6月30日 3歳上500万下 函館ダ1000m
昇級2戦目で4着入着(7番人気)!
時計もきっちりと縮め、順風満帆!
レース内容を評価(7月1日更新)
レース後騎手のコメントと専門誌の評価(7月2日更新)
6月24日函館2R3歳未勝利ダ1000mにエクストラシチーが優勝したレースで1番人気を背負っていたジョンコ号が出走。1番人気に応え快勝しました。鞍上もあのときの石橋脩騎手から藤田伸二騎手に強化され、必勝体制でした。
勝ち時計は1分00秒5良で、エクストラシチーの前走1分01秒1良よりも優秀ですが、これはハナを切ってのものですので、エクストラシチーとて、ハナさえ切れればこの位の時計は出せるはずです。
エクストラシチーと同じ土俵で勝ったということで、また500万クラスで対戦することになるでしょうから、この馬も要注意です。
エクストラシチーの1つの特徴として、レースごとに馬体重が減っていることが挙げられる。
2007年 3月17日 未勝利戦 8着 434キロ
2007年 5月12日 未勝利戦 1着 422キロ
2007年 6月16日 500万戦 7着 418キロ
やはり好走した422キロあたりが適重であると思われますが、どうでしょう。確かに、前走の418キロでも細く見えたという専門誌はなかったですが、422キロあたりに戻っている方が良いのではないでしょうか。
前走 函館W良 強め
5F 68.3
4F 53.8
3F 39.8
1F 13.6
6月24日 函館W良 馬ナリ
5F 75.6
4F 59.4
3F 43.9
1F 14.0
6月27日 函館W良 強め
5F 69.4
4F 54.0
3F 40.7
1F 13.8
追い切りの動きは残念ながら、全く変わりません。というか、未勝利レベルの動きです(涙)。調教は動かない馬なのか、それともまだ調子が悪いのか。
スタート地点は向正面の左端。2コーナーを曲がり終えてすぐのところ。
3コーナーまでの距離は366m。
芝コースと同じように高低差(3.4m)があり、3コーナーをめがけて坂を上り、4コーナーのところから下る。
スタート直後の向正面の直線を目一杯使って激しい先行争いになるのは必至。
3コーナーは上りだが、上ってしまえばあとは下り坂の惰性で押し切ってしまえるので、スタートダッシュを利かせて前に行けなければ勝負にならない。
したがって、逃げ・先行が絶対有利。枠順では6枠、8枠の成績が良い傾向。内枠で出脚が悪いと被される危険がある。
しかし、最初のコーナーまで十分距離があるので、ダッシュ力がある馬ならば枠はあまり気にしなくていい。
フォーティナイナー、アフリート、エンドスウィープ、フジキセキ、バブルガムフェロー、ウォーニングといった種牡馬の子供の活躍が目立つ。
有利な枠順 6枠、8枠
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント ダッシュ力、血統
というわけで、逃げ・先行が絶対有利。われらが愛馬エクストラシチーは500万クラスの流れに負けずにクラス2走目でハナを奪えるかが最大のポイントになります。
馬名 | 前走騎手 | 前走 | 着順 | 人気 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エクストラシチー | 北村友一 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 7 | 3 | 1 | 8 | C | |||
ガールズポップ | 藤田伸二 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 3 | 4 | 12 | 9 | 7 | 2 | B− | |
クィーンマルトク | 小林徹弥 | 2/24 500万 | 阪神ダ1200 | 3 | 9 | 4 | 11 | 2 | 2 | B+ | |
ケイアイスパイダー | 北村宏司 | 4/01 500万 | 中山ダ1200 | 5 | 1 | 2 | 4 | 7 | 1 | B+ | |
サーブユアセルフ | 川田将雅 | 4/14 500万 | 阪神ダ1200 | 12 | 4 | 10 | 1 | 4 | 7 | B+ | |
ジパングエンジェル | 佐々木国 | 6/06 交流 | 旭川ダ1000 | 3 | 10 | 14 | 8 | 6 | 6 | B+ | |
スズカローズマリー | 芹沢純一 | 6/02 500万 | 中京芝1200 | 12 | 6 | 10 | 8 | 4 | 1 | A− | |
スペクタクル | 北村友一 | 6/16 500万 | 函館芝1200 | 10 | 11 | 13 | 5 | 8 | 5 | C | |
テイエムヤマサクラ | 田中博康 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 8 | 9 | 14 | 14 | 6 | 13 | B− | |
ナムラキューティー | 武英智 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 7 | 8 | 1 | 2 | 14 | 2 | B+ | |
ビッグユニット | 勝浦正樹 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 11 | 7 | 15 | 14 | 3 | 11 | B− | |
フレンチムスメ | 塚田祥雄 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 9 | 6 | 7 | 6 | 6 | 5 | B+ | |
リトルホープ | 藤岡佑介 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 5 | 7 | 5 | 7 | 6 | 17 | B− | |
レインボールシファ | 池田鉄平 | 3/24 500万 | 中山ダ1200 | 11 | 8 | 1 | 3 | 3 | 5 | B+ | |
ワンダーヘネシ | 佐藤聖也 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 2 | 12 | 16 | 地 | 地 | 地 | B− |
むむっ!!降級馬が1頭もいない、なんてお得なメンバーなんだろう!!
しかも、そのほとんどが、6月16日ないし17日の函館ダ1000mに出走したメンバー!!
力関係がわかりやすい!!
前走6月16日函館ダ1000m組 良馬場
5着 リトルホープ 1分01秒0
7着 エクストラシチー 1分01秒1
8着 テイエムヤマサクラ 1分01秒2
9着 フレンチムスメ 1分01秒2
前走6月17日函館ダ1000m組 良馬場
2着 ワンダーヘネシ 1分00秒3
3着 ガールズポップ 1分00秒6
7着 ナムラキューティー 1分01秒9
11着 ビッグユニット 1分02秒5
ただ、この函館ダ1000mは、1コーナーまでに先手が取れるかどうかだけのコースなので、エクストラシチーがクラス慣れして、前々走のように、ポンとハナに立つことができれば、全くたいしたメンバーではないので、かわされることはないでしょう。
仮にクラス慣れしていなかったとしても、1000万降級組みがいないので、実力でハナに立てるかも知れません。前走は、見事降級組みの馬に先を越されて砂を被る展開になってしまいましたが、今回は同等のメンバーです。
またまた、熱くなってきました。後は明日の確定の際、うっとうしいメンバーが紛れないことを祈るばかりです。
このメンバーで確定して欲しい!!
スズカローズマリーとフレンチムスメは6月30日の江差特別に特別登録
馬名 | 騎手 | 前走 | 着順 | 人気 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エクストラシチー | 北村友一 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 7 | 3 | 1 | 8 | C | |||
ガールズポップ | 藤田伸二 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 3 | 4 | 12 | 9 | 7 | 2 | B− | |
クィーンマルトク | 小林徹弥 | 2/24 500万 | 阪神ダ1200 | 3 | 9 | 4 | 11 | 2 | 2 | B+ | |
無 | クリノビッグタイム | 勝浦正樹 | 6/16 500万 | 函館ダ1700 | 13 | 13 | 地 | 地 | 13 | 11 | C |
消 | ケイアイスパイダー | 北村宏司 | 4/01 500万 | 中山ダ1200 | 5 | 1 | 2 | 4 | 7 | 1 | B+ |
消 | サーブユアセルフ | 川田将雅 | 4/14 500万 | 阪神ダ1200 | 12 | 4 | 10 | 1 | 4 | 7 | B+ |
消 | ジパングエンジェル | 佐々木国 | 6/06 交流 | 旭川ダ1000 | 3 | 10 | 14 | 8 | 6 | 6 | B+ |
スズカローズマリー | 芹沢純一 | 6/02 500万 | 中京芝1200 | 12 | 6 | 10 | 8 | 4 | 1 | A− | |
スペクタクル | 柴原央明 | 6/16 500万 | 函館芝1200 | 10 | 11 | 13 | 5 | 8 | 5 | C | |
テイエムヤマサクラ | 田中博康 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 8 | 9 | 14 | 14 | 6 | 13 | B− | |
無 | ティムガッド | 津村明秀 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 5 | 3 | 2 | 9 | 1 | 3 | B− |
ナムラキューティー | 武英智 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 7 | 8 | 1 | 2 | 14 | 2 | B+ | |
消 | ビッグユニット | 勝浦正樹 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 11 | 7 | 15 | 14 | 3 | 11 | B− |
消 | フレンチムスメ | 塚田祥雄 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 9 | 6 | 7 | 6 | 6 | 5 | B+ |
無 | ムソウ | 黛弘人 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 10 | 10 | 15 | 15 | 9 | 7 | C |
リトルホープ | 藤岡佑介 | 6/16 500万 | 函館ダ1000 | 5 | 7 | 5 | 7 | 6 | 17 | B− | |
消 | レインボールシファ | 池田鉄平 | 3/24 500万 | 中山ダ1200 | 11 | 8 | 1 | 3 | 3 | 5 | B+ |
ワンダーヘネシ | 横山典弘 | 6/17 500万 | 函館ダ1000 | 2 | 12 | 16 | 地 | 地 | 地 | B− |
表中の「無」は水曜日の出馬想定表になかった馬 「消」は出馬想定表から消えた馬
しかも、そのほとんどが、6月16日ないし17日の函館ダ1000mに出走したメンバー!!
力関係がわかりやすい!!
前走6月16日函館ダ1000m組 良馬場
5着 リトルホープ 1分01秒0
7着 エクストラシチー 1分01秒1
8着 テイエムヤマサクラ 1分01秒2
9着 フレンチムスメ 1分01秒2
10着 ムソウ 1分01秒2
前走6月17日函館ダ1000m組 良馬場
2着 ワンダーヘネシ 1分00秒3
3着 ガールズポップ 1分00秒6
5着 ティムガッド 1分01秒0
7着 ナムラキューティー 1分01秒9
11着 ビッグユニット 1分02秒5
赤字は想定表にはいなかった出走馬
想定表から6頭消え、3頭入ってきましたが、1頭前走5着のティムガッドが入ってきました。しかし、前走の時計は、エクストラシチーとほとんど一緒なので、互角と見るできでしょう。
正式な評価は明日、専門誌の各陣営のコメント等を見てから掲載しますが、現時点での有力馬の評価をします。
エクストラシチー
前走昇級初戦は、1000万から降級の馬についていけず、先行され砂を被り勝負にならなかったが、昇級初戦で、キャリア3戦で、しかも追い切りがいまいちでの7着1分01秒1は評価されてもいいでしょう。
今回は、全馬500万クラスを勝った事のないメンバーで、スタートでも、前回ほどはついていけないことはなさそう。しかも、クラス2戦目、キャリアもやっと4戦目。徐々に競馬を覚えて少しずつ競馬が上手くなっていくころ。上積みは望める。
しかし、追い切りの動きは相変わらず。また、毎回減っている馬体重にも注目する必要がある。
ガールズポップ
鞍上は文句なしの藤田伸二騎手で、今北海道開催もJRA記録に並ぶ、1日9連対をするなど大活躍。前走に続く騎乗で、この馬を手の内に入れている可能性があり、もっとも注意しなければならない馬。
クィーンマルトク
前走阪神での3着は高く評価されて良いところ。しかし、2月24日以来の実戦で、この距離。果たして動けるのか。追い切りはいいので、注意は必要。
スズカローズマリー
前走6番人気12着も芝での話。追い切りは12頭中1番良く、変わり身があるかも知れない。
ムソウ
前走横山典弘騎手が騎乗ということで、◎を打っているお馬鹿な予想家がいたが(知りたい人は前回のコラムをご覧ください。)、今回は減量騎手を起用。黛弘人くんには悪いが、同じ減量騎手でも、我らが愛馬エクストラシチーの手綱を取る北村友一騎手は別格なもので、今回は◎を打つ予想家もいないであろう。
ワンダーヘネシー
上記ムソウとは逆に、前走減量騎手起用で、あっと驚く2着。可愛そうにそのときの功労者佐藤聖也騎手は降ろされ、横山典弘騎手に変更。厩舎的には勝負に来ている格好。前走は軽量を活かしたフロックだと思えば消し。いや、変わると思えば軸にすべきであろう。
なににしても、冴えないメンバーばかりで、間違いなく前走より、相手は弱化しています。これは掲示板どころか、一発あるかも!!
やはり、主戦の北村友一騎手でした。北村友一騎手については、前走時も前々走時もコラムでコメントしていますので、詳しくはそちらをご覧ください。将来有望な、いい騎手ですよ。
競馬ブックオンライン
レースの短評は「伏兵多し」
予想家の印 左から 吉田幹 井尻恵 小原端
リトルホープ ○無▲
エクストラシチー △無無
ワンダーヘネシー ▲△○
ティムガッド △◎◎
クィーンマルトク △▲△
ムソウ 無無無
ガールズポップ △△△
ナムラキューティー ◎無△
スズカローズマリー 無○無
予想オッズ
ワンダーヘネシー 3.7
ティムガッド 3.8
クィーンマルトク 5.8
ガールズポップ 6.2
リトルホープ 7.0
エクストラシチー 10.6
以下13倍以上
デイリー馬三郎オンライン
印
◎ ティムガッド
○ ワンダーヘネシー
▲ クィーンマルトク
△ エクストラシチー
以下省略
大阪スポーツ
予想家の印 左から難波田 河合 特捜班 本紙山村
エクストラシチー ◎無▲無
ワンダーヘネシ △○△◎
ティムガッド 無◎無▲
クィーンマルトク ▲△△△
ガールズポップ ○▲○○
テイエムヤマサクラ 無無◎△
難波田さん、あんたは偉い!!
エクストラシチー
「前走はまともに砂をかぶったし、初の右回りにも戸惑っていた。クラス2戦目で。」(長谷川助手・デイリー馬三郎)
「状態は上向き。昇級初戦の前走でも差はなかった。2走目の慣れが見込める今回は前進も可能だろう。」(長谷川助手・大阪スポーツ)
リトルホープ
「中1週なので軽めの調整だが動きはいいね。前回よりも順調に来れたし、期待している。」(小川助手・デイリー馬三郎)
「前走よりも体調は上向いている。怖がりでモマれ弱い。スンナリ行ければ。」(小川助手・大阪スポーツ)
ワンダーヘネシー
「ノドの状態が良く、今週のケイコもいい動き。前走がフロックでないことを証明したい。」(加賀武見師・デイリー馬三郎)
「前走の2着はノドの手術の効果が見られた。今度走れば本物。デキも変わらずいいし、期待している。」(加賀武見師・大阪スポーツ)
ティムガッド
「スタートでつまずいて落鉄。前回より反応がいいから、ゲートさえ決まれば前進も。」(曽根調教厩務員・デイリー馬三郎)
「前走は落鉄の影響もあった。体の張りがあって具合はいい。前が速くなってくれれば。」(曽根調教厩務員・大阪スポーツ)
クィーンマルトク
「いいリフレッシュができて、活気があるよ。滞在競馬に実績があるので大崩れはない。」(川端助手・デイリー馬三郎)
「栗東でも乗っているし、体はできている。しまいが甘いで1000メートルはこの馬にはベスト。」(川又助手・大阪スポーツ)
ガールズポップ
「抑え切れないほどの手応えで仕上がりは良好。落ち着きが条件だが、上位争いは可能。」(伊藤圭師・デイリー馬三郎)
「滞在2戦目で状態は前走以上。ジョッキーもこのクラスならすぐに順番だと言っていた。再度、好勝負だろう。」(伊藤圭師・大阪スポーツ)
スズカローズマリー
「前回減った体は回復している。このクラスでも通用する力はあるので、改めて期待したい。」(楠助手・デイリー馬三郎)
「短いところがいい馬。滞在で落ち着きもあるし、ダート替わりも歓迎。」(楠助手・大阪スポーツ)
はっきり行って、この函館ダ1000mはスタート直後いかに先団に取りつくかで、ある程度の順位が決まります。今回は、エクストラシチーも含めて上位数頭の内のなにが、ハナに立ってもおかしくありません。
ですから、一応予想は立てますが、ちょっとした展開1つで順位が入れ替わることをご承知ください。
エクストラシチー
デビュー戦から、経験馬について行けず8着、クラス慣れして優勝、500万クラスの速さについて行けずに7着と、くれば当然今回は、クラス慣れして優勝!!の順番ではないでしょうか(どれほど、クラス慣れ速いねん!!大阪風に)。
ハナに立てばしぶといも、立てるかどうか、全くの未知数です。また、追い切りの状態は相変わらずですし、馬体重も気になります。
私ほっさんは、明日は外出するため、馬券は朝に買ってしまいますが(エクストラシチーの単勝及び複勝)、前走の418キロよりも減っていれば、常識的には来ないでしょう。
ワンダーヘネシー
前走内容は12頭中ピカイチで、鞍上も強化してきたことから、おそらく1番人気になるであろう馬。あっさり勝たれてもなんの不思議もない。
ノドの手術を施した後の前走は見違えるほどの好走。しかし、3キロ減量騎手による効果もあったと思われ、今回57キロで好走すれば、本物だし、惨敗すれば、次走はもう1度佐藤聖也騎手を乗せてやり直しということになるだろう。
私ほっさんは、前走12番人気ながらも、あきらめずに2着と好走した佐藤聖也騎手にもう1度手綱を任せてあげたいという意味も込めて(このまま有力騎手に乗り換えられたまま、あっさり勝たれてしまうともう佐藤聖也騎手には戻ってこなさそう)、ここは4、5着に敗れて、次走佐藤騎手に乗せてあげて欲しい。(愛馬エクストラシチーに勝ってもらう為の願望でありますが。)
ただ、2着好走といっても、1分00秒3と未勝利クラスの勝ち負けの時計であり、このクラスで通用するかは微妙。しかし、今回他の馬もたいした時計を持っていませんしね。
加賀武見先生、ここはあっさりと負けてマイセンシチーで勝ってください。(身勝手なお願い)
リトルホープ
前走、愛馬エクストラシチーが後塵を拝した馬。時計はコンマ1秒しか変わりないが。
ただ、競馬ブックによると、藤岡佑介騎手がやたらと色気を持っているよう(自信がある)で、無視もできない。追い切りも愛馬エクストラシチーよりも動いていますし、公平にみればエクストラシチーよりもこちらの方が上でしょうね。ほとんど差はないですけれど。
ティムガッド
前々走の中京ダ1000mの内容が素晴らしかった馬。前走はつまずいて参考外。ただ、前々走が2着と素晴らしかったのだが、時計は1分00秒0と、このクラスにしては微妙。これも展開1つで勝つこともあるだろうし、掲示板を外す可能性もある。
クィーンマルトク
前走が1200mとはいえ、かなり強い内容。1番評価されて良いのだが、そこから4カ月の休養明け。いきなりからどうかということになる。ただ、追い切りの動きも良いし、あっさりがあっても不思議はない。
ガールズポップ
前走も流石藤田伸二と思わせる騎乗ぶり。今回も鞍上同じで怖い存在だが、言い換えれば、前走あの藤田伸二が騎乗しても、3着でしかも1分00秒6しか時計が出なかったというのは、頭打ち状態とも取れる。追い切りも少し下降気味で、なんとも難しい馬。
スズカローズマリー
なにが良いかというと追い切りの動き。今回の12頭中、最もいい動きをしている。前走も12着とはいえ、元々は6番人気。少しの展開のアヤで、大きく順位の入れ替わる短距離だけに、度外視もできよう。しかも、今回は1勝しているダート替わり。
人気薄で好走しそうな馬を探し求める私ほっさんが大好きなタイプ。エクストラシチーから、ここに厚く流そうかと検討中。
はっきり言ってどんぐりの背比べ状態。なにが抜けても不思議はないです。ならば、愛馬を応援すべし。前走の敗因はキャリアの浅さと、昇級初戦で流れに戸惑ったことと、前の馬が蹴り上げた乾燥した砂が鋭く当たり、追走に苦労したこと、そして初の右回りに慣れなかったことが上げられ、いずれも今回は前進可能です。
とくに、今これを作成しているのが、30日(当日)の朝ですが、函館は雨のようで、前走ほど前の馬が蹴り上げた砂が鋭く降りかかることはないでしょうから、、仮にハナに立てなくても、もう少し追走もましでしょう。
ということで、公言どおり、単勝複勝勝負で、馬単でエクストラから数点流そうかと思っています。ただし、自信があるのかと言われれば、ステップシチーやディヴァインシチーのときほどはありません。というか、全然自信ありません。負けてもともとの応援馬券みたいなものです。
なし
なし
エクストラシチー、ガールズポップ、ワンダーヘネシ、ティムガッド、スズカローズマリー、リトルホープ
エクストラシチーの好走の1つの鍵でありました、馬体重ですが、前走よりさらに4キロ減り、414キロになっていました。
初戦の434キロは太め残りだったとはいえ、勝った時が422キロ。前走が418キロ。どうなんでしょうね。しかし、今日の走りを見ているとそんなに悪い体重でもなさそうですし、最初が太すぎたんですかね。
出走が函館ということで、パドックがわかりませんから、細いかどうかは判断しかねます。しかし、牡馬なのに小さな馬ですねぇ。へんに500キロを超える大型馬よりいいと思いますけど。
スタートは平凡で、その後押して押して前に行こうとするのですが、二の脚の差で負けて中団へ。ハナに立ったのは、メンバー中唯一の未勝利馬スペクタクル。我らが愛馬エクストラシチーは6番手追走。
前走砂を被って戦意喪失したので、砂を被るのを嫌い、先行集団に無理について行かず3馬身ほど空けて再内を追走する。このあたりは、さすがエクストラシチーを良く知る主戦騎手。申し分ない走りでしたぞ。そうこうしている間に外から2頭にマクられ、8番手に。
しかし、直線手前で加速し始めると、内外の距離の差で、マクられた2頭はあっさり交わし、前5頭を捕まえにかかります。そして、残り2頭になったところで、大外一気を決めてきた1番人気のガールズポップにクビ差交わされ、惜しくも3着を逃し入線。単勝複勝で勝負していた私ほっさんにとって、痛恨のクビ差でございました。内、外離れていることもあって、ラジオでは微妙と評され馬券に僅かな望みを託したのですが、全部はずれ馬券になりました。
控えてもそれなりの競馬をできることは証明しましたが、間違えてはならないことは、今回は揉まれて競馬をしていないということです。そして、最内の最短距離を走っていますから、外よりも伸びて当然です。
ですから、大外回ってきて、後ろから凄い脚で追い上げてきた3着のガールズポップの方が、着差はクビでしたが、現状ではエクストラシチーとは、差があると言わざるを得ません。
勝ったリトルホープとは、前走も0秒1差、今回も0秒2差で、仮に上のクラスで再戦することになっても互角でしょう。リトルホープについては、私ほっさんの予想でも、藤岡佑介騎手がやたらと自信を持っているので注意と述べたとおりになりました。なにか、騎手ゆえに感じるものがあったんでしょうね。
2着の未勝利馬スペクタクルはハナ差で最後交わされましたが、二の脚もこのクラスについていけてましたし、次も要注意でしょう。未勝利の身分なので、ハナ差で本賞金をもぎ取れなかったことは、痛恨ですが、優先出走権を得ましたから、次走は勝負仕上げとなるでしょう。
前走12番人気2着で、今回2番人気に支持されたワンダーヘネシは1分01秒0で10着に敗れました。前回奮闘した、佐藤聖也騎手をわざわざ降ろして、横山典弘騎手で勝負でしたが、やはり騎手の3キロ減量効果が大きかったと思われます。ちょうど前走の時計1分00秒3とは、斤量3キロ分くらいの差ですから。次走は佐藤聖也くんに乗せてあげてくださいね。
今回のエクストラシチーのタイム1分00秒4は、最内を楽に追走してのものですので、まったく誉められたものではないですが、まだキャリア4戦で、徐々にクラス慣れ(レース慣れ)中の身ですので、時計を確実に詰めていることは非常に評価できます。前走が1分01秒1ですし、コンマ7秒も縮めたわけですから。
しかし、このクラスを確実に勝とうと思えば、1分は切らないとダメです。次走はこの1分を切れるかどうかが1番注目されるところです。仮に何着に敗れようとも、良馬場で1分が切れるようなら、すぐに順番は巡ってきます。相変わらず動かない追い切りとともに、さらに良化することを期待します。
ところで、この日、2Rの未勝利戦(全く同じコース)では、もっとハイレベルなレースが展開されていました。勝った2番人気ネヴァシャトルの勝ち時計は59秒3!!しかも上がりが35.9と、エクストラシチーと同じ3歳馬ですが、えらくハイレベルです。エクストラシチーよりも速いペースで走っていて、0.6秒も速い上がりを繰り出されてはとてもかないません。キャリアも同じ4戦目でしたし、現状では一緒に走りたくない馬です。しかし、ローテ的にかち合いそうな気が・・・。
同レース1番人気だったレディーアーティストも59秒9で上がり36.3で、格上挑戦でも勝てそうな馬です。もっとも、このレースは9頭立てと走りやすいレースではありましたが。
次走エクストラシチーには、この位の競馬を見せて欲しいものです。
我らが愛馬エクストラシチーは未勝利戦も7番人気での勝ち上がりと、いわばフロックと言われても仕方のない内容で、これがもし、展開や相手に恵まれただけの運だけの勝利なら、500万クラスで二桁着順が続き、頭打ちとなるでしょう。仲間を否定するわけではありませんが、ディアブロシチーのように、3番人気で勝ち上がっても、500万クラスで11、13、11、15、15着と苦しい戦いが続いている馬も少なくありません(がんばれディアブロシチー!!)。それほど、クラスが1つ上がるということは、レースの流れも時計も全てがらりと変わるわけですから、前走軽量でたいした時計でもなく7着に敗れた愛馬エクストラシチーが、時計を詰められるかどうかは、心配がなかったといえば、嘘になります。
ですから、今回のレースで、500万クラスでも4、5着に入れる時計で走れたことは、非常にほっとしていますし、安堵感で一杯です。
後は、前走後も書きましたが、少しずつクラスに慣れ、レースを覚え、力を付けていってくれれば、いずれこのクラスは順番がくるでしょう。もちろん、現状では、まぐれで昇級しても、1000万クラスでは、全く勝負になりませんから、もっともっとこのクラスで力を付ける必要があると思います。
せこいですが、私ほっさんは、次走あたりでポンと勝ちあがるよりも、このクラスでもう1、2戦できれば2、3着で力を蓄え、賞金もそこそこ稼ぎ、1000万クラスに通用する(上のクラスでも7、8着くらいで走れるようになったら)ようになったら、勝ち上がって欲しいと思っております。
いずれにしても、今回の好走で、次走は滅法楽しみになりました。がんばれ、我らが愛馬エクストラシチー!!
リトルホープ(1着)
「体が戻っていたのは良かった。スタートが良かったし、いいポジションが取れました。逃げ馬は最後まで渋太かったけど、よく交わしてくれました。」(藤岡佑介騎手・競馬ブック)
スペクタクル(2着)
「スタートが速かったし、ダートの短距離が向いているようですね。最後まで渋太く頑張ってくれました。」(柴原央明騎手・競馬ブック)
ガールズポップ(3着)
「ゲートは出ているが、他馬が速くてあの位置になってしまった。最後は詰めているが、この距離では道中に余裕がないね。もう1ハロンあれば違うと思うんだが。」(藤田伸二騎手・競馬ブック)
エクストラシチー(4着)
「気持ちが前向きになっていたし、内々をロスなく運べました。ゴール前で少し前が詰まった分、4着でしたね。今回も体が減っていたので、馬体維持が課題になりそう。」(北村友一騎手・競馬ブック)
「内々をロスなく立ち回れたのに、ゴール前で前が詰まってしまったのがもったいなかった。体が減って少しイライラしてきているので、このままの状態を維持してほしいですね。」(北村友一騎手・ギャロップ)
ティムガッド(7着)
「ゲートは出ているけど、道中は追走に一杯一杯でした。1000mは少し忙しい感じですね。」(津村明秀騎手・競馬ブック)
ワンダーヘネシ(10着)
「少し心配はしていたんだが、スタートで立ち遅れて、砂を被ってしまったから。これが能力ではないと思う。」(加賀武見調教師・競馬ブック)
リトルホープ(1着)
「馬体回復。ゲートは5分に出たが、行き切れず。2着馬の後ろをついて回り、4角でも手応えはそれほどなかったが、そこからが渋太く、ゴール前でギリギリ捉える。ただ、勝ち時計は平凡。」(競馬ブック)
「輸送で順調さを欠いた前走だけに、体調面の上積みは確か。内から馬群をさばいてゴール前強襲、キッチリと捕らえた。離されていてもあきらめない姿勢が勝利を呼び込んだ。」(ギャロップ)
スペクタクル(2着)
「例によってコトコトした歩様。ステッキ連打で何とか行き切ったのが正解。押し切れるかと思えるほどだったし、未勝利馬でも自分の形に持ち込めればチャンスはある。」(競馬ブック)
「先手を取って積極的にレースを進めたが、勝ち馬の決め手が一枚上だった。短距離ダートの適性が高く、こういう競馬を続けていれば、いずれチャンスは回ってくるはず。」(ギャロップ)
ガールズポップ(3着)
「二人引き。比較的落ち着いていたが、1000mだとやはり前半が厳しい。外から一頭だけ伸びてきたが、時既に遅し。」(競馬ブック)
エクストラシチー(4着)
「更に目方は減っていたが、細くはなかった。出脚がもうひとつで道中も追い通し。内ラチ沿いを回ってきたコース利を生かせた形だが、ゴール前は1、2着馬の後ろで窮屈になり追えない場面。」(競馬ブック)
「内枠でポジション取りが難しく、厳しい展開になったが、だいぶクラス慣れした感じ。なんとかさばいてゴール前は目立つ伸び脚。」(ギャロップ)
ティムガッド(7着)
「リングハミ。二人引き。落ち着きがあって気配は良かった。今日は躓くことなく2番手。決して行きっぷりは悪くなかったが、外から交わされるとあまりにも淡泊だった。」(競馬ブック)
ワンダーヘネシ(10着)
「イレ込み気味で馬場に先入り。スタートで完全に立ち遅れる。追って伸びるタイプではなく、こういう形になってはさすがに厳しい。」(競馬ブック)
「スタートで後手に回り、本来の力を発揮できずに終わる。次回、スタートが互角なら巻き返しは可能。」(ギャロップ)
さすがに4着ということで、各紙いろいろと検証してくれていますが、ギャロップ誌がとくに、嬉しくなることを書いてくれていますね。もう、クラス慣れした感じであるとか、ゴール前は目立つ伸び脚であるとか。
そう、書いてくれていたので、嬉しくなってまた、レース映像を何回か見直しましたが、確かにいい脚でした。伊達に36.5で上がっていません。しかも、これで北村友一騎手が言うように前が詰まって多少ブレーキがかかっているわけですから、これは次走あたり、激アツかも知れません。
また、昨日の時点では、エクストラシチーの前が詰まっているのは、よくわかりませんでしたが、今日映像で見直しますと、確かに、一番いいところで前がふさがっています。これがなければ、3着は間違いなかったですね。嗚呼私の複勝馬券ちゃん・・・。
ただ、どうも二の脚はこのクラスでは遅い方のようで、逃げ得のダート短距離界においては、マイナス要因ですね。あと、北村友一騎手も懸念されていた減り続ける馬体。これが回復して、追い切りの動きが良くなれば、もしかすると1000万クラスでもなんとかなるかも知れません。愛馬ディヴァインシチーとは、全く脚質が違いますから、将来同じレースに出走することがあれば、どのような展開になってもどちらかが好走しそうです。夢が膨らみます。
次走は、もう1戦するのか、放牧かわかりませんが、なににしても楽しめる1頭です。
では、エクストラシチーの保護者の皆さん、また次走も特集組みますので、ご一緒に一喜一憂いたしましょう。
第3戦 2007年 6月16日 古馬混合500万クラス 昇級初戦は7着/3番人気
第2戦 2007年 5月12日 初優勝!! 3歳未勝利 1着/7番人気