アルマニャック(コニャックレディの08) 第4戦


一戦ごとにレース内容はほんの少しずつ良化。

前走は最後までしっかりと追われて今回は更に前進を見込む。


成長を促す為、宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されていましたが、

2月26日に帰厩しました。


3月12日 阪神4R 3歳未勝利 芝1600m 混合戦に公営の川原正一騎手で出走確定も、

3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震の為に12日、13日の競馬は開催中止になりました。


3月23日の公営・園田競馬(金剛山特別・ダ1400m)に登録しましたが、選出されず現在補欠1番手。

3月20日 阪神5R 3歳未勝利 芝1800m混合戦に出走想定も、
フルゲート16頭のところに想定数56頭で回避。


3月27日 阪神3R 3歳未勝利 ダート1800m 混合戦に出馬投票も当サイトの予想通り非抽選除外。

そりゃ、フルゲート16頭に31頭が出馬想定、13頭が優先権持ちと初出走。残り3枠では厳し過ぎる。


4月3日 阪神2R 3歳未勝利 ダート1800mに出馬想定!!

フルゲート16頭のところに想定数は29頭。

優先出走権持ちと初出走は7頭。

アルマニャックは想定表通りですと11番手ということで、一応出走できそうですね。


しかし、出走は

4月2日 阪神1R 3歳未勝利 ダート1800mに出走!!

レース前、鞍上は浜中俊騎手で激アツと書いたが期待に違わない見事な騎乗で

4着/11番人気。

未勝利脱出にメドを立てると共に貴重な次走への優先出走権を確保。

同レースに出走の愛馬のセシリアシチーも8着と出走奨励金を確保。



レース回顧と時計の分析、レース後の浜中俊騎手と浅見秀一調教師のコメントを掲載。


20日の追い切りは自己ベストを1秒更新。やはり良化していた。


パドック写真付き現地観戦レポート。

(2011年4月4日完結)

2011年2月26日立ち上げ

●前走後、宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されていましたが26日に帰厩しました

 前走後、成長を促すために宇治田原優駿ステーブルに放牧に出されていた我らが愛馬アルマニャックですが、2月25日クラブ公式HPにて、26日に帰厩予定であると発表されました。

 そして26日の同HPでアルマニャックの帰厩が発表されました。


 これで最短で3月12日、13日の週に出走できるわけですが、また交流戦でしょうか。

 少しずつですが一戦ごとに内容が良化していますし、とにかく前進を期待します。

 2月26日に3勝を積み上げ全国調教師のリーディングに躍り出た浅見秀一調教師の勢いそのままにアルマニャックも勝ち上がって欲しいですね。

これ以降は3月9日に作成

●気になる出馬想定表(3月12日 阪神4R)

出馬想定表 3月12日 阪神4R 3歳未勝利 芝1600m 全26頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アルマニャック
インフィニート 藤岡佑介
エアアヴリル 浜中俊
エアワンピース 武豊
エーシンインパルス 秋山真一郎
ケイト
ゴットラウディー 酒井学
コードロン
シェイドトゥウイン
シゲルリジチョウ 国分恭介
ショウナンアピア 国分優作
ショウナンカミング リスポリ
スペシャルダンス
スマートリバティー
セレブリティ 池添謙一
タイアップ 四位洋文
ツルマアクセル 野元昭嘉
ドラゴンウオッカ
ペルレンケッテ 藤田伸二  2/27 新馬 阪神芝1800
マスターアポイ 高倉稜  2/05 新馬 京都芝1600 10 14
メイショウウイッシン 武幸四郎 12/12 未勝利 小倉芝2000 18 14
メイショウクロシオ
メイショウシレトコ 高橋亮
モエロック 和田竜二
ラフアウェイ
ロッセ

これ以降は3月11日に作成

●出馬確定表(3月12日 阪神4R)

出馬確定表 3月12日 阪神4R 3歳未勝利 芝1600m 混合戦 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アドマイヤカージ 安藤勝己  2/26 新馬 阪神芝2000
アルマニャック 川原正一  1/12 交流 名古ダ1400 14
インフィニート 藤岡佑介  2/12 未勝利 小倉芝1200
エアワンピース 武豊  2/19 未勝利 京都ダ1800
エーシンインパルス 秋山真一郎 初出走
シゲルリジチョウ 国分恭介  2/27 未勝利 阪神芝1800
ショウナンアピア 国分優作  2/12 未勝利 京都芝1600 10 12
ショウナンカミング リスポリ  2/19 未勝利 東京芝1800 10
スマートリバティー 岩田康誠  2/19 未勝利 京都芝1600
セレブリティ 池添謙一  1/10 未勝利 京都芝1600 14
タイアップ 四位洋文  2/20 新馬 京都芝1600
ドラゴンウオッカ 浜中俊  1/23 新馬 中山芝1600
ハギノハートフル 高倉稜  1/23 未勝利 京都芝1600 15 11
ペルレンケッテ 藤田伸二  2/27 新馬 阪神芝1800
メイショウウイッシン 武幸四郎 12/12 未勝利 小倉芝2000 18 14 11
モエロック 和田竜二  1/08 未勝利 京都芝1600

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

●阪神芝1600mコース解説

 改装後の目玉コース。
 スタート地点はバックストレッチの中間からやや左寄り。長い直線が2本にコーナーが2回。外回りの京都芝1600mに似たコース形態となった。従来のようなスタート直後のカーブがなくなったことで、当初は枠順の有利・不利がなくなることが予想されたが、どうやら完全には解消されていない。最初の3コーナーまでは比較的馬群が固まったまま進むので、多頭数の外枠だと内枠の馬よりもだいぶ外を回らされるからだ。最後の直線(Aコース使用時)は外回りが474m。この点については従来との違いは大きい。追い出しのタイミングが最後の直線に入ってからでも間に合うようになったので、各馬能力を発揮しやすくなった。ただし、以前よりもペースが遅くなることが増えたので、直線は長いけれども差し・追い込みが不発というシーンも増えた。展開の読みがレース攻略のカギを握る。

有利な枠順 内〜中枠
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 枠順、展開
種牡馬ベスト
連対騎手ベスト
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分36秒3
2歳未勝利 1分36秒4
2歳500万 1分34秒1
2歳オープン 1分33秒1
3歳新馬
3歳未勝利
3歳500万
古馬500万
古馬1000万 1分35秒2
古馬1600万 1分34秒1
古馬オープン
新コースの為データ少なし 上記は実施された各数レース分の平均勝ち時計

●騎手は公営の川原正一騎手 (ほっさん評価「D」)

 川原 正一(かわはら しょういち)、1959年3月14日生まれ。鹿児島県出身で兵庫県競馬組合所属の騎手である。2005年6月までは笠松の原隆男、田口輝彦厩舎に所属していた。勝負服は胴青・白菱山形一本輪そで赤。好きな戦法は差し。地方通算成績は21769戦3796勝、勝率17.4パーセント、連対率31.3パーセント(2011年3月15日終了時現在)。

 1976年4月28日の第1競走でデビューし、その日の第5競走(通算4戦目)で騎乗したカツスタツクで初勝利を挙げる。

 1997年にはワールドスーパージョッキーズシリーズで総合優勝。1996年にはそれまで18年間リーディングだった安藤勝己から初のリーディングを奪取、1997年と1999年から2004年まで笠松リーディングの偉業を成し遂げた。

 2005年6月24日、最終レースの終了後に兵庫県の曾和直榮厩舎に移籍すると発表、27日付けで移籍した。笠松所属としての最後の騎乗は苦楽を共にしたミツアキサイレンス(6月26日・福島テレビオープン)だった。笠松所属時の成績は16951戦2856勝。トップジョッキーの移籍により、笠松競馬の経営状態が相当悪化していることが改めて認識された。本人も移籍に際して「家庭の事情」を移籍の理由に挙げている。

 兵庫県競馬の内規により、他競馬場から移籍した騎手は、一旦騎手免許を返上し1年間厩務に従事することが定められていたが、所属する曾和厩舎の尽力で約半年後の2月7日に再デビューを果たした。6月27日までは1日に騎乗できる回数を4鞍に限定されていたものの、2月9日に行われるゴールデンジョッキーカップに合わせての復帰だったこと、2004年にJRAに移籍した厩舎所属だった小牧太に続いて2006年3月からJRAに移籍した岩田康誠に代わる優秀な所属騎手を確保するためだったこともある。

 兵庫移籍後には「ここに骨を埋めるつもりで来た」と発言するなど、JRA移籍は断念した。なおJRAで72勝しているが重賞は未勝利である。

 現在は木村健、田中学と並ぶ兵庫の人気騎手となっている。曾和直榮調教師の勇退により、2010年9月24日付で重畠勝利厩舎に所属変更となった。


 「2010年の中央での1勝はズブめの1番人気馬を何とか動かしてのもの。兵庫では2010年に130勝以上してリーディングに立っているが、51歳という年齢でパワーが落ちている感じがある。2007年には中央で単勝9480円、6070年、5920円と穴を出した。翌2008年は1〜3番人気馬で[0・1・0・5]と期待に応えることができなかった。中央72勝のうち芝では31勝。距離は問わない。2010年に単勝13950円の馬で2着があり、侮れない面は残る。」(佐藤祐樹元騎手)



 2010年3月16日現在の中央での通算成績は1324戦72勝、勝率5.4パーセント、連対率11.1パーセント。2010年は40戦1勝、勝率2.4パーセント、連対率9.8パーセントと低くなっている。

 2011年3月15日8時現在、地方(兵庫)では223戦38勝で勝ち数、収得賞金とも木村健騎手に次ぐ2位となっている。昨年(2010年)は1025戦188勝、勝率18.3パーセントでやはり兵庫のリーディングの第2位(1位は木村健騎手の192勝)。


 ほっさん愛馬への騎乗は今回が初めてです。中央での騎乗成績は昨今失速気味も地方ではまだまだ主役。その腕前は間違いなく、期待できる騎手であることは間違いありません。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「混戦模様」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
アドマイヤカージ
ショウナンカミング △△
セレブリティ
モエロック
ペルレンケッテ
アルマニャック
エアワンピース △△
インフィニート
スマートリバティー △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ペルレンケッテ 3.8
ショウナンカミング 4.5
スマートリバティー 5.5
シゲルリジチョウ 6.4
アドマイヤカージ 6.8
インフィニート 16.3
中 略
ドラゴンウオッカ 28.6
アルマニャック 36.7
メイショウイッシン 36.7
ショウナンアピア 49.4
ハギノハートフル 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
ペルレンケッテ 70 70
アルマニャック 34 10 34
インフィニート 67 56 67


デイリー馬三郎

予想印

◎ ペルレンケッテ
○ 
▲ 

以下省略

アルマニャックは無印

●地震の為に開催中止になりました

 3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震の為に12日、13日の競馬は開催中止になりました。

 被災されました皆様に対しまして心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く復旧されることをお祈りいたします。

これ以降は3月16日に作成

●3月23日の公営・園田競馬(金剛山特別・ダ1400m)に登録しましたが、選出されず現在補欠1番手

 3月16日に更新されましたクラブ公式HPアルマニャックの近況報告によりますと、我らが愛馬アルマニャックは3月23日の公営・園田競馬(金剛山特別・ダ1400m)に登録しましたが、選出されず現在補欠1番手ということです。

 補欠の1番手であれば、案外出走できるかも知れませんが、せっかく出走期間も空いており、芝のレースを見たかっただけに迷うところです。

 もちろん、交流戦でも勝ち上がれば、いずれ上のクラスで芝のレースも走れるわけですし、まずは1つ勝つことが先決です。交流戦は相手によってはかなり勝ち上がる確率が上がりますから現状パンチ不足のアルマ様には魅力ですね。

 さて、どうなるでしょうか。

●気になる出馬想定表(3月20日 阪神5R)

出馬想定表 3月20日 阪神5R 3歳未勝利 芝1800m 全56頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アサクサポイント
アドマイヤサイモン 川田将雅
アプレレクール
アルマニャック
アンバーシェード 安部幸夫
イグアス
エーブマンガン 吉田隼人
エステーローズ
エリモロッソ 芹沢純一
カルテット 江田照男
カルマート
キクノアジオ
クリアザウェイ
コマノアクラ
ゴーズオン 松岡正海
ゴールデングローブ 藤岡佑介
サクラアレス
サクライーグル 国分恭介
サチノパートナー
サマーチェリー
シュプリームギフト 浜中俊
シルクグラサージュ
ジョウノアラミス
スカイミラクル
ステイマジック
ストリートマジック 藤田伸二
セレブモーション
ダイワジョンクック 的場勇人
ダノンピナクル 和田竜二
テンベアハート
ディープタッチ 国分優作
ディープフィールド 安藤勝己
トーセンリョウマ
トルネードビア
ナリタムーンライト 幸英明
ニシノマッシグラ
ハードボイルド 石神深一
ハードポケット 花田大昴
ハイランドダンス
ヒカルウインド 横山典弘
ビレッジタイム
ピカソ 三浦皇成
フルアクセル 内田博幸
フレンドリーパール 北村宏司
ブロンクステイル
マーベラスバロン 渡辺薫彦
マイネルリシェス 嶋田純次
マコトサンパギータ 内田博幸
ミッキークリスタル
メジロダイボサツ 吉田豊
メジロボンテン 武士沢友治
メリーハート
モビール 北村宏司
ユキノヴィーナス 木幡初広
ローズオブメイ
ロゼブルー

優先出走権持ちと初出走だけで全ての枠が埋まることは必至です。

これ以降は3月20日に作成

●20日のレースは回避

 3月20日の阪神5Rに出馬想定されていたアルマニャックでしたが、フルゲート16頭のところに想定数56頭ということで出走のメドが立たずに回避しました。

 中山競馬が大震災により開催中止となり、関東の馬が大挙阪神に押し寄せて来て、優先出走権のない馬にはなかなか出走できるレースがありません。

 しかし、そのことにより、アルマニャックはしっかりと仕上げて貰えると思いますので、プラスに考えて、次走に期待したいと思います。

これ以降は3月24日に作成

●気になる出馬想定表(3月27日 阪神3R)

出馬想定表 3月27日 阪神3R 3歳未勝利 ダート1800m フルゲート16頭 全31頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アクアピューラ
アルマニャック
イーガービーヴァー 柴田善臣
インテンション 小林徹弥
ウォーターデューク 四位洋文
ウォーターリッパー
エアポートメサ
キューダスバンブー
ケージージャッカル
ゴールドテースト
サクラプレリュード 松岡正海
サトノキャプテン 三浦皇成
サンライズドバイ
シーフロント 国分恭介
シュヴァルツシルト リスポリ
シルモンド 中谷雄太
スナークブラッド 秋山真一郎
ソウルオブエイチ 小牧太
タイソンバローズ
ダイワハリントン 蛯名正義
テイエムカルチェ
テイエムミライオー 古川吉洋
トラファルガー 江田照男
ネオファッショ 石橋守
ピースワンボーイ 北村宏司
フォンテーヌブロー
ブラジルジャクー
ヤマニンティグル 川田将雅
ユトリロ 横山典弘
リベラルアーツ 岩田康誠
レイフザラッキー

優先出走権持ちと初出走だけで13頭。残り3枠ということで、出走はかなり厳しいですね。

●想定通り3月27日 阪神3Rに出馬投票も非抽選除外

 我らが愛馬アルマニャックは出馬想定通り3月27日 阪神3Rに出馬投票も当サイトの上記予想通り非抽選除外となりました。

 私個人は芝への出走を熱望していますが、芝よりもやや出走しやすいダートでこの状況ですから、芝のレースはとても望めそうにありません。

 さあ、次週は出走できるのでしょうか。

 そこそこ間隔の空いているアルマニャックですらこの有様ですから、中山開催中止の影響は本当に大きいですね。

これ以降は3月30日に作成

●追い切り情報(3月30日更新)

前走前 1月6日 栗東CW 良馬場 追って一杯

見習
6F 81.7
5F 66.7
4F 51.7
3F 38.2
1F 12.8[5]
リヴェレンテ(3歳新馬)叩き一杯の外0.1秒先着


3月3日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 64.2
3F 46.6
2F 29.9
1F 14.5


3月6日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
1回
助手
4F 54.3
3F 39.9
2F 26.4
1F 13.5


3月9日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
見習
4F 58.8
3F 43.2
2F 27.4
1F 13.3


3月13日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 57.8
3F 43.1
2F 28.8
1F 14.1


3月16日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
見習
4F 61.2
3F 計測不能
2F 計測不能
1F 13.8


3月20日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
見習
4F 53.7
3F 38.9
2F 25.2
1F 12.8
キンシゴールド(3歳未勝利)一杯を0.1秒先行0.2秒遅れ


3月27日 栗東坂路 良馬場 叩き一杯
1回
見習
4F 54.0
3F 40.0
2F 26.6
1F 13.9
リアルヴィクトリー(障害未勝利)馬なりを0.1秒追走同入


3月30日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
見習
4F 55.4
3F 40.0
2F 25.9
1F 13.0
 3月3日、しばらく放牧にだされていたので成長と動きの良化を期待しましたが、うーーーん。相変わらずの緩慢な動き。これは正直厳しいですね。今回は馬場も悪かったですし、これからの動きの良化に期待します。
 以下はこの追い切りに対する浅見秀一調教師のコメントです。
「今朝はある程度の負荷をかけるつもりで、終いは13秒ぐらいを考えていたのですが、やや馬場が重いせいかサッと反応できませんでした。手ごたえは終始馬なりなので、時計はやればもっと詰まってくるでしょう。」(キャロットクラブ公式HP)
 重馬場もダメそうです><。

 3月6日、一応自己ベストを更新しました(従来は10月12日の4F54.7−13.1)。しかし、まだまだ素軽いという動きではなく、終いも一杯です。それでも僅かながらも前進していることを評価したいですね。

 今週出走予定にしては随分と軽い追い切りです。なんとも意図がよくわかりませんが、除外も想定されているのでしょうか。現段階での私ほっさんの追い切り評価は「C」です。全体の時計が遅いのに終いの時計を要しており、あまり脚力を感じません。なので芝に出馬想定されているのでしょうが。

 3月13日、出走確定も大地震の影響で開催中止になり、日曜日に追い切りをかけられています。アルマニャックだけでいうと、中途半端な追い切り状態ですから、この出走延期は良かった気がします。大型馬ですし、やはり水曜日にビッシリと追って貰わないと・・・。

 3月16日、将来騎手になる予定の小柄な見習い君を乗せて、終い重点というには寂しい伸びのなさです。3月6日を上回る時計で走って欲しいですね。一応出馬想定されていますし、ここまでの私ほっさんの追い切り評価ですが「C」です。いや、ほとんど「D」(最低評価)に近い「C」です。

 3月20日、軽量の見習い君を乗せて自己ベストを1秒更新しました。まずは最低限のラインをクリアした気がします。この動きならレースでももう少しやれていいと思います。

 3月27日、せっかく20日の追い切りは良かったのに、27日は終いの脚が上がっています><。上手くいきません。それでも併せ相手も相手ですが。
 ただ、全体の時計は自己ベストに匹敵するもの、まだ動きはマシだと思います。ただ、この調子でずっとレースに使えないとコズミが出てしまう恐れもあり、今週こそは使いたいですね。小倉は嫌ですが、そちらなら使えるのではないでしょうか。

 3月30日、軽量の見習のアンちゃんが騎乗して一杯に追っているのに13−13程度の凡時計ですね。時計もともかく、上がりがダメですねぇ。20日の追い切りは良かったのですが、出走できるか微妙なのでこんなものなのでしょう。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。20日の動きを信じます。

●気になる出馬想定表(4月3日 阪神2R)

出馬想定表 4月3日 阪神2R 3歳未勝利 ダート1800m フルゲート16頭 全29頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
11 アルマニャック  1/12 B−
カシノエイカン 大下智  3/06
クークーダダ 10/03
サトノオリオン 的場勇人  2/20
サフランルーデンス
シェイドトゥウイン  2/12
シャンソン  2/26
ジャガンナート  2/12
スナークブラッド 北村友一  2/26
ダイワハリントン 蛯名正義
テイエムギンリュウ  2/13
トーセンティアラ 横山和生  2/26
トップモースト  3/05
トリノ  2/26
ドガ  2/05
ナリタデリゲート  3/05
ネオザタイタン 内田博幸
ネオファッショ 石橋守  2/26
11 ハタノゼフィロス  1/16
ヒカルマイデビュー  3/20
10 ピースワンボーイ 北村宏司  1/08
ベルウッドサヴァン 三浦皇成  3/05
マイフラワー 12/19
マコトローゼンボー  3/19
マテンロウカフェ  1/23
ユウチャン 藤岡佑介  3/19
ラインレグルス  3/05
リベラルアーツ 藤田伸二  2/12
ワンダースピンドル 高田潤  3/20

フルゲート16頭のところに優先出走権持ちと初出走だけで7頭。

アルマニャックは想定表通りですと11番手ということで、一応出走できそうですね。

これ以降は4月1日に作成

●出馬確定表(4月2日 阪神1R)

出馬確定表 4月2日 阪神1R 3歳未勝利 ダート1800m 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アズマインパクト 武豊 12/04 新馬 阪神芝1400
アルマニャック 浜中俊  1/12 交流 名古ダ1400 14 B−
ゴールドテースト 平野優 12/19 未勝利 中山ダ1800 15 15
サクラプレリュード 松岡正海  1/15 未勝利 中山ダ1800
サツマノホシ 江田照男 12/04 未勝利 中山ダ1800 10 11 10
サフランルーデンス 小林慎一郎 初出走
サルバドールダンス 北村宏司 11/14 新馬 東京芝2000
スマートアルタス 小牧太 12/11 未勝利 小倉ダ1700 10
セシリアシチー 国分優作  2/12 未勝利 京都ダ1800 B+
タケルハヤテ 石橋脩  3/06 新馬 中山ダ1800 10
デルサラード 岩田康誠 初出走
ドガ 柴田善臣  2/05 新馬 東京ダ1300
ハタノゼフィロス 柴山雄一  1/16 未勝利 中山ダ1800
ハードボイルド 石神深一 11/27 未勝利 東京芝1800 15 18 15
ビアトリクス 内田博幸  2/26 新馬 中山芝2000
ブライトジェム 吉田豊 初出走

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり


結局想定されていた3日の阪神2Rではなく、2日の阪神1Rに出走することになりました。私としては愛馬の激突は嫌ですが、2日なら現地に見に行けるのでありがたいことです(3日は仕事)。

浜中俊騎手という良い騎手も確保できましたし、メンバーも弱いですしこれで正解ですね。

●阪神ダート1800mコース解説

スタート地点は正面スタンド前直線の右。スタートしてすぐに上り坂がある。1コーナーまでの距離は303m。京都のダ1800mよりも若干長めだが、1コーナーまでの主導権争いは厳しく、外からも先手を奪いたい馬が殺到。前へ行きたいのに内枠で出脚が悪いと、詰まって位置取りが悪くなる。ちょうど京都ダ1800mとは対照的に1枠の成績が最も悪く、大外枠が最も良い。少頭数だとあまり関係ないが、多頭数になると逃げ、先行馬は中〜外枠の方が競馬がしやすい。脚質は基本的には先行有利だが、クラスによってまちまち。条件クラスでは前へ行った馬がそのまま押し切る競馬。
 特にブライアンズタイム産駒の逃げ、先行馬が非常に強いのが特徴
 オープンクラスは、展開次第だが差し馬が来ることが多い。派手な大外一気、マクリが決まることも。しかし、京都ダ1800mより癖がなく、各馬力を発揮しやすい条件。

有利な枠順 多頭数は外
有利な脚質 先行
ポイント ブライアンズタイム産駒、中距離実績
種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンスの2頭が断トツ
連対騎手ベスト 武豊、岩田康誠、四位洋文、藤田伸二、安藤勝己
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分56秒4 1分55秒6 1分56秒3
2歳未勝利 1分56秒6 1分54秒7 1分56秒2 1分53秒2
2歳500万 1分55秒8 1分53秒5
3歳新馬 1分56秒6 1分56秒1 1分55秒7 1分54秒2
3歳未出走 1分56秒2 1分56秒4 1分56秒1 1分54秒1
3歳未勝利 1分55秒6 1分55秒2 1分54秒4 1分54秒2
3歳500万 1分54秒1 1分53秒8 1分52秒7 1分52秒6
古馬500万 1分54秒0 1分53秒3 1分52秒9 1分51秒9
古馬1000万 1分53秒1 1分52秒4 1分51秒9 1分51秒4
古馬1600万 1分52秒2 1分51秒1 1分50秒7 1分49秒8
古馬オープン 1分51秒6 1分50秒5 1分49秒9 1分51秒5

●騎手は期待大、若手のホープ浜中俊騎手(ほっさん評価「B+」)

 浜中 俊(はまなか すぐる)は1988年12月25日生まれの22歳、JRA(日本中央競馬会)の5年目の騎手である。所属はデビュー以来、栗東の坂口正大厩舎だったが、2011年2月、坂口正大調教師の定年に伴う引退によって解散した為に3月1日付けでフリーとなった。

 JRAおよびマスコミ各社の表記ルールにより「浜中」となっているが、濱中俊が正しい戸籍上の氏名表記である。

 故郷である福岡・小倉で乗馬を始め、2004年4月に競馬学校へ入学。同期には藤岡康太、宮崎北斗、丸田恭介らがいる。2007年、騎手免許を取得。3月3日中京第4競走コレクトシチーで初騎乗(16頭立て10着)、同年4月7日福島第7競走トシツカサオーで初勝利を挙げる。デビュー年は20勝を挙げ、同期では藤岡康太の24勝に次ぐ成績を収める。

 2008年9月7日、小倉2歳ステークス GVをデグラーティアで優勝、中央競馬の重賞初制覇。この他中京や地元・小倉などの西日本のローカル開催を中心に騎乗し、前年度を大きく上回る73勝を挙げる。

 2009年2月28日、小倉第2競走ウォークラウンでJRA通算100勝達成(競馬学校23期生で1番早く100勝達成)。同年10月25日、菊花賞を8番人気のスリーロールスで優勝、中央競馬のGT競走初制覇。


 2011年3月31日現在、JRA通算229勝、GT1勝(2009年 菊花賞 スリーロールス)、重賞7勝。勝率7.6パーセント、連対率15.6パーセントとなかなかの数字を残している。本年(2011年)は3月31日現在174戦17勝、勝率9.8パーセント、連対率14.9パーセントと高い数字を残している。騎手の全国リーディング堂々の10位である。

 特に本年(2011年)は、3月末までですでに重賞3勝。すべて7、5、2番人気で人気以上の走りを見せてくれる。


 「ここ最近急速に成長した一人である。09年の秋にスリーロールスで菊花賞制覇を果たし、10年の春にテイエムアンコールで大阪杯を勝った。技術が向上してバランスが良くなり、追うアクションが豪快になっている。ポジションを取りに行く競馬で結果を出せるし、抑え込んで一気に追い込むパターンも多い。自信がついて楽しんで乗っている感じだ。10年前半の成績を見ると、まず1番人気馬での連対率は.512。2・3番人気馬での連対率は.345と高めの数字になっている。50勝のうち単勝1500円以上での勝利が12ある点は注目すべき。出身地である小倉で15勝を挙げ、京都は15勝、阪神は16勝となっている。距離別、芝・ダート別で極端な偏りは見つからなかった。石坂正、大根田裕之、平田修、矢作芳人、坂口正則の各厩舎から信頼を得ており、宮本博厩舎でも走る馬を任されるようになってきた。注目の若手だ。」(佐藤祐樹元公営騎手)


 ほっさん愛馬への騎乗は3度目ですが、愛馬ステップシチーの躍進のきっかけとなる500万クラス勝利をもたらせていただいたのは浜中俊騎手であり、今回も非常に期待しています。

 私の愛馬の出走レースでよく人気薄の他馬を持ってきて邪魔されている印象が強く、敵にすると恐ろしい存在ですが、味方にするとこんなに頼もしい騎手はいません。それくらいに高い評価をしています。

 今回も人気以上に持ってきてくれるのではないでしょうか。

 ほっさん愛馬での成績

 
 2008年 5月11日 ステップシチー 春日山特別 500万下  新潟芝2000m   1着/4番人気
 2010年 6月12日 ステップシチー 御陵S    1600万下 京都ダ1800m   15/13番人気
 

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「高配含み」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
ブライトジェム
アズマインパクト
デルサラード
サルバドールダンス △△
セシリアシチー
ハタノゼフィロス
スマートアルタス △△
アルマニャック
ビアトリクス △△
タケルハヤテ △△
サクラプレリュード
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ビアトリクス 3.7
デルサラード 3.8
スマートアルタス 5.3
プライトジェム 6.5
サクラプレリュード 8.0
アズマインパクト 11.6
タケルハヤテ 14.6
サルバドールダン 25.6
アルマニャック 27.3
セシリアシチー 30.8
ドガ 33.3
ハタノゼフィロス 36.2
サツマノホシ 45.6
ハードボイルド 50倍以上
サフランルーデンス 50倍以上
ゴールドテースト 50倍以上

人気通りの着だったら2頭とも出走奨励金(8着以内)にありつけないじゃないかッ!!プンプン(佐藤珠緒風に)。



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
セシリアシチー 37 37
アルマニャック 38 11 38



騎手今日の馬

浜中俊騎手 アルマニャック ×立て直すが動き地味

デイリー馬三郎

予想印

◎ ビアトリクス
○ デルサラード
▲ アズマインパクト

以下省略


アルマニャック、セシリアシチー共に無印

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

アルマニャック(4着)

 「昨日の名古屋競馬はいい状態で送り出せたものの、やはりまだ良化途上という感じでモサモサして見えました。厳寒期とあってかなり冬毛も目立ちますし、体調も本物ではないのかもしれません。立派な馬体をしていますから、もう少し中身ができてくれば動けるようになるはず。いったん放牧に出して少し成長を促してやりたいと思います」(浅見秀一調教師・キャロットクラブ公式HP)

セシリアシチー(6着)

 「距離が保つかどうかと感じていたので、終いを生かすレースをしました。思ったよりもカッとせずに走っていましたし、レースの内容は良かったですよ。」(伊藤直人騎手・競馬ブック)
 「中団から。道中はラチ沿いを進み、3コーナー付近から外へ。しかし、直線の入り口でゴチャついて、終いの伸びを欠いた。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

アルマニャック

 「成長面で物足りなさはあるけど、千八の方が追走面は楽になる。叩いた効果にも期待。」(浅見助手・デイリー馬三郎)

 「水曜日は坂路で終い重点に時計を出しました。見習い騎手を乗せていることもありますが、ここにきて坂路の動きはだいぶ良化してきましたね。追い切り本数も十分ですし、仕上がりは上々です。当初考えていた芝レースへの出走は難しいのでダートになりましたが、今のデキなら巻き返しは可能だと思います」(浅見秀一調教師・キャロットクラブ公式HP)


 ちなみに以下は開催中止となった3月12日のレース前のコメントです。

 「以前より体質面が強化され、動けるようになってきた。芝変わりがプラスに出れば。」(浅見助手・デイリー馬三郎)

セシリアシチー

 「熱発での取消明けになるが、今はもう気合が乗って気配が良くなっている。大丈夫。」(斎藤誠調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 同一レースに愛馬2頭出しとなったほっさん厩舎ですが、どちらも期待あり不安ありの難しい状況です。

 アルマニャックは今まで追い切り本数が少なく、イマイチの成績でしたが、それでもそこそこの内容で、例えば14着に敗れた2戦目でも走破時計は着ほど悪いものではありませんでした。

 今回は開催中止の影響などでじっしりと本数を乗られており、前進が期待されます。追い切りの動きも過去最高です。

 また、鞍上の浜中俊騎手は人気よりも上の着に持ってくることが多い素晴らしい騎乗技術の騎手で、今回も得意の阪神で能力以上のものを引き出してくれる可能性があります。

 しかし、交流戦でも4着などパンチ不足は否めず、今回このメンバーでこの状態であまりにも酷い内容なら芝以外の選択肢ではもう無理でしょう。それほど今回は条件が揃っていると思います。


 セシリアシチーは前走の新馬戦は6着とメンバーや時計に疑問がつくものの相手なりにしっかりと走りましたし、追い切りの動きも前走よりも更に良化しています。

 しかし、前回感冒の為に取り消したように遠征に不安があり、今回も震災の影響で関東から関西に輸送されることで大きな不安要素です。

 しかも、前走は牝馬限定戦でしたが、今回は牡馬との混合戦です。1度使われた上積みを考えるなら前進も期待できますが、ブランクも長く、こちらも走ってみないとわからないというところが正直な見解です。


 ただ、人気の中心になりそうなビアトリクスは前走2着と言っても芝のレースですし、ダートでどこまでやれるかはわかりません。武豊騎手の馬も初戦の前走2番人気ですが9着と完敗しており、その時の芝から今回ダートに変わりますが、初ダートでどこまでやれるかわかりません。

 またそれ以外のメンバーはかなり弱面で、今回が初戦となる馬に厚い印がついています。普通なら、デビュー戦の馬よりも既走馬の方が有利ですし、アルマニャックは今回4戦目です。レースも段々と上手になっていますし、そういったところである程度やれても全く不思議はありません。


 ですので、世間一般から見ればあり得ない2頭でしょうが、今回私は自分の愛馬に色気を持っています。掲示板、或いは勝ち負けにどちらかが入ってくれないものか。その可能性は低いものの、ゼロではないと思っています。パドックを見たら考えが変わるかも知れませんが・・・。

●明日は口取りの権利を持って現地応援致します

 明日4月2日は私は公休日ですので、明日は同じレースに出走するアルマニャック、セシリアシチー共に口取りの権利を持って(当選しましたが、勝てそうな雰囲気はないと思われているのでこれは当然でしょう><)現地応援に向かいます。

 アルマニャックもセシリアシチーも会うのは初めてですから、本当に楽しみです。見ればなんとなくこれから先、やれるのか、ここまでかとかわかりますからね。

 当然、パドック写真等たくさん撮ってくる予定です。できるだけ2日中にはアップしたいと思います。


 ただし、共にシンガリとブービーならあまりのショックで落ち込み、更新は出来ないかも知れません(このパターンが多いんだよなぁ・・・)。

これ以降は4月4日に作成

●パドック

 予定通り朝イチから阪神競馬場に行ってきました。とにかく初めて生で見る愛馬アルマニャックとセシリアシチーが楽しみでした。

 以下は撮影順です。


アルマニャックと初対面。最初の気配はセシリアシチーの方が良かったですが、周回を重ねるごとに気合が乗って来ました。馬体はアルマニャックの方が良かったです。



メンコ、手綱、ビンテージ、助手さんのベストなどなど厩舎カラーの緑(きれいな緑ですね)に染まるセシリアシチー。こういうのは、現地に行かないとわかりませんからね。



クリンゲルベルガーと同じくたてがみをキャロカラーできれいに編んで貰っています。こういう細かいところが好きですね。



値段も値段だし、そろそろ目覚めてくれないと・・・と期待半分不安半分だったアルマニャック。



セシリアシチーは前の馬わ後ろから追い越しそうなくらい気合が乗っていました。



セシリアシチーは気配がかなり良かったのですが、如何せん前走マイナス18キロはいかにも細く見えました。輸送に備えて重め残りだったはずですが、やはり輸送はかなり苦手のようです。



とまーれーの直後。どうですか?お腹に余裕がないでしょ?筋量もあまりなく、華奢な牝馬に思えます。



こちらは逆に多少ボテッと見えるアルマニャック。もちろん、細いよりもふっくら仕上がりの方が良い訳ですが。帽子の方は浅見秀一調教師。



こちらは斎藤誠陣営。



関西に所属変更後、活躍の目覚ましい国分優作騎手。頼むぞ。



私は初めて国分優作騎手を生で見ましたが、なぜか以前からお顔はよく知っています。



こちらはお馴染みの浜中俊騎手。



以前4番人気の愛馬ステップシチーを見事に勝ちあげてくれた浜中俊騎手。



国分優作騎手は騎座姿勢が良いですねぇ。これからまだまだ活躍されるのではないでしょうか。



14番人気のハードボイルドを3着に持ってきた石神深一騎手(手前)。2008年4月19日に愛馬ギムレットシチーに騎乗していただいてます。
関西ではほとんど見ることのできない騎手です。



毛ヅヤも良く、輸送のない関東圏や滞在競馬ならもっとやれると確信したセシリアシチー。



右端の馬は前走芝のデビュー戦でエチゴイチエ2着となり今回1番人気に推されたビアトリクスと内田博幸騎手。

まさか最後の最後にセシリアシチーに競り落とされて9着と出走奨励金すら逃すとは・・・。

やはりビアトリクスも馬体重前走マイナス20キロと未勝利身分での関西遠征は堪える様です。



気合の入る浜中俊騎手と1番人気馬に騎乗しながら渋い表情の内田博幸騎手。



地下馬道に入る前にオッズを確認した浜中俊騎手。



ゴーグルをかけようとする浜中俊騎手。



パーチャク。頼むぞ!!

●本馬場入場


レース11分前の3連単の支持率分布グラフ。この時点ではアルマ様が10番人気、セシリアが11番人気ですが、締切直前サツマノホシに一気に抜かれてそれぞれ1つずつ人気を下げます。

その一気に売れたサツマノホシは2着に食い込みます。何か知る人が知る情報が流れていますね。

しかし、前走2着と言っても芝のレースでダートが走るかわからないビアトリクス、今回が初出走のデルサラード、前2番人気も9着大敗のアズマインパクトと怪しげな馬たちが人気を背負っているものです。これらを疑問視していた私にとっては不思議な話です。



馬場入場後。筋肉がしっかりとついて、顔つきも走りそうにみえるアルマニャック。



ここまで怪我や故障もなく3戦を消化しています。1つ勝って、無事是名馬で長く走って欲しいですね。



発走直前。かなり発汗しているアルマ様。確かにいつもよりは熱かったですが、他馬はここまで発汗している馬はいませんでした。



しかし、走ったから言うようで嫌ですが、この馬は馬体に惹かれて購入した馬で、初めて生で見ましたが、筋肉の付き方や皮膚の薄さなどやはり私の好きなタイプのお馬さんでした。また惚れ直しました。



気合の入る国分優作騎手



適度な発汗は新陳代謝の良さを表わすもので良いとどこかに書いてありましたが、他馬が全く出ていなかったので、少し心配になりました。



馬体は良いも中身(内臓など)が伴わないと言われ続けたアルマニャック。追い切りの動きは今回が過去最高でしたし、徐々に中身が出来て来ているのではないでしょうか。



馬体だけなら未勝利クラスにいる馬ではないと思うのですが。

●レース 


ゲートオープン!!先行有利のダートですし、とにかく出遅れたりダッシュがつかずでポツン最後方だけは嫌でした。祈る気持ちでゲートをみつめていました。



おおっと!!セシリアシチー好スタート!!アルマ様もそこそこのスタート!!



セシリアシチーは更に二の脚も付きグッと前に出ます。アルマ様は少しだけ遅れをとったように見えました。



好スタートから2番手に上がるセシリアシチーと5、6番手のアルマニャック。



この写真の時点で、私の愛馬が2頭共前におり、これは結構やれるかもと思いました。

 セシリアシチーはこれ以上無理をせずに馬なりで8番手の最内、アルマ様はセシリアシチーを交わして6番手の最内に位置します。2頭共良い位置にいますし、ラチ沿いということで距離ロスなく走れますし、道中の手応えも良いですし、一緒にいた家族に、これはもしかすると良いところにいけるかもと言いました。そしてずっと心の中で「そのまま、そのまま」と念じていました。

  アルマ様は直線に入ってすぐに一瞬伸びずにおろっと思いましたが、これは前が詰まってのモノだったようで(正直そこまで現地でわかりませんでしたから)、そこから脚色は衰えず前を捉える勢いで、3着はあろうかという勢いでした。

 アルマ様からワイドを総流しされたUragaさんじゃないですが、正直複勝馬券を厚めに持っていた私としてはなんとか高配を手にしたく、最後の1ハロンは随分と強力な私の鼻息で後押ししました。

 結局脚色は良かったものの粘る3着馬を交わせずに4着でゴール。


 セシリアは道中の位置そのままに8着でしたが、ゴール直前で1番人気馬のビアトリクスをクビ差交わしての8着。8着と9着では出走奨励金の有無の差もあり非常に大きなものです。

 愛馬アルマニャック、セシリアシチー共に上々の内容で出走奨励金を確保。

 しかも、アルマニャックは次走への優先出走権も獲得しました。これは非常に大きいなぁ。


最後の直線。



ここから最後までアルマニャックの脚色は鈍りません。



人気馬が総崩れでかなりの高配になりました。



10番アルマ様4着。いやぁ、嬉しいですね。

●時計の評価

 今回のアルマニャックの走破時計1分56秒5良馬場は、阪神ダート1800mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが、1分55秒6良馬場ですから、やや足りないものの、垂れてきた馬が邪魔になり追い出しを待たされた分がありますので、まずまずの時計と言えるでしょう。何より、前々走は1分58秒5良馬場で走っていたわけですから、2秒も時計を縮め、良化していることを窺わせます。

 セシリアシチーの1分57秒0良馬場も初戦は中山ダート1800mで2分00秒4良馬場も時計を要していたわけですから、大幅に時計を縮めることができましたし、2戦目としては上々です。


 ちなみに翌日の阪神ダート1800m(良馬場)の時計ですが、2Rの3歳未勝利戦の勝ち時計が1分55秒8、6Rの3歳500万下の勝ち時計が1分54秒9でした。全体的に時計がかかっており、今回のレースは弱面だったとはいえアルマ、セシリア両馬の時計はそれなりに評価してあげていいのではないでしょうか。

●レース後の騎手・調教師のコメント

アルマニャック(4着)

 「ワンペースなタイプなので、エンジンがかかった時に包まれたら嫌だなと思っていたのですが、直線でスペースがありませんでした・・・。でも行きっぷりは良かったですし、すぐにチャンスはきそうです。」(浜中俊騎手・競馬ブック)

 「大型馬でモタモタするのでビッシリ追ってほしいと言われていたのですが、予想以上に行きっぷりが良かったので驚きました。ワンペースで走るタイプなので直線で前が詰まって勢いがつかなくなったのが痛かったです。もっとうまく捌ければ2着はあったと思います。うまく乗れず申し訳ありません」(浜中俊騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「今日はスタートから行きっぷりが良かったし、道中も終始手ごたえ良く進められましたね。直線で前が狭くなって追い出しが遅れたのはもったいなかったけれど、最後までいい伸びだったし、次につながるレースだったと思います。このあとは馬体をチェックしてから決めますが、平坦な京都のほうがさらに力を出せるだろうと考えています」(浅見秀一調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

アルマニャック(4着)

 「馬体は悪くない。好位の内目で流れに乗っていたが、直線はバテたサクラプレリュードが壁になり、追い出しを少し待たされた。メドの立つ内容。」(競馬ブック)
 嬉しいなぁ。専門誌のTMから見てもメドの立つ内容。これで完全に未勝利戦にメドを立てました。

●今後の展望

 アルマニャックは私はまだ芝という選択肢を捨て切れません。しかし、優先権を獲った今回、やはり次走は浜中俊騎手でダート1800mでしょう。もちろん異論はありません。まずは確実に勝ち上がることです。

 セシリアシチーはやはり輸送が堪えていることは馬体重の減り方からも明白です。震災の影響で関東で開催されないのは痛いですが、今回優先権を逃したことでしばらくは出走できませんから、次に出走する頃には関東圏でも競馬が開催されていることでしょう。

 ダート1800mも少し距離が長く感じられ東京のダート1400mか1600mならもっと出番があると思います。前走の6着よりも今回の8着の方が手応えを感じました。

 しかし、いずれにしてもメドの立つ内容で、この2頭はなんとか未勝利を勝ち上がって欲しいと思いました。

●最後に

 アルマニャックもセシリアシチーもある程度の自信はあったのですが、確信はなかったので、これだけ走ってくれれば嬉しいです。

 特に高額馬のアルマ様が良い走りを見せてくれたことが嬉しかったですね。4着といえば、本賞金(収得賞金じゃないよ)にも75万円が加算されますし、何よりも次走への優先出走権がいただけます。

 関東での競馬が震災の影響で見合されていて関東馬が関西に大挙押し寄せてくる今、概ね3か月の空き期間がなければ権利のない馬は関西では出走できません。


 アルマ様は大型馬ですし、叩いて2走目以降が肝心です。これを優先権を逃してしまい、また期間が空いてしまえば悪循環の繰り返しで能力が出せません。とにかく大きい4着でした。


 今回が4戦目のアルマ様は、レース前に私が書いたように、人気を集めている初出走馬よりはやはりレース慣れしている分ゲートも良かったですし、最後までしっかりと走れました。

 この馬、牧場で乗り込まれていると言ってもいつも中途半端な状態(追い不足)で出されており、開催中止の影響などでビッシリ追われた今回は自己ベストも更新するような追い切りの動きで期待していました。

 また、前々走の14着も走破時計はそう悪くないと書いていたように、結構、今までは強い相手と戦っています。

 今回はガラッと相手に恵まれたので少しは良いところが見られるかと期待していたのですが、本当にいい内容でした。

 それでも、相手に恵まれたことを忘れてはいけません。上位に来た馬もことごとく人気のない馬で、アルマニャックも次走相手次第では掲示板も怪しいかも知れません。

 それでも、内容の良さと、大型馬の叩き2戦目ということで私個人はかなりの期待を持っています。

 なんとか勝ち上がって、クリンゲルベルガーのように500万でいつも勝ち切れずも良いところに顔を出すと言った存在になって欲しいと思っています。


 それにしても、ステップシチーでも見事な騎乗だった浜中俊騎手。やはり敵に回せば恐ろしく、味方にすればこれほど頼もしい存在はありません。


 小柄なセシリアは馬体重の減り方からもやはり輸送が堪えていますね。現地で見たセシリアも細く見えました。

 しかし、ゲートがそれなりに上手く出るので、地元関東或いは北海道の滞在競馬であれば、もっとやれると思います。

 初戦の前走よりも着は落としましたが、牡馬との混合戦でかつ時計も大幅に縮めています。まだ2戦目ですし評価してあげていいと思います。

 今までの愛馬で言うとレイアシチーやアドリアシチー程度の能力はあると思います。


 というわけで、アルマニャックもセシリアシチーも次走に大きな期待を持っています。こういう馬の存在は嬉しいですね。


 頑張れ、アルマニャック、セシリアシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2011年2月26日作成 3月4日、6日、9日、11日、14日、20日、24日、28日、30日、4月1日、4月4日加筆
アルマニャックの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2011年 1月12日 第3戦 JRA指定交流 アップル賞 名古屋ダート1400m (4着/4番人気)

2010年10月 2日 第2戦 2歳未勝利 阪神ダ1800m (14着/12番人気)

2010年 9月 4日 デビュー戦 2歳新馬 札幌ダ1700m (8着/4番人気)

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