愛馬ギムレットシチー 第7戦!

5月11日東京3R3歳未勝利芝1400m牝馬限定戦は、

12着/11番人気。

追い切りの動きも良く、騎手も池添謙一騎手で期待されたが、

またしても痛恨の重馬場で滑りまくり。

なぜ、こんなに運がないのか!!

レース回顧と時計の評価、

レース後池添謙一騎手の簡単なコメントと専門誌の評価を掲載。

(5月12日完結)

2008年5月2日作成

これ以降は5月7日更新

●追い切り情報(5月7日更新)

前走前 4月16日 美浦ポリトラック 良 馬ナリ

助手
4F 56.3
3F 41.5
1F 13.2



5月1日 美浦南坂路 良 馬ナリ

助手
4F 59.0
3F 43.8
2F 29.2
1F 15.1


5月7日 美浦ポリトラック 良 馬ナリ

助手
5F 66.9
4F 51.9
3F 38.9
1F 12.5


 5月1日。前走は間隔が空いていたにもかかわらず、速い追い切りは本番前の1本だけでしたが、今回はすでに1本時計を計時しております。15−15でしょうか。
 ギムレットシチーは元々追い切りで動いていた馬です。前走のような中途半端な状態での出走ではなく、きちんと仕上がっておれば、もっともっとやれるはずです。

 5月7日、久しぶりのいい動きです。全体の時計もそこそこで、なにより終いしっかりと伸びています。これで良馬場なら力は出せるのではないでしょうか。少なくとも前走前の動きとは、雲泥の差です。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。この馬に関しては諦めている人もいるかも知れませんが、今回の動きだと、私は勝ち負けも可能だと思っています。


●気になる出馬想定表

出馬想定表 5月11日 東京3R 3歳未勝利 芝1400m 牝馬限定戦 全23頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
15 アドマイヤレゾン 村田一誠  4/20 未勝利 中山芝1600 13 10
15 ウィンドチャイム 吉田隼人  4/20 未勝利 中山芝1600 14
エアワルツ 武士沢友治  4/19 未勝利 福島芝1800 10
エクセレントレイ 田辺裕信  4/12 未勝利 福島芝2000 10
カシノマチャガ 西田雄一郎  4/26 未勝利 福島芝1200 10
15 ギムレットシチー 石神深一  4/19 未勝利 福島芝1800 10 B+
13 コスモドリーミン 津村明秀  4/12 未勝利 福島芝1200 10 12
サイレントキララ 嘉藤貴行  4/26 未勝利 福島芝1200 12 14 11 12
サトノローズヒップ 北村宏司  4/27 未勝利 東京芝1600 11
ショウナンアヤカ 吉田豊  4/12 未勝利 中山芝1600 12 13
ディアプリサーヴ 鷹野宏史  4/26 未勝利 東京ダ1300 10 12 10 13
15 トミケンジェネール 大野拓弥  4/20 未勝利 福島芝1200
バイエンブルク 北村宏司 11/04 未勝利 東京ダ1300 10
11 パールズオブデュー 小野次郎  3/15 未勝利 中山ダ1800
15 ヒビキジュリアー 千葉直人  4/19 未勝利 福島ダ1700 12 12
ベスト 丸田恭介  4/26 未勝利 福島芝1200 12 11 15 13 12
ミルシャイナー 初出走
ラブエッセンス 内田博幸  4/12 未勝利 中山芝1600
10 ラブリースキャット 川島信二  1/19 新馬 小倉芝1200 14 13
12 リノーンマイア 横山典弘  3/23 未勝利 中山芝2000 11
リュクス 初出走
13 レディーチョウサン 的場勇人  4/12 未勝利 福島芝2000 12 11 14 13 11 10
レディセヴィリア 石橋脩  4/19 未勝利 福島ダ1000

このままですと、4枠を5頭で争う形です。ただ、これだと出走できる馬が割り込んできそうなので、出走は微妙です。

●東京芝1400mコース解説

 スタート地点は向正面真ん中付近。
 東京競馬場は、3コーナー手前で緩やかな昇り坂があり、3〜4コーナーにかけて下り坂になっている。しかし、傾斜角度はわずかなので、あまり神経質に考えなくていい。
 1400mはスタート後すぐに3コーナーのカーブがあるので、枠順は真ん中より内が欲しい。
 最後の直線は長いが、逃げ・先行馬が有利。前半にダッシュ良く好位をキープし、3〜4コーナーのカーブで息を入れて、最後の直線で二の脚を使うのが理想。
 特に条件クラスでは、先行力がある馬から入るのがセオリー。ただし、先行馬同士ではなかなか決まらず、後方に待機していた馬が最速上がりを使って2〜3着に突っ込んで来るケースが多い。
 上級クラスになると展開が厳しくなり、マイル戦もこなせるスタミナ量が必要になってくる。GUの京王杯SCは、マイラータイプの馬の方が強いレース。逆にスプリンタータイプの馬は苦戦傾向にある。
有利な枠順 真ん中〜内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 先行力、マイルをこなせるスタミナ(重賞)
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、サクラバクシンオー、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、藤田伸二、横山典弘、柴田善臣
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分24秒2 1分24秒7 1分23秒8 1分26秒4
2歳未勝利 1分23秒8 1分23秒8 1分23秒6 1分25秒4
2歳500万 1分23秒1 1分22秒5 1分22秒9
2歳オープン 1分22秒6 1分22秒8 1分24秒7 1分25秒8
3歳新馬
3歳未勝利 1分23秒0 1分23秒3 1分24秒6 1分24秒9
3歳500万 1分22秒5 1分23秒1 1分24秒3
古馬500万 1分22秒6 1分22秒8 1分23秒7 1分24秒6
古馬1000万 1分21秒9 1分22秒7 1分23秒4 1分25秒7
古馬1600万 1分21秒5 1分22秒1 1分22秒4
古馬オープン 1分21秒6 1分21秒7 1分22秒7 1分24秒6

これ以降は5月9日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 5月11日 東京3R 3歳未勝利 芝1400m 牝馬限定戦 全18頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
15 アドマイヤレゾン 村田一誠  4/20 未勝利 中山芝1600 13 10 B+
エアワルツ 後藤浩輝  4/19 未勝利 福島芝1800 10
エクセレントレイ 吉田隼人  4/12 未勝利 福島芝2000 10
15 ギムレットシチー 池添謙一  4/19 未勝利 福島芝1800 10 B+
13 コスモドリーミン 福永祐一  4/12 未勝利 福島芝1200 10 12
サトノローズヒップ 安藤勝己  4/27 未勝利 東京芝1600 11 B+
サラスマイル 岩部純二  3/30 未勝利 中京ダ1700 12 15 12 15 14
ショウナンアヤカ 吉田豊  4/12 未勝利 中山芝1600 12 13
タックスペイヤー 藤岡佑介 初出走 B−
15 トミケンジェネール 岩田康誠  4/20 未勝利 福島芝1200 B−
バイエンブルク 幸英明 11/04 未勝利 東京ダ1300 10
11 パールズオブデュー 小野次郎  3/15 未勝利 中山ダ1800
ミルシャイナー 田中勝春 初出走 B−
ヤマショウボストン 黛弘人  4/20 未勝利 福島芝1200 14 13
ラブエッセンス 内田博幸  4/12 未勝利 中山芝1600
10 ラブリースキャット 勝浦正樹  1/19 新馬 小倉芝1200 14 13
12 リノーンマイア 横山典弘  3/23 未勝利 中山芝2000 11 B−
13 レディーチョウサン 武士沢友治  4/12 未勝利 福島芝2000 12 11 14 13 11 10

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
アドマイヤレゾン 5月7日 美浦坂路良 一杯 助手 51.7−12.4 B+
エアワルツ 5月7日 美浦北C良 馬ナリ 助手 5F71.3−12.9
エクセレントレイ 5月7日 美浦南W良 馬ナリ 助手 5F69.5−14.3
ギムレットシチー 5月7日 美浦ポリ良 馬ナリ 助手 5F66.9−12.5 B+
コスモドリーミン 5月7日 美浦坂路良 強め 鈴来直人 56.6−12.9
サトノローズヒップ 5月7日 美浦南W良 馬ナリ 攻手 5F67.0−12.6 B+
サラスマイル 5月7日 美浦坂路良 G強め 攻手 54.6−12.5
ショウナンアヤカ 5月7日 美浦坂路良 馬ナリ 助手 57.0−12.6
タックスペイヤ 5月7日 美浦南W良 馬ナリ 助手 5F69.3−12.5 B−
トミケンジェネール 5月7日 美浦坂路良 一杯 助手 52.3−13.3 B−
バイエンブルク 5月8日 美浦南芝良 G強め 助手 5F69.6−13.5
パールズオブデュー 5月7日 美浦南D良 一杯 攻手 5F71.0−13.1
ミルシャイナー 5月7日 美浦坂路良 馬ナリ 丸田恭介 53.8−12.4 B−
ヤマショウボストン 時計の計時なし
ラブエッセンス 5月7日 美浦ポリ良 馬ナリ 助手 5F69.8−12.8
ラブリースキャット 5月7日 美浦坂路良 一杯 攻手 52.2−13.6
リノーンマイア 5月7日 美浦南W良 仕掛 助手 5F66.5−12.4 B−
レディーチョウサン 5月7日 美浦南D良 馬ナリ 高橋智大 4F53.1−12.3

●ほっさん予想

アドマイヤレゾン

 ”アドマイヤ”って付くだけで、随分と強そうですが、この馬は・・・。過去2戦は10着、13着と芝でもダートでもいいところなし。

 しかし、追い切りはなかなか動いています。もしかすると・・・!?

エアワルツ

 前走は1番人気4着。このとき我らが愛馬ギムレットシチーは9着と不良馬場に泣いた。鞍上強化で必勝態勢。

 追い切りは断トツ前走の方がいい。勝っても不思議はないが、大敗もあるかも。

エクセレントレイ

 1月12日にギムレットシチーが4着だったときの10着馬。しかし、ここ2走は4着とあと一歩のところまで来ている。

 しかし、追い切りは終い全く伸びずに大きく不満。

ギムレットシチー

 能力はだれもが認めるも、道悪はからっきし。ここ3戦はいずれも道悪だったため、10、8、9着と大敗。そして今回もなんと道悪予想。なぜなんだ!!

コスモドリーミン

 過去に3着が1度あるも、ここ3戦は10、8、8着とイマイチ。この3戦は全て良馬場。道悪で変わるのか。

 追い切りは全くダメ。

サトノローズヒップ

 ここ2戦は3着4着と確実に優先権を確保。というわけで、今回は安藤勝己騎手に依頼。うーん、強敵。

 追い切りもかなりいい動きだし、優勝候補筆頭!?

サラスマイル

 過去4戦するも14、15、12、12着といいところなし。着差も勝ち馬から2秒以内にいたためしなし。追い切りも動いておらず、前進なし。

ショウナンアヤカ

 3月15日はギムレットシチーが8着のときの13着馬。しかし、時は経ち、前走はななんと2着。その時は稍重で、今回も出番か。

 ただ、追い切りは終いだけで平凡ですね。

タックスペイヤー

 初出走。なかなかきちんと仕上がっているようです。しかし、既走馬相手に勝ち負けまでは。

トミケンジェネール

 新馬戦2着もそこから7着2回。前走6カ月半ぶりの久々を叩き、今回は岩田康誠騎手を確保し、優勝を目指す。

 追い切りは特筆するところはないが、水準級。

バイエンブルク

 前走10着から6カ月半ぶりの実戦。いきなりからは・・・。追い切りも酷いなぁ。

パールズオブデュー

 この1つ前のレースで愛馬ディゾンシチーに騎乗してくれる小野次郎騎手騎乗。小野次郎騎手は通算500勝リーチだが、1つ前の2Rで達成していただいて、ここは静かにしておいてね。

 前走初戦は勝ち馬から3秒2差。2戦目でいきなり変わるとは思えず。追い切りからもそういえる。

ミルシャイナー

 あのフジキセキの下。といっても、フジキセキはもう随分と昔に引退して、今は種牡馬として幅を利かせているわけなので、同じ母でも相当高齢時の産駒であると考えられる。

 しかも、今回初出走。

 追い切り本数は多いが一向に時計は詰まらず。

ヤマショウボストン

 想定表段階ではいなかった馬だが、戦績は9、8、13、8着と冴えない。追い切りは時計の計時がない。こんなので走るのか。

ラブエッセンス

 すでに11戦を消化。ここ5戦は4、4、2、5、3着と確実に掲示板を確保。なんとも馬主孝行。内田博幸騎手を拝し必勝態勢。

 追い切りは水準以下でいいとは思えません。

ラブリースキャット

 前走新馬戦14着から3カ月半のブランク。追い切りの動き次第だが、脚が上がっています。無理ですね。

リノーンマイア

 フジキセキの下がこのレースでデビュー戦と思いきや、こちらはそのフジキセキ産駒。前走初戦は横山典弘騎手で9番人気11着とボロボロ。今回も横山典弘騎手だが。

 追い切りはメンバーの中ではいい動きの方。

レディーチョウサン

 昨年12月15日にギムレットシチーが3着だった時の11着馬。そこから13、14、12着と一向に光が見えず。

 追い切りは軽くて短いのが1本と不満です。
サトノローズヒップ
エアワルツ
ラブエッセンス
良馬場ならギムレットシチー
 ギムレットシチーですが、どうも今回も馬場が悪そうで、強気にはなれません。エアワルツなどは前走かなり離されていますし・・・。

これ以降は5月10日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「混戦模様」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲
エアワルツ
ギムレットシチー
サトノローズヒップ △△
ショウナンアヤカ △△
ラブエッセンス △△
アドマイヤレゾン
エクセレントレイ
トミケンジェネール
ミルシャイナー
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
サトノローズヒップ 3.5
エアワルツ 3.7
ラブエッセンス 5.5
ショウナンアヤカ 7.5
トミケンジェネール 15.0
ミルシャイナー 17.3
リノーンマイア 20.3
エクセレントレイ 22.1
ラブリースキャット 22.9
ギムレットシチー 24.7
タックスペイヤー 26.3
コスモドリーミン 28.6
以下31倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エアワルツ 65 32 65 63
パールズオブデュー 31 31
バイエンブルク 24 24
ギムレットシチー 64 44 64 48
リノーンマイア 60 60
サトノローズヒップ 72 43 64 72
ショウナンアヤカ 67 57 57 67
コスモドリーミン 60 29 36 60
タックスペイヤー
レディーチョウサン 55 55 23 55
ラブエッセンス 73 71 67 66
ラブリースキャット 36 36
サラスマイル 37 37 23 27
アドマイヤレゾン 45 34 45
ヤマショウボストン 54 30 31 54
エクセレントレイ 67 35 56 67
トミケンジェネール 60 60 53 50
ミルシャイナー


デイリー馬三郎

予想印

◎ サトノローズヒップ
○ エアワルツ
▲ ラブエッセンス
△ ギムレットシチー

以下省略


見解

 「サトノローズヒップの前走は速い流れを追いかけた分、最後の伸びにつながらなかったもの。気性が成長して競馬が安定してきており、限定戦で決める。」

●前走レース後の騎手コメント

ギムレットシチー(9着)

 「シャドーロール。外からジワジワ先団へ。ただ、勝負どころではもうひとつの手応え。結局伸びもなかった。」(競馬ブック)

エアワルツ(4着)

 「道中はいい感じだったけど、最後は内からも差されてしまった。この馬場でも問題はなかったが、もっといい馬場の方がいいね。これからもっと良くなると思います。」(武士沢友治騎手・競馬ブック)

サトノローズヒップ(4着)

 「ゲートの中でも落ち着いていてスタートが良かったですし、うまく流れに乗れました。追い出してからもよく反応しているんですけどね。上位の馬は強いですね。」(北村宏司騎手・競馬ブック)

ショウナンアヤカ(2着)

 「小柄な馬ですが、絞れてちょうどいい体になっていました。展開も向きましたし、レースを覚えてきましたね。ただ、勝った馬に一気にこられてしまって・・・。」(吉田豊騎手・競馬ブック)

ラブエッセンス(3着)

 「できればハナにということだったが、他が行ったので無理してもと思って好位に控えた。3角で幾らか行きたがったけど、すぐに落ち着いてくれたし、早目に少しずつ追い出して行けたんだけどね。最後は決め手のある馬にやられてしまった感じ。」(内田博幸騎手・競馬ブック)

エクセレントレイ(4着)

 「開幕週のいい馬場なのである程度の位置で競馬をしたけど、上位馬は強かった。馬体が減っていたけど、レースぶりは良かった。これ以上減らなければいいですね。」(田辺裕信騎手・競馬ブック)

トミケンジェネール(7着)

 「非力な馬なので荒れて力の要る芝は向いていません。良馬場なら違うと思います。」(大野拓弥騎手・競馬ブック)

●各陣営のコメント

エアワルツ

 「前回は距離が微妙に長かったかな。兄妹は短距離向きで、東京の千四はベスト条件。」(伊藤正徳調教師・デイリー馬三郎)

パールズオブデュー

 「叩いて上積みは感じるし、芝の方がいいのも確か。前走以上には走ってくれると思う。」(戸田博文調教師・デイリー馬三郎)

バイエンブルク

 「仕上がっているので久々は問題ない。芝もOKの走りだから、変わり身に期待します。」(加藤和宏調教師・デイリー馬三郎)

ギムレットシチー

 「馬場を気にして惨敗続きだが、出来は落ちていないし、もっと走っていい馬。改めて。」(佐藤吉勝調教師・デイリー馬三郎)

リノーンマイア

 「ソエでひと息入ったが今は問題ない。スタートが良かった前走から距離短縮は魅力。」(鈴木伸尋調教師・デイリー馬三郎)

サトノローズヒップ

 調教の動きが抜群。能力が競馬につながるようになったし、行きっぷりから千四もいい。」(古賀慎明調教師・デイリー馬三郎)

ショウナンアヤカ

 「距離短縮の前走で変わってくれた。使いつつ引き締まってきたし、再度好勝負だろう。」(大久保洋吉調教師・デイリー馬三郎)

コスモドリーミン

 「気の悪さを出してもうひとつの競馬を続けている。まともならガラリ一変を望める馬だよ。」(平井雄二調教師・デイリー馬三郎)

タックスペイヤー

 「カイ食いが細いので強いケイコを積めない。素質はあるけど、初戦は息持ちが心配だね。」(鈴木伸尋調教師・デイリー馬三郎)

レディーチョウサン

 「距離短縮と出来の良さに期待するが、ここ一連がもうひとつだからね。今回もどうかな。」(中助手・デイリー馬三郎)

ラブエッセンス

 「使い込んでいるけど、状態はすごくいい。切れないので、早めに粘り込むような競馬なら。」(秋山雅一調教師・デイリー馬三郎)

ラブリースキャット

 「以前ほど体質の弱さは見られなくなったが、動きはまだ物足りない。使いつつ良くなれば。」(菊川正達調教師・デイリー馬三郎)

サラスマイル

 「ケイコの動きは悪くないが、実戦に行くとパニック状態に陥ってしまう。落ち着きがカギ。」(中川公成調教師・デイリー馬三郎)

アドマイヤレゾン

 「ハミを取らずに走っていて、まだ気難しさを残す。ブリンカー着用の効果に期待をしたい。」(古賀史生調教師・デイリー馬三郎)

ヤマショウボストン

 「使った後の反動が少なく、多少カイ食いが良くなった。ただ、まだ非力な面が残るだけに。」(古西助手・デイリー馬三郎)

エクセレントレイ

 「距離は合っているし体調も良好。ただ、力のあるタイプではないから東京の坂がどうか。」(稗田研二調教師・デイリー馬三郎)

トミケンジェネール

 「骨折明けを叩いた上積みは見込めるが、ガラリ一変まではどうか。もう少し慣れが必要。」(吉沢助手・デイリー馬三郎)

ミルシャイナー

 「もうひと追い欲しいが気持ちは乗ってきた。叩いた後がベターも、いいものはある。」(宗像義忠調教師・デイリー馬三郎)

これ以降は5月12日に作成

●レース 

 最内の人気馬エアワルツがポンといいスタートを切り、ギムレットシチーは多少出負けしますが、二の脚を使い好位を確保します。

 ハナはサトノローズヒップ、2番手はパールズオブデュー、3番手はサラスマイルという隊列になります。好スタートを切ったエアワルツは無理をせずに控え、ギムレットシチーは6番手のラチ沿いを距離ロスなく進めて行きます。さすが池添謙一騎手!上手い騎乗です。ラジオ中継でレースを聞いていたのですが、もしかして「やったか?」と思ってしまいました。
 後ほど映像で見ると、前も適度に開いており、非常に追走しやすいいいポジションでした。
 
 レースはミドルペースで淡々と流れ、4角では各馬が馬場のいい外を目指す中、ギムレットシチーはずっと距離ロスのない内を選択します。これも好判断と思います。苦手な馬場ですし、他馬と同じことをしていても勝てないでしょう。勝ちに行った思い切った騎乗で良かったと満足しています。

 残り400mくらいでは、もしかするとと思ったのですが、そのからは伸び負けて、ズルズルと失速して12番手で入線。これは以下に池添謙一騎手のコメントと、競馬ブック誌の評価を掲載していますが、ご存知の通り道悪は滑って全く走りません。装蹄師が下手なのか??(やけくそ)

 この日は同日開催の新潟が良馬場だっただけに、重馬場の東京を選択したことが悔やまれます。もちろん、天候ばかりはどうしようもないですが・・・。

●時計の評価

 今回のギムレットシチーの走破時計1分26秒1重は、3歳未勝利クラスの東京芝1400mの過去10年の平均勝ちタイムが1分24秒6重ですから、重馬場は全くだめです。これはわかっていることですので、仕方がありませんね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

エアワルツ(1着)

 「ここ数戦と比べて、体も気持ちもしっかりしてきたことがプラス体重に表れていますね。距離はマイルくらいまでが良さそうですが、まだまだ良くなってくる馬ですよ。」(後藤浩輝騎手・競馬ブック)

ミルシャイナー(2着)

 「まだ体が緩いけど、馬場のいいところを選んで走ったら凄い脚を使ってくれた。今の未勝利なら能力が違うし、このまま順調にいけば楽しみ。距離はもう少しあった方が競馬はしやすいね。」(田中勝春騎手・競馬ブック)

ラブエッセンス(3着)

 「ゲートがもうひとつで、いつもより後ろからの競馬になりました。前に行かなきゃいけないイメージがあったけど、差してこれたのは収穫ですね。」(内田博幸騎手・競馬ブック)

サトノローズヒップ(4着)

 「行きそうな馬がいなかったので、自分からいい位置を取りに行った。その分力んで走ってしまったのがね・・・。」(安藤勝己騎手・競馬ブック)

ギムレットシチー(12着)

 「馬場が悪くて、脚を取られていました。」(池添謙一騎手・競馬ブック)

●専門誌のレース評価

エアワルツ(1着)

 「プラス10キロ、馬体をフックラ見せて好気配。好位の内々から、4角で馬場のいい中へ。直線半ばで抜け出して、着差以上の強さ。ダイスインザダーク産駒だが、距離は1400〜1600メートルがピッタリ。」(競馬ブック)

ミルシャイナー(2着)

 「速い時計の追い切りは少なかったが、重目感なし。スタートは良くなかったし、競馬をしたのは直線だけだが、大外から1頭だけ違う脚。さすがは良血、次は確勝級。」(競馬ブック)

ラブエッセンス(3着)

 「道中は、中団の馬込みの中で、折り合いに専念。直線ジワジワ伸びる。差す競馬もOK。」(競馬ブック)

サトノローズヒップ(4着)

 「道中掛かり気味だったし、直線に入ったところで抜け出したが、追うとモタれ追うとモタれで、まだ気性面に課題が・・・。」(競馬ブック)

ギムレットシチー(12着)

 「シャドーロール着用。道中内々で気合をつけながらの追走。直線に入ってからもサッパリ。こういう馬場はカラッ下手。」(競馬ブック)

●今後の展望

 毎回同じことを書いてがっかりなのですが、とにかく道悪は滑る馬なので、走りません。パンパンの良馬場で走れる日を首を長くして待ち望んでいます。

 今日の競馬を見ていても、スッと好位に付けられますし、12着という数字ですが、勝ち馬からは1秒1しか離されていませんから、馬場さえ良くて、もう少し馬体がふっくらとしてくれば、この差は縮まるはずです。

●最後に

 正直、年頭の時点では、もっと楽に勝ち上がれる馬だと思っていましたが、こんなに苦戦するとは。しかし、今回のレースでも非凡な能力を感じることは出来ましたし、とにかく勝ち上がって欲しい1頭です。

 今回は追い切りの動きも久々に良く、騎手も池添謙一騎手で非常に期待していたのですが、最悪の重馬場とは・・・。

 段々と未勝利終了のタイムリミットが迫ってきますが、条件さえ合えば勝てる馬です。今度こそ、良馬場で・・・。

 というわけで、次走もまた期待しています。がんばれギムレットシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2008年5月2日作成 7日、9日、10日、12日加筆
ギムレットシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2008年 4月19日 第6戦 3歳未勝利(牝馬限定) 福島芝1800m(9着/7番人気)

2008年 3月15日 第5戦 3歳未勝利(牝馬限定) 中山芝2000m(8着/4番人気)

2008年 2月 9日 第4戦 3歳未勝利(牝馬限定) 東京ダ1400m(10着/5番人気) 

2008年 1月12日 第3戦 3歳未勝利(牝馬限定) 中山芝1600m(4着/7番人気)

2007年12月15日 第2戦 2歳未勝利(牝馬限定) 中山ダ1800m(3着/6番人気)

2007年11月17日 デビュー戦 2歳新馬(牝馬限定) 東京芝1400m (7着/9番人気)

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