レンベルガー(クリンゲルベルガーの13) 第6戦


キャロットクラブ出資愛馬第26号は、母で愛馬だったクリンゲルベルガーへの愛着からのみ購入した1頭。はっきり言って走る走らないは完全度外視。初の母馬優先権行使のはずが、第一次募集では満口にならず事実上意味なし(笑)。

母は500万クラスで一杯一杯だった馬だし、本馬が未勝利クラスを脱出できるかどうかも微妙。未勝利引退だったとしてもいいのだ。牡馬で募集金額1200万円は母をも凌ぐ超安価な値付けなのだから。

この馬がもしかなり走っても、それは私の馬見ではない。ただ、牧場見学ツアーでは関係者から”かなり良い馬”と評価が高かったと聞く。まずは1つくらいは勝って欲しい。

父はなんとも微妙なアンライバルド。厩舎はグリューヴァインの牧田和弥厩舎で、ここは私の評価は高い。


初戦はパドックで前の馬が暴れるのに驚いて転倒し、ハラハラさせたが無事完走。臆病のようでレースでも心配したが、教育上手の藤岡佑介騎手は馬群を経験させ、直線ではそんな性格なので大外にまわし、周囲に他馬のいない楽な状況の中、しっかりと脚を引き出してくれた。

最速上がりを繰り出し直線で4頭交わす。スポニチにて”中京の開幕日に好素材が集結した”と言わしめるレースで13頭立ての5着と上位は悪くない。レンベルガーの走破時計も競馬ブックの良馬場推定タイムよりも稍重馬場で上回るタイム。結果的にハイレベルな一戦だった。後日勝ち馬のシュウジは3連勝で小倉2歳S GVも制する。2着馬レッドカーペットも小倉2歳Sで2番人気に支持され4着。新馬戦の3着馬も8着馬も未勝利戦を勝ち上がっており、なんとも重賞上位級の豪華メンバーの新馬戦だった。

2戦目は1800mに出走。母の距離適性から坂のある阪神のしかも外回りコースである芝1800mはどうかと思われたが、スローペースを10番手から2着に押し上げる強い内容。ただ、メンバーには随分と恵まれ時計も水準タイムよりも随分と遅いものだった。

3戦目は阪神開催の最終週ということで豪華なメンバーが集結。7着だったが、走破時計も良馬場の2戦目よりも稍重の今回の方が1秒2も速く、レンベルガーとしてはしっかりと時計を詰めて頑張っている。相手が強すぎただけ。競馬ブックのスピード指数でも67.5と過去3戦の中ではもっとも評価が高かった。


4戦目はレース前から1頭別格だと思われたピースマインドには6馬身と千切られるも、他の有力馬はしっかりと封じ込めて2着。走破時計も未勝利クラスの勝ち負け水準レベルで、水準級の相手なら勝ち負けは確実。芝2000mでそこまでやれたことも収穫。

しかし、1月5日 京都5R 3歳未勝利 芝2000mに超一流で我が軍団との相性抜群の浜中俊騎手確保で出馬想定されていたものの木曜日の出馬確定表にレンベルガーの名はなく故障が心配された。結局、右後肢の飛節後腫ということで、想像される最悪の事態は回避できたものの、そこから次走まで4か月を要する。

復帰初戦となった前走は2着2回の実績から2番人気に支持されるが力負けで7着と掲示板も外してしまう。徐々に成長を遂げていく他馬に対し、ほとんど成長の見られないレンベルガー。厳しいが、持っている素質だけでまずはなんとか1つ勝って欲しい。


前走後、優先権はないものの中距離なら入れるところもあると言うことで在厩で調整されています。

5月14日 京都4R 3歳未勝利 芝1800mに小崎綾也騎手で出走!!

フルゲート18頭のところに想定数は17頭。レンベルガーは優先出走権がなく、節もないが想定では出走可能。信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジで有り難い。結局18頭で確定。

鞍上は減量1キロの小崎綾也騎手を確保し追い切りにも騎乗。


6着/2番人気。

直線で切れ負けをしての6着。全体的にたいしたことのないメンバーに対し力負け。成長している他馬に対し抵抗出来なくなりつつある。しかし、それでも18頭立ての6着と力上位は間違いないし、なんとか相手関係や展開に恵まれてでも勝ち上がって欲しい。


レース回顧と時計の分析、レース後の小崎綾也騎手と牧田和弥調教師のコメントを掲載。

(2016年5月25日完結)

2016年5月13日立ち上げ

●前走後、在厩で調整され、出られるレースに出る予定

 我らが愛馬レンベルガーの出走した新馬戦はスポニチにて”中京の開幕日に好素材が集結した”と言わしめるレースでその勝ち馬シュウジは3連勝で小倉2歳S GVも制し、2着馬レッドカーペットも小倉2歳Sで2番人気に支持され4着。新馬戦の3着馬も8着馬も未勝利戦を勝ち上がっており、なんとも重賞上位級の豪華メンバーの新馬戦でした。

 続く2戦目は新馬戦の内容から1800mに出走しました。母クリンゲルベルガーの距離適性から坂のある阪神のしかも外回りコースである芝1800mはどうかと思われましたが、スローペースを10番手から2着に押し上げる強い内容を披露。

 3戦目は中1週で同じコースに出走。阪神開催の最終週ということで豪華なメンバーが集結し、7着でしたが、走破時計は良馬場の前々走よりも稍重の前走の方が1秒2も速く、レンベルガーとしてはしっかりと時計を詰めて頑張っています。相手が強すぎただけです。競馬ブックのスピード指数でも67.5と過去3戦の中ではもっとも評価が高くなっています。悲観する7着ではありません。

 ただ、水準以上の強い相手にはこうして差があることが明白になりましたし、クラシック云々という馬ではなく、堅実にコツコツと2、3勝を目指す馬だと実感しました。

 4戦目はレース前から1頭別格だと思われたピースマインドには6馬身と千切られるものの、他の有力馬はしっかりと封じ込めて2着。走破時計も未勝利クラスの勝ち負け水準レベルですし、水準級の相手なら勝ち負けは確実です。芝2000mでそこまでやれたことも大きな収穫でした。

 しかし、1月5日 京都5R 3歳未勝利 芝2000mに超一流で我が軍団との相性抜群の浜中俊騎手確保で出馬想定されていたものの木曜日の出馬確定表にレンベルガーの名はなく故障が心配されます。結局、右後肢の飛節後腫ということで、想像される最悪の事態は回避できたものの、そこから次走まで4か月を要してしまいます。

 復帰初戦となった前走は2着2回の実績から2番人気に支持されますが力負けで7着と掲示板も外してしまいます。徐々に成長を遂げていく他馬に対し、ほとんど成長の見られないレンベルガー。現状厳しいと言わざるを得ないですが、持っている素質だけでまずはなんとか1つ勝って欲しいです。


 前走後、優先権はないものの中距離なら入れるところもあると言うことで在厩で調整されています。

●追い切り情報(5月13日作成)

前走前 4月27日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 54.3
3F 39.7
2F 25.8
1F 13.3
レッツイットラン(古馬500万下)馬なりを1.7秒追走0.2秒遅れ



5月11日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
小崎綾也
4F 55.5
3F 41.2
2F 26.8
1F 13.4
 5月11日、本番で騎乗する小崎綾也騎手に感触を確かめていただきました。馬格のない馬の中1週ですからこの程度で十分と思います。さらに中1週で節もありませんし、除外される可能性もそれなりの確率であります。
 競馬ブックでは”動き軽快”、デイリー馬三郎では”気配上々B”とそれぞれ高い評価をいただいております。
 以下は同日(5月11日)更新されましたレンベルガーの近況報告です。
「先週一杯は無理をせず状態の把握に努めてきましたが、特に疲れた様子も見せていませんし、今週の競馬から考えていくつもりで、京都の1800m戦に小崎騎手を配して今朝追い切りに乗ってもらいました。中1週になるので馬なり程度ですが、いい感触を掴んでくれたようですし、一度使ったことで気負いが抜けてくれれば変わり身を見せてくれると思います」(牧田師)「今朝追い切りに乗せていただきました。常歩などはまだ頼りないなと感じたのですが、速いキャンターに行くとしっかりした動きをしてくれますし、フォームもいいですね。行きたがるようなことはありませんが、スムーズにスピードに乗っていきたいタイプなので、折り合いには気をつけたいと思います」(小崎騎手)14日の京都競馬(3歳未勝利・芝1800m)に小崎騎手で出走を予定しています。
 ということで、5月14日 京都4R 3歳未勝利 芝1800mに小崎綾也騎手で出走予定ということです。優先権も節も空いてないレンベルガーですが、出馬想定表的には出走出来そうですし、信頼できるクラブ公式HPでも”出走可能A”のジャッジです。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。内容的にはこれで良いと思いますが、追い切り評という意味では、この動き1本でこれ以上の評価はつけられません。それでも長期休養明けを1度使われて前走以上に走ってくれると思っていますし勝って欲しいですね。

●気になる出馬想定表(5月14日 京都4R)

出馬想定表 5月14日 京都4R 500万下 芝1800m フルゲート18頭 想定数17頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アスターシャトル  5/01 未勝利 京都芝2000 14 17 16
イサチルエスペーロ  4/27 交流 笠松ダ1400 10
ヴォージュ デュプレシス・マーク  4/23 未勝利 京都芝1800 11
シルバーゲイル  2/20 未勝利 京都ダ1800 11 12 10
スズカウルトラ 幸英明  4/23 未勝利 京都芝1800 13 10
ゼーリムニル  2/21 未勝利 小倉ダ1700 12
ディバインブレス 義英真  3/26 未勝利 中京ダ1200 15 10
ナムラランボー  2/20 未勝利 京都ダ1800 10 10
ナリノクインビー  5/01 未勝利 京都芝2000
ピッツィカート 松若風馬 12/20 未勝利 阪神芝1800
マサノメモリアル  3/26 未勝利 中京芝2000 13 14 10
マジックダイオウ 和田竜二  4/30 未勝利 京都芝2200 12 13 12 11 16
メイショウティグレ  5/01 未勝利 新潟芝1800 11 10
モノトーンボーイ 荻野極  2/13 未勝利 小倉芝1800 14 11 13 12
ユキノロード  4/09 未勝利 阪神芝2000
ランドストーリア  4/23 未勝利 京都ダ1900 14 12
レンベルガー 小崎綾也  5/01 未勝利 新潟芝1800 B+

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在17頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPでは”出走可能A”のジャッジです。

●出馬確定表

出馬確定表 5月14日 京都4R 500万下 芝1800m 出走数18頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
イサチルエスペーロ 国分優作  4/27 交流 笠松ダ1400 10
ヴォージュ デュプレシス・マーク  4/23 未勝利 京都芝1800 11
クリノヴェルサイユ 川島信二  4/30 未勝利 京都芝1800 14
シルバーゲイル 池添謙一  2/20 未勝利 京都ダ1800 11 12 10
スズカウルトラ 幸英明  4/23 未勝利 京都芝1800 13 10
ディバインブレス 義英真  3/26 未勝利 中京ダ1200 15 10
ナリノクインビー 四位洋文  5/01 未勝利 京都芝2000
ニホンピロリープ 酒井学  2/06 未勝利 京都ダ1800 12 15
ネフェルティティ 岩田康誠  2/20 未勝利 京都ダ1800 11
ピッツィカート 松若風馬 12/20 未勝利 阪神芝1800
マサノメモリアル 小牧太  3/26 未勝利 中京芝2000 13 14 10
メイショウティグレ 松山弘平  5/01 未勝利 新潟芝1800 11 10
メイショウルルド 城戸義政  4/30 未勝利 京都芝1400 14 18 15 13
メメニシコリ 古川吉洋  4/23 未勝利 京都ダ1900 14 13
モノトーンボーイ 荻野極  2/13 未勝利 小倉芝1800 14 11 13 12
ランドストーリア 高倉稜  4/23 未勝利 京都ダ1900 14 12
レッドヴァローレ 坂井瑠星  3/13 新馬 阪神ダ1800 16
レンベルガー 小崎綾也  5/01 未勝利 新潟芝1800 B+

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

想定表からは前走2着と強敵そうに感じたユキノロードが消えてくれました。

●京都芝1800mコース解説

 フルゲートは18頭。春季開催(重賞除く)は16頭。スタート地点は2コーナー奥のポケット。
 向正面の直線を目一杯使って行われる特殊なコースで、3コーナーまでの距離は約900mもある。
 新潟芝外回りコースの形態に近く、前半のペースは比較的ゆったり進む。先行馬が揃うと縦長の隊列になりやすい。
 コーナーが2つでホームストレッチの直線も長いので、当然時計が出やすい。ローカル競馬場の芝1800mとは、まったく別の適性が求められる。ロングスパートの適応力が必要で、1800m以上こなせるスタミナが欲しい。きさらぎ賞は、皐月賞や日本ダービーに直結する重要なレースとなっている。
 枠順の有利・不利はない。
 脚質的には、先行〜差しの好走が最も多い。しかし、3〜4コーナーの下り坂を上手にこなし、終いに切れる脚が使えるかが最大のポイント。追い込み馬もかなり活躍できる。
 逃げ馬は前半ペースを落としたいが、溜め逃げすると結局瞬発力勝負になってしまうので、思い切って後続を離した方がペースを幻惑でき、チャンスが出てくる。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント ロングスパートの適応力
種牡馬ベスト ディープインパクト、キングカメハメハ、マンハッタンカフェ
連対騎手ベスト 川田将雅、岩田康誠、和田竜二、浜中俊、福永祐一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分49秒9 1分49秒7
2歳未勝利 1分49秒2 1分49秒5 1分49秒0 1分51秒4
2歳500万 1分48秒8
2歳オープン 1分48秒0 1分49秒1
3歳新馬 1分50秒6 1分49秒9 1分52秒2
3歳未勝利 1分48秒9 1分48秒1 1分50秒3 1分52秒1
3歳500万 1分48秒2 1分50秒1
古馬500万 1分47秒4 1分48秒6
古馬1000万 1分47秒5 1分48秒8 1分49秒9 1分50秒3
古馬1600万 1分46秒9 1分48秒2 1分49秒0 1分48秒6
古馬オープン 1分46秒9 1分48秒2 1分48秒9 1分49秒1

●騎手は小崎綾也騎手 ほっさん評価「C」

 今回のレンベルガーの鞍上は小崎綾也騎手です。

 私が愛馬を現在2頭管理していただいている西村真幸厩舎ご用達の騎手で、先月、先々月と愛馬に騎乗していただきました。概ね人気通りの成績でしたが、今回のレンベルガーは前走は7着でしたが元々現級2着2回と実績は上の馬ですし人気にはなるでしょう。当然人気通りかそれ以上の結果を期待したいですね。


 デビュー時は同期の松若風馬騎手と共に将来を背負って立つ素晴らしい逸材が出てきたと思いましたが、度重なる故障での離脱で勝ち数は伸びませんし技術も格段の進化は遂げていません。しかし、元々センスのある期待のできる騎手だと私は思っておりますし愛馬プリュムに乗っていただいた時は満足のいく騎乗ばかりでした。ただ、昨今は徐々に目立たない存在になりつつあり、今年愛馬に2度騎乗していただいた際は無難な人気通りの騎乗という印象でした。それでも同期の松若風馬騎手と並び将来の期待が大きい若手騎手です。


 2016年5月13日現在、JRA通算65勝、勝率6.9パーセント、連対率13.7パーセントとなかなかのもの。重賞未勝利。昨年(2015年)は14勝、勝率6.1パーセント、連対率15.3パーセント。本年(2016年)はここまで13勝、勝率6.2パーセント、連対率9.1パーセント。


 小崎 綾也(こざき りょうや)は1995年5月13日生まれの21歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター村山明厩舎に所属する3年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、障害競走への騎乗経験は現在の所ない。父はJRAの小崎憲調教師。

 2014年2月に競馬学校を卒業し騎手免許を取得。3月にデビューする予定だったが、免許交付を間近に控えた2月19日、調教中に馬が暴れて頭部が顔面を直撃、眼底骨折の診断で入院しデビューが遅れた。4月19日に村山明厩舎所属騎手としてデビューした。同期には松若風馬、義英真、石川裕紀人、木幡初也、井上敏樹ら新人5人と2度目の騎手免許交付となった柴田未崎がいる。同日、父の管理するケルンフォーティー(11番人気)でJRA初勝利を挙げた。


 2014年デビューの新人騎手6人の2016年5月13日終了時点での騎乗成績は以下のとおりです。

松若風馬  127勝
石川裕紀人  73勝
小崎綾也   65勝
義英真    39勝
井上敏樹  34勝
木幡初也  23勝

 ということで、デビューは最も評判の高かった松若風馬騎手と甲乙付けがたい存在だったものの度重なる怪我で勝ち星は遠く及ばないものになりました。

 ほっさん愛馬での成績 (7戦1勝)

 2014年10月12日 プリュム      500万下         京都ダ1400m 5着/8番人気
 2014年11月 2日 プリュム      500万下         福島ダ1150m 2着/4番人気
 2014年11月16日 プリュム      500万下         福島ダ1150m 1着2番人気
 2014年12月 7日 プリュム      鳴海特別 1000万下 中京ダ1200m 6着/10番人気
 2015年 3月14日 プリュム      恵那特別 1000万下 中京ダ1200m 10着/8番人気
 2016年 3月12日 グルーヴィタイム 3歳未勝利        阪神芝1400m 12着/6番人気
 2016年 4月 9日 サンフレイム   500万下         阪神ダ1200m 8着/11番人気

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ピッツィカートは久々だが、以前より攻めで動いているぐらい。走れる状態と判断。この相手なら力上位は明らか。メイショウティグレは中1週続きだが、今週がいい動き。ヴォージュ、ナリノクインビーと続く。」


短評は「小波乱」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
クリノヴェルサイユ
レンベルガー
ナリノクインビー △△
ビッツィカート
ネフェルティティ
スズカウルトラ △△
ヴォージュ △△
メイショウティグレ △△
ランドストーリア
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ビッツィカート 2.6
レンベルガー 5.2
メイショウティグレ 5.6
ヴォージュ 5.7
ナリノクインビー 12.5
スズカウルトラ 19.2
ネフェルティティ 22.6
クリノヴェルサイユ 24.1
マサノメモリアル 25.9
以下32倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
レンベルガー 69 68 69 62
ピッツィカート 78 68 65 78
メイショウティグレ 67 67 59 66
ヴォージュ 67 67
ナリノクインビー 66 56 66 61
スズカウルトラ 70 41 54 70


デイリー馬三郎

本紙の見解

「ワンターンの芝千八だが、瞬発力を生かしたいタイプが見当たらない。多頭数のフルゲートでこの顔触れなら、位置取りがポイントになる。好位から運んだ前走がしぶとかった◎メイショウティグレが連軸には最適だ。力はある○が逆転候補。〈吉田〉」

◎ メイショウティグレ
○ ピッツィカート
▲ レンベルガー
× ヴォージュ
☆ イサチルエスペーロ
△ クリノヴェルサイユ
△ ナリノクインビー
△ スズカウルトラ



レンベルガーは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、〇(対抗) 2記者、▲(3番手評価) 5記者、×(4番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 1記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

レンベルガー(7着)

 「ちょっと道中で力んで走ってしまいました。その分、最後の伸び脚につながりませんでした。」(加藤祥太騎手・競馬ブック)

 「久々の影響なのか道中は少し力んでしまい、ずっとハミを噛んで走っていました。最後も来てはいるのですが、その分だけ伸びを欠いてしまった感じです。ペースもあまり流れていませんでしたが、僕がもっとうまく折り合いをつけて走らせることができていれば、もう少し上の順位を狙うことができたと思います。申し訳ありません」(加藤祥太騎手・キャロットクラブ公式HP)
 「中団から。道中は前に馬を置いたが、抑えるのに苦労していた。直線は脚を使っていたが、ラスト1ハロン付近で前が狭くなって内側へ立て直すロスがあり、伸びきれなかった。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

レンベルガー

 「直線で少し窮屈になったし緩い馬場も合わなかったね。中1週で変わり身を。」(牧田和弥調教師・デイリー馬三郎)

 「行きたがったし、馬場も影響して伸び切れませんでしたね。状態は変わりなくきているので、良馬場なら違うと思います。」(牧田和弥調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 レンベルガーは前走7着も現級2着2回の実績馬。1度使われて好走をと言いたいところですが、京都は未知数ですし、前走が多少のロスがあったとは言えたいしたことのないと思われたメンバーにも屈し7着。正直あんまり自信はないですねぇ。

これ以降は2016年5月17日に作成

●パドック

 レンベルガーの馬体重は前走プラス4キロの422キロ。僅かとは言え増えていることは好印象です。

 パドックでは前を歩くイサチルエスペーロが大暴れをし、緒戦のパドックで怯えて転倒した悪夢が蘇りますが、今回はそんなに影響はなかったようです。

 馬体はしっかりと出来ており、歩様や踏み込みもしっかりとしていて毛づやも良く、落ち着いていましたしかなりやってくれそうに感じました。

●レース 

 レンベルガーのスタートはまずまずで仕掛けて前を取りに行きます。18頭と多頭数ですしあまり後ろからですと外々を回らなければならなかったり、直線で進路がなかったりと不利になる場合が多いですから、前目につけるのは常道です。

 結局先頭集団の7頭から1馬身ほど離れた8番手を追走。レンベルガーは他馬を怖がるので、周囲に他馬を置かず良いポジションだと思いました。

 道中は折り合いがしっかりとつき手応えも良く、これはついに未勝利脱出かと期待は高まります。

 4角では中位から直線へ。前がたくさんいましたので進路は大丈夫かと心配されますが、しっかりと大きく進路が開き、あとは伸びるだけ。

 しかし、大外の一番人気のピッツィカートの伸び脚が良いのに対しレンベルガーはジリジリと伸びるだけ。この時点ですでにレンベルガーの勝ちはなくなります。

 その後、バテてはいないもののジリジリとしか伸びずに2番手集団(前は5頭)の先頭にようやく躍り出たところがゴール。結局6着でした。

●時計の評価

 今回のレンベルガーの走破時計は1分49秒0良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分47秒6、勝ち馬の走破時計が1分48秒2でした。

 平均よりも遅い流れで前3頭が上位に残る展開でしたが勝ち馬2頭(1着同着)は共に後ろから脚を伸ばしています。レンベルガーは伸び負けての6着でした。頭を上げるシーンがあったとは言え力不足感は否めません。それでも18頭立ての6着ですからやはり能力上位であることは間違いないのですが・・・。

●レース後の騎手・調教師のコメント

レンベルガー(6着)

 「抑えは利いているんですが、行きたがる感じはありましたね。坂の下りでスピードは乗り、直線も伸びそうでしたが、道中行きたがっている分でしょうか・・・。」(小崎綾也騎手・競馬ブック)

 「前半、ペースが緩んだところでちょっと行きたがってしまいました。とはいえ、折り合いを欠く中でも抑えは利いていて脚は溜まっていましたし、下りでスピードに乗っていけたのですが、3コーナー過ぎでちょっと窮屈だったせいか頭を上げてしまったんです。最後はその分伸び切れませんでした。スムーズな競馬を心がけていたのですが、いい結果を出せず申し訳ありません」(小崎綾也騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「好位の後ろにつけて、レース運びは悪くなかったのですが、ちょっと頭を上げるようなところもあって最後は伸び切れませんでした。間隔を詰めて使っても馬体は増えていましたし、状態は良くなっていると思えただけに優先出走権を確保できなかったのは悔やまれます。出馬状況にもよりますが、短期で放牧に出すことも考えていきます」(牧田和弥調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

レンベルガー(6着)

 「スタートから促していって、好位のグループの少し後ろから。4角ではスズカウルトラのすぐ後ろへつけていたが、直線はいざ追われて伸びずバテず。流れ込みの格好だった。もっとやれるはずだが・・・。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 出走奨励金が1着賞金500万円の7パーセントで35万円。特別出走手当が39.7万円。合計64.7万円。1口で割りますと1350円程度になると思われます。

これ以降は2016年5月25日に作成

●今後の展望

 歯がゆいですねぇ。この時期の未勝利戦のメンバーで全体的にそう強くはありませんし、そんな中で上位とはいえ勝ち負けに全く絡めずの6着。未勝利の身分ですし、とにかく勝たなければ意味がないですからねぇ。勝てないことはないでしょうが、相手関係や展開に恵まれないと厳しいですね。いずれチャンスが来た時に確実にモノにしたいですね。

●最後に

 現級2着2回の実績馬ですし、休養を経てパワーアップを期待していたのですが、パワーアップどころか成長している他馬との差を見せつけられているような気がして危機感を感じます。

 だんだんと未勝利戦の終了時期まで時間がなくなってきました。もう6戦していますから優先権なしでのスーパー未勝利戦にも出走できませんし焦りますねぇ。

 ここからは更にメンバーーが軽くなっていくと思われますし、とにかくしっかりと掲示板を確保し、次走を有利に進めて行きたいですね。前走の7着や今回の6着ではいけません。最低でも5着。

 レース後、優先権を逃したこともありノーザンファームしがらきへ放牧に出されてしまいましたが、馬が元気なら早く戻して1回でも多く走らせて欲しいですね。そうすればいずれメンバーなど大チャンスの時が来ると思います。

 頑張れレンベルガー!!とにもかくにも勝ち上がってくれッ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2016年5月13日立ち上げ 17日、25日加筆
レンベルガーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2016年 5月 1日 第5戦 3歳未勝利 新潟芝1800m (7着/2番人気

2015年12月13日 第4戦 2歳未勝利 中京芝2000m (2着/5番人気)

2015年10月 3日 第3戦 2歳未勝利 阪神芝1800m (7着/5番人気)

2015年 9月19日 第2戦 2歳未勝利 阪神芝1800m (2着/4番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2015年 7月 4日 デビュー戦 2歳新馬 中京芝1400m (5着/7番人気) ルクソール様撮影現地写真多数掲載

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