガラン | 角田晃一 | 10/18 500万 | 京都ダ1800 | 9 | 8 | 地 | 地 | 地 | 地 | C | |
キアーロ | 渡辺薫彦 | 11/09 500万 | 京都ダ1400 | 4 | 7 | 7 | 7 | 8 | 3 | B− | |
キタサンコンバット | 上村洋行 | 11/15 500万 | 福島ダ1150 | 3 | 2 | 3 | 1 | 9 | 9 | C | |
サザンビューティー | 田嶋翔 | 5/17 500万 | 京都ダ1400 | 11 | 3 | 7 | 2 | 4 | 13 | B− | |
シゲルダンクー | 中村将之 | 11/06 地方 | 川崎ダ1500 | 5 | 4 | 地 | 地 | 地 | 地 | C | |
シャイニーモス | 熊沢重文 | 10/19 500万 | 東京芝1600 | 14 | 12 | 14 | 11 | 1 | 12 | B− | |
スターアイル | 小牧太 | 8/31 500万 | 小倉ダ1000 | 8 | 1 | 5 | 7 | 5 | 1 | B− | |
トヨサンラッキー | 芹沢純一 | 10/09 地方 | 園田ダ1400 | 2 | 2 | 地 | 地 | 地 | 地 | B− | |
ハギノアスラン | 鮫島良太 | 9/28 朝里5特 | 札幌芝1200 | 14 | 10 | 10 | 7 | 9 | 10 | B− | |
フォレストジャガー | 藤岡康太 | 11/16 相馬5特 | 福島ダ1150 | 4 | 6 | 5 | 9 | 6 | 11 | B− | |
ホシシャトル | 秋山真一郎 | 07/01/08 10下 | 京都ダ1400 | 9 | 4 | 10 | 9 | 2 | 6 | B+ | |
ユメイッポ | 赤木高太郎 | 9/20 500万 | 阪神芝1200 | 10 | 3 | 3 | 1 | 16 | 2 | B− | |
リリーハーバー | 池添謙一 | 11/16 相馬5特 | 福島ダ1150 | 2 | 3 | 5 | 3 | 1 | 2 | B− |
騎手の太字は乗り替わり。
馬名 | 追い切り日 | コースと 馬場状態 |
強さ | 騎乗者 | 追い切り時計 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
エイシンイッテン | 11月27日 | 栗東DW良 | 馬なり | 助手 | 5F67.0−12.6 | B− |
エクストラシチー | 11月27日 | 栗東DW良 | 一杯 | 北村友一 | 5F66.0−13.6 | B+ |
オメガロンド | 11月27日 | 栗東坂路良 | 馬なり | 助手 | 57.9−14.1 | C |
ガラン | 11月27日 | 栗東坂路良 | 強め | 助手 | 56.1−13.6 | C |
キアーロ | 11月27日 | 栗東坂路良 | 強め | 助手 | 55.8−13.2 | B− |
キタサンコンバット | 11月27日 | 栗東DW良 | 馬なり | 助手 | 6F85.2−13.4 | C |
サザンビューティー | 11月27日 | 栗東坂路良 | 仕掛 | 助手 | 53.5−13.4 | B− |
シゲルダンクー | 11月27日 | 栗東坂路良 | 一杯 | 助手 | 55.3−14.0 | C |
シャイニーモス | 11月27日 | 美浦坂路稍 | 馬なり | 助手 | 54.4−12.3 | B− |
スターアイル | 11月27日 | 栗東坂路良 | 強め | 助手 | 53.0−13.5 | B− |
トヨサンラッキー | 11月27日 | 栗東E良 | 一杯 | 宇田登志夫 | 8F104.9−12.1 | B− |
ハギノアスラン | 11月27日 | 栗東坂路良 | 強め | 助手 | 56.8−13.5 | B− |
フォレストジャガー | 11月27日 | 栗東B良 | 一杯 | 助手 | 6F84.2−12.4 | B− |
ホシシャトル | 11月27日 | 栗東DW良 | 一杯 | 秋山真一郎 | 6F84.1−12.4 | B+ |
ユメイッポ | 11月27日 | 栗東坂路良 | 馬なり | 赤木高太郎 | 55.0−13.3 | B− |
リリーハーバー | 11月27日 | 栗東坂路良 | 一杯 | 助手 | 57.4−13.1 | B− |
競馬ブック
短評は「惑星注意」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 キアーロ ▲ △ エクストラシチー スターアイル ◎ ▲ ○ サザンビューティー △ エイシンイッテン △ フォレストジャガー △ △ キタサンコンバット △△ △△ △△ ユメイッポ △ ○ ▲ リリーハーバー ○ ◎ ◎
あとは無印
予想オッズ
以下15倍以上省略
馬名 予想オッズ リリーハーバー 2.9 スターアイル 4.0 キタサンコンバット 6.4 キアーロ 9.6 ユメイッポ 12.1 フォレストジャガー 13.8
なになに?エクストラシチーがいない??12番人気予想で36.8です。
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 キアーロ 77 62 63 68 エクストラシチー 70 59 46 59 スターアイル 75 71 59 52 サザンビューティー 72 64 61 51 エイシンイッテン 88 56 58 58 ホシシャトル 83 67 74 79 シャイニーモス 72 66 43 62 フォレストジャガー 74 60 67 62 キタサンコンバット 70 70 60 64 トヨサンラッキー 55 36 24 55 シゲルダンクー 59 39 34 59 ユメイッポ 71 71 66 66 リリーハーバー 79 77 79 68 ガラン 64 62 57 58 オメガロンド 73 33 64 60 ハギノアスラン 76 62 66 49
デイリー馬三郎
予想印
◎ リリーバーバー
○ スターアイル
▲ エイシンイッテン
以下省略
エクストラシチーは無印。明日後悔するがいい。
見解
「能力断然の○スターアイルだが、発馬に不安がつきまとうだけに2番手評価。◎はリリーハーバー」
大阪スポーツ
買いに行きましたが、売り切れていました(笑)。
エクストラシチー
「テンションの高さがネックだけど、仕上がり自体は悪くないからね。入着ぐらいなら。」(宮本博調教師・デイリー馬三郎)
エイシンイッテン
今年3月8日に現級勝ち。しかし、1000万クラスでは大敗。夏に降級し、降級初戦の小倉では4番人気に支持されるも、11着大敗。ただ、その時は時計は悪くなく、着ほど悪い内容ではない。
前走も6着だが、今回と同じコースで1分12秒8良馬場と500万クラスの過去10年間の平均勝ちタイムと遜色ない。軽視は禁物。
追い切りの動きは悪くないが、軽い。
エクストラシチー
2007年6月の函館戦を最後にたいした理由もなく1年1か月の放牧。その後2戦して、また4か月の放牧を挟んでの今回。4歳冬にしてキャリアたったの6戦。まだまだ競馬も上手くないし、追い切りも動かないが、このクラスでは地力上位。
今回2週間の間に一杯追いを4本も乗られるなど、調子は過去最高。最良のパートナー北村友一騎手に戻ったことも大幅プラス。
初の中央場所で2場開催。相手ははっきりと1000万クラス級の馬たちだが、ここを蹴散らして、上のクラスでも暴れて見せる!!
オメガロンド
ここ数戦はいいところなし。前走も岩田康誠騎手が騎乗しての10着。先週強めに追ったとはいえ、直前は馬なり。時計も悪く、今回も圏外。
ガラン
地方からの転厩初戦の前走は平凡以下の時計で勝ち馬からは2秒もの差。地方で良績のあった短距離に戻すが、前走内容からは、一変は考え辛い。
また、追い切りも全体的に軽く、状態の悪さが窺える。
キアーロ
前走は武豊騎手が騎乗しても7番人気と低評価(普通は武豊人気で馬の実力よりもかなりオッズが下がる)。しかし、そこは天才武豊。見事に勝ち馬から0秒1差の4着に持ってくる。
ただし、走破時計は平凡で、メンバーが疑わしい。今回、武豊騎手落馬負傷のため、渡辺薫彦騎手に乗り替わり。それもマイナス。
追い切りは先週今週と強く追えており、動きこそイマイチだが、力は出せる仕上がり。
キタサンコンバット
ここ4走は、上村洋行騎手→北村友一騎手→上村洋行騎手→北村友一騎手ときて、今回は上村洋行騎手。3走前に福島の1150mで現級勝ち上がり。その為、降級を待って再度福島1150mへ。そこで2戦して、共に3着と安定。
ただ、ここは中央場所。メンバーが違う。簡単には行くまい。
前走2番人気3着だった北村友一騎手は今回居るにもかかわらず、上村洋行騎手に交替。怒れ!北村友一!!その怒りをエクストラシチーにぶつけてキタサンコンバットを見返してやれ!!
追い切りも馬なり1本で、かなり不満。
サザンビューティー
人気だけを見るとここ5走は1、5、1、1、3番人気。おおっと思うのだが、着は13、4、2、7、11と踏んだり蹴ったり。その5戦ずっと手綱を握る田嶋翔騎手も、そろそろ結果を出さないと変えられちゃいそう。
今回大敗した前走から6か月半の充電期間を経て登場。疲れが癒えて良い時の状態に戻っているのか。
追い切りはそれなり。しかし、休養前はもっともっと動いており、叩いてからか。
シゲルダンクー
地方からの転厩初戦だが、地方でも成績は冴えない。時計の速い中央でいきなりはないと思うが。追い切りも直前だけ強め。
シャイニーモス
未勝利戦を脱した1戦以外は全て二桁着順。芝もダートも走らない。打つ手なし。鞍上熊沢重文騎手も一時の勢いは全くなく、2008年は平地でまだ6勝のみ。
美浦からの遠征も気になる。追い切りも本数は多いが軽い。
スターアイル
昨年の春は素晴らしい時計で活躍。未勝利、500万を連勝し、1000万特別でも5着。そこから1年間のブランクを経て復活した小倉の500万戦では過去の実績から1番人気に支持されるが5着、次走も8着と振るわず。さらに3か月間立て直す。
もう以前ほどは走れないのか。しかし、昨年春の強さは別格。完全復活なら、ここでは大差勝ちも。
追い切りは坂路で全体の時計は53秒0とメンバーの中では最もいい部類に属するが、終いが13秒5も要してしまい、この馬らしくない。まだ完調手前。
勝っても不思議ではないが、案外ポカをするかも。
トヨサンラッキー
元々中央所属で未勝利戦は16番人気14着、11番人気10着、18番人気12着の3戦で地方転厩。
正直、こんな成績で良く乗馬にならなかったなぁという感じ。そこから地方で4勝を挙げ、中央に再登録。そして今回が転厩初戦。未勝利でも散々だった馬が、いきなり500万クラスでは・・・。
追い切りは長めを一杯に追って好印象も、その1本だけ。急仕上げっぽい。
ハギノアスラン
中央から地方に転厩し、中央再登録。しかし、500万クラスでは最高7着と全くいいところなし。追い切りもなかなか時計が詰らない。
フォレストジャガー
ここ4戦は6、9、5、4着と大敗はないものの、掲示板が精いっぱい。ただ、このメンバーだと上位。
追い切りは1本だけ。長めを一杯に追えていて悪くはないが・・・。
ホシシャトル
1000万クラスでも2着の実績のある馬だが、前走から実に1年11か月ぶりの今回。いくらなんでも。
母はテイムズシチー。
追い切りは本数も良く、しっかり追えている。地力からも軽視は禁物。
ユメイッポ
今回初ダートも、父はダート王ゴールドアリュールで血統的には魅力。ただ、走ってみないとわからない。
追い切り時計は7本だが、全て馬なり。なんとも評価の難しい馬。
リリーハーバー
今年2月に現級勝ち。直後の1000万クラスでも3番人気3着。降級後の前走も500万特別で勝ち馬とは僅か0秒1差の2着。メンバー中、最も勢いのある馬。
ただ、追い切りの動きは良くありません。一週出すのが早い気がします。
エクストラシチー
リリーハーバー
スターアイル
ホシシャトル、フォレストジャガー、エイシンイッテン、ユメイッポ
別格の馬が3頭(リリーハーバー、スターアイル、ホシシャトル)いますが、いずれも長期休養明けであったり、動きに精彩を欠いたりと、万全の状態ではありません。いわば、手負いの虎たちです。
方やエクストラシチーは実績ではそれらに大きく見劣りますが、丹念に乗り込まれ、ずっと強めで調整されているように、状態は良く、4か月の休養明けですが、力を発揮できる状態です。そこに持ってきて、今年もすでに50勝を挙げている若手のホープであり、エクストラシチーの主戦である北村友一騎手を確保とくれば、保護者として勝ち負けを意識するのは当然です。
人気もなさそうですし、勝負気配がプンプンします。
明日は仕事で京都競馬場に行けないのが、本当に残念です。
スタートはいつものように、スターアイルが立ち上がるようなスタートとなり大きく出遅れます。隣の枠のエクストラシチーもゲートはスターアイルの次に遅かったです。
そこから二の脚を使って前に取りつきますが、ここで脚を使い過ぎました。1枠でしたし、後方で包まれては何も抵抗できずに終わってしまいますから、押し上げたのは正解です。
エクストラシチーは結局4番手の最内を追走することになります。ここだけ見ていると絶好の位置取りなのですが・・・。
ハナはユメイッポ(結局4着)、2番手はフォレストジャガー(結局8着)、3番手はキタサンコンバット(結局5着)という隊列になります。
4コーナーカーブで早くもエクストラシチーは失速。そのままずるずると後方に下がり13着でフィニッシュしました。
今回のエクストラシチーの走破時計1分14秒1良馬場は、京都ダート1200mの未勝利戦でも勝てない凡時計です。スタートでダッシュが付かなかったとはいえ、終始距離ロスのないラチ沿いを回ってのこの時計は、将来を悲観することしかできません。
結果論になりますが、ずっと中3日で坂路で一杯に追われていたものが、最終追い切りになって負担の軽いDWに変えられたことは、それまでの激しい追い切りがオーバーワークだったことを物語っているのでしょう。
また、あれだけ過酷な追い切りをしたにもかかわらず、馬体重が前走よりも6キロも増え過去最高の馬体重に並んだことからも、2週前は相当な太目残りで、過酷な調教で、馬体を無理矢理適正な馬体重に持ってきたことさえ、疑われます。
あまり厩舎を悪く言いたくはないですが、明らかに怪しい追い切り内容で、結果が出なかったわけです。結果が全ての競馬界です。こんな時計で走られたのでは、厩舎に疑念を抱くより他に、不満をぶつけるすべはありません。
わずか10日の間に強めを4本と驚異的なペースで追い切られていた我らが愛馬エクストラシチー。私は馬の調子が絶好調なのだと良い方に解釈しましたが、なんのなんの、重目を絞って適体重にすることが最大の目的だったようです。
レースを見るに、その激し過ぎる調教でスタミナを消耗し、もうレースでは疲労が蓄積されていたかのような、今回の早々の失速でした。
12月1日のクラブHPで、ここに来てまたまた放牧と、次走からは、地方交流戦を中心にレースを選んで行くことが掲載されていました。
上手く仕上げて、コンスタントに中1週で出走させれば、こんな成績の馬ではないはずだ!!
多くの人が言っておられる転厩も考えた方がいいのかも知れません。師が諦めモードに入っているのは見え見えです。
しかし、私はエクストラシチーは重賞だのGTだのという馬ではないものの、中央の500万は勝てる馬だと信じています。また、もっとレースに出走してキャリアを積むべきだと思います。
なるべく早い次の出走を期待しております。
2008年 8月 3日 第6戦 筑紫特別 500万下 小倉芝1200m (8着/9番人気)
2008年 7月20日 第5戦 500万下 小倉ダ1000m (11着/9番人気)
2007年 6月30日 第4戦 500万下 函館ダ1000m (4着/7番人気)
2007年 6月16日 第3戦 500万下 函館ダ1000m (7着/3番人気)
2007年 5月12日 第2戦 3歳未勝利 新潟ダ1200m 初優勝!! (1着/7番人気)