我らが愛馬レンベルガーの出走した新馬戦はスポニチにて”中京の開幕日に好素材が集結した”と言わしめるレースでその勝ち馬シュウジは3連勝で小倉2歳S GVも制し、2着馬レッドカーペットも小倉2歳Sで2番人気に支持され4着。新馬戦の3着馬も8着馬も次走でアッサリ未勝利戦を勝ち上がっており、なんとも重賞上位級の豪華メンバーの新馬戦でした。
続く前走の2戦目は新馬戦の内容から1800mに出走しました。母クリンゲルベルガーの距離適性から坂のある阪神のしかも外回りコースである芝1800mはどうかと思われましたが、スローペースを10番手から2着に押し上げる強い内容を披露。
母同様早期に勝ち上がれそうで有り難いですね。今回はきっちりと勝ち上がりたいものです。しかも芝の中距離を走れるのなら暮れの朝日杯や皐月賞もと欲が出てしまいます(笑)。
以下は9月23日に更新されましたクラブ公式HPレンペルガーの近況報告は次の通りです。
「返し馬から雰囲気が良かったですし、あとは距離延長にうまく対応してくれれば楽しみだと思っていたのですが、ゆっくりとしたスタートで後方から脚を溜めて、最後はいい伸び脚を見せてくれました。小柄ですが、久々を叩いた上積みもあるでしょうし、次走も引き続き期待したいところですね。今朝も元気に坂路を駆け上がってくれており、レース後は特に疲れた様子も見せていません。今のところは中1週で競馬に使っていく予定です」(牧田師)10月3日の阪神競馬(2歳未勝利・芝1800m)に出走を予定しています。
ということで、前走後、特に疲れた様子も見せておらず、在厩で調整されており、次走は中1週で10月3日 阪神3R 2歳未勝利 芝1800mを予定されています。
もう少し間隔を空けて調整されるかと思っていましたが、2着と実績を残した阪神の同じコースはこの週までしかありませんから、ここで確勝を期すということですね。もう勝ち馬はこのクラスにいないわけですし、次は順番ですね。
前走前 9月16日 栗東坂路 良馬場 強めに追う
1回
藤岡康太
4F 54.8
3F 39.9
2F 25.6
1F 12.5
9月30日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.8
3F 41.0
2F 26.5
1F 13.0
9月30日、馬なりでサッと流す程度の追い切りですが、小柄な馬の中1週ですし、これだけやれれば十分でしょう。15−15よりも速いところを乗られているだけ状態は良いと思います。また、終いまでしっかりと伸びていて好感触です。
私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。そりゃ馬格があればここでも一杯に追いたいですが、馬格がないので手控え。調教重視の私としては多少物足りなさを感じるので「A」評価ではありませんが、厳しく見ているだけで、勝ち負けには十分絡める良い出来だと思います。期待しています。
デイリー馬三郎では”状態良好B”と高い評価をいただいております。
以下は同日(9月30日)更新されましたクラブ公式HPレンベルガーの近況更新です。
「この中間、乗り出してからも特に問題なく疲れが出るようなことはありませんし、予定どおり今週の競馬を使うつもりで今朝坂路で時計を出しました。中1週と間隔も詰まるのでまったくの馬なりですが、非常に余裕のある手応えで使った上積みは感じられますし、馬体も維持できていますよ。道中折り合えれば確実に終いは伸びてくれるタイプ。そのあたりは、ジョッキーも前走で分かってくれているでしょうし、引き続き同条件で楽しみです」(牧田師)10月3日の阪神競馬(2歳未勝利・芝1800m)に藤岡康騎手で出走を予定しています。
牧田和弥先生は”非常に余裕のある手応えで上積みは感じられる”ということで、かなり期待出来そうですね。頭数は多くなりそうですが、今回決めたいですね。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エフハリスト | 小牧太 | 7/11 新馬 | 中京芝1600 | 8 | 8 | ||||||
キングジャスパー | 8/22 新馬 | 新潟芝2000 | 12 | 8 | |||||||
グランサーブル | 9/13 未勝利 | 阪神芝1600 | 8 | 10 | 11 | ||||||
ジュンヴァルカン | クリストフ・ルメール | 7/19 新馬 | 中京芝2000 | 4 | 1 | ||||||
優 | タイセイサミット | 川田将雅 | 9/19 新馬 | 阪神芝1400 | 2 | 2 | |||||
テトラコード | 義英真 | 9/27 未勝利 | 阪神芝1600 | 16 | 15 | 6 | |||||
優 | ノガロ | ミルコ・デムーロ | 9/12 新馬 | 阪神芝1600 | 4 | 3 | |||||
ビービーブレスユー | 中井裕二 | 9/20 新馬 | 阪神芝1800 | 7 | 8 | ||||||
優 | フレグラントブレス | 戸崎圭太 | 9/05 未勝利 | 小倉芝1800 | 4 | 3 | 5 | ||||
優 | ポケットチャーリー | 和田竜二 | 9/05 未勝利 | 小倉芝1800 | 5 | 13 | 6 | ||||
マコトクラダリング | 8/22 未勝利 | 札幌芝1800 | 4 | 3 | 4 | ||||||
メイショウジーター | 池添謙一 | 9/05 新馬 | 札幌芝1500 | 7 | 4 | ||||||
モウカッテル | 福永祐一 | 8/22 新馬 | 新潟芝2000 | 9 | 3 | ||||||
優 | レンベルガー | 藤岡康太 | 9/19 未勝利 | 阪神芝1800 | 2 | 4 | 5 | B+ | |||
優 | ロジクライ | 浜中俊 | 9/12 新馬 | 阪神芝1600 | 3 | 4 |
表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート18頭のところに現在15頭出馬想定されています。
レンベルガーは優先出走権がありますし、出走は確実です。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エフハリスト | 小牧太 | 7/11 新馬 | 中京芝1600 | 8 | 8 | ||||||
グランサーブル | 鮫島克駿 | 9/13 未勝利 | 阪神芝1600 | 8 | 10 | 11 | |||||
ジュンヴァルカン | クリストフ・ルメール | 7/19 新馬 | 中京芝2000 | 4 | 1 | ||||||
優 | タイセイサミット | 川田将雅 | 9/19 新馬 | 阪神芝1400 | 2 | 2 | |||||
優 | ノガロ | ミルコ・デムーロ | 9/12 新馬 | 阪神芝1600 | 4 | 3 | |||||
ビービーブレスユー | 中井裕二 | 9/20 新馬 | 阪神芝1800 | 7 | 8 | ||||||
優 | フレグラントブレス | 戸崎圭太 | 9/05 未勝利 | 小倉芝1800 | 4 | 3 | 5 | ||||
優 | ポケットチャーリー | 和田竜二 | 9/05 未勝利 | 小倉芝1800 | 5 | 13 | 6 | ||||
メイショウジーター | 池添謙一 | 9/05 新馬 | 札幌芝1500 | 7 | 4 | ||||||
モウカッテル | 福永祐一 | 8/22 新馬 | 新潟芝2000 | 9 | 3 | ||||||
優 | レンベルガー | 藤岡康太 | 9/19 未勝利 | 阪神芝1800 | 2 | 4 | 5 | B+ | |||
優 | ロジクライ | 浜中俊 | 9/12 新馬 | 阪神芝1600 | 3 | 4 |
表中 騎手の太字は乗り替わり
フルゲートは18頭。春季開催(重賞競走を除く)時はフルゲート16頭。改装後に新設された条件。外回りのコースを使用。芝1600mのスタート地点からそのまま200mバックしたところがスタート。2コーナー出口付近のポケットからの発走で、内回りの芝1400mと同じ位置。外回りコースはマイル戦でもスローペースになりやすいのだから、当然ながら1800mはそれ以上。古馬のオープンクラスでも前半は流れが緩くなり、確実に上がり3ハロン、4ハロンの方が速くなる。決め手に自信があるタイプの馬でも、前がなかなか止まらないので直線一気では間に合わない。先行力の方が大事で、雪崩れ込みをイメージできる馬の方がいい。
有利な枠順 中枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 枠順、脚質 種牡馬ベスト ディープインパクト、ダイワメジャー、キングカメハメハ 連対騎手ベスト ミルコ・デムーロ、福永祐一、川田将雅、武豊、岩田康誠 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分48秒8 2歳未勝利 1分48秒0 2歳500万 2歳オープン 3歳新馬 3歳未勝利 3歳500万 古馬500万 1分48秒2 古馬1000万 1分47秒4 古馬1600万 古馬オープン 1分46秒9
今回もレンベルガーの鞍上は藤岡康太騎手です。前走は距離不安で4番人気だったレンベルガーを2着まで持って来てくださいました。
その前回は直前の藤岡康太騎手の好調さを書きました。もう1度ご覧ください。
藤岡康太騎手は先週僅か6鞍でしたが、
12日 土曜日
7番人気 4着
7番人気 3着
13日 日曜日
12番人気 18着
11番人気 1着
10番人気 1着
7番人気 9着
と絶好調でした。しかも勝った2鞍はメインと準メインです。
その流れから来た19日も絶好調で
1R 2番人気 1着
2R 4番人気 1着
3R 4番人気 2着 レンベルガー
でした。当日1Rも2Rも藤岡康太騎手が勝っていて、調子が良さそうでしたので、現地で俄然期待は高まりました。その期待通り3連勝とは行きませんでしたが2着と大満足の騎乗ぶりでした。(そこから20鞍は3着にも入れていませんが・・・汗)
昨年はディアデラマドレに騎乗して重賞を3つ勝ち、存在感を見せましたし、騎乗技術も年々磨きがかかっています。
以前は、愛馬マデイラの1000万クラス戦に2度騎乗していただきましたが2着と6着。その後川田将雅騎手で1000万クラスを勝ち、浜中俊騎手で1600万クラスを勝ったことからもやはり馬の力を出し切れていないという評価でしたし、愛馬プリュムの時も1000万クラスでも3着4着と実績馬の降級戦で、1番人気に支持されますが、11着と上手くコントロールすることができませんでした。ただ、悪い時ばかりではなく5番人気のステップシチーを2着に持ってきていただいたり、9番人気のチャーミングシチーを2着に持ってきていただいたりと、私が事前の追い切りが良く、走ると思った時にはきちんと結果を残してくれる騎手です。
昨年辺りから急激に力をつけていますし、そりゃ、超一流と比べてまだ頼りない面もありますが、期待出来る良い騎手だと思います。
特に2011年1月のジョーカプチーノでのシルクロードステークス GVが印象的で、圧倒的1番人気に支持された逃げ馬である同馬が逃げ切れずに後方になったがジタバタせずに腹を括って直線勝負に賭け、32秒6の素晴らしい末脚を繰り出して圧勝。こういった思い切った騎乗も大変評価できます。
2015年10月2日現在、JRA通算330勝、GT1勝(2009年 NHKマイルカップ ジョーカプチーノ)、重賞13勝。勝率6.7パーセント、連対率13.4パーセントと若干低いが、少しずつその数字は上昇している。
昨年(2014年)は51勝。勝率7.6パーセント、連対率14.1パーセントと生涯成績を上回る活躍。本年(2015年)はここまで46勝、勝率7.7パーセント、連対率16.5パーセントと通算成績を上回る活躍。
藤岡 康太(ふじおか こうた)は1988年12月19日生まれ26歳、日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニングセンターに所属している9年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持したが、障害免許は一度も騎乗することなく返上している。現在はフリー。
父は栗東所属の調教師の藤岡健一、兄の藤岡佑介もJRA所属の騎手。趣味は音楽鑑賞。座右の銘は「向上心」。
2004年、4月にJRA競馬学校騎手課程23期生として入学。同期には浜中俊、宮崎北斗、丸田恭介らがいる。
2007年、2月に競馬学校を卒業し騎手免許取得。卒業式後の祝賀会では「元気いっぱいで賞」を受賞。
3月3日の中京第1競走でヤマニンプロローグに騎乗して勝利し、史上42人目のJRA初騎乗初勝利を挙げた。同馬は、かつて兄の佑介が騎乗していたが2着が最高だった。また、この日の騎乗回数8回は1996年の福永祐一、1997年の武幸四郎と並ぶデビュー日最多騎乗回数タイ記録となっている。
11月25日に中京第9競走のレース中に最後の直線走路で急に内側に斜行し他馬の走行を妨害したために1位入線から7着に降着となり12月1日から9日までの開催日4日間、騎手免許取得以来初の騎乗停止となった。
初年度は24勝で同期の中では最も勝ち鞍を挙げている(2位は浜中俊の20勝)。
2008年、4月27日福島第3競走でゴールデンストームに騎乗しレース中の2周目4コーナーで前の馬に触れて馬が転倒して落馬した。その後の診察の結果、右鎖骨骨折、右肩挫傷、右肘挫傷、左肋骨挫傷、腹部挫傷と診断され、騎手免許取得以来初の落馬骨折を経験した。しかし、年間37勝を挙げた。
2009年、ファルコンステークスをジョーカプチーノに騎乗して制し、重賞競走初勝利を挙げた。さらに同馬で5月10日のNHKマイルカップを制し、GT競走初勝利を挙げた(10番人気)。20歳4か月22日でのGT勝利はグレード制導入後では10番目のスピード記録。なお、兄・佑介よりも早いGT制覇となった。
8月8日、オーストラリアのフレミントン競馬場にて行われた「アジアヤングガンズチャレンジ」に日本代表として出場し、35ポイントを獲得して優勝した。
2010年、2月7日の中京第9競走でJRA通算100勝を達成。
3月26日の早朝に胸の痛みを訴え、救急車で病院に搬送される。肺気腫(後の報道では自然気胸)と診断され、この週の騎乗予定をすべて取り止めて以後休養に入り、3月31日に手術。4月10日にいったん復帰したが、4月21日に再手術することになり、4月11日以降、再び休養に入る。5月25日から調教に参加し、6月5日に復帰した。復帰後の6月にマーメイドS GVを勝っている。
2011年9月18日に持病の自然気胸が再発したため騎乗を取り止め、10月23日から11月29日まで治療のため静養していた。
2013年2月27日フリーに転身。
2015年3月22日、第2回中京4日目2Rで、8番ティーポイズンに騎乗し1着となりJRA通算300勝を達成した。
「センスや技術はひと息。レースの流れにうまく乗れないケースが目立ち、追いは腕を前に投げる感じで馬に力が伝わっていない。考えて騎乗しているので時にハマる。折り合いをつけようと丁寧に乗っている点はポイントが高く、レース展開を読んでソツなく適度なポジションにつけてくる。揉まれてタイトな競馬になると弱くて、内をこじ開ける勝ち方はあまり見られない。2011年はジョーカプチーノとシルクフォーチュンで追い込んで重賞を勝った。2010年8月29日の阿蘇S(小倉)では力のあるインパルコの鞍が回ってきた。単勝170円の支持を受けながらズブい同馬を動かし切れずに3着に敗れている。父である藤岡健一厩舎では兄の佑介と半々で任されている。全キャリアで2着と3着が多い。記者の取材に丁寧に答えてくれるのでコメントの信頼性は高い。」(2012年上半期・佐藤祐樹元地方競馬騎手)
ほっさん愛馬での成績 (15戦0勝)
2007年 3月11日 ダンシングシチー 3歳未勝利 中京芝1800m 15着/13番人気
2007年10月14日 ステップシチー 500万下 京都芝2400m 2着/5番人気
2008年 7月26日 グレイスシチー 3歳未勝利 小倉ダ1000m 9着/4番人気
2008年 8月16日 グレイスシチー 3歳未勝利 小倉ダ1000m 6着/7番人気
2010年 3月14日 チャーミングシチー 500万下 中京ダ1700m 2着/9番人気
2011年 3月 6日 クリンゲルベルガー 500万下 小倉ダ1000m 7着/10番人気
2012年 2月18日 マデイラ 500万下 京都芝1600m 12着/6番人気
2012年 5月27日 フランベルジェ 3歳500万下 京都芝1600m 12着/11番人気
2013年 7月28日 プリュム 500万下 小倉ダ1700m 11着/1番人気
2013年11月 3日 ジェットブラック 2歳新馬 京都芝1800m 6着/2番人気
2014年 1月26日 マデイラ 北大路特別 1000万下 京都芝2000m 2着/5番人気
2014年 2月 9日 マデイラ 壇之浦特別 1000万下 小倉芝2000m 6着/3番人気
2014年 8月 3日 ジェットブラック 3歳未勝利 札幌ダ1700m 8着/4番人気
2015年 2月14日 クラージュシチー あすなろ賞 3歳500万下 小倉芝2000m 2着/1番人気
2015年 9月19日 レンベルガー 2歳未勝利 阪神芝1800m 2着/4番人気
愛馬チャーミングシチーと藤岡康太騎手。2010年3月14日。9番人気2着。
競馬ブック
見解
「ロジクライの初戦はハイレベル。太目で3着なら上等だろう。この中間、稽古では行きっぷりが一変。叩いた効果はかなり大きいと見る。ノガロは同じレースでロスがありながら4着。逆転も十分。ジュンヴァルカンも有力。」
短評は「主力対等」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU ノガロ ○ ◎ ○ △△ レンベルガー △ △ △ △ ポケットチャーリー 穴 タイセイサミット △ ○ △△ ○ フレグラントブレス △△ △ △ ▲ ジュンヴァルカン ▲ ▲ ▲ ロジクライ ◎ △△ ◎ ◎ ビービーブレスユー 穴
あとは無印
予想オッズ
以下29倍以上省略
馬名 予想オッズ ジュンヴァルカン 4.0 ロジクライ 4.1 ノガロ 4.3 タイセイサミット 4.8 レンベルガー 7.2 フレグラントブレス 9.7 モウカッテル 17.9 エフハリスト 24.8 ポケットチャーリー 28.4
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 レンベルガー 65 61 65 ジュンヴァルカン 64 64 ロジクライ 69 69 ノガロ 68 68 タイセイサミット 67 67 フレグラントブレス 67 67 63
デイリー馬三郎
本紙の見解
「好発を決めて好位を立ち回った◎ロジクライだが、ギアチェンジに手間取って甘さを露呈。とはいえ、体に余裕があったのも事実。中間の調整が意欲的で今週の坂路が好調教。2走目の上積みと先行力に期待。脚力のある○が次位。〈吉田〉」
◎ ロジクライ
○ ジュンヴァルカン
▲ タイセイサミット
× ノガロ
☆ レンベルガー
△ モウカッテル
△ フレグラントブレス
レンベルガーは全13記者中 ◎(本命)印 2記者、〇(対抗) 1記者、▲(3番手評価) 1記者、×(4番手評価) 3記者、☆(5番手評価) 5記者、△(6番手以下評価) 1記者
レンベルガー(2着)
「スタートがもうひとつだったし、外回りでもありリズムを崩さないように運びました。折り合いもついて、狭いところからでも脚を使ってくれましたね。距離は1800メートルでも問題ありません。」(藤岡康太騎手・競馬ブック)
「一度実戦を経験したあとですが、テンションが上がるようなこともなく、いい雰囲気でレースに臨めました。道中はもう1列前で進められればベストでしたが、スタートがもうひとつだったので、外回りコースということも考えて無理にポジションを取りに行かずじっくり構えました。直線は狭いところも怯まずしっかり割っていい脚を使ってくれましたし、この距離もまったく問題ありません。折り合いもスムーズでしたし、とても乗りやすい馬です」(藤岡康太騎手・キャロットクラブ公式HP)
「スタート後、前に入られて動くに動けないところはあったようだけれど、じっくり進めて終いあれだけしっかりと脚を使ってくれましたし、収穫はあったレースでした。数字以上に大きく見せますし、直線では馬群に怯まずなかなかいい根性もありますね。このあとは馬体に問題なければこのまま使っていくつもりです」(牧田和弥調教師・キャロットクラブ公式HP)
「スカッとした仕上がり。スタートで出遅れて後方から。3〜4角では内を突いてコーナーワークで距離を稼ぎ、ここでの手応えは十分。直線のテイケイレーヴの通ったあとを追うようによく伸びてくる。距離が延びて良さが出た。」(競馬ブック)
レンベルガー
「じっくりと運べば、ラストはいい脚を使える。馬体減りもなく好調をキープ。」(牧田和弥調教師・デイリー馬三郎)
「前走もいい脚を使ってくれました。馬体減りなくいい状態を維持しているので、展開次第。」(牧田和弥調教師・競馬ブック)
レンベルガーは前走2着で同じコース。中1週で強行軍ですが、次週からは京都開催ですし、優先権がありますから、好走したコースで再戦するのは常道でその判断は有り難いことです。
前走が2着で勝ち馬はもうこのクラスにいないわけですから、当然次は順番と言いたいところですが、前走はメンバーや時計など全体的にレベルが低く今回も前走同様4番人気辺りでしょうか。
それでもスローペースを直線だけで9頭交わした脚は見応えがありましたし、馬群を割って伸びてきたことも私は評価は高いですね。そして前走は出遅れも響いてポジション取りが悪くなりました。今回はもう少し前に位置することができれば届くのではないかと期待しております。
勝って欲しいですが、今回の方が断然メンバーが強く馬券圏内に入ってくれれば万歳です。
前走はちょうど休日だったために現地応援に行った私ですが、今回は仕事で行けません。時期的に有給休暇を取れたのですが、次の3連休で旅行に行く段取りで有給休暇を複数取得しているために今回は自粛しました。
メンバーは強化され厳しいですが、勝って欲しいですね。
レンベルガーの馬体重は前走プラス6キロの424キロ。中1週での出走でプラス体重というのは有り難いですね。小柄なので、やや太目くらいに感じました。
牧田和弥先生がおっしゃるように馬体はピカピカでしたし、気合い乗りも良く、気配も良かったですね。めちゃめちゃ走りそうな感じなんですけどねぇ。
スタートすると、はっきりとレンベルガー1頭だけが出遅れたのがわかります。競馬ブックでも1馬身不利との判定です。
内枠でしたし、少しでも前につけたいところで、藤岡康太騎手は押っつけて前に進めます。レンベルガー以外の内枠の馬のスタートが良く、ほとんどの内枠の馬が先行しましたので、レンベルガーはスルスルと内から上手く前目につけます。
結局7番手の最内を追走。この位置から前走の末脚を繰り出せば勝ち負けと思って見ていました。道中はラチ沿いを距離ロスなく走り、4角も前走同様内からスペースが空くのを待ちます。しかし、上手く空かずにもたつき、空いた時には脚色劣勢でした。
最初にポジションを取るために脚を使ったことと、一番良いときに追い出せなかったこと、そして全体のレベルが高く時計が速すぎたことが7着の敗因と考えます。また、前走2着時は時計が超スローでスタミナ不安のあるレンベルガーでも2着とスタミナが切れませんでしたが、今回は距離の壁も感じました。最後は完全に止まってしまいましたから。
今回のレンベルガーの走破時計は1分48秒9稍重馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分49秒0、重不良馬場で1分50秒8でした。勝ち馬の時計は1分47秒9でした。
全体的に時計が速く、やはりかなり豪華なメンバーが揃った一戦だったと言えます。レンベルガー自身は前走が同じコースで1分50秒1良馬場でしたから、1秒以上時計を縮めており優秀です。相手が違い過ぎたと言ってあげるべきでしょう。競馬ブックの良馬場での推定勝ちタイムを上回っているわけですからそれで勝てないのは相手を褒めるしかありません。とはいえ、これよりも上の着の馬が6頭もいることからも、やはりレンベルガーにはクラシック云々は荷が重く、堅実に2、3勝目指す感じが良いですね。
レンベルガー(7着)
「前走が後ろからの競馬になったので、もう少し前で運びたいと考えていました。ゲートの駐立はだいぶ良かったのですが、出てからは行き脚がもうひとつ。ジワジワ出していったのですが、結果的にはその分終いが甘くなった感じです。スッとスタートから流れに乗れないのはまだトモに緩さがあるからでしょうし、現状は多少後ろのポジションでもリズム重視で運んだ方がいいかもしれません」(藤岡康太騎手・キャロットクラブ公式HP)
「馬体はピカピカでしたし、いい状態でレースに臨めたのですが、思ったほど最後の伸びがありませんでした。今日はちょっと時計も速かったので、そのあたりまだ厳しかったのかもしれません。詰めて使った後なので、この後については馬体をよくチェックして考えます」(牧田和弥調教師・キャロットクラブ公式HP)
レンベルガー(7着)
「スタートで出遅れたが、内枠を利してリカバー。中位のインへつけられたが、向正面では力みがあった。直線はポケットチャーリーの内で残り1ハロンから伸びを欠く。」(競馬ブック)
出走奨励金が1着賞金500万円の5パーセントで25万円。特別出走手当が39.9万円。合計64.9万円。1口で割りますと1300円程度になると思われます。
前走の2着よりも今回の7着の方が相手関係、走破時計共評価されるでしょう。7着でしたが、決して悲観するような内容ではなかったです。1戦毎に走りが良くなっていますし、次に期待ですね。平坦の京都かやはりもう少し距離が短い方がより力を発揮できると思いました。
初戦は後の小倉2歳Sの優勝馬や4着馬が居るという好メンバーの中、最速上がりを繰り出し5着。
2戦目は弱面の中、スローペースにもかかわらず、やはり最速上がりを繰り出し2着。
3戦目の今回はメンバーの層が厚すぎることは事前に承知しておりましたが、そんな中でも勝ってくれないかなという期待がありました。結果は出遅れて最後の1ハロンで伸びず7着。このメンバーで上位ならオープンや重賞でもと思いましたが、相手が強いとこの程度のようです。そりゃ、キャロットクラブとしては破格の牡馬で募集価格1200万円の馬。そんな程度でしょうが、前走2着の時よりも時計を1秒以上詰めていますし、走るごとに進化していますので、私はここまで満足しています。
また、最後の失速の原因はやはり距離だと思います。母クリンゲルベルガーが走っていた距離を考えてもマイルくらいならともかく、1800mというのは長い気がします。今回の止まり方から見てもやはり距離でしょう。もっとも、同じ距離でもローカルの1800mならまた話は別だと思いますが。しかし、こうやっていろいろと試せる間に、レンベルガーの適正が分かってきますし、価値ある一戦だったと思います。早期に始動できるとこういうところでも非常に有利ですよね。いずれダートも試せますし。もっとも、私は芝で底が見えない間は芝で走らせて欲しいと思いますが。
前走2着で少し夢を見てしまったクラシックはまず無理という現実にさらされましたが、それでも購入時は母への愛着だけで深く考えずに購入した馬ですし、こうやって毎回未勝利戦とはいえ上位に来て、それなりの賞金を稼いでくれるのは嬉しいですね。
とにかく、まずは1つ勝って、あとは気長に出番が来るのを待つ感じで十分です。未勝利戦も今は層が厚いですが、年が明けたり、春のクラシックが過ぎれば強い馬は勝ち抜けていくのでメンバーが軽くなります。それまでに勝ち上がれる馬だとは思いますが、今これだけやれて、競馬も覚えてきているのは今後の収穫です。次走を楽しみにしています。
頑張れレンベルガー!!私が口取りに納まるのを待つ為に今回は失速したのだと勝手にプラスに考えてるぞ。次は京都ならできるだけ口取り権を持って行きたいぞ!!
2015年 9月19日 第2戦 2歳未勝利 阪神芝1800m (2着/4番人気) 写真多数付現地観戦レポート
2015年 7月 4日 デビュー戦 2歳新馬 中京芝1400m (5着/7番人気) ルクソール様撮影現地写真多数掲載