5月1日に更新されましたクラブ公式HPアルマニャックの近況報告によりますと、我らが愛馬アルマニャックは、5月11日の門別 JRA指定交流 リゲル特別 ダート1800mに登録し選出されたそうです。
中央では現状ワンパンチ不足なことから、交流戦への出走は願ってもなく出走の可能性は高いでしょう。ここなら勝ち負け出来るかも知れません。
しかし、中1週続きで、阪神→阪神→新潟→門別はいくらなんでもハード過ぎると思いますし、ましてや2歳時に輸送熱で数カ月を棒に振った馬です。輸送も得意とは言えず、力を出し切れない恐れも多々あります。
いや、何よりも故障が心配です。さて、本当に出走するのでしょうか。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
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アルマニャック | 4/30 未勝利 | 新潟ダ1800 | 6 | 3 | 5 | 4 | 交 | 14 | |||
クードテアトル | 1/15 未勝利 | 京都ダ1800 | 16 | 15 | 15 | 8 | |||||
シルバーブリオン | 4/30 未勝利 | 新潟芝2200 | 12 | 8 | 10 | ||||||
ソウルオブエイチ | 4/29 交流 | 門別ダ1800 | 3 | 2 | 交 | 6 | 2 | 6 | |||
タフ | 4/29 交流 | 門別ダ1800 | 2 | 4 | 9 | 5 | 5 | 6 | |||
ニシノファブレッド | 12/26 新馬 | 阪神ダ1800 | 12 | 5 | |||||||
フォーミー | 4/03 未勝利 | 小倉ダ1700 | 6 | 10 | 交 | 11 | 8 |
交流戦にしてはそれなりの面々です。
前走前 4月27日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
田中健
4F 56.8
3F 計測不能
2F 26.7
1F 13.2
5月5日 栗東プール 2周
5月5日、プールで調整されました。これだけ使い続けられているので、時計は出せないでしょう。これでいいですね。
2011年5月11日(水) 門 別 第8競走 ダート 1800m(右)19:00発走 |
JRA交流競走 リゲル特別 (サラブレッド系 3歳 定量) |
賞金 1着500,000円 2着100,000円 3着75,000円 4着50,000円 5着25,000円 |
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レコード 1:51:8 プリオールボナンザ 56 櫻 井 拓 章 2000/01/03
*「セ」 =「せん馬」 *「計不」=「計量不能」 *「降」=「降着」 |
服部 茂史(はっとり たかふみ)は1976年3月14日生まれ。地方競馬のホッカイドウ競馬・田中淳司厩舎所属の騎手である。勝負服の柄は胴青・黄菱山形一本輪、袖桃。福岡県出身、身長162センチ、体重51キログラム、血液型O型。北九州市立槻田中学校卒業。
1994年9月29日付けで地方競馬騎手免許を取得し、中津競馬場からデビュー。同年10月8日第9回中津競馬1日目第1競走アラ系C2級一般戦エステーライトで初騎乗(8頭立て1番人気3着)。同日第6競走サラ系C級一般戦をニューリヴァーで優勝(8頭立て1番人気)し、4戦目で初勝利。
1996年9月16日第11回全日本新人王争覇戦出場(12人中4位)。
1997地方競馬通算100勝達成。
1999年3月7日第17回中津競馬2日目第9競走第2回西日本騎手招待若潮杯(C級)をエルビスボーイで優勝(9頭立て3番人気)。
2000年9月、ホッカイドウ競馬に移籍。
2001年6月16日第1回函館競馬3日目第10競走遊楽部特別(3歳以上牝馬限定500万下)でダイナピクシーに騎乗(16頭立て16番人気16着)し、中央競馬初騎乗。
2002年8月3日第2回函館競馬7日目第10競走美利河特別(3歳以上500万下)をカツマサケンで優勝(16頭立て16番人気)し、中央競馬初勝利。
2005年地方競馬通算500勝達成。
2010年9月30日、9316戦目で中央競馬・地方競馬通算900勝達成。同年10月4日と10月14日にスーパージョッキーズトライアルに初出場。合計38ポイントを獲得し総合3位となる。
同年12月6日から翌2011年2月4日まで南関東公営競馬で期間限定騎乗を行う。南関東での所属は大井競馬場・佐野謙二厩舎。同年12月7日第9回船橋競馬2日目第3競走3歳一般戦(80.1万円以上1125.5万円未満)をヘリオスで優勝(14頭立て1番人気)し、期間限定騎乗での初勝利をあげた。
地方通算成績は9402戦932勝・2着991回・3着1062回・勝率9.9パーセント・連対率20.5パーセント(2010年12月9日現在)、中央競馬通算110戦5勝・2着3回・3着9回・勝率4.5パーセント・連対率7.3パーセント。
ほっさん愛馬への騎乗はこれが初めてです。正直、名前しか知らない騎手でよくわかりません。
競馬ブック
予想家の印
馬名 高倉 フォーミー ▲ ソウルオブエイチ ◎ シルバーブリオン △△ アルマニャック 〇 ゴールドウォッチ
見解
5頭立ての交流戦。フォーミーは前走、出遅れながらも0秒4差6着。前々走の大井戦でも善戦したように、ここに入れば力上位は明らか。初勝利へ王手。ソウルオブエイチは取消後の一戦になるが、気配は悪くない。武豊騎手に乗り替わって要注意。アルマニャック、シルバーブリオンも素質は見劣らない。
展開予想
平均ペース
逃げ 2
好位 4,3
中位 5
後方 1
ハナはソウルか。やや離れてアルマ、シルバーが続き、ゴールド、フォーミーが追走。この頭数だし、各馬、道中はスムーズに動けるはず。末脚勝負に。
アルマニャック(6着)
「一本調子なところがあるから、うまく流れに乗れないと難しいね。最後もジリジリとした伸びだったよ。」(中舘英二騎手・競馬ブック)
「勝負どころから捲ることも考えていたのですが、後ろにいた馬に外から一気に来られたし、そこで主張していっても苦しい展開になりそうだったので、そこはあえて待ってロスなく立ち回るほうを選びました。最後に伸びて来ているのですが、結果的に前が残ってしまったし、迫ることができませんでした。悔しいです。ややワンペースなところがあるようですが早めに動きすぎても終いが甘くなるかもしれないし、難しいところですが、もしまた乗せていただけるのであれば今回の経験を活かしてこの悔しさを晴らしたいです」(中舘英二騎手・キャロットクラブ公式HP)
注)赤字のところはザブングル加藤風に。
「ちょうどエースチョウサンと同じような位置取り。前半はいい感じだったが、ペースが上がった時にモタモタしていた。ちょっと勝ちみに遅い印象を受ける。」(競馬ブック)
5頭立てと言っても、4頭がJRA所属馬で1頭はJRAからの転厩馬です。故にJRAの未勝利戦のようなものですが、その転厩馬ゴールドウォッチは弱そうですし、シルバーブリオンも芝でしか走っていませんが、過去2戦は人気だけでさっぱりです。
フォーミーも比較的メンバーの軽い小倉で6着と振るいませんし(アルマニャックも新潟で6着ですが・・・)、やはり武豊騎手騎乗のソウルオブエイチが強敵でしょうか。
しかし、前走は取り消しですし(今回は5頭立てなので取り消したら承知しないゾ!!)、これまた人気ばかり先行でたいした実績はありません。
追い切りの動きの冴えている馬もいませんし、こうなるとすでに7戦目でレース慣れしているアルマニャックも勝てるのではないかと思います。
しかし、アルマニャックも勝負どころでの反応が悪く、今回また乗り替わりですから、鞍上の服部茂史騎手が上手く早目に仕掛けてくれないと、いつもの再現VTRのようにペースが上がったところで下がって行ってしまうことでしょう。正直、もう同じ負け方は見たくありません。
更に中1週での遠征続きによる疲労も気になります。
このようにどの馬も不安材料があり、どれが勝っても不思議はありません。傑出した馬もいないと思います。
メンバーにも恵まれたことですし、ここで勝って欲しいです。
アルマニャックのスタートはやや出負け気味ですが、今回も行きっぷりが良く先頭から差のない3番手の外を追走します。内を見ながらの良い位置なのですが、小回りの競馬場でずっと外を走っていますから、内とは随分と走行距離の差があります。
この先団3頭から4番手は4、5馬身離れ、もうこの3頭で決まっちゃうのかな?とさえ思いました。
しかし、3〜4コーナー中間ではアルマニャックはもう手応えがなく、ムチが入るもズルズルと後退。唯一の地方所属馬(といっても元は中央所属馬)ゴールドウォッチにもコーナーワークで内から交わされ><、勝ち馬から大きく離された(4着馬からも大きく離された)5着シンガリで入線。あまりにも残念な結果となりました。
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上り 4F 51.6 3F 38.2 コーナー通過順
1コーナー (2,3,4),1,5
2コーナー 2,(3,4),1,5
3コーナー 2,3,4,1,5
4コーナー (2,3),1,4,5
アルマニャック(5着)
「メンバーを考えれば決めなくてはいけなかったのですが、勝負どころで急激に手ごたえがなくなってしまいました。レース間隔がある程度詰まっていたうえに輸送を挟んでいたけど、状態は悪くなかっただけに歯痒いところですね。レース後に空港牧場に戻していますので、態勢を立て直して北海道開催で巻き返しを図ることになると思います」(浅見助手・キャロットクラブ公式HP)
ということで、おそらく陣営の予定通り、ノーザンファーム空港牧場に移動しました。
2歳時には輸送熱でしばらくの休養を余儀なくされたり、地元阪神で好走したように、アルマニャックが移動が苦手なことは明白です。せっかく力をつけている今、新潟や門別への遠征は結果的に失敗でした。
陣営は今回の門別遠征は同日門別の交流戦へ連れて行く同厩のキンシゴールドとの絡みと、負けた場合未勝利馬の最終決戦地北海道への残留を見据えてのものだったことは言うまでもありません。
確かに北海道の未勝利戦は出走しやすく、相手も比較的軽くなることからバンチ不足のアルマニャックには最適でしょう。しかも滞在競馬なら輸送も少なく力が出せると思います。
ですから陣営の筋書きは素晴らしいものだったと思います。
今回は交流戦でシンガリ負けと目を覆いたくなる結果でしたが、敗因は疲労と明らかですし、私は阪神の走りや走破時計から未勝利クラスなら勝てる力はあると今でも思っています。
函館開催まで少しリフレッシュして疲れを取り除き、万全の態勢で競馬に向かって欲しいですね。
今回の交流戦はメンバーがメンバーだけに期待しましたが、結果はシンガリ負けと最悪でした。しかし、一応これでも本賞金加算ですし、出走したことは良かったと思っています。
負け方が負け方だけに、もうアルマニャックの未勝利脱出を諦める方もいらっしゃるかも知れませんが、私は全く諦めていません。ましてや、そこそこの数を走ってそこそこの賞金も持って帰ってきてくれている馬です。引退して割引証書と言っても期待できる金額はなく、なんとか勝ち上がって貰って長く現役を続けて貰わないと大損になります。
私はここ数戦の行きっぷりなどから、コースや距離が合えば1つ上のクラスでもある程度やれると思っています。馬体も良いですし。
ですので、とにかく北海道で勝ち上がって本州に帰ってきて欲しい。そう願っております。
頑張れアルマニャック!!
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