クラブHPによると次走は予定どおり3月15日中山5R3歳未勝利芝2000m牝馬限定戦の予定です。やはり我らが愛馬ギムレットシチーは江田照男騎手もおっしゃっていますように、芝向きの馬ですから、この選択は当然と言えます。
しかし、ギムレットシチーの第3戦がそうだったように、芝の牝馬限定戦は狙っている馬が多く、出走全馬が優先出走権持ちということも、少なくありません。ですから、せっかく出走間隔を開けて準備万端のギムレットシチーですが、優先出走権持ちの馬には敵いませんので、出走できるかどうかは、非常に微妙です。正直私は無理かな?と思っています。
また、優先出走権を失ったことにより、出走できるかどうかが確定的でないため、いい騎手の確保が困難となり、次走は余っている騎手を使うことになるでしょう。江田照男騎手が乗ってくだされば言うことないですが。
スタート地点は4コーナーを曲がり終えたホームストレッチの右端。単純に芝1800mのスタート地点が200m右へスライドしたところで、同じように内回りコースを1周する。ゴール前の坂を2度越えるので、スタミナも要求されるのが特徴。2000mギリギリしかもたない馬にとってはやや苦しい。過去、皐月賞の好走馬が菊花賞でも好走しやすい一因は、こうしたところにもある。
最初の1コーナーまで十分に距離はあるが、多頭数になった場合の外枠は不利。特に内の馬場状態がいい時は、外からの差し・追い込み馬はノーチャンスになる。その場合、内枠の逃げ・先行馬が穴をあけやすい。好位抜け出しができる馬か、馬群を割って差してこれる器用なタイプの差し馬を狙うのがセオリーだ。
少頭数の場合は、スローの上がり勝負となるのが必至。決め手のある差し・追い込み馬が中心となる。
有利な枠順 多頭数の大外以外 有利な脚質 先行〜差し ポイント 末脚決め手、2000m以上の距離適性 種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン 連対騎手ベスト 武豊、四位洋文、横山典弘、安藤勝己、蛯名正義 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 2分05秒0 2分06秒7 2分07秒9 2分07秒6 2歳未勝利 2分03秒9 2分02秒9 2分04秒5 2歳500万 2分02秒4 2分04秒6 2分03秒6 2歳オープン 2分03秒4 2分04秒6 3歳新馬 2分05秒7 2分07秒4 2分09秒4 3歳未勝利 2分03秒5 2分03秒8 2分03秒9 2分07秒5 3歳500万 2分02秒6 2分03秒1 2分04秒6 2分06秒9 古馬500万 2分02秒0 2分02秒3 2分05秒9 2分05秒0 古馬1000万 2分01秒7 2分02秒2 2分04秒1 古馬1600万 2分00秒8 2分01秒8 2分02秒5 2分07秒6 古馬オープン 2分00秒9 2分02秒2 2分03秒8 2分05秒7
前走前 2月7日 美浦南坂路 良 馬ナリ
助手
4F 53.3
3F 39.0
2F 25.5
1F 12.7
3月2日 美浦北C 良 馬ナリ
助手
4F 57.5
3F 42.0
1F 13.2
3月6日 美浦ポリトラック 良 馬ナリ
助手
4F 64.2
3F 49.8
2F 37.1
1F 12.1
3月12日 美浦ポリトラック 良 馬ナリ
助手
5F 69.4
4F 53.8
3F 39.0
1F 12.1
3月3日、久々に時計を出しました。実はこの中間坂路にもほとんど上がっておらず、馬体の回復に専念していたようです。大抵の馬は毎日坂路に登坂しますから、少し心配していました。
目標の芝2000mに出走できるといいのですが、優先権を持った馬が多そう・・・。
3月6日、いつものポリトラックで追い切られましたが、この時計は自己ベストではないでしょうか。いい時計で上がりもしっかりと伸びていますし、実にいい動きです。今週出走しないのが、もったいないくらいに思えます。
3月12日、先週の6日と同じ条件で追い切られましたが、随分と時計がかかっています。しかし、先週が多少オーバーワークなのであって、今週は出走前ですので、軽めでいいですね。
私の追い切り評価は「B+」です。
当初の予定どおり、3月15日中山5R 3歳未勝利 芝2000m 牝馬限定戦に出走想定されています。出走想定数は水曜日現在で18頭と少なく、ギムレットシチーよりね優先出走順位の低い馬が3頭いますので、このまま確定すれば出走することができます。
3月15日に中山競馬場で騎乗予定の主な騎手は以下のとおりです。
藤田伸二、北村宏司、江田照男、柴田善臣、村田一誠、横山典弘、後藤浩輝、吉田豊、小野次郎、和田竜二、安藤勝己、田中博康、武士沢友治、木幡初広、内田博幸、大野拓弥、郷原洋司、田中剛、鷹野宏史、柴山雄一、松岡正海、小林淳一 各騎手
というわけで、まだ他の馬が出馬投票に入ってきたりすると出走も危ういですし、あまり一線級の騎手に騎乗依頼するのは難しいと思いますし、江田照男騎手が乗ってくれれば有難いですが。
馬名 | 前走騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | ギムレットシチー | 江田照男 | 2/09 未勝利 | 東京ダ1400 | 10 | 5 | 4 | 3 | 7 | ||
12 | コスモスプラッシュ | 的場勇人 | 2/10 未勝利 | 小倉芝1800 | 9 | 8 | 4 | 8 | 14 | 12 | |
サンデーギャロップ | 勝浦正樹 | 3/03 交流 | 船橋ダ1600 | 8 | 7 | 10 | |||||
2 | シャープブルーベル | 小野次郎 | 8/25 未勝利 | 新潟芝1200 | 16 | 8 | 3 | 10 | |||
5 | ショウナンアヤカ | 吉田豊 | 12/01 新馬 | 中山芝1600 | 8 | 8 | |||||
3 | ショウナンハゴロモ | 後藤浩輝 | 11/03 未勝利 | 東京ダ1600 | 3 | 2 | 5 | 3 | 3 | 3 | |
9 | ダイワチアフル | 武士沢友治 | 2/04 未勝利 | 東京ダ1600 | 8 | 13 | 12 | ||||
1 | ダッシュアキチャン | 柴田善臣 | 2/23 未勝利 | 東京芝1800 | 3 | 10 | 4 | 5 | 2 | 3 | |
9 | ドクターアマランス | 柴田善臣 | 2/02 新馬 | 東京芝1800 | 9 | 12 | |||||
ノボメル | 吉田隼人 | 3/02 未勝利 | 中山芝1600 | 15 | 11 | 3 | 7 | 8 | 8 | ||
8 | バックシャン | 御神本訓史 | 1/29 交流 | 川崎ダ1500 | 10 | 9 | 10 | ||||
6 | ビルトミーアップ | 柴山雄一 | 12/15 未勝利 | 中山芝2000 | 6 | 7 | 7 | ||||
4 | プログレッシブ | 柴田善臣 | 11/18 新馬 | 東京芝1800 | 5 | 6 | |||||
7 | ベガスターカフェ | 後藤浩輝 | 1/12 未勝利 | 中山芝1600 | 11 | 3 | 2 | ||||
9 | ポコアポコフォルテ | 津村明秀 | 2/04 未勝利 | 東京ダ1600 | 7 | 8 | 12 | 4 | 7 | 8 | |
12 | ヨモギガール | 張田京 | 2/09 新馬 | 東京ダ1600 | 16 | 13 | |||||
ラズベリーハーツ | 田中博康 | 2/17 未勝利 | 東京ダ1600 | 10 | 2 | 2 | |||||
12 | リバーチャーム | 石橋脩 | 2/11 新馬 | 東京芝2000 | 10 | 13 |
表の左端の数字は優先出走順位
第1優先 4節以内前走5着以内 1頭
第2優先 出走間隔の長いもの
我らが愛馬ギムレットシチーは、このまま確定すれば、ギムレットシチーよりも優先順位のない馬が3頭いますし、出走が可能です。
案外たいしたメンバーでもないですし、出走が叶えば、勝っちゃうのではないでしょうか。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
増 | カフェアメリカン | 松岡正海 | 未出走 | C | |||||||
ギムレットシチー | 北村宏司 | 2/09 未勝利 | 東京ダ1400 | 10 | 5 | 4 | 3 | 7 | B+ | ||
増 | サマーグロリアス | 和田竜二 | 1/05 未勝利 | 中山ダ1200 | 11 | 12 | 4 | 11 | 10 | 8 | C |
シャープブルーベル | 木幡初広 | 8/25 未勝利 | 新潟芝1200 | 16 | 8 | 3 | 10 | C | |||
ショウナンアヤカ | 横山典弘 | 12/01 新馬 | 中山芝1600 | 8 | 8 | C | |||||
ショウナンハゴロモ | 後藤浩輝 | 11/03 未勝利 | 東京ダ1600 | 3 | 2 | 5 | 3 | 3 | 3 | B− | |
ダイワチアフル | 武士沢友治 | 2/04 未勝利 | 東京ダ1600 | 8 | 13 | 12 | C | ||||
ダッシュアキチャン | 藤田伸二 | 2/23 未勝利 | 東京芝1800 | 3 | 10 | 4 | 5 | 2 | 3 | B+ | |
増 | ツクバエリザベス | 菊沢隆徳 | 未出走 | B+ | |||||||
ドクターアマランス | 柴田善臣 | 2/02 新馬 | 東京芝1800 | 9 | 12 | B+ | |||||
バックシャン | 勝浦正樹 | 1/29 交流 | 川崎ダ1500 | 10 | 9 | 10 | B− | ||||
ビルトミーアップ | 柴山雄一 | 12/15 未勝利 | 中山芝2000 | 6 | 7 | 7 | B− | ||||
プログレッシブ | 内田博幸 | 11/18 新馬 | 東京芝1800 | 5 | 6 | B+ | |||||
ベガスターカフェ | 安藤勝己 | 1/12 未勝利 | 中山芝1600 | 11 | 3 | 2 | B+ | ||||
ポコアポコフォルテ | 江田照男 | 2/04 未勝利 | 東京ダ1600 | 7 | 8 | 12 | 4 | 7 | 8 | C | |
リバーチャーム | 小野次郎 | 2/11 新馬 | 東京芝2000 | 10 | 13 | C |
表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。
馬名 | 追い切り日 | コースと 馬場状態 |
強さ | 騎乗者 | 追い切り時計 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
カフェアメリカン | 3月12日 | 美浦南W良 | 一杯 | 助手 | 5F67.3−13.6 | C |
ギムレットシチー | 3月12日 | 美浦ポリ良 | 馬ナリ | 助手 | 5F69.4−12.1 | B+ |
サマーグロリアス | 3月12日 | 美浦南D良 | 一杯 | 池田鉄平 | 5F69.5−13.0 | C |
シャープブルーベル | 3月12日 | 美浦ポリ良 | 強め | 助手 | 5F66.5−13.5 | C |
ショウナンアヤカ | 3月12日 | 美浦坂路良 | 強め | 助手 | 54.9−12.3 | C |
ショウナンハゴロモ | 3月12日 | 美浦南W良 | 馬ナリ | 見習 | 5F66.4−12.6 | B− |
ダイワチアフル | 3月12日 | 美浦南W良 | 一杯 | 助手 | 5F66.8−13.7 | C |
ダッシュアキチャン | 3月12日 | 美浦坂路良 | 馬ナリ | 助手 | 51.4−12.8 | B+ |
ツクバエリザベス | 3月12日 | 美浦ポリ良 | 一杯 | 助手 | 5F65.6−13.1 | B+ |
ドクターアマランス | 3月12日 | 美浦南W良 | 馬ナリ | 攻手 | 5F66.6−13.0 | B+ |
バックシャン | 3月12日 | 美浦ポリ良 | 一杯 | 高野和馬 | 5F69.9−12.1 | B− |
ビルトミーアップ | 3月12日 | 美浦坂路良 | 強め | 助手 | 52.1−12.8 | B− |
プログレッシブ | 3月12日 | 美浦ポリ良 | 一杯 | 助手 | 5F67.4−12.4 | B+ |
ベガスターカフェ | 3月12日 | 美浦坂路良 | 馬ナリ | 小島太一 | 52.1−12.6 | B+ |
ポコアポコフォルテ | 3月12日 | 美浦坂路良 | 馬ナリ | 攻手 | 57.5−12.8 | C |
リバーチャーム | 3月12日 | 美浦ポリ良 | 一杯 | 攻手 | 5F68.9−12.9 | C |
カフェアメリカン
まだ新馬戦に登録可能ながら、未勝利戦に登録してきました。常識なら、1度叩かれた経験馬相手には分が悪いはずですが、どうでしょう。
追い切りはいつも終いに時計を要し、実戦でも直線失速が目に浮かびます。
ギムレットシチー
前走は10着大敗もダートでかつ短距離と不得意な条件が重なってのもの。優先出走権はあったものの、適当な芝の番組がなく、やむを得ずダートに登録したが、惨敗。
前々走は、中山の芝1600mで、最も不利な大外枠から、勝ち馬に僅差の4着。上位3頭が全て内枠馬だったことを考えても、実質ナンバーワンの走りだった。
距離は延びてさらに良く、騎手北村宏司も期待できることから、反撃は必至。
◎をつける予想家もいるだろう。
サマーグロリアス
愛馬プリムローズシチーが出走する中山ダ1200mに出走想定されていた馬。
出馬できるのなら芝でということだろうか。しかし、芝の1800mなどは走った経験があるものの、見せ場なく10着敗退。
追い切りはジョッキー騎乗で「えー、こんな時計?」というくらい水準以下。まず要らないでしょう。
シャープブルーベル
前々走、新潟の直線の1000mで3着に食い込むも、それ以外は2桁着順。いきなりの距離大幅延長も・・・。
追い切りも最後が全く伸びず。強調材料なし。
ショウナンアヤカ
今をときめくウォーエンブレム産駒。前走新馬戦は8番人気8着も、今回横山典弘騎乗で本気?さて・・・。
追い切り本数は多いものの、とても評価できる内容ではありません。
ショウナンハゴロモ
2戦前5着だった以外は他の4走すべて3着と馬主孝行な馬。どんな相手でもそれなりの競馬をするが、逆にいうとワンパンチ足りずに、取りこぼしが多い。
今回昨年の11月3日以来の出走ということもあり、大幅割引をしても良いのではないか。
追い切り本数は十分も、まあまあという程度の動き。
ダイワチアフル
父ダイワテキサスという地味血統。過去2戦は12着8着とともに勝ち馬から2秒以上離されて、全くいいところなし。
追い切りも最後で脚が上がってしまうなど、見所なし。
ダッシュアキチャン
前走芝1800mで3着。今回は藤田伸二騎乗で本気モード。しかし、2着だったときも、走破時計は案外平凡。人気は間違いないが、ギムレットシチーの勝てない相手ではない。
追い切りもなかなか動いており、同等。
ツクバエリザベス
カフェアメリカン同様、新馬戦に出走できる身分でありながら、未勝利戦に登録してきました。
アグネスタキオンという良血も、初戦からはどうか。
しかし、追い切りの動きは私は評価する。初戦でなければ、かなり怖い相手。
ドクターアマランス
前走新馬戦は12番人気9着とそのまま。走破時計も平凡で大きな変わり身はどうか。
しかし、本数をこなしていることもあり、追い切りの動きは良く軽視は禁物。
バックシャン
12月の新馬戦を大敗後、中央では無理と踏んでか、地方交流戦に出走するも、そこでも10着と頭打ち。
追い切りは併走馬に先着するなど多少は良化も・・・。
ビルトミーアップ
過去2戦7着6着と地味。今回もそのくらいの着が予想される。
追い切りも6本と数をこなしているが、動きも6着7着級。
プログレッシブ
前走新馬戦は6番人気5着。しかし、時計はとことん平凡。
今回内田博幸騎手を配してのものだが、11月からの久々で、いきなり勝ち負けまでは・・・。
しかし、追い切りの動きもなかなかで、怖い相手。
ベガスターカフェ
初戦2着も前走2戦目は期待を裏切る11着。このとき4着だったのが、我らが愛馬ギムレットシチー。しかもギムレットシチーは1番不利な大外枠からのスタートで、勝負付けは済んでいる。・・・と私は勝手に思っている。
追い切りの動きはギムレットシチーと同等。
鞍上は安藤勝己騎手。
ポコアポコフォルテ
おお、江田照男騎手。9戦9着外のこんな馬に乗せられてしまって・・・。
私個人としては、ギムレットシチーは主戦の江田照男騎手でも良かったのですが、ギムレットシチーは北村宏司騎手に乗り替わりになっちゃいました。そこで回ってきたのがこの馬ですが、過去1度この組み合わせで中山の芝2000mを4着で来てるんですよね。しかし、4着といっても勝ち馬からは1秒6差。
コースは得意も今回はどうか。
追い切りもやや水準以下の動き。
リバーチャーム
前走新馬戦は東京芝2000mを2番手で追走するも、直線でグイグイ抜かれて10着。2戦目で息が持つのだろうか。
追い切りの動きからは、今回も直線で失速しそうだが。
ギムレットシチー
ダッシュアキチャン
プログレッシブ、ベガスターカフェ
ショウナンハゴロモ、ツクバエリザベス、ドクターアマランス
ギムレットシチーとダッシュアキチャンの2頭が少し抜けていて、後はどんぐりの背比べの感じがします。
しかし、全体的には、実力が均衡していて、難解なレースになるのではないでしょうか。
愛馬ギムレットシチーは、もう大外枠は勘弁だ。
競馬ブック
短評は「惑星注意」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 プログレッシブ △ △ △ ショウナンアスカ △ ポコアポコフォルテ △ ダッシュアキチャン ▲ ▲ ◎ ショウナンハゴロモ △△ ○ ▲ ベガスターカフェ ○ ◎ ○ ドクターアマランス ◎ △ ビルトミーアップ △△ △△ ギムレットシチー △
あとは無印
予想オッズ
以下20倍以上省略
馬名 予想オッズ ダッシュアキチャン 3.2 ベガスターカフェ 3.8 ショウナンハゴロモ 4.7 ビルトミーアップ 11.0 プログレッシブ 12.1 ギムレットシチー 14.4 カフェアメリカン 17.6 ドクターアマランス 19.3
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 カフェアメリカン ダイワチアフル 50 42 50 プログレッシブ 57 57 ショウナンアヤカ 57 57 サマーグロリアス 63 59 42 23 ポコアポコフォルテ 66 61 59 50 シャープブルーベル 67 48 67 37 ダッシュアキチャン 74 73 67 74 バックシャン 24 24 ショウナンハゴロモ 67 65 65 47 ベガスターカフェ 62 62 61 ドクターアマランス 59 59 ビルトミーアップ 60 60 57 ギムレットシチー 64 35 64 44 ツクバエリザベス リバーチャーム 54 54
デイリー馬三郎
予想印
◎ ベガスターカフェ
○ ショウナンハゴロモ
▲ ダッシュアキチャン
△ ギムレットシチー
以下省略
見解
「ベガスターカフェの前走は行き脚がつかず、外目をジワジワと上がっていく形。スタミナを消耗する馬場状態も響いた。初戦2着の条件で反撃に転じる。」
ギムレットシチー(10着)
「馬体増は好材料ですね。前々走で3着しているが、この馬は本質的には芝の方がいいみたい。今日の結果が能力ではないと思います。」(江田照男騎手・競馬ブック)
「馬体良化。前半から置かれ気味で厳しい競馬。追走に脚を使わされる分、この距離は不向き。」(競馬ブック)
プログレッシブ(5着)
「最初はフラフラ走っていたけど、途中からハミを取ってしっかりと走ってくれた。追ってからはいい脚を使ってくれたし、いい内容だったと思うよ。」(柴田善臣騎手・競馬ブック)
ポコアポコフォルテ(7着)
「ゲートが遅いのはいつものことですし、初めてのダートでも掛からずにレースができました。ただ、今日は前が止まらなかったですね。」(津村明秀騎手・競馬ブック)
ダッシュアキチャン(3着)
「スタートしてからずっとモタれていたからね。口向きの悪さはあるけど、ハミを換えれば大丈夫じゃないかな。まっすぐ走ればもっと際どかったと思うよ。」(柴田善臣騎手・競馬ブック)
ショウナンハゴロモ(3着)
「精神的に参っている感じで外へ逃げっぱなしだった。着順はあまり変わらないが、馬の雰囲気は悪い方に向いている。ダート自体は問題ない。」(後藤浩輝騎手・競馬ブック)
ベガスターカフェ(11着)
「この距離だと短いようだね。前半の位置取りは悪くなかったが、3〜4角ではついて行けなかった。今日のように上滑りする馬場が合わない感じ。距離は2000mくらいあれば。」(後藤浩輝騎手・競馬ブック)
カフェアメリカン
「少し神経質な面はあるが仕上がりは良好。追ってしぶとさを感じるあたりに見所も。」(手塚貴久調教師・デイリー馬三郎)
ダイワチアフル
「気合乗り、併せ馬でのケイコの動きともに良化してきた。変わり身を期待したいね。」(中野渡清一調教師・デイリー馬三郎)
プログレッシブ
「久々になるが、仕上がりは良好。新馬戦の内容からも牝馬限定のここなら面白いはず。」(池上助手・デイリー馬三郎)
ショウナンアヤカ
「馬体重は増えていると思うが、ほとんどが成長分。距離はこなせる範囲だし、好勝負を。」(大久保洋吉調教師・デイリー馬三郎)
サマーグロリアス
「放牧明けになるが、好仕上がり。芝のゆったりとした距離で変わり身を期待したいね。」(畠山助手・デイリー馬三郎)
ポコアポコフォルテ
「いいところのある馬だけど、スタートが安定しない。息を入れつつゆったり走れれば。」(小宮助手・デイリー馬三郎)
シャープブルーベル
「ケイコは動く方ではないので、仕上がりはまずまず。牝馬限定戦ならもっとやれていい。」(斉藤助手・デイリー馬三郎)
ダッシュアキチャン
「牝馬同士ならば決め手は一枚上だと思っている。出来も変わらずいいので、期待は大きい。」(内藤一雄調教師・デイリー馬三郎)
バックシャン
「ケイコの動きが良くなってきたし、走法、血統的に芝変わりは問題ない。前進を期待。」(谷原助手・デイリー馬三郎)
ショウナンハゴロモ
「もたれて精神的な余裕がなくなってきたので、放牧へ。いい状態にあるし、好勝負を期待。」(国枝栄調教師・デイリー馬三郎)
ベガスターカフェ
「放牧で立て直しを図り、体に張りが出て調子は良さそう。スムーズなら好勝負は必至。」(小島太調教師・デイリー馬三郎)
ドクターアマランス
「ガラリ一変とまではいかないが、使ってこの馬なりに良くなった。後につながる競馬を。」(根本康広調教師・デイリー馬三郎)
ビルトミーアップ
「ここ2走はうまく流れに乗り切れていない。折り合いがつけばもう少しは走れるはず。」(武市康男調教師・デイリー馬三郎)
ギムレットシチー
「芝のここを目標に仕上げてきた。もう少し体がふっくらして欲しいが、力は互角以上。」(佐藤吉勝調教師・デイリー馬三郎)
ツクバエリザベス
「ゲートはそんなに速くないが、この距離なら問題ないはず。追って味があるのが持ち味。」(戸田博文調教師・デイリー馬三郎)
リバーチャーム
「前走はスッと前につけられたし、センスのあるレースぶり。もう少し粘りを増せば。」(柴田政人調教師・デイリー馬三郎)
いつもは、上記の「ほっさん予想」を降ろしてくるのですが、あまり予想に変動はないので、ここに別記記載します。
我らが愛馬ギムレットシチーですが、またまた不利な外枠になってしまいました。3枠6番くらいが希望枠だったのですが。
これが直線の長い東京ならともかく、中山ですので、後方からになってしまうと、ギリギリ掲示板どまり程度になりかねません。
しかし、佐藤吉勝調教師がおっしゃっているように、私もこのクラスでは能力は上位と見ていますから、勝ち負けを意識しています。
私の愛馬であるチャーミングシチーやミッシェルシチー、プリムローズシチーといった牝馬の面々はいずれも追い切りで動きません。しかし、このギムレットシチーは追い切りでなかなかの動きを見せます。現状では、先に挙げた3頭よりは、高性能だと思っています。
ダートははっきり言って合いません。しかし、芝はいつでも大変な不利があるにもかかわらず、見せ場を作ります。枠が良ければとっくに勝っていたと思われます。
今回は、前走の着順の悪さから、人気を落とすでしょうが、逆に私は馬券のチャンスだと思っています。
当日は、佐藤吉勝調教師の嫌う重馬場予想で、これも合わなさそうですが、滑る馬場が走りづらいのは、他の馬も一緒です。逆にギムレットシチーはダートは苦手ですが、そこそこは走ります。これはすなわち、追い切りでもいい動きをしますし、ダートも走るということで、荒れた力の要る馬場の方が、他の非力な馬たちよりも結果を残すのではないかと思っております。
ということで、勝利を確信しています。今週の友駿ホースクラブHPの中で、唯一状態「A」に評価されたこの馬。クラブの「A」評価は信じませんが、「B」だの「C」だのと言われるよりはいいですよね。
明日の夜、素晴らしいご報告ができることを信じています。
スタートはなかなか良く、全体の3番くらいの位置に一瞬でますが、外枠ということもあり、無理していかず、自然なポジションにつけたように見えました。8番手につけますが、外枠が響き、1コーナーは大外を回されます。
ハナはショウナンアヤカ、2番手はシャープブルーベル(パッと見はギムレットシチーと同じような勝負服に同じ色のシャドーロール)、3番手はリバーチャームという隊列になります。私が対抗視したダッシュアキチャンはギムレットシチーの少し後ろに位置します。
我らが愛馬ギムレットシチーは向正面では、いい感じで追走しており、やってくれそうな気がしました。
ところが、3コーナーあたりの勝負どころになると、ついていけずに、後方にいた外の2頭(ダッシュアキチャン含む)に簡単に交わされ、10番手に下がります。
4コーナーでは距離ロスのない内に進路を取りますが、直線を向いてもジリジリともどかしいほどしか伸びず、バテた馬を交わす程度。上がりも38秒4とこの馬らしいキレもなく、8着に流れ込みます。
馬場が合わないというのはわかりますが、しかし、それにしても伸びませんでした。北村宏司騎手の騎乗は良かったと思います。
勝ったのは前走までギムレットシチーの手綱を取っていた江田照男騎手騎乗の11番人気の伏兵ポコアポコフォルテで、これだけ荒れた馬場にもかかわらず、37秒3の最速上がりを繰り出し、早め抜け出しを図った1番人気のダッシュアキチャンを最後の最後でクビ差交わしました。
2着は1番人気のダッシュアキチャンで、次走は確勝でしょう。3着は安藤勝己騎乗の3番人気ベガスターカフェ。2番人気のショウナンハゴロモが4着。上位人気馬は順当に入着していますが、1頭4番人気のギムレットシチーだけが、馬群に沈んだ格好です。
今回の愛馬ギムレットシチーの走破時計は2分06秒6稍ですが、これは過去10年間の3歳未勝利戦の平均勝ちタイム2分3秒8稍と比較してもとんでもないダメ時計ということになります。
確かに馬場はボコボコに荒れて、昨晩からの雨でぐちゃぐちゃのほとんど重馬場状態でしたが、それを加味しても、良くない時計です。ですから、全体にレベルの低い牝馬限定戦で大敗したということになります。
しかし、不利な外枠発走ということと、苦手な馬場状態ということで、仕方がない面もあります。それでも能力で掲示板にくらいは載って欲しかったですが・・・。
ポコアポコフォルテ(1着)
「折り合いの難しい馬。前に乗って分かっていたから、その点に気をつけて乗った。折り合いさえつけば、距離はこれくらいの方がいいし、道悪も苦にしなかったよ。」(江田照男騎手・競馬ブック)
ダッシュアキチャン(2着)
「馬場が緩くて追走に苦労した。道中は仕掛けながらの追走で脚が溜まらないので、早目に動くしかないからね。乾いた馬場なら何とかなったと思う。」(藤田伸二騎手・競馬ブック)
ベガスターカフェ(3着)
「位置取りを下げると気を抜きそうだったので前でレースをした。切れる脚を使うタイプではなさそうだから早目に動いたけど、まだ力がつき切っていない分、伸び切れなかった。」(安藤勝己騎手・競馬ブック)
ショウナンハゴロモ(4着)
「今日は馬込みでレースをしようと思っていた。道中はいい感じだったけど、いざ追い出すと前が浮くような走りになって伸び切れなかった。良馬場の方がいいタイプだからね。でも、ひと息入れた効果で落ち着きが出てきたし、これから楽しみ。」(後藤浩輝騎手・競馬ブック)
カフェアメリカン(5着)
「こういう馬場は得意ですね。内を走っていてもフットワークは乱れませんでしたから。初めてにしては上手なレースができましたし、距離はもっと長くても大丈夫です。」(松岡正海騎手・競馬ブック)
ツクバエリザベス(6着)
「まだ緩さが残っていますし、馬場も悪いから、道中は急がさず大事に乗りました。それでも終いは伸びたようにいいところのある馬ですよ。これからもっと良くなってきそうです。」(菊沢隆徳騎手・競馬ブック)
ギムレットシチー(8着)
「4角で下がってくる馬がいて、追い出しを待つ形になってしまいました。ただ、今日は馬場が緩かったから、ハミに頼って走っていましたね。軽い馬場の方がいいと思います。」(北村宏司騎手・競馬ブック)
ポコアポコフォルテ(1着)
「出負け気味も後方内目で凄い手応え。3〜4角でスッーと外へ持ち出す。直線は内へモタれたが、ゴール前でキッチリと差し切る。時計のかかる馬場も良かった。」(競馬ブック)
ダッシュアキチャン(2着)
「後方追走。向正面から仕掛けて、3〜4角では激しく手が動いたが、4角では好位勢に並びかける。直線半ばで先頭に立ち、フラつきながらも押し切りを狙ったが、フラついて差されてしまった。終始外々を回っていたし、惜しい敗戦。」(競馬ブック)
ベガスターカフェ(3着)
「好馬体。スッキリと仕上がる。好位で折り合う。直線で満を持して先頭に立ったところで差されてしまう。こんな馬場も良くないかも知れない。」(競馬ブック)
ショウナンハゴロモ(4着)
「シャドーロール。馬体減も好仕上がり。今日は距離を考慮してか、中団に控えて差しの競馬。内目をうまく捌いて伸びてくる。」(競馬ブック)
カフェアメリカン(5着)
「シャドーロール。スッキリと仕上がる。後方の内々。向正面から仕掛けつつ。勝負どころで一旦置かれたが、直線は馬群のポッカリと開いたスペースから、再び盛り返して伸びてきた。上がりのかかる展開も向いたが、既走馬相手だけに立派だろう。」(競馬ブック)
ギムレットシチー(8着)
「シャドーロール。後方を追走。直線で前が壁になって、追いづらい場面があった。」(競馬ブック)
今回の1戦で、私は愛馬ギムレットシチーについて過度の期待は禁物であるという評価に変わりました。
時計の評価のところにも書きましたが、いくら不得意な道悪で不利な大外枠とはいえ、この時計では少し負けすぎです。なにか落鉄などの理由でもあれば別ですが。
ですから、佐藤吉勝調教師のおっしゃるように、牝馬限定戦の未勝利戦では力上位という見方は変わりませんが、現状の力では、そこまでの馬だと言わざるを得ません。
当然、これから先、有力馬はどんどんと勝ち上がっていき、未勝利戦も弱いメンバーばかりになってきますし、そういった中では、まだまだこれから十分に出番があると思いますが、昇級しても、今のところは明るくないですし、ましてや、クラシックだのというのは、冗談でも言えない気がします。
しかし、追い切りでなかなかの動きをする馬です。なんとか1勝をあげ、成長すれば、2、3勝くらいはできると思っております。とにかく、未勝利を脱出して欲しいですね。
前走、そして今回と惨敗しましたが、今回も4番人気という数字が示すとおり、期待されている馬ですし、中山芝1600mの走りは素晴らしいものでした。
今日の走りを見て、この馬が現状では未勝利を勝つのが一杯一杯の馬であるということはわかりましたが、逆に未勝利戦をギリギリ勝ちあがる能力は持っているとさらに確信しました。
もう少し順番はあとになりそうですが、いずれパンとした良馬場で、不利のない枠に飛び込めば、出番は絶対にあると信じております。
今回8着でしたが、バテて落ちてきたシャープブルーベルをハナ差捉えたところがゴールだったことは、本当に幸運で、8着なら出走奨励金が貰えますので、我々が手にする配当金は倍ほどになります。非常に大きなハナ差でした。
これを書いている今日は17日ですが、17日になっていろいろと敗因がわかってきました。
1.現地観戦されていた、がんばれシチー軍団HPのないす総帥によると、パドックの気配がダメダメだったらしいです。とても、その 時点で走る雰囲気ではなかったそうです。
確かに、追い切りの動きだけ見ても、先週の動きの方が良かったですし、もしかして、先週の抜群の時計がオーバーワークだったのでしょうか。それなら、今回の実戦での動きの悪さも納得できます。
2.私が見た映像(レーシングビューア)では、わかりませんでしたが、北村宏司騎手によると、4角で下がってくる前の馬が邪魔になり、勝負どころで追い出しを遅らせることになってしまった。
また、競馬ブック誌によると、直線でも前が壁になっていたようですし、それならば突き抜けれるはずもありません。
というわけで、それらを知るまでに私が書いたレース回顧や時計の評価では、かなり厳しいことを書きましたが、これらを考慮すれば、次走、芝でパンとした良馬場で、不利もなにもなければ、勝っても全く不思議ではありませんよね。
しかし、運も実力のうち。この馬は初戦も外枠と前が壁になって惨敗しました。3走前も1番不利な大外枠。今回も不利な多頭数での外枠に前が壁になり、そして苦手な緩い馬場と、とにかくツキがありません。
このままいつまでもツキがなければ、勝利をあげることができません。
なんとか次走は普通に力を出し切れる状態でレースをさせてあげたいですね。
さて、敗因もいろいろと見えてきたところで、今回の特集はお終いです。次走も動き次第ですが、私は単勝勝負をするでしょう。ギムレットシチーは決して弱い馬ではありません。未勝利は間違いなく勝てる馬です。その日がくるのをとにかく待ちます。
では、また何か情報が入りましたら、ギムレットシチー第6戦特集を立ち上げます。次こそ優勝だ!!
2008年 2月 9日 第4戦 3歳未勝利(牝馬限定) 東京ダ1400m(10着/5番人気)
2008年 1月12日 第3戦 3歳未勝利(牝馬限定) 中山芝1600m(4着/7番人気)
2007年12月15日 第2戦 2歳未勝利(牝馬限定) 中山ダ1800m(3着/6番人気)
2007年11月17日 デビュー戦 2歳新馬(牝馬限定) 東京芝1400m (7着/9番人気)