愛馬ステップシチー 第5戦!
12月2日中京10R尾頭橋特別芝1800mは、
4着/1番人気
馬の能力はだれもが認める素質馬。ゆえに特別戦でも1番人気。
しかし、申し訳ない4着で馬券にも絡めず、付加賞も貰えず。
レース回顧と時計の評価、レース後騎手のコメント及び専門誌の評価を掲載。
(12月3日完結)
2007年11月13日第1文作成
先日11月10日東京9R晩秋特別1000万下芝2400m混合戦において、ステップシチーが前々走芝2400m出走時に2着に敗れた際に優勝したカレンベラッジオが出走。堂々の1番人気に応えて快勝しました。
さすが、ステップシチーを負かした馬だけのことはあって1000万クラスは一戦で卒業。準オープンに進みました。
そんな強い相手に、休み明けで0秒1差の2着と健闘した愛馬ステップシチーは、いつも申し上げていますように、相手が悪い。前走6着だったときのメンバーもとても500万クラスでくすぶっている面々ではありませんでした。上手く流れに乗れれば、トントンと連勝できる馬です。次走が楽しみです。
前走6着に敗れたコースですから、嫌な気がされるかも知れませんが、前走の敗因は先の特集でも書きましたとおり、包まれて出るところがなく、脚を余してのものですから、なんら心配するものでもありません。
未だもって我らが愛馬ステップシチーの最も評価されるレースは初戦の芝1800mです。相手も走破時計もあれが1番でした。ですから、母父リアルシャダイを中心とする長距離適性は疑う余地もないですが、芝2000mも芝1800mも十分対応の範囲内です。
いくらなんでも、今回は前回ほど相手が揃うこともないでしょう。勝ち負けは間違いありません。
これ以降11月16日に作成
前走後、軽いソエと馬房の都合で外厩のグリーンウッドに2週間限定の短期放牧に出されていた我らが愛馬ステップシチーくんですが、予定どおり2週間でトレセンに戻ってきました。
ということは、おそらく次週の出走はほぼ確定だと思われます。なぜなら、放牧に出された馬は帰厩から10日経たなければ出走できません(記憶違いだったらごめんなさい。)。23日、ないしは24日、25日の出走を予定しておれば、少なくとも15日の時点では入厩する必要があり、予定どおり15日の時点では帰厩していることから(帰厩が14日だったのか、13日だったのかは今のところわかりません。)、次週の3日開催での出走がほぼ確実になったわけです。
元々この24日、25日の週は、東京と京都のみの2開催2日間で、計47レース(25日の東京はJCの関係で11レース)の予定でしたが、馬インフルエンザの代替開催ということで、24日、25日には中止となった小倉競馬の代替で中京に24レース、23日には札幌、新潟競馬の代替で東京と京都で計24レースが追加され、3日間で計95レースもの競走が実施されます。
ということは、出走馬が分断され、各レースは少頭数になること必至。同じレースに出るにしても少頭数であれば、戦わずしてそこそこの賞金が入る可能性が高くなるわけですから、我々馬主としては、非常に有難いことです。
さて、気になる出走レースですが、
24日の京都8R芝2000m
24日の中京8R芝2500m
24日の中京12R千種特別芝1800m
25日の東京7R芝2400m
25日の中京8R芝1800m
25日の中京12R桑名特別芝2000m
のいずれかにほぼ確定でしょう。
芝1800mは忙しいのではないかと意見もありそうですが、いつも書いていますように、いまだにこの愛馬ステップシチーの1番評されるレースはデビュー戦の中京芝1800mで、どの雑誌のどの指数を見ても、初戦が1番高く、メンバーの質の高さと破格の走破時計が評価されています。
当時私もそのときの走破時計から、1000万クラスまでは勝ち負けできると断言しましたが、出遅れでそのくらい素晴らしい時計を持っているステップシチーですから、中京芝1800mの500万クラスなら、相手にもよりますが、平均的な相手であれば、圧勝するでしょう。
ですから、セコイ話が500万特別なんかに特別登録してくれていると嬉しいのですが。だって賞金がかなり違いますもんね。
なんにせよ、岡田稲男師にお任せですね。
これ以降11月28日に更新
前走前 10月24日 栗東坂路 良 一杯
助手
4F 52.6
3F 38.4
2F 25.4
1F 12.6
10月30日 栗東プール
10月31日 栗東プール 1周
10月31日に短期放牧に出されます。
11月13日に帰厩しました。
11月20日 栗東プール 2周
11月23日 栗東坂路 良 一杯
助手
4F 53.1
3F 39.1
2F 25.8
1F 12.9
11月28日 栗東坂路 良 強め
助手
4F 53.5
3F 38.8
2F 25.3
1F 12.8
11月28日、出走に向けて追いきられました。気配は良いようですが、ベストの前走前に比べると、時計も最後の伸びも今ひと息と言えます。しかし、十分実戦に出れる状態ではあります。ただし、若干ソエが残っているのかと言われれば、そうでしょう。まだ100パーセント完治には至っていないと思います。
昨日愛馬ディヴァインシチーに続き、期待の愛馬アイオロスシチーも屈腱炎の疑いでレントゲン撮影を受けることになりましたが、競走馬の脚は非常にデリケート、特に愛馬ステップシチーや3歳の内に2勝したディヴァインシチーなど、スピードのある馬こそ、脚元に負荷がかかっているものです。
我らが岡田稲男調教師はスパルタですが、それでいて馬に無理をさせない素晴らしい調教師です。師がGOサインを出されたのなら、大丈夫でしょうし、師がもう1週見送られるというのなら、それも賢明でしょう。明日の師の判断を楽しみにしています。
我らが愛馬ステップシチーは、25日日曜日に中京の2レースに特別登録しました。12月1日 ステップシチー 中京12R 高山特別 500万下 芝2000m、12月2日 ステップシチー 中京10R 尾頭橋特別 500万下 芝1800mで、どちらも未勝利戦で好走した相性のいいコースです。
ステップシチーは長距離向きの配合で、長距離戦でも時計やレース振りは素晴らしいものを残していますが、なんと言っても、いまだにベストレースと言われるのは、初戦の中京芝1800mです。この時計の走破時計は1000万クラスのもの。また、対戦した相手もその後500万をあっさりとクリアし、1000万クラスでも1番人気に支持されるような馬ばかりでした。
とはいえ、高山特別は41頭も特別登録、尾頭橋特別に至っては54頭もの特別登録馬がいます。はっきり言って出走だけでも困難ですが、双方仮に除外になったとしても、調子がいいのなら、12月2日中京7R芝2500mにまわる手もあります。このレースは水曜日の時点では11頭しか想定されておらず、もちろん特別戦で選に漏れた馬がこぞって出走するとは思いますが、この3レースの内のどれかには出走できると思います。
騎手は全く未定ですが、前々走ナイスな騎乗だった藤岡康太騎手が騎乗停止中というのは、正直痛いですね。
12月1日に中京競馬場で騎乗する予定の主な騎手は次のとおりです。
池田鉄平、上村洋行、丹内祐次、安藤光彰、中舘英二、佐藤聖也、柴原央明、小牧太、高山太郎、柄崎将寿、田島裕和、的場勇人、郷原洋行、幸英明、高橋亮、黛弘人、大野拓弥、田中克典、木幡初広、古川吉洋、津村明秀、鮫島良太、二本柳壮、橋本美純、太宰啓介、川島信二、芹沢純一、石橋脩、荻野琢真、宮崎北斗、千田輝彦、飯田祐史、菊沢隆徳、田中健 各騎手
12月2日に中京競馬場で騎乗する予定の主な騎手は次のとおりです。
津村明秀、長谷川浩大、太宰啓介、木幡初広、田中克典、田中健、嘉藤貴行、荻野琢真、郷原洋行、小野次郎、安藤光彰、中村将之、村田一誠、黛弘人、荻野琢真、的場勇人、中舘英二、田島裕和、田中博康、野元昭嘉、丹内祐次、上村洋行、難波剛健、古川吉洋、赤木高太郎、鮫島良太、生野賢一、二本柳壮、高橋智大、田辺裕信、大下智、浜中俊、宮崎北斗、佐藤聖也、小林淳一 各騎手
敢えてだれが良いとか言いませんが、なんとも地味なメンバーです。ただ、きちんと初戦のようにマクッていってくれれば、だれが騎乗しても勝てるでしょう。
さぁ、あとは明日の確定を待つだけです。
これ以降11月29日に作成
出馬確定表 12月2日中京10R 尾頭橋特別 500万下 芝1800m 全16頭
|
馬名 |
騎手 |
前走 |
着 |
人 |
過去着順 |
追い切り |
|
オペラブラーボ |
田辺裕信 |
11/03 500特別 |
福島芝1800 |
3 |
1 |
2 |
7 |
5 |
1 |
B+ |
|
カゼノユクエ |
安藤光彰 |
11/11 500特別 |
福島芝1800 |
2 |
3 |
2 |
12 |
11 |
6 |
B− |
|
グランドカラー |
西田雄一郎 |
11/11 500特別 |
福島芝1800 |
3 |
1 |
3 |
2 |
9 |
6 |
B− |
|
クリスタルコースト |
吉田豊 |
06/07/15 5特 |
小倉芝1700 |
3 |
9 |
6 |
4 |
12 |
1 |
B− |
|
シュウザンゴールド |
長谷川浩大 |
10/27 500万 |
福島芝1800 |
9 |
8 |
13 |
12 |
1 |
8 |
C |
|
シーローレル |
大下智 |
11/18 500万 |
福島芝2000 |
7 |
7 |
13 |
7 |
12 |
3 |
C |
|
ステップシチー |
デムーロ |
10/27 500万 |
京都芝2000 |
6 |
3 |
2 |
1 |
2 |
|
B− |
|
セラフィックロンプ |
中舘英二 |
11/10 500万 |
福島芝2000 |
3 |
4 |
4 |
6 |
10 |
1 |
B+ |
|
テントゥワン |
二本柳壮 |
11/11 500特別 |
福島芝1800 |
8 |
11 |
6 |
9 |
5 |
14 |
C |
|
ドリームサンデー |
赤木高太郎 |
11/18 500特別 |
福島芝1800 |
2 |
2 |
9 |
2 |
5 |
1 |
B− |
|
ハイフェイム |
津村明秀 |
11/03 500万 |
福島芝2000 |
10 |
7 |
5 |
1 |
8 |
11 |
B− |
|
マイネルヴルメリオ |
幸英明 |
11/10 500万 |
福島芝2000 |
4 |
5 |
除 |
5 |
4 |
5 |
B− |
|
マイネルオークベイ |
大野拓弥 |
7/16 交流 |
盛岡芝1700 |
1 |
2 |
6 |
9 |
9 |
5 |
C |
|
マストビートゥルー |
ルメール |
7/21 500万 |
函館芝2000 |
5 |
1 |
4 |
3 |
3 |
15 |
C |
|
メイショウハヤボシ |
太宰啓介 |
11/11 500万 |
京都芝1600 |
17 |
18 |
18 |
7 |
10 |
10 |
C |
|
ロードキャニオン |
嘉藤貴行 |
11/17 500万 |
東京芝1800 |
13 |
15 |
14 |
10 |
8 |
4 |
C |
騎手の太字は乗り替わり。
馬名 |
追い切り日 |
コースと
馬場状態 |
強さ |
騎乗者 |
追い切り時計 |
評価 |
オペラブラーボ |
11/28 |
美浦坂路稍 |
馬ナリ |
助手 |
51.5−12.1 |
B+ |
カゼノユクエ |
11/28 |
美浦北C稍 |
強め |
助手 |
6F84.4−13.5 |
B− |
グランドカラー |
11/29 |
美浦坂路良 |
仕掛 |
吉田豊 |
52.8−12.2 |
B− |
クリスタルコースト |
11/28 |
美浦ポリ良 |
馬ナリ |
西田雄一郎 |
5F66.9−12.0 |
B− |
シュウザンゴールド |
11/28 |
美浦ポリ良 |
馬ナリ |
増沢 |
5F69.1−12.8 |
C |
シーローレル |
11/28 |
栗東CW良 |
馬ナリ |
助手 |
5F69.6−13.3 |
C |
ステップシチー |
11/28 |
栗東坂路良 |
強め |
助手 |
53.5−12.8 |
B− |
セラフィックロンプ |
11/28 |
美浦坂路稍 |
強め |
助手 |
50.5−12.2 |
B+ |
テントゥワン |
11/28 |
美浦南W良 |
馬ナリ |
助手 |
5F69.0−12.8 |
C |
ドリームサンデー |
11/28 |
栗東DW良 |
馬ナリ |
助手 |
6F81.9−12.6 |
B− |
ハイフェイム |
11/28 |
美浦ポリ良 |
仕掛 |
津村明秀 |
5F67.0−11.8 |
B− |
マイネルヴルメリオ |
11/28 |
栗東CW良 |
一杯 |
助手 |
6F80.5−13.0 |
B− |
マイネルオークベイ |
11/28 |
美浦ポリ良 |
馬ナリ |
助手 |
5F67.2−12.4 |
C |
マストビートゥルー |
11/28 |
栗東坂路良 |
一杯 |
助手 |
55.3−13.7 |
C |
メイショウハヤボシ |
11/29 |
栗東坂路良 |
馬ナリ |
助手 |
54.8−14.0 |
C |
ロードキャニオン |
11/28 |
美浦北C稍 |
馬ナリ |
助手 |
5F71.2−13.8 |
C |
スタート地点は正面スタンド左斜め前あたり。ゴール地点を1回通りすぎて、そのまま1周するコース。
最初の1コーナーまであまり距離がないため、逃げ・先行馬が多い場合は、スタートから主導権争いが激しくなることがある。
1から2コーナーを回り、向こう正面に入っても前の隊列が落ち着かないこともある。
フルゲートは16頭だが、枠順の有利・不利はある。
内枠の方が断然有利で、5枠より外枠は成績が落ちる。外枠を引いて終始外を回らされると厳しい。
道中最初のペースがあまり速くならなければ、前に行っている馬の方が当然好走しやすい。
人気薄の逃げ馬がそのまま逃げ切って大きな配当が出やすいコースでもある。
差し・追い込み馬でも直線の入り口では、ある程度の位置に押し上げている必要がある。
有利な枠順 |
内枠 |
有利な脚質 |
逃げ〜先行 |
ポイント |
展開と位置取り |
種牡馬ベスト |
サンデーサイレンス、トニービン、ダンスインザダーク |
連対騎手ベスト |
安藤勝己、武豊、中舘英二、酒井学、藤田伸二 |
|
|
|
|
|
推定勝ちタイム |
良馬場 |
稍重馬場 |
重馬場 |
不良馬場 |
2歳新馬 |
1分50秒7 |
1分53秒6 |
1分54秒4 |
|
2歳未勝利 |
1分50秒2 |
1分51秒3 |
|
|
2歳オープン |
1分49秒2 |
|
|
|
3歳新馬 |
1分52秒7 |
|
|
|
3歳未出走 |
1分51秒8 |
|
|
|
3歳未勝利 |
1分50秒1 |
1分51秒0 |
1分51秒1 |
|
3歳500万 |
1分49秒3 |
1分50秒5 |
|
|
3歳1000万 |
|
|
|
|
古馬500万 |
1分49秒3 |
1分50秒1 |
1分50秒7 |
|
古馬1000万 |
1分48秒7 |
1分49秒6 |
|
|
古馬1600万 |
1分48秒7 |
1分49秒8 |
1分49秒7 |
|
古馬オープン |
1分47秒5 |
1分48秒5 |
|
|
これ以降12月1日に作成
競馬ブック
短評は「伏兵浮上」
予想家の印
馬名 |
長岡利 |
西村敬 |
米満浩 |
ドリームサンデー |
○ |
○ |
○ |
シーローレル |
|
|
△ |
マイネルヴルメリオ |
△ |
△ |
△ |
オペラブラーボ |
△ |
△ |
△ |
ステップシチー |
◎ |
◎ |
◎ |
カゼノユクエ |
|
△ |
|
セラフィックロンプ |
▲ |
△ |
△ |
マストビートゥルー |
|
|
△ |
グランドカラー |
△ |
△ |
|
二重△は△で処理
あとは無印
なんとも、激アツ!!ただし、実際のブック紙面では、中野秀幸氏が▲(あれれ?)だったりと、意外にバラけています。ちなみにあの藤井嘉夫氏もステップシチーに◎でした。これは勝たねばいけませんよ。
予想オッズ
馬名 |
予想オッズ |
ドリームサンデー |
2.9 |
ステップシチー |
3.4 |
オペラブラーボ |
6.2 |
マストビートゥルー |
10.4 |
セラフィックロンプ |
10.6 |
マイネルヴルメリオ |
12.6 |
以下15倍以上省略
この予想どおりだと2着賞金420万ゲットか!!特別競走なので付加賞もありますし、2着でも1口7000円程度はありそうですね。1着だったら!?悶々・・・。
スピード指数
馬名 |
最高値 |
3走前 |
2走前 |
前走 |
評価 |
ドリームサンデー |
80 |
80 |
64 |
75 |
|
クリスタルコースト |
76 |
74 |
76 |
74 |
|
シーローレル |
74 |
73 |
54 |
73 |
|
テントゥワン |
76 |
61 |
71 |
68 |
|
マイネルオークベイ |
68 |
57 |
59 |
68 |
|
マイネルヴルメリオ |
80 |
59 |
63 |
72 |
|
ハイフェイム |
72 |
69 |
72 |
68 |
|
オペラブラーボ |
76 |
72 |
76 |
75 |
|
シュウザンゴールド |
77 |
62 |
61 |
60 |
|
ステップシチー |
79 |
77 |
76 |
72 |
|
カゼノユクエ |
81 |
69 |
77 |
74 |
|
セラフィックロンプ |
76 |
76 |
71 |
74 |
|
ロードキャニオン |
70 |
63 |
56 |
69 |
|
メイショウハヤボシ |
85 |
69 |
53 |
64 |
|
マストビートゥルー |
86 |
77 |
73 |
70 |
|
グランドカラー |
77 |
74 |
74 |
71 |
|
推理のキー
「見直し必要」
Iステップシチーの前走は二走目のポカでは。間隔を取って立て直し、今週が上々の攻め内容。これなら巻き返せそう。相手は@KEOG。(坂井直樹)
デイリー馬三郎
予想印
◎ マストビートゥルー
○ ドリームサンデー
▲ オペラブラーボ
△ ステップシチー
以下省略
見解
「デビュー勝ちした相性のいい中京コースが舞台。マストビートゥルーが3勝目を目指す。函館の深い芝でも崩れなかったように、確実に地力を強化中。持ち前の先行力を武器に押し切りを狙う構えだ。」
大阪スポーツ
本紙の狙い
「素質上位はステップシチーだが、前走の勝負どころで置かれ加減になっていたのが気掛かり。小脚が要求される小回り1800mがプラスに働くとは思えず対抗まで。敏捷性で他を一歩リードするのが◎ドリームサンデー。前走は苦手な荒れ馬場にノメりながらも連対を確保。小回り戦で楽に前に行けたときのしぶとさは折り紙付きだ。今週は併せ馬で格上馬を圧倒と気配も文句なし。馬場のいい中京だけに押し切りが期待できる。1発なら使いながら調子を上げているオペラブラーボ。こちらも中京の良馬場ならもう一押しが利きそうだ。」
予想家の印
馬名 |
仕掛人
上田 |
STM
風岡 |
東スポ
藤井 |
調教
松浪 |
闘券
難波田 |
情報
西尾 |
双眼鏡
末永 |
本紙
高岡功 |
ドリームサンデー |
△ |
◎ |
○ |
◎ |
△ |
○ |
◎ |
◎ |
クリスタルコースト |
|
○ |
|
|
|
|
|
|
シーローレル |
|
|
|
|
▲ |
|
|
|
マイネルヴルメリオ |
△ |
|
△ |
|
|
|
○ |
△ |
ハイフェイム |
|
|
|
|
◎ |
|
|
|
オペラブラーボ |
○ |
△ |
▲ |
○ |
△ |
▲ |
△ |
▲ |
ステップシチー |
◎ |
△ |
△ |
▲ |
|
|
△ |
○ |
カゼノユクエ |
△ |
▲ |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
セラフィックロンプ |
|
△ |
|
|
○ |
◎ |
|
△ |
マストビートゥルー |
△ |
|
△ |
△ |
|
△ |
▲ |
△ |
グランドカラー |
▲ |
△ |
◎ |
△ |
|
△ |
|
|
昨日ダブルダンスシチーに敢然と◎を打った”闘券”は無視してもらって良いでしょう。サイコロで決めているんじゃないか?もしかしてプリンちゃん?
ステップシチー(6着)
「4角で置かれ加減になりました。もっと距離は長い方がいいタイプかも知れません。」(武豊騎手・競馬ブック)
「ジワッと行かせて中団の内。勝負どころで包まれて動くに動けなかった。バラけてから伸びてきたが、今日は脚を余したか?」(競馬ブック)
「馬体は少し細く映る。勝負どころでも内、内に入って動けない流れ。直線はバラけてから脚を伸ばしてきたが・・・。」(ギャロップ)
ドリームサンデー(2着)
「ペースは遅くて楽な逃げが打て、勝てる展開だったのに駄目でした。中京で雨の時に大敗しているし、こんな馬場は向かない。4角では躓いてバランスを崩していたもの。」(赤木高太郎騎手・競馬ブック)
オペラブラーボ(3着)
「ペースが落ち着いてしまったし、緩い馬場もちょっと気にしていましたね。直線はいい脚を使っているんですが・・・。」(木幡初広騎手・競馬ブック)
ステップシチー
「前走はソエを気にして力を出し切れなかった。今は治まっているし、能力通りに走れば。」(岡田稲男調教師・デイリー馬三郎)
「前走は勝負どころで反応が鈍かった。もう少し前で競馬ができれば前進もある。」(内山助手・大阪スポーツ)
ドリームサンデー
「前走は久々だったし、荒れ馬場もこたえた。現級はすぐに勝てる馬。良馬場で改めて。」(片山助手・デイリー馬三郎)
シーローレル
「ケイコはいい動きだし、現級通用の力もある。小回りで折り合って運べれば変わっても。」(藤原助手・デイリー馬三郎)
テントゥワン
「体がふつくらして、毛ヅヤも良くなっている。体調面の上積みから前走以上の結果を。」(杉田助手・デイリー馬三郎)
マイネルオークベイ
「体は増えていると思うけど、これは成長分。この距離も守備範囲なので、初戦から期待。」(中野栄治調教師・デイリー馬三郎)
マイネルヴルメリオ
「二千だと前半に少し行きたがるみたい。すぐにコーナーがある中京の千八なら折り合える。」(坪憲章調教師・デイリー馬三郎)
「前走よりも馬は良くなった。もう少しやれてもいいはず。」(友田助手・大阪スポーツ)
ハイフェイム
「予定を1週延ばしケイコの動きが良化。上積みは見込めるので、前走(10着)以上にはやれるはず。」(河野通文調教師・デイリー馬三郎)
オペラブラーボ
「コース変わりはプラスだが、近走は勝負どころでズブさを見せる。馬体減りしなければ。」(久保田貴士調教師・デイリー馬三郎)
「中間も引き続き気配はいいし、コース替わりも問題なし。時計勝負にも対応できるのでチャンス十分。」(尾形助手・大阪スポーツ)
シュウザンゴール
「右に刺さるので左回りだと外に逃げるのがどうか。ただ具合はいいので、好勝負は可能。」(増沢助手・デイリー馬三郎)
カゼノユクエ
「ここ2戦はうまく集中して走れている。今回は相手が揃うけど、流れが向いてくれれば。」(岩城博俊調教師・デイリー馬三郎)
セラフィックロンプ
「ケイコは抜群の動きだった。出来は更に上向き。近走のレースぶりからも今度こそ。」(武藤善則調教師・デイリー馬三郎)
ロードキャニオン
「前回のブリンカー着用でハミ受けが良くなっているので、距離が若干長いかもしれない。」(後藤由之調教師・デイリー馬三郎)
メイショウハヤボシ
「中間も順調だが、レースに行ってもうひとつ前向きさが足りない。まじめに走れば・・・。」(山本助手・デイリー馬三郎)
「前走でもできていたが、久々を使った上積みはある。小回りのこの距離は合っている。」(吉岡八郎調教師・大阪スポーツ)
マストビートゥルー
「ケイコの動きが物足りないし、まだ仕上がり途上だが、現級なら力上位。大崩れはない。」(蓮見助手・デイリー馬三郎)
グランドカラー
「前走は仕掛けがワンテンポ遅れて脚を余した感じ。引き続き出来は良く、改めて期待する。」(境征勝調教師・デイリー馬三郎)
「引き続き状態はとてもいい。勝ち負けになる力は十分あるので、うまく一瞬の脚を生かせば。」(三野輪助手・大阪スポーツ)
マストビートゥルー 1分46秒8 良 57キロ
ドリームサンデー 1分47秒7 稍 56キロ
ステップシチー 1分47秒7 良 56キロ
メイショウハヤボシ 1分48秒2 良 56キロ
マイネルヴルメリオ 1分48秒4 良 54キロ
マイネルオークベイ 1分50秒3 稍 56キロ
テントゥワン 1分51秒5 重 57キロ
前走の武豊騎手に続いて今回はミルコ・デムーロ!だれもが納得の騎乗技術。ネオユニヴァースのダービーや10番人気だったダイワメジャーでの皐月賞制覇が印象的な28歳。
なんと今年のJRAでの成績は、
16−4−5−34
勝率 27.1
連対率 33.9
3着内率 42.4
本日(12月1日)の成績は
3番人気 2着
2番人気 4着
4番人気 3着
1番人気 1着
3番人気 1着
下の3鞍は特別レースで、必ず馬券の対象になっています。これぞ豪腕!!
今年絶好調のデムーロ騎手が前日も絶好調!5着以下なし!!これでステップシチーが掲示板を外すなんてことはないよね!
ちなみに明日の特別レース3鞍ともおそらく1番人気馬に騎乗です。特別3連勝で間違いないよね。
オペラブラーボ
新馬戦1番人気勝ちの素質馬。追い切りはなかなかも、久保田貴士調教師がおっしゃっているように、近走はズブさも見せる。前走は特別戦3着も時計は平凡。メンバーの揃ったここでは「?」。
カゼノユクエ
ここ2走連続2着と普通なら「そろそろ順番」と短評にコメントされそうだが、とんでもない、今回は相手が揃ってしまった。前走も特別戦で2着といっても、1分53秒6の遅い展開。今回は時計が速くなること必至で、時計勝負に参戦できるのかが、最大のポイント。
ステップシチーの方が実力上位と見ますが。
クリスタルコースト
12月1日16時30分の時点で感冒の為、取り消し。
シーローレル
中1週なのに速い追い切りが馬ナリ1本。3走前もステップシチーには手も脚も出ず。
ステップシチー
追い切りは「B−」評価と私の評価は低いですが、これは、いい時の動きを知ってしまっているからで、競馬ブックでは1番評価になっています。
ただ、他もそんなに目立つ追い切りの馬はおらず、好勝負になることは必至。
前走芝2000mに騎乗した武豊騎手が距離不足を進言していましたが、私は1800mは現状ではベストだと思っています。それは初戦の時計がやはり破格だからです。
競馬ブックのスピード指数でも初戦が「79」で依然トップです。ただ、前走でも「72」と過去最低指数を頂戴しましたが、それでも70を超えており、とにかく負けても大崩れのないところが魅力です。
初戦は惜しくも2着と取りこぼしましたが、今回は鞍上デムーロの豪腕で取りこぼさず、きっちり決めて欲しい。中京競馬場の相性もいいですし、頼みます。
セラフィックロンプ
追い切りは私の木曜日の評価でも、メンバー中同率1位。今日の新聞の内容では、武藤善則調教師も相当色を持っている様。
しかし、福島で4着3着ときたとはいえ、時計が平凡。2000mなら、愛馬ステップシチーは2分00秒台で走破している。そこにくると、セラフィックロンプは2分03秒0(4着)と2分01秒9(3着)。福島と中京でコースが違うとはいえ、1秒以上の差がある。
追い切りの動きの良さで、もしかしたら!?があるかも知れないが、おそらく我らが愛馬ステップシチーの方が上でしょう。
ドリームサンデー
このコースは稍重で我らが愛馬ステップシチーと同タイムの時計を持つ強敵。追い切りも互角。
ところが、中京芝1800mは、ステップシチーのデビュー戦でも書きましたが、すぐにコーナーなので内枠有利。ましてや5枠以降は成績が落ちるというデータ付き。
その差で交わされてしまう恐れもあり。しかし、愛馬ステップシチーの方が、凡走はなく、毎回確実に力を出していることからも実力上位。この最大の敵を倒して勝って欲しい。
マイネルオークベイ
速い追い切りが11月28日の馬ナリを除けば7月25日までさかのぼるということで、明らかに調整不足でしょう。
マイネルヴルメリオ
直前の追い切りでは、全体では6F80秒5と、まずまずですが、終い1ハロン13秒0というのが気になります。前走4着時の時計もたいしたことがないですし、相手強化の今回は苦しいのでは。
マストビートゥルー
私ほっさんが、ステップシチーのライバルとして気になっていたのが、この馬。その理由は、このコースでの持ち時計1分46秒8が破格の時計であること。
しかし、木曜日に私が追い切りを「C」評価にしたように、動きはからっきし。これで助かった。4カ月の休み明けで動きが戻っていないとすると、我らが愛馬ステップシチーに先着するのは厳しいでしょう。
メイショウハヤボシ
追い切りが馬ナリ1本でしかもたいした時計でもないのに、上がりが14秒0と、これはいかにもいけません。
ロードキャニオン
これも追い切りが馬ナリで1本。美浦北Cコースで上がり13秒8は稍重馬場だったとはいえ、心配な数字です。成績もメンバー中ピカイチ悪く、今回も最下位争い?
ステップシチー
ドリームサンデー
なし
セラフィックロンプ
ドリームサンデーとは、力量互角で、枠の差あり。ステップシチーが初戦のように3枠5番あたりなら、ドリームサンデーの印をもっと下げるのですが、相手は1枠1番。こちらは5枠10番。そこは間違いなくハンデになります。
しかし、鞍上デムーロの腕にも期待して、とにかく勝って欲しい。特別競走だし、勝てば本賞金だけでも未勝利戦の2倍!付加賞もあるでしょうし、とにかく勝ちたい。勝つ、勝つ、勝ぁーつ!
ところで、1つだけ心配なのは、ソエはちゃんと治まっているんでしょうね。それだけちょっと気掛かり。
さぁ、明日、私の純粋に購入した愛馬初(無料提供馬のオペラシチー除く)、特別競走の勝利はあるのか!ドキドキしますね。
これ以降12月2日に作成
ステップシチーはスタートは互角に出ますが、二の脚が付かずどんどんと失速(もしかして躓きでもあったの?)。あっという間に最後方。直線の短い中京では考えられないような位置に。
前は内からドリームサンデーがスルスルと、外からセラフィックロンプが気合を付けていい位置を取りにきます。ハナはドリームサンデー、2番手にセラフィックロンプ、3番手にはメイショウハヤボシ。ステップシチーは後方から2頭目の13番手の外。
4角から直線に向くと前2頭が後続を3、4馬身千切り独走態勢に。なぜか我らが愛馬ステップシチーは直線入り口で最後方。「おいおい、直線全然距離ないぞッ!!」と掲示板もあきらめたのですが、そこから、1頭別次元の末脚。3着のドリームサンデーにクビ差届かず、馬券にも絡めず、付加賞も貰えない4着に沈みました。
直線入り口であの位置では仕方がない。また、反応が悪かったのかな?しかし、そんなことは最初からわかっていること。デムーロ騎手のレース後のコメントが気になります。
デムーロ、バカ野郎!!10Rでもメインと同じ乗り方せんかい!!(独り言ですので・・・)
勝ったオペラブラーボはさすが新馬戦1番人気1着の素質馬。叩き3走目で完全に復調しました。この時計は破格ですし、1000万クラスでもあっさり行くと思いますよ。
ステップシチーの走破時計1分47秒8良は初戦の時計と0秒1遅いものですが、上記コース解説でも書いていますように、1000万クラスの過去10年の平均勝ちタイムをも上回っています。ですから、凡走しているわけではないのですが、いつも相手が悪い。もう1つ証拠に競馬ブック誌の推定勝ちタイムも1分48秒3良です。なにも悪いこともありませんし、このクラスとしては胸を張れる時計です。
直線は最速上がりの34秒1!脅威の切れ脚です。これだけの決め脚を持っていながら、このクラスで3戦も停滞するとは・・・。
勝ったオペラブラーボはあのハイペースで上がり34秒4で上がるのですから、はっきり言って中京の芝の中距離は重賞でも勝てますよ。まぁ、見ていてください、次走は少なくとも◎印ばかりで圧勝するでしょう。
しかも今回も初戦と同じ大外を回っての時計です。0秒1差の2着馬やクビ差届かなかった3着馬よりは評価されてしかるべきです。ただ、全てが上手く行ったとしても、あの1着馬には現状勝てません。それほど強く完璧な内容でした。鞍上の田辺裕信くん、お見事です。
これ以降12月3日に作成
オペラブラーボ(1着)
「少しずるいところがあると聞いていたので道中は気を抜かせないように運びました。3〜4角では前の2頭を見ながら手応え十分に上がって行けたし、仕掛けてからの瞬発力が違い過ぎました。」(田辺裕信騎手・デイリー馬三郎)
「前走・前々走とズブさを見せていたようなので、気を抜かせないように走らせました。前2頭が飛ばしていく展開も良かったし、時計も優秀ですしね。強かったです。上のクラスでも通用しそうですよ。」(田辺裕信騎手・ラジオNIKKEI)
「気を抜かさないようにとの指示がありましたし、その点に気をつけていました。勝負どころからも前との差を詰めて行けましたし、この時計も速いですね。いい馬に乗せてもらいました。」(田辺裕信騎手・競馬ブック)
「ここ2走がズブかったそうなので、気を抜かせないように運んだけど、今日はピリッとしていましたね。直線の脚もしっかり。勝ち時計も優秀ですね。」(騎手・ギャロップ)
セラフィックロンプ(2着)
「逃げていた馬は交わしているんだけどね。前に行ってしぶといこの馬の持ち味は出せたけど、今日は相手が強すぎたよ。」(中舘英二騎手・デイリー馬三郎)
「逃げ馬を2番手から捉えるレースをしたのですが、その後ろにいた勝ち馬の決め手が一枚上でした。時計も速いし、よく頑張っています。」(中舘英二騎手・ラジオNIKEEI)
「とにかく逃げ馬を掴まえようと思っていたからね。今日は勝った馬が強かった。時計も速いしねえ。」(中舘英二騎手・競馬ブック)
「逃げ馬が相手と思って運んで、それは捕らえたんだけど、勝ち馬の決め手が上だった。」(中舘英二騎手・ギャロップ)
ドリームサンデー(3着)
「前2頭でやり合っているように見えたかもしれないけど、ペース自体は決して速くなかったし、息も入っていたんだけど・・・。手応えの割には最後は伸び切れなかった。」(赤木高太郎騎手・デイリー馬三郎)
「競っているように見えても向正面まではスローペースで、自分からペースを上げて行ったくらい。それなのに2番手の馬にも交わされてしまいましたからね。ラストの踏ん張りがいま1つでした。」(赤木高太郎騎手・ラジオNIKKEI)
「息は入っていたし、決してペースは速くなかった。勝負どころからこられるのは人気を背負っている馬の宿命のようなもの。目方は増えていても気にならなかったし、これで甘くなるあたり、控えて行った方がいいのかも知れないね。」(赤木高太郎騎手・競馬ブック)
「向正面から自分で行かせた。来られていても息は入っていたし、もう少し踏ん張ってくれると思ったんだが・・・。」(騎手・ギャロップ)
ステップシチー(4着)
「返し馬でゴトゴトしていて、レースでもコーナーごとに走りのアクションが小さくなっていました。レースになったのは最後だけでした。」(デムーロ騎手・ラジオNIKKEI)
「返し馬でコトコトしていたようにコーナー、コーナーでのアクションが小さかった。その分最後だけしか競馬できなかった感じだね。」(デムーロ騎手・競馬ブック)
ロードキャニオン(5着)
「気持ちを切らさないように運びました。最後まで諦めずに走ってくれましたし、折り合いさえつけば距離も保つと思います。」(嘉藤貴行騎手・競馬ブック)
グランドカラー(6着)
「切れ味がないので、前々で運びたかったけれど中団の馬が動いて行かなかった分、身動きが取れませんでした。」(西田雄一郎騎手・競馬ブック)
カゼノユクエ(11着)
「いつもはハミを噛んだまま行けるのに、今日は一向に差が詰まらなかったよ。」(安藤光彰騎手・競馬ブック)
オペラブラーボ(1着)
「気合乗る。シャドーロール。好位で流れに乗り、3角から仕掛けて前2頭との差を詰め、直線豪快に突き放して5馬身差の圧勝。時計も速い。前肢を投げ出すような走法で、軽い芝向き。」(競馬ブック)
「前の2頭から離された3番手。その2頭の勢いが落ちた残り1Fで一気に交わし去って5馬身差の圧勝。馬体減りしなくなって能力全開。」(ギャロップ)
セラフィックロンプ(2着)
「馬体上々。積極的に出て行って、逃げるドリームをピッタリとマーク。直線でこれは競り落としたが、勝ち馬が強過ぎた。」(競馬ブック)
「前を行くドリームサンデーの半馬身後ろから。3コーナー過ぎから2頭で引き離し、マッチレースの様相。直線でドリームサンデーは捕らえたが、勝ち馬の強襲に遭う。」(ギャロップ)
ドリームサンデー(3着)
「張り、毛ヅヤ良し。仕掛けてスッとハナに立ったが、セラフィックにピタッとこられてしまう。左手前のままで踏ん張り切れず。」(競馬ブック)
「押してハナへ。マイペースで進めようとしたが、セラフィックロンプに厳しくマークされ、直線半ばで力が尽きる。それでも3着に踏ん張った。」(ギャロップ)
ステップシチー(4着)
「前捌きが硬い。初馬後すぐに下げてジックリと。4角でも最後方。大外に出してよく伸びたが、上がりも速くここまで。」(競馬ブック)
「後方でジックリと運んだのが裏目?4コーナー最後方から最速の上がりをマークし、猛然と追い上げたが・・・。」(ギャロップ)
ロードキャニオン(5着)
「後方。勝負どころで思うように押し上げられなかったが、直線はなかなかの伸び。叩き2走目でグンと内容良化。」(競馬ブック)
「後方からよく伸びた。叩きつつ上昇気配。」(ギャロップ)
グランドカラー(6着)
「中団の外を追走。直線で内目に進路を取ってジリジリと差を詰める。少し決め手に欠ける印象。」(競馬ブック)
カゼノユクエ(11着)
「好位の外をなだめつつ追走。4角ではもうお釣りがなかった。この馬には時計も速かった。」(競馬ブック)
負け惜しみに聞こえるかも知れませんが、負けてなお強しの内容だったと思います。走破時計からも、このクラスの卒業は時間の問題でしょう。1つ上のクラスでも十分勝ち負けできる能力はあると思っています。
しかし、エンジンのかかりが悪いなど、難しい面もあります。私はこの馬は豊富なスタミナを持ち合わせているので、第3戦の藤岡康太騎手のように、無理にでも気合をつけて前で競馬を進める方があっていると思いますが、初戦の内容から、後方からの4角マクりを目指した今回の騎乗は納得できます。今回も敗因は勝負所での反応が悪く、置いていかれたこと。これだけです。
ステップシチーは、吉田稔騎手以外は毎回乗り替わっています。いい騎手に乗ってもらうと、期待はできるのですが、やはり多少落ちる騎手でも、昨日勝ったトールポピーのように、騎手を固定(別に池添謙一騎手が多少落ちる騎手だと言っているのではありません。)している方が、その馬の癖を熟知でき、良績に繋がるのではないでしょうか。なかなか一流騎手は連続して乗ってもらえないですからね。
とにかく、予想外の500万クラスでの停滞ですが、弱い負け方ではありませんし、次走もまた厚い印をたくさん貰うことでしょう。せこい言い方をしますが、あまりとんとんと昇りつめてしまって、オープンや準オープンで二桁着順連続でろくに賞金もなしというのも寂しいですから、まずは着実に維持管理費以上に稼いでくれることが絶対条件です。なので、今回の特別戦4着でも有難いことです。本賞金が160万円で、出走手当てが約40万ありますから、これだけでも約200万は稼いでくれています。1口にすると約3000円の配当です。ひと月の維持管理費が約1200円ですから、十分プラスの馬ということで、これからの息の長い競走生活を期待します。
ただ、来年6月にクラスの見直しがあり、そのとき1000万クラス以上なら、降級できる利点がありますので、なんがなんでもそこまでにはあと2つ勝って欲しいというのが本音ですが。
というわけで、今回の特集はこれでお終いですが、直前までソエに悩まされていたほどの若駒。相当なスピードを秘めていますので、成長して開花すれば来年秋は必ず重賞を走っていると思います。今回勝ったオペラブラーボも新馬戦を1番人気1着で勝った後、意外にもズブい面を見せ停滞しました。しかし、この圧勝をきっかけに、確実に馬が変わってくるでしょう。下手すれば何連勝とするかも知れません。
愛馬ステップシチーも同様に今は停滞していますが、開花すれば連勝できる馬です。成長を温かく見守りましょう。
では、またなにか情報が入りましたら次の特集を立ち上げます。次走も1番人気でしょうね。少なくとも今回の2着馬3着馬よりは内容のあるレースでしたから。
最後までご愛読ありがとうございました
ステップシチーの過去のレース分析を知りたい方はこちら!!
第4戦 2007年10月27日 500万下 京都芝2000m 混合戦 6着/3番人気
第3戦 2007年10月14日 500万下 京都芝2400m 混合戦 2着/5番人気
第2戦 2007年 6月 3日 3歳未勝利 中京芝2000m 混合戦 1着/1番人気
第1戦 2007年 5月19日 3歳未勝利 中京芝1800m 2着/4番人気
2007年11月13日作成 14日、16日、22日、23日、28日、29日、12月1日、2日、3日加筆