7月5日 福島12R 500万下 芝1200mは、
13着/15番人気。
4角の勝負所で早くも失速と、全く競馬に参加できていない。
決め手のない芝はもういいだろう。
いや、ダートでも強気にはなれないが。
レース回顧と時計の分析を掲載。
(2009年7月14日完結)
前走前 5月13日 美浦南ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力
助手
4F 54.5
3F 40.7
1F 13.7[5]
7月1日 美浦南ニューポリトラック 良馬場 一杯
助手
5F 63.3
4F 50.8
3F 38.7
1F 14.1[4]
7月1日、この日のポリトラックでの2番時計を出しました。しかし、だからと言って、私はそんなに評価はしません。終いが14.1秒もかかっています。完全に最後は脚が上がっており、状態はそれほどいいとは思えません。
実績を残している松田博資厩舎のように、全体の時計は要しても、終いはビュッと伸びるような追い切りの方が良いと思うのですが、この厩舎はこういうやり方なので、いまさら言っても仕方ありません。
私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。関東転厩以来最悪だった前走前よりはマシでしょう。また、終いを要しているとはいえ、ポリトラックでの5F63.3秒は、ある程度の脚力がなければ出ない時計ですし、なにか馬具による矯正であるとか、きっかけさえ掴めば、500万クラスくらいは勝ち負けできる馬だと思うのですが・・・。
馬名 | 前走騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
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アポロストーム | |||||||||||
エイコミリオン | |||||||||||
エクストラシチー | |||||||||||
キーミヤビ | |||||||||||
クレムリンエッグ | |||||||||||
コスモイーゴリ | |||||||||||
サウスジャック | |||||||||||
サマーミッドナイト | |||||||||||
シュンカジョウ | |||||||||||
ステルスワン | |||||||||||
ソウルスクリーム | |||||||||||
チャームキャップ | |||||||||||
ツウカイヤスナム | |||||||||||
ハトチャン | |||||||||||
バトルミルク | |||||||||||
ビービーナエトル | |||||||||||
フレアリングローズ | |||||||||||
ブライティアカフェ | |||||||||||
ブラックスティング | |||||||||||
ベルモントバジル | |||||||||||
ホウショウルアー | |||||||||||
マイディスカバリー | |||||||||||
ラビットマン | |||||||||||
ラヴリードリーム | |||||||||||
リュウメイ | |||||||||||
ルージュアルダン | |||||||||||
ワイルドシェーバー |
優先出走権のないエクストラシチーの出走は微妙ですね。
スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケット。スタート直後、少し走ってから緩やかな上り坂になる。
福島コースは3コーナーのカーブが緩やかで、3コーナーに入ってからもかなりスピードが出る。従って、自然と競り合う距離も長くなる。
かつては開催が進むごとに内の馬場が悪化。特に秋の福島開催は、完全に外差しの馬場になりやすかったが、現在はそれも解消。開催日程の変更があり、最終週になってもそれほど内が悪くならなくなり、直線はバラける傾向にある。
逃げ・先行馬が開催を通じて活躍できる。福島芝1200mの攻略ポイントは、各馬のコース適性を見極めること。クラスを問わず過去に同レースで好走実績がある馬は要注意。いわゆる福島巧者が穴をあける。
枠順はほぼフラット。開幕週時はできれば内目を引きたいが、あまり気にしなくていい。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 逃げ、先行 ポイント コース適性 種牡馬ベスト 断トツでサクラバクシンオー 連対騎手ベスト 後藤浩輝、柴田善臣、蛯名正義、中舘英二、北村宏司 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分11秒2 1分11秒9 2歳未勝利 1分10秒7 1分12秒1 1分12秒2 2歳500万 1分11秒0 1分12秒0 2歳オープン 1分10秒7 3歳新馬 1分11秒2 1分10秒1 3歳未勝利 1分10秒9 1分11秒5 1分11秒1 1分12秒6 3歳500万 1分09秒8 1分10秒4 1分11秒8 古馬500万 1分09秒6 1分10秒4 1分11秒4 1分10秒4 古馬1000万 1分09秒3 1分10秒1 1分10秒9 1分10秒6 古馬1600万 1分08秒9 1分09秒3 1分09秒6 古馬オープン 1分08秒4 1分10秒8 1分10秒6 1分10秒1
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
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エクストラシチー | 草野太郎 | 5/17 湯沢5下 | 新潟芝1200 | 16 | 14 | 10 | 13 | 16 | 13 | ||
エフティアクトレス | 柴田大知 | 5/17 邁進10 | 新潟芝1000 | 5 | 5 | 11 | 13 | 3 | 1 | ||
オリオンザブラック | 嘉藤貴行 | 4/19 雪う5下 | 福島芝1200 | 5 | 12 | 9 | 3 | 1 | 4 | ||
カシマゼロワン | 池崎祐介 | 5/23 500万 | 新潟芝1000 | 16 | 15 | 10 | 13 | 13 | 16 | ||
ジェヴォーナ | 小林淳一 | 5/16 石打5下 | 新潟芝1600 | 12 | 9 | 3 | 14 | 14 | 9 | ||
シルクパナシア | 幸英明 | 4/05 1000万 | 中山芝1200 | 9 | 13 | 14 | 7 | 11 | 5 | ||
タマモハーバー | 石橋脩 | 5/16 ゆき5下 | 新潟芝1200 | 13 | 1 | 6 | 12 | 1 | |||
ドンラミノ | 木幡初広 | 12/28 500万 | 中京芝1200 | 12 | 18 | 11 | 10 | 9 | 地 | ||
ナスザン | 勝浦正樹 | 5/17 500万 | 東京ダ1400 | 14 | 12 | 16 | 16 | 15 | 9 | ||
ニシノクイック | 田辺裕信 | 5/23 米山5下 | 新潟芝1200 | 14 | 9 | 6 | 15 | 14 | 9 | ||
バトルラヴ | 内田博幸 | 5/17 湯沢5下 | 新潟芝1200 | 9 | 2 | 2 | 2 | 地 | 地 | ||
バードダムール | 二本柳壮 | 5/17 500万 | 新潟ダ1200 | 15 | 13 | 地 | 地 | 地 | 地 | ||
パープルマジック | 蛯名正義 | 2/01 500万 | 東京ダ1400 | 12 | 11 | 13 | 地 | 地 | 地 | ||
ミラクルロンド | 後藤浩輝 | 5/17 500万 | 東京芝1600 | 14 | 10 | 9 | 3 | 10 | 1 | ||
リトルディッパー | 北村宏司 | 5/16 500万 | 新潟芝1400 | 7 | 3 | 12 | 3 | 2 | 3 | ||
レッドリップス | 伊藤工真 | 5/02 未勝利 | 新潟ダ1200 | 1 | 1 | 2 | 2 | 7 | 7 |
青字は1000万クラスの成績 騎手の太字は乗り替わり。
エクストラシチー
前走後、”次走で進退を決める”と言われており、昨今の低迷ぶりから、終戦になる可能性が濃厚。
本日の追い切りもポリトラックでの2番時計を計時するなど(と言っても、終いバテですが)、全く動かなかった未勝利時代と比べると数段良化しているのですが、実戦に結びつきません。
せめて、だめもとでブリンカーの着用など、馬具での矯正を望みますが、ここの厩舎はあまりそういうことはなさそうです。
エクストラシチーはスタートはどちらかと言えば良い方で、好位の内を獲ることに成功します。そんな我らが愛馬エクストラシチーですが、最初に名前を呼ばれるところでラジオNIKKEIのアナウンサーに”エターナルシチー”と呼ばれ、レース内での存在感は皆無。空気のような存在のようです。
しかし、4角入り口の勝負所では、まったくついていけず、ジ・エンド。13着で入線します。大外ブン回しでもなく、距離ロスも少ないことから、芝では限界と言わざるを得ないでしょう。
今回のエクストラシチーの走破時計1分11秒5良馬場は、このコースのこのクラスの過去10年間の平均勝ちタイム1分09秒6良馬場と比較しても、相当遅いことがわかるでしょう。もちろん、開催後半で、馬場も多少悪くなっていますが、それも含めた平均勝ちタイムなわけですから、言い訳の余地はありません。
勝ち上がったのもダートなら、このクラスで勝ち馬からコンマ2秒差4着に肉迫したのもダート。芝では良績がなく、なぜ、2走続けて芝のレースに出走するのか。おそらくダートはもっと走らないという判断なのだろう。それなら、一杯一杯なのかも知れません。
とにかく引退間近なことは間違いないですが、凡走でもいいから1戦でも多く走って欲しいと私は思います。
2009年 5月17日 第11戦 湯沢特別 500万下 新潟芝1200m (16着/14番人気)
2009年 4月11日 第10戦 500万下 福島ダ1150m (10着/12番人気)
2009年 3月21日 第9戦 500万下 中山ダ1200m (13着/11番人気)
2009年 2月22日 第8戦 500万下 京都ダ1400m (16着/15番人気)
2008年11月30日 第7戦 500万下 京都ダ1200m (13着/12番人気)
2008年 8月 3日 第6戦 筑紫特別 500万下 小倉芝1200m (8着/9番人気)
2008年 7月20日 第5戦 500万下 小倉ダ1000m (11着/9番人気)
2007年 6月30日 第4戦 500万下 函館ダ1000m (4着/7番人気)
2007年 6月16日 第3戦 500万下 函館ダ1000m (7着/3番人気)
2007年 5月12日 第2戦 3歳未勝利 新潟ダ1200m 初優勝!! (1着/7番人気)