愛馬プリムローズシチー 第6戦

3月16日中山1R3歳未勝利ダ1200m牝馬限定戦は、

15着/14番人気。

人気もあちら、お金もあちら。

あら?居たの?状態。

レース回顧と時計の分析を掲載。

いいのだ、この馬は叩き良化型なのだから。

(3月17日完結)

2007年11月7日作成

●腰などの治療のため放牧に出ていましたが帰厩しました!

 11月7日、クラブHPにて、愛馬プリムローズシチーの帰厩が発表されました。前走から2カ月。またもうしばらくすれば、愛馬プリムローズシチーの勇姿が見れるのかと思うとワクワクします。

 プリムローズシチーは前走5戦目にして、追い切りで格上馬に先着したり、スピードを生かしてハナに立ったりと違う一面を見せてくれました。最後は5戦目の疲れからか失速し、8着となりましたが、追い切りやレース内容は今までの中で1番良かったと私は考えます。初めて着用したブリンカーも良かったと思いますし、この内容で溜まっていた疲労が取れた今なら、かなりのレースぶりを見せてくれるのではないでしょうか。

 世間的には、この馬は勝ち上がるのは無理だろうと思われているようですが、私はだんだん良化していくレース振りから、すぐには勝てなくても、確率は低くても、未勝利脱出はゼロパーセントではないと思っております。また、代替馬でこれで最後と言われていますし、なんとしても勝ち上がって欲しいというのが正直な気持ちです。

 気になる放牧後の追い切りや次走の情報は入り次第ご報告いたします。成長が見られれば嬉しいのですが。

これ以降11月21日に作成

●次走予定は12月1日の中山競馬

 友駿ホースクラブHPによれば次走予定は12月1日の中山競馬ということで、いよいよ中山デビューです。おそらく12月1日中山3R2歳未勝利芝1200m混合戦だと思われますが、2Rに牝馬限定のダート1200mがあるので、意外とそちらに回るかも知れません。先行力を生かせば、ダートでもいい走りができると思います。

●平井雄二調教師は嬉しいコメントを出しています

 友駿ホースクラブHPより

11月14日「もう少し幼さが解消されれば良いと思われますが、前走時より集中力はついていると思います。」

11月20日「先週はハロン15-15秒ほどで調整しています。まだ動きはひと息でしたが、休養前より馬体は成長しだいぶ良化しています。」


 レース中追走に手一杯だった愛馬プリムローズちゃんですが、前走はブリンカー効果でハナを奪いレースを作りました。そして更に師のおっしゃるとおり、集中力がついていて、休養前より馬体が成長し、だいぶ良化しているのであれば、これは、かなりいいレースをしてくれるのではないでしょうか。

 追い切りも前走前は、初めて格上馬に先着するなど、徐々に動きが良くなっていましたし、私ほっさんは、かなり期待しています。

 ちょうど来年から5着以内に優先出走権が与えられるので、コンスタントにそこに入れるようになって欲しいですね。

これ以降12月16日に作成

●また放牧へ

 愛馬プリムローズシチーは12月7日に放牧に出されました。私ほっさんが、この情報を知ったのは、がんばれシチー軍団HPにそのことを書き込んだ12月10日です。(皆さん、見てくださってました?)

 ところが、困ったのは友駿ホースクラブで、12月11日の時点では「12月22日以降の中山競馬 トレセンで・・・。」になっていました。とにかく、情報が遅い。または、きちんと処理できていない。

 しかも、あろうことか、後日密かに書き直してあり、新たに更新した日付は出さずに、何事もなかったのかのごとくになっています。

 関東のコメントは稚拙だとか、遅いとかよく耳にしますが、中心であるべきクラブが、個人サイトより情報が遅かったり、がんばれシチー軍団の掲示板より情報量が少ないのは、とにかく寂しい限りです。いまさらですが、もっと熱意を持って運営して欲しいものです。

これ以降2月8日に作成

●2月8日に帰厩したことが報告されました!

 今日(2月8日)、クラブのHPのプリムローズシチーのところが更新されており、友駿ホースクラブの更新予定日以外の突然の愛馬の更新は大抵よくないこと(故障や引退)が多いので、少しドキドキしながらクリックしたら、本日帰厩したとの嬉しい知らせ!!

 これから入念に乗り込んでいくとのことで、どのくらい時計を詰められるのか楽しみにしています。

 また何か情報が入り次第ご報告いたします。たぶん次は追い切り情報でしょうね。

これ以降3月3日に作成

●次走は3月8日中山1R3歳未勝利ダ1200m牝馬限定戦を予定!

 クラブHPによると、我らが愛馬プリムローズシチーの次走は3月8日中山1R3歳未勝利ダ1200m牝馬限定戦のようです。

 私ほっさんは、前走の内容からも、てっきり3月9日のダ1800m牝馬限定戦に出走するものとばかり思っていました。ただ、クラブHPの出走予定はあてにならないので、水曜日の出馬想定表が出るまでわかりません。

 初ダートですが、前走見せた先行力があれば、むしろダートの方が成績が安定するでしょう。成長に期待します。


 3月8日に中山競馬場で騎乗予定の主な騎手

 松岡正海、横山典弘、武士沢友治、勝浦正樹、佐藤哲三、内田博幸、江田照男、吉田豊、藤田伸二、後藤浩輝、北村宏司、柴田善臣、田中勝春、吉田隼人、蛯名正義、大野拓弥、村田一誠、田中博康、柄崎将寿 各騎手


 私は勝浦正樹騎手を希望しますが、おそらく佐藤聖也騎手でしょう。いや、佐藤聖也騎手は中京かな?

●中山ダ1200mコース解説

 向正面2コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて3コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
 芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に7〜8枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
 ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。3〜4コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。
有利な枠順 外枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント テンのダッシュ力、枠順
種牡馬ベスト サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング
連対騎手ベスト ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分13秒7 1分13秒6 1分13秒0 1分12秒6
2歳未勝利 1分13秒6 1分13秒3 1分12秒5 1分13秒0
2歳500万 1分12秒2 1分12秒4 1分12秒4
3歳新馬 1分13秒9 1分13秒2 1分13秒2 1分12秒9
3歳未出走 1分13秒5 1分12秒8 1分13秒3 1分12秒9
3歳未勝利 1分13秒5 1分13秒1 1分12秒7 1分12秒8
3歳500万 1分12秒5 1分12秒2 1分11秒8 1分12秒2
古馬500万 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒0 1分12秒1
古馬1000万 1分11秒8 1分11秒4 1分11秒1 1分11秒1
古馬1600万 1分10秒9 1分11秒0 1分10秒7 1分10秒0
古馬オープン 1分10秒6 1分10秒0 1分09秒1

これ以降3月12日に更新

●追い切り情報(3月12日更新)

前走前 9月5日 函館W稍 馬ナリ

5F 68.8
4F 53.8
3F 40.7
1F 13.3

外エアシャムス(古馬500万)馬ナリと5F併せで併入



11月21日 美浦南W良 馬ナリ

佐藤聖也
4F 57.1
3F 42.2
1F 13.5


2月14日 美浦南W良 馬ナリ

助手
4F 58.1
3F 42.7
1F 13.7


2月20日 美浦南D 良 強め

鈴来直人
5F 69.3
4F 54.0
3F 39.7
1F 12.9
内グッドアズゴールド(3歳未勝利 前走新馬戦12着)G強めと5F併せで0秒2遅れ
外エミネムシチー(3歳未勝利 前走未勝利戦3着)直一杯と5F併せで0秒6先着


2月27日 美浦ポリトラック 良 ゴール前一杯

助手
4F 55.2
3F 40.6
1F 11.9
外グッドアズゴールド(3歳未勝利 前走新馬戦12着)強めと4F併せで併入


3月5日 美浦ポリトラック 良 一杯

助手
5F 67.4
4F 51.8
3F 38.5
1F 12.1
外バイタリティ(3歳500万)馬ナリに5Fで0秒4先行4F併せで併入


3月12日 美浦南D 良 一杯

助手
5F 69.7
4F 54.3
3F 40.0
1F 13.0
内エミネムシチー(3歳未勝利)一杯と5F併せで併入



 3月5日、最終追い切りの予定でしたが、動きが悪く、競馬ブックでは滅多に出ない「↓」評価でした。斜め下降線でもなく、とにかく全くダメの評価。デイリー馬三郎でも最低の「D」評価。私ほっさんとしては、「C」評価ですが、いずれにしても、以前の動きからしても、まだ本調子でないことははっきりとわかります。これは当然予定していた今週の出走はないでしょう。

 3月12日、追い切りの動かないエミネムシチーと併せられました。前回は千切ったのですが、今回は併入ということで、やはり調子は良くないようです。追い切り時計も平凡以下ですし、叩いてからの勝負でしょうか。

 私の追い切り評価は「C」です。

●予定どおり、3月16日の中山1R 3歳未勝利 ダ1200m 牝馬限定戦に出走想定されています

 当初の予定どおり、3月16日 中山1R 3歳未勝利 ダ1200m 牝馬限定戦に出走想定されています。出走想定数は26頭ですが、我らが愛馬プリムローズシチーは出走優先順位6位ですので、出走は確実でしょう。

 あとは、気になるのが、だれが騎乗してくれるかですが、16日に中山競馬場で騎乗予定の主な騎手は以下の通りです。

 柴田善臣北村宏司、津村明秀、幸英明、後藤浩輝内田博幸、吉田隼人、横山典弘武豊、酒井学、松岡正海吉田豊江田照男、柴山雄一、蛯名正義、三浦皇成、田中博康、田中勝春、木幡初広、武士沢友治、小林淳一、岩部純二、勝浦正樹 各騎手

 個人的に乗って欲しい騎手を太字にしちゃいました。優先出走順位がかなり上位ですので、それなりの騎手が乗ってくれると思いますが、私は勝浦正樹騎手でいいと思います。しかし、順当に前走の佐藤聖也騎手かな?

●気になる出馬想定表

出馬想定表 3月16日 中山1R 3歳未勝利 ダ1200m 牝馬限定戦 全26頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アポロフラメンコ 津村明秀  2/24 未勝利 東京ダ1400
アルコプラータ 中舘英二  2/24 未勝利 東京ダ1400 13 10
ウォーネックレス 左海誠  1/05 未勝利 中山ダ1200 15
エイトシード 南田雅昭  2/16 未勝利 東京ダ1400 13 12
キャスタスペルミー 田中勝春  2/11 未勝利 東京ダ1400 10
グランディブルー 左海誠  3/02 未勝利 中山ダ1200 12 14 12 10
サウスアミューズ 小林淳一 12/15 未勝利 中山ダ1800 12
サマーグロリアス 津村明秀  1/05 未勝利 中山ダ1200 11 12 11 10
サマーミッドナイト 福永祐一  2/23 未勝利 京都ダ1400 11 13
シャンドルール 蛯名正義  2/24 新馬 東京芝1800 13 10
スピリットアイズ 池添謙一  2/24 新馬 京都ダ1200
スピルードダム 田辺裕信  2/16 新馬 東京ダ1300 11 13
ソソノ 御神本訓史  2/24 未勝利 東京ダ1400 11 12
チョコサンデー 松岡正海  2/16 未勝利 東京芝1400 11
デルマカペラ 大庭和弥  2/24 未勝利 東京ダ1400 16 14 16 10
ノボディオン 石橋脩  2/23 新馬 東京ダ1600 12
ハイデフィニション 大野拓弥  3/02 未勝利 中山ダ1200
パピヨンレディ 土谷智  2/04 新馬 東京ダ1400 10 10
ブリーズ 宮崎北斗  2/17 未勝利 東京ダ1300 10 13 10
プリムローズシチー 佐藤聖也  9/09 未勝利 札幌芝1800
プリンセスマロン 田中勝春  2/24 未勝利 東京ダ1400 15 13
マイヴィーナス 吉田豊  1/13 未勝利 中山ダ1200 16
マリアージュ 柴田善臣  2/17 未勝利 東京ダ1300 14
マルターズアディラ 後藤浩輝  2/16 新馬 東京ダ1300
ラグーナベルデ 武士沢友治  3/02 未勝利 中山ダ1200 15
ラヴマリッジ 未出走

表の左端の数字は優先出走順位。

第1優先 4節以内の前走5着以内 4頭
第2優先 初出走            1頭
第3優先 出走期間の空いている馬

 優先出走権を持っている馬で断トツハイデフィニションが強そうですが、この馬実はライムライトシチーが優勝したときにも出走していたんですよね。

 今回もシチー軍団の伏兵に交わされないでしょうか。


 しかし、優先出走権を持っている馬以外はけっこうな弱面です。一気に掲示板といいたいところですが、いかにもプリムローズの追い切りの動きが悪すぎて、強気になれなくなりました。

これ以降は3月13日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 3月16日中山1R 3歳未勝利 ダ1200m 牝馬限定 全16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アポロフラメンコ 松岡正海  2/24 未勝利 東京ダ1400
アミューズチェリー 蛯名正義 11/25 未勝利 東京ダ1400 15 10 B−
ウォーネックレス 内田博幸  1/05 未勝利 中山ダ1200 15
カシノリボン 吉田隼人 未出走 A−
キャスタスペルミー 幸英明  2/11 未勝利 東京ダ1400 10 B−
サウスアミューズ 小林淳一 12/15 未勝利 中山ダ1800 12 B−
シロッポ 大庭和弥 10/14 未勝利 東京芝1400 12 11 15
スピルードダム 後藤浩輝  2/16 新馬 東京ダ1300 11 13
チョコサンデー 北村宏司  2/16 未勝利 東京芝1400 11 B−
ハイデフィニション 大野拓弥  3/02 未勝利 中山ダ1200 B+
ブリーズ 江田照男  2/17 未勝利 東京ダ1300 10 13 10
プリムローズシチー 鈴来直人  9/09 未勝利 札幌芝1800
マイヴィーナス 吉田豊  1/13 未勝利 中山ダ1200 16 B−
マリアージュ 柴田善臣  2/17 未勝利 東京ダ1300 14 B−
ラグーナベルデ 武士沢友治  3/02 未勝利 中山ダ1200 15
ラヴマリッジ 横山典弘 未出走

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

●各馬の追い切り評価

馬名 追い切り日 コースと
馬場状態
強さ 騎乗者 追い切り時計 評価
アポロフラメンコ 3月12日 美浦ポリ良 一杯 柴田未崎 5F69.4−12.9
アミューズチェリー 3月12日 美浦坂路良 一杯 助手 51.2−13.1 B−
ウォーネックレス 3月12日 美浦南W良 馬ナリ 助手 5F68.1−13.4
カシノリボン 3月12日 美浦ポリ良 一杯 助手 5F65.0−12.3 A−
キャスタスペルミー 3月12日 美浦坂路良 強め 助手 53.7−12.5 B−
サウスアミューズ 3月12日 美浦南W良 一杯 小林淳一 5F68.0−12.7 B−
シロッポ 3月12日 美浦南W良 強め 助手 5F67.6−13.7
スピルードダム 3月12日 美浦ポリ良 馬ナリ 助手 5F70.0−12.8
チョコサンデー 3月12日 美浦ポリ良 馬ナリ 助手 5F68.7−12.7 B−
ハイデフィニション 3月12日 美浦坂路良 一杯 助手 52.5−12.4 B+
ブリーズ 3月12日 美浦坂路良 一杯 助手 計測不能−12.7
プリムローズシチー 3月12日 美浦南D良 一杯 助手 5F 69.7−13.0
マイヴィーナス 3月12日 美浦坂路良 一杯 南田雅昭 計測不能−12.7 B−
マリアージュ 3月12日 美浦ポリ良 一杯 助手 5F68.6−12.4 B−
ラグーナベルデ 3月13日 美浦南W良 馬ナリ 助手 4F55.0−13.2
ラヴマリッジ 3月12日 美浦ポリ良 馬ナリ 横山典弘 5F71.4−12.9

●ほっさん予想

アポロフラメンコ

 ここ3戦は確実に掲示板を確保し、コツコツと出走している馬主孝行な馬。中山ダ1200mの持ち時計はやや平均勝ちタイムに届かないものの、悪くはない。

 しかし、追い切りの動きはジョッキー追いにもかかわらず重い。この調子なら不要。

アミューズチェリー

 アイオロスシチーでお世話になっている嶋田功調教師の管理馬。鞍上も今回アイオロスシチーと同じ蛯名正義騎手。

 新馬戦は芝の1200mで5着も、後は2戦とも2桁着順。ましてや前走は11月25日と4カ月ぶりの出走。

 追い切りはまあまあ。

ウォーネックレス

 てっきり今をときめくウォーエンブレム産駒かと思いきや、コロナドズクエスト産駒。前走初ダートも勝ち馬から2秒5差の15着。今回果たして?

 追い切りの動きはひどいものですね。これで来るなら内田博幸騎手は今年リーディングを獲得できますね。

カシノリボン

 新馬戦の身分もここに出走。経験馬相手にいきなりからはどうか。

 しかし、追い切りの動きはかなりのレベル。もしかして!?要注意。

キャスタスベルミー

 3着や4着だった時代もあったが、ここ2戦は8着10着と低迷。

 追い切りもまあまあ程度。

サウスアミューズ

 前走はダート苦手の愛馬ギムレットシチーですら3着に入った超低レベルの1戦。その中で8着は全くいただけない。

 追い切りもジョッキー追いなのにそこそこ程度。

シロッポ

 過去4戦7着以上は1度もなしと、どうしようもない成績。

 追い切りでも上がりを要し、無視していい存在。

スピルードダム

 前走新馬戦は勝ち馬から2秒3も離された11着。上積み?鞍上後藤浩輝騎手だけが怖い!?

 追い切りも未勝利下位クラスのもの。

チョコサンデー

 初戦はダートで5着。2戦目となる前走は芝を試すも11着敗退。再びダートに戻って今回はどうか。

 追い切りも悪くないものの、強調材料もない。

ハイデフィニション

 前走は勝ち馬とハナ差。ここ6戦は4回2着と常に勝ち負け。今回は1番人気だろうが、また2着の予感。

 前走前と同様の追い切りの動き。調子は良さそう。

プリムローズシチー

 実に半年ぶりの実戦。休み前の最終戦はブリンカー効果により、追走に一杯一杯だった馬がハナを切るなど、変わり身を見せつつあったが、残念ながら、追い切りの動きを見るに、本調子には遠く及ばない状態。

 この動きでは、とても強気にはなれず、なんとか掲示板を確保したいと願うだけ。

 騎手もだんだん落ちていっているような・・・。

ブリーズ

 ここ2戦はともに10着。追い切りは計測不能でイマイチ良くわからない。

マイヴィーナス

 前走の走破時計は優秀。これも優勝候補。これも追い切りは計測不能で良くわからない。

マリアージュ

 ここ2戦ダート移ってから5着4着と成績は安定。

 追い切りも掲示板ギリギリクラス。

ラヴマリッジ

 まだ新馬戦に出走の権利があるにもかかわらず、未勝利戦に登録してきた馬。鞍上の横山典弘騎手確保といい、相当自信があるのだろう。

 しかし、追い切りの動きはいいとは思えない。経験馬相手に苦戦は必至。

ラグーナベルデ

 前走5着といっても時計は全然ダメ。

 追い切りも軽いの1本と少なすぎ。
なし
なし
なし
なし

これ以降は3月15日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「惑星注意」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡鉄
キャスタスペルミー △△
アポロフラメンコ
ハイデフィニション
ラヴマリッジ
マイヴィーナス △△
ウォーネックレス
マリアージュ △△
ラグーナベルデ
プリムローズシチー
二重△は△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ハイデフィニション 3.1
マイヴィーナス 4.0
アポロフラメンコ 6.2
マリアージュ 8.2
キャスタスペルミー 11.8
中略
サウスアミューズ 50倍以上
プリムローズシチー 50倍以上

ずはり最下位人気予想でしょう。


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
キャスタスペルミー 59 51 59 40
アポロフラメンコ 65 65 55 59
チョコサンデー 53 47 53
ハイデフィニション 74 58 60 69
ラヴマリッジ
アミューズチェリー 54 54 45
スピルードダム 31 31
カシノリボン
サウスアミューズ 49 49 42 32
プリムローズシチー 57 57 48 49
マイヴィーナス 73 53 52 73
シロッポ 59 40 59 47
ブリーズ 49 47 49 38
ウォーネックレス 37 37 16
マリアージュ 64 47 63 64
ラグーナベルデ 53 53


デイリー馬三郎

予想印

◎ ハイデフィニション
○ マイヴィーナス
▲ キャスタスペルミー

以下省略

もちろんプリムローズシチーは無印。


見解

 「ハイデフィニションはダート路線に転じて能力を発揮。首の上げ下げで敗れた前走も、ブリンカー効果は十分の駆けっぷりだった。そろそろ順番だろう。」

●各陣営のコメント

プリムローズシチー

 「北海道のレースは外へ逃げ気味で競馬にならず。リングハミに換えた効果で今は違います。」(平井雄二調教師・デイリー馬三郎)

キャスタスペルミー

 「ここ2戦は案外だが、それ以前の成績が示すように中山千二ならば変わる余地はあるはず。」(戸田博文調教師・デイリー馬三郎)

アポロフラメンコ

 「詰めの甘さは残るけど、引き続きいい出来をキープしているからね。今度も相手次第。」(吉沢助手・デイリー馬三郎)

チョコサンデー

 「芝でもダートでも追ってからの反応がひと息。調教の動きの良さからもう少し走っても。」(小笠倫弘調教師・デイリー馬三郎)

ハイデフィニション

 「最後の最後で差されてしまった。前走は展開のアヤだろう。今度こその気持ちで臨みます。」(高橋裕調教師・デイリー馬三郎)

ラヴマリッジ

 「素直な気性だがまだ全体的に力をつき切っていないかな。使いつつのイメージですね。」(大竹助手・デイリー馬三郎)

アミューズチェリー

 「放牧からリフレッシュして帰ってきて、成長も感じる。久々でも格好はつけてくれるはず。」(木藤助手・デイリー馬三郎)

スピルードダム

 「先行力はそこそこ見せてくれたからね。右回りの方がいいと思うし、もう少し前進を期待。」(浅野洋一郎調教師・デイリー馬三郎)

カシノリボン

 「頭の高い面はあるけど、今週のケイコがいい動きだった。それほど差はないと思うよ。」(蛯名助手・デイリー馬三郎)

サウスアミューズ

 「短期放牧明けも、1週延ばして上々の仕上がり。距離短縮とブリンカー着用で変わり身を。」(土田稔調教師・デイリー馬三郎)

マイヴィーナス

 「前回は内目でもたれて馬群を捌けなかった。まだ口向きの悪さはあるが、力は上位。」(高木登調教師・デイリー馬三郎)

シロッポ

 「小柄な馬なので仕上がりは早い。ダート変わりがどうかだが、変わり身を期待したい。」(高橋義博調教師・デイリー馬三郎)

ブリーズ

 「前回は発馬後に挟まれ、3角でつまずき参考外。落ち着きが出てきており前走以上を期待。」(菊川正達調教師・デイリー馬三郎)

ウォーネツクレス

 「ケイコ通りに動ければ勝ち負けになるはず。落ち着いて走ってもまれ弱さを出さなければ。」(萱野浩二調教師・デイリー馬三郎)

マリアージュ

 「前走後も順調に来ている。馬に落ち着きが出てきたし、うまく展開が向けば面白いよ。」(池上助手・デイリー馬三郎)

ラグーナベルデ

 「最後にいい脚を見せた前走は上々の内容。出来は文句なしだから、前崩れの展開になれば。」(武市康男調教師・デイリー馬三郎)

●レース前夜の結論

 競馬ブックの予想オッズでも最下位予想のように、実際15、16番人気でしょう。長期休養明けですし、今までのレースを見ているとハチャメチャですから。

 しかし、休養前の前走は初ブリンカー効果で果敢にハナを切れましたし、勝ち馬は共同通信杯GV3着の強豪です。2着のダイワジャンヌもすでに勝ち上がりましたし、3着のクリールトルネードも早々に勝ち上がり、あの福寿草特別では、ブラックシェル、キングスエンブレム、そしてファリダットに続く4着と上のクラスでも、それぞれが活躍しています。

 さらに、5着のラッシュストリートも早々に勝ち上がり、前走は500万クラスでも1番人気2着。6着のヒロアンジェロも勝ち上がっています。7着のエリザベススイートは未勝利戦で2着まで上りつめね破れたものの、前走は1番人気に支持されたほどです。

 そして、そのとき破ったナムラハーンは勝ち上がり、前走は沈丁花賞で2着。


 というわけで、前走は着の「8」という数字だけを見ると、平凡ですが、牡馬混合戦で、相手を考えると、まんざらでもない気がします。

 また、平井雄二調教師がおっしゃっているように、今回からリングハミをつけて馬が変わったそうで、リングハミといえば、愛馬ダブルダンスシチーがこれをつけたとたんに、妙な負け癖がなくなって力を発揮できるようになったものです。

 ですから、私は密かに大駆けを期待しています。単勝も買います。しかし、格上馬をアオッた前走ほどの動きには至っておらず、また、長期休養明けになることから、皆さんにお勧めはできません。ダートが合うかもわかりません。

 競馬ブックの予想オッズのように、最下位人気のまま、最下位に沈むかも知れません。世間はそう見ているようです。

 さあ、復帰初戦どのようなレースになるかわかりませんが、次走につながるレースを期待したいですね。

これ以降は3月17日に作成

●レース 

 前走はいいスタートを切った我らが愛馬プリムローズシチーですが、今回はやや出負けします。二の脚もつかずに、後方12番手追走になります。

 ダートの1200mで、しかも非力な3歳未勝利の牝馬限定戦。この時点で掲示板がないのは、だれの目にも明らかです。トホホ。

 ハナは内田博幸騎手騎乗のウォーネックレス、2番手はマイヴィーナス、3番手は1番人気のハイデフィニションという態勢になります。

 前は道中めまぐるしく入れ替わりますが、4角でウォーネックレスが脱落した以外は、完全に行った行った。マイヴィーナスが優勝。2着はまたも詰めが甘いハイデフィニション。3着は4番手追走のキャロットクラブ所属のこのコース得意のキャスタスペルミー。

 プリムローズシチーは、後方追走も前の集団よりも遅い39秒6の上がりで、ハイペースの恩恵を受けて浮上するどころか、逆に後ろに交わされる始末。

 最も、4角は内にだれもいないのに、外に膨れるという、お約束パターン。うーん、追い切りどおりの結果となってしまいました。

●時計の評価

 今回のプリムローズシチーの走破時計1分15秒8稍は過去10年のこのコースのこのクラスの平均勝ちタイムが1分13秒1稍ですから、もはやこの条件(ダートの1200m)は諦めた方が良いと思われます。

 前走がなかなか良かったので、ゆつくり走れるマイルあたりがいいと思いますが・・・。

●レース後の騎手・調教師のコメント

 14番人気15着の馬があるわけないでしょう(涙)。

●専門誌のレース評価

 上に同じ。

 他の馬とは、おそらく対戦することもないでしょうから(時計の評価で申し上げたとおり、この条件は無謀)、他の馬についても省略させていただきます。

●今後の展望

 すでに書きましたが、この中山ダ1200mは無理です。やはり地方の芝に行くべきでしょう。

 ただ、大敗しましたが、もともと今回は長期休養明け初戦でしかも、追い切りも休養前には程遠いレベル。少々能力のある馬でも浮上するのは難しい条件ですから、予想以上に敗れたとはいえ、私はまだまだ諦めてもいませんし、見限ってもいません。

 前走は芝の1800mでそれなりだったわけですから、マイル前後の距離で勝負して欲しいです。ダートがどうかは、まだわかりません。

●最後に

 この馬は、叩き良化型ですし、まだ2、3戦は徐々に良化していくという感じになるでしょう。ただ、あまり悠長にしていると、未勝利戦がなくなってしまうおそれがありますし、芝での出走は登録馬の数から言っても厳しいでしょう。

 とにかく、ダートでもなんでも、もっと使っていって前走くらいのレベルになれば、もっと出番はあるはずです。


 この馬は成績が成績ですし、血統も血統ですので、がんばれシチー軍団のHPでも、あまり書き込む人もいません。いつも、私と大御所の「わいんごるふ」さんが、お互いに期待を述べているだけで、ともすれば、「もっとやれる!」とか、「単勝勝負!」などと、私のように熱くなっているのは、バカだと思われているかも知れませんが、1パーセントでも望みがあれば応援したい。少しでもいいところが見つかればご報告したいと思っています。


 私ほっさんは、この馬も勝ち上がって欲しいと思っています。次走もまた何か情報が入れば第7戦の特集を早速立ち上げたいと思っています。

 次は、びっくりするような(今年はアイオロスもライムライトも昨日のチャレンジシチーも大穴!)レースを見せて欲しいですね。おそらく専門誌の短評は今回と同じく「静観」でしょうが(笑)。

最後までご愛読ありがとうございました。

2007年11月7日作成 21日、2008年2月8日、14日、20日、27日、3月3日、5日、12日、13日、17日加筆

プリムローズシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2007年 9月 9日 第5戦 2歳未勝利 札幌芝1800m (8着/9番人気)

2007年 8月26日 第4戦 2歳未勝利(牝馬限定) 札幌芝1200m (9着/9番人気)

2007年 8月 5日 第3戦 2歳未勝利(混合) 函館芝1200m (7着/9番人気)

2007年 7月22日 第2戦 2歳未勝利(混合) 函館芝1200m (5着/7番人気)

2007年 7月 7日 デビュー戦 2歳新馬 函館芝1200m (9着/9番人気) 

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