愛馬ステップシチー 第8戦!


6月22日函館10R湯川特別 500万下 芝2000mは、

1着/2番人気!

まずは保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。

そして、たくさんのお祝いメッセージありがとうございました。


ここでは格が違いすぎた!!

ほっさん購入愛馬初の連勝!!しかも特別戦連勝で賞金もがっぽり!!

美味しすぎる。こんなに強い馬が募集総額1400万円なんて、友駿様様。

友駿ホースクラブ2004年産募集馬3勝目1番乗り!!

道中は前が開くのか心配したが、上手く開いてからは1頭別次元の末脚!

直線約200mで、前9頭を牛蒡抜き!!

レース回顧と時計の評価、

レース後、藤岡佑介騎手のコメントと専門誌のレース評価を掲載。

(6月23日完結)

2008年6月10日作成

●放牧に出されていましたが、6月4日に帰厩しました!

 前走500万特別を快勝後、 降級を待つために短期放牧に出されていましたが、6月4日に帰厩しました!

 当サイトでは、6月5日の時点でこの情報をご報告していましたが、私ほっさんがバタバタと忙しくしていましたので、新特集を立ち上げるに至りませんでした。

 今週中に函館に入厩し、21日の出走に備えるそうで、楽しみです。北海道は4開催ありますが、500万クラスと1000万クラスの芝2600mの番組が多く、前走のような前々でも競馬のできるステップシチーにとっては、絶好の場所になります。
 また、芝2600mの番組は出走頭数が少なく、特別戦でも8頭立てなどというレースも多々あり、負けてもがっぽりと賞金が稼げます。ステップシチーのように、長距離を走れる馬にとっては、願ってもないコースです。

 また、追い切り情報など入りましたら、ご報告いたします。

これ以降は6月18日に作成

●21日と22日のレースに特別登録されました!

 6月21日 函館10R 八甲田山特別 500万下 芝2600mと、6月22日 函館10R 湯川特別 500万下 芝2000mに特別登録されました!!

 八甲田山特別は長距離ということもあり、登録数は20頭ですが、湯川特別は36頭で、出走確率はほぼ2分の1です。

 ただ、湯川特別は鞍上に藤岡佑介騎手を予定しており、岡田稲男調教師としては、どうやらこちら狙いのようです。

 さて、明日どちらに確定いたしますか。楽しみです。八甲田山特別の場合も、相当いい騎手に依頼すると思われます。空いている安藤勝己騎手とか・・・。

これ以降は6月19日に作成

●追い切り情報(6月19日作成)

前走前 5月7日 栗東坂路 良 馬ナリ

助手
4F 54.9
3F 39.8
2F 25.4
1F 12.4


5月8日 栗東プール 2周


6月19日 函館W 良 一杯

藤岡佑介
5F 67.9
4F 53.1
3F 38.9
1F 12.5



 6月19日、函館上陸後、初めて追い切り時計を計時しました。ジョッキー騎乗ですが、動きはいいですね。十分力の出せる状態です。私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。

●函館芝2000mコース解説

 スタート地点はホームストレッチの右端。4コーナーのポケット。坂の頂上からのスタートで、直線半ばまで下り坂を走ることになる。1コーナーまでの距離は476m。
 前半戦の主導権争いが決着するまではある程度流れるが、それほど厳しいペースにはならない。しかしながら、逃げ馬にとっては楽ではないコース。人気薄の逃げ切り勝ちは難しく、何かに差されやすい。力がある馬でないと勝ち切れない。
 ベストは先行しての抜け出し。普通の差し馬には不利で、最後の直線までに好位まで押し上げていないと厳しい。3〜4コーナーで動き始め、器用な脚を使ってのマクリ差しが要求される。芝1800m同様にラストの時計は非常にかかる。

 遅い上がり向きのパワータイプの馬を狙うのがセオリーで、血統的にはカーネギー、オペラハウス、エリシオ、ラムタラといった少し重めのノーザンダンサー系の産駒がいい。
 枠順の傾向は芝1800mとほぼ同じ。
有利な枠順 フラット
有利な脚質
先行、マクリ
ポイント 洋芝適性、脚質
種牡馬ベスト
連対騎手ベスト
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 2分04秒4 2分06秒6 2分08秒2 2分09秒0
古馬500万 2分03秒1 2分06秒5 2分09秒9 2分06秒8
古馬1000万 2分02秒3
古馬オープン 2分01秒2 2分03秒9

●出馬確定表

出馬確定表 6月22日函館10R 湯川特別 500万下 芝2000m 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
カゼノマイ 増沢由貴子 11/18 500特 福島芝1800 10
キャンディーストア 津村明秀  5/11 500万 京都芝1800 12 10 10
キープユアアイズ 池添謙一  3/16 500特 中京芝1800 13 15 15
クレバーデューク 中村将之  6/01 500万 中京芝1800 11 11 10
ショウナンライジン 木幡初広  4/26 500万 東京芝1800 14 13 11
シルクシャンゼリゼ 北村友一  5/25 未勝利 新潟芝2000
ステップシチー 藤岡佑介  5/11 500特 新潟芝2000
ゼットスピール 三浦皇成  5/25 500万 中京芝2000
ソウルオブジャパン 四位洋文  5/17 1000特 京都芝2000
ディアーウィッシュ 的場勇人  5/24 500万 新潟芝2000
ハギノプリンセス 安藤勝己 11/17 500万 京都芝2000 11
ハツカリ 長谷川浩大  5/31 500万 東京芝1800 13
ヒシユニバーサル 古川吉洋  5/11 500万 東京ダ1600 15 13 15
ファイナルジャッジ 松田大作  5/17 未勝利 京都芝1600
レインボージャック 横山典弘  5/25 500万 東京芝1600 16
ロイバーブリング 大野拓弥  5/11 500万 東京芝2400 12 10

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 「消」は想定されていたもこのレースには出走しない馬。騎手の太字は乗り替わり。

これ以降は6月22日朝に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「大駆警戒」


予想家の印
馬名 高柳利 井尻恵 小原靖
レインボージャック
キャンディーストア △△ △△
ディアーウィッシュ
ステップシチー △△
ソウルオブジャパン
ハギノプリンセス
シルクシャンゼリゼ
ゼットスピール
二重△は△△で処理
あとは無印



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
レインボージャック 68 65 31 68
ハツカリ 75 51 54 75
キャンディーストア 85 66 59 74
ディアーウィッシュ 78 73 69 77
ステップシチー 79 78 68 76
ヒシユニバーサル 65 45 43
カゼノマイ 71 69 71 70
ロイバーブリング 78 69 67 65
キープユアアイズ 71 71 61 60
ショウナンライジン 81 72 52 63
ファイナルジャッジ 77 77 73 71
ソウルオブジャパン 80 80 78 80
ハギノプリンセス 77 77 73 76
シルクシャンゼリゼ 68 60 68
クレバーデューク 71 61 70 69
ゼットスピール 78 73 78 73


デイリー馬三郎

予想印

◎ ソウルオブジャパン
○ ステップシチー
▲ ディアーウィッシュ

以下省略


見解

 「休養明けを叩いたソウルオブジャパンの決め手に期待。能力は1000万クラスでも十分に通用する馬で、降級戦のここは地力上位だ。調教の動きが一変し、状態は確実に上向き。好勝負は必至とみる。」

●前走レース後の騎手コメント

ステップシチー(1着)

 「スタートが良かったし、スローペースの2番手に付けられたからね。終いまでしっかりと伸びてくれました。完勝ですね。」(浜中俊騎手・デイリー馬三郎)

 「スタートも良かったし、スローペースにうまく落とすことが出来ました。完勝でした。」(浜中俊騎手・ラジオNIKKEI)

 「スローだったし、相手は前だと思いスッと2番手に。いい感じで運べたし、前を交わせば何とかなると思った。しっかり伸びてくれたし、今日はうまくいった感じですね。」(浜中俊騎手・競馬ブック)

 「スタートが良かったし、スローペースの2番手でスムーズに運べましたからね。追い出してからもしっかり伸びてくれたし、今日は完勝でしょう。」(浜中俊騎手・ギャロップ)
 「馬体は減っていたが、ちょうどいいくらいに映った。超スローペースの2番手を抑え切れない手応えで追走。直線で先頭に並びかけ、少しふらつきながらも力強く伸びてきた。この上がりで1馬身差つければ優秀だろう。」(競馬ブック)

 「2番手でいわゆる「大名マーク」の形。もともと格上馬であり、危なげないレース運びでの完勝劇。久々の1戦を楽に勝ち上がっており、次走が楽しみ。」(ギャロップ)

●各陣営のコメント

ステップシチー

 「前走後は間隔をあけて調整。500万なら実績は上位だし、滞在しているうちに賞金加算を。」(岡田稲男・デイリー馬三郎)

ディアーウィッシュ

 「函館入厩後も好調を維持している。自分の形に持ち込めば勝ち負けになってもいい。」(吉田厩務員・デイリー馬三郎)

ソウルオブジャパン

 「早めに現地入りして調整。鞍上もケイコで手応えをつかんでくれたし、ここは決めたい。」(島助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

カゼノマイ

 未だに未勝利の身分。しかし、前走は500万特別で5着。ただし、その前走はもう7カ月も前の話。

 強力な降級馬(ステップシチー)もおり、久々のここでいきなりとは・・・。

キャンディーストア

 ここ5走は10、10、12、8、6着と徐々に着を上げているものの、精彩を欠く。ここは相手が強すぎ。

キープユアアイズ

 ここ5走は8、15、4、15、13着と1度掲示板があるものの冴えず。そして前走から3カ月ぶりの今回、相手も悪いし出番なし。

クレバーデューク

 ここ5戦は6、10、11、5、11着とまれに善戦するも、勝ち負けレベルにはない。

ショウナンライジン

 数少ない(4頭)世代のウォーエンブレム産駒。

 ここ4戦は4、2、4、3番人気と人気を集めるが、8、8、13、14着と大敗続き。もう人気にもならないだろう。我らが愛馬ステップシチーアンド藤岡佑介の敵ではない。

シルクシャンゼリゼ

 前走2戦目で未勝利を脱出。しかも2着の2番人気の馬に5馬身差。しかし、走破時計は新潟芝2000mで2分03秒3(上がり36秒0)稍重で、ステップシチーの前走同コース2分01秒8(上がり33秒5)良とは、格が違う。

ステップシチー

 前走は休養明けも力の違いで圧勝。降級して同じクラスのここでは格が違う。楽勝。

ゼツトスピール

 ここ5走は7、6、5、4、7着と大敗はないものの、善戦のみ。ステップシチーの成績と見比べても、大きく見劣りする。

ソウルオブジャパン

 連勝で1000万クラスに昇級後は1番人気2番人気に支持されるも、それぞれ5着。我らが愛馬ステップシチーは格上挑戦の1000万クラスは16頭立ての4着。

 我らが愛馬ステップシチーといい勝負。こういう馬がいなければ、大楽勝。

ディアーウィッシュ

 我らが愛馬ステップシチーと同様前走新潟芝2000mで500万クラスを1度は脱出。降級してここに。そのときの走破時計は2分00秒8良。ステップシチーが2分01秒8良なので、時計は1分ほど違う。しかし、ステップシチーは超スローペースの上がりの競馬で、その切れ脚は33秒5。ディアーウィッシュが34秒0。互角ながらも決め手はステップシチーの方が上。

ハギノプリンセス

 サンデーサイレンスのラストクロップの仔。降級した前走の内容が案外。そこからさらに7カ月の休養明けで、いきなりからは無理でしょう。

ハツカリ

 ここ数戦は地方での交流戦が多かったが、前走13番人気ながらも驚きの3着。そのときの勝ち馬は、前走春日山特別でステップシチーの2着だったハリーアップ。ということは、ハリーアップを中心に考えても、ステップシチーには力が及ばないはず。

ヒシユニバーサル

 元地方所属馬。地方から出てきて2戦するも、芝ダートそれぞれともに15着大敗。中央の速い時計についていけない感あり。

ファイナルジャッジ

 前走でめでたく未勝利脱出。しかし、アタマ差と微妙に時計も平凡。しかも1600m。昇級していきなりから活躍できるとは・・・。しかも、相手が強い。

レインボージャック

 期待の外国産馬も未勝利を勝てずに、1度登録抹消し、地方へ。そして地方で2勝をあげ、中央に復帰。復帰後2戦して16着と4着。その前走の4着は走破時計は平凡。

 相手の強い今回は見送り。

ロイバーブリング

 ここ5戦は10、12、7、9、9着と冴えず。
ステップシチー
ソウルオブジャパン
ディアーウィッシュ
なし
 やはり降級組がライバルでしょう。それ以外で強そうな馬は見当たりません。ソウルオブジャパンは常に高いレベルで競馬をしていますね。負けるとしたらここ辺りだと思います。

 前走と違い、ここで勝たないと降級の利が受けられないとかではないので、焦りはありませんが、ステップシチーは1000万クラスでも、勝ち負けできるので、そこでメキメキと賞金を稼ぎたいですね。

これ以降はレース終了後に作成

●ほっさん購入愛馬初の連勝!!

 私は今日も昨日に引き続き休日で、自宅にて、テレビ観戦していました。道中は半分よりも後方で、しかも内に入ってしまったため、出られるかドキドキしながら見ていましたが、直線に入ってすぐに前が開くと、1頭次元の違う末脚で9頭をわずか200mの距離で牛蒡抜き!!最後はギリギリでしたが抜け出していたシルクシャンゼリゼを捉えたのがわかりました。

 これで、私ほっさんの購入愛馬(無料提供馬ではオペラシチーがデビュー3連勝)では初めての連勝!!しかも、賞金の高額な特別戦を連勝しました!!

 ステップシチーは2004年産新春セールのカタログの1番最後のページに載っていた馬(ということは、1番格安!!)で、募集総額はたったの1400万円!!前走の春日山特別と今回の湯川特別の本賞金だけでも2100万円ですから、この2戦だけでも馬価格を簡単に超えたことになります。もちろん、未勝利も勝っていますし、未勝利と500万で2着がそれぞれ1回ずつありますから、本当に馬主孝行な素晴らしい馬です。

 本当にいい馬を購入できました。ここまでは初戦で私が予言したとおりの活躍です。しかし、過去の走破時計からも、次のクラスは勝てても、1600万クラスからは未知数です。どこまで昇進できるでしょうね。父ステイゴールドと同じく晩成でしょうから(3歳12月でもソエが出ていたように)、かなり化けるかも知れませんし、これ以上時計を詰められないかも知れません。ここからが本当の勝負です。

 前に言っても良し、控えても良し、決め手もあるということで、私個人は物凄く期待しております。また、長距離を走れるスタミナもありますから、本当に期待できます。

●レース 

 我らが愛馬ステップシチーはスタートは少し出負けします。直線の短い函館ですので、これは正直心配しました。

 ハナは3番人気で要警戒のディアーウィッシュ(結局15着のブービー)。2番手はシルクシャンゼリゼ(ハイペースも結局2着に粘り切る、さすが北村友一騎手!)、3番手はショウナンライジン(結局14着)という隊列になります。ステップシチーは9番手の真ん中を追走します。ステップシチーの外側には断トツの1番人気ソウルオブジャパン(四位洋文騎手)が、ぴったりと馬体を併せて、ステップシチーが外に出せないように壁を作ります。

 さすが四位洋文騎手!!上手い騎乗です。また、敵がステップシチー1頭であることを熟知しておられます。小回りコースですから、3角辺りから、後方の馬はマクッて行かないと短い直線では届きません。こうやってライバルを封印しておれば、おのずと勝利は転がり込んで来ます。自身は外ですから、少し遅らしてマクッていけばいいだけで、完璧な騎乗でした。テレビで見ていて、四位洋文騎手の騎乗は、正直「鬱陶しかった。」です(笑)。

 ただ、ステップシチーにとってラッキーだったことは、前の馬が上手く競り合ってくれて、ハイペースになったことで、それだけが四位洋文騎手の誤算だったことでしょう。500万クラスにありがちなスローペースなら、脚を余して負けていました。
 ハイペースがたたり、前3頭のうち2頭は最後で脚が上がってしまい、14着と15着まで落ちているんですよね。

 600mを切ると満を持して四位洋文騎手の断然1番人気馬がマクリ始めますが、残念ながら内に押し込められたステップシチーは付いていく事ができずに、完全に取り残されます。この時点で、末脚のない馬なら、絶望的ですが、さすがに若手の最有力株、鞍上藤岡佑介騎手は、腹を括ってステップシチーの末脚を信じて、直線勝負に賭けます。

 4角では外に持ち出し(結局内はどこも開きませんでしたから、本当に好判断でした。)、追い出しを開始!藤岡佑介騎手のムチに応えて、我らが愛馬ステップシチーはグングン加速!瞬く間に前8頭を牛蒡抜き!!最後まで渋太く食い下がる北村友一騎手の人気薄シルクシャンゼリゼをギリギリ競り落としたところがゴールでした。

 包まれて余裕がなかったため、お釣りはありませんでしたが、コーナー通過順位でいうと9、9、9、10!!函館競馬場でこのパターンで勝つ馬などそうそういませんよ。愛馬ながら凄い馬です。

●時計の評価

 今回のステップシチーの走破時計2分01秒6良は、函館芝2000mの古馬500万クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが2分03秒1良ですから、素晴らしい時計なのですが、開幕週ということもあり、一概に凄い時計とは言えません。もちろん、ダメな時計ではありません。

 そこで、いつもと異なり、専門誌の推定勝ちタイムで判断しますと、競馬ブック誌では2分02秒0良となっています。これは、馬場状態やメンバーも含めたもので、かなり信用がおけます。その推定勝ちタイムを上回っているのですから、やはり素晴らしい時計と言っていいでしょう。決して相手に恵まれたとか、フロックといったものではなく、真の実力勝ちです。

 しかも、4角は出すところがなく大外を通って距離ロスをしてのものですから、評価できるでしょう。2着馬は終始最内の経済コースを通っていますから、何度やってもそこの結果は同じでしょう。


 ただ、この日の次のレース、HTB杯1000万特別ハンデ戦(同じく芝2000m)では、勝ちタイムが2分00秒9でしたから、上のクラスではねもっと時計を詰めないといけません。さあ、次走1000万でどこまでやれますか。過去平場の1000万クラスでは4着でしたが、いきなり勝ち負けまでできるでしょうか。楽しみですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

ステップシチー(1着)

 「スタートはボコッと出たけど、道中いい感じで回れて、勝負どころの反応も良かった。追ってからの伸びも素晴らしく、上のクラスでもやれそうですね。」(藤岡佑介騎手・デイリー馬三郎)

 「うまく流れに乗れました。いい伸びを見せてくれました。上のクラスに上がっても通用しそうです。」(藤岡佑介騎手・ラジオNIKKEI)

 「ゲートをボコッと出て後手に回ったけど、勝負どころでスッーと上がっていけましたからね。終いもきっちりと交わしてくれましたよ。この感じならクラスが上がっても楽しみです。」(藤岡佑介騎手・ギャロップ)

シルクシャンゼリゼ(2着)

 「思っていたよりも馬が良くなっていました。この相手に2着なら十分にメドが立ったと思います。」(北村友一騎手・デイリー馬三郎)

ほっさんコメント

「この相手に勝っちゃいました!フフフ。」


 「追い切りの時も感じましたが、思っている以上に成長しています。具合も良かったし、メドの立つレースができました。勝ちたかったですねぇ。」(北村友一騎手・ラジオNIKKEI)

ハギノプリンセス(3着)

 「思ったよりも進んで行かなかった。切れるタイプではなく、長くいい脚を使えたんだけどね。」(安藤勝己騎手・デイリー馬三郎)

 「初めて乗ったけど、長く脚を使える馬ですね。スパッと切れないから、ここの芝は合うと思うよ。」(安藤勝己騎手・競馬ブック)

ソウルオブジャパン(5着)

 「ハミを噛むところがあるので、その点に気をつけながら前に出して行ったんですが、そのせいかハミが抜けるまでに時間がかかってしまいました。これなら、小細工せずに馬の気持ちに任せて走らせてあげた方が良かったかも知れないね。」(四位洋文騎手・競馬ブック)

これ以降は6月23日に作成

●専門誌のレース評価

ステップシチー(1着)

 「ゲートの出は遅かったが、中団の馬込みで折り合いピタリ。手応え良く4角を回ってガラ開きの外に出すと、なかなかの切れ味。粘る2着馬を捉える。勝って同条件とはいえ、軌道に乗った感。」(競馬ブック)

 「中団で待機して、直線で外目に持ち出す形。ゴチャつく展開だったが、他馬とのコンタクトを避けるポジショニングが功を奏してゴール前鋭伸。」(ギャロップ)

シルクシャンゼリゼ(2着)

 「腹回りはまだ絞れそう。外から難なく2番手。折り合いもピタリとついて直線で抜け出したが、寸前で勝ち馬(ステップシチー様)の決め手に屈す。軽量(52キロ)とはいえ、昇級戦でアワヤ押し切るかの内容。このクラスもすぐ卒業できそう。」(競馬ブック)

ハギノプリンセス(3着)

 「仕上がる。外からジックリ構えて、3角から大外を進出。一瞬は突き抜けるかの脚。ここの洋芝は合う。」(競馬ブック)

ディアーウィッシュ(15着)

 「リングハミ。仕掛けてハナへ。自分の形には持ち込めたが、前半が59秒台のハイペース。4角ではもう手応えが怪しかった。」(競馬ブック)

●今後の展望

 今回の勝利で、次走は再び1000万クラスですが、過去阪神で16頭立て4着(2番人気)と、実績を残しています。そのことからも、特別戦を連勝していることからも、次走は不動の中心で、また今回の四位洋文騎手のように、腕のあるジョッキーはこの馬を警戒し、上手く乗らせまいと邪魔をしてくるでしょう。

 それでも今回のように、突き抜けてくれると信じています。ただ、時計はもっと縮めて行かないといけませんね。

 次走は

 7月 6日 函館12R 洞爺湖特別 1000万下 芝1800m
 7月13日 函館12R 北海ハンデキャップ 1000万下 芝2600m

が有力でしょうが、どちらかを勝って7月27日の函館記念GVに出走するのが、私の個人的な夢です。

 もっとも、そんなに焦らなくても、来年の今頃は間違いなくその辺りで走っていると思うのですが、本格化しつつある今、軽ハンデなら、かなり善戦できると思います。函館の洋芝も合うようですし、是非見てみたいです。

 岡田稲男調教師は、良く格上挑戦をされます。このステップシチーもそうでしたし、他の馬でも、1000万クラスから重賞挑戦も何度か見たことがあります。ステップシチーは長距離も走れますが、芝1800mから2000mが現在はベストのようですし、楽しみです。

●最後に

 この言い方は失礼かも知れませんが、この馬の能力から、今回は勝って当たり前のレースでしたので、私は愛馬の勝利は嬉しいのですが、意外に落ち着いています。いつもなら、優勝後2、3日はイレ込んでいるのですが(笑)。

 前走は私の購入愛馬初の特別レース勝ちで激アツでした。以前無料提供馬のオペラシチーでの特別戦勝ちはあるのですが、全8000口と1口賞金は少なく、また付加賞などもいただけませんでしたので(無料提供馬は本賞金のみ分配)、なんだか嬉しさ半減でした。しかし、購入愛馬のステップシチーが初めて特別戦の壁を打ち破り、私の夢の付加賞をゲットし、平場よりも大きな賞金を得ることができたのは、本当に嬉しかったです。その後2、3日は興奮が冷め遣らなかったです。

 しかし、今回はもう落ち着いています。なぜなら、1000万クラスでも16頭立て2番人気4着の実績のある馬。500万クラスで負けるわけがないのです。そう思っちゃってます。

 ただ、私の購入愛馬で1000万クラスを勝った馬はいません。次走はまた激アツです。今まで私の中で1つの壁だった1000万クラスを自身で選んで購入した愛馬が超えることができるのか。楽しみです。

 1000万特別になると、ハンデ戦なんかもありますし、2着でも本賞金が590万と未勝利戦に優勝するよりも高い賞金が得られます。これは美味しいですね。

 ステップシチーだけで、5月、6月と特別戦を連勝し、それぞれ少なく見積もっても15000円の1口配当があります。これだけで、10頭以上持っている私の愛馬たちの維持預託費やクラブの会費は十分黒字です。これ以外にも、21日に2着に入線した愛馬エスポワールシチーの賞金やアイオロスシチーやダブルダンスシチーの賞金も入ってきますので、当分は入金の必要もなく、余裕を持って1口馬主生活をエンジョイできます。有難いことです。

 本当に安くていい馬を発掘できました。血統と馬体で判断したこの馬を購入したことに、誇りと自信を持っています。まだ8戦を消化しただけで、まだまだ伸びシロもあり、とにかく順調に末永く走って欲しい、それだけを願います。

 ここから先の能力については未知数ですが、父ステイゴールドが7歳時に初めてGTを勝ったように、超晩成であることからも、また、出走回数が少なく使い減りしていないことからも、大いに期待しております。やたらめったら馬を出走させる調教師(なぜか関東に多い気が・・・)もいる中、脚元に不安を抱えていたこの馬をじっくりと仕上げ、結果を残された岡田稲男調教師に感謝します。師は、先週も2勝し、全国リーディングでも17勝で現在11位(2008年6月23日現在)と素晴らしい成績を残されています。管理の上手さと、スタッフとの良い関係が目に見えてくるようです。今年入厩してくる2歳馬の質の高さからも、今年40勝はいけるのではないでしょうか。その中には、私ほっさんが、キャロットクラブで購入した、初の高額馬(総額2400万、1口60000万、私の中ではかなり思い切った買い物なのだ!)ペルシステンテがいます。ペルシステンテ共々、岡田稲男厩舎には非常に高い期待を持っております。どんどん勝ち星を量産して、重賞制覇をして欲しいですね。師の重賞初優勝馬が、愛馬ステップシチーなら、それはもう最高ですが。


 そうそう、前走336000円だった付加賞は、今回476000円でしたね。このことからも、今回の方が前走よりも若干もらえる配当は大きいでしょう。微々たるものですが(笑)。


 最後になりましたが、早速たくさんのお祝いメッセージをいただき、ありがとうございました。友駿ホースクラブ2004年産募集馬の中では3勝1番乗りのこの馬に多くの熱い視線があることをヒシヒシと感じます。まず目標は本賞金が1億を超えることですね(現在3420万)。現役の友駿ホースクラブ所属馬ではパピヨンシチーしかいません。これでは寂しいですからね。


 毎回いいレースを見せてくれるので、厚い内容をお送りできるステップシチーの特集。第8戦特集はここまでですが、これからはずっと賞金が高額の1000万クラス以上で走ることになります。勝っても負けても熱いレースが続きます。

 次走、再び1000万でどのようなレースを見せてくれるのか、今からワクワクしますね。では、何か情報が入りましたら、第9戦特集を立ち上げたいと思います。

 がんばれステップシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2008年6月10日作成 18日、19日、22日、23日加筆

ステップシチーの過去のレース分析を知りたい方はこちら!!

第7戦 2008年 5月11日 春日山特別 500万下 新潟芝2000m 1着/4番人気 

第6戦 2007年12月23日 1000万下 阪神芝2400m 混合戦 4着/2番人気

第5戦 2007年12月 2日 尾頭橋特別 500万下 中京芝1800m 混合戦 4着/1番人気

第4戦 2007年10月27日 500万下 京都芝2000m 混合戦 6着/3番人気

第3戦 2007年10月14日 500万下 京都芝2400m 混合戦 2着/5番人気 現地写真多数付

第2戦 2007年 6月 3日 3歳未勝利 中京芝2000m 混合戦 1着/1番人気 現地写真多数付

第1戦 2007年 5月19日 3歳未勝利 中京芝1800m 2着/4番人気 

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